JP6400497B2 - エレベータ乗りかごの異常確認システム - Google Patents

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本発明は、エレベータ乗りかごの異常を確認するシステム、特に乗りかごの動作不良を検知して事後的に確認するためのエレベータ乗りかごの異常確認システムに関する。
通常、エレベータ乗りかごの動作不良が検知されると、その動作不良を検知した際の運行状況に関するトレースデータが機械室等に設置されている制御盤に記録され、保守点検作業時にはこのトレースデータを参照してエレベータの故障有無が判断される。
例えば、特許文献1には、機械室に設置された制御盤からエレベータの故障発生時のトレースデータを読み出して自動運転阻害要因信号チェックリストを作成して故障原因を究明する技術が開示されている。
特開2002−362846号公報
しかしながら、上記従来のトレースデータを用いたエレベータにおける故障有無の判断方法では、例えば、利用者が乗降扉に台車を挟んだ場合等、人為的動作に起因して異常検知された場合を判別することが困難である。このため、エレベータの故障によらない人為的動作に起因する異常検知の場合でも検知箇所の点検作業を行う必要が生じ、保守点検作業に手間がかかるという問題がある。
そこで、本発明の目的は、乗りかご内の画像を確認することによって異常検知の原因が人為的な動作によるものか否かの判断を行い易くし、保守点検作業の手間を少なくすることができるエレベータ乗りかごの異常確認システムを提供することにある。
本発明に係るエレベータ乗りかごの異常確認システムは、乗りかごの動作不良を検知して事後的に確認するための異常検知部を有するエレベータ乗りかごの異常確認システムであって、乗りかご内を撮影する監視カメラと、監視カメラの撮影画像を記憶する記憶部と、撮影画像を表示する表示部と、異常検知部が異常を検知したときにおける所定時間幅の監視カメラの撮影画像を保守時に表示部に表示させる制御部と、を備えており、制御部は、表示部に2つの点検ボタンを表示することができ、一方の点検ボタンは、エレベータ乗りかごの遠隔監視を行う情報センターに異常を伝達する発報信号を発信した日時と発報原因とを示すデータを一覧表示させるためのものであり、他方の点検ボタンは、異常検知部で検知した異常の中で情報センターに発報信号が送信されていない場合の異常信号の受信日時および異常発生箇所を表示させるものである。
本発明に係るエレベータ乗りかごの異常確認システムにおいて、所定時間幅は、異常検知部が異常を検知した時点よりも時間的に遡った時点における監視カメラの撮影画像を含むように設定されていることが好適である。
また、本発明に係るエレベータ乗りかごの異常確認システムにおいて、記憶部は、記憶済みの撮影画像の画像データのうち撮影から所定期間が経過した撮影画像の画像データに新たに撮影される撮影画像の画像データを上書きして記憶し、制御部は、異常を検知したときにおける所定時間幅の監視カメラの撮影画像に対する上書きを禁止することが好適である。
本発明に係るエレベータ乗りかごの異常確認システムによれば、保守時に異常検知時の監視カメラの画像を表示させて乗りかご内の状態を容易に確認することができ、異常検知の原因が人為的な動作によるものか否かの判断を行い易くできる。このため、保守点検作業の手間を少なくすることができる。
本発明に係る実施の形態であるエレベータ乗りかごの異常確認システムを含むエレベータの全体構成を示す図である。 図1に含まれるメンテナンスコンピュータの表示部に表示される保守用画面を示す図である。 図2に含まれる異常時のカメラ画像ボタンを選択した際に表示される画面を示す図である。 図3に含まれる領域Aの画像ボタンを選択した際に表示される開閉扉が全開した状態における撮影画像を示す図である。 図3に含まれる領域Aの画像ボタンを選択した際に利用者が開閉扉を押さえる様子が映された撮影画像を示す図である。 本発明の変形例であるエレベータ乗りかごの異常確認システムに含まれるトレースデータ表示画面を示す図である。
