JP7228409B2 - 火災報知設備 - Google Patents

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Description

本発明は、受信機から引き出された信号回線に火災感知器を接続して火災を監視する火災報知設備に関する。
従来、受信機から引き出された信号回線に火災感知器を接続して火災を監視する火災報知設備としては、R型火災報知設備が知られている。
R型火災報知設備にあっては、受信機から引き出された信号回線に、固有のアドレスが設定された伝送機能を有するアナログ火災感知器を接続し、火災発生時には、アナログ火災感知器からの火災割込みに基づき、受信機から検索コマンドを発行して発報したアナログ火災感知器のアドレスを特定し、受信機で火災代表灯を点灯して主音響警報を出力し、更に、アドレス表示器等に火災を検出した感知器アドレスを表示するようにしている。
このように、火災を検出した火災感知器のアドレスが分かると、適切な避難誘導や消火活動が可能となり、特に規模の大きな設備の火災監視には不可欠な機能となっている。
また、R型火災報知設備の受信機から引き出された信号回線には、伝送機能を備えた中継器を介して防火扉を閉鎖解除するソレノイドと扉の閉鎖を検出する開閉検出器が接続されており、火災時には受信機からの制御信号によりソレノイドを作動して防火扉の保持を解除して閉鎖させ、防火扉の閉鎖を開閉検出器で検出して閉鎖確認信号を受信機に送り、受信機のディスプレイに防火扉の閉鎖を警報報知し、防火扉の閉鎖を確認可能としている。
ところで、火災報知設備が設置されたビル等の施設にあっては、防火扉と出入口扉や店舗閉鎖用の扉等を兼用する場合があり、このような出入口扉や店舗閉鎖井の扉等を兼用した防火扉は管理用扉と呼ばれ、防火管理者が朝出勤して定刻になったら開放し、業務時間帯は開放状態を維持し、業務時間が終了して管理者が退出する際に、出入口を兼用した防火扉を閉鎖する、といった運用管理を行っている。以降、出入口扉や店舗閉鎖用の扉等をまとめて出入口等の扉と記載する。
特開2007-219870号公報 特開2017-191418号公報
しかしながら、施設に設けられた出入口等の扉を兼用した防火扉にあっては、管理者が退出時に防火扉を閉鎖すると、防火扉の閉鎖確認信号により受信機で不必要な警報報知が行われ、警報停止と解除に手間と時間がかかることから、受信機に防火扉からの閉鎖確認信号をマスクして警報報知させないようにする操作機能が設けられており、管理者は退出に先立ち、閉鎖する防火扉の閉鎖確認信号をマスクする操作を受信機で行ってから、出入口等の扉を兼用した防火扉を閉鎖して退出するようにしており、出入口等の扉を兼用した防火扉からの閉鎖確認信号による警報報知をなくすためのマスク設定操作を日常的に繰り返さなければならず、また、管理者が施設からの退出は、施設の稼働日や休日等により退出する時間が異なり、施設の運用管理における作業負担が大きいという問題がある。
本発明は、出入口等の扉を兼用した防火扉の閉鎖に伴う警報報知を抑止するための閉鎖確認信号に対するマスク設定を簡単且つ容易に行うことを可能にして管理者の作業負担を軽減させる火災報知設備を提供することを目的とする。
(第1発明:タイムスケジュールの設定により確認信号をマスクする火災報知設備)
本発明は、
施設の警戒区域の火災の検出を行う火災感知器と受信機を備える火災報知設備に於いて、
警戒区域に、
火災時に閉鎖され、且つ、施設の扉として開閉される防火扉と、
防火扉の閉鎖を検出して閉鎖確認信号を受信機に送信する防火扉閉鎖検出手段と、
が設けられ、
受信機に、
防火扉閉鎖検出手段からの閉鎖確認信号を受信したときに防火扉閉鎖を警報報知させる受信制御手段と、
閉鎖確認信号をマスクして受信制御手段による防火扉閉鎖の警報報知を抑止するマスク手段と、
が設けられた火災報知設備に於いて、
受信機に、閉鎖確認信号のマスクを開始するマスク開始時刻とマスクを終了するマスク終了時刻を指定したタイムスケジュールをマスク手段に設定して制御するマスク設定制御手段が設けられたことを特徴とする。
(曜日を指定したタイムスケジュール設定)
マスク設定制御手段は、閉鎖確認信号をマスクする1週間の曜日を指定したタイムスケジュールを設定する。
(稼働日と休日を指定したタイムスケジュール設定)
マスク設定制御手段は、1週間の曜日について、施設の稼働日と休日を指定したタイムスケジュールを設定する。
(特殊日を指定したタイムスケジュール)
マスク設定制御手段は、1週間の曜日について、施設の稼働日及び休日以外の所定の特殊日を指定したタイムスケジュールを設定する。
(防火扉個別又は防火扉一括のスケジュール設定)
マスク設定制御手段は、1又は複数の防火扉を指定したタイムスケジュールを設定する。
(グループ分けしたスケジュール設定)
マスク設定制御手段は、防火扉にグループ符号を付与してグループ分けし、グループ単位にタイムスケジュールを設定する。
(タイムスケジュールの選択設定)
マスク設定制御手段は、異なるマスク開始時刻とマスク終了時刻が指定された複数種類のタイムスケジュールを予め生成して記憶し、複数種類のタイムスケジュールを選択して設定する。
(第2発明:セキュリティ設備に連動して閉鎖確認信号をマスクする火災報知設備)
本発明の他の形態にあっては、
施設の警戒区域の火災の検出を行う火災感知器と受信機を備える火災報知設備に於いて、
警戒区域に、
通常状態で開放保持されると共に火災時に閉鎖され、且つ、施設の出入口等の扉として開閉される防火扉と、
防火扉の閉鎖を検出して閉鎖確認信号を受信機に送信する放火扉閉鎖検出手段と、
が設けられ、
受信機に、
防火扉閉鎖検出手段からの閉鎖確認信号を受信したときに防火扉閉鎖を警報報知する受信制御手段と、
閉鎖確認信号をマスクして受信制御手段による防火扉閉鎖の警報報知を抑止するマスク手段と、
が設けられた火災報知設備に於いて、
セキュリティ設備から警備開始信号又は警備開始の予告信号を受信したときに、マスク手段による閉鎖確認信号のマスク設定を開始させ、セキュリティ設備から警備終了信号又は警備終了の予告信号を受信したときに、マスク手段による閉鎖確認信号のマスク設定を解除させるマスク設定制御手段が設けられたことを特徴とする。
(第1発明の基本的な効果)
