JP5922602B2 - Ptpシート及びその製造装置 - Google Patents

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Description

本発明は、錠剤を収容するポケット部を備えたPTPシート及びその製造装置に関するものである。
一般に、医薬品等の分野において用いられるブリスターパックシートとしてPTP(プレススルーパック)シートが知られている。
PTPシートは、錠剤が充填されるポケット部が形成された容器フィルムと、その容器フィルムに対しポケット部の開口側を密封するように取着されるカバーフィルムとから構成されている。
かかるPTPシートでは、ポケット部を押圧し、そこに収容された錠剤によってカバーフィルムを突き破ることで、当該錠剤を取出すことができる(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−203402号公報
しかしながら、従来は、図6(a)に示すように、PTPシート80(容器フィルム81)に形成されるポケット部82の内周形状は、そこに収容される錠剤83の外周形状を一回り大きくした略相似形に形成されている。つまり、図6(a)に示すような平面視略楕円(長円)形状の錠剤83及びポケット部82に関しては、錠剤83の長径方向両端部の湾曲部分(湾曲側壁部)83aの曲率半径Rt0よりも、ポケット部82の長径方向両端部の湾曲部分(湾曲側壁部)82aの曲率半径Rp0の方が大きくなる(Rp0>Rt0)。
そのため、仮に図6(b)に示すように、PTPシート80を誤って落下させ、PTPシート80がシート周縁部80aから床面85等に衝突してしまった場合、ポケット部82に収容された錠剤83の湾曲部分83aがポケット部82の湾曲部分82aに1点で衝突することとなる。尚、図6(b)では、便宜上、容器フィルム81に貼着されたカバーフィルムを省略して図示している。
その結果、容器フィルム81の材質や厚み、温度環境等によっては、錠剤83の衝突時の衝撃により、ポケット部82に変形や亀裂が生じる、ひいてはポケット部82の気密性が低下するなど、PTPシート80の外観及び品質が低下するおそれがある。
本発明は、上記事情等に鑑みてなされたものであり、外観及び品質の低下抑制を図ることのできるPTPシート及びその製造装置を提供することを主たる目的の一つとしている。
以下、上記課題を解決するのに適した各手段につき項分けして説明する。なお、必要に応じて対応する手段に特有の作用効果を付記する。
手段1.長径方向と短径方向とを有する平面視非円形状に構成されてなる錠剤を収容するためのポケット部を備えた容器フィルムと、前記ポケット部を塞ぐようにして前記容器フィルムに取着されたカバーフィルムとを備えたPTPシートであって、
前記ポケット部は、
前記カバーフィルムと相対向するように形成された天壁部と、
前記天壁部の周囲に連接形成され、前記天壁部とシート一般部とを繋ぐ側壁部とを備え、
前記錠剤の長径方向の一方が下向きとなる状態とした際に、前記錠剤が自重により少なくとも前記ポケット部の側壁部の2点と接触可能に構成されていることを特徴とするPTPシート。
ここで、「シート一般部」とは、「PTPシート(容器フィルム)のうち、前記ポケット部が形成されておらず、カバーフィルムが取着された略平坦な部位(ポケット部非形成領域)」を指す
上記手段1によれば、PTPシートを誤って落下させ、前記錠剤の長径方向の一方が下向きとなる状態で、PTPシートがシート周縁部から床面等に衝突してしまった場合には、ポケット部に収容された錠剤は、少なくともポケット部の側壁部の2点と接触することとなる。これにより、錠剤衝突時にポケット部の側壁部にかかる負荷を分散させ、錠剤衝突時の衝撃を緩和することができる。つまり、錠剤衝突時にポケット部の側壁部の1点に対し局所的に大きな負荷がかかることを抑制できる。結果として、ポケット部に変形や亀裂が生じるなどの不具合の発生を抑制し、PTPシートの外観及び品質の低下抑制を図ることができる。
