JP2000331260A - 防災システム装置 - Google Patents

防災システム装置

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JP2000331260A
JP2000331260A JP14297299A JP14297299A JP2000331260A JP 2000331260 A JP2000331260 A JP 2000331260A JP 14297299 A JP14297299 A JP 14297299A JP 14297299 A JP14297299 A JP 14297299A JP 2000331260 A JP2000331260 A JP 2000331260A
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Yasuo Hironaka
康雄 弘中
Hiroshi Hashimoto
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パソコンを通して複数の火災受信機を監視す
るようにしても火災発生時に何れの建物から出火したか
容易に分かるようにする。 【解決手段】 システムに基づいて図示化された画像を
有し、表示装置3画面に表示されたシステムボタン31
がクリックされたときシステム図の画像を表示装置3の
CRT画面3aに表示し、外部から感知器作動の情報が
入ってきたときは、CRT画面3a上のシステム図に配
置された受信機のうち該当する受信機上にその旨を表示
する表示画面制御部2dを有する監視装置1の装置本体
2を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば複数の建物
にそれぞれ設置された火災受信機をループ状の通信線を
介して監視する防災システム装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より火災受信機とパソコンとで火災
や煙、ガス洩れ等の発生エリアを監視するものがあっ
た。例えば、火災受信機が火災感知器を通して火災を検
知したときは火災発生エリアを特定して表示部に表示
し、パソコンは、火災受信機によって特定された情報に
基づいて出火階の部屋をCRT画面に表示すると共に、
CRT画面の片隅に設定されたキープランエリアに出火
階の全体平面図を表示し、管理者に知らせていた。ま
た、火災受信機には、火災感知器等の端末の動作試験を
行うときにオンする移報遮断スイッチが備えられてお
り、このスイッチがオンされたときは端末機器の動作情
報が外部に伝送されないようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来のシステ
ムでは、例えばパソコンに複数の火災受信機を接続した
場合、何れかの火災受信機が火災を検知したときその建
物の出火階をCRT画面に表示するものの何れの建物か
ら出火したのか分かりにくく、また、試験等により移報
遮断スイッチがオンされたときは、パソコン側ではその
火災受信機を通して火災発生の有無を監視できなくなっ
ていた。また、何れかの火災受信機が内部の異常を検知
したとき何れの火災受信機が異常を発生したのか、或い
はどのような異常なのか分からなかった。
【0004】本発明は、かかる課題を解決するためにな
されたもので、パソコンを通して複数の火災受信機を監
視するようにしても火災発生時に何れの建物から出火し
たか容易に分かり、しかも、移報遮断に対してもパソコ
ン側から選択でき、さらに、CRT画面上に火災受信機
と同じ操作部を表示して遠隔操作ができ、火災受信機や
パソコン等に異常が発生したときはその異常詳細を表示
できる防災システム装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
防災システム装置は、各種感知器が接続された受信機或
いは監視装置が建物に応じて設置又は前記受信機と監視
装置とが組み合わせて設置され、これらが各インタフェ
ースを介してループ状の通信線に接続されてなるシステ
ムの防災システム装置であって、前記監視装置は、表示
装置と、前記システムに基づいて図示化された画像を有
し、前記表示装置の画面に表示された所定の操作ボタン
が選択されたとき前記システム図の画像を表示装置の画
面に表示し、外部から感知器作動の情報が入ってきたと
きは、画面上のシステム図に配置された受信機のうち該
当する受信機上にその旨を表示する表示画面制御手段と
