JP2001028082A - 火災受信機 - Google Patents

火災受信機

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JP2001028082A
JP2001028082A JP11199591A JP19959199A JP2001028082A JP 2001028082 A JP2001028082 A JP 2001028082A JP 11199591 A JP11199591 A JP 11199591A JP 19959199 A JP19959199 A JP 19959199A JP 2001028082 A JP2001028082 A JP 2001028082A
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JP11199591A
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Yoshitaka Nakamura
嘉孝 中村
Masahiko Nobukuni
昌彦 信国
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Nittan Co Ltd
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Nittan Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】火災受信機の汚れ警報の検出が、夜中に起こっ
た場合でも、翌日以降に警報を行うことができ、管理者
がわざわざ警報の確認等を行わなくてよく、又任意の時
間にシステム全体の感知器の汚れを一括で確認できるよ
うな火災受信機を提供する。 【解決手段】火災受信機の時計機能を利用して、LCD
表示、プリンタ印字、表示灯点灯及び警報鳴動などの各
汚れ警報を実行する1つ以上の手段のうち、少なくとも
一つの手段の実行を禁止する汚れ警報禁止時間帯、或い
は少なくとも1つの手段を実行させる汚れ警報実行時間
帯を任意に設定できる汚れ警報時間帯設定手段を火災受
信機に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、塵埃等により火災
感知器が汚れた際に、汚れ警報を行う火災受信機に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】火災受信機のうち、煙の濃度を検出して
火災を感知する火災感知器を備えるものがある。
【0003】その火災感知器の中でも煙濃度を検出し
て、その煙濃度に応じたレベルの信号を火災受信機に送
信するものが一般にアナログ式火災感知器として知られ
ている。火災受信機では、アナログ式火災感知器から送
信された煙の濃度に対応した出力信号レベル(以下、単
に出力信号レベルと呼ぶ)を、火災受信機において予め
火災感知器の出力毎に設定された各種火災情報レベルと
を比較して常時火災監視を行っている。
【0004】ここで、火災感知器は、様々な場所に長期
間設置されている為、その設置場所によっては塵埃等に
より火災感知器の煙感知部が汚れてしまうことがあり、
そのため正確な煙の濃度を検出できず、正常な火災監視
をできなくなるという問題があった。従って、このよう
に火災感知器が汚れてしまった場合には、火災感知器を
清掃して、保守を行う必要があった。
【0005】そこで、従来、火災受信機では、火災感知
器の煙濃度に対応した出力信号レベルが、火災受信機に
おいて予め各火災感知器に対応して設定された汚れ警報
レベルを越え、且つ所定の時間汚れ警報レベルを維持し
た場合に(以下、その所定時間を汚れ警報判定時間と呼
ぶ)、火災感知器の汚れと判断し、汚れ警報を行うこと
により、火災感知器の清掃時期を知らせていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述した火災感知器の
汚れ(清掃時期)を知らせる為、火災受信機は、感知器