尚、カバーフィルムと平行する特定方向を下向きとして、PTPシートがシート周縁部から床面等に衝突する場合、ポケット部の天壁部やカバーフィルムは鉛直方向に沿った状態となるため、仮に錠剤が接触したとしても、ポケット部の天壁部やカバーフィルムは、錠剤衝突時の衝撃緩和にはほとんど寄与しない。
一方、シート一般部と平行する特定方向が鉛直方向に対し傾斜した状態(特定方向が鉛直方向と交差した状態)で、PTPシートがシート周縁部から床面等に衝突した場合、その傾斜の程度によっては、従来構成であっても、錠剤がポケット部の天壁部又はカバーフィルムにも接触するため、錠剤の接触箇所や接触面積が増え、ポケット部に変形や亀裂などが生じるおそれは低減される。
特に、シート一般部と平行する特定方向が鉛直方向に対し直交した状態、すなわちPTPシートがポケット部の天壁部側、又は、カバーフィルム側から床面等に衝突した場合は、ポケット部がクッションの役割を果たす、錠剤がポケット部と接触しない、ポケット部(天壁部)と錠剤が広範囲で面接触するなど、ポケット部に変形や亀裂が生じるおそれは少ない。
また、ポケット部が受けるダメージを軽減すべく、容器フィルムの厚みを増す等して、ポケット部の強度を高めることも考えられる。しかし、ポケット部を押圧し、錠剤を取出すPTP(プレススルーパック)シートでは、その機能性を確保する上で、ある程度、容器フィルムの厚みを薄くするなど、強度を抑える必要がある。このように、単純に容器フィルムの強度を高めるだけでは、例えば子供や老人など比較的力の弱い者にとって、ポケット部が押しにくくなり、PTPシートの開封性が低下するおそれがある。つまり、本手段の構成は、他のブリスターパックシートに用いる場合よりも、ポケット部を押圧し、錠剤を取出すPTPシートに対し用いる場合に、より奏効することとなる。
また、天壁部と側壁部との境界部がないポケット部(例えば半球状のポケット部)は、容器フィルムの材質や厚み等によっては、上記同様、ポケット部が押しにくくなり、PTPシートの開封性が低下するおそれがある。この点、本手段のように、天壁部及び側壁部を備えるポケット部の方が、PTPシートとしての機能性を損なうことなく、PTPシートの開封性の低下抑制を図ることができる。
さらに、平面視非円形状(楕円形状や多角形状など)の錠剤は、体積や厚みが同じ平面視円形状の錠剤に比べ、平面視周方向所定部位(特に長径方向両端部)における曲率半径が小さくなる。このため、上記「発明が解決しようとする課題」で述べたように、錠剤がポケット部の側壁部に衝突した場合に、より狭い範囲に負荷がかかるため、錠剤衝突時の衝撃により、ポケット部に亀裂等が生じるおそれが高まる。つまり、本手段の構成の下では、上記作用効果がより奏効することとなる。
ここで、「平面視非円形状」の錠剤には、長径方向と短径方向との長さが異なる細長い形状(平面視長尺状)の錠剤、例えば楕円形、小判形、長六角形等の錠剤が含まれる。尚、楕円形等の細長い形状の錠剤は、同じ体積の円形錠剤よりも服用しやすいことから、近年、その割合が増加しつつある。
手段2.前記錠剤長径方向両端の平面視周方向特定部位(例えば楕円形状の長径方向の端部)と、これに相対向する前記ポケット部の側壁部の平面視周方向特定部位(例えば楕円形状の長径方向の端部)とがそれぞれ湾曲形成され、
前記錠剤の長径方向両端の平面視周方向特定部位の曲率半径よりも、前記ポケット部の側壁部の平面視周方向特定部位の曲率半径の方が小さく構成されていることを特徴とする手段1に記載のPTPシート。
ここで「平面視」とは、「PTPシート(シート一般部)に直交する方向(法線方向)に沿って視た状態」を指す。
上記手段2によれば、錠剤の平面視周方向特定部位が、ポケット部の側壁部の平面視周方向特定部位に接触不能となるため、上記手段1の作用効果をより確実なものとすることができる。尚、ポケット部の内側に向け凸となる凸部を設けることによって、錠剤とポケット部の側壁部とが2点接触するような構成とすることも考えられるが、かかる構成では、ポケット部の形状が複雑化し、ポケット成形が困難になると共に、ポケット部に対し錠剤を充填する際に、錠剤が適正に充填されないおそれがある。
