JPH0528315Y2 - - Google Patents

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JPH0528315Y2
JPH0528315Y2 JP117787U JP117787U JPH0528315Y2 JP H0528315 Y2 JPH0528315 Y2 JP H0528315Y2 JP 117787 U JP117787 U JP 117787U JP 117787 U JP117787 U JP 117787U JP H0528315 Y2 JPH0528315 Y2 JP H0528315Y2
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JP
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sheets
sheet
opening
shutter curtain
shutter
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JP117787U
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は建物の間口開口部に取付けるシート
シヤツターに係り、詳しくは複数枚のシート間を
左右方向に開閉自在にするとともに、前記各シー
トを一斉に上下動自在にする巻取式分割シートシ
ヤツターに関するものである。
〔従来の技術〕
従来、車両や人等が出入りする工場、倉庫等の
間口開口部には、高速シヤツター、ハンガード
ア、シートシヤツター等のシヤツターやドアが設
置されており、その中には、上記シヤツターやド
アのわきに人等の出入り専用の扉を別に設けたも
のもある。さらに、センサーや中間停止機能付リ
ミツトスイツチを付加して、出入り物体の大小に
応じて上記シヤツターやドアの開度をその物体が
出入りし得るだけの開度に制御したものがある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来のシヤツターやドアにあつては、出入り物
体の大小に関わらず開口部を全開することになる
ので、室内の適温状態を維持することが難しくエ
ネルギー損失を招くという問題点があつた。
また小扉を設置したり、センサーやリミツトス
イツチを付加したシヤツター等の場合には、開口
部を最小限度に止めることが可能であるが、設備
費が増大するという問題点があつた。
この考案は上記問題点に鑑みなされたもので、
開口部を全開する必要のない人の出入り等の場合
に、シヤツターカーテンのシート間に開閉自在な
開口を形成可能にすることにより、設備費を増大
することなく、しかもエネルギー損失を最小限度
に抑制することが可能な巻取式分割シートシヤツ
ターを提供することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は上記問題点を解決するために、上下
枠体間に横配列状に配設した複数枚のシートから
なるシヤツターカーテンの内、少なくとも1枚を
左右いずれか一方向に、あるいは少なくとも1枚
を左右両方向に付勢する付勢手段を設けて張設
し、前記夫々のシート間を左右方向に開閉自在に
するとともに、前記上枠体を巻取シヤフト側に連
結して前記シヤツターカーテンを一斉に上下動自
在にした巻取式分割シートシヤツターを構成した
ものである。
〔作用〕
この考案の巻取式分割シートシヤツターによれ
ば、複数枚のシートの内少なくとも1枚が左右い
ずれか一方向あるいは左右方向に付勢する付勢手
段で張設されているので、シート間を人が手で付
勢力に抗して左右方向に開放動作すれば、その間
に、換言すればシヤツターカーテンの部分的個所
に、開口が形成されることになる。この開口から
人の出入りを行ない、所用後は手を放せばシート
は、その付勢手段の付勢力で自動的にその開口を
閉鎖可能にするものである。そして複数枚のシー
トからなるシヤツターカーテンは上下枠体間に張
設してあるとともに、上枠体は巻取シヤフトに連
結してあり、巻取シヤフトの正逆回転で、シヤツ
ターカーテンを一斉に上下動自在にするので、間
口開口部を全面開放して、適宜車両や大型荷物の
搬出入が行えることになる。
〔実施例〕
この考案の一実施例を地面に基づいて説明す
る。図面の第1図は巻取式分割シートシヤツター
の概略正面図、第2図は第1図−線断面図、
第3図は第1図−線断面図である。
巻取式分割シートシヤツターAは、天井側で正
逆回転自在に横架軸支した巻取シヤフト1と、上
