JP5920944B2 - 防火設備の監視システム - Google Patents

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Description

本発明は、防火区画を形成する防火戸や防火シャッターなどの防火設備に関するものであり、より詳しくは、閉鎖作動時において扉やシャッターが正常に機能する状態にあることを確認する技術に関する。
従来、防火区画を形成する防火戸や防火シャッターなどの防火設備に関する技術が知られており、例えば、特許文献1では、火災が確認された際に、人間により端末に入力された火災情報が離れた場所にある駆動制御装置にLANを経由して伝達され、駆動制御装置では火災情報に応じた制御信号を駆動機構(駆動装置)に送出することで、防火戸の閉鎖などを行う技術が開示されている。
特許文献1では、各所に設置される端末がLAN経由で接続され、各端末にて火災情報や避難経路が表示されることや、端末を直接操作して任意の防火戸の閉鎖も行うことができることとしている。
特許第2794374号明細書
特許文献1に開示される技術では、LAN経由による情報の伝達によって離れた場所で火災情報を取得、表示することや、駆動制御装置によって防火戸の駆動機構を駆動させることができる。
しかしながら、例えば、駆動制御装置において駆動機構を動作させる信号を送出したとしても、駆動機構が正常に作動開始せず、閉鎖作動が行われない事態が生じ得る。例えば、駆動機構が故障していたり、動作不良が発生する場合が想定される。
また、防火戸の作動範囲内に障害物などが放置されることで障害物が挟まり、正常に閉鎖が完了しない場合など、駆動機構自体は問題ないとしても、外的要因によってその作動が妨げられる場合が生じることも想定される。
この場合の障害物とは、例えば商業施設などにおいては商品、商品を陳列する棚などの移動を容易とする物品のことを示し、建物によっては商品ではなくそれ以外のものが障害物となることがある。
このことから、駆動機構を動作させる信号を送出させたとしても、実際に防火戸の閉鎖が完了したか否かの確認ができず、閉鎖しない状況にあるのであれば是正する必要があり、また、閉鎖する状況にあったとしても、正常な動作が可能な状況にあることまでは判断できない。
そこで、本発明は以上の問題に鑑み、防火設備が閉鎖完了が可能な状況に置かれているか、また、正常な動作が行えているのかを確実に検知可能な技術を提案するものである。
本発明の解決しようとする課題は以上のごとくであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1に記載のごとく、
火災時に建物に閉鎖された防火区画を形成するために、閉鎖体にて開口部を閉鎖する防火設備の監視システムであって、
閉鎖指令信号により開口部を閉鎖する閉鎖体と、
前記閉鎖体の閉鎖開始を検知する閉鎖開始検知センサと、
前記閉鎖体の閉鎖完了を検知する閉鎖完了検知センサと、
前記閉鎖指令信号を出力し、前記閉鎖開始検知センサ、及び、前記閉鎖完了検知センサからの信号が入力される連動操作盤、及び/又は、監視盤と、
を備え、
前記閉鎖完了検知センサにより前記閉鎖体が閉鎖完了したことを検知して、
前記閉鎖体の閉鎖状況を遠隔監視する、防火設備の監視システムであり、
前記連動操作盤、又は、前記監視盤は、
前記閉鎖指令信号を出力した後、
実際に前記閉鎖体が閉鎖開始することで前記閉鎖開始検知センサが検知した閉鎖開始の信号を受信したときに時間計測を開始し、
実際に前記閉鎖体が閉鎖完了することで前記閉鎖完了検知センサが検知した閉鎖完了の信号を受信したときに時間計測を終了し、
前記時間計測の開始から終了までに要した時間を実作動時間として計測し、
前記実作動時間と予め規定された規定作動時間との差分を求め、
前記差分に基づく異常の判定を、前記規定時間よりも前記作動時間が短い場合と、長い場合の両方において行う、防火設備の監視システムとする。
また、請求項2に記載のごとく、
前記閉鎖体は、前記連動操作盤、及び/又は、前記監視盤から出力される閉鎖指令信号を受信して自動閉鎖装置が作動することによって回動を開始して閉じられる扉であって、
前記扉に被検知部が設けられ、
前記扉が開いた状態における前記被検知部の対応する位置に前記閉鎖開始検知センサが設けられ、
前記扉が閉じた状態における前記被検知部の対応する位置に前記閉鎖完了検知センサが設けられる、こととする。
また、請求項3に記載のごとく、
前記閉鎖体は、前記連動操作盤、及び/又は、前記監視盤から出力される閉鎖指令信号を受信して自動閉鎖装置が作動することによって下降を開始して閉じられるシャッターカーテンであって、
