JP5923258B2 - 開閉装置 - Google Patents
開閉装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5923258B2 JP5923258B2 JP2011186566A JP2011186566A JP5923258B2 JP 5923258 B2 JP5923258 B2 JP 5923258B2 JP 2011186566 A JP2011186566 A JP 2011186566A JP 2011186566 A JP2011186566 A JP 2011186566A JP 5923258 B2 JP5923258 B2 JP 5923258B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- closing
- winding
- closing body
- window
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
Description
この防災用シャッター装置によれば、災害時等に、開閉体を全閉して炎や煙の蔓延を防ぐことができる上、この全閉状態においても窓部を通して開閉体の向こう側を視認することができる。
また、シート状の開閉体は、その上端部が巻取体の外周に止着されているが、その止着部分が引っ張られて外れてしまうのを防ぐために、全閉状態であっても巻取体に1周以上巻かれた捨巻き部分を有し、この捨巻き部分によって前記止着部分に加わる引張荷重を緩和している。しかし、前記捨巻き部分は、空間を仕切るという開閉体本来の機能を有する部分でないため、極力少なくすることが好ましい。
開閉体を巻取体に巻き取った際に、窓部同士が巻き重なる部分が発生しないので、巻き重なった窓部が密着して剥がれなくなるようなことを防ぐことができ、ひいては、開閉体の閉鎖動作をスムーズに行うことができる。
この形態によれば、開閉体が巻取体に巻かれた際に、窓部が窓部以外の部分に巻き重なって貼り付くのを防ぐことができる。
この形態によれば、捨巻き部が巻取体外周面に対し密着して保持されるため、該捨巻き部の長さを短くしても、巻取体に対する開閉体の接続強度を比較的高く維持することができる。
この形態によれば、凹凸の少ない平坦面状の捨巻き部により、巻取体外周面に対する密着性を効果的に高めることができ、開閉体の巻取体に対する接続強度を高めることができる。
この形態によれば、開閉体が巻取体に巻かれた際に、捨巻き部に開閉体の捨巻き部以外の部分が貼り付くのを防ぐことができる。
この形態によれば、開閉体が巻取体に巻かれた際に、捨巻き部を巻取体外周面に効果的に密着させることができる。すなわち、前記長さが1/4周以下の場合は、捨巻き部の密着による巻取体と開閉体との十分な接続強度を確保しにくい。また、前記長さが1周以上の場合には、捨巻き部同士で巻き重なる部分が発生するため、その巻き重なり部分が剥がれ難く、開閉体の繰出しに支障をきたすおそれがある。
なお、より好ましい形態としては、前記捨巻き部の開閉体開閉方向の長さを、前記巻取体の1/2周以上1周未満の範囲内とし、さらに好ましくは、前記長さを前記巻取体の略1/2周とする。
この形態では、捨巻き部の強度や製造性を向上することができる。
この形態では、開閉体が巻取体に巻かれた際に、窓部が窓部以外の部分に巻き重なって貼り付くのを、効果的に防ぐことができる。
この形態では、開閉体が巻取体に巻かれた際に、窓部が窓部以外の部分に巻き重なって貼り付くのを、効果的に防ぐことができる。
この形態では、開閉体が巻取体に巻かれた際に、窓部が窓部以外の部分に巻き重なって貼り付くのを、効果的に防ぐことができる。
この形態では、開閉体が巻取体に巻かれた際に、窓部が窓部以外の部分に巻き重なって貼り付くのを、効果的に防ぐことができる。
すなわち、この独立した発明の一つは、空間を仕切るようにスライドして閉鎖動作する開閉体と、該開閉体をその開放方向側で巻き取ったり繰り出したりする巻取体とを備え、前記開閉体の一部分に、透明又は透光性の可撓性シート材料からなる窓部を形成した開閉装置において、前記窓部の少なくとも一方の面に凹凸を設ける。
この発明によれば、巻取体に開閉体を巻き取った際に、窓部が一周以上巻き重ねられて密着し剥がれ難くなるようなことや、窓部と開閉体における該窓に巻き重なった部分とが密着し剥がれ難くなるようなことを防ぎ、閉鎖動作をスムーズに行うことができる。
この発明によれば、捨巻き部が巻取体外周面に対し密着して保持されるため、該捨巻き部の長さを短くしても、巻取体に対する開閉体の接続強度を比較的高く維持することができる。