を備えたものである。
【0006】本発明の請求項2に係る防災システム装置
は、各種感知器が接続された受信機或いは監視装置が建
物に応じて設置又は前記受信機と監視装置とが組み合わ
せて設置され、これらが各インタフェースを介してルー
プ状の通信線に接続されてなるシステムの防災システム
装置であって、前記監視装置は、表示装置と、前記シス
テムに基づいて図示化された画像を有し、前記表示装置
の画面に表示された所定の操作ボタンが選択されたとき
前記システム図の画像を表示装置の画面に表示し、か
つ、そのシステム図に配置された受信機上に少なくとも
「操作状態」が記された操作ボタン又は「情報遮断」が
記された操作ボタンを表示し、「操作状態」の操作ボタ
ンが選択されたときは受信機の操作部と同じ操作部を表
示し、この操作部が操作されたときはその操作に基づく
操作情報を該当する受信機が取り込むよう外部へ伝送
し、「情報遮断」の操作ボタンが選択されたときは、当
該操作ボタン上にその旨を表示すると共に、該当する受
信機からの信号を遮断する表示画面制御手段とを備えた
ものである。
【0007】本発明の請求項3に係る防災システム装置
は、各種感知器が接続された受信機或いは監視装置が建
物に応じて設置又は前記受信機と監視装置とが組み合わ
せて設置され、これらが各インタフェースを介してルー
プ状の通信線に接続されてなるシステムの防災システム
装置であって、前記監視装置は、表示装置と、本監視装
置内及び本監視装置に接続されたインタフェースの異常
を監視し、異常を検知したときはその異常詳細を判別す
ると共に、その異常情報を他の監視装置が取り込むよう
外部へ伝送し、外部から異常情報が入ってきたときはそ
の情報に基づいて異常詳細を判別する異常詳細判別手段
と、前記システムに基づいて図示化された画像を有し、
前記表示装置の画面に表示された所定の操作ボタンが選
択されたとき前記システム図の画像を表示装置の画面に
表示し、かつ、そのシステム図に配置された受信機、監
視装置及びインタフェース上に「異常詳細」が記された
操作ボタンを表示し、前記異常詳細判別手段により異常
詳細が判別されたときはその判別に基づいて該当する操
作ボタンを表示し、当該操作ボタンが選択されたときは
異常詳細を前記表示装置の画面に表示する表示画面制御
手段とを備えたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施形態に係る防
災システム装置の監視装置の構成を示すブロック図、図
2は本実施形態における防災システムのネットワークの
構成を示す模式図、図3は図2のネットワークに基づく
システム画像図、図4は火災受信機の操作部を表示した
ときの画像図、図5は異常詳細のときの画像図である。
【0009】まず、図2に示す防災システムのネットワ
ークの構成について説明する。図において、1は例えば
同一敷地内に建設された建物の1号棟から6号棟のうち
1号棟、4号棟及び6号棟にそれぞれ配置された監視装
置で、装置本体2と、表示装置3と、入力装置であるキ
ーボード4及びマウス5とで構成され(図1参照)、そ
の敷地内に敷設されたループ状の通信線7(以下、「L
AN7」という)に接続されたインタフェース(以下、
「I/F」と略す)6と接続されている。
【0010】11は建物の1号棟から3号棟及び5号棟
にそれぞれ設けられ、前記と同様にLAN7に接続され
たI/F13と接続された火災受信機で、正面に表示部
及び操作部(図示せず)を有し、建物の各エリアにそれ
ぞれ設置された火災感知器12等を通じて火災の有無を
監視し、何れかの火災感知器2の火災信号が入力された
ときは、その信号から火災発生エリアを特定して、図示
せぬスプリンクラ、消火設備の予作動弁や防火戸、排煙
機等を駆動させる信号を出力し、かつ、特定した火災発
生エリア及び火災発報の火災感知器2を示す火災情報信
号をI/F13を介してLAN7に伝送する。また、こ
の火災受信機11は、受信機内部及びI/F13の異常
を監視する手段を有し、異常を検知したときはその検知
に基づく異常情報信号を送信するようになっている。
【0011】2aは監視装置1の装置本体2に設けられ
た送受信回路、2bは受信情報判別部で、送受信回路2
aを介して入力される情報信号を判別し、その情報信号
が火災情報信号のときは、火災発生エリア及びその火災
情報信号を発した火災受信機11を特定して後述する表
示画面制御部に通知すると共に、スピーカ2fを鳴動さ
せる信号をスピーカ制御回路2eに出力し、情報信号が
異常情報信号のときはその情報信号を後述する異常詳細
