JPWO2005115842A1 - 液体収容部連結体および液体が封入された液体収容部連結体の製作方法、ならびに液体が封入された液体収容部連結体を製作するための装置。 - Google Patents

液体収容部連結体および液体が封入された液体収容部連結体の製作方法、ならびに液体が封入された液体収容部連結体を製作するための装置。 Download PDF

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Abstract

患者に応じた1回使用量を正確な処方でかつ比較的簡易に分注可能な薬液として好適な液体容器として、開放された注入口11と開放された排出口12と、それらの間に液体1回使用量分を収容可能な複数の液体収容部101,102,103が設けられて液体収容部連結単体1となされ、一の液体収容部連結単体の排出口12を他の液体収容部連結単体の注入口11に着脱自在に嵌着させ複数個の液体収容部連結単体を接続一体化させておき、最先端の注入口11から最後端の排出口12までのすべての液体収容部連結単体1が連通された状態で液体を注入した後、連通管13の部分をシールすることにより所定量の液体が収容された個々の液体収容部容器を用いる。

Description

本発明は、各種の液体の分包に使用される液体用容器、およびその液体用容器に液体が封入されたものの製作方法、ならびに液体が封入された液体収容部連結体を製作するための装置に関する。
例えば注射用の薬液は、ガラスアンプルまたはプラスチック容器に、単位容量毎に分注された状態で製薬企業より提供されている。そして、製薬企業ではこの分注工程に多大な工数がかけられているのが現状である。
一方、経口用の薬液は、1回投与量が年齢に依存しているため予め小容器に分注された状態で製薬企業から提供することが難しく、通常、薬局で1本のプラスチックボトルに何種類もの薬剤を日数分混合して処方される。そして、このプラスチックボトルには目盛が設けられており、患者は、この目盛を見ながら医師、薬剤師等から指定された1回分の量を分取し内服する。
さらに、非経口施与されるような液体、目・耳鼻用の薬液、服用されるものではないが消毒用のうがい薬、手術など処置途中に使用される消毒液とかコンタクトレンズ等の洗浄に用いる洗浄液、他にも検査用人体体液のような液体などについても一定量のものが頻繁に使われるような場合も、同様の状況で、指定された1回分の量を分取し用いるのが通常である。
しかしながら、例えば経口用の薬液を例にした場合、上記の分注を伴う方法は、目分量のため正確に1回量の処方薬を分取して内服することには困難を伴う。特に、薬液に抗生物質等の顆粒製剤を混合して処方している場合にはプラスチックボトルの底に沈殿するというようなこともよくある。もしも、その状態のままよく混合せずに分取してしまうと顆粒製剤の1回あたりの内服量が著しく少なかったり、あるいは逆に多かったりという問題があるなど、治療効果の面からも副作用が生じることも考えられるので好ましくなかった。
さらに、プラスチックボトルに入れられた薬液はこぼしやすく、患者の分注操作の不手際などのため患者個人が保管している段階に雑菌の混入が有りうるという、薬品管理面の問題もあった。
そこで、患者の年齢などの諸事情に応じた1回量を予め小容器1個に注入して処方したうえ提供することも考えられるが、調剤者が小容器1個ずつに注入するのはとても面倒な作業である。すなわち、調剤者が薬液体収容容器に所定の量を容易に注入することができる方法が必要である。
ところで、1回分使用量が分注された状態の容器を横方向に連続させて製造し、使用に際して1個ずつ切り離して使用する形態に用いる包装用容器が意匠登録第1200042号公報に開示されている(例えば特許文献1)。この包装用容器においては、薬などの液体を底部に突出する円筒状の充填部から当該包装用容器へ注入し、充填後にその円筒状の充填部を切断して熱溶着によって切断部をシールするという方法がとられている。
しかしながら、意匠登録第1200042号公報の包装用容器の場合、充填される液体は、底部に突出する円筒状の充填部から通常の容器の供給口、あるいは注入装置の供給口を注入させることとなる。この包装用容器を用いた場合には、病院や薬局における小規模の薬などの液体の場合には先にも述べたように、注入の手間がかなり煩雑であることには違いない。また、大量の液体を供給して分注する場合には装置も大規模なものが必要になる。さらに、この包装用容器を使用する場合、個々の充填部と容器や注入装置の供給口との間には常に隙間が存在することから、その隙間からほこり等ゴミや雑菌の混入という懸念は常にあるわけで、決して衛生的なものではない。
本発明は、1回の使用に用いられる薬剤量を収容する液体収容用容器に薬液等の液体を収容し、その液体が封入された液体収容容器を1又は2以上含む液体収容体の製造方法を提供することにある。すなわち、本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、個々の目的に応じた1回使用量を比較的簡易に分注可能な液体容器、およびその液体用容器に液体が封入されたものの製作方法、ならびに液体が封入された液体収容部連結体を製作するための装置を提供することを目的とする。
意匠登録第1200042号公報
本発明者等は、上記課題を解決するために鋭意検討を行った結果、1回使用量の液体が収容される容積を有する液体収容部を連通状態で複数個数連結した容器を用い、処方等の準備段階にこの連結体に液体を注入した後連通部分を閉鎖し、一回分使用量毎に分注された液体容器を製作することにより上記課題を解決することを見出し、本発明に到達した。
すなわち本発明は、
(1)開放された注入口と、開放された排出口と、それら注入口と排出口の間に液体1回使用量分を収容可能な複数の液体収容部が設けられて液体収容部連結単体となされ、一の液体収容部連結単体の排出口が他の液体収容部連結単体の注入口に着脱自在に嵌着されて複数個の液体収容部連結単体が接続一体化され、最先端の注入口から最後端の排出口までのすべての液体収容部連結単体が連通されてなる液体収容部連結体、である。収容される液体としては、薬液、体液、洗浄用液体、その他食用添加物や調味料などの食材用液体において、広く適用されるものである。