以下に、本発明に係る実施形態について添付図面を参照しながら詳細に説明する。この説明において、具体的な形状、材料、数値、方向等は、本発明の理解を容易にするための例示であって、用途、目的、仕様等にあわせて適宜変更することができる。また、以下において複数の実施形態や変形例などが含まれる場合、それらの特徴部分を適宜に組み合わせて用いることは当初から想定されている。
図1は、本発明に係る実施の形態であるエレベータ乗りかごの異常確認システム30を含むエレベータ10の全体構成を示す図である。エレベータ10は、巻上機12、乗りかご14、主ロープ15、乗り場扉26、および、エレベータ乗りかごの異常確認システム30を備えている。巻上機12は、図示した実施形態では、昇降路Sの直上の機械室Mに設置されており、主ロープ15を介して乗りかご14およびカウンタ錘(不図示)を相対的に昇降させる。
乗りかご14は、人または荷物を載せて昇降する機能を有し、開閉扉16、操作パネル18、秤ユニット24を備えている。この開閉扉16は、左右方向にスライドする左右両開き方式の扉であり、各階の乗り場13に設置された乗り場扉26と対向する乗りかご14の前面側に配置されている。開閉扉16には、左右両方の扉にセーフティシュー16aがそれぞれ設けられている。このセーフティシュー16aは、上下方向に長い長尺の部材であり、図示しないアームによって戸閉め動作の際に左右両方の扉に先行して戸閉め方向にせり出して荷物等の障害物が開閉扉16に直接接触しないようにしている。そして、セーフティシュー16aが障害物を検知すると、開閉扉16の左右の扉は戸閉め方向から戸開方向へ反転してスライドして一旦開くように構成されている。これにより、開閉扉16が荷物等を挟み込むことを防止している。
開閉扉16は、乗りかご14の天井部分に設けられた開閉装置16bによって開閉される。この開閉装置16bには、戸閉め動作の動作不良を検知するリレースイッチ等で構成された開閉異常検知部16cが内蔵されている。この開閉異常検知部16cは、予め設定された時間よりも長く戸開状態が継続した場合に異常信号を制御部34に送信する。
操作パネル18は、行き先階釦18a、ドア開閉釦18b、乗りかご14の位置を表示するインジケータ18c、および、インターホン18dを有している。操作パネル18は、行き先階釦18aおよびドア開閉釦18bの動作不良を検知する釦異常検知部18eを有している。この釦異常検知部18eは、行き先階釦18aおよびドア開閉釦18bが押された状態が規定時間よりも長く継続した場合に異常信号を制御部34に送信する。
秤ユニット24は、乗りかご14の天井に設置されており、例えば、シャックルロッドの変位から荷重を検出し、あるいは乗りかご14の床下に設けた弾性体の撓み量から荷重を検出するように構成されている。秤ユニット24は、例えば、過積載を検知する秤異常検知部としての機能も有している。
乗り場扉26は各階の乗り場13の建屋壁面に設けられ、乗り場扉26に隣接する位置には乗りかご14の呼び釦26aを有する乗り場操作盤26bが設置されている。
エレベータ乗りかごの異常確認システム30は、乗りかご14の内部を撮影する監視カメラ32、巻上機12の運転を制御する制御部34、制御部34に接続されたメンテナンスコンピュータ36を備えている。本実施形態では、メンテナンスコンピュータ36の表示部36aが本発明の表示部に相当する。監視カメラ32は、天井付近に設置されており乗りかご14の開閉扉16の付近を撮影するように設定されている。
制御部34は、機械室Mに設置されており、巻上機12等の運転を制御するとともに各階の乗り場13に設けられた呼び釦26aや乗りかご14の操作パネル18からの操作入力等に基づき、エレベータ10を構成する各要素の動作を統一的に制御する。制御部34は、各種の制御プログラムや種々のデータを記憶する記憶部34aを有している。この記憶部34aに記憶されるデータには監視カメラ32の撮影画像Rが含まれ、制御部34は撮影から所定期間が経過した記憶済みの撮影画像Rを新たに撮影した撮影画像Rで上書きして記憶部34aに記憶させている。本実施形態では、上記所定期間は2週間に設定されているが、設計仕様等に応じて適宜設定すればよい。これにより、記憶容量の増大を抑制することができる。本実施形態では、撮影から所定期間が経過した撮影画像Rを上書きすることによって新しい撮影画像Rを記憶部34aに記憶させる例を挙げているが、記憶容量に問題がないのであれば新しい撮影画像Rによって記憶済みの撮影画像Rを上書きさせなくともよい。