判別部に送出する。また、後で詳述するが情報遮断命令
を受けているときは、情報遮断の操作を行った火災受信
機11や他の監視装置1においてのみ送受信回路2aを
介して入力される火災受信機11からの各種の情報信号
や、他の監視装置1からの異常情報信号等を遮断する。
【0012】2cは異常詳細判別部で、本監視装置内及
びI/F6の異常を監視し、異常を検知したときはその
異常詳細を判別して表示画面制御部に通知すると共に、
異常検知に基づく異常情報信号を送受信回路2a及びI
/F6を介してLAN7上に伝送する。この送信は、他
の建物に配置された監視装置1に通知するためである。
また、受信情報判別部2bからの異常情報信号を受けた
ときは、その異常情報信号から何れの建物(1号棟から
6号棟)の監視装置1又は火災受信機11からの通知か
を判別すると共に、異常詳細を判別して表示画面制御部
に通知する。
【0013】2dは前述した表示画面制御部で、電源投
入のイニシャル時は「イニシャル中」を表示装置3のC
RT画面3aのグラフィックエリア3bに表示し、イニ
シャル終了時以降は「平常監視中」をそのグラフィック
エリア3bに表示する。その後は、キーボード4又はマ
ウス5からの入力に基づいて、例えば、グラフィックエ
リア3bの画面上の何れかがクリックされると、本監視
装置1が設置されている建物や、他の建物の各階の警戒
区域を選択させるメニューを表示装置3に表示する。
【0014】また、CRT画面3aの操作エリア3fに
表示したシステムボタン31がマウス5によりクリック
されたときは、図3に示すシステムに基づいて図示化さ
れた画像をCRT画面3aのグラフィックエリア3bに
表示する。なお、図3に示すシステム図の画像中の「C
RT」は監視装置1を指している。音響停止ボタン32
がクリックされたときはスピーカ2fの鳴動を停止させ
る信号をスピーカ制御回路2eに出力する。
【0015】このシステム図の画像を表示しているとき
に、操作状態ボタン34がクリックされたときはその操
作に基づく火災受信機11の操作部と同じ操作部を火災
受信機11の操作部の操作状態そのままでグラフィック
エリア3bに表示する(図4参照)。この画像のうち
「保守スイッチ」41は保守時における地区音響停止や
音声警報停止等を行うためのものであり、「保守機能」
42は火災感知器12等の感度切換や感知器変更等行う
ためのものであり、「連動遮断」43は連動が組まれて
いる端末、例えば防火戸や排煙機等の駆動を遮断するた
めのものであり、また、「火災断定」44は火災発生時
に地区音響停止、音声警報停止、連動遮断等を解除する
ためのスイッチであり、「音響停止」45は火災発生時
に発せられた警報音を停止させるためのスイッチであ
り、「移報遮断」46は火災受信機11から外部へ送信
される各種の情報信号を遮断するためのスイッチであ
る。
【0016】これらは、本監視装置1から所望の火災受
信機11に対して遠隔操作できるようにしたもので、何
れかがクリックされたときはその操作に基づく操作情報
信号を送受信回路2a及びI/F6を介してLAN7上
に伝送する。なお、この操作情報信号には、該当する火
災受信機11が取り込むようにアドレスが設定されてい
る。また、本監視装置1から所望の火災受信機11に対
して遠隔操作できないような機能については、操作ボタ
ンを表示しないようにするか、又は白抜き表示で操作で
きないようにする。
【0017】情報遮断ボタン35がクリックされたとき
はその操作に基づく前記情報遮断命令を受信情報判別部
2bに送出する。例えば2号棟の情報遮断ボタン35が
クリックされたときは、2号棟の火災受信機11から送
られてくる各種の情報信号だけが受信されてもその情報
は無視する。この情報遮断は、例えば火災感知器12等
の動作試験を行うときに操作するものである。
【0018】また、火災発生エリア及び火災情報信号を
発した火災受信機11が特定された通知を受信情報判別
部2bから受けたときは、例えば、グラフィックエリア
3bに表示したシステム図の画像のうち火災の発生した
「受信機」33の表示色を変えて表示すると共に、タイ
トル・火災代表表示エリア3cに火災発生の建物の名称
を表示し、次いで、イベントリストエリア3gに火災発
生エリアの詳細を文字で表示し、システムメッセージエ
リア3hに「出火階表示中」を文字で表示する。そし
て、火災が発生した建物の警戒区域付近の平面図をグラ
フィックエリア3bに表示すると共に、キープランエリ
ア3jにその建物の出火階の全体平面図を表示する。