また、本発明に係る液体が封入された液体収容部連結体の製作方法は、下記の(2)〜(5)とすることができる。
(2)開放された注入口と、開放された排出口と、それら注入口と排出口の間に液体1回使用量分を収容可能な複数の液体収容部が設けられて液体収容部連結単体となされ、一の液体収容部連結単体の排出口が他の液体収容部連結単体の注入口に着脱自在に嵌着されて複数個の液体収容部連結単体が接続一体化され、最先端の注入口から最後端の排出口までのすべての液体収容部連結単体が連通されてなる液体収容部連結体を用いて、最先端の注入口から液体収容部連結体全体に液体を注入したのち、すべての液体収容部連結単体の隣接する液体収容部間の連通部分および各液体収容部連結単体の液体収容部からそれぞれの液体収容部連結単体の注入口および排出口への連通部分を閉鎖し、すべての液体収容部に液体1回使用量を封入することを特徴とする、液体が封入された液体収容部連結体の製作方法。
(3)液体収容部連結単体の隣接する液体収容部間の連通部分および各液体収容部連結単体の液体収容部からそれぞれの液体収容部連結単体の注入口および排出口への連通部分の閉鎖が、連通部分を構成する外壁形成材の熱融着による閉塞がなされてなる前記(2)項に記載の液体が封入された液体収容部連結体の製作方法。
(4)前記(1)項に記載の液体収容部連結体を用いて、前記(2)項または(3)項に記載の液体が封入された液体収容部連結体の製作方法によって液体が封入された液体収容部連結体を製作するための装置。
(5)前記(4)項に記載の液体が封入された液体収容部連結体を製作するための装置は、具体的には、液体収容部連結単体が複数個数接続された液体収容部連結体を所定位置にセッティングさせるための保持手段と、液体収容部連結単体に設けられた通管部分を閉鎖して個々の液体収容部内に注入された液体を封止させる閉鎖手段と、保持手段と閉鎖手段とを相対的に移動させて目的とする液体収容部連結単体の閉鎖箇所に位置合わせをさせる移動手段とが設けられた、液体が封入された液体収容部連結体を製作するための装置。
なお、本発明にいう液体は、薬液あるいは体液などの医療用液体類において、経口投与や非経口施与に際しほぼ正確な使用容量が要求され、しかもその量は対象とする患者個人の差によって個々に調剤が必要であったり、使用される状況にふさわしい少量である必要が求められるなどの、原液から必要に応じて調剤を伴うなど分注操作が必要な液体を扱うものの場合にとりわけ効果が発揮されるものである。前記液体は、具体的には、注射薬液、服用薬液、消毒用の薬液、あるいは血清のような生体液である。そのため、本発明における液体収容部連結体の液体収容部は、単に正確な分注というだけでなく、医療用や食用という用途等からとりわけ細菌類等の混入を阻止し、あるいは雑菌の繁殖を招かないような配慮が特に重視されるような清潔な形態で、比較的簡易に1回使用量分を分注可能な液体容器であることが求められるものである。
また、本発明は、 液体収容容器と該液体収容容器の内部に収容された液体と含む液体収容体の製造方法であって、
複数の該液体収容容器が液体流路に接続され、
接続された複数の液体収容容器が、液体流路が下となり、且つ開口部が上となるようにそれぞれ設置され、
前記開口部は、通気口として機能するものであり、
液体流路内に液体を流入させることにより、設置された各液体収容容器内へ充填する液体を流入させる工程と、
該液体が各液体収容容器の所定の位置に液面が到達した時点で液体の流入を停止する工程とを行い、
液体の流入を停止した後に、該液体流路を閉鎖する工程と各液体収容容器の開口部を閉鎖する工程とを行うことにより、
液体収容容器を1個又は2個以上含み、液体収容容器に所定量の液体が封入された液体収容体を得る液体収容体の製造方法、でもある。かかる液体収容体の製造方法を用いることにより、液体収容容器に所定の量を容易に注入することができ、病院や薬局等でも簡便に液体収容体を得ることができる。
さらに本発明は、前記液体収容部または液体収容容器を押圧して、容積を収縮させた後に薬液等の液体を注入して、その後押圧を解除し、該液体を液体収容部連結体液体または収容容器の中に封入したことを特徴とする液体が封入された液体収容部連結体または液体収容体でもある。
例えば、複数本の液体収容容器に水薬である液体を注入するに際し、当該液体を前記薬液収容容器の容積に本数を乗じて得られた総容積の量だけ当該液体を調整し、液体収容容器に収容される様に調整された液体を注入した場合であっても、各液体収容容器が並列となるように各液体収容容器が互いに連通しているために、末端の液体収容容器には液体が十分収容されない場合がある。かかる場合には、一回に用いられる水薬の量が少なくなるために治療効果が薄くなる。この様な場合が生じることを防止するために、各液体収容容器に封入された液体の量を調整することが行われる。しかし、各液体収容容器に液体を収容する前に、液体収容容器を押圧した後に液体を液体収容容器中に注入することにより、押圧された液体収容容器の容積は収縮し、事前に調整した液体の量や前記総容積よりも少ない場合であっても、液体収容容器のそれぞれに等量の液体を容易に収容することができる。また、特定の薬液収容容器の押圧の程度を変えることにより、収容された液体の容量が異なる液体収容容器が一回の操作で、容易に得ることができる。さらに、本発明の液体収容体の製造方法においては、液体収容容器に液体を注入し、液体を容器内部に含む状態の液体収容容器を押圧して容器内の液量を調整した後に、押圧を解除して液量が調整された液体収容体を得ることもできる。
すなわち、液体収容部または液体収容容器を押圧して、液体収容部又は液体収容容器注に液体を収容することにより、液量が調整された液体収容体または液体収容部連結体を容易にえることができる。
なお、以下の発明の実施の形態においては、服用薬液や消毒薬液の実施形態を意図した用途のものによる説明を行うが、注射薬液や上記生体液、洗浄用液体、その他食材用液体などにおいても同様に適用されるものである。