制御部34は、乗りかご14の昇降の有無、開閉扉16の開閉状態、呼び釦26aの操作有無等のエレベータ10の運転状況に関するデータを常時受信しており、開閉異常検知部16c、釦異常検知部18eおよび秤ユニット24が異常を検知した日時における上記データを事後的に確認できるように記憶部34aにトレースデータとして記憶させる。制御部34は、メンテナンスコンピュータ36からの操作入力に基づいて上記のトレースデータ等を表示部36aに表示させる。これにより、保守点検時に異常検知時のエレベータ10の運行状況を確認して故障有無の判断等を行い易くしている。
続いて、図2を用いて保守点検時におけるトレースデータを用いたエレベータ乗りかごの異常確認方法について説明する。図2は、メンテナンスコンピュータ36を制御部34に接続した際に表示部36aに表示される保守用画面38を示したものである。
保守用画面38には、トレースデータボタン40,42、および、故障履歴ボタン44が表示されている。トレースデータボタン40は、操作パネル18の釦異常検知部18eおよび秤ユニット24が異常を検知したときのトレースデータを一覧表示させるためのボタンである。一方、トレースデータボタン42は、開閉扉16の開閉異常検知部16cが異常を検知したときの乗りかご14のトレースデータを一覧表示させるものである。
故障履歴ボタン44は、開閉異常検知部16c、釦異常検知部18e、秤ユニット24およびエレベータ10の各要素から受信する信号等の情報に基づいて制御部34が故障の発生を検出した場合に、その故障発生日時と故障箇所を一覧表示させるものである。本実施形態では、異常検知時の撮影画像Rを確認する例を挙げているが、例えば、直ちに点検が必要な故障を検出したときに撮影画像Rを確認することによって故障時の状況を確認できるようにしてもよい。この場合には、故障原因の特定作業に撮影画像Rを用いることができ、故障原因の究明に有益である。
また、保守用画面38には、点検ボタン46,48および異常時のカメラ画像ボタン50も表示されている。この点検ボタン46は、エレベータ10の遠隔監視を行う情報センターに異常を伝達する発報信号を発信した日時と発報原因とを示すデータを一覧表示させるためのボタンである。この発報信号は、例えば、開閉異常検知部16cから異常信号が規定時間内に所定回数以上発信された場合や、エレベータ10に故障が発生した場合、その他、乗りかご14の中に利用客が閉じ込められる等、予め設定されている発報条件を満たしたときに制御部34から発報される。これにより、緊急性の高い故障等の情報が情報センターに伝達され、迅速に故障あるいは事故時の保守点検作業を行うことができるようにしている。
点検ボタン48は、開閉異常検知部16c,釦異常検知部18eおよび秤ユニット24が異常を検知したものの中で制御部34から情報センターに発報信号が送信されていない場合の異常信号の受信日時および異常発生個所を表示させるものである。これにより、上記の点検ボタン46によって表示される緊急性が高いため直ちに保守対応が行われる故障等の情報とは別に、比較的緊急性の低い軽度の異常についても定期的な保守点検時等に簡便に確認できるようにしている。
従来、保守点検時には、この点検ボタン48を選択して表示される異常信号の受信日時および異常発生箇所を基に上記のトレースデータボタン40,42を選択して表示されるトレースデータの中から日時が一致するものを確認して故障有無等が判断されていた。一方で、これらの異常信号の発生原因には、利用者の人為的動作、例えば、台車や荷物によって開閉扉16の戸閉め動作が阻害されたために発生したものや、操作パネル18のドア開閉釦18bが利用者によって長押しされたために発生したもの等、機械的故障に起因しないものも多く含まれている。しかしながら、上記従来のトレースデータに基づいた故障有無の確認方法では、人為的動作に起因する異常信号であるか否かの判断が困難な場合が多く、機械的故障が起こっていることを前提として異常発生箇所の点検作業を行う必要があり手間を要していた。