枠体2及び下枠体3間に張設した2枚のシート
4,5からなるシヤツターカーテンBとで構成し
ている。なお図示はしないが、下枠体3の両端部
には、夫々外方にローラを突設し、間口開口部の
両側壁に付設した図示しないガイドレールに前記
ローラを収嵌させる形態に構成している。また下
枠体3の両端部には、下限位置で作動する図示し
ないロツク手段を設けて、シヤツターカーテンB
が風圧等で持上がらないように固定している。
前記上枠体2及び下枠体3は、夫々2条の溝部
2a,2b,3a,3bを形成した断面視略E字
形に構成している。この両枠体2,3は、その開
口側の側壁を第2図に示すように、夫々対向方向
に90°に折曲成形してある。そして上枠体2は、
巻取シヤフト1の巻胴′周面に、その溝部開口側
を外周方向に向けて埋め込み取付けている。
(この上枠体2は、巻胴1′に後付けすること
なく、アルミ押出成形により巻胴に一体的に形成
してもよい。) 前記2枚のシート4,5は、いずれもポリエス
テルを基布として表面に塩ビコーテイングを施し
たものを用い、その中途高さ位置に窓シート4
a,5aを取付けている。符号4のシートは、間
口開口広さの約2/3の大きさであり、シヤツター
カーテンBの正面視で左側に位置させている。こ
のシート4の上端側及び下端側には、滑動ローラ
6を上下2個づつ取付け、前記両枠体2,3の上
枠体一側溝部2aと下枠体一側溝部3aに収嵌さ
せている。このシート4の縦方向一側端(第1図
では左側端)の上下部は、両枠体2,3の一側端
部に固定したアングル状の取付具7に取付けてい
る。またシート4の他側端(第1図では左側端)
の上下部には、付勢手段である引張バネ8の端部
を掛止するための引掛具9を取付けている。そし
て両枠体2,3の上枠体一側溝部2a及び下枠体
一側溝部3aの夫々他側端部(第1図では右側
端)にも引掛具9′を夫々取付け、両溝部2a,
3a内に位置させた前記引張バネ8の両端部を
夫々掛止し、常にシート4を引掛バネ8の付勢方
向(第1図では右方向)に引張つている。
次に、符号5のシートは、間口開口部の約1/3
の大きさであり、シヤツターカーテンBの正面視
で右側に位置させている。このシート5は第3図
に示すようにシート4同様に、上端側及び下端側
に滑動ローラ6を上下2個づつ取付け、両枠体
2,3の上枠体他側溝部2bと下枠体他側溝部3
bに収嵌させている。シート5の縦方向他側壁
(第3図では右側端)の上下部は、両枠体2,3
の他側端部に固定したアングル状の取付具7に取
付けている。またシート5の一側端(第3図では
左側端)の上下部には、シート4同様に引張バネ
8の端部を掛止するための引掛具9を取付けてい
る。そして両枠体2,3の上枠体他側溝部2b及
び下枠体他側溝部3bの夫々の一側端部(第3図
では左側端)にも、引掛具9′を夫々取付け、両
溝部2b,3b内に位置させた引張バネ8を掛止
し、その付勢方向(第3図では左方向)にシート
5を引張つている。
上記両シート4,5は、その正面視で両シート
間、すなわち隣接側端C同士を重ね合わせ状に配
置し、両シート4,5間からの外気の侵入や室内
空気の流出を極力防止している。なお、上記隣接
側端C同士には、図示はしないがマジツクテープ
あるいはマグネツトを取付け、両シート4,5の
隣接側端C間をシールするのが好適である。
以上のように構成した巻取式分割シートシヤツ
ターAは、人が出入りする際には、両シート4,
5の隣接側端Cを手で左右方向に開放動作するこ
とにより、シート間に開口Dが形成され、この開
口Dから出入りを行うものである。そして人の出
入りの通過後は、両シート4,5の隣接側端Cか
ら手を放すことにより、引張バネ8の付勢力で開
口Dは元の閉鎖状態となる。
また車両の出入りや大型荷物の搬出入の際に
は、巻取シヤフト1の一方向の回転で、この巻取
シヤフト1側に取付けた上枠体2が巻上げられる
ので、シヤツターカーテンBが一斉に上動して、
間口開口部を全開可能にするものである。この際
両シート4,5は夫々の方向に引つ張られて配設
さているので、その巻上げで両シート4,5が重
なることや、ねじれることがない。また巻取シヤ
フト1は他方向に回転することで、シヤツターカ
ーテンBが下動して間口開口部を閉鎖することに
なる。
上記実施例においては、左右両側のシートを夫
夫対向する方向に付勢させているが、これに限る
ことなく、一側のシートを上下枠体間に固定し
て、他側のシートだけを一方向に付勢させるよう
に構成しても、上記実施例同様の作用、効果は得
られるものである。
次に、この考案の他の実施例として、3枚のシ
ートを横配列状に配設する場合を例示する。この