【0019】異常詳細の通知を異常詳細判別部2cから
受けたときは、例えば、グラフィックエリア3bに表示
したシステム図の画像のうち、該当する設備(監視装置
1、火災受信機11、I/F6,13)の異常詳細ボタ
ンの「異常詳細」の表示色を変えると共に、システムメ
ッセージエリア3hにシステムの異常状態、例えば火災
受信機異常、ネットワーク異常等を表示する。色の変化
した異常詳細ボタンがクリックされたときは図5に示す
ようにシステム図の画像上にウィンドウを開いて異常詳
細の内容を表示した画像51を表示する。
【0020】例えば、監視装置1の異常詳細として24
V外部電源異常、通信異常等があり、火災受信機11の
異常詳細として交流電源断、ヒューズ断、地区音響線異
常、非常放送故障等があり、また、I/F6,13の異
常詳細としてネットワーク通信異常、受信機通信異常、
通信線異常等がある。
【0021】なお、CRT画面3b上に表示されたタイ
トル・火災代表表示エリア3cに隣接するメニューバー
エリア3dは「ガイダンス」、「シンボル凡例」等を表
示するエリアであり、その右隣の時刻表示エリア3eは
時刻を表示するエリアである。また、前述したシステム
ボタン31、音響停止ボタン32及び情報遮断ボタン3
5がクリックされたときは表示色が変化するように設定
されており、各異常詳細ボタン37,38,39の「異
常詳細」の表示色が変化しているときにクリックされた
ときはその表示色を保持するように設定されている。
【0022】次に、本実施形態の動作を説明する。な
お、1号棟、4号棟及び6号棟に設置された監視装置1
の表示装置3には、それぞれ図3に示すシステム図の画
像が表示されているものとする。この状態において、例
えば3号棟の火災受信機11が火災を検知して火災情報
信号をLAN7上に伝送すると、それぞれの監視装置1
の装置本体2の受信情報判別部2bが、その火災情報信
号を読み込んで3号棟の出火階の部屋及び火災受信機1
1を特定し、表示画面制御部2dにその旨を通知すると
共に、スピーカ制御回路2eを通じてスピーカ2fを鳴
動させる。
【0023】前記通知を受けた表示画面制御部2dは、
CRT画面3aのグラフィックエリア3b上のシステム
図の表示から3号棟の火災が発生した階の警戒区域付近
の平面図の表示に切り替えると共に、キープランエリア
3jに3号棟の出火階の全体平面図を表示する。そし
て、タイトル・火災代表表示エリア3cに火災発生の建
物の名称(3号棟)を表示し、次いで、イベントリスト
エリア3gに火災発生エリアの詳細を文字で表示する。
この時、操作エリア3fのシステムボタン31がクリッ
クされると、グラフィックエリア3bに再びシステム図
を表示して、このシステム図の画像のうち3合棟の「受
信機」33の表示色を変え、火災を検知した火災受信機
11を知らせる。なお、音響停止ボタン32がクリック
された監視装置1においては、その監視装置1の表示画
面制御部2dがスピーカ制御回路2eを介してスピーカ
2fの鳴動を停止させる。
【0024】また、それぞれの表示装置3のCRT画面
3a上にシステム図の画像が表示されているときに、例
えば1号棟のCRT画面3a上のシステム図の画像にお
いて3号棟の操作状態ボタン34をクリックしたとき
は、3号棟に設置された火災受信機11の操作部と同じ
操作部がその火災受信機11の操作部の操作状態そのま
まで1号棟の表示装置3のCRT画面3a上に表示され
る(図4参照)。この場合、1号棟の装置本体2の表示
画面制御部2dが前記ボタン34のクリック操作に基づ
いて火災受信機11の操作部を表示装置3のCRT画面
3a上に表示する。この表示状態において、例えば移報
遮断44をクリックすると、装置本体2の表示画面制御
部2dは、その操作に基づく操作情報信号に3号棟の火
災受信機11が取り込むようアドレスを設定して伝送す
る。
【0025】また、1号棟のCRT画面3a上のシステ
ム図の画像において2号棟の情報遮断ボタン35をクリ
ックしたときは、1号棟の監視装置1は2号棟の火災受
信機11から送信される各種の情報信号の全てを遮断す
る。なお、遮断とは、情報信号は受信するが、その情報
を無視することを示す。この場合、1号棟の装置本体2
の表示画面制御部2dは、クリックされた2号棟の情報
遮断ボタン35の表示色を変化させてその旨をCRT画
面3a上で知らせると共に、その操作に基づく情報遮断
命令を受信情報判別部2bに通知して、2号棟の火災受
信機11からの各種の情報信号の全てを遮断させる。
【0026】さらに、例えば5号棟の火災受信機11が