本発明によれば、一の液体収容部連結単体の排出口が他の液体収容部連結単体の注入口に着脱自在に嵌着されて複数個の液体収容部連結単体が接続一体化され、最先端の注入口から最後端の排出口まですべての液体収容部連結単体が連通されてなる液体収容部連結体全体に液体を注入して、すべての液体収容部連結単体の隣接する液体収容部間の連通部分および各液体収容部連結単体の液体収容部からそれぞれの液体収容部連結単体の注入口および排出口への連通部分を閉鎖することによって、各液体収容部単体には1回使用量毎にほぼ正確に液体が封入された複数個数の液体収容部容器が得られることによって、調剤者は患者毎の症状に応じた所定の正確な服用量で1回使用量を分注することが可能となり、しかも液体を注入する段階ではそれら複数の液体収容部連結単体は連通されているので、液体の注入操作が極めて簡易なものとなる。
また、患者自身がプラスチック容器等から目分量で1回量の処方薬を分取することなく病状に応じた正確な配合量の薬剤が処方されるため最適な治療効果が得られるとともに、沈殿成分等一部成分の摂取量の偏りがなくなって不足したりまた逆に内服量の過多を原因とする副作用の危険もなくなる。さらに、患者個人が使用するまで開封しないため保管中に雑菌の混入することなく、また取り扱い中に誤って薬液をこぼしてしまうようなこともなく衛生的で薬品管理面の問題も解消される。
さらに、簡単な操作ながら正確な分注作業を可能として製薬メーカーだけでなく病院,薬局等の調剤者の煩雑な分注作業を大幅に改善するとともに、必要に応じた個数で複数の液体収容部連結単体を相互に接続させて連通させることで、同様な液体封入操作を一度に行うことが可能となって、大量の液体を短時間に効率よく分注させることができ作業効率の大幅な向上がはかられる。
そして、本発明に係る液体が封入された液体収容部連結体を製作するための装置、特に以下の実施形態の例で詳述するような小規模の簡便なタイプの装置の場合は、対象とする患者個人の差によって個々に調剤が必要であったり、使用される状況にふさわしい少量である必要が求められるなど、原液から必要に応じて調剤を伴うなど分注操作が必要な液体を扱うものの場合にとりわけその効果が発揮されることから、小規模の診療所や薬局等においても、患者個人に対する処方に応じたキメの細かい対応ができて極めて有用である。さらには、例えば検査用人体体液のような液体のように1種類の検体自体の量が限られるものなどにも効果を発揮する。なお、非経口施与されるような液体、目・耳鼻用の薬液、服用されるものではないが消毒用のうがい薬、手術など処置途中に使用される消毒液とかコンタクトレンズ等の洗浄に用いる洗浄液、他にも一定量のものが頻繁に使われるような扱われる液体容量が大量な場合であっても、その製作量に応じた規模の製造装置によって効率よく液体の分注装置として効果を発揮することはもちろんである。
図1は、本発明液体収容部連結体の一実施形態の例に係る、液体収容部連結単体を表す図面である。 図2は、図1に示す液体収容部連結単体に液体を注入した状態を表す図面である。 図3は、図2に示す液体収容部連結単体の連通管部分を閉鎖して液体を封入した後、液体収容部連結単体一つを分離した状態を表す図面である。 図4は、図3に示す液体収容部容器のねじり切りタブをねじり取った状態を表す図面である。 図5は、本発明液体が封入された液体収容部連結体の製作方法、および製造装置の一実施形態の例を説明する図面である。 図6は、図5における実施態様例に押圧機構が用いられた製造装置の斜視図である。 図7は、本発明の液体収容体製造方法の第一の実施態様例を説明する概念斜視図である。 図8は、本発明の液体収容体製造方法の第二の実施態様例を説明する概念斜視図である。
符号の説明
1 液体収容部連結単体
10 液体収容部容器
100 液体収容部容器本体
101,102、103 液体収容部
11 注入口
12 排出口
13 連通管
14 連通管接続部
15 連繋部(薄肉部)
16 間隙
17 隔壁部
18 ねじ切りタブ
181 サイン
19 連繋部(薄肉部)
191 脆弱部
2 液体
3 封止シール部
4 シール装置
41 装置本体
42 シール治具
43 押圧レバー
44 フック治具
45 フック
50 液体供給容器
51 供給チューブ
52 吸引チューブ
53 吸引ポンプ
60 第一の押圧板
61 第二の押圧板
62 液体収容部押圧用レバー
71 液体供給容器
72 ポンプ
731〜735 液体収容容器
741〜745 開口部
75 液体搬出管
761〜765 連通部
77 リザーバタンク
81 液体供給容器
82 ポンプ
831〜835 液体収容容器
841〜845 開口部
851〜855 液体流路
86 リザーバタンク


以下、本発明液体収容部連結体、および液体が封入された液体収容部連結体の製作方法について、添付図面に示す好適な実施例に基づいて詳細に説明する。
図1に示す液体収容部連結単体1は、一端に開放された調剤用の注入口11が設けられるとともに、他端に開放された排出口12が設けられ、注入口11と排出口12との間に、薬液を収容する3個の液体収容部101,102,103が、チューブ状に形成された連通管13と連通管接続部14を介して、それぞれが連通されたものとなっている。
液体収容部連結単体1は、全体がポリオレフィン系、ポリエステル系等の熱可塑性合成樹脂材料を用いた射出成型、ブロー成型、真空成型などの一体成型でされた容器を好適に用いることができるが、その他、シート状やフィルム状の熱可塑性合成樹脂材料による溶着加工等の二次加工によって一体に形成されたものであっても良い。
合成樹脂材料の種類は、上記射出成型、ブロー成型、真空成型、シート,フィルム状の熱可塑性合成樹脂材料による二次加工が出来るものであれば特に限定されるものでなく、通気性や液体の蒸発を防ぐために通気、水分等特定成分の透過性を抑える機能材料と複層になされたもの、あるいは劣化防止対策に紫外線防止処理等なされた材料等が用いられてもよく、着色素材では内容物が見えるように光透過性のものが好適に用いられる。