前記シャッターカーテン、又は、前記シャッターカーテンを巻き取る巻取シャフトと連動する回転軸に被検知部が設けられ、
前記シャッターカーテンが開いた状態における前記被検知部の対応する位置に前記閉鎖開始検知センサが設けられ、
前記シャッターカーテンが閉じた状態における前記被検知部の対応する位置に前記閉鎖完了検知センサが設けられる、こととする。
また、請求項4に記載のごとく、
前記注意レベルの区分判定は、
前記規定作動時間よりも前記実作動時間が短い場合と、長い場合の両方において行われる、こととする。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
例えば、火災時において、防火設備が正常に作動して閉鎖完了したことをリアルタイムで遠隔監視することができる。また、点検時において、閉鎖開始が確認されない場合には、自動閉鎖装置などの故障発生を推定することができ、メンテナンスや部品交換などの適切な処置を図ることができる。また、単に閉鎖完了を検知可能とするだけではなく、閉鎖開始から閉鎖終了まで正常に作動したこと判定することができる。また、正常に作動しない場合において、その異常の程度を検知することができ、その程度に応じた適切な対応を図ることが可能となる。
本発明にかかる防火設備の全体概要について示す図である。 防火戸の構成について示す平面図である。 防火シャッターの構成について示す側面図である。 火災時において防火戸の閉鎖を行う際の制御例について示すフローである。 点検時において防火戸の閉鎖を行う際の制御例について示すフローである。 規定作動時間の取得について示すフローである。 規定作動時間を基準として正常動作判定を行う制御例について示すフローである。 注意レベルの区分判定をする際の判定テーブルについて示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明にかかる防火設備の全体概要について示す図である。
防火設備として、防火戸1と防火シャッター2が設置されている。防火戸1は、開き戸で構成される扉10が通常時「開」状態で設置され、防火シャッター2は、シャッターカーテン20が通常時「開」状態で設置される。図1では、火災時において、扉10やシャッターカーテン20により、通常時は開放される開口部が閉じられた状態を示している。
また、防火区画とは、その区画内に火災報知器等があり、その火災報知器の検知により防火設備の閉鎖体により通路などの開口部を閉鎖して、煙・炎がそれ以上広がらないようにするために形成される区画である。
防火戸1には、電磁レリーズ等で構成される自動閉鎖装置12が設けられており、連動操作盤4からの指令によって自動閉鎖装置12が作動すると、自動閉鎖装置12による扉10の開状態のロックが解除され、扉10を閉じる方向に付勢する図示せぬ閉鎖作動機構が作動して防火戸1が閉じられる。
この閉鎖作動機構は、扉10の回動支持部に設けられるバネ式の付勢機構や、電動式の駆動装置で構成することができ、扉10を閉じることができるものであれば、特に構造を限定するものではない。また、自動閉鎖装置12と閉鎖作動機構は、一体的に構成されても良いし、別体で構成されてもよく、連動操作盤4からの指令によって扉10を閉鎖できるものであれば、特に構造を限定するものでない。
防火シャッター2には、自動閉鎖装置22が設けられており、連動操作盤4からの指令によって自動閉鎖装置22が作動すると、自動閉鎖装置22によるシャッターカーテン20の開状態のロックが解除され、シャッターカーテン20を下降させるための図示せぬ閉鎖作動機構が作動して防火シャッター2は閉じられる。
この閉鎖作動機構は、シャッターカーテン20の巻取りシャフトの回転を規制するブレーキ機構や、電動モータ(電動シャッターの場合、電動開閉機にて機能を兼ねることができる)で構成することができ、シャッターカーテン20を下降させることができるものであれば、特に構造を限定するものではない。また、自動閉鎖装置22と閉鎖作動機構は、一体的に構成されても良いし、別体で構成されてもよく、連動操作盤4からの指令によってシャッターカーテン20を閉鎖できるものであれば、特に構造を限定するものでない。
なお、図1に示される防火シャッター2は、電動開閉機21を備える電動シャッターにて構成されており、防火シャッター2の近傍に設けた操作スイッチ23にてシャッターカーテン20の昇降操作が行える。防火シャッター2は、このほか、日常降下させるものではなく専ら火災時に自重にて降下させる電動開閉機を備えない手動式シャッターがあり、巻き上げには回転する操作ハンドルによって手動操作される構成のものであってもよい。
