JPH04506949A - 液体気密容器 - Google Patents

液体気密容器

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JPH04506949A
JPH04506949A JP51492190A JP51492190A JPH04506949A JP H04506949 A JPH04506949 A JP H04506949A JP 51492190 A JP51492190 A JP 51492190A JP 51492190 A JP51492190 A JP 51492190A JP H04506949 A JPH04506949 A JP H04506949A
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クシニール フラジミール マルコビチ
クシニール エレナ フラジミロフナ
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ウクラインスキ ナウチノ―イススレドバテルスキ インスティテュト ポ プレメンノム デル ベー ジボトノボドストベ“ウクルニイプレム”
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D75/00Packages comprising articles or materials partially or wholly enclosed in strips, sheets, blanks, tubes, or webs of flexible sheet material, e.g. in folded wrappers
    • B65D75/28Articles or materials wholly enclosed in composite wrappers, i.e. wrappers formed by associating or interconnecting two or more sheets or blanks
    • B65D75/30Articles or materials enclosed between two opposed sheets or blanks having their margins united, e.g. by pressure-sensitive adhesive, crimping, heat-sealing, or welding
    • B65D75/32Articles or materials enclosed between two opposed sheets or blanks having their margins united, e.g. by pressure-sensitive adhesive, crimping, heat-sealing, or welding one or both sheets or blanks being recessed to accommodate contents
    • B65D75/36Articles or materials enclosed between two opposed sheets or blanks having their margins united, e.g. by pressure-sensitive adhesive, crimping, heat-sealing, or welding one or both sheets or blanks being recessed to accommodate contents one sheet or blank being recessed and the other formed of relatively stiff flat sheet material, e.g. blister packages, the recess or recesses being preformed
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 液体気密容器 技術分野 本発明は包装付属品、特に液体内容物を充填、保存する気密容器に関する。該気 密容器は、食品、化学、微生物学、薬学、宇宙工学、その他の技術分野において 、液体食料品や、化学的、微生物学的、薬学的、宇宙工学的、その他の液体内容 物を充填するのに利用可能である。
その池水発明は、家畜の生産や、医療、微生物学の分野で各研究機関において、 様々な動物の精子、骨髄、血液、微生物その他の生物製品を、充填、処理、冷凍 保存、解凍に応用されることが理解されよう。
従来技術 製造方法や、液体内容物の充填、取り出し方法に特徴を有する様々な気密容器が 現在周知となっている。
こうした気密容器の1つは、凹部を有した走行台を備えた機械によって製作され る。弾性的な密封帯が該走行台のブロックに送給され、形成ドラムの補助により この種の凹部が形成される。内容物は該凹部に供給される。次いで、別の帯が該 内容物を覆い、密封され、分離される。