また、本明細書中において「開閉体幅方向」とは、開閉体の開閉方向と略直交する方向であって、上記開閉体の厚さ方向ではない方向を意味する。
また、本明細書中において「開閉体開閉方向」とは、開閉体が空間を仕切ったり開放したりするためにスライドする方向を意味する。
この捨巻き部11の開閉体幅方向の寸法は、巻取体31の軸方向長さと略同程度に設定される。
図示例の寸法(略1/2周)によれば、捨巻き部11と本体シート部12との接続箇所が、捨巻き部11における巻取体31に対する止着箇所(止着具11c)から最大限に離れた位置となり、開閉体10の全閉時において、巻取体31外周の上半部に捨巻き部11が自重によって密着することになり、必要最小限の長さの捨巻き部11により、該捨巻き部11の巻取体31に対する密着性を効果的に高めることができる。
より具体的に説明すれば、この捨巻き部11は、例えば塩化ビニールシート等の可撓性シート材料からなり、巻取体31に巻かれた状態で内周側となる面11aが、本体シート部12の面よりも凹凸の少ない平坦面状に形成されている。
この本体シート部12は、後述する窓部13の上側に位置する部分12aと、窓部13の下側に位置する部分12bとからなり、それぞれの部分は、上記捨巻き部11と略同じ幅に形成されている。
この窓部13の開閉体開閉方向の長さL2は、巻取体31の1周分の外周長さよりも若干短くなるように設定される。
また、窓部13の少なくとも一方の面(図示例によれば両面)には、凹凸が設けられている。この凹凸は、図1及び図2に示す一例によれば、開閉体10の表面と裏面のそれぞれにおいて、開閉体幅方向へ連続する凸部13aと、同開閉体面において前記凸部13aに交差する方向へ連続する凸部13bとを、それぞれ間隔を置いて複数配設してなる略網目模様状に形成されている。
この座板部材14は、例えば、本体シート部12の下端に断面袋状の部分を形成し、この袋状部分に錘体を内在することで構成される。
開閉体10を巻取体31に巻き取って躯体開口部を全開した状態から、防災信号等に応じて、巻取体31が繰出し方向(図2によれば時計方向)へ回転すると、開閉体10は、巻取体31外周面に巻かれた状態から下方へ繰り出されて閉鎖動作する。
この閉鎖動作中、窓部13の開閉体開閉方向の長さL2が、巻取体31の外周長さよりも短く設定されているため、窓部13が巻取体31に1周以上巻かれて重なり合い、その重なり合い部分で密着して剥がれ難くなるようなことがない。
しかも、窓部13の表裏面には、複数の凸部13aからなる凹凸が形成されているため、前記のような重なり合いによる密着以外に、窓部13の内面又は外面が本体シート部12面に密着して剥がれ難くなるようなことや、窓部13の開閉体10上端よりに配置した場合に窓部13の内面が巻取体31外周面に密着して剥がれ難くなるようなこと等を防ぐことができる。
よって、開閉体10の閉鎖動作をスムーズに行うことができる。
その上、捨巻き部11の外周面を、複数の突起11b1からなる凹凸状に形成しているため、捨巻き部11の外周面に巻かれた本体シート部12及び窓部13が、捨巻き部11から剥がれ難くなって、開閉体10の繰出し動作に支障をきたすようなことも防げる。
図3に示す捨巻き部11’は、本体シート部12における開放方向側の部分であって、且つ巻取体31に巻かれた際に内周側となる面に、本体シート部12よりも表面の凹凸が少なく巻取体31外周面に対する密着性の高いシート材を積層すること構成される。
前記シート材は、例えば塩化ビニールシート等の合成樹脂製シートであり、本体シート部12の内周側の面に接着剤を介して固定されたものでもよいし、前記内周側の面に対し溶融接着によって積層されたものであってもよい。
よって、図3に示す構造によれば、開閉体10における捨巻き部11’の生産性及び強度等を向上することができる。
この窓部16によれば、開閉体幅方向へ連続する凸部16aを複数有するため、特に、全閉時において、開閉体10が内外の圧力差によって横断面略弓状に撓むようなことを、開閉体幅方向へ連続する凸部16aによって抑制することができ、ひいては開閉体10による全閉時の閉鎖性を向上することができる。
この窓部17によれば、凸部17aが開閉体開閉方向へ連続して形成されているため、開閉体10を比較的高速で閉鎖した場合でも、窓部17部分に皺や撓みを生じ難く、スムーズな閉鎖動作が可能である。
この窓部18によれば、開閉体10を巻取体31に巻き取って全開した際に、窓部18の凹凸面と、開閉体10における前記凹凸面に重なり合う面との間に、開閉体幅方向及び開閉体開閉方向へ連通する多数の空隙が形成されるため、その巻き重なり部分が密着して剥がれ難くなるようなことを効果的に防ぐことができ、ひいては、開閉体10を閉鎖動作を特にスムーズに行うことができる。