そこで、本発明に係るエレベータ乗りかごの異常確認システム30では、制御部34は、開閉異常検知部16c、釦異常検知部18eおよび秤ユニット24が異常を検知したときに、その検知時点を基準として時間的に30秒遡った時点から検知時点から30秒経過するまでの1分間に亘る所定時間幅の撮影画像Rに対する上書きを禁止する。そして、制御部34は、図2に示す異常時のカメラ画像ボタン50が選択されたときに撮影画像Rを表示部36aに表示させる。これにより、異常検知前後の1分間にわたる乗りかご14の内部の様子を保守点検時に確認することができる。本実施形態では、撮影画像Rとして、異常検知時点より30秒遡った時点の撮影画像Rを残す例を挙げているが、異常検知時点以後の撮影画像Rのみを残すようにしてもよい。また、上記所定時間幅は、設計仕様等に応じて適宜設定すればよい。また、撮影画像Rは動画像でも静止画像でもよい。
本実施形態では、異常を検知したときに撮影画像Rに対する上書きを禁止する例を挙げているが、この上書きを禁止する撮影画像Rは点検ボタン46を選択した際に表示される緊急性の高い画像だけとしてもよいし、点検ボタン48を選択した際に表示される軽度の異常検知時の画像だけとしてもよいし、点検ボタン46,48を選択した際にそれぞれ表示される全ての画像としてもよい。
図3は、図2に示す異常時のカメラ画像ボタン50を選択した際に表示される確認用画面52である。この確認用画面52では、異常検知日時の欄54、開閉扉の欄56a、押し釦の欄56b、秤の欄56c、カメラの欄58が左から順に表示されている。異常検知日時の欄54には、開閉異常検知部16c、釦異常検知部18eおよび秤ユニット24からの異常信号の受信日時が表示される。開閉扉の欄56a、押し釦の欄56b、および、秤の欄56cは、それぞれ開閉扉16、操作パネル18、秤ユニット24を示しており、上記異常信号の発信元である場合にチェックマークが表示される。カメラの欄58には画像ボタン58aが表示され、この画像ボタン58aを選択することによって撮影画像Rが表示される。例えば、領域Aには、異常検知日時が「2014年9月10日10:00」と表示され、「開閉扉」にチェックマークが表示されていることから異常検知箇所が開閉扉16であることが示されている。そして、カメラの欄58には画像ボタン58aが表示されており、この画像ボタン58aを選択することによって上記の撮影画像Rが表示される。
図4および図5は、図3に示す領域Aの画像ボタン58aを選択した際に表示される撮影画像Rの例をそれぞれ示すものである。
図4に示すように、撮影画像Rに人影が写っていない場合には、異常検知の原因が何らかの機械的な動作不良に起因するものと考えられるため開閉扉16の点検作業が行われる。一方、図5に示すように、撮影画像Rに開閉扉16を手で押さえている利用者が映っているような場合には、人為的動作に起因する異常信号であると考えられるため開閉扉16の点検作業は行わない。
同様に、釦異常検知部18eが異常を検知した場合には、異常検知時の撮影画像Rに操作パネル18の各釦18a,18bを利用者が長押しする様子が映っているか否かによって人為的動作に起因する異常であるか否かを判断することができる。また、秤ユニット24が過積載による異常を検知した場合には、秤ユニット24が過積載を検知したときの撮影画像Rに乗りかご14の定員を超える利用者が映っているか否かによって人為的動作に起因する異常であるか否かを判断することができる。
このようにして、保守時に異常検知時の監視カメラ32の撮影画像Rを表示させて乗りかご14の内部の様子を確認することができるため異常検知の原因が人為的動作によるものであるか否かの判断が行い易く、保守点検作業の手間を省くことができる。