第2の方法は、堅固な帯に小室を形成するものである。バッチャ−を使用して、 該小室に内容物を充填し、次いで、もう1つ別の帯で密封され、更に分離される 。
第3の方法は、連続する帯より形成された溝を利用するものである。該溝は、連 続的に液体内容物を充填され加熱封着され、個々に分離される。
第4の方法は、円形、矩形、楕円形その他の形状に予め紹み立てられたビレット によって特徴付けられる。自動装置の助けにより液体内容物が、該気密容器に充 填され、次いで該気密容器は、その両端部を高分子材料または金属材料によって 溶着、密封される。
これらの技術において、内容物を充填したまま一方の端部から溶着したり、接着 したり、閉塞したりする、様々な方法が周知となっている。
更に、1つの帯から内容物を充填された数の気密容器を形成する方法が提供され ている。つまり、液体内容物を充填された菅を自動装置によって一単位づつ分割 、溶着するものである。
また、予め製造された気密容器内に、自動または手動の装置によって液体内容物 を充填する様々な方法も周知である。
上述した液体内容物の充填方法は、多くの欠点により特徴付けられる。
該気密容器が液体内容物により充填される際、液体内容物は周囲の空気或いは、 自動バッチ装置の充填要素に接触し、この接触によって、充填された液体内容物 は、周囲の気体と相互作用する微生物に汚染されることとなる。
生物に対して有毒、有害な液体内容物を充填しなければならない場合には、該液 体内容物の蒸気または、その成分を含んだ空気によって周囲は汚染されることと なる。
自動バッチ装置や、気密容器の製造機械、或いは充填機械は、既知の気密容器に 製造状態で充填しなければならない。
個々の予め製造された気密容器に手動で充填する場合には生産性は減少する。
上述の気密容器から、内容物の一部を使用する必要のある場合には、その他の残 部は、しばしば周囲の媒体に接触し、その結果汚染され品質が低下することとな る。有毒、有害な内容物を使用する場合には、周囲が汚染され、生物に悪影響を 与えることとなる。
ソビエト特許公報第A、715899号により周知の微生物縣濁液を低温保存す る気密容器は、相互に密封固着された2枚のシートを具備しており、該2枚のシ ートの間に2つのカップリングと連通した、液体内容物のための空洞を有してい る。
該気密容器は高分子材料より成り、外表面上に厚いショルダ一部を伴った円形を しており、外気密容器の両側に冷媒を含浸させた、多孔質体より成るカバープレ ートが取着されている。そして栓を伴った接続部が、該気密容器の上部に配置さ れている。
前記接続部を介して、該気密容器内には微生物縣濁液が充填され、次いで液体窒 素によって冷凍され、前記カバープレートの空隙は、液体窒素により濡らされる 。
該気密容器を保管するために冷凍気密容器から取り出す際、該気密容器は一定期 間、外気に放置されることとなるが、前記カバープレートの空隙内に存在する冷 媒が蒸発し、前記微生物縣濁内容物の、該気密容器に近接する層部分の温度が上 がらないようになっている。
前記多孔質体のカバープレートは、冷媒が蒸発することによって、気密容器が貯 蔵庫内に存在するとき、該気密容器の保存されるべき貯蔵庫を、望ましい温度と することが可能である。上述した気密容器には、前記気密容器と同様の欠点が存 在し、以下に、主なもののみ記述する。
気密容器内の内容物の一部を使用する際、その残部の品質や、無菌状態を損なう こことは、不可避である。
有毒性の薬品や、発病性の微生物など有害性の内容物を充填する場合には、予め 定量を定めるか、または、充填する間完全な肉眼による制御が必要となる。
該気密容器内に充填される内容物は、小体積に分割されていないため、解凍速度 が遅くなり、微生物の品質が低下する。
発明の開示 本発明は、液体内容物を充填し、或いは保存する気密容器を提供する問題点に基 礎を置き、本発明の気密容器の実施例によれば、正確に一定量づつ区分されて充 填され、該気密容器内の内容物を全て或いはその一部分を使用することが可能で あり、同時にその残部は外気と遮断され、液体内容物を取り扱う際、個々の操作 と工程を、削減或いは統合することによって、生産性の向上が可能となった。
上述の問題点は、相互に密封された2枚のシートの間に、列をなし、入口管路及 び出口管路に連通している液体内容物のための小室を備え、更に咳小室は、小管 路を介して相互に連通しており、該小管路は、集合管路に連通し、該集合管路は 、該気密容器の端部に備えられた前記入口管路または出口管路に連通ずる構成と した本発明の気密容器により解決される。
好ましくは、液体内容物のための空洞は、一方のシートに直接的に形成される。
前記小室及び管路は、中空の材料より形成してもよい。
本発明による気密容器の実施例は、充填された内容物の品質を損なうことなく、 気密容器の応用範囲を拡大することが可能である。
本発明の本質的要素は、以下に記述する通りである。
仕上がった気密容器は密封され、すなわち外気とは遮断され、そして液体内容物 のための空洞と、2つの集合管路と、入口管路及び出口管路を具備している。該 小室は、上方の凹凸部と、下方の、通常平面部を有する。