の汚れと判断した時点で、火災受信機に設置されたLC
D表示、プリンタ印字、表示灯点灯或いは警報鳴動など
の汚れ警報実行手段を使用して、火災感知器の汚れ警報
を行っていた。
【0007】しかしこの場合、汚れ警報は、夜中に起こ
りうる可能性もあり、そのたび毎に管理者はその確認を
しなければならない。夜中に汚れ警報が出た場合、通常
管理者は、その旨を、管理記録簿等に記録し、翌日以降
に保守点検業者等に清掃の依頼をする。しかし、管理者
によっては、夜中にも関わらず、保守点検業者或いは、
火災報知設備製造会社等に連絡してしまうこともあり、
夜中に汚れ警報の対処を行うといったことがあった。
【0008】又、事前に各火災感知器の汚れが、火災受
信機において予め各火災感知器に対応して設定した汚れ
警報レベルに、どの程度まで進行しているかという確認
ができない為、火災感知器の清掃時期を予測する事がで
きなかった。
【0009】本発明は、上述した問題点に鑑みてなされ
たもので、火災感知器の汚れ状態の監視は継続したまま
で、汚れ警報を行う時間を任意に設定できる火災受信機
を提供することを第1の目的とする。さらに、汚れ警報
実行時間帯以外の時でも、汚れ警報の有無を確認する事
ができる火災受信機を提供することを第2の目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明では、火災感知器の出力信号レ
ベルが、予め設定された汚れ警報レベルを越え、且つ所
定の時間計時して当該レベルを維持するときに該火災感
知器の汚れと判断し、汚れ警報を行う火災受信機に、前
記火災受信機に内蔵された時計機能を利用して、該火災
受信機のLCD表示、プリンタ印字、表示灯点灯或いは
警報鳴動などにより汚れ警報を実行する1つ以上の手段
のうち、少なくとも一つの手段の実行を禁止する汚れ警
報禁止時間帯或いは少なくとも1つの手段を実行させる
汚れ警報実行時間帯を前記時計機能を利用して任意に設
定できる汚れ警報時間帯設定手段を備えた構成とした。
【0011】又、請求項2記載の発明では、請求項1記
載の火災受信機において、前記予め設定した汚れ警報判
定時間の計時を終了する前に汚れ警報実行時間帯の開始
時刻になる場合には、その時点で該火災感知器の汚れと
判断し、その汚れ警報実行時間帯の開始時刻に汚れ警報
を行う構成とした。
【0012】又、請求項3記載の発明では、請求項1記
載の火災受信機において、予め設定した汚れ警報禁止時
間帯内であっても、その時点での汚れ警報の有無や或い
は汚れの程度を、LCD表示、プリンタ印字、表示灯点
灯或いは警報鳴動などの汚れ警報実行手段のうち、任意
の組み合わせによって確認することができる汚れ警報確
認手段を設けた構成とした。
【0013】又、請求項4記載の発明では、請求項1乃
至請求項3記載の火災受信機において、火災受信機に接
続する火災感知器を、アナログ式煙感知器とした。ここ
で、アナログ式煙感知器としては、イオン化アナログ式
感知器、光電アナログ式感知器、光電アナログ式分離型
感知器などがあげられる。
【0014】これら請求項1乃至請求項4の発明によ
り、汚れ警報禁止時間帯を夜中に設定すれば、汚れ警報
を夜中に検出した場合でも、翌日以降に警報を行うこと
ができ、管理者がわざわざ警報の確認等を行わなくて済
む。又、あらかじめ汚れ警報レベルに達している火災感
知器を、火災受信機が汚れと判断する前に管理者が知る
ことができる。又、汚れ警報を行うときに、LCD表
示、プリンタ印字及び表示灯点灯は行い、汚れ警報の鳴
動は行わないように設定し、その汚れ警報の音響は、任
意の時間に鳴動させるなど、様々な場合に応じた汚れ警
報を行うことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、火
災感知器として光電アナログ式感知器を使用した場合に
ついて、図面を用いて説明する。図1は、本発明の一例
を示すシステム構成図である。図1の、アナログ式火災
感知器2a及び2bは光電アナログ式感知器であり、火
災受信機1と多重信号線Lで接続されている。そして火
災受信機1より伝送される各々のアドレス情報が含まれ