本発明は、施設の警戒区域の火災の検出を行う火災感知器と受信機を備える火災報知設備に於いて、警戒区域に、火災時に閉鎖され、且つ、施設の扉として開閉される防火扉と、防火扉の閉鎖を検出して閉鎖確認信号を受信機に送信する防火扉閉鎖検出手段とが設けられ、受信機に、防火扉閉鎖検出手段からの閉鎖確認信号を受信したときに防火扉閉鎖を警報報知させる受信制御手段と、閉鎖確認信号をマスクして受信制御手段による防火扉閉鎖の警報報知を抑止するマスク手段とが設けられた火災報知設備に於いて、受信機に、閉鎖確認信号のマスクを開始するマスク開始時刻とマスクを終了するマスク終了時刻を指定したタイムスケジュールを、マスク手段に設定して制御するマスク設定制御手段が設けられたため、出入口等の扉を兼用した防火扉を管理する施設の管理者は、閉鎖確認信号のマスクを開始するマスク開始時刻とマスクを終了するマスク終了時刻を指定したタイムスケジュールを、予め受信機の操作により設定しておくことにより、夜間等の定刻に達して管理者が防火扉を閉鎖して退出するときに、予め設定したタイムスケジュールに従って閉鎖確認信号に対するマスク設定が受信機で行われており、防火扉の閉鎖に伴い閉鎖確認信号を受信しても警報報知は行われず、閉鎖確認信号のマスクに管理者の手動設定操作が不要となり、管理者の火災報知設備が設置された施設の日常的な運用管理における負担を大幅に低減できる。
(曜日を指定したタイムスケジュール設定の効果)
また、マスク設定制御手段は、閉鎖確認信号をマスクする1週間の曜日を指定したタイムスケジュールを設定するようにしたため、月曜日から日曜日の各曜日を指定したタイムスケジュールの設定により、年月日を意識することなく、簡単に防火扉からの閉鎖確認信号をマスクするタイムスケジュールを生成して設定することができる。
(稼働日と休日を指定したタイムスケジュール設定の効果)
また、マスク設定制御手段は、1週間の曜日について、施設の稼働日と休日を指定したタイムスケジュールを設定するようにしたため、稼働日と休日では、施設の利用時間帯が異なることから、これに対応した閉鎖確認信号をマスクするタイムスケジュールを簡単且つ容易に設定することができる。
(特殊日を指定したタイムスケジュールの効果)
また、マスク設定制御手段は、1週間の曜日について、施設の稼働日及び休日以外の所定の特殊日を指定したタイムスケジュールを設定するようにしたため、稼働日や休日とは異なる創立記念日等の特殊日の施設の利用時間帯に対応して、防火扉からの閉鎖確認信号をマスクするタイムスケジュールを簡単且つ容易に設定することができる。
(防火扉個別又は防火扉一括のスケジュール設定の効果)
また、マスク設定制御手段は、1又は複数の防火扉を指定したタイムスケジュールを設定するようにしたため、必要に応じて、防火扉個別のタイムスケジュールの設定や、防火扉の全てに対する一括したタイムスケジュールの設定を簡単に行うことができる。
(グループ分けしたスケジュール設定の効果)
また、マスク設定制御手段は、防火扉にグループ符号を付与してグループ分けし、グループ単位にタイムスケジュールを設定するようにしたため、例えば、異なる建物の防火扉を受信機で監視制御しているような場合、建物毎に防火扉をグループ分けし、グループ単位にタイムスケジュールを設定することで、建物毎に利用時時間帯が異なっても、グループ分けによるタイムスケジュールの設定で簡単且つ容易に対処できる。
(タイムスケジュールの選択設定の効果)
また、マスク設定制御手段は、異なるマスク開始時刻とマスク終了時刻が指定された複数種類のタイムスケジュールを予め生成して記憶し、複数種類のタイムスケジュールの内の一つを選択して設定するようにしたため、マスク開始時刻とマスク終了時刻の異なる複数種類のタイムスケジュールを予め準備しておくことで、その中から必要とするタイムスケジュールを選択するだけで、必要とするタイムスケジュールを簡単に設定して防火扉の閉鎖に伴う閉鎖確認信号をマスクして警報報知を抑止できる。
(第2発明の基本的な効果)
本発明の他の形態にあっては、施設の警戒区域の火災の検出を行う火災感知器と受信機を備える火災報知設備に於いて、警戒区域に、火災時に閉鎖され、且つ、施設の扉として開閉される防火扉と、防火扉の閉鎖を検出して閉鎖確認信号を受信機に送信する放火扉閉鎖検出手段とが設けられ、受信機に、防火扉閉鎖検出手段からの閉鎖確認信号を受信したときに防火扉閉鎖を警報報知する受信制御手段と、閉鎖確認信号をマスクして警報報知手段による防火扉閉鎖の警報報知を抑止するマスク手段とが設けられた火災報知設備に於いて、セキュリティ設備から警備開始信号又は警備開始の予告信号を受信したときに、マスク手段による閉鎖確認信号のマスク設定を開始させ、セキュリティ設備から警備終了信号又は警備終了の予告信号を受信したときに、マスク手段による閉鎖確認信号のマスク設定を解除させるマスク設定制御手段が設けられたため、施設の利用時間帯が経過してセキュリティ設備で施設の警戒監視に伴う警備開始信号を受信すると、出入口等の扉を兼用した防火扉からの閉鎖確認信号に対するマスク設定が自動的に行われ、夜間等の定刻に達して管理者が防火扉を閉鎖して退出するときに、セキュリティ設備との連動により閉鎖確認信号に対するマスク設定が受信機で自動的に行われており、防火扉の閉鎖に伴い閉鎖確認信号を受信しても警報報知は行われず、閉鎖確認信号のマスクに管理者の手動設定操作が不要となり、管理者の火災報知設備が設置された施設の日常的な運用管理における負担大幅に低減できる。
本発明が適用される火災報知設備の概要を示した説明図 通常監視画面を示した説明図 スケジュールメニュー画面を示した説明図 稼働日・休日設定画面を示した説明図 特殊日設定画面を示した説明図 スケジュール時刻設定画面を示した説明図 開始時刻と終了時刻の設定とタイムスケジュールの関係を示した説明図 スケジュールマスク設定画面を示した説明図 図8に続くスケジュールマスク設定画面を示した説明図 防火扉管理データを一覧形式で示した説明図 スケジュール設定制御部により設定されたタイムスケジュールの一例を示した説明図 確認マスクのタイムスケジュールが設定された状態での通常監視画面を示した説明図 マスク中の閉鎖確認信号の受信前と受信後のスケジュールマスクの詳細画面を示した説明図 防火扉確認一覧画面を示した説明図 セキュリティ設備と連動する火災報知設備の実施形態を示した説明図
[火災報知設備]
図1は本発明が適用されるR型の火災報知設備の概要を示した説明図である。
(実施形態の基本的概念)