該気密容器の空間部分は、多数の小室より成り、該小室は、中空の小管路によっ て相互に連通している。該小室は、主として上方のシートに、列を成して形成さ れえている。
該小室は、夫々異なる容積、輪郭であって良いが、しかし、該小室は、必ず少な くとも2つの小管路によって相互に連通していなければならない。該小室の輪郭 は製品の必要性によって決定されるが、該小室間に気泡の生じない輪郭が好まし い。三角形や、四角形、気密容器の側壁が波形の輪郭と同様に強度の高い形状は 六角形である。
液体内容物を収容する空間は、多数の小室から成り、従って必要な場合には、気 密容器の全体から一部を取り外して使用することが可能となっている。この利用 方法は、該小室間の前記小管路を密封した後にのみ可能となる。
前記小管路は、主として上方のシートに形成される。該小管路の最終端部は、集 合管路に連接し、該集合管路には該気密容器の一方端部から入口管路が、そして 他方端部から出口管路が連接している。
前記入口管路に近接する集合管路から、該気密容器の前記小室の第1列に液体内 容物が供給される。他にもうひとつの指示があり、すなわち、気密容器内に一様 に内容物を分配するためには、該気密容器を傾けるか、或いは鉛直にする必要が あるというのである。
該気密容器の他方端部において、前記集合管路は出口管路に連接している。該集 合管路は、液体内容物と共に充填された空気を排気し、かつ内容物を集めて前記 出口管路へと送るように設計されている。
前記入口管路の一方端部は、前記集合管路に連接している。
そして残った自由端部は、該気密容器に液体内容物を供給するための手段、例え ば、ホース、管その他の手段を連結するために供される。
前記入口管路は、該気密容器の一方端部に形成され、同気密容器に液体内容物を 供給するために都合の良い連結手段が具備されている。
前記出口管路は、該気密容器の前記入口管路とは反対の端部に配置され、該気密 容器から空気を排気するための管路として機能し、かつ、2つ或いはそれ以上の 気密容器に連続的に液体内容物を供給する必要のある場合には、他の気密容器と 接続する機能を有する。
前記入口、出口管路と、小管路及び集合管路は、更にもう一つの指示がある。す なわち、これらの各要素は、小室に内容物の上部に空気間隙を作り出す作用をな し、必要な場合には、該間隙に更にもう一つの液体内容物を充填する事が可能と いうものである。
前記小管路は、各小室に個別に、或いはまた、気密容器全体に一定量づつ内容物 を分配する機能を有している。該機能は、該小管路内の液体内容物の容積が、相 対的に小さいことと、該気密容器内に液体内容物が充填される間、該小管路が上 方に位置することにより達成される。
該小管路は、異なる断面、すなわち、円周や、楕円形、多面体等であっても良い 。然しなから、液体内容物の充填を損なわない限り、該小管路は、薄い構造であ るべきである。
前記集合管路は、前記小管路よりも大きな断面を有するべきである。このことに 因り液体内容物が充填される際、該気密容器内に一様に分配されることとなる。
前記入口及び出口管路は、前記集合管路と同等かまたは大きな断面を有するべき であり、そしてこうした構造を有することに因り、液体内容物を該気密容器に供 給する手段を速やかに接続可能となる。
各前記小室の回りには緊張した仕切りが具備されており、該仕切りは、前記集合 管路及び木管路に接することはなく、そして、気密容器から分離する液体内容物 を収容した前記小室の両を画定する機能を有している。
従って本発明による気密容器の構造的な改良に因り液体内容物の定量精度は、気 密容器容積に対して1%から5%改善され、かつ液体内容物は、充填過程から保 存過程に到るまで外気に接触することが防止されることとなる。
図面の簡単な説明 本発明のその他の目的や利点は、実施例の詳細な説明及び添付した図面から更に 明らかとなろう。
添付した図面において、 図1は、本発明による気密容器の全体図である。
図2は、本発明による気密容器の小室の一列を切り出して示した図である。
図3は、本発明による気密容器の小室の断面を小管路と共に示した図である。
図4は、図2のIV−IVにおける断面図である。
好ましい実施例 気密容器は密封容器または、密封された貯蔵器であって、該気密容器の内空は、 複数の小室及び相互に連通する管路より戊る。
該気密容器の一方端部には、入口管路1が具備されており、該入口管路1の一方 端部は集合管路2に連通している。該集合管路2は、多数の小管路3に分岐して おり、該小管路3は、該気密容器の小室4の第1列に連通しており、該小室4は 、同様の小管路3により順次それに続く小室4に連通している。
該気密容器の前記小管路3と反対の他方端部は、前記小室4の最後の列に分岐し 、そして、他の集合管路5に連通し、更に出口管路6に順次連通している。
上述の入口管路1と出口管路6は、該気密容器に液体内容物を供給する装置(図 示されていない)との密封された接続のために、手段(周知の弾性の差込み、或 いはねじ込み接続)7を具備している。
複数の前記気密容器が、特殊な機械により、主として2枚のシートより製造され る。1枚のシートから前記小室4と、そして大きく前記小管路3、前記集合管路 2.5、前記出口及び入口管路6.1が成形される。もう1枚の平面のシートは 、溶着や接着剤によっていて、前記成形されたシートに封着され、次いで出来上 がった気密容器は、切断手段(押し抜き手段)により個々に分離される。