た多重信号の内、自己のアドレス情報が含まれた信号を
受信したとき、火災受信機1に対して、その多重信号を
受信した時点でのセンサー情報をそれぞれ返送する。
【0016】この光電アナログ式感知器2a及び2b
は、煙感知部を有し、該煙感知部は、外部光の入射を遮
る為のラビリンス構造の遮光壁を内部に多数立設した暗
室、及び該暗室の内部には、煙の濃度を検出する為の発
光素子および受光素子が設けられた構成となっている
(図面は省略)。前記暗室に煙が流入すると、煙粒子が
前記発光素子より放出される光を散乱し、前記受光素子
において、煙粒子で散乱された光を受光する。そのとき
の受光量を該光電アナログ式感知器の信号処理回路部に
おいて該受光量に応じたレベルの信号に変換する。そし
て、前記したように火災受信機1より伝送される、各々
のアドレス情報が含まれた多重信号の内、自己のアドレ
ス情報が含まれた信号を受信したとき、火災受信機1に
対して、その多重信号を受信した時点で、該光電アナロ
グ式感知器の煙濃度に対応した出力信号レベルや、アド
レス等のセンサー情報を火災受信機1に返送する。
【0017】一方、火災受信機1は、CPU等で構成さ
れる信号処理部15と、多重伝送を行う為の伝送制御部
11と、操作や火災監視情報を表示する表示部12と、
プリンタ制御部13や警報鳴動部14等の警報出力部を
備えている。火災受信機1は、各光電アナログ式感知器
に向けて多重信号を伝送して、光電アナログ式感知器2
a及び2bから返送されてきた、煙濃度に対応した出力
信号レベルなどのセンサー情報を受け、火災受信機1に
おいて予め感知器毎に設定された各種火災情報レベルと
を比較して、常時火災監視を行い、火災と判断した場
合、音響装置の鳴動、防排煙機器等の制御を行ってい
る。更に火災以外の火災感知器の汚れや故障の監視も行
っている。
【0018】ところで、光電アナログ式感知器は、様々
な場所に長期間設置されている為、塵埃等により、該光
電アナログ式感知器の暗室及び受発光素子等が汚れてく
る。暗室の壁などに付着した塵埃等が、発光素子より放
出される光を散乱して、正常時の受光素子の受光量より
も増加させ、結局光電アナログ式感知器の煙濃度に対応
した出力信号レベルが増加してしまう。逆に、受発光素
子が汚れた場合には、正常時より、受発光素子の受発光
量が減少し、結局光電アナログ式感知器の煙濃度に対応
した出力信号レベルが減少してしまう。このように、光
電アナログ式感知器は、長期間の火災監視により汚れ
て、正確な煙濃度を検出できなくなり、正常な火災監視
ができなくなるという問題がある。
【0019】従って火災受信機1では、光電アナログ式
感知器の出力信号レベルの最大値及び最小値を1ポーリ
ング毎(センサー情報を受信する毎)に記録して、更に
所定の時間内の最大値及び最小値を記録している。そし
て、光電アナログ式感知器の出力信号レベルが増加する
方向(発報方向)に汚れる時は、該所定時間内の最小値
を基に汚れ警報レベルを判断している。又、光電アナロ
グ式感知器の出力信号レベルが減少する方向(失報方
向)に汚れる時は該所定時間内の最大値を基に判断して
いる。
【0020】本実施例では、例えば光電アナログ式感知
器の正常監視時の出力信号レベルを05〜08[HE
X]とする。又、火災受信機1は、1時間毎にその1時
間内の複数回のポーリングで記録した光電アナログ式感
知器の出力信号レベルの、最大値、最小値を記録するこ
ととする。そして、その光電アナログ式感知器の汚れ警
報レベルを、上述した理由により、発報方向側では、0
A[HEX]とし、前記1時間毎に記録した最小値で判
断する。又、失報方向側では03[HEX]とし、前記
1時間毎に記録した最大値で判断する。更に、該汚れ警
報レベルを5時間維持した場合、すなわち、前記1時間
毎に記録した光電アナログ式感知器の出力信号レベルの
最大値或いは、最小値が、前記定義した各汚れ警報レベ
ルを連続して5回カウントした時点で、該火災感知器の
汚れと判断し、汚れ警報を行うこととする。以下本発明
を利用した、汚れ警報検出方法の詳細について説明す