本実施形態の基本的概念は、受信機10から施設の警戒区域に引き出された信号回線に火災感知器14を接続して火災を監視し、警戒区域に、通常状態で開放保持されると共に火災時に閉鎖され、且つ、施設の出入口等の扉として開閉される防火扉24と、防火扉24の閉鎖を検出して閉鎖確認信号を受信機10に送信する防火扉閉鎖検出手段として機能する閉鎖検出器24bとが設けられ、受信機10に、閉鎖検出器24bからの閉鎖確認信号を受信したときに防火扉閉鎖を警報報知させる受信制御手段として機能する受信制御部46と、閉鎖確認信号をマスクして受信制御部46による防火扉閉鎖の警報報知を抑止するマスク手段として機能するマスク部48とが設けられた火災報知設備であって、受信機10に、閉鎖確認信号のマスクを開始するマスク開始時刻とマスクを終了するマスク終了時刻を指定したタイムスケジュールを、マスク部48に設定して制御するマスク設定制御手段として機能するマスク設定制御部50が設けられたものであり、出入口等の扉を兼用した防火扉24を管理する施設の管理者は、閉鎖確認信号のマスクを開始するマスク開始時刻とマスクを終了するマスク終了時刻を指定したタイムスケジュールを、予め受信機10の操作により設定しておくことにより、夜間等に定刻に達して管理者が防火扉24を閉鎖して退出するときに、マスク設定制御部50により予め設定したタイムスケジュールに従って閉鎖確認信号に対するマスク設定が受信機10で行われており、防火扉24の閉鎖に伴い閉鎖確認信号を受信しても警報報知は行われず、閉鎖確認信号のマスクに管理者の手動設定操作が不要となり、管理者の火災報知設備が設置された施設の日常的な運用管理における負担を大幅に低減できる、というものである。以下、具体的に説明する。
(火災報知設備の概要)
図1に示すように、火災報知設備が設置された建物の一階の管理人室などには例えばR型の受信機10が設置され、受信機10から警戒区域に対し系統毎に分けて信号回線12-1~12-3が引き出されている。なお、以下の説明では、信号回線12-1~12-3を区別する必要がない場合は、信号回線12という場合がある。
信号回線12-1には固有のアドレスが設定された伝送機能を有する複数のアナログ型の火災感知器14が接続され、また、固有のアドレスが設定された伝送機能を有する中継器16から引き出された感知器回線17にオンオフ型の火災感知器18及び発信機20が接続されている。信号回線12-2には複数のアナログ型の火災感知器14の接続に加え、固有のアドレスが設定された伝送機能を有するアドレッサブル発信機22が接続されている。
更に、信号回線12-3には固有のアドレスが設定された伝送機能を有する中継器16を介して防火扉24が接続されている。防火扉24は、ソレノイド24aを備えたラッチ装置により、通常監視時は開放状態に保持されており、受信機10で火災を判断したときの制御信号を中継器16で受信し、駆動回路部24cによるソレノイド24aの通電でラッチを解除して閉鎖される。防火扉24には閉鎖検出器24bが設けられており、防火扉24の閉鎖を検出したとき、閉鎖確認信号を中継器16を介して受信機10に送信する。
本実施形態の防火扉24は、施設の出入口等の扉を兼用しており、昼間の時間帯における施設の稼働が終了すると管理者により防火扉24は閉鎖され、次の日の施設の稼働を開始する時刻に管理者により開放される。このように出入口等の扉を兼用する防火扉24は、管理用扉と呼ばれる場合がある。
施設の出入口等の扉を兼用した防火扉24は、施設の稼働終了時に閉鎖すると、閉鎖検出器24bが扉閉鎖を検出し、中継器16を介して受信機10に閉鎖確認信号を送信し、これを受信した受信機10は、防火扉24の閉鎖を示す警報表示をディスプレイ36の画面表示により行い、必要に応じて音響警報部42から閉鎖確認音が出力される。
ここで、信号回線12-1~12-3に接続される火災感知器14、中継器16等の端末機器に設定される最大アドレス数は例えば255としており、信号回線12には最大255台の火災感知器14を含む端末機器が接続できる。
(受信機の機能構成)
受信機10には、メインCPU26と複数のサブCPU基板28-1~28-3が設けられ、サブCPU基板28-1~28-3にはサブCPU30-1~30-3と伝送部32-1~32-3が設けられている。
メインCPU26とサブCPU30-1~30-3は、シリアル転送バス34で接続されており、相互にデータを送受信する。なお、以下の説明では、サブCPU30-1~30-3及び伝送部32-1~32-3を区別する必要がない場合はサブCPU30及び伝送部32という場合がある。
メインCPU26には、表示手段として機能する液晶表示パネル等を用いたタッチパネル付きのディスプレイ36が接続され、ディスプレイ36には受信機10による火災監視に必要な情報がそのときの受信機10の状況に応じて表示される。ディスプレイ36による火災監視に必要な情報には、通常監視時及び火災時に発生したイベント、防火扉閉鎖等の運用管理に必要な情報、対処操作に必要な情報等の全ての情報、更に、受信機の保守点検モードでの運用管理や操作に必要な情報も含まれる。
メインCPU26に対して表示手段として機能するディスプレイ36に加え、LED等の表示灯を用いた表示部38が設けられる。表示部38には火災代表灯、ガス漏れ代表灯等が設けられる。
また、メインCPU26に対しては操作部40が接続され、操作部40には火災監視に必要な火災断定スイッチ、主音響停止スイッチ、地区音響一時停止スイッチ等の各種スイッチが設けられている。
また、メインCPU26にはスピーカが設けられた音響警報部42、及び、移報部44が接続されている。音響警報部42は、火災発生を判断した場合に主音響警報を出力する。メインCPU26にはプログラムの実行により制御手段として機能する受信制御部46が設けられる。
(受信機の火災受信制御)
図1に示すように、サブCPU基板28-1のサブCPU30-1を例にとると、伝送部32-1に指示して火災感知器14との間で所定の通信プロトコルに従って信号を送受信することで、火災監視制御を行っている。伝送部32-1から火災感知器14に対する下り信号は電圧モードで伝送している。この電圧モードの信号は、信号回線12-1の線路電圧を例えば18ボルトと30ボルトの間で変化させる電圧パルスとして伝送される。
これに対し火災感知器14から伝送部32-1に対する上り信号は電流モードで伝送される。この電流モードにあっては、信号回線12-1に伝送データのビット1のタイミングで信号電流を流し、いわゆる電流パルス列として上り信号が受信機10に伝送される。