手段3.前記容器フィルムは、ポリオレフィンを主成分とする熱可塑性樹脂材料により構成されていることを特徴とする手段1又は2に記載のPTPシート。
例えばCPP(無延伸ポリプロピレン)など、ポリオレフィンを主成分とする熱可塑性樹脂材料は、PVC(硬質塩化ビニル)等の塩素系の高分子化合物に比べ環境に優しいというメリットがある。その反面、CPP等は、加熱されることで結晶が一旦崩壊し、温度が降下すると再結晶化するという性質を有している。このため、ポケット部が加熱成形されると、結晶化が進み、常温や低温下で延伸しにくく、割れやすくなるおそれがある。つまり、容器フィルムがCPP等により構成されている場合には、上記「発明が解決しようとする課題」で述べたような不具合が生じるおそれが高まる。
一方、容器フィルムをアルミラミネートフィルムなど、アルミニウムを主材料として構成することも考えられるが、アルミニウム等は、CPP(無延伸ポリプロピレン)やポリ塩化ビニル(PVC)等の樹脂材料と比較して加工性(延性)が悪く、比較的ポケット部を大きく設計する必要がある。結果として、ポケット部ひいてはPTPシート全体の大きさが拡大し、取り扱いにくくなるなどの不具合の発生が懸念される。
また、アルミニウム等は、樹脂材料と比較して弾力性がなく塑性変形しやすいため、変形した場合には元の形状に復元しにくいことから、樹脂材料よりも弱い衝撃でも、ポケット部に変形が起こるおそれがある。
従って、上記手段3の構成の下では、上記手段1等の作用効果がより奏効すると共に、ポケット部ひいてはPTPシート全体のコンパクト化を図ることができる。
手段4.前記シート一般部に対する前記ポケット部の側壁部の傾斜角度(前記シート一般部と前記ポケット部の側壁部とのなす角度)が60°以上であることを特徴とする手段1乃至3のいずれかに記載のPTPシート。
尚、ポケット部の側壁部の傾斜角度が60°に満たないような、側壁部の傾斜が比較的緩いものにおいては、同じ錠剤を収容する場合、ポケット部、ひいてはPTPシート全体の大きさが拡大することとなる。また、ポケット部に対し錠剤を充填する際に、錠剤が適正に充填されないおそれがある。
これに対し、上記手段4によれば、ポケット部ひいてはPTPシート全体のコンパクト化を図ることができると共に、ポケット部に対し錠剤を適正に充填することができる。
手段.手段1乃至のいずれかに記載のPTPシートを製造するためのPTPシートの製造装置。
上記手段5によれば、上記各手段の作用効果を奏するPTPシートを製造することができる。より具体的な構成としては、
「帯状の前記容器フィルムに対し(加熱等して)、前記錠剤を収容するためのポケット部を形成するポケット部形成手段と、
前記ポケット部に前記錠剤を充填する充填手段と、
前記ポケット部に前記錠剤が充填された前記容器フィルムに対し、前記ポケット部を塞ぐようにして帯状の前記カバーフィルムを取着する取着手段と、
前記容器フィルムに前記カバーフィルムが取着された帯状体(帯状のPTPフィルム)をPTPシート単位に打抜くシート打抜手段とを備えたPTPシートの製造装置」が一例に挙げられる。
PTPシートを示す平面図である。 ペア小片を示す斜視図である。 (a)は、ポケット部を示すPTPシートの部分拡大平面図であり、(b)は、(a)のL−L線断面図であり、(c)は、(a)のK−K線断面図である。 (a)は、PTPシートがシート横辺部から床面等に衝突した状態を示す説明図であり、(b)は、PTPシートがコーナー部から床面等に衝突した状態を示す説明図であり、(c)は、PTPシートがシート縦辺部から床面等に衝突した状態を示す説明図である。 PTP包装機の概略構成図である。 (a)は、従来のポケット部を示すPTPシートの部分拡大平面図であり、(b)は、PTPシートがシート周縁部から床面等に衝突した状態を示す説明図である。
以下、一実施形態について図面を参照しつつ説明する。まずPTPシート1の構成について図1〜図3を参照して詳しく説明する。