内部の異常を検知してその異常情報信号をLAN7上に
伝送した場合は、各監視装置1の表示装置3のCRT画
面3a上に表示されている5号棟の異常詳細ボタン36
の表示色を変化させてその旨を知らせる。この場合、受
信情報判別部2bが、受信された異常情報信号を異常詳
細判別部2cに送出し、異常詳細判別部2cはその異常
情報信号から異常詳細及びその信号を発した設備を判別
して表示画面制御部2dに通知し、表示画面制御部2d
はその通知に基づいて前記異常詳細ボタン36の表示色
を変化させる。この処理は、前述したように1号棟、4
号棟及び6号棟に設置された監視装置1がそれぞれ行
う。
【0027】この時、6号棟の監視装置1において、表
示色の変化した異常詳細ボタン36をクリックすると、
その監視装置1の装置本体2の表示画面制御部2dが、
予め通知を受けた異常詳細を図5に示す画像51と共に
表示装置3のCRT画面3a上に表示する。
【0028】以上のように本実施形態においては、建物
に応じて設置された監視装置1、火災受信機11等をL
AN7に接続してなるシステムに基づいて図示化した画
像を表示装置3のCRT画面3a上に表示し、何れかの
火災受信機11が火災等を検知したときは、画像に表示
した「受信機」33のうち該当する「受信機」33の表
示色を変化させるようにしたので、火災発生エリアを容
易に特定でき、視覚性に優れているという効果がある。
【0029】CRT画面3a上のシステム図の画像に操
作状態ボタン34を表示し、この操作状態ボタン34を
クリックしたときは、その操作に基づく火災受信機11
の操作部と同じ操作部が操作状態そのままで表示装置3
のCRT画面3a上に表示されるようにしたので、遠隔
操作が可能になり、しかも火災受信機11の操作部と同
じ操作部であるため、操作が容易であるという効果があ
る。
【0030】また、CRT画面3a上のシステム図の画
像に情報遮断ボタン35を表示し、この情報遮断ボタン
35をクリックしたときはその操作を行った監視装置だ
けに、クリックされた火災受信機11からの各種情報信
号が入らないようにしたので、他の火災受信機の監視を
継続して行えるという効果がある。
【0031】さらに、監視装置1、火災受信機11及び
I/F6,13の各設備に対応してCRT画面3a上の
システム図の画像に異常詳細ボタン37,38,39を
表示し、何れかの設備に異常が発生したとき該当する異
常詳細ボタンの表示色を変化させるようにしたので、異
常個所を容易に特定でき、しかも表示色の変化した異常
詳細ボタンをクリックしたときは異常詳細がCRT画面
3a上に表示されるようにしたので、異常に対する処置
が容易であるという効果がある。
【0032】
【発明の効果】以上のように本願の請求項1の発明によ
れば、建物に応じて設置された監視装置、受信機等を通
信線に接続してなるシステムに基づいて図示化した画像
を表示装置の画面上に表示し、外部から感知器作動の情
報が入ってきたときは、そのシステム図に配置された受
信機のうち該当する受信機上にその旨を表示するように
したので、火災発生エリアを容易に特定でき、視覚性に
優れているという効果がある。
【0033】本願の請求項2の発明によれば、CRT画
面3a上のシステム図の画像に「操作状態」が記された
操作ボタン又は「情報遮断」が記された操作ボタンを表
示し、「操作状態」の操作ボタンを選択したときは、そ
の操作に基づく受信機の操作部と同じ操作部を受信機で
の操作状態のまま画面上に表示し、表示された操作部を
操作したときはその操作に基づく操作情報を該当する受
信機が取り込むようにしたので、遠隔操作が可能にな
り、しかも受信機の操作部と同じ操作部であるため操作
が容易になり、また、「情報遮断」の操作ボタンを選択
したときはその操作を行った監視装置に、該当する受信
機からの各種情報のみを遮断するようにしたので、他の
受信機の監視を継続して行えるという効果がある。
【0034】本願の請求項3の発明によれば、監視装
置、受信機及び各インタフェースに対応して画面上のシ
ステム図の画像に「異常詳細」が記された操作ボタンを
表示し、何れかの設備に異常が発生したとき該当する操
作ボタンにその旨を表示するようにしたので、異常個所
を容易に特定でき、しかも表示した操作ボタンを選択し
たときは異常詳細が画面上に表示するようにしたので、
異常に対する処置が容易であるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る防災システム装置の監