サブCPU30-1による火災監視制御は、通常の監視中にあっては、一定周期毎に、伝送部32-1に指示して、一括AD変換コマンドを含むブロードキャストの一括AD変換信号を送信しており、この一括AD変換信号を受信した火災感知器14は、そのとき検出している煙濃度又は温度をセンサデータとして検出して保持する。続いて、サブCPU30-1は、端末アドレスを順次指定したポーリングコマンドを含む呼出信号を送信している。
火災感知器14は自己アドレスに一致するアドレスを持つ呼出信号を受信すると、そのとき保持しているセンサデータを含む応答信号を伝送部32-1に送信する。また、火災感知器14は煙濃度又は温度が所定の火災注意レベルを超えると受信機10の伝送部32-1に対し火災割込み信号を送信する。
サブCPU30-1は伝送部32-1を介して火災割込み信号を受信すると、グループ検索コマンド信号を送信して火災を検出している火災感知器14を含むグループを特定し、続いて、グループ内検索コマンド信号を送信して火災を検出している火災感知器14のアドレスを特定してセンサのアナログデータを集中的に収集し、シリアル転送バス34を介してメインCPU26に送信する。
メインCPU26はサブCPU30-1から受信したアナログデータを所定の火災判定レベルと比較しており、アナログデータが火災判定レベルに達した場合に火災と判定し、表示部38の火災代表灯を点灯し、音響警報部42のスピーカから火災発生を示す所定の主音響警報を出力させ、ディスプレイ36に火災が検出された感知器アドレスに基づき火災発生場所を含む火災警報情報を表示させ、更に、移報部44により火災移報信号を外部に出力して所定の移報制御等を行わせる。
サブCPU基板28-2に設けられたサブCPU30-2と伝送部32-2による火災監視制御も、前述したサブCPU基板28-1の場合と同じになる。また、サブCPU基板28-3に設けられたサブCPU30-3と伝送部32-3は、メインCPU26で火災が検知された場合に予め記憶された連動情報に基づき防排煙機器24の連動制御を行う。
また、防火扉24については、中継器16に対する一括AD変換信号とポーリングコマンドを含む呼出信号を送信に対する応答信号により、閉鎖検出器24bの閉鎖検出による閉鎖確認信号の送信を可能といている。
[タイムスケジュールの設定による防火扉閉鎖確認信号のマスク処理]
(閉鎖確認信号のマスク処理の概要)
受信機10のメインCPU26に設けられた受信制御部46は、防火扉24から閉鎖確認信号を受信した場合、ディスプレイ36に防火扉24の閉鎖を示す警報表示を行い、必要に応じて音響警報部42から閉鎖確認音を出力させる制御を行う。この表示及び又は音により警報することを警報報知という。
また、受信機10のメインCPU26にはプログラムの実行により実現されるマスク部48とマスク設定制御部50の機能が設けられる。
マスク部48は、マスク設定制御部50のタイムスケジュールの設定又は手動のマスク設定に基づき、出入口等の扉を兼用した防火扉24から閉鎖確認信号にマスクを設定することで、防火扉24の閉鎖確認を示す警報報知を行わないようにするマスク処理を行う。
マスク設定制御部50は、防火扉24の閉鎖検出器24bから送信された閉鎖確認信号のマスクを開始するマスク開始時刻とマスクを終了するマスク終了時刻を指定したタイムスケジュールを生成し、このタイムスケジュールをマスク部48に設定して閉鎖確認信号をマスクする制御を行う。
また、マスク設定制御部50は、防火扉24の閉鎖確認信号をマスクする1週間の曜日となる月火水木金土日のそれぞれを指定したタイムスケジュールを設定する。
また、マスク設定制御部50は、1週間の曜日となる月火水木金土日のそれぞれについて、施設の稼働日と休日を指定したタイムスケジュールを設定する。更に、マスク設定制御部50は、施設の稼働日及び休日以外の所定の特殊日、例えば元日や創立記念日等の特定の年月日を指定したタイムスケジュールを設定する。
また、マスク設定制御部50は、防火扉24を個別に指定したタイムスケジュールの設定又は複数の防火扉24を一括指定したタイムスケジュールを設定する。
なお、マスク設定制御部50による複数の防火扉24を指定したタイムスケジュールの設定は、防火扉24にグループ番号を付与してグループ分けし、グループ単位にタイムスケジュールを設定しても良い。例えば、複数のビル棟を対象に火災監視設備が構築された場合、ビル棟ごとに防火扉24をグループ分けし、グループ単位に固有のタイムスケジュールを設定する。
また、マスク設定制御部50は、異なるマスク開始時刻とマスク終了時刻が指定された複数種類のタイムスケジュールを予め生成して記憶し、複数種類のタイムスケジュールの内の一つを選択して設定する。
更に、マスク設定制御部50は、受信制御部46で火災が判断されて火災警報が出力された場合、そのとき手動及びタイムスケジュールによるマスク設定を解除し、防火扉24からの閉鎖確認信号の受信に基づく防火扉24の閉鎖を示す警報報知が行えるように制御する。
このようなマスク設定制御部50による出入口等の扉を兼用した防火扉24からの閉鎖確認信号に対するタイムスケジュールの設定によるマスク処理の詳細を説明する次のようになる。
(通常監視画面)
図2は受信機のディスプレイに表示される通常監視画面を示した説明図である。図2に示すように、受信機10のタッチパネル付きのディスプレイ36に表示される通常監視画面52-1は、画面上段にインジケータ表示部54が設けられ、インジケータ表示部54には、受信機10の状態や状況を知らせるシンボルマーク等の簡素な表示要素であるインジケータが表示されており、その中に、防火扉24からの閉鎖確認信号のマスクを示すマスクインジケータ56が表示されている。
図示のマスクインジケータ56はマスク設定が行われていない状態を示しており、マスク設定が行われると、マスクインジケータ56の例えば丸で囲んだ四角の外側の表示色を変化させる等してマスク設定状態を表示する。
なお、通常監視画面52-1には、「正常動作中」の表示や、「機器の起動切断・移報停止する」、「地区音響警報を停止する」、「メンテナンス・避難訓練をする」といったメニュー選択釦が配置されている。
図2の通常監視画面52-1において、マスク非設定を示しているマスクインジケータ56をタッチ操作すると、図3のスケジュールメニュー画面52-2に切り替わる。図3に示すように、スケジュールメニュー画面52-2には、稼働日・休日設定釦58、特殊日設定釦60、スケジュール設定釦62及びマスク設定釦64が設けられている。