実施例の場合には、シヤツターカーテンの正面視
で左右両側位置のシートは、上記実施例同様に夫
夫の外側端を固定するが、中間位置のシートは、
その両側に引張バネを配設して左右方向に付勢さ
せて張設する。上記の構成とすることにより、2
個所の夫々の隣接側端同士は、上記実施例同様に
開口を形成できるので、いずれの側からの出入り
も可能となる。
なお、この考案におけるシートは、2枚あるい
は3枚の形態に限定されるものではなく、4枚以
上のシートで構成してもよいことは勿論のことで
ある。
〔考案の効果〕
この考案は以上のように構成したので、比較的
開口が小さくてすむ人の出入りなどシヤツターカ
ーテンを全開する必要がない場合には、シヤツタ
ーカーテンのシート間に開閉自在な開口を形成し
て、この開口から人が出入りが可能となり、室内
適温状態を維持してエネルギーの損失を最小限度
に抑制可能にするものである。また従来技術のよ
うに小扉やセンサー、リミツトスイツチを設ける
必要がないので、設備費が増大することもなくな
るものである。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例に係り、第1図は巻
取式分割シートシヤツターの概略正面図、第2図
は第1図−線断面図、第3図は第1図−
断面図である。 A……巻取式分割シートシヤツター、B……シ
ヤツターカーテン、C……両シートの隣接側端、
D……シート間の開口、1……巻取シヤフト、2
……上枠体、2a……上枠体一側溝部、2b……
上枠体他側溝部、3……下枠体、3a……下枠体
一側溝部、3b……下枠体他側溝部、4,5……
シート、6……滑動ローラ、8……引張バネ(付
勢手段)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上下枠体間に横配列状に配設した複数枚のシー
    トからなるシヤツターカーテンの内、少なくとも
    1枚を左右いずれか一方向に、あるいは少なくと
    も1枚を左右両方向に付勢する付勢手段を設けて
    張設し、前記夫々のシート間を左右方向に開閉自
    在にするとともに、前記上枠体を巻取シヤフト側
    に連結して前記シヤツターカーテンを一斉に上下
    動自在に構成してなることを特徴とする巻取式分
    割シートシヤツター。
JP117787U 1987-01-08 1987-01-08 Expired - Lifetime JPH0528315Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP117787U JPH0528315Y2 (ja) 1987-01-08 1987-01-08

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP117787U JPH0528315Y2 (ja) 1987-01-08 1987-01-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63108995U JPS63108995U (ja) 1988-07-13
JPH0528315Y2 true JPH0528315Y2 (ja) 1993-07-20

Family

ID=30778840

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP117787U Expired - Lifetime JPH0528315Y2 (ja) 1987-01-08 1987-01-08

Country Status (1)

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JP (1) JPH0528315Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013047429A (ja) * 2011-08-29 2013-03-07 Bunka Shutter Co Ltd 開閉装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013047429A (ja) * 2011-08-29 2013-03-07 Bunka Shutter Co Ltd 開閉装置

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JPS63108995U (ja) 1988-07-13

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