さらに、他例としては、窓部13を開閉体10の開閉方向へ複数設け、開閉方向へ隣り合う二つの窓部13のうち、少なくともその一方の窓部における片面又は両面に、凹凸を設けるようにしてもよい。
12:本体シート部 13,16,17,18:窓部
13a,13b,16a,17a,18a:凸部
20:ガイドレール 31:巻取体
A:開閉装置
Claims (7)
- 空間を仕切るようにスライドして下方へ閉鎖動作する開閉体と、該開閉体をその上方側で巻き取ったり繰り出したりする巻取体とを備え、前記開閉体の一部分に、透明又は透光性の可撓性シート材料からなる窓部を有する開閉装置において、
前記窓部の開閉体開閉方向の長さが、前記巻取体の外周長さよりも短く、
前記窓部の少なくとも一方の面に凹凸が設けられ、
前記開閉体の閉鎖方向端部には前記開閉体の幅方向にわたる座板部材が設けられ、
前記開閉体の上方側の部分には、前記開閉体が前記座板部材をその下方側の対向部位に当接させた全閉状態で、前記巻取体の外周面に接触して巻き残されるように、可撓性シート材料からなる捨巻き部が設けられ、
前記捨巻き部は、少なくとも前記巻取体の外周面に接触する面が、前記開閉体における前記捨巻き部より閉鎖方向側の部分よりも、前記巻取体の外周面に対する密着性が高くなるように凹凸の少ない平坦面状に形成され、
前記捨巻き部は、前記巻取体に巻かれた際に外周側となる面が、その逆側の面よりも凹凸の多い面に形成され、
前記捨巻き部は、前記全閉状態にて、開閉体開閉方向の長さが、前記巻取体外周の1/4周以上1周未満の範囲内であり、前記巻取体の外周の上半部に自重によって密着することを特徴とする開閉装置。 - 前記捨巻き部は、前記全閉状態にて、開閉体開閉方向の長さが、前記巻取体外周の1/2周以上1周未満の範囲内であり、この範囲内における開放方向端部側に挿通される止着具によって前記巻取体に止着されていることを特徴とする請求項1記載の開閉装置。
- 前記捨巻き部は、前記開閉体の開閉方向の略全長にわたる本体シート部における開放方向側の部分と、該部分において前記巻取体に巻かれた際に内周側となる面に積層されたシート材とからかなり、前記シート材は、前記本体シート部よりも巻取体外周面に対する密着性の高い材料によって形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の開閉装置。
- 前記窓部の凹凸は、開閉体面において一方向へ連続する凸部と、同開閉体面において前記凸部に交差する方向へ連続する凸部とを、それぞれ間隔を置いて複数配設してなる略網目模様状に形成されていることを特徴とする請求項1乃至3何れか1項記載の開閉装置。
- 前記窓部の凹凸は、開閉体幅方向へ連続して開閉体面から突出する凸部を、開閉体開閉方向に間隔を置いて複数設けていることを特徴とする請求項1乃至3何れか1項記載の開閉装置。
- 前記窓部の凹凸は、開閉体開閉方向へ連続して開閉体面から突出する凸部を、開閉体幅方向に間隔を置いて複数設けていることを特徴とする請求項1乃至3何れか1項記載の開閉装置。
- 前記窓部の凹凸は、開閉体面から突出する凸部を、開閉体幅方向及び開閉体開閉方向に間隔を置いて複数設けていることを特徴とする請求項1乃至3何れか1項記載の開閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011186566A JP5923258B2 (ja) | 2011-08-29 | 2011-08-29 | 開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011186566A JP5923258B2 (ja) | 2011-08-29 | 2011-08-29 | 開閉装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013047429A JP2013047429A (ja) | 2013-03-07 |
JP5923258B2 true JP5923258B2 (ja) | 2016-05-24 |
Family
ID=48010553