稼働日・休日設定釦58は、曜日毎に施設の稼働日と休日の設定を行う。特殊日設定釦60は、稼働日及び休日以外の元日や創立記念日等の施設に固有な特殊日が設定でき、例えば、特殊日は最大30日まで設定可能としている。
また、スケジュール設定釦62は、マスクを行う時間帯を例えば一日5回設定可能とし、また、稼働日と休日のスケジュールに分けたマスク設定を可能とする。
更に、マスク設定釦64は、スケジュール設定釦62で設定された5つのスケジュール番号の中から必要とするスケジュールをハード番号(スケジュール番号)を選択してスケジュールを設定可能としている。
(稼働日・休日設定画面)
図4は稼働日・休日設定画面を示した説明図である。図3の稼働日・休日設定メニュー釦58をタッチ操作すると図4の稼働日・休日設定画面52-3に切り替わる。
図4に示すように、稼働日・休日設定画面52-3には、稼働日として一週間の日曜日、月曜日、火曜日、水曜日、木曜日、金曜日、土曜日に対応してダイヤログ形式の指定枠66-1~66-7が設けられ、ここでは、土曜日と日曜日を「休日」に指定し、残りの月火水木金は全て「稼働日」に指定しており、この指定状態で設定釦65をタッチ操作すると、一週間の日月火水木金土に対する休日と稼働日の設定が一括して行われる。
(特殊日の設定)
図5は特殊日設定画面を示した説明図である。図3の特殊日設定釦60をタッチ操作すると図5の特殊日設定画面52-4に切り替わる。
図5に示すように、特殊日設定画面52-4には、特殊日設定欄68に例えば30日分の特殊日設定枠が設けられ、下側に横一列に配置されたテンキー72により例えば1月1日を指定したい場合には、「0101」を入力すると入力枠70に「0101」が表示され、続いて、設定釦65をタッチ操作すると、特殊日設定欄68の先頭の特殊日設定枠に設定され、必要に応じて順次、同じ特殊日の設定操作を繰り返すことになる。
(スケジュール時刻設定)
図6はスケジュール時刻設定画面を示した説明図、図7は開始時刻と終了時刻の設定とタイムスケジュールの関係を示した説明図である。
図3のスケジュール設定釦62をタッチ操作すると図6のスケジュール時刻設定画面52-5に切り替わる。図6に示すように、スケジュール時刻設定画面52-5には、稼働日指定釦74と休日・特殊日指定釦76に対応して、その右側にスケジュール番号1~5に対応して開始時間指定枠78と終了時間指定枠80が配置され、その下に、入力枠82とテンキー84が配置されている。稼働日と休日・特殊日はそれぞれ稼働日スケジュール番号1~5と休日・特殊日スケジュール番号1~5が設定可能である。
例えば、稼働日のタイムスケジュールとして、夜の6時から翌朝の6時までマスクを設定したい場合には、開始時間指定枠78にテンキー84を使用して開始時刻「18:00」を入力し、また、終了時間指定枠80にテンキー84を使用して終了時刻「06:00」を入力し、設定釦65をタッチ操作することで、稼働日スケジュール番号1のタイムスケジュールが生成されて記憶される。なお、開始時刻及び終了時刻はテンキ―で入力すると入力枠82に表示され、続いて、設定釦65をタッチ操作すると、開始時間指定枠78と終了時間指定枠80に設定される。
ここで、図6のスケジュール時刻設定画面52-5で設定した開始時刻及び終了時刻とマスク設定するタイムスケジュールの関係は図7に示すようになる。
図7(A)は例えば連続する3日間の稼働日について、夜間の時間帯にマスク設定を行う場合であり、開始時間指定枠78と終了時間指定枠80により、同じ開始時刻「18:00」と終了時刻「06:00」を設定している。
この場合は、左側のタイムスケジュールに示すように、例えば、真ん中の稼働日を見ると、開始時間「18:00」は翌日の稼働日の終了時間「06:00」に対応し、マスク時間116を2日に分けて設定している。また、終了時間「06:00」は前日の稼働日の開始時間「18:00」に対応し、マスク時間114を2日に分けて設定している。なお、隣接する稼働日は休日や特殊日であってもよいし、開始時刻や終了時刻は同じであっても相違しても良い。
図7(B)は、昼間の時間帯にマスク設定を行う場合であり、開始時間指定枠78と終了時間指定枠80により、開始時刻「06:00」と終了時刻「18:00」を設定しており、左側のタイムスケジュールに示すように、稼働日の6時から18時までがマスク設定時間120となり、この場合にマスク設定は前日や翌日に跨ることはない。
(スケジュールマスク設定)
図8はスケジュールマスク設定画面を示した説明図、図9は図8に続くスケジュールマスク設定画面を示した説明図である。
図3のマスク設定釦64をタッチ操作すると、図13に示すような一覧印字釦、確認一覧釦、戻る釦が表示された状態のスケジュールマスク設定画面が表示され、いずれかのスケジュールマスク設定欄86をタッチ操作すると、図8のスケジュールマスク設定画面52-6に切り替わる。
図8に示すように、スケジュールマスク設定画面52-6は、多段構成のスケジュールマスク設定欄86の下に、スケジュールマスクを設定する防火扉を指定するための盤指定枠88、系統指定枠90、アドレス指定枠92及び回線指定枠94が配置され、各指定枠には、指定数字をアップ又はダウンさせるための操作釦が設けられている。
また、個別の防火扉を指定する盤指定枠88、系統指定枠90、アドレス指定枠92及び回線指定枠94に加え、複数の防火扉を一斉にスケジュールマスク設定するためのグループ選択部を設けても良い。また、全ての防火扉を一斉にスケジュール設定する全体選択部を設けるようにしても良い。
図8にあっては、盤指定枠88で盤番号「001」を指定し、系統指定枠90で系統番号「00」を指定し、アドレス指定枠92でアドレス「01」を指定し、回線指定枠94で回線番号「009-1」を指定しており、この指定が済んだ状態で設定釦65をタッチ操作すると、指定番号「001 00-01-009-1」に対応してスケジュールマスク設定欄86に、「001 00-01-009-1 1棟 1階 9地区 防火扉 スケジュール設定中」とするスケジュールマスクの設定情報が表示される。
続いて、図9に示すスケジュールマスク設定画面56-7に切り替わる。図9示すスケジュールマスク設定画面52-7は、図8のスケジュールマスク設定画面52-6により設定したスケジュールマスク設定欄86に続いて、スケジュール番号指定枠96が設けられる。