そして、調剤用の注入口11はチューブ状に形成され、後述する排出口12と着脱自在に嵌着可能となされており、この注入口11には液体を供給するチューブの端部やコネクターが接続され、あるいはシリンジのノズル(図示しない)を直接挿着できるように開放され、他端が液体収容部101へと連結されており、ここから薬液等が注入されて複数の液体収容部に収容されるようになっている。この時、注入される液体量は、連結される液体収容部の個数にあわせた量で決定され、例えば本実施形態例のように液体収容部が3個(101,102,103)の液体収容部連結単体1の場合は、3回使用量分となる。
なお、この液体収容部連結単体1の連通管13の部分は液体が注入〔図2〕された後、クランプ、ヒートシール等で圧着または溶着され閉鎖される〔図3封止シール部3〕。
液体収容部101と液体収容部102とは、チューブ状の連通管13から連通管接続部14を介して互いにそれら内部が連通された状態で連結され、液体収容部102と液体収容部103とも同様に連通管13〜連通管接続部14を介して連結されている。さらに、この液体収容部101,102,103は、それぞれが連繋部15において使用時に際し手で引っ張って個々の液体収容部容器10〔図3〕に分離できる程度の引張強度により、例えば薄肉部や部分的にだけ繋がって成形されたものとなされている。
ここにおいて、前述した液体収容部連結単体1の連通管13の部分が圧着または溶着により閉鎖された封止シール部も、隣接する容器間は使用に際し手で引っ張ってもぎ取ることができる程度の薄肉部となされることにより、封止シール部付き液体収容部連結単体は図3に表すような液体収容部容器10が3個のものとして分離されてから使用される。
つぎに、排出口12は、注入口11と同様にチューブ状に形成され、前述注入口11と着脱自在に嵌着可能となされて、この排出口12には残液チューブの端部や残液容器へのコネクター等が接続できるような形態で一端が開放され、他端が液体収容部103へと連結されている。排出口12が開放されているのは、後述するが、ここから空気を排出させて各々の液体収容部101,102,103に液体を均等に収容させるためである。
上述したように、液体収容部連結単体1は、注入口11と排出口12が互いに着脱自在に嵌着可能となされていることから、処方に応じて必要数の液体収容部連結単体1を接続一体化させた場合に、最先端の注入口から最後端の排出口までのすべての液体収容部連結単体が連通され、よって一度に必要量の液体を送り込んで連結された液体収容部連結単体を構成するすべての液体収容部に均等に液体を分注できるようになる。
すなわち、本実施形態例では、液体収容部連結単体1の注入口11から液体が供給され、連通管13から液体収容部101に送られ、注入側と反対側の連通管13から図1では上部の連通管接続部14を通り次の液体収容部102に連なる連通管13から液体収容部102へと、さらに次々と連設された液体収容部に液体が移送されて行くわけである。
なおここで、本実施形態の例において、注入口11は排出口12よりも大径寸法となされて液体収容部連結単体1同志の接続は、一の液体収容部連結単体1の排出口12が次の液体収容部連結単体1の注入口11に嵌着されるようになっているが、注入口と排出口の径寸法の大小関係はこの実施形態例と逆の関係であってもよい。
続いて、図1〜図4を参照しつつ、液体収容部連結単体1への液体分注操作工程を説明する。〔なお、図に表した上下方向の状態で操作するものとする。〕
(1)液体を供給するチューブの端部やコネクター、あるいはシリンジなど液体の入った容器に設けられたノズルを注入口11に接続し液体2を押し出す。
(2)液体供給容器内の液体を全量注入した後に、液体収容部連結単体1にさらに空気を送り込んで図2上部の連通管13の部分を空気で満たす。
(3)液体収容部連結単体の上下の向きをこのままの状態に保ち、各液体収容部101,102,103の上部にそれぞれ2本ずつ形成されている連通管部分をクランプ、ヒートシーラー等で圧着または溶着することにより閉鎖する。
(4)この閉鎖工程に形成される封止シール部から先、連通管接続部側を分離廃棄して、図3に示すような封止シール部3が一端に形成された液体収容部101,102,103の連繋体からなる封止シール部付き液体収容部連結単体を得る。〔封止シール部付き連結単体としては図示せず。〕
なお、この封止シール部から先の連通管接続部側を分離廃棄する工程は、前項(4)の閉鎖工程内で同時に行うとより効率的な工程となって好ましい。
(5)そして、この液体が封入された液体収容部101,102,103の連繋体からなる封止シール部付き液体収容部連結単体は、使用に際し各液体収容部を繋いでいる連繋部15および連通管部分の圧着または溶着により形成された封止シール部が手で引っ張ってもぎ取られることで、図3に表す液体収容部容器10が3個のものとして分離される。
(6)さらに、この液体収容部容器10の連繋部19(手で引っ張ってもぎ取ることができる程度の薄肉部や部分的にだけ繋がって成形されている)を介して形成されたねじ切りタブ18がねじ切られると、図4に表すように脆弱部191で分離され液体が抽出可能な口部192を伴った液体収容部容器本体100が得られ、服用やその他目的とする液体の使用が可能となる。
上記工程(2)において、注入口11から液体を供給した後空気を送り込んでゆくと、液体収容部101,102,103の上部にそれぞれ2本ずつ形成されている連通管13の間に隔壁部17が形成されていることにより、図2に表したように液体2の液面が連通管13の下端に揃うようになっている。そして、次の工程で連通管部分13が閉鎖されることで適当な空気が封入されることとなり、図4に示すように液体2を収容した液体収容部容器本体100の口部192から若干下がったところに液面が位置することとなって、ねじ切りタブ18をねじ切って口部192が開封された際に液体2が飛び散ったりこぼれることがない。また、この液体2とともに封入される空気の容量は、連通管13の内径や長さ、その他閉鎖されるシール部の位置のコントロールによって容易に調整できる。