図6は、本発明の実施形態における変形例であるエレベータ乗りかごの異常確認システム30に含まれるトレースデータ表示画面62を示すものである。以下の説明において、上記実施形態におけるエレベータ乗りかごの異常確認システム30と構成が異なる部分についてのみ説明を行い、共通する部分については説明を省略する。
エレベータ乗りかごの異常確認システム30では、図2に示す保守用画面38のトレースデータボタン42を選択した際に、図6に示すトレースデータ表示画面62が表示部36aに表示される。このトレースデータ表示画面62では、領域Bに示すように、異常検知日時の欄64、乗りかごの欄66a、開閉扉の欄66b、かご呼びの欄66c、乗り場呼びの欄66d、カメラの欄68が左から順に表示されている。異常検知日時の欄64には、開閉扉16の開閉異常検知部16cからの異常信号の受信日時が表示される。乗りかごの欄66aには、乗りかご14の運転状態が表示される。開閉扉の欄66bには、開閉扉16の開閉状態が表示される。かご呼びの欄66cには、乗りかご14の行き先階釦18aおよびドア開閉釦18bの操作有無が表示される。乗り場呼びの欄66dには、乗り場13の呼び釦26aの操作有無が表示される。カメラの欄68には画像ボタン68aが表示されており、この画像ボタン68aを選択することによって監視カメラ32の撮影画像Rを表示させることができる。このように、異常検知時のトレースデータと撮影画像Rを関連付けて表示させることによって、故障有無の判断をより行い易くすることができる。
なお、本発明に係るエレベータ乗りかごの異常確認システムは、上述した実施形態およびその変形例の構成に限定されるものではなく、本願の特許請求の範囲に記載された事項およびその均等の範囲内で種々の改良や変更が可能であることはいうまでもない。
10 エレベータ、14 乗りかご、16c 開閉異常検知部、18e 釦異常検知部、24 秤ユニット、30 エレベータ乗りかごの異常確認システム、32 監視カメラ、34 制御部、34a 記憶部、36 メンテナンスコンピュータ、36a 表示部、M 機械室、S 昇降路、R 撮影画像。

Claims (3)

  1. 乗りかごの動作不良を検知して事後的に確認するための異常検知部を有するエレベータ乗りかごの異常確認システムであって、
    前記乗りかご内を撮影する監視カメラと、
    前記監視カメラの撮影画像を記憶する記憶部と、
    前記撮影画像を表示する表示部と、
    前記異常検知部が異常を検知したときにおける所定時間幅の前記監視カメラの撮影画像を保守時に前記表示部に表示させる制御部と、を備えており、
    前記制御部は、前記表示部に2つの点検ボタンを表示することができ、
    一方の点検ボタンは、エレベータ乗りかごの遠隔監視を行う情報センターに異常を伝達する発報信号を発信した日時と発報原因とを示すデータを一覧表示させるためのものであり、
    他方の点検ボタンは、前記異常検知部で検知した異常の中で前記情報センターに発報信号が送信されていない場合の異常信号の受信日時および異常発生箇所を表示させるものである、エレベータ乗りかごの異常確認システム。
  2. 請求項1に記載のエレベータ乗りかごの異常確認システムにおいて、
    前記所定時間幅は、前記異常検知部が異常を検知した時点よりも時間的に遡った時点における前記監視カメラの撮影画像を含むように設定されている、エレベータ乗りかごの異常確認システム。
  3. 請求項1または2に記載のエレベータ乗りかごの異常確認システムにおいて、
    前記記憶部は、記憶済みの前記撮影画像の画像データのうち撮影から所定期間が経過した前記撮影画像の画像データに新たに撮影される前記撮影画像の画像データを上書きして記憶し、
    前記制御部は、異常を検知したときにおける前記所定時間幅の前記監視カメラの撮影画像に対する上書きを禁止する、エレベータ乗りかごの異常確認システム。
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