連動操作盤4では、防火戸1や防火シャッター2の自動閉鎖装置12,22を操作することができる。また、連動操作盤4は、防火戸1や防火シャッター2が設置される場所の近傍、各階の各区画ごと、或いは、集中管理室などに設けられる。連動操作盤4は監視盤6と接続されており、監視盤6によって、連動操作盤4による操作状況が確認できるようになっている。
監視盤6は、連動操作盤4や防火戸1、防火シャッター2と離れた場所にある各階の各区画ごと、或いは、集中管理室などに設けられ、接続している防火戸及び防火シャッターの作動状況又は連動操作盤4の操作状況を遠隔監視することができる。また、監視盤6において、接続している防火戸及び防火シャッターの作動状況又は連動操作盤4を操作する遠隔操作機能を備えることとしてもよい。
防火戸1や防火シャッター2が設置される構内の天井部などには、火災発生時の煙や熱を感知して感知信号を出力する感知器7が設置されている。感知器7は、連動操作盤4や監視盤6と接続され、連動操作盤4や監視盤6にて感知器7による感知状況が確認できる。
以上の構成において、火災発生時には、感知器7による感知情報が連動操作盤4へと送信される。連動操作盤4は、防火戸1の自動閉鎖装置12を作動させ、閉鎖作動機構によって扉10による閉鎖がなされる。同様に、連動操作盤4は、防火シャッター2の自動閉鎖装置22を作動させ、閉鎖作動機構によってシャッターカーテン20による閉鎖がなされる。
連動操作盤4による自動閉鎖装置12,22の作動はプログラムや回路によって自動的に行われることとするほか、監視員による操作によって行われることとしてもよい。或いは、監視盤6からの遠隔操作にて行われることとしてもよい。
以上のようにして、火災発生時には、防火戸1や防火シャッター2が閉鎖されて防火区画が形成され、建物構内での延焼を防ぐことができる。なお、火災発生時のみならず、点検時においても防火戸1や防火シャッター2の閉鎖が行われ、防火設備が確実に作動するかの確認がなされる。
以上の構成に加え、本発明では、扉10やシャッターカーテン20が確実に作動し、閉鎖されたことを確認可能とするための構成を備えている。
図2は、防火戸1における扉10の閉鎖開始を検知するための閉鎖開始検知センサ16と、扉10の閉鎖完了を検知するための閉鎖完了検知センサ18の設置について示す図である。
図2に示すように、防火戸1の扉10は通常時には開かれた状態となっており、壁40側に納められて通路42が開放されている。
閉鎖開始検知センサ16は、本実施例のように扉10側に設けられる被検知部17と、開かれた扉10が収められる戸枠側(壁40側)に設けられる検知部16aを一対として構成される近接センサとするほか、扉10の一部に接触するリミットスイッチなどにて構成することができ、扉10が開いた状態において戸先側となる位置に配置することができる。
同様に、閉鎖完了検知センサ18は、本実施例のように扉10側に設けられる被検知部17と、閉鎖された扉10が収められる戸枠側(通路42側)に設けられる検知部18aを一対として構成される近接センサに限定されるものではなく、他の構成であってもよい。例えば、扉10の一部に接触するリミットスイッチを扉10が閉じた状態において戸先側となる位置に配置する構成とすることや、扉10の吊元側に扉10の角度センサを一つ設けて角度を測定する構成なども考えられる。
そして、図1及び図2に示すように、火災時に自動閉鎖装置12が作動して扉10の閉鎖が開始し、扉10の戸先が通路42を閉鎖する方向へ移動すると、閉鎖開始検知センサ16によって扉10の閉鎖開始が検知される。閉鎖開始の検知信号は、閉鎖開始検知センサ16と接続される送信機51を介して受信機61へと送信され、受信機61と接続される監視盤6にて閉鎖開始が確認される。
さらに、扉10が移動して閉鎖が完了すると、閉鎖完了検知センサ18によって扉10の閉鎖完了が検知される。閉鎖完了の検知信号は、閉鎖完了検知センサ18と接続される送信機51を介して受信機61へと送信され、受信機61と接続される監視盤6にて閉鎖完了が確認される。
以上の構成により、扉10の閉鎖開始と閉鎖完了を監視盤6にて確認することができる。なお、閉鎖開始検知センサ16や閉鎖完了検知センサ18の構成や配置については特に限定されるものではなく、閉鎖開始と閉鎖完了が個別に検知されるものや、他の配置において閉状態、開状態が判断できるものであれば、他の構成を採用することもできる。
例えば、図に示すような閉鎖開始検知センサと閉鎖完了検知センサをそれぞれ別個のセンサを設ける構成ではなく扉の回転軸と同軸に角度センサを取り付けた構成とする場合には、扉10の開放状態から閉鎖状態への角度の変位量によって閉鎖開始から閉鎖完了までの状態を確認できる構成となる。
また、閉鎖開始検知センサと閉鎖完了検知センサの両方を備える構成では、遠隔監視において以下のような判断が可能となる。