上記液体収容部連結単体1への液体分注操作工程の説明では、最端の注入口11に接続させたシリンジ等液体の入った容器から注入する形態により説明したが、液体を注入する方法として、製造装置の一実施形態の例〔図5〕について後述するような、最端の排出口12に接続した吸引装置等により液体収容部連結体の内部を陰圧状態にし、最端の注入口11に接続された液体供給容器から液体を吸引注入するような形態であってもよい。
また、図1〜4中に表したように、ねじ切りタブ18には液体2の内容や処方に関する情報が示されておれば便利であり、この実施形態の例においては、患者に渡される薬液等の1日分が3個の液体収容部で構成される封止シール部付き液体収容部連結単体(3連)となされていて、“朝”、“昼”、“晩”を顕すサイン181が表されている。
なお、連設される液体収容部数は本実施形態の例の3個に限られることなく任意の数で本発明が適用されるのはいうまでもなく、それぞれの液体収容部の容量も生活サイクルに合わせて、例えば“晩”用の容量が他よりも大きめになっているなどのバリエィションが本発明に含まれ適用されることも当然である。
また、上記実施形態の例において、液体収容部容器10の液体が抽出可能な口部192が連繋部19を介して形成されたねじ切りタブ18がねじ切られて開封される形態で説明したが、本発明実施に際しては液体が抽出可能な口部がねじ式のキャップによる開封形式のものや他の開封形式のものであっても適用される。
最後に、図5を参照しながら、本発明に係る製作方法に沿って製作される液体が封入された液体収容部連結体を製作するための製造装置の一実施形態の例について説明する。
なお、ここで説明する製造装置は、本発明が適用されて極めて顕著な効果を発揮する、規模として比較的小規模の簡便なタイプの装置の場合であって、小規模の診療所や薬局において患者個人に対する処方に応じたキメの細かい対応ができて極めて有用なものであるが、一定量のものが頻繁に使われることで大量の供給液体を扱うような場合においても、その製作量に応じた規模の自動化設備などに支援されて効率よく液体が分注された液体収容部連結体を製作するための製造装置となされて生産性向上の効果を発揮するというものなども、本発明の構成に含まれる。
本発明に係る液体が封入された液体収容部連結体を製作するための製造装置は、その基本的構成において上述の液体収容部連結単体1が複数個数接続された液体収容部連結体を所定位置にセッティングさせるための保持手段と、前記液体収容部連結単体1に設けられた連通管部分を閉鎖して個々の液体収容部内に注入された液体を封止させる閉鎖手段と、必要に応じて保持手段と閉鎖手段とを相対的に移動させて目的とする液体収容部連結単体の閉鎖箇所に位置合わせさせるための、移動手段とを備えるものである。
図5に表した実施形態の例のシール装置4において使用する液体収容部連結単体1は、図1に示した形態の液体収容部連結単体1であり、液体収容部101,102,103の内部を順に液体が巡回するように各液体収容部が連通されたもので、複数の連通管13の間に間隙16が形成されたものである。
シール装置4は、装置本体41に設けられた一対のシール治具42からなる閉鎖手段、前記液体収容部連結単体1に形成された間隙16の部分を係止させるための複数のフック45が突設されたフック治具44として設けられた保持手段、そしてそれらの保持手段と閉鎖手段とを相対的に移動させて目的とする液体収容部連結単体の閉鎖箇所に位置合わせさせるための移動手段を備えている。
閉鎖手段としては、物理的な手段によるクランプ、ヒートシール等の既知の技術が好適に用いられ、圧着または溶着されて液体収容部連結単体1に形成された連通管13の部分を閉鎖させることで、各液体収容部に収容された液体が封入される。
なお、本実施形態の例では、装置本体41に設けられた一対のシール治具42,42の間に液体収容部連結単体1に形成された連通管13の並列部分が位置するように配置され、押圧レバー43によって圧着または溶着されるようになっている。
保持手段は本実施形態の例では、前記複数のフック45が突設されたフック治具44が設けられ、液体収容部連結単体1を構成する液体収容部101,102,103を下側に向けるとともに各液体収容部間を連通させた連通管13部分を上側に向け、図5では3個が接続された状態で前記液体収容部連結単体1に形成された間隙16部分がフック45に係止されている。そして、接続された複数の液体収容部連結単体が所定の位置に保持され、最端部の液体収容部連結単体1の注入口11に液体供給容器5から導いた供給チューブ51が接続されて液体2が注入される。本実施形態の例では、もう一方最端部の液体収容部連結単体1''の排出口12に吸引チューブ52が取り付けられており、接続された3個の液体収容部連結単体1〜1''の各液体収容部を通過した液体が、吸引ポンプ53により吸引されるようになっている。
なお、保持手段としてフック45に対し液体収容部連結単体1に形成された間隙16の部分を係止させる形態による説明を行ったが、閉鎖工程に備えた所定の向きの目的とする位置に接続された複数の液体収容部連結単体からなる液体収容部連結体を保持できるものであれば、本実施形態の例だけに限定されるものではない。
また、上記保持手段と閉鎖手段とを相対的に移動させて目的とする液体収容部連結単体の閉鎖箇所に位置合わせさせる移動手段として、本実施形態の例においては、前記複数のフック45が突設されたフック治具44が、個々の液体収容部連結単体1,1' ,1''毎に閉鎖工程を操作できるよう、それぞれの連通管13の部分が並設された状態でちょうど前記閉鎖手段の一対のシール治具42,42の間に位置させ得るような状態を維持させながら、左右方向に水平移動可能となされている。
なお、ここでは移動単位を個々の液体収容部連結単体1,1' ,1''毎としたが、接続された複数の液体収容部連結単体に対し一度に閉鎖工程が設けられていてもよく、さらに移動手段は必ずしも必須の構成要件でなくても本発明は適用されるものであり、例えば、接続された複数の液体収容部連結単体が所定の保持手段により保持された状態で閉鎖手段との位置関係が設定されるような装置の設計がなされているような場合が該当する。