視装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本実施形態における防災システムのネットワー
クの構成を示す模式図である。
【図3】図2のネットワークに基づくシステム画像図で
ある。
【図4】火災受信機の操作部を表示したときの画像図で
ある。
【図5】異常詳細のときの画像図である。
【符号の説明】
1 監視装置 2 装置本体 3 表示装置 4 キーボード 5 マウス 6 インタフェース 11 火災受信機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5E501 AA02 AC02 BA05 CA03 CA07 CB02 CB09 EA05 EA10 FA03 FA05 FA14 FA44 FA46 FB28 5G405 AA01 AA06 AA08 BA01 CA22 CA30 CA31 EA41

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種感知器が接続された受信機或いは監
    視装置が建物に応じて設置又は前記受信機と監視装置と
    が組み合わせて設置され、これらが各インタフェースを
    介してループ状の通信線に接続されてなるシステムの防
    災システム装置であって、 前記監視装置は、表示装置と、前記システムに基づいて
    図示化された画像を有し、前記表示装置の画面に表示さ
    れた所定の操作ボタンが選択されたとき前記システム図
    の画像を表示装置の画面に表示し、外部から感知器作動
    の情報が入ってきたときは、画面上のシステム図に配置
    された受信機のうち該当する受信機上にその旨を表示す
    る表示画面制御手段とを備えたことを特徴とする防災シ
    ステム装置。
  2. 【請求項2】 各種感知器が接続された受信機或いは監
    視装置が建物に応じて設置又は前記受信機と監視装置と
    が組み合わせて設置され、これらが各インタフェースを
    介してループ状の通信線に接続されてなるシステムの防
    災システム装置であって、 前記監視装置は、表示装置と、前記システムに基づいて
    図示化された画像を有し、前記表示装置の画面に表示さ
    れた所定の操作ボタンが選択されたとき前記システム図
    の画像を表示装置の画面に表示し、かつ、そのシステム
    図に配置された受信機上に少なくとも「操作状態」が記
    された操作ボタン又は「情報遮断」が記された操作ボタ
    ンを表示し、「操作状態」の操作ボタンが選択されたと
    きは受信機の操作部と同じ操作部を表示し、この操作部
    が操作されたときはその操作に基づく操作情報を該当す
    る受信機が取り込むよう外部へ伝送し、「情報遮断」の
    操作ボタンが選択されたときは、当該操作ボタン上にそ
    の旨を表示すると共に、該当する受信機からの信号を遮
    断する表示画面制御手段とを備えたことを特徴とする防
    災システム装置。
  3. 【請求項3】 各種感知器が接続された受信機或いは監
    視装置が建物に応じて設置又は前記受信機と監視装置と
    が組み合わせて設置され、これらが各インタフェースを
    介してループ状の通信線に接続されてなるシステムの防
    災システム装置であって、 前記監視装置は、表示装置と、本監視装置内及び本監視
    装置に接続されたインタフェースの異常を監視し、異常
    を検知したときはその異常詳細を判別すると共に、その
    異常情報を他の監視装置が取り込むよう外部へ伝送し、
    外部から異常情報が入ってきたときはその情報に基づい
    て異常詳細を判別する異常詳細判別手段と、前記システ
    ムに基づいて図示化された画像を有し、前記表示装置の
    画面に表示された所定の操作ボタンが選択されたとき前
    記システム図の画像を表示装置の画面に表示し、かつ、
    そのシステム図に配置された受信機、監視装置及びイン
    タフェース上に「異常詳細」が記された操作ボタンを表
    示し、前記異常詳細判別手段により異常詳細が判別され
    たときはその判別に基づいて該当する操作ボタンを表示
    し、当該操作ボタンが選択されたときは異常詳細を前記
    表示装置の画面に表示する表示画面制御手段とを備えた
    ことを特徴とする防災システム装置。
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