まず、閉鎖開始検知センサの検知「なし」、閉鎖完了検知センサの検知「なし」の場合には、扉10が開放中であることが推定できる。
また、閉鎖開始検知センサの検知「あり」、閉鎖完了検知センサの検知「あり」の場合には、扉10が閉鎖中であることが推定できる。
また、閉鎖開始検知センサの検知「あり」、閉鎖完了検知センサの検知「なし」の場合には、扉10が閉鎖せず、途中で開放している(障害物によるものか、自動閉鎖装置の故障によるものかのいづれか)ことが推定できる。
図3は、防火シャッター2におけるシャッターカーテン20の閉鎖開始を検知するための閉鎖開始検知センサ26と、シャッターカーテン20の閉鎖完了を検知するための閉鎖完了検知センサ28の設置について示す図である。
図3に示すように、防火シャッター2のシャッターカーテン20は通常時には開かれた状態となっており、シャッターカーテン20がシャッターケース44に納められて通路46が開放されている。
閉鎖開始検知センサ26は、本実施例のように、ガイドレール27の上部近傍に設けられ、シャッターカーテン20側の被検知部29に接触する検知部26aを備えるリミットスイッチで構成するほか、被検知部29を非接触で検知する近接スイッチなどにて構成することができる。
同様に、閉鎖完了検知センサ28は、本実施例のように、ガイドレール27の下部近傍に設けられ、シャッターカーテン20側の被検知部29に接触する検知部28aを備えるリミットスイッチで構成するほか、被検知部29を非接触で検知する近接スイッチなどにて構成することができる。
そして、図1及び図3に示すように、火災時に自動閉鎖装置22が作動してシャッターカーテン20の閉鎖が開始し、シャッターカーテン20の被検知部29が下降開始すると、閉鎖開始検知センサ26によってシャッターカーテン20の閉鎖開始が検知される。閉鎖開始の検知信号は、閉鎖開始検知センサ26と接続される送信機52を介して受信機61へと送信され、受信機61と接続される監視盤6にて閉鎖開始が確認される。
さらに、シャッターカーテン20が移動して閉鎖が完了し、シャッターカーテン20の被検知部29が閉鎖位置に到達すると、閉鎖完了検知センサ28によってシャッターカーテン20の閉鎖完了が検知される。閉鎖完了の検知信号は、閉鎖完了検知センサ28と接続される送信機52を介して受信機61へと送信され、受信機61と接続される監視盤6にて閉鎖完了が確認される。
以上の構成により、シャッターカーテン20の閉鎖開始と閉鎖完了を監視盤6にて確認することができる。なお、閉鎖開始検知センサ26や閉鎖完了検知センサ28の構成や配置については特に限定されるものではなく、閉鎖開始と閉鎖完了が個別に検知されるものであれば、他の配置や構成を採用することもできる。
例えば、電動シャッターに構成される場合において、巻取完了状態を検出する上限リミットスイッチで検出する信号(例えば、当該スイッチのON/OFFの切替信号)を閉鎖開始を検知するための信号としてとして用いることや、巻出完了状態を検出する下限リミットスイッチで検出する信号(例えば、当該スイッチのON/OFFの切替信号)を閉鎖終了を検知するための信号としてとして用いることも考えられる。さらに別形態として、巻取シャフトと連動する回転軸に被検知部29を設けるとともに、閉鎖開始時と閉鎖完了時で被検知部29の位置を異ならせて、各位置を検知部で検知する構成とすることなども考えられる。
次に、以上の構成を用いた制御例について説明する。以下の説明中で引用する符号は、適宜図1乃至図3に示されるものを引用するものとする。
なお、以下の説明では、防火戸1を用いた場合について説明したが、防火シャッター2においても、閉鎖完了検知センサ28による閉鎖完了の検知によって、同様の制御を行うことができる。
まず、火災時における制御例について説明する。
図4は、火災時において防火戸1の閉鎖を行う際の制御例について示すものである。
火災時において、感知器7による火災検知がなされると(ステップS1)、連動操作盤4に火災検知の信号が送信され(ステップS2)、連動操作盤4から自動閉鎖装置12に対し作動指令がなされる(ステップS3)。また、監視盤6に対しても火災検知の信号が送信され(ステップS4)、監視盤6では火災が検知されたことが表示される(ステップS5)。
自動閉鎖装置12からは連動操作盤4に対し作動開始の信号が送信されるとともに(ステップS6)、扉10の自動閉鎖が実行され(ステップS7)、扉10が完全に閉鎖すると、閉鎖完了検知センサ18によって閉鎖完了が検知される(ステップS8)。