上記実施形態の例において、液体収容部連結単体を構成する液体収容部下側に向けるとともに各液体収容部間を連通させた連通管部分を上側に向けた上下の位置関係に設定され保持手段が設けられた場合について説明したが、本発明はそういう位置関係だけには限定されることなく、例えば連通管部分を中央としてその連通管部分を境にして両側に交互に蛇行する形態で各液体収容部を配設させたような形態の場合、液体収容部連結単体全体を中央の連通管部分において頂点となるような‘く’の字形にした状態で装置の保持手段に保持させれば、上述の実施形態の例と同様の操作が可能である。
図6は、図5における実施態様例に用いられた製造装置に、液体収容部を押圧するための押圧機構が取り付けられた製造装置である。当該製造装置は、液体収容部容器のそれぞれの背面となるように第一の押圧板60が装置本体に取り付けられ、さらに装置本体41の液体収容部押圧用レバー62が取り付けられ、押圧用レバー62には第二の押圧板61が取り付けられている。
本発明の製造方法の図6における実施態様例において、上述の液体収容部連結単体への液体分注操作工程における(1)の工程の前に、液体収容部押圧用レバー62を上に持ち上げて、第一の押圧板60と第二の押圧板61とで、液体収容部連結単体を挟む。次いで、上記液体分注操作工程の(1)の工程を行った後に、液体収容部押圧用レバー62を下に下げて、押圧を解除する。液体収容部連結単体の各液体収容部への押圧を解除した後に、上述の(2)〜(4)の工程を行う。このような、押圧する工程と押圧の解除を行う工程とを含むことにより、例えば、収容するために調製した液体の量が、少量だけ欠く場合であっても、調製した液体の欠損量だけ、液体収容部の容積を液体収容部の押圧により収縮させることにより、液体収容容器連結体の各液体収容部に収容される液体は、それぞれ等量となる。つまり、液体収容部連結単体に収容するための液体の容積が少量だけ欠く場合であっても、その欠損量を、液体収容部連結単体を構成する液体収容部に均等に割り当てることにより、液体供給容器50から最も遠端位の液体収容部が1つだけ最も液量が少なくなることが生じない。つまり、薬液等の液体を調製するに際して、厳密に液量を管理しなくても、各液体収容部に治療等に必要な量の薬液を収容することができるので、本発明の製造方法の当該本実施態様例は、容易に操作を行うことができる。
また、図6における実施態様例において、本発明の方法は、液体収容部連結単体の液体収容部に液体を注入した後に、液体収容部内に液体を含んだ液体収容部連結体を押圧することにより、各液体収容部内の液体の量を調整することもできる。すなわち、上述の液体収容部連結単体への液体分注操作工程における(1)の工程の後に、液体収容部押圧用レバー62を上に持ち上げて、第一の押圧板60と第二の押圧板61とで、液体収容部連結単体を挟む。液体収容部連結単体を一対の押圧板で挟むことで液体収容部の容積を収縮させることにより、液体を多めに収容している液体収容部については液量を減少させる。同時に、液体を少なめに収容している液体収容部については、他の液体収容部から排出された分を収容させることで、液量を増やすことができる。このようにして、液体収容部連結体を押圧することで液量を調製した後に、押圧板による押圧を解除する。ついで、押圧が解除された液体収容部連結体に対して上述の(2)〜(4)の工程を行う。上述と同様に、図6における実施態様例において、上記の(5)及び/又は(6)の工程を行うことにより、液体が封入された液体収容部連結単体又は液体収容容器を得ることができる。このように、薬液等の液体を調製するに際して、厳密に液量を管理しなくても、各液体収容部に治療等に必要な量の薬液を収容することができるので、本発明の方法は、製薬メーカーだけでなく病院,薬局等においても好適に用いることができる。なお、図6における実施態様例においては、一対の板が相対する方向に押圧する力を液体収容部に加えているが、本発明の方法については、液体収容部若しくは液体収容容器の容積を減少することができれば、押圧する手段は特に限定されるものではない。例えば、押圧方法については、一対の板で挟む方法以外にも、板や圧搾空気により、取り囲むようにして液体収容部を押圧することも可能である。
また、図7は、本発明の液体収容体の製造方法である。液体収容容器731〜735は、それぞれ連通部761〜765を介して、液体搬送管75と接続されている。液体搬送管75は、液体供給容器71と接続されたポンプ72と接続されている。ポンプ72は、液体供給容器71内の収容用液体を吸引し、液体搬出管75に送り出す。ポンプにより送り出された液体は、液体搬送管及び連通部を順に介して、液体収容容器に搬送され、液体搬送管及び連通部は、液体流路を形成する。各液体収容容器は、液体搬送管及び連通部とで形成された液体流路と接続されて、液体流路とを介して互いに並列に接続されている。
図7において、各液体収容容器は、連通部と液体搬送官とで構成された液体流路が下となり、開口部741〜745が上となるように、クランプ等の公知の固定具(図示せず)により、設置されている。ポンプ72により搬送された液体は、各液体収容容器に流入され、液体収容容器内の気体は、開口部741〜745から排出される。開口部は、容易に液体収容容器内に液体が収容されるように、液体収容容器内の気体が排出されるように通気口としての機能を有することとなる。
図7においては、さらに、リザーバタンク77が液体搬送管に接続されている。リザーバタンク77は、本発発明における液体収容体の製造方法では、必ずしも必要ではない。しかし、各液体収容容器の頂部よりも、少なくともリザーバタンクの頂部が上方となるように、リザーバタンクを設置することにより、各液体収容容器内の液面の高さを容易に調整することができることから、リザーバタンクを液体流路に接続されることが好ましい。なお、液体供給容器とリザーバタンクには、それぞれ通気孔等の内圧調整手段を備えるが、図示されてはいない。
各液体収容容器の内部にポンプにより液体が所定量の液体が流入されたら、各連通部分は閉塞がなさる。この閉塞の際に、連通部を形成する材料が筒状の熱可塑性樹脂により形成されている場合には、筒状の外壁形成材を熱融着することによって、簡単に閉塞することができる。また、液体収容容器と各開口部741〜745との間にそれぞれ設けられた管部781〜785を形成する管状の外壁形成材を熱融着することによって、閉塞がなさる。これによって、所定量の液体が封入された1つの液体収容容器により構成された液体収容体が得られる。かくして、所定量の液体を含んだ液体収容体は、大規模な装置も必要なく、また、薬局や医療現場において簡易に製造することができる。