PTPシート1は、複数のポケット部2を備えた容器フィルム3と、ポケット部2を塞ぐようにして容器フィルム3に取着されたカバーフィルム4とを有している。各ポケット部2には錠剤5が1つずつ収容されている。
本実施形態における容器フィルム3は、透明又は半透明のCPP(無延伸ポリプロピレン)により形成されている。CPPは、加熱されることで結晶が一旦崩壊し、温度が降下すると再結晶化するという性質を有している。一方、カバーフィルム4は、アルミニウムにより形成されている。
PTPシート1の容器フィルム3には、2つのポケット部2を含むペア小片6毎に切り離すことができるように複数の切離用スリット7が形成されている。各切離用スリット7は、PTPシート1の横方向(図1の左右方向)に沿って形成されている。尚、本実施形態における「スリット」とは、容器フィルム3の厚み方向に切り込んだ非貫通の切込線、いわゆるハーフカット線を意味する。また、PTPシート1の縦方向(図1の上下方向)一端部にはロットナンバー等の刻印が施されるタグ部8が付設されている。
本実施形態におけるポケット部2は、PTPシート1の横方向に長い平面視略長六角形状に形成されており、そこに錠剤5として平面視略楕円形状(細長い形状)の錠剤が収容されている。図3(a)に示すように、錠剤5は、その長径方向がPTPシート1の横方向に沿うように、かつ、その短径方向がPTPシート1の縦方向に沿うように、ポケット部2に収容される。
ポケット部2は、カバーフィルム4と相対向するように形成された天壁部(底壁部)2Aと、当該天壁部2Aの周囲に連接形成されかつ当該天壁部2Aとシート一般部3Aとを繋ぐ側壁部2Bとから構成されている。
側壁部2Bは、PTPシート1の横方向に沿って形成された相対向する一対の短径側側壁部2Baと、当該短径側側壁部2Baの両端部に連接形成された相対向する一対の長径側側壁部2Bbとから構成されている。
長径側側壁部2Bbは、平面視略V字状をなし、平面視においてPTPシート1の横方向及び縦方向と交差するように配された2辺の斜め壁部2Ca,2Caと、当該両斜め壁部2Ca,2Caを連接する湾曲壁部2Cbとから構成されている。ここで、「湾曲壁部2Cb」が本実施形態における「ポケット部の側壁部の平面視周方向特定部位」に相当し、これに相対向する錠剤5の長径方向両端部が「錠剤の平面視周方向特定部位」に相当する。
錠剤5の長径方向両端部の曲率半径Rt1よりも、ポケット部2の湾曲壁部2Cbの曲率半径Rp1の方が小さく形成されている(Rp1<Rt1)。
また、本実施形態では、シート一般部3Aに対するポケット部2の側壁部2Bの傾斜角度θが80°に設定されている。
上記のように構成されてなるPTPシート1は、その使用に際して、次のように取り扱われる。まず、PTPシート1を切離用スリット7にてペア小片6に切離す。次に、ポケット部2の天壁部2Aを押圧する。これにより、ポケット部2が押し潰され、錠剤5にその押圧力が伝えられる。そして、錠剤5からの応力が、カバーフィルム4に伝えられることでカバーフィルム4が突き破られ、これによってそれまで密封されていた錠剤5が取り出される。
次に、PTPシート1を誤って落下させてしまった場合の作用効果について図4を参照して詳しく説明する。尚、図4(a)〜(c)では、便宜上、容器フィルム3に貼着されたカバーフィルム4を省略して図示している。
図4(a)は、PTPシート1の縦方向一方側が鉛直方向下向きに向いた状態で、シート横辺部3Bから床面9等に衝突してしまった場合を示す説明図である。かかる場合、錠剤5は、ポケット部2の短径側側壁部2Baに対し1点で衝突することとなる。しかしながら、短径側側壁部2Baは、PTPシート1の横方向に沿って比較的長く平面視略直線状に形成されている。このため、錠剤5と短径側側壁部2Baとが比較的広範囲で面接触すると共に、短径側側壁部2Baが撓む等してクッションの役割を果たすため、短径側側壁部2Baに亀裂等が生じるおそれは少ない。
図4(b)は、PTPシート1のコーナー部3Dの1つが鉛直方向下向きに向いた状態で、当該コーナー部3Dから床面9等に衝突してしまった場合を示す説明図である。かかる場合、錠剤5は、一旦、長径側側壁部2Bbの1辺の斜め壁部2Caに対し1点で衝突することとなるが、その後、例えば当該斜め壁部2Caの傾斜に沿って滑り、平面視略V字状をなす長径側側壁部2Bb(2辺の斜め壁部2Ca,2Ca)と2点接触する。又は、錠剤5は、一旦、長径側側壁部2Bbの1辺の斜め壁部2Caに対し1点で衝突した後、短径側側壁部2Ba側へ傾倒し、当該短径側側壁部2Baと接触する。つまり、長径側側壁部2Bbの1辺の斜め壁部2Caと、短径側側壁部2Baとに対し2点接触する。これにより、錠剤衝突時にポケット部2の側壁部2Bにかかる負荷を分散させ、錠剤衝突時の衝撃を緩和することができる。
図4(c)は、PTPシート1の横方向一方側が鉛直方向下向きに向いた状態で、シート縦辺部3Cから床面9等に衝突してしまった場合を示す説明図である。かかる場合、錠剤5は、平面視略V字状をなす長径側側壁部2Bb(2辺の斜め壁部2Ca,2Ca)と2点接触する。これにより、錠剤衝突時にポケット部2の側壁部2Bにかかる負荷を分散させ、錠剤衝突時の衝撃を緩和することができる。
尚、図4(b),(c)においてそれぞれ下向きに向いた方向が本実施形態における「シート一般部と平行する特定方向」に相当する。
次に、上記PTPシート1を製造するPTP包装機10の概略構成について図5を参照して説明する。PTP包装機10が本実施形態における「PTPシートの製造装置」を構成する。
図5に示すように、PTP包装機10の最上流側では、帯状の容器フィルム3の原反がロール状に巻回されている。ロール状に巻回された容器フィルム3の引出し端側は、ガイドロール13に案内されている。容器フィルム3は、ガイドロール13の下流側において間欠送りロール14に掛装されている。間欠送りロール14は、間欠的に回転するモータに連結されており、容器フィルム3を間欠的に搬送する。
ガイドロール13と間欠送りロール14との間には、容器フィルム3の搬送経路に沿って、加熱装置15及びポケット部形成装置16が順に配設されている。そして、加熱装置15によって容器フィルム3が加熱されて該容器フィルム3が比較的柔軟になった状態において、ポケット部形成装置16によって容器フィルム3の所定位置に複数のポケット部2が成形される。加熱装置15及びポケット部形成装置16によって、本実施形態におけるポケット部形成手段が構成される。ポケット部2の形成は、間欠送りロール14による容器フィルム3の搬送動作間のインターバルの際に行われる。
間欠送りロール14から送り出された容器フィルム3は、テンションロール18、ガイドロール19及びフィルム受けロール20の順に掛装されている。フィルム受けロール20は、一定回転するモータに連結されているため、容器フィルム3を連続的に且つ一定速度で搬送する。テンションロール18は、容器フィルム3を弾性力によって緊張する側へ引っ張った状態とされており、前記間欠送りロール14とフィルム受けロール20との搬送動作の相違による容器フィルム3の撓みを防止して容器フィルム3を常時緊張状態に保持する。
ガイドロール19とフィルム受けロール20との間には、容器フィルム3の搬送経路に沿って、錠剤充填装置21が配設されている。錠剤充填装置21は、ポケット部2に錠剤5を自動的に充填する充填手段としての機能を有する。錠剤充填装置21は、フィルム受けロール20による容器フィルム3の搬送動作と同期して、所定間隔毎にシャッタを開くことで錠剤5を落下させるものであり、このシャッタ開放動作に伴って各ポケット部2に錠剤5が充填される。
錠剤充填装置21とフィルム受けロール20との間には、容器フィルム3の搬送経路に沿って、検査装置22が配設されている。この検査装置22は、ポケット部2の開口側から、錠剤5が各ポケット部2に確実に充填されているか否か、また錠剤5の異常の有無、異物混入の有無等の検査を行うためのものである。
一方、帯状に形成されたカバーフィルム4の原反は、最上流側においてロール状に巻回されている。
ロール状に巻回されたカバーフィルム4の引出し端は、ガイドロール24に案内され、加熱ロール25の方へと案内されている。加熱ロール25は、前記フィルム受けロール20に圧接可能となっており、両ロール20,25間に容器フィルム3及びカバーフィルム4が送り込まれるようになっている。そして、容器フィルム3及びカバーフィルム4が、両ロール20,25間を加熱圧接状態で通過することで、容器フィルム3にカバーフィルム4が貼着され、ポケット部2がカバーフィルム4で塞がれる。これにより、錠剤5が各ポケット部2に充填された帯状体としてのPTPフィルム26が製造されるようになっている。加熱ロール25の表面には、シール用の網目状の微細な凸条が形成されており、これが強く圧接することで、強固なシールが実現されるようになっている。フィルム受けロール20及び加熱ロール25により本実施形態における取着手段が構成される。
フィルム受けロール20から送り出されたPTPフィルム26は、テンションロール27及び間欠送りロール28の順に掛装されている。間欠送りロール28は、間欠的に回転するモータに連結されているため、PTPフィルム26を間欠的に搬送する。テンションロール27は、PTPフィルム26を弾性力によって緊張する側へ引っ張った状態とされており、前記フィルム受けロール20と間欠送りロール28との搬送動作の相違によるPTPフィルム26の撓みを防止してPTPフィルム26を常時緊張状態に保持する。
フィルム受けロール20とテンションロール27との間には、PTPフィルム26の搬送経路に沿って、検査装置29が配設されている。この検査装置29は、ポケット部2の突出面側から、PTPフィルム26の外観検査を行うためのものである。
間欠送りロール28から送り出されたPTPフィルム26は、テンションロール31及び間欠送りロール32の順に掛装されている。間欠送りロール32は、間欠的に回転するモータに連結されているため、PTPフィルム26を間欠的に搬送する。テンションロール31は、PTPフィルム26を弾性力によって緊張する側へ引っ張った状態とされており、前記間欠送りロール28,32間でのPTPフィルム26の撓みを防止する。
間欠送りロール28とテンションロール31との間には、PTPフィルム26の搬送経路に沿って、スリット形成装置33及び刻印装置34が順に配設されている。スリット形成装置33は、PTPフィルム26の所定位置に前記切離用スリット7を形成する機能を有する。また、刻印装置34はPTPフィルム26の所定位置(例えばタグ部8)に刻印を付す機能を有する。
間欠送りロール32から送り出されたPTPフィルム26は、その下流側においてテンションロール35及び連続送りロール36の順に掛装されている。間欠送りロール32とテンションロール35との間には、PTPフィルム26の搬送経路に沿って、シート打抜装置37が配設されている。シート打抜装置37は、PTPフィルム26をPTPシート1単位にその外縁を打抜くシート打抜手段としての機能を有する。
なお、本実施形態では、PTPフィルム26の幅方向にPTPシート1を2枚同時に打抜く構成となっている。これにより、PTPフィルム26の搬送方向をシート横方向としたPTPシート1が製造される。
シート打抜装置37によって打抜かれたPTPシート1は、取出しコンベア39によって搬送され、完成品用ホッパ40に一旦貯留される。なお、上記各検査装置22,29によって不良品と判定された場合、その不良品と判定されたPTPシート1は、図示しない不良シート排出機構によって別途排出される。
前記連続送りロール36の下流側には、裁断装置41が配設されている。そして、シート打抜装置37による打抜き後に帯状に残った残材部(スクラップ部)を構成する不要フィルム部42は、前記テンションロール35及び連続送りロール36に案内された後、裁断装置41に導かれる。なお、前記連続送りロール36は従動ロールが圧接されており、前記不要フィルム部42を挟持しながら搬送動作を行う。裁断装置41では、不要フィルム部42を所定寸法に裁断しスクラップ処理する機能を有する。このスクラップはスクラップ用ホッパ43に貯留された後、別途廃棄処理される。
なお、上記各ロール14,20,28,31,32などは、そのロール表面とポケット部2とが対向する位置関係となっているが、間欠送りロール14等の表面には、ポケット部2が収容される凹部が形成されているため、ポケット部2が潰れてしまうことがない。また、ポケット部2が間欠送りロール14等の各凹部に収容されながら送り動作が行われることで、間欠送り動作や連続送り動作が確実に行われる。
さて、以上のように構成されたPTP包装機10によって、PTPシート1を製造する手順について説明する。
PTP包装機10においては、まずポケット部2を形成するポケット部形成工程が行われる。ポケット部形成工程では、加熱装置15によって容器フィルム3が加熱されて該容器フィルム3が比較的柔軟になった状態において、ポケット部形成装置16によって容器フィルム3の所定位置に複数のポケット部2が成形される。
その後、ポケット部2に錠剤5を充填する充填工程、容器フィルム3にカバーフィルム4を取着する取着工程、切離用スリット7を形成するスリット形成工程、ロットナンバー等の刻印を行う刻印工程、PTPフィルム26をPTPシート1単位に打抜くシート打抜工程等を経て、PTPシート1が完成する。
以上詳述したように、本実施形態によれば、PTPシート1を誤って落下させ、例えばPTPシート1の横方向一方側が鉛直方向下向きに向いた状態で、シート縦辺部3Cから床面9等に衝突してしまった場合には、ポケット部2に収容された錠剤5は、少なくともポケット部2の平面視略V字状をなす長径側側壁部2Bb(2辺の斜め壁部2Ca,2Ca)と2点接触することとなる。これにより、錠剤衝突時にポケット部2の側壁部2Bにかかる負荷を分散させ、錠剤衝突時の衝撃を緩和することができる。つまり、錠剤衝突時にポケット部2の側壁部2Bの1点に対し局所的に大きな負荷がかかることを抑制できる。結果として、ポケット部2に亀裂等が生じるなどの不具合の発生を抑制し、PTPシート1の外観及び品質の低下抑制を図ることができる。
また、本実施形態では、錠剤5の長径方向両端部の曲率半径Rt1よりも、ポケット部2の湾曲壁部2Cbの曲率半径Rp1の方が小さく形成されているため、錠剤5の長径方向両端部がポケット部2の湾曲壁部2Cbに接触不能となり、上記作用効果をより確実なものとすることができる。
尚、上記実施形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施してもよい。勿論、以下において例示しない他の応用例、変更例も当然可能である。
(a)錠剤の種別、形状等については上記実施形態の錠剤5に限定されるものではなく、他の錠剤に具現化してもよい。勿論、これらの錠剤に対応して形成されるポケット部2の形状や大きさ等に関しても上記実施形態に限定されるものではない。
例えば、上記楕円形状の錠剤5に代えて、長六角形状の錠剤に適用してもよい。また、長径方向と短径方向との長さが異なる細長い形状の錠剤に限らず、例えば正多角形状の錠剤に適用してもよい。少なくとも当該錠剤の角部の曲率半径よりも、これに相対向するポケット部の側壁部の曲率半径が小さく形成されていれば、上記実施形態と同様の作用効果が奏される。
尚、比較的比重の軽い錠剤に関しては、上記「発明が解決しようとする課題」で述べたような不具合は発生しにくいため、本願発明は、より比重の重い錠剤が収容される場合により奏効することとなる。
(b)PTPシート1におけるポケット部2の配列や、個数も上記実施の形態の態様(2列、10個)に何ら限定されるものではなく、例えば3列12個のポケット部を有するタイプをはじめ、様々な配列、個数からなるPTPシートを採用することができる。勿論、1つのシート小片に包含されるポケット部の数も何ら限定されるものではない。
