JP2013095507A - 包装体 - Google Patents

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Kengo Amamiya
健吾 雨宮
Tetsuo Kikuchi
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Abstract

【課題】分離したシート片のまま直接誤飲されることを防止する包装体。
【解決手段】カプセルや錠剤タイプの薬剤或は粒状の菓子等の包装体において、複数の収納部11が少なくとも一方の面に突出して設けられているシート状の包装体10の隣り合う収納部11の間を通る包装体断面が、他の収納部11の断面を含むように収納部11を配置する。
【選択図】図1

Description

本発明は、医薬品や菓子等の製品を包装する場合に用いられる包装体に関する。
一般に、カプセルや錠剤タイプの薬剤或は粒状の菓子等の包装体としては、プラスチックシートの第1のシートに薬剤等を収納するための複数の収納部を整列的に形成し、各収納部に薬剤を収納した後、アルミシート等の第2のシートを貼り付けて蓋をする形態のものがある。そして、収納部の間にはミシン目やハーフカット等の切り離し線が形成されていて、所定数の収納部を有するシート片毎に分離できるようになっている。ところで、このように小さなシート片に分離することができる包装体において、特に1錠分の収納部を有するシート片に分離した場合に、薬剤の大きさが小さいとシート片の形状も小さくなるので、服用する患者が、特に高齢者などの場合に多いが、分離したシート片のまま服用し食道等を傷つけてしまう誤飲事故が発生している。そこで、特許文献1にある包装体では1回(1回で複数錠を服用する場合)のもしくは1日の服用錠数毎にまとめて分離できるように切り離し線を設けて、シート片が小さくならないようにした包装体が提案されている。
実用新案第3018024号
しかしながら、特許文献1にある包装体であっても、切り離し線が入っていない箇所を鋏でカットして1錠分のシート片に分離し、そのシート片を服用してしまう可能性ある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、小さなシート片に分離しにくくすることで、シート片のまま服用する誤飲事故の発生を防止するための包装体を提供することにある。
本発明の請求項1に係る包装体は、所期の目的を達成するために下記の問題解決手段を特徴とする。すなわち請求項1に記載の包装体は、複数の収納部が少なくとも一方の面に突出して設けられているシート状の包装体であって、隣り合う前記収納部の間を通る包装体断面が、他の前記収納部の断面を含むことを特徴とする。
請求項2に係る包装体は、収納部が正六角形の形状をなし、当該収納部は2列以上設けられ、且つ隣り合う収納部の対向する辺が平行となるように配置されていることを特徴とする。
請求項1に係る包装体によれば、一つの収納部を有する小さなシート片に分離しようとして包装体を横切るように鋏等を入れると、必ず鋏に収納部が干渉して切断の邪魔をするため、使用者に分離しにくいことを認識させることができる。これにより、使用者に分離を断念させ、収納部から製品を取り出して服用又は喫食することを促すことができる。包装体は、請求項2に記載の構成を採用することで、収納部をより密に配置することができる。
本発明に係る包装体は、鋏などの刃物で小さなシート片毎に分離しようとしても、収納部が邪魔をするため、収納部から製品を取り出して服用又は喫食するように促すことができ、誤飲事故を未然に防ぐことができる。
本発明の第1実施形態による包装体であり、(A)は包装体の平面図であり、(B)は(A)図におけるI−I矢視断面図である。 (A)は、本発明の包装体に直交する平面を示す説明図である。(B)は、平面15における断面図である。 本発明の第2実施形態による包装体であり、(A)は包装体の平面図であり、(B)は(A)図における包装体のII−II矢視断面図である。 本発明の第3実施形態による包装体である。
(第1実施形態)
以下に、本発明に係る包装体の実施の形態について、錠剤用のPTP包装体を例にして第1〜5図を参照して説明する。第1図は本発明の請求項1に係る包装体の実施例を示す平面図であり、(B)図は(A)図中のI−I矢視断面図である。第1、2図に示すように、薬剤の包装体10はプラスチックフィルムの一方の面に突出して形成された、複数の収納部11が3列に成形されている第1のシート13と、これに重ね合わされて熱溶着によるシールが施され収納部11に蓋をするアルミ箔シートの第2のシート14からなる。なお、第2のシート14は、プラスチックフィルムであっても良い。
包装体10の収容部11は、隣り合う収納部11の間を通る包装体断面15が(紙面に対して垂直方向の断面)、他の収納部11の断面を含むかたちになっている。即ち、第2図に示すように、外側の隣り合う収納部11の間を通る包装体断面15は、中央に位置する収納部11の断面を含んでいる。このように収納部11を配置することで、包装体10に鋏を入れたときに中央の収納部11が鋏に干渉して切断の邪魔をし、包装体10が分離しにくいことを使用者に認識させ、一錠分のシート片に分離することを止めさせることができる。よって、収納部11から錠剤12を取り出して服用することを促し、シート片のまま服用して食道等を傷つけてしまう誤飲事故の発生を未然に防止することができる。
第1実施形態の包装体11では、収納部11の形状を円形としたがこれに限らず、三角形、四角形、五角形等の多角形であっても良く、星型などの任意の形状であっても良い。また、収納部11を全て同じ形状としたが、これに限らず、複数の形状の収納部11であっても良い。要は、隣り合う収納部11の間を通る包装体断面が、他の収納部11の断面を含むような形状にして、包装体10に鋏を入れたときに収納部11が鋏に干渉するようにすれば良い。収納部11の形状、および大きさは適宜に選択し得る。更にまた、収納部11の配置については、規則正しく配置する必要はなく、ランダムに配置してももちろん良い。
(第2実施形態)
包装体の基本的な構成は、第1実施形態の包装体11と同様であるため、重複する部分については説明を省略する。図3の第2実施形態に係る包装体20は、2種類の大きさの異なる円形の収納部21のそれぞれ(大きい収納部21a、小さい収納部21b)を交互に配置している。本実施形態では、隣接する収納部21の中心間の距離を大きい方の収納部21aの直径未満になるように配置している。第2実施形態の包装体20においても、第3図の(A)図に示すように、隣り合う収納部21(大きい収納部21aと小さい収納部21b、又は大きい収納部21aどうし、或は小さい収納部21bどうし)の間を通る包装体断面15が、必ず他の収納部21の断面を含む形状になっている。こうして、包装体20を錠剤22の一個分毎の小さなシート片に分離しにくくしている。
(第3実施形態)
包装体の基本的な構成は、第1実施形態の包装体10と同様であるため、重複する部分については説明を省略する。図4の第3実施形態に係る包装体30は、収納部31が正六角形の形状をなし、収納部31は2列以上設けられている。これらの収納部31は、隣り合う収納部31の互いに対向する辺が平行となるように配置されている。このような形状にすることで、収納部31間の余分なスペースが無くなるため、第1シート及び第2シートの使用量を削減することができるのである。なお、本実施形態では、隣接する収納部31の中心間の距離を収納部31の外接円の直径未満になるように配置している。そして、図示するように、隣り合う収納部31の間を通る包装体断面15は、必ず他の収納部31の断面を含む形状になっている。こうして、包装体30を錠剤32の一個分毎の小さなシート片に分離しにくくしている。
なお、本発明に係る包装体を製造するにあたっては、例えば特開2011−20684の[図3]に開示されている複数の充填ユニットを有する充填装置で製造することができる。
上記第1〜4の実施形態は錠剤用のPTP包装体であるが、被包装物は飴やガム等の菓子を含む食品であっても良い。また、収納部は一方の面に突出したものに限らず両面に突出したストリップ包装の様なものを採用することもできる。
10、20、30 包装体
11、21、31 収納部
12、22、32 錠剤
13 第1のシート
14 第2のシート
15 平面

Claims (2)

  1. 複数の収納部が少なくとも一方の面に突出して設けられているシート状の包装体であって、隣り合う前記収納部の間を通る包装体断面が、他の前記収納部の断面を含むことを特徴とする包装体。
  2. 前記収納部が正六角形の形状をなし、当該収納部は2列以上設けられ、且つ隣り合う収納部の対向する辺が平行となるように配置されていることを特徴とする請求項1記載の包装体。
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