図8は、本発明の液体収容体の製造方法の他の実施態様例における説明図である。図8の実施態様例において、各液体収容容器は液体流路との接続口を2つ備え、液体収容容器間が個別の液体流路により接続されている。図7の実施態様例では液体収容容器が並列につながれているが、図8の実施態様例では、液体収容容器は直列に繋がれている。図8の実施態様例では、液体供給容器81と接続されたポンプ82が第一液体流路851を介して第一の液体収容容器と接続されている。第一の液体収容容器は第二の液体流路852を介し、第二の液体収容容器と接続される。このようにして、各液体収容容器は、別個の液体流路を介して接続され、直列的に接続される。本発明の液体収容体の製造方法では、ポンプにより搬送された液体が、ポンプと液体流路により接続されている液体収容容器に最初に流入し、順次、各液体収容容器に液体が流入していく。各液体収容容器の内部に所定量の液体が流入されたら、各連通部分は閉塞がなさる。この閉塞の際に、連通部を形成する材料が筒状の熱可塑性樹脂により形成されている場合には、筒状の外壁形成材を熱融着することによって、簡単に閉塞することができる。また、液体収容容器と各開口部との間にそれぞれ設けられた管部を形成する管状の外壁形成材を熱融着することによって、閉塞がなさる。これによって、所定量の液体が封入された1つの液体収容容器により構成された液体収容体が得られる。かくして、所定量の液体を含んだ液体収容体は、大規模な装置も必要なく、また、薬局や医療現場において簡易に製造することができる。なお、リザーバタンクと液体供給容器とについては、図7の実施態様例の場合と同様である。また、図7の実施態様例の場合と同様に、ポンプ、リザーバタンク、液体供給容器及び液体流路については、公知のものを用いることができる。図7・8の実施態様例において、ポンプの代わりに液体を吸入排出できる公知の装置を用いることができ、機械的な駆動のみならず手動での吸入排出できる公知の装置も用いることができる。
本発明の液体収容体の製造方法は、図7および図8の実施態様例においても、液体収容容器は、成型が容易である事から、熱可塑性合成樹脂を好適に用いることができ、ポリオレフィン系またはポリエステル系の熱可塑性樹脂をより好適に用いることができる。また、液体流路については、その材質が特に限定されるものではないが、閉塞が容易であることから、液体収容容器と同様に、熱可塑性樹脂であることが好ましい。前記液体流路が連通部を含む場合には、少なくとも連通部が熱可塑性樹脂であることが好ましい。前記液体収容容器、前記管部及び前記液体流路、又は前記液体収容容器、前記管部及び前記液体流路が一体成型されていることが、密閉性が良好であることが好ましい。なお、図7、図8の実施態様例の様に、管部にはくびれ状の狭部を備えていることが、狭部から切断することで容易に開封することができるので、好ましい。
本発明の液体収容体の製造方法は、上述の液体収容部連結体の製造方法と同様に、液体収容容器をあらかじめ押圧することにより容積をさせた後に、液体収容容器内に液体を充填し、液体収容体を得ることも可能である。この押圧する工程を含む液体収容体の製造方法は、上述と同様に、各液体収容容器の液量の調整が容易であるために、充填する液体の液量を厳密に調整が必要なく、液体収容体の製造がより容易になる。また、特定の液体収容容器を押圧することにより、容器内部に収容される液量が異なる液体収容体を一度の操作で製造することができる。たとえば、一日の特定の時間帯において服用量が異なる場合には、押圧工程を含む製造方法は、好適に用いることができる。
また、本発明の液体収容体の製造方法において、各液体収容容器を液体収容部として用い、各液体収容容器を連結させて、複数の液体収容容器を液体収容部連結単体として用いても良い。かかる場合には、本発明の液体収容体の製造方法は、液体が封入された液体収容部連結体の製造方法として用いることができる。
なお、上述の液体収容部連結単体とは、特定個数の液体収容部により主として構成され、液体収容部連結体の一単位を構成する単体を意味するものである。つまり、上述より明らかであるが、液体収容部連結体に含まれる液体収容部の個数は、液体収容部連結単体に含まれる液体収容部の個数に液体収容部連結単体の数を乗じた個数となる。
以上、本発明が効果的に採用される実施形態例として、服用薬液や消毒薬液の実施形態を意図した用途のものによる説明を行ってきたが、本発明は注射薬液にも好適に用いられ、さらに非経口施与されるような液体、例えば、目・耳鼻用の薬液、服用されるものではないが消毒用のうがい薬、手術など処置途中に使用される消毒液とかコンタクトレンズ等の洗浄に用いる洗浄用液、他にも検査用人体体液のような液体などのほか、食品添加物や調味料等の食材用液体などにおいても一定量のものが頻繁に使われるような用途において、同様に好適に適用され得るものである。
また、患者自身がプラスチック容器等から目分量で1回量の処方薬を分取することなく病状に応じた正確な配合量の薬剤が処方されるため最適な治療効果が得られるとともに、沈殿成分等一部成分の摂取量の偏りがなくなって不足したりまた逆に内服量の過多を原因とする副作用の危険もなくなる。さらに、患者個人が使用するまで開封しないため保管中に雑菌の混入することなく、また取り扱い中に誤って薬液をこぼしてしまうようなこともなく衛生的で薬品管理面の問題も解消される。さらに、本発明の液体収容部連結体並びに製造方法は、上記の問題点を解決するだけでなく、製薬メーカーの分注工程だけでなく、病院,薬局等の調剤者の煩雑な分注作業を大幅に改善し、大量の液体を短時間に効率よく分注させることができ作業効率の大幅な向上を図ることができる。本発明の液体収容部連結体並びに製造方法は、医療用として好適に用いることができる。


Claims (20)