スケジュールマスク設定画面52-7では、図6のスケジュール設定画面52-5で作成した稼働日と休日・特殊日それぞれのスケジュール番号1~5の中から必要とするスケジュール番号を選択し、例えば稼働日スケジュール番号「1」を指定し、休日・特殊日スケジュール番号「1」「2」を指定し、続いて、設定釦65をタッチ操作すると、スケジュール番号指定枠96に指定した稼働日スケジュール番号「1」と休日・特殊日スケジュール番号「1」「2」が設定される。
(防火扉管理データ)
図10は防火扉管理データを一覧形式で示した説明図である。図10に示すように、防火扉管理データ102には、配置情報として、系統、アドレス、種別、棟、階、地区が格納され、これに続いて防火扉の閉鎖確認信号に対する確認マスクが格納され、この確認マスクには、スケジュールマスクの設定を示す「スケジュール」、又は、手動マスクの設定を示す「手動」が格納される。次に、休日とスケジュール番号の組が格納され、続いて、稼働日とスケジュール番号の組が配置され、更に、特殊日とスケジュール番号の組が格納される。
複数のスケジュールマスク設定や一つのスケジュールマスク設定における複数のスケジュール番号の設定により、同一の防火扉に複数のスケジュール番号の設定が行われた場合は、複数のスケジュール番号が格納される。確認マスクのスケジュールは確認マスクONが優先となる。
例えば、稼働日スケジュール番号1が開始時刻「18:00」と終了時刻「06:00」を設定され、稼働日スケジュール番号2が開始時刻「21:00」と終了時刻「09:00」を設定され、アドレス018の防火扉の確認マスクスケジュールの稼働日に、スケジュール番号1とスケジュール番号2が格納されたとき、稼働日の確認マスクは「18:00」から「09:00」まで有効となる。
図10の最初の行は、図2乃至図9の画面操作に基づいて設定したスケジュールタイムに基づく防火扉管理データが格納されている。
(設定された確認マスクのタイムスケジュール)
図11はスケジュール設定制御部により設定されたタイムスケジュールの一例を示した説明図であり、図10の最初の行の防火扉管理データ102に対応した防火扉の閉鎖確認信号に対する確認マスクのタイムスケジュールを示している。
図11にあっては、図2乃至図6の画面操作に基づいて、月火水木金土の各曜日については、右側に示すように稼働日122が指定され、また、スケジュール番号「1」が指定され、更に、稼働日スケジュール番号「1」によるマスク設定は開始時刻118aが「18:00」と終了時刻120aが「06:00」であり、この結果、左側の火水木金土との各曜日の24時間のタイムスケジュールにおいて、斜線部で示す時間帯がマスク設定時間126a,126bとして設定される。
また、日曜日については、右側に示すように休日124が指定され、また、休日・特殊日スケジュール番号「1」「2」が指定され、更に、休日・特殊日スケジュール番号「1」によるマスク設定は開始時刻118bが「00:00」と終了時刻120bが「08:00」であり「00:00~08:00」まで確認マスクONと設定されるとともに、また、稼働日スケジュール番号「1」によるマスク設定は開始時刻118aが「18:00」と終了時刻120aが「06:00」であるから、稼働日スケジュール番号「1」により「00:00~06:00」まで確認マスクONと設定され、確認マスクONが優先されるため、最終的に「00:00~08:00」まで確認マスクONと設定され、左側の日曜日の24時間のタイムスケジュールにおいて、斜線部で示す時間帯がマスク設定時間128aとして設定される。
また、休日・特殊日スケジュール番号「2」によるマスク設定は開始時刻118cが「19:00」と終了時刻120cが「06:00」であり、この結果、左側の日曜日の24時間のタイムスケジュールにおいて、斜線部で示す時間帯がマスク設定時間128bとして設定されるとともに、月曜日の24時間のタイムスケジュールにおいて、斜線部で示す時間帯がマスク設定時間128cとして設定される。
図1の受信機10に設けたマスク設定制御部50は、図11に示した月火水木金土日の1週間分の防火扉からの閉鎖確認信号に対するマスク設定のためのタイムスケジュールを生成し、マスク設定の開始時間から終了時間までの設定時間帯での防火扉アドレスを指定したマスク設定をマスク部48に指示し、受信機10でマスク設定した防火扉アドレスの閉鎖確認信号を受信してもこれをマスクし、防火扉の閉鎖を示す警報報知を抑止させる制御を行う。
(マスク設定中の通常画面)
図12は確認マスクのタイムスケジュールが設定された状態での通常監視画面を示した説明図である。
図12に示すように、防火扉からの閉鎖確認信号に対するタイムスケジュール又は手動によるマスク設定が行われると、通常監視画面52-1の上段に表示しているマスクインジケータ56aは、図2に示したマスク設定なしのときのマスクインジケータ56と異なった表示となる。即ち、マスク設定が行われたときのマスクインジケータ56aは、丸の中に配置した矩形の外側の表示色が異なる色に変化し、これによりマスク設定が行われていることを表示している。
このようにマスク設定を示す表示となったマスクインジケータ56aをタッチ操作すると図13(A)に示すスケジュールマスク設定画面52-8に切り替わり、マスク設定欄104に現在設定中のマスク設定情報が表示される。図示の画面にあっては、3つのマスク設定情報が表示されており、1段目と2段目はタイムスケジュールによるマスク設定であり、3段目は手動によるマスク設定となっている。
また、マスク設定した防火扉からの閉鎖確認信号を受信した状態で図12の通常監視画面52-1のマスクインジケータ56aをタッチ操作すると、図13(B)のスケジュールマスク設定画面52-9に切り替わる。
このスケジュールマスク設定画面52-9では、図13(A)と同じ3つのマスク設定情報がマスク設定欄104に表示され、これに加え、現在、閉鎖確認信号を受信してマスク中の防火扉については、例えば1段目と2段目のマスク設定情報の中に「確認」の文字表示により閉鎖確認信号の受信中表示106を行っており、マスク設定により警報報知は行われないが、確認信号を受信していることが分かるようにしている。
また、確認一覧をタッチ操作すると、図14に示す防火扉確認一覧画面52-10に切り替わり、各防火扉のスケジュールマスク設定を一覧表示する。本画面では、各防火扉に関係するすべての確認スケジュールマスク設定に基づき、確認マスクがONの時間を表示する。