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011186566A Active JP5923258B2 (ja) | 2011-08-29 | 2011-08-29 | 開閉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5923258B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6465647B2 (ja) * | 2014-12-25 | 2019-02-06 | ワールド工業株式会社 | シートシャッター |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0528315Y2 (ja) * | 1987-01-08 | 1993-07-20 | ||
FR2683257A1 (fr) * | 1991-11-05 | 1993-05-07 | Nergeco Sa | Porte de manutention a fonctionnement peu bruyant. |
-
2011
- 2011-08-29 JP JP2011186566A patent/JP5923258B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013047429A (ja) | 2013-03-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9127501B1 (en) | Lead system for a fire and smoke protection device | |
JP2017508086A (ja) | カーテン速度検出デバイスを備えた高速ロールアップドア | |
JP5923258B2 (ja) | 開閉装置 | |
JP6190161B2 (ja) | 開口部の防水装置 | |
JP2017218813A (ja) | 開閉装置 | |
EP2775088B1 (en) | A lateral retention system for roller screens, such as mosquito nets or blinds | |
JP2007113298A (ja) | シートシャッタ | |
JP4851172B2 (ja) | 開閉装置の物体感知構造 | |
JP6009746B2 (ja) | シャッター用ガイドレールの防火構造 | |
JP5823262B2 (ja) | シャッター用ガイドレールの防火構造 | |
JP5676231B2 (ja) | シャッターカーテンの下端部構造 | |
JP4870417B2 (ja) | 開閉装置 | |
JP4987293B2 (ja) | 開閉装置 | |
JP5904787B2 (ja) | シャッター | |
JP2011144585A (ja) | 開閉装置のガイド手段及び樹脂カバー部材 | |
JP2005188149A (ja) | 防火スクリーン装置 | |
JP2007146383A (ja) | 開閉装置 | |
JPH1122348A (ja) | シートシャッター装置 | |
JP6243185B2 (ja) | 日射遮蔽装置 | |
JP5175532B2 (ja) | シャッター装置用開閉体および該開閉体を用いたシャッター装置 | |
JP2011064002A (ja) | 帯電防止性シートシャッタ用接合シート | |
JP5701693B2 (ja) | シートシャッタ用帯電防止性シート | |
JP6808455B2 (ja) | ロール網戸 | |
JP2001336374A (ja) | シャッター装置の巻取軸支持構造 | |
JP4979947B2 (ja) | 開閉装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140820 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150727 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150804 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20151001 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160322 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160418 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5923258 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |