JP5919031B2 - 冷却水制御バルブ装置 - Google Patents

冷却水制御バルブ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5919031B2
JP5919031B2 JP2012041525A JP2012041525A JP5919031B2 JP 5919031 B2 JP5919031 B2 JP 5919031B2 JP 2012041525 A JP2012041525 A JP 2012041525A JP 2012041525 A JP2012041525 A JP 2012041525A JP 5919031 B2 JP5919031 B2 JP 5919031B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
passage
cooling water
valve
control valve
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012041525A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013177843A (ja
Inventor
通 土屋
通 土屋
匠 及川
匠 及川
雅之 大工原
雅之 大工原
浩正 小川
浩正 小川
正輝 勅使
正輝 勅使
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mikuni Corp
Suzuki Motor Co Ltd
Original Assignee
Mikuni Corp
Suzuki Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mikuni Corp, Suzuki Motor Co Ltd filed Critical Mikuni Corp
Priority to JP2012041525A priority Critical patent/JP5919031B2/ja
Priority to EP13153978.5A priority patent/EP2634388B1/en
Priority to US13/774,040 priority patent/US9518503B2/en
Priority to CN201310061117.6A priority patent/CN103291435B/zh
Publication of JP2013177843A publication Critical patent/JP2013177843A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5919031B2 publication Critical patent/JP5919031B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01PCOOLING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; COOLING OF INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
    • F01P7/00Controlling of coolant flow
    • F01P7/14Controlling of coolant flow the coolant being liquid
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01PCOOLING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; COOLING OF INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
    • F01P7/00Controlling of coolant flow
    • F01P7/14Controlling of coolant flow the coolant being liquid
    • F01P7/16Controlling of coolant flow the coolant being liquid by thermostatic control
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05DSYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
    • G05D23/00Control of temperature
    • G05D23/01Control of temperature without auxiliary power
    • G05D23/13Control of temperature without auxiliary power by varying the mixing ratio of two fluids having different temperatures
    • G05D23/1306Control of temperature without auxiliary power by varying the mixing ratio of two fluids having different temperatures for liquids
    • G05D23/132Control of temperature without auxiliary power by varying the mixing ratio of two fluids having different temperatures for liquids with temperature sensing element
    • G05D23/134Control of temperature without auxiliary power by varying the mixing ratio of two fluids having different temperatures for liquids with temperature sensing element measuring the temperature of mixed fluid
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01PCOOLING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; COOLING OF INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
    • F01P11/00Component parts, details, or accessories not provided for in, or of interest apart from, groups F01P1/00 - F01P9/00
    • F01P11/14Indicating devices; Other safety devices
    • F01P11/16Indicating devices; Other safety devices concerning coolant temperature
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01PCOOLING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; COOLING OF INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
    • F01P11/00Component parts, details, or accessories not provided for in, or of interest apart from, groups F01P1/00 - F01P9/00
    • F01P11/14Indicating devices; Other safety devices
    • F01P11/18Indicating devices; Other safety devices concerning coolant pressure, coolant flow, or liquid-coolant level
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01PCOOLING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; COOLING OF INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
    • F01P3/00Liquid cooling
    • F01P3/02Arrangements for cooling cylinders or cylinder heads
    • F01P2003/027Cooling cylinders and cylinder heads in parallel
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01PCOOLING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; COOLING OF INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
    • F01P2060/00Cooling circuits using auxiliaries
    • F01P2060/04Lubricant cooler
    • F01P2060/045Lubricant cooler for transmissions
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01PCOOLING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; COOLING OF INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
    • F01P2060/00Cooling circuits using auxiliaries
    • F01P2060/18Heater

Description

本発明は、自動車のエンジン等を水冷する際の冷却水を制御する冷却水制御バルブ装置に関する。
自動車等の車両のエンジンにおいては、エンジンの暖機性能の向上やエンジンを最適な温度で動作させることによる燃費向上等を目的として、エンジンとラジエタとの間で冷却水を循環させるメイン通路とは別に、ラジエタをバイパスしてそのままエンジンに戻すバイパス通路を設けるとともに、メイン通路に冷却水制御バルブを設け、この冷却水制御バルブの開度を冷却水温とその他の値に応じて調節することによって、ラジエタにより冷却される冷却水の量を制御することが検討されている。例えば、冷却水温が低いエンジン始動時等においては、メイン通路を遮断して冷却水を、ラジエタに通さずにバイパス通路からエンジンにそのまま戻し、エンジンの暖機を促進させるようにする。また、例えば、暖気後においてエンジンにおける燃料の燃焼を最適化するように冷却水の温度を制御するために、冷却水制御バルブの開閉(開度)を調整する。
このような冷却水制御バルブでは、例えば、ステッピングモータ等に駆動されるロータリ式のバルブや温度で動作するサーモスタット式のバルブなどが検討されている。なお、サーモスタット式(感熱式)のバルブとは、温度で変位するサーモスタットやサーモワックス等を用い、これらの温度による変位でバルブを開閉作動させるものである。
ここで、万が一、冷却水制御バルブが閉じた状態で動作しなくなると、冷却水がラジエタで冷却されることなく、バイパス通路によりエンジンを循環することになり、冷却水温度が上昇する。そのままエンジンを作動させるとオーバーヒートする虞がある。そこで、冷却水制御バルブが閉じた状態で作動しなくなること等により冷却水の温度が上昇した際に、冷却水制御バルブとは別に作動する熱的保護デバイスを設けたバルブによって、冷却水をラジエタ側に循環させることが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
すなわち、熱的保護デバイスに設けたバルブがフェイルセーフ機構になる。なお、熱的保護デバイスを設けたバルブは、たとえば、サーモスタット、サーモワックス、形状記憶合金、所定温度で溶融する合金とばねの組み合わせ等の温度によって変位するデバイスを用いたバルブであり、冷却水温度が設定温度以上に上昇すると、温度によりデバイスが変位してバルブが開放状態になる。
ところで、エンジン内部にはエンジンを冷却するためにエンジンの外面側に冷却水が循環するウォータジャケットが設けられている。ウォータジャケットは、例えば、エンジンのシリンダブロックに設けられるとともに、このシリンダブロックに固定されるシリンダヘッドに設けられている。したがって、エンジンの冷却に際しては、シリンダブロック側のウォータジャケットおよびシリンダヘッド側のウォータジャケットに冷却水を流入させるとともに、これらから冷却水を流出させて、冷却水をラジエタとの間で循環させる必要がある。
ここで、エンジンの作動中は、シリンダヘッドのウォータジャケットの冷却水およびシリンダブロックのウォータジャケットの冷却水の温度を別々の温度で制御することで車両の燃費向上が期待される。したがって、燃費向上を目的として、効率的にシリンダヘッドとシリンダブロックを冷却することを考えた場合に、冷却水の循環を別々に制御することが考えられる。この場合に、例えば、シリンダヘッドのウォータジャケットと、シリンダブロックのウォータジャケットとにそれぞれ冷却水制御バルブを設けることが考えられる。
特表2010−528229号公報
上述のように、シリンダヘッドのウォータジャケットと、シリンダブロックのウォータジャケットとにそれぞれ冷却水制御バルブを設けた場合には、コストが高くなる。特に、それぞれに上述のようなフェイルセーフ機構を設けた場合にコストへの影響が大きくなる。
また、特許文献1では、メインの制御バルブが閉弁状態になると、エンジンから冷却水制御バルブまでの通路の冷却水の流れが止まった状態になり、その通路から分岐した熱的保護デバイスの通路の流れも同様に止まった状態になる。そのため、エンジンを循環する冷却水の温度に対して、熱的保護デバイスで検知される温度には温度差が生じてしまう。すなわち、エンジンにおける冷却水温度が上昇してから閉状態の冷却水制御バルブ部分の冷却水の温度が上昇するまでには大きな時間差が生じることになる。これにより、熱的保護デバイスにおいてエンジンの冷却水の温度を瞬時に検知できないという問題もある。このため、冷却水制御バルブが閉の状態で動作しないような不都合が生じた場合、熱的保護デバイスの動作が遅れ、エンジンがオーバーヒートする虞がある。
本発明は、前記事情に鑑みて為されたもので、冷却水の制御に際し、1つの装置で、2系統の冷却水の流量をそれぞれ独立して制御可能で、かつ、2系統の冷却水の流量制御を適切に行うことが可能な冷却水制御バルブ装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明の冷却水制御バルブ装置は、冷却すべき対象物を冷却するための冷却水の流量を調整する冷却水制御バルブ装置であって、
二つの流入口を備え、各流入口にそれぞれ連通する通路毎に冷却水の流量を調整するバルブが設けられるとともに、一方の前記流入口に連通する前記通路である第1通路に前記バルブとして電子制御により流量を調整可能な電子制御バルブが設けられ、他方の前記流入口に連通する前記通路である第2通路に前記バルブとして温度検知媒体の温度による変位で流量を調整する感熱式バルブが設けられていることを特徴とする。
発明においては、二つある流入口の各流入口毎に冷却水の流量を制御可能であり、隣接または近接する二つの部位における冷却水の流量を1つの冷却水制御バルブ装置で、別々に制御することができる。この場合に、二つの冷却水制御バルブ装置を用いるよりも、コストの低減を図るとともに、例えば、対象物への冷却水制御バルブ装置の組み付け時の作業性を向上できる。
また、一方の流入口には、電子制御バルブが備えられているので、流量の調整を細かく設定できるとともに対象物の温度変化に対して迅速に冷却水流量の調整が可能である。それに対して、他方の流入口には、感熱式バルブが備えられることから温度検知媒体の温度による変位での比較的大まかな制御が行われることになる。
すなわち、二つの部位の使用用途や特性に合わせて異なる方式の制御を採用することができ、二つの部位の使用用途や特性にあった冷却水の流量制御が可能になる。
また、全てを電子制御バルブとした場合よりもコストの低減を図ることができる。
例えば、感熱式バルブでは、電子制御が行われないのでそのための電子機器を必要としないとともに、電子機器で用いられる制御プログラムを必要とせず、全てのバルブを電子制御バルブにした場合よりも、大幅にコストの低減を図ることができる。
また、二つの異なる駆動方式のバルブを用いることにより、複数のバルブが同時に機能停止するのを抑制できる。例えば、電気的な問題が発生しても、感熱式バルブは影響を受けず、電子制御バルブとともに機能停止してしまうことがない。この場合に、例えば、二つのバルブで同時に冷却水を流せない状態になるより、対象物全体の温度上昇を抑制することができ、障害への対応のための時間的な余裕が生じる。
また、本発明において、エンジンのシリンダヘッド側のウォータジャケットおよびシリンダブロック側のウォータジャケットと、ラジエタとの間で冷却水を循環させる循環流路を備えるエンジン冷却システムで用いられ、一方の前記流入口が前記シリンダヘッド側の前記ウォータジャケットに接続され、他方の前記流入口が前記シリンダブロック側の前記ウォータジャケットに接続され、
これら流入口に前記電子制御バルブまたは前記感熱式バルブを備える前記通路を介して連通する流出口が前記循環流路の前記ラジエタに冷却水を送る側に接続されていてもよい。
一般的に、エンジン内部のシリンダブロック側にはオイルパンが設けられ、エンジン各部に送られる潤滑油が溜められる。シリンダブロック側のウォータジャケットの冷却水は、シリンダヘッド側のウォータジャケットの冷却水より高温に設定されることで、潤滑油の粘度を低く保つことができる。図示しないエンジン内部のピストン、シリンダライナーに供給される潤滑油の粘度を低くたもつことで、燃費向上につながる。したがって、シリンダブロック側のウォータジャケットの冷却水は高温になるまで循環する必要がなく、バルブの応答性を必要としないことから、冷却水の流量を感熱式バルブで制御することが可能である。例えば、エンジンの始動時を除く作動中は、シリンダブロック側のウォータジャケットの冷却水が感熱式バルブを開とする温度以上になっており、感熱式バルブが基本的に開になっている。したがって、感熱式バルブが電子制御式バルブと比較した場合に、冷却水の温度変化に対して開閉動作が遅くなっても特に問題がない。
一方、シリンダヘッド側のウォータジャケットの冷却水は、シリンダブロック側に比較すると低温に設定されることが好ましい。エンジン内部のシリンダヘッド側には、燃焼室が設けられており、燃焼室の温度を適正温度に保つためにシリンダヘッド側のウォータジャケットの冷却水が低温(適温)になるように循環させる必要がある。シリンダヘッド側のウォータジャケットの冷却水を適温に保ち、効率よく燃焼室の冷却を図ることでエンジンの異常燃焼を抑制し、燃費の悪化を防ぐことができる。エンジンの燃焼効率等を考慮した場合に、エンジンの始動時を除く作動中であっても、エンジンの燃焼室温度を適温に保つために冷却水の流量を比較的細かく調整する必要が生じる。この場合に、感熱式バルブより冷却水の温度に対して応答性に優れる電子制御バルブの方が適している。すなわち、シリンダヘッド側に電子制御バルブを配置し、シリンダブロック側に感熱式バルブを配置することにより、効率的に冷却水の流量を制御できるとともに、シリンダブロック側に感熱式バルブを用いることによりコストの低減を図りつつ、適切に流量制御を行うことができる。
また、本発明において、前記エンジンの前記シリンダヘッド側の前記ウォータジャケットから流出した前記冷却水を、前記ラジエタをバイパスして前記エンジンの前記ウォータジャケットに戻すバイパス流路を備える前記エンジン冷却システムに用いられ、
前記第1通路に前記電子制御バルブを介することなく前記バイパス流路が接続され、
かつ、前記第1通路と、前記第2通路との間に、これら通路を常時連通させる還流路が設けられていてもよい。
また、本発明においてはバイパス流路が設けられることにより、電子制御バルブおよび感熱式バルブが閉の場合には、循環流路を冷却水が循環せずに、バイパス流路を冷却水が循環することになる。バイパス流路は、ラジエタを通らないため、バイパス流路で循環する冷却水は、ラジエタで冷却されることなくエンジンのシリンダヘッド側のウォータジャケットから再びエンジンのウォータジャケットに戻るように循環することにより高温化し、エンジンの温度を上昇させる。これにより、冷却水温度が低い場合に、冷却水温度を高め、例えば、エンジンの温度を燃料の燃費効率が高い温度に近づけることができる。なお、バイパス流路は、冷却水流路に設けられるウォータポンプの上流側に接続することで、ウォータポンプによりバイパス流路の循環を常時行うことができる。
本発明では、バイパス流路が接続される第1通路と、感熱式バルブが設けられた第2通路との間に、これら通路を常時連通させる還流路が設けられている。したがって、バイパス通路を流れる冷却水の一部は、シリンダブロック側のウォータジャケットから他方の流入口に流入して感熱式バルブを備える第2通路を通り、還流路に流れた冷却水である。
つまり、シリンダブロック側のウォータジャケットから流入した冷却水が、感熱式バルブが設けられた第2通路、還流路を通り、第1通路を介してバイパス通路に流れることになる。これにより、感熱式バルブは閉じていても、シリンダブロック側のウォータジャケットから流れる冷却水が感熱式バルブ部の周囲を常に流れることになり、感熱式バルブは、ウォータジャケットから流れる冷却水の温度に対応して作動することになる。すなわち、感熱式バルブが閉じている状態においても、感熱式バルブ部周囲の冷却水を循環させることによって、常に流れを生じさせることができるので、ウォータジャケットの冷却水温度の変化に対して、感熱式バルブの開閉動作を適切に行うことができる。
ここで、還流路が備えられておらず、感熱式バルブが閉になっている場合、感熱式バルブを備え、かつ、一方の流入口から流出口まで配置された第2通路に冷却水が流れなくなる。この場合、シリンダブロック側のウォータジャケット内の冷却水と、第2通路の冷却水との間で冷却水に流れが生じないために速やかに温度の伝達が行われず、シリンダブロック側のウォータジャケット内の冷却水温度を感熱式バルブでは正確に検知できず、シリンダブロック側のウォータジャケット内の冷却水温度の変化に対する感熱式バルブの開閉動作が大きく遅延することになる。
また、本発明において、前記第1通路の前記電子制御バルブより上流の一方の前記流入口側と、前記第2通路の前記感熱式バルブより上流の他方の前記流入口側とがチェックバルブを介して連通し、
かつ、前記チェックバルブが第1通路から第2通路への冷却水の流れを許可してもよい。
また、本発明においては、チェックバルブにより第1通路から第2通路に冷却水が流れることを可能とする。
ただし、第1通路の圧力が第2通路の圧力より小さい場合には、チェックバルブが開放することなく、第1通路から第2通路にチェックバルブを介して冷却水が流れることがない。
チェックバルブを開放させる圧力差は、基本的には、第2通路の加熱式バルブが開の状態であるにもかかわらず、第1通路の電子制御バルブが閉の場合に生じることになる。例えば、第1通路の電子制御バルブが固着するなどにより、シリンダヘッド側のウォータジャケットの冷却水の温度が電子制御バルブを開とする温度を超えているにもかかわらず、電子制御バルブが閉の場合に、第1通路の圧力が高くなり、第1通路と第2通路との圧力差が大きくなってチェックバルブが開放し、第1通路から第2通路に冷却水が流れ、この冷却水が開になっている感熱式バルブを通過し、ラジエタに向うことになる。
このような構成により、電子制御バルブが作動しなくなった場合に、電子制御バルブ側の冷却水が例えばラジエタに送られなくなって、エンジン(シリンダヘッド)温度が上昇してしまうのを防止することができる。すなわち、冷却水制御バルブ装置は、その電子制御バルブに対してフェイルセーフ機能を持つことになる。なお、チェックバルブは、その開弁圧が、上述のフェイルセーフ機能に適したものを用いることができる。また、チェックバルブの設定によっては、感熱式バルブに対してフェイルセーフ機能を持たせたりすることもできる。例えば、第1通路と第2通路の圧力差により第2通路から第1通路に冷却水が流れることを許容するチェックバルブを設けることにより、感熱式バルブの故障が発生してもシリンダブロック側の冷