アドレス 001である1棟 1階 9地区 防火扉は、稼働日スケジュール番号「1」、休日・特殊日スケジュール番号「1」「2」が設定されているため、確認マスクONとなる時間は、前日が稼働日の稼働日は「00:00~06:00」、「18:00~24:00」となり、前日が稼働日の休日・特殊日は「00:00~09:00」、「19:00~24:00」となり、前日が休日・特殊日の休日・特殊日は「00:00~09:00」、「19:00~24:00」となり、前日が休日・特殊日の稼働日は「00:00~06:00」、「18:00~24:00」となる。
また、同様にアドレス 018である1棟 1階 14地区 防火扉は、稼働日スケジュール番号「1」「2」、休日・特殊日スケジュール番号「1」「2」が設定されているため、確認マスクONとなる時間は、前日が稼働日の稼働日は「00:00~09:00」、「18:00~24:00」となり、前日が稼働日の休日・特殊日は「00:00~09:00」、「19:00~24:00」となり、前日が休日・特殊日の休日・特殊日は「00:00~09:00」、「19:00~24:00」となり、前日が休日・特殊日の稼働日は「00:00~06:00」、「18:00~24:00」となる。
また、同様にアドレス 032である1棟 1階 28地区 防火扉は、稼働日スケジュール番号も休日・特殊日スケジュール番号も設定されていないため、スケジュールで確認マスクONとなる時間はない。
また、各防火扉がマスク中かどうか示すと共に、現在がスケジュール上でどのタイミングであるか示すようにしても良い。
また、確認マスクがONとなっているスケジュール部分をタッチ操作することで、当該確認マスクをONに設定している図9に示すスケジュールマスク設定画面52-7に移動するようにしても良い。
(スケジュールによる確認マスクと手動による確認マスクの競合について)
スケジュールによる確認マスク設定と手動による確認マスク設定が競合したときには、手動による確認マスク設定を優先する。つまり、スケジュール上で確認マスクがONに設定されており、確認マスクONとなっている状態であっても、手動による確認マスクOFF設定が行われたときは確認マスクOFFとなる。
また、スケジュール上で確認マスクがOFFに設定されており、確認マスクOFFとなっている状態であっても、手動による確認マスクON設定が行われたときは確認マスクONとなる。
また、手動による確認マスクON設定が行われているとき、スケジュール上で確認マスクがOFFに設定される時間が来ても、手動による確認マスクON設定を優先し、確認マスクONを維持する。
また、手動による確認マスクOFF設定が行われているとき、スケジュール上で確認マスクがONに設定される時間が来ると、手動による確認マスク設定は解除されているものとして、確認マスクONとなる。
[セキュリティ設備の連動する火災報知設備]
図15はセキュリティ設備と連動する火災報知設備の実施形態を示した説明図である。図15に示すように、本実施形態にあっては、火災受信機10を備えた火災報知設備は、施設の警備や入退出管理を行うセキュリティ設備200と連動して、施設の出入口等の扉を兼用する防火扉からの閉鎖確認信号による警報報知のマスク設定制御を行うことを特徴とする。
火災報知設備は、R型の受信機10から警戒区域に対し系統毎に分けて信号回線12-1~12-3が引き出され、アナログ型の火災感知器14、中継器16から引き出された感知器回線17にオンオフ型の火災感知器18及び発信機20、伝送機能を有するアドレッサブル発信機22等が接続されている。
また、信号回線12-3には中継器16を介して防排煙機器24が接続され、防火扉24は、ソレノイド24aを備えたラッチ装置により、通常監視時は開放状態に保持されており、受信機10で火災を判断したときの制御信号を中継器16で受信し、駆動回路部24cによるソレノイド24aの通電でラッチを解除して閉鎖され、防火扉24の閉鎖を閉鎖検出器24bにより検出して閉鎖確認信号を中継器16を介して受信機10に送信する。
受信機10には、受信制御部46、マスク部48及びマスク設定制御部50aの機能が設けられる。受信制御部46は図1の実施形態と同じであり、また、防火扉24に設けた閉鎖検出器24bからの閉鎖確認信号を受信したときに防火扉閉鎖を警報報知させる。マスク部48は、防火扉24に設けた閉鎖検出器24bからの閉鎖確認信号をマスクして受信制御部46による防火扉閉鎖の警報報知を抑止する。
マスク設定制御部50aは、セキュリティ設備200から警備開始信号を受信したときに、マスク部48による防火扉24からの閉鎖確認信号のマスク設定を開始させ、セキュリティ設備200から警備終了信号を受信したときに、マスク部48による防火扉24からの閉鎖確認信号のマスク設定を解除させる制御を行う。
このため、施設の利用時間帯が経過してセキュリティ設備200で施設の警戒監視の開始に伴う警備開始信号を受信すると、出入口等の扉を兼用した防火扉24からの閉鎖確認信号に対するマスク設定が自動的に行われ、夜間等の定刻に達して管理者が防火扉24を閉鎖して退出するときに、セキュリティ設備200との連動により閉鎖確認信号に対するマスク設定が受信機10で自動的に行われており、防火扉24の閉鎖に伴い閉鎖確認信号を受信しても警報報知は行われず、閉鎖確認信号のマスクに管理者の手動設定操作が不要となり、管理者の火災報知設備が設置された施設の日常的な運用管理における負担を大幅に低減できる。
また、セキュリティ設備200は、警備開始信号に先立ち警備開始予告信号を送信し、また、警備終了信号に先立ち警備終了予告信号を送信する場合がある。この場合、受信機10のマスク設定制御部50aは、セキュリティ設備200から警備開始予告信号を受信したときに、マスク部48による防火扉24からの閉鎖確認信号のマスク設定を開始させ、セキュリティ設備200から警備終了予告信号を受信したときに、マスク部48による防火扉24からの閉鎖確認信号のマスク設定を解除させる制御を行うようにしても良い。
[本発明の変形例]
(確認マスクスケジュールの設定日)
上記の実施形態は、稼働日と休日・特殊日についてそれぞれ確認マスクスケジュール設定できるものとしているが、これに限らない。稼働日と休日の区分でなく、稼働日前稼働日、休日・特殊日前稼働日、休日・特殊日前休日・特殊日、稼働日前休日・特殊日に分類し、それぞれ確認マスクスケジュール設定できるものとしてもよい。このように区分することで、翌日に跨るマスク設定について翌日が稼働日か休日・特殊日かによってそれぞれ設定することが容易となる。