製品に要求される仕様を考慮して、前記シートは、接着剤によって接着可能であ ることはもちろん、温度を上げることによって熱封着可能であったり、またはレ ーザ装置の補助の下超音波による冷開封着が可能となっている。
食料品や生物学的内容物のためのパックについては、有毒な素材によっては、製 造することはできない。
該気密容器の他の各別の変形、すなわち2つ、3つ或いはそれ以上の異なった形 状や容積を有し、そして異なった断面や形状を有した前記小管路3によって順次 連接された、前記小室3を備えた気密容器も考えることができょう。前記気密容 器が弾性材料により製造されるある場合において、前記小管路3は備えなくとも 良い場合もある。つまり、各小室間に接着されていない帯状の隙間が生じ、内容 物を充填する際楕円形の小管路を弾性的に形成するのである。従って、前記小室 4の異なる部分を接続可能な、少なくとも2つの前記小管路3が具備されなけれ ばならない。
上述のシー)・素材とは別に、気密容器は中空材料(図2)によっても製造可能 である。図3、図4は、該中空材料によって製造された小室の1例を、管路と共 にその断面を図示する。
本発明の本質を、より明確なものとするために、該気密容器に液体内容物を充填 する過程を以下に記述する。液体の内容物は、予め消毒された気密容器に充填さ れる。充填は、該気密容器の平らな面を上に向けるか、または前記入口管路1を 下方に、かつ該気密容器の凹凸面を下にして遂行される。
この配置において前記小管路と、前記入口、出口管路と、前記集合管路は、該気 密容器の上側になっている。このことは、全ての気密容器について必要なことで ある。空気を排出するために気密容器をビンで刺すか、または、前記出口管路6 及び弾性挿入物7に穴を開けた後でなければ、該気密容器に液体内容物を充填す ることはできない。
気密容器と粘性流体からの重力によって、その圧力において充填された液体内容 物は、前記入口管路1に連通ずる管(ホース)に沿って、同人口管路1を介して 前記集合管路2に供給される。
該液体内容物は、前記集合管路2から前記小管路3に沿って分配され、列を成し た該気密容器の前記小室4に供給される。
第1の小室に充填された後、該液体内容物は、次いで前記小管路を介して第2の 小室へ供給され、そして最後の小室に供給されるまで同様に充填される。
該気密容器に充填する際、空気は、前゛記小室4から前記小管路3に沿って、前 記集合管路5と前記出口管路6を介して外気中に排気される。必要な場合には、 前記出口管路6に、該気密容器内に周囲の空気が混入することを防止するため液 封じを備えたホースを接続することも可能である。
液体内容物が、有毒性、有害性のものであるばあいには、前記出口管路6に接続 されたホースは、該気密容器から発散される該内容物の蒸気を中和する薬剤に接 続される。
上述のホースを該気密容器から取り外した後、前記入口管路1と前記出口管路6 は、溶着手段または枠手段によって密封される。
外部的手段を用いて該気密容器から切り取って、前記小室の1つ、または数個か ら前記液体内容物を必要な場合には、必要な数の小室を切り取るために、該小室 を繋いでいる前記小管路3が密封される。
もう1つ別の異なった液体内容物を包むためにも、該気密容器を利用することが 可能である。こうした利用方法は、充填された内容物を利用または処理するに先 立って、該気密容器内で調整すべき場合や、空気、または異なる気体、または追 加的な液体内容物を、該気密容器内に導入するために準備する場合である。この 場合前記内容物は、全ての前記小室に充填されるわけではなく、前記出口管路側 の所定の目印まで充填されることとなる(目印は図面には図示されていない)。
次いで該気密容器を、平面上に前記小室を下にして設置し、滅菌された空気、ま たは液体内容物を科学的に処理する技術のために準備された気体、例えばCO2 を前記入口管路より導入する。前記小管路3及び充填された小室4の上側の部分 から、前記気体は、充填されていない小室内に縣濁液(セルサスペンション)を 伴って流れ込み、該小室内に縣濁液を充填し、そしてその結果、全ての前記小管 路3と、前記集合管路2.5と、前記小室4内に空気間隙を形成する。
このことは、実験的に特定の位置に目印を着けることによって知ることができる 。
前記小管路3の断面直径は、前記小室内の液体内容物と空気間隙の体積を決定す る作用をなす。
この他にも該気密容器、または小室内の液体内容物の体積、または質量を決定す る方法がある。該気密容器の一方の側を幾らか持ち上げて、液体内容物を、前記 小管路を介して下方に配置された小室内に流し出す(粘性流体は圧力によって流 れ出す)。傾斜を大きくすると、小室内には寄り少量の液体内容物が残ることと なる。
実際上は、上述の傾斜は、充填される液体内容物の密度と要求される小室内の体 積または質量から、実験的な過程によって知ることとなる。