る。
【0021】図2は、上述した光電アナログ式感知器の
煙濃度に対応した出力信号レベルの経過グラフである。
(1)のグラフ曲線は、光電アナログ式感知器2aが汚
れにより、出力信号レベルが感知器発報方向に増加した
場合であり、感知器2aの最小値経過曲線グラフであ
る。(2)のグラフ曲線は、光電アナログ式感知器2b
が汚れにより、出力信号レベルが感知器失報方向に減少
した場合であり、感知器2bの最大値経過曲線グラフで
ある。
【0022】火災受信機1には、ある種のイベントが発
生した時、情報記憶部31にその発生時刻を記憶する為
の時計機能30が内蔵されている。この時計機能30と
汚れ警報禁止時間帯設定手段27を使用して、汚れ警報
禁止時間帯を任意に設定する。或いは、汚れ警報実行時
間帯設定手段28を使用して、汚れ警報実行時間帯を任
意に設定する。例えば、AM0:00〜AM8:00を
汚れ警報禁止時間帯とする。図3及び図4は本発明の他
の実施例を示すもので、表示部12のうちのLCDタッ
チパネルを示したものである。
【0023】まず、LCDタッチパネルの操作表示部2
5に表示されている「メニュー」を選択する(図示せ
ず)。すると、図3のようなメニュー画面が表示される
ので、表示画面の「システム設定」を選択する。次に、
各システム設定項目が表示されるので、「汚れ警報設
定」を選択する(図示せず)。すると、表示部12のL
CDタッチパネルには、図4のような「汚れ警報時間設
定」の画面が表示されるので、汚れ警報禁止時間帯の入
力部に、24時間時計表示で汚れ警報禁止時間帯開始時
刻の00:00を入力し、続いて、汚れ警報禁止時間帯
終了時刻の08:00を入力する。入力が完了したら、
表示画面の「設定」部を押し、決定する。
【0024】上記入力が完了すると、汚れ警報を実行す
る手段を汚れ警報手段組み合わせ設定部29により設定
する。表示部12のLCDタッチパネルには、前記汚れ
警報禁止時間帯の入力した時間帯00:00〜08:0
0を表示した部分の下に、LCD表示、プリンタ印字、
故障表示灯点灯及び警報鳴動の各汚れ警報実行手段が表
示される。汚れ警報禁止時間帯においては、少なくとも
1つは禁止しなければならないので、ここでは警報鳴動
を禁止して、LCD表示、プリンタ印字、故障表示灯点
灯のみを選択し決定する。
【0025】上記入力が完了すると、次に汚れ警報実行
時間帯を設定する画面になる(図示せず)。汚れ警報実
行時間帯は、上記汚れ警報禁止時間帯の設定により、自
動的に08:00〜24:00(00:00)に設定さ
れ、画面に表示される。図4の画面と同様に、汚れ警報
実行時間帯を表示した部分の下には、LCD表示、プリ
ンタ印字、故障表示灯点灯及び警報鳴動の各汚れ警報実
行手段が表示されるので、汚れ警報実行時間帯では、警
報鳴動も行うようにして、すべての汚れ警報実行手段を
選択し、決定する。
【0026】この選択決定によって、汚れ警報禁止時間
帯に汚れ警報を検出しても、故障表示灯点灯、LCD表
示プリンタ印字は行うが、警報鳴動は、汚れ警報禁止時
間帯の終了時刻が過ぎるまで行われない。以上により、
汚れ警報の設定がすべて完了する。
【0027】光電アナログ式感知器2aの出力信号レベ
ルの最小値が徐々に増加して、図2の(1)のグラフ曲
線のように、汚れ警報レベル0A[HEX]に達した時
刻が21:00であるとき、火災受信機1は、汚れ警報
の計時(カウント)を開始する。その後5時間継続し
て、すなわち、感知器2aの出力信号レベルの最小値
が、5回連続して0A[HEX]以上(火災発報レベル
以下)を記録すると、感知器2aの汚れと判断する。し
かし、この汚れ警報検出時刻は、02:00となり、汚
れ警報禁止時間帯内であるので、汚れ警報禁止時間帯終
了時刻の08:00までは、伝送制御部11から表示部
15、及びプリンタ制御部13に制御信号を伝送し、L
CD表示、故障表示灯点灯、プリンタ印字の汚れ警報の
みを行う。そして08:00の時点で、警報鳴動部14
にも制御信号を伝送し、警報鳴動も加わって汚れ警報を
行う。管理者は、08:00の時点で火災受信機を確