閉鎖完了検知センサ18からは閉鎖完了の信号が連動操作盤4へと送信され(ステップS9)、連動操作盤4からは自動閉鎖装置12へと作動停止の指令がなされる(ステップS10)。また、閉鎖完了検知センサ18からは監視盤6へと閉鎖完了の信号が送信され(ステップS11)、監視盤6では閉鎖完了がされたことが表示される(ステップS12)。なお、連動操作盤4において閉鎖完了がされたことが表示されることとしてもよい。
ここで、ステップS10は自動閉鎖装置12の作動停止のためのものであるが、自動閉鎖装置12の制御の形態によっては省略することもできる。つまり、例えば、防火シャッターにおいてブレーキ開放によりシャッターカーテンが自重落下して自動的に閉鎖が完了する構成や、防火戸がバネ式の付勢機構にて閉鎖状態を維持できる構成とする場合には、ステップS6の作動開始の信号のみで足りることになる。
以上の制御によれば、火災時に、集中管理室などに設置される監視盤6において、防火設備が正常に作動して閉鎖完了したことを確認することができる。例えば、監視盤6において火災検知情報が表示されているにもかかわらず(ステップS5)、閉鎖完了情報の表示がない場合には(ステップS12)、何らかの不具合が生じて防火設備が正常に機能していないものと推定することができる。
不具合としては、例えば、障害物が挟まって扉が閉まりきらない場合、自動閉鎖装置が故障した場合、扉を閉めるための閉鎖作動機構が故障している場合などが考えられる。
次に、点検時における制御例について説明する。
図5は、点検時において防火戸1の閉鎖を行う際の制御例について示すものである。
連動操作盤4をマニュアルで操作して自動閉鎖装置12に対し作動指令がなされる(ステップSa1)。そして、自動閉鎖装置12からは連動操作盤4に対し作動開始の信号が送信されるとともに(ステップSa2)、扉10の自動閉鎖が実行される(ステップSa3)。
また、自動閉鎖装置12への作動指令がなされた信号が監視盤6に送信され(ステップSa4)、監視盤6では作動開始がなされたことが表示される(ステップSa5)。
そして、扉10が完全に閉鎖すると、閉鎖完了検知センサ18によって閉鎖完了が検知される(ステップSa6)。
閉鎖完了検知センサ18からは閉鎖完了の信号が連動操作盤4へと送信され(ステップSa7)、連動操作盤4からは自動閉鎖装置12へと作動停止の指令がなされる(ステップSa8)。また、閉鎖完了検知センサ18からは監視盤6へと閉鎖完了の信号が送信され(ステップSa9)、監視盤6では閉鎖完了がされたことが表示される(ステップSa10)。なお、連動操作盤4において閉鎖完了がされたことが表示されることとしてもよい。
以上の制御によれば、点検時に、集中管理室などに設置される監視盤6において、防火設備が正常に作動して閉鎖完了したことを確認することができる。例えば、監視盤6において自動閉鎖装置12の作動指令がなされたことが表示されているにもかかわらず(ステップSa5)、閉鎖完了情報の表示がない場合には(ステップSa10)、何らかの不具合が生じて防火設備が正常に機能していないものと推定することができ、当該防火設備の設置現場についてメンテナンスなどの対策を採ることが可能となる。
また、建物構内が広く多くの箇所に防火設備が配置される場合において、各防火設備の設置箇所まで行って目視確認する場合には相当な点検の手間がかかってしまうことになるが、上記の制御例によれば、閉鎖完了の有無を監視盤6にて確認することができ、点検の作業負担を低減することが可能となる。
また、連動操作盤4による自動閉鎖装置12の作動制御に加え、或いは、連動操作盤4による自動閉鎖装置12の作動制御に代えて、監視盤6によって自動閉鎖装置12の作動制御を可能なものとすれば、集中管理室などに設置される監視盤6により、構内の全ての防火設備を遠隔操作で作動させるとともに、その閉鎖完了を確認することができ、作業負担の少ない点検を実施することができる。なお、監視盤6による自動閉鎖装置12の作動制御は、直接行われてもよく、又は、連動操作盤4を介して行われるものとしてもよい。
次に、防火設備が閉鎖開始から閉鎖終了まで正常に作動したか否かを確認可能とする制御について説明する。この制御を利用することによれば、例えば、防火設備が作動して閉鎖完了はするものの、通常よりも短時間、或いは、長時間で閉鎖完了がされ、正常に作動していないことを確認することが可能となる。結果として閉鎖作動機構、閉鎖速度調節に狂いが生じていることなどを推測することができる。
まず、図6に示される規定の作動時間を取得するフローについて説明する。
連動操作盤4(監視盤6でもよい)にて閉鎖指令信号を出力し、自動閉鎖装置12を作動させて閉鎖開始をさせると(ステップSb1)、閉鎖開始検知センサ16にて閉鎖開始が検知され(ステップSb2)、閉鎖開始の信号が監視盤6へと送信される(ステップSb3)。