(タイムスケジュールによるマスク設定)
上記の実施形態に示した防火扉からの閉鎖確認信号をマスクするためのタイムスケジュールを設定する画面操作は一例であり、マスク設定のタイムスケジュール(時間帯)を設定することのできる適宜の画面操作とすることができる。
(P型受信機)
上記の実施形態は、R型の受信機からの信号回線を介してR型の火災感知器を接続した火災報知設備を例にとっているが、P型の受信機から引き出した感知器回線にアドレスを設定すると共に伝送機能を備えたアドレッサブル火災感知器を接続した火災報知設備についても、防火扉の閉鎖確認信号を回線単位に受信できるようにすることで、同様に、受信機に設けたマスク設定制御部により、閉鎖確認信号のマスクを開始するマスク開始時刻とマスクを終了するマスク終了時刻を指定したタイムスケジュールを設定して制御することで、管理者の手動操作による閉鎖確認信号に対するマスクの設定と解除を不要にして作業負担を軽減できる。
(無線感知器)
上記の実施形態は、受信機10から施設の警戒区域に引き出された信号回線に火災感知器14を接続する通信形態を例にとっているが、火災感知器14を無線式の火災感知器とし、受信機と火災感知器の通信の一部または全部を無線通信しても良い。
(マスク対象)
上記の実施形態は、施設の出入口等の扉を兼用する防火扉からの閉鎖確認信号の受信による警報表示をなくすためのマスク処理を例にとるものであったが、これに限定されず、日常的な運用管理を通じてマスク設定の必要性のある適宜の防災機器からの作動信号につき、同様にタイムスケジュールによりマスク設定を自動的に行うようにしても良い。
(その他)
また、本発明はその目的と利点を損なうことのない適宜の変形を含み、更に上記の実施形態に示した数値による限定は受けない。
10:受信機
12,12-1~12-3:信号回線
14,18:火災感知器
16:中継器
17:感知器回線
20:発信機
22:アドレッサブル発信機
24:防火扉
24a:ソレノイド
24b:閉鎖検出器
24c:駆動回路部
26:メインCPU
28-1~28-3:サブCPU基板
30-1~30-3:サブCPU
32-1~32-3:伝送部
34:シリアル転送バス
36:ディスプレイ
38:表示部
40:操作部
42:音響警報部
44:移報部
46:受信制御部
48:マスク部
50,50a:マスク設定制御部
52-1:通常監視画面
52-2:スケジュールメニュー画面
52-3:稼働日・休日設定画面
52-4:特殊日設定画面
52-5:スケジュール時刻設定画面
52-6:スケジュールマスク設定画面
52-7:スケジュール番号設定画面
52-10:防火扉確認
54:インジケータ表示部
56,56a:マスクインジケータ
200:セキュリティ設備

Claims (8)

  1. 施設の警戒区域の火災の検出を行う火災感知器と受信機を備える火災報知設備に於いて、
    前記警戒区域に、
    火災時に閉鎖され、且つ、前記施設の扉として開閉される防火扉と、
    前記防火扉の閉鎖を検出して閉鎖確認信号を前記受信機に送信する防火扉閉鎖検出手段と、
    が設けられ、
    前記受信機に、
    前記防火扉閉鎖検出手段からの前記閉鎖確認信号を受信したときに前記防火扉閉鎖を警報報知させる受信制御手段と、
    前記閉鎖確認信号をマスクして前記受信制御手段による前記防火扉閉鎖の警報報知を抑止するマスク手段と、
    が設けられた火災報知設備に於いて、
    前記受信機に、前記閉鎖確認信号のマスクを開始するマスク開始時刻と前記マスクを終了するマスク終了時刻を指定したタイムスケジュールを前記マスク手段に設定して制御するマスク設定制御手段が設けられたことを特徴とする火災報知設備。
  2. 請求項1記載の火災報知設備に於いて、
    前記マスク設定制御手段は、前記閉鎖確認信号をマスクする1週間の曜日を指定した前記タイムスケジュールを設定することを特徴とする火災報知設備。
  3. 請求項2記載の火災報知設備に於いて、
    前記マスク設定制御手段は、前記1週間の曜日についてし、前記施設の稼働日と休日を指定した前記タイムスケジュールを設定することを特徴とする火災報知設備。
  4. 請求項2記載の火災報知設備に於いて、
    前記マスク設定制御手段は、前記1週間の曜日について、前記施設の稼働日及び休日以外の所定の特殊日を指定した前記タイムスケジュールを設定することを特徴とする火災報知設備。
  5. 請求項1乃至4の何れかに記載の火災報知設備に於いて、
    前記マスク設定制御手段は、1又は複数の前記防火扉を指定した前記タイムスケジュールを設定することを特徴とする火災報知設備。
  6. 請求項1乃至4の何れかに記載の火災報知設備に於いて、
    前記マスク設定制御手段は、前記防火扉にグループ符号を付与してグループ分けし、グループ単位に前記タイムスケジュールを設定することを特徴とする火災報知設備。
  7. 請求項1乃至6の何れか記載の火災報知設備に於いて、
    前記マスク設定制御手段は、異なる前記マスク開始時刻と前記マスク終了時刻が指定された複数種類のタイムスケジュールを予め生成して記憶し、前記複数種類のタイムスケジュールを選択して設定することを特徴とする火災報知設備。
  8. 施設の警戒区域の火災の検出を行う火災感知器と受信機を備える火災報知設備に於いて、
    前記警戒区域に、
    火災時に閉鎖され、且つ、前記施設の扉として開閉される防火扉と、
    前記防火扉の閉鎖を検出して閉鎖確認信号を前記受信機に送信する放火扉閉鎖検出手段と、
    が設けられ、
    前記受信機に、
    前記防火扉閉鎖検出手段からの前記閉鎖確認信号を受信したときに前記防火扉閉鎖を警報報知する受信制御手段と、
    前記閉鎖確認信号をマスクして前記受信制御手段による前記防火扉閉鎖の警報報知を抑止するマスク手段と、
    が設けられた火災報知設備に於いて、
    セキュリティ設備から警備開始信号又は警備開始の予告信号を受信したときに、前記マスク手段による前記閉鎖確認信号のマスク設定を開始させ、前記セキュリティ設備から警備終了信号又は警備終了の予告信号を受信したときに、前記マスク手段による前記閉鎖確認信号のマスク設定を解除させるマスク設定制御手段が設けられたことを特徴とする火災報知設備。
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