認、復旧し、汚れ警報が検出された光電アナログ式感知
器の清掃依頼を保守点検業者等に連絡すればよい。
【0028】尚、上記実施例は、汚れ警報禁止時間帯の
終了時刻を08:00と設定したので、汚れ警報禁止時
間帯内に汚れ警報の検出をする場合、汚れ警報禁止時間
帯の後、すなわち時間を遅らせて管理者に知らせている
が、本発明は、汚れ警報禁止時間帯の前にも汚れ警報を
行うように設定することもできる。例えば、上記実施例
において汚れ警報禁止時間帯の開始時刻を00:00と
設定したので、光電アナログ式感知器2aの出力信号レ
ベルの最小値が20:30に0A[HEX]に達して、
その後00:00の2時間30分経過した時点まで0A
[HEX]以上(火災発報レベル以下)を維持した場
合、すなわち、2回カウントした場合も、汚れ警報と見
なして、すべての汚れ警報実行手段によって汚れ警報を
行うようにも設定できる。このとき、火災受信機1で
は、確認の為、汚れ警報判定時間終了時刻になる02:
00まで汚れ警報の計時(カウント)及び記録は続行す
る。
【0029】次に、汚れ警報禁止時間帯内であっても、
光電アナログ式感知器の汚れの程度や、進行状況を確認
できる方法について説明する。前記汚れ警報禁止時間帯
00:00〜08:00内の07:00に、光電アナロ
グ式感知器の汚れ状況を確認したい場合、表示部12中
のLCDタッチパネルの「メニュー」を選択すると、図
3のような画面が表示されるので、表示画面の「リス
ト」を選択する。各リストの項目が表示されるので、
「汚れ状況確認リスト」を選択すると、図5のような
「汚れ状況確認リスト(系統選択)」の画面が表示され
る。この表示画面でまず、系統毎の汚れ警報のデータの
有無が確認できるようにしてある。更に、汚れ警報デー
タが蓄積されている系統を選択すると、図6のような
「汚れ状況確認リスト(データ表示)」の画面が表示さ
れる。ただし、汚れ警報データの無い系統は、選択でき
ない。
【0030】図6の「汚れ状況確認リスト(データ表
示)」は、火災感知器のアドレスの若い順に表示され
る。表示画面の「汚れ状況(最大値/最小値)」の(H
EX)表示の欄は、光電アナログ式感知器の出力信号レ
ベルの1時間毎の最大値又は、最小値であり、毎正時に
更新される。そして、発報方向側の汚れの場合、光電ア
ナログ式感知器の出力信号レベルの最小値が、汚れ警報
レベル0A[HEX]の1レベル下の値すなわち、09
[HEX]からのものが表示される。又、失報方向側の
汚れの場合、光電アナログ式感知器の出力信号レベルの
最大値が、汚れ警報レベル03[HEX]の1レベル上
の値、すなわち、04[HEX]からのものが表示され
る。既に汚れ警報レベルに達しているものに関しては、
図6のように「汚れ状況(最大値/最小値)」の(HE
X)表示欄の右欄に、その汚れ警報レベルを維持した時
間の1時間経過毎のカウント数が表示される。更に、
「汚れ状況確認リスト(データ表示)」画面に表示され
る光電アナログ式感知器の個数が1画面以上分あった場
合は、表示画面右上の「前頁」又は「次頁」部で画面を
切り替えることができる。更に、表示画面右下の「リス
ト印字」部により、画面情報をプリンタにリスト印字す
ることもできる。
【0031】尚、図4の表示画面において、「自動試験
に組込」部を押すと、図7の「汚れ警報の自動試験への
組込設定」画面になり、1日1回又は1週間に1回の定
期的な自動試験時刻に合わせて、汚れ警報を実行するよ
うに設定することもできる。図6の表示画面の「自動
試験への組込」の「1日に1回」又は「1週間に1回」
のどちらかを画面のカーソルで選択し、「設定」部を押
し、決定する。本実施例では、自動試験の開始時刻は1
0:00とする。
【0032】次に、表示画面「汚れ警報判定時間の利
用」の「利用する」又は「利用しない」のどちらかを画
面のカーソルで選択し、「設定」部を押し、決定する。
続いて「汚れ警報実行手段」の各汚れ警報実行手段の
組み合わせを画面のカーソルで選択し、「設定」部を押
し、決定する。
【0033】上記汚れ警報を自動試験に組み込む設定に