監視盤6では、閉鎖開始の信号を受信したときから時間計測を開始する(ステップSb4)。その後、扉10の閉鎖が完了し、閉鎖完了検知センサ18にて閉鎖完了が検知され(ステップSb5)、閉鎖完了の信号が監視盤6へと送信される(ステップSb6)。
監視盤6では、閉鎖完了の信号を受信したときに時間計測を終了し(ステップSb7)、閉鎖開始の信号を受信してから閉鎖完了の信号を受信するまでの時間を規定作動時間T0として記憶する(ステップSb8)。なお、規定作動時間T0を記憶させる作業は、防火設備の設置直後、又は、点検直後といったように、不具合発生が最も少なく正常に動作が行われる状況において実施し、その際の閉鎖開始から閉鎖完了までに要する時間を記憶することが最良である。
また、閉鎖完了の信号は、監視盤6から連動操作盤4へと送信され、連動操作盤4にて自動閉鎖装置12の作動停止がなされる(ステップSb9)。なお、閉鎖開始及び閉鎖完了の信号は、連動操作盤4へ直接送信されてもよく、また、連動操作盤4にて規定作動時間T0が記憶されることとしてもよい。この規定作動時間T0は、構内に設置される各防火設備について個別に計測され、記憶させることができる。
また、以上に説明した規定作動時間T0の取得を実行する際に、閉鎖開始検知センサ16による閉鎖開始が検知されずに閉鎖完了検知センサ18による閉鎖完了が検知されてしまった場合には(ステップSb10)、閉鎖開始検知センサ16の故障が推定されるものとして、エラー信号を監視盤6に送信することとしてもよい(ステップSb11)。
以上のようにして、規定作動時間T0が取得されて記憶される。なお、ここで記憶される規定作動時間T0は、防火設備が閉鎖開始から閉鎖完了まで正常に動作していることを前提とするものであり、防火設備が作動する際に求められる各種基準に適合する状況で得られる作動時間に対応するものである。
また、規定作動時間T0の開始時は、以上の例では、「閉鎖開始の信号を受信したとき」としたが、「閉鎖指令信号を出力したとき」としてもよい。
次に、規定作動時間T0を利用して正常動作判定を行う図7の制御例について説明する。
連動操作盤4(監視盤6でもよい)にて閉鎖指令信号を出力し、自動閉鎖装置12を作動させて閉鎖開始をさせると(ステップSc1)、閉鎖開始検知センサ16にて閉鎖開始が検知され(ステップSc2)、閉鎖開始の信号が監視盤6へと送信される(ステップSc3)。
監視盤6では、閉鎖開始の信号を受信したときから時間計測を開始する(ステップSc4)。その後、扉10の閉鎖が完了し、閉鎖完了検知センサ18にて閉鎖完了が検知され(ステップSc5)、閉鎖完了の信号が監視盤6へと送信される(ステップSc6)。
監視盤6では、閉鎖完了の信号を受信したときに時間計測を終了し(ステップSc7)、閉鎖開始の信号を受信してから閉鎖完了の信号を受信するまでの時間を実作動時間T1として記憶する(ステップSc8)。
また、閉鎖完了の信号は、監視盤6から連動操作盤4へと送信され、連動操作盤4にて自動閉鎖装置12の作動停止がなされる(ステップSc9)。
そして、監視盤6では、あらかじめ記憶された規定作動時間T0と実作動時間T1を比較し、その差分Tsを算出する(ステップSc10)。
さらに、この差分Tsについて、図8に示される判定テーブルHとの比較に基づく注意レベルの区分判定が行われる(ステップSc11)。この判定テーブルHは、差分Tsが生じた場合において、その差分Tsに伴う影響を4段階に区分するものであり、本実施例では、差分Tsが小さい側から大きい側になるにつれて、「安全」、「注意」、「警告」、「危険」に区分されるようにしている。
そして、監視盤6では、「安全」の区分に判定されなかった場合、つまり、「注意」、「警告」、「危険」に区分された場合において、これらの区分の種別を表示する注意喚起表示を行う(ステップSc12)。この注意喚起表示は、「注意」、「警告」、「危険」というように、具体的な内容表示とすることが考えられる。
また、この注意喚起表示に加え、或いは、注意喚起表示に代えて、実作動時間T1や、差分Tsの数値を表示し、規定時間よりも短時間で閉鎖してしまった場合、或いは、規定時間よりも長時間で閉鎖してしまった場合、のいずれかを具体的に表示させることとしてもよい。
また、以上に説明した正常動作判定の際に、閉鎖開始検知センサ16による閉鎖開始が検知されずに閉鎖完了検知センサ18による閉鎖完了が検知されてしまった場合には(ステップSc13)、閉鎖開始検知センサ16の故障が推定されるものとして、エラー信号を監視盤6に送信することとしてもよい(ステップSc14)。
以上によれば、単に閉鎖完了を検知可能とするだけではなく、閉鎖開始から閉鎖終了まで正常に作動したこと判定することができる。また、正常に作動しない場合において、その異常の程度を検知することができ、その程度に応じた適切な対応を図ることが可能となる。