  1. 開放された注入口と、開放された排出口と、それら注入口と排出口の間に液体1回使用量分を収容可能な複数の液体収容部が設けられて液体収容部連結単体となされ、一の液体収容部連結単体の排出口が他の液体収容部連結単体の注入口に着脱自在に嵌着されて複数個の液体収容部連結単体が接続一体化され、最先端の注入口から最後端の排出口までのすべての液体収容部連結単体が連通されてなる液体収容部連結体。
  2. 収容される液体が薬液である請求項1記載の液体収容部連結体。
  3. 収容される液体が体液である請求項1記載の液体収容部連結体。
  4. 収容される液体が洗浄用液体である請求項1記載の液体収容部連結体。
  5. 収容される液体が食材用液体である請求項1記載の液体収容部連結体。
  6. 開放された注入口と、開放された排出口と、それら注入口と排出口の間に液体1回使用量分を収容可能な複数の液体収容部が設けられて液体収容部連結単体となされ、一の液体収容部連結単体の排出口が他の液体収容部連結単体の注入口に着脱自在に嵌着されて複数個の液体収容部連結単体が接続一体化され、最先端の注入口から最後端の排出口までのすべての液体収容部連結単体が連通されてなる液体収容部連結体を用いて、最先端の注入口から液体収容部連結体全体に液体を注入したのち、すべての液体収容部連結単体の隣接する液体収容部間の連通部分および各液体収容部連結単体の液体収容部からそれぞれの液体収容部連結単体の注入口および排出口への連通部分を閉鎖し、すべての液体収容部に液体1回使用量を封入することを特徴とする、液体が封入された液体収容部連結体の製作方法。
  7. 液体収容部連結単体の隣接する液体収容部間の連通部分および各液体収容部連結単体の液体収容部からそれぞれの液体収容部連結単体の注入口および排出口への連通部分の閉鎖が、連通部分を構成する外壁形成材の熱融着による閉塞がなされてなる請求項6記載の液体が封入された液体収容部連結体の製作方法。
  8. 液体収容部連結体が請求項2〜請求項5記載のいずれかのものである、請求項6または請求項7記載の液体が封入された液体収容部連結体の製作方法。
  9. 請求項1に記載の液体収容部連結体を用いて、請求項6〜請求項8記載のいずれかの液体が封入された液体収容部連結体の製作方法によって、液体が封入された液体収容部連結体を製作するための装置。
  10. 前記液体収容部の少なくとも一つ以上を押圧した後に、最先端の注入口から液体収容部連結体全体に液体を注入すること、又は
    最先端の注入口から液体収容部連結体全体に液体を注入した後に、前記液体収容部の少なくとも一つ以上を押圧する
    請求項6に記載の液体が封入された液体収容部連結体の製作方法。
  11. 押圧された前記液体収容部連結体全体に液体を注入した後に押圧された液体収容部に加えられた押圧を解除すること、又は
    液体が注入された前記液体収容部連結体全体の少なくとも一つ以上を押圧した後に、押圧を解除すること、
    が行われた後に、
    すべての液体収容部連結単体の隣接する液体収容部間の連通部分および各液体収容部連結単体の液体収容部からそれぞれの液体収容部連結単体の注入口および排出口への連通部分を閉鎖する請求項10に記載の液体が封入された液体収容部連結体の製作方法。
  12. 前記液体収容部に加えられた押圧は、前記液体収容部の容積を、押圧以前の前記液体収容部の容積の95〜70%とするように圧力を前記液体収容部に加えることにより行われた押圧である請求項10に記載の液体が封入された液体収容部連結体の製作方法。
  13. 前記押圧が行われる押圧工程が、1対の平板で前記液体収容部を挟むことにより行われる請求項6に記載の液体が封入された液体収容部連結体の製作方法。
  14. 液体収容容器と該液体収容容器の内部に収容された液体と含む液体収容体の製造方法であって、
    複数の該液体収容容器が液体流路に接続され、
    接続された複数の液体収容容器が、液体流路が下となり、且つ開口部が上となるようにそれぞれ設置され、
    前記開口部は、通気口として機能するものであり、
    液体流路内に液体を流入させることにより、設置された各液体収容容器内へ充填する液体を流入させる工程と、
    該液体が各液体収容容器の所定の位置に液面が到達した時点で液体の流入を停止する工程とを行い、
    液体の流入を停止した後に、該液体流路を閉鎖する工程と各液体収容容器の開口部を閉鎖する工程とを行うことにより、
    液体収容容器を1個又は2個以上含み、液体収容容器に所定量の液体が封入された液体収容体を得る液体収容体の製造方法。
  15. 前記液体収容容器が液体1回使用量分を収容可能な容量を備えた液体収容容器である請求項14に記載の液体収容体の製造方法。
  16. 液体収容容器を液体収容部として用い、液体が封入された液体収容部連結体が液体収容体である請求項14に記載の液体収容体の製造方法。
  17. 前記液体収容容器の少なくとも一つ以上を押圧した後に、各液体収容容器内へ充填する液体を注入させる工程、又は
    前記液体収容容器に液体を注入した後に、前記液体収容部の少なくとも一つ以上を押圧する請求項14に記載の液体収容体の製造方法。
  18. 押圧された前記液体収容容器に液体を注入した後に押圧された液体収容容器に加えられた押圧を解除する工程、又は
    液体が注入された前記液体収容容器の少なくとも一つ以上を押圧した後に、押圧を解除する工程、
    が行われた後に、
    前記液体流路を閉鎖する工程を行う請求項17に記載の液体が封入された液体収容体の製造方法。
  19. 前記液体収容容器に加えられた押圧は、前記液体収容容器の容積を、押圧以前の前記液体収容容器の容積の95〜70%とするように圧力を前記液体収容容器に加えることにより行われた押圧である請求項17に記載の液体が封入された液体収容部連結体の製作方法。
  20. 前記押圧が行われる押圧工程が、少なくとも2枚の平板で前記液体収容部を挟むことにより行われる請求項17に記載の液体が封入された液体収容部連結体の製作方法。



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