(c)容器フィルム3やカバーフィルム4の材質は上記実施形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施形態では、容器フィルム3がCPPにより形成されているが、これに限らず、COC(環状ポリオレフィン)やPET(ポリエチレンテレフタレート)などのポリオレフィンを主成分とする熱可塑性樹脂材料は勿論のこと、PVC(硬質塩化ビニル)等の熱可塑性樹脂材料を採用してもよい。
また、容器フィルム3が、アルミラミネートフィルムなど、アルミニウムを主材料とした金属材料により形成される構成としてもよい。容器フィルム3がアルミニウム等により形成されている場合であっても、上述したような錠剤衝突時の衝撃により、ポケット部2に変形が生じるおそれがある。
(d)上記実施形態では、シート一般部3Aに対するポケット部2の側壁部2Bの傾斜角度θが80°に設定されているが、側壁部2Bの傾斜角度θは、これに限定されるものではない。
但し、側壁部2Bの傾斜が比較的緩いと、ポケット部2の大きさが拡大すると共に、ポケット部2に対し錠剤5を適正に充填することが難しくなることを考慮すれば、シート一般部3Aに対するポケット部2の側壁部2Bの傾斜角度θを60°以上に設定することが好ましい。
(e)上記実施形態では、PTPシート1の縦方向一方側が鉛直方向下向きに向いた状態で、シート横辺部3Bから床面9等に衝突してしまった場合、錠剤5がポケット部2の短径側側壁部2Baに対し1点で衝突する構成となっている。
これに限らず、例えばPTPシート1の横方向(ポケット部2の長径方向)に、ポケット部2の長さをやや短くし、PTPシート1がシート横辺部3Bから床面9等に衝突した場合に、錠剤5が一対の長径側側壁部2Bbそれぞれの一方の斜め壁部2Caに対し接触する構成としてもよい。かかる構成とすれば、シート一般部3Aと平行する全ての方向のうち、いずれの方向を下向きとした場合でも、錠剤5がポケット部2の側壁部2Bと2点接触可能となる。
1…PTPシート、2…ポケット部、2A…天壁部、2B…側壁部、2Ba…短径側側壁部、2Bb…長径側側壁部、2Ca…斜め壁部、2Cb…湾曲壁部、3…容器フィルム、4…カバーフィルム、5…錠剤、10…PTP包装機、Rt1…錠剤の長径方向両端部の曲率半径、Rp1…ポケット部の湾曲壁部の曲率半径。

Claims (5)

  1. 長径方向と短径方向とを有する平面視非円形状に構成されてなる錠剤を収容するためのポケット部を備えた容器フィルムと、前記ポケット部を塞ぐようにして前記容器フィルムに取着されたカバーフィルムとを備えたPTPシートであって、
    前記ポケット部は、
    前記カバーフィルムと相対向するように形成された天壁部と、
    前記天壁部の周囲に連接形成され、前記天壁部とシート一般部とを繋ぐ側壁部とを備え、
    前記錠剤の長径方向の一方が下向きとなる状態とした際に、前記錠剤が自重により少なくとも前記ポケット部の側壁部の2点と接触可能に構成されていることを特徴とするPTPシート。
  2. 前記錠剤長径方向両端の平面視周方向特定部位と、これに相対向する前記ポケット部の側壁部の平面視周方向特定部位とがそれぞれ湾曲形成され、
    前記錠剤の長径方向両端の平面視周方向特定部位の曲率半径よりも、前記ポケット部の側壁部の平面視周方向特定部位の曲率半径の方が小さく構成されていることを特徴とする請求項1に記載のPTPシート。
  3. 前記容器フィルムは、ポリオレフィンを主成分とする熱可塑性樹脂材料により構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のPTPシート。
  4. 前記シート一般部に対する前記ポケット部の側壁部の傾斜角度が60°以上であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のPTPシート。
  5. 請求項1乃至のいずれかに記載のPTPシートを製造するためのPTPシートの製造装置。
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