通常は一箇所ごと測定器具により閉鎖時間を測定しなければならないが、多数の防火設備が設置されている建築物においては測定が非常に困難である。以上のように、監視盤6による遠隔操作により、各設備について実作動時間T1を取得し、規定時間T0と比較することを各設備で実施することによれば、各設備それぞれの閉鎖時間を一括同時に測定可能であり、各設備に設置箇所における個別の測定作業が不要となり、調査員の測定に要する負荷などを削減することが可能となる。
なお、上述した差分Tsの算出(ステップSc10)や、区分判定(ステップSc11)などは、監視盤6によって行われることとするほか、連動操作盤4により行われることとしてもよい。
また、実作動時間T1の開始時は、以上の例では、「閉鎖開始の信号を受信したとき」としたが、「閉鎖指令信号を出力したとき」としてもよい。この場合、規定作動時間T0についても、「閉鎖指令信号を出力したとき」が開始時として用いられる。
なお、このように、「閉鎖指令信号を出力したとき」を開始時として利用することによれば、閉鎖開始検知センサ16を設けない構成においても差分Tsを求めることができ、この差分Tsに基づいた異常の判定を行うことが可能となる。
以上に説明した実施形態から明らかなように、本発明では以下の構成にて実施することができる。
即ち、図1に示すように、
火災時に建物に閉鎖された防火区画を形成するために、閉鎖体(扉10、シャッターカーテン20)にて開口部を閉鎖する防火設備(防火戸1、防火シャッター2)の監視システムであって、
閉鎖指令信号により開口部を閉鎖する閉鎖体(扉10、シャッターカーテン20)と、
閉鎖体の閉鎖完了を検知する閉鎖完了検知センサ(18,28)と、を備え、
閉鎖完了検知センサ(18,28)により閉鎖体が閉鎖完了したことを検知して、記閉鎖体の閉鎖状況を遠隔監視する、
防火設備の監視システムとするものである。
これにより、例えば、火災時において、防火設備が正常に作動して閉鎖完了したことをリアルタイムで遠隔監視することができる。また、例えば、ある防火設備の閉鎖完了が確認できない場合には、何らかの不具合が生じて防火設備が正常に機能していないものと推定することができ、当該防火設備で形成すべき防火区画の周辺にある防火区画の防火設備を閉鎖させ、延焼を防止するといった対応も可能となる。また、点検時においては、設置現場に行かなくても遠隔で閉鎖完了を確認することができ、点検の作業負担を低減できる。
なお、ある防火設備の閉鎖完了が確認できず、周辺の防火区画の他の防火設備を閉鎖する対応の際には、火元や煙元の場所に応じて閉鎖すべき防火設備が決められることになる。この閉鎖すべき防火設備は、監視室などで人間が判断して選定し、遠隔操作にて閉鎖させることとするほか、監視盤6に記憶されたブログラムによって自動的に選定され、延焼を防ぐために最適な対応が図られる構成としてもよい。
また、閉鎖開始検知センサ(16,26)により閉鎖体の閉鎖開始がされたことを検知することとするものである。
これにより、点検時において、閉鎖開始が確認されない場合には、自動閉鎖装置などの故障発生を推定することができ、メンテナンスや部品交換などの適切な処置を図ることができる。
なお、防火設備は、建物構内の各階、各箇所に区画を形成して設けられるものであり、集中管理室などにて遠隔操作で防火戸の駆動機構などの動作制御をする運用も行われているが、建物構内の各階、各箇所の防火設備が正常に機能しているかを全て目視で確認するには手間がかかり、また、実際の火災時において確実に区画を形成している状態かは判断できない。
また、点検時において、遠隔操作で防火設備を閉鎖作動させる場合において、駆動機構の作動開始の指令を出したとしても、現場に行って目視確認するまでは正常に閉鎖状態に至ったか否かを確認することができない。
例えば、現場では確かに閉鎖状態を確認できたとしても、実際には、駆動機構が故障して閉鎖に長時間を要していたといったことも生じ得る。具体的には、本来は10秒以内で閉鎖完了すべきところを、数分かかってゆっくりと閉鎖したような場合である。逆に、本来は10秒で閉鎖完了すべきところを、5秒で閉鎖完了してしまい、勢いよく閉鎖してしまう場合も想定される。
特に、建物構内が広く、かつ、高層ビルのように階層も多い場合においては当然に防火設備の設置台数も非常に多いものとなる。このような場合においても、現場にてひとつひとつの防火設備が正常に動作するかを確認するためには、閉鎖開始から閉鎖完了までの挙動までを確認する必要がある。特に、防火設備は常に閉鎖に要する時間を基準値以内に収める必要があるため、通常は一箇所ごと測定器具により閉鎖時間を測定しなければならない。そして、このような確認作業は、多数の防火設備が設置されている建築物においては非常に手間がかかる。