おいて、「汚れ警報判定時間の利用」の「利用しな
い」を選択した場合は、火災受信機1が、汚れ警報の検
出をしても、毎日又は、毎週10:00にのみ汚れ警報
が実行される。又、「汚れ警報判定時間の利用」の
「利用する」を選択した場合は、火災受信機1が、上述
した光電アナログ式感知器の出力信号レベルが、予め設
定した汚れ警報レベルを越え、且つ汚れ警報判定時間の
5時間を維持した時点か、或いは、毎日又は、毎週1
0:00に汚れ警報が実行される。ただし、自動試験時
刻の10:00以外で汚れ警報を検出した場合は、少な
くとも1つの汚れ警報実行手段が禁止され、通常、警報
鳴動を禁止する。
【0034】
【発明の効果】上述のように、汚れ警報を行える時間を
任意に設定できるようにした為、夜中に管理者が感知器
の汚れ警報で呼び出されずに済む。管理者が任意の時間
にシステム全体の感知器の汚れを一括で確認できるの
で、感知器の取り替えや、感知器の清掃の作業が効率よ
く行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に実施の形態を示す火災受信機のシステ
ム構成図である。
【図2】本発明の実施の形態を示す光電アナログ式感知
器の煙濃度に対応した出力信号レベルの経過グラフであ
る。
【図3】本発明の実施の形態を示す火災受信機の表示画
面図である。
【図4】本発明の実施の形態を示す火災受信機の表示画
面図である。
【図5】本発明の実施の形態を示す火災受信機の表示画
面図である。
【図6】本発明の実施の形態を示す火災受信機の表示画
面図である。
【図7】本発明の実施の形態を示す火災受信機の表示画
面図である。
【符号の説明】
1 火災受信機 2a、2b 光電アナログ式火災感知器 11 伝送制御部 12 表示部 13 プリンタ制御部 14 警報鳴動部 15 信号処理部 25 操作表示部 26 汚れ警報時間設定部 27 汚れ警報禁止時間帯設定手段 28 汚れ警報実行時間帯設定手段 29 汚れ警報実行手段組み合わせ設定部 30 時計機能 31 記憶部 L 多重伝送信号線

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 火災感知器の出力信号レベルが、予め設
    定された汚れ警報レベルを越え、且つ所定の時間計時し
    て当該レベルを維持するときに前記火災感知器の汚れと
    判断し、汚れ警報を行う火災受信機において、 該火災受信機に時計機能を内蔵し、前記火災受信機のL
    CD表示、プリンタ印字、表示灯点灯或いは警報鳴動な
    どにより汚れ警報を実行する1つ以上の手段のうち、少
    なくとも一つの手段の実行を禁止する汚れ警報禁止時間
    帯或いは少なくとも1つの手段を実行させる汚れ警報実
    行時間帯を前記時計機能を利用して任意に設定できる汚
    れ警報時間帯設定手段を備えたことを特徴とする火災受
    信機。
  2. 【請求項2】 前記予め設定した所定の時間計時を終了
    する前に、汚れ警報実行時間帯の開始時刻になる場合に
    は、その時刻に汚れ警報を行うことを特徴とする請求項
    1記載の火災受信機。
  3. 【請求項3】 前記予め設定した汚れ警報禁止時間帯内
    であっても、その時点での汚れ警報の有無や或いは汚れ
    の程度を、LCD表示、プリンタ印字、表示灯点灯或い
    は警報鳴動などの汚れ警報実行手段のうち、任意の組み
    合わせによって確認することができる汚れ警報確認手段
    を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記
    載の火災受信機。
  4. 【請求項4】 前記火災感知器が、アナログ式煙感知器
    であることを特徴とする請求項1乃至請求項3記載の火
    災受信機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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