前記液体内容物、または縣濁液を充填された気密容器は、特殊装置によって点溶 着され、数秒後に気密性を有するようになる。この場合、全ての気密容器から前 記液体内容物は利用される必要があるときは、密封されるのは、ただ前記入口管 路1と出口管路6のみ、すなわち供給及び排出ホースの接続された管路のみであ る。
前記気密容器の1つ或いは数個の前記小室から、前記液体内容物を利用するとき には、必要な数の小室を取り外すために、前記小管路3は密封される。
気密性を備えるために、前記小管路3と、入口管路1と、出口管路6は、それら を溶着するために、溶着装置に配置し、圧接される。
気密容器は、手動または密封装置と相互作用する特別の型板により印が入れられ る。
冷凍すべき液体内容物は、特別の処理を受ける。
充填後に液体内容物を滅菌すべき場合には、その性質や材質によって該気密容器 は、製作され、紫外線の照射を受け、高速の加速電子の影響を受け、特定の温度 に加熱され、更に他の技術がこの目的のために利用される。
上述した、該気密容器の様々に異なる全ての利用方法は多くの利点によって特徴 付けられる。すなわち、1、外部的手段と接触させずに、前記小室3や気密容器 そのものに、正確に一定量づつ区分けして充填する閉じたシステムによって、該 気密容器の小室に連続的に充填するために、一工程で完結することができる。
2、製品或いは消費者の需要の観点から、前記小管路を予め密封することによっ て、液体内容物の全部または、一部を使用することが可能である。従って、未使 用の残部は外的手段に接触することはなく、このことは、食料品や、有毒物質や 、医薬品や、細菌或いはその他の調整品の保存にとって重要なことである。
3、該気密容器を利用して一工程毎に印、例えば、削除、追加した各技術的工程 や操作を表す記号を入れながら、全ての小室を密封可能である。
4、刻印手段を具備し、幹線電源、または小型の電源、例えば12V−24Vの 電池により作動する、単純な溶着装置を使用して、該気密容器は、気密容器の成 形ラインを有していない、例えば実験室や、学校や、大学等多くの異なる場所で 、広い使用条件の下で利用することが可能である。
産業上の利用可能性 本発明の気密容器の入手し易さや、技術的に単純な操作方法は、様々な産業の分 野において該気密容器の利用を可能とする、すなわち、 家畜の生産において、生産者が単純な一般的な方法に従って家畜の精子を包装し 、科学的な処理をなし、そして冷凍保存することや、獣医学的な処理をなすため に、家畜の血液を採取したり、牛乳を農場で包装、低温殺菌をなし、市場にて売 るために、生産された牛乳を包装、準備したり、更に蜂蜜や、果汁を充填するこ ともできる。
医療の分野において、該気密容器は、血液の一括分析のために閉じたシステムで 、幼児の被検者から血液採取に利用することが可能である。
微生物学の分野で各研究機関において、微生物を冷凍保存し、養分を含んだ媒体 や、微生物学的受精媒体、その他の内容物や製品を充填するのに利用可能である が、最も多角的な目的は、微生物学的内容物の冷凍保存の方法や、製品を保存す るための化学薬品の開発である。
食品、化学、医薬品、微生物学、宇宙産業の各分野にふいて、夫々の保存すべき 内容物や市場に合わせた、食品や、医薬品や、微生物学的、化学的、宇宙工学的 内容物を充填するのに利用可能である。
一括して自動的に該気密容器を製造する装置を利用すれば、製造機械の費用は2 0%から50%削減される。
該気密容器から内容物の全て或いはその一部を利用可能であるという観点から、 単純な方法により、例えば様々な動物の精子やその他の内容物等の、異なる小室 内の内容物を処理することが可能である。
経済性の観点からは、雄牛や雄羊の精子などの、冷凍保存された内容物を解凍し た製品の品質を、8%から10%改善する。
該気密容器内に充填された内容物の粘性によって、充填の精度は、気密容器の体 積の1%から5%改善される。
手続補正書(方式) 平成3年 7月 7日

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.液体の内容物を充填し保存する気密容器において、該気密容器は、相互に密 封して固着された2枚のシートを備え、該2枚のシートは、その間に液体内容物 のための空洞を形成するようになっており、該空洞は、入口管路(1)と、出口 管路(6)に連通しており、 前記空洞は、小室(4)より形成され、該小室(4)は、列をなして配置され、 かつ相互に小管路(3)を介して連通し、 該小管路(3)は、集合管路(2、5)に連通しており、該集合管路(2、5) は、前記入口管路(1)と前記出口管路(6)とに夫々連通していることを特徴 とする液体気密容器。
  2. 2.前記液体内容物のための空洞は、前記2枚のパッケージシートのうち1枚に 直接具備されていることを特徴とする請求項1に記載の液体気密容器。
  3. 3.前記小室(4)及び前記管路(1、2、3、5、6)は、シートまたは中空 素材より製造されていることを特徴とする請求項1に記載の液体気密容器。
JP51492190A 1989-12-18 1989-12-18 液体気密容器 Pending JPH04506949A (ja)

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