以上に述べた課題は、閉鎖開始検知センサ(16,26)により閉鎖体の閉鎖開始がされたことを検知することにより解決できることになる。
また、閉鎖指令信号の出力時、又は、閉鎖開始検知センサによる検知時から、閉鎖完了検知センサによる検知時までの時間を実作動時間として計測し、実作動時間T1と予め規定された規定作動時間T0との差分Tsを求め、判定テーブルHを参照して差分Tsに対応する注意レベルの区分判定を行う、こととするものである。
これにより、単に閉鎖完了を検知可能とするだけではなく、閉鎖開始から閉鎖終了まで正常に作動したことを判定することができる。また、正常に作動しない場合において、その異常の程度を検知することができ、その程度に応じた適切な対応を図ることが可能となる。
本発明は、防火区画を形成する防火戸や防火シャッターなどの防火設備の監視システムとして、幅広く適用できる。また、防火設備のみならず開閉動作を伴なう防火設備以外の設備、例えば消防設備などを監視する場合にも利用が可能である。
1 防火戸
2 防火シャッター
4 連動操作盤
6 監視盤
7 感知器
10 扉
12 自動閉鎖装置
16 閉鎖開始検知センサ
18 閉鎖完了検知センサ
20 シャッターカーテン
22 自動閉鎖装置
26 閉鎖開始検知センサ
28 閉鎖完了検知センサ

Claims (4)

  1. 火災時に建物に閉鎖された防火区画を形成するために、閉鎖体にて開口部を閉鎖する防火設備の監視システムであって、
    閉鎖指令信号により開口部を閉鎖する閉鎖体と、
    前記閉鎖体の閉鎖開始を検知する閉鎖開始検知センサと、
    前記閉鎖体の閉鎖完了を検知する閉鎖完了検知センサと、
    前記閉鎖指令信号を出力し、前記閉鎖開始検知センサ、及び、前記閉鎖完了検知センサからの信号が入力される連動操作盤、及び/又は、監視盤と、
    を備え、
    前記閉鎖完了検知センサにより前記閉鎖体が閉鎖完了したことを検知して、
    前記閉鎖体の閉鎖状況を遠隔監視する、防火設備の監視システムであり、
    前記連動操作盤、又は、前記監視盤は、
    前記閉鎖指令信号を出力した後、
    実際に前記閉鎖体が閉鎖開始することで前記閉鎖開始検知センサが検知した閉鎖開始の信号を受信したときに時間計測を開始し、
    実際に前記閉鎖体が閉鎖完了することで前記閉鎖完了検知センサが検知した閉鎖完了の信号を受信したときに時間計測を終了し、
    前記時間計測の開始から終了までに要した時間を実作動時間として計測し、
    前記実作動時間と予め規定された規定作動時間との差分を求め、
    前記差分に基づく異常の判定を、前記規定時間よりも前記作動時間が短い場合と、長い場合の両方において行う、
    防火設備の監視システム。
  2. 前記閉鎖体は、前記連動操作盤、及び/又は、前記監視盤から出力される閉鎖指令信号を受信して自動閉鎖装置が作動することによって回動を開始して閉じられる扉であって、
    前記扉に被検知部が設けられ、
    前記扉が開いた状態における前記被検知部の対応する位置に前記閉鎖開始検知センサが設けられ、
    前記扉が閉じた状態における前記被検知部の対応する位置に前記閉鎖完了検知センサが設けられる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の防火設備の監視システム。
  3. 前記閉鎖体は、前記連動操作盤、及び/又は、前記監視盤から出力される閉鎖指令信号を受信して自動閉鎖装置が作動することによって下降を開始して閉じられるシャッターカーテンであって、
    前記シャッターカーテン、又は、前記シャッターカーテンを巻き取る巻取シャフトと連動する回転軸に被検知部が設けられ、
    前記シャッターカーテンが開いた状態における前記被検知部の対応する位置に前記閉鎖開始検知センサが設けられ、
    前記シャッターカーテンが閉じた状態における前記被検知部の対応する位置に前記閉鎖完了検知センサが設けられる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の防火設備の監視システム。
  4. 前記規定作動時間よりも前記実作動時間が短い場合と、長い場合の両方において行われる異常の判定において、
    判定テーブルを参照して対応する注意レベルの区分判定を行う、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の防火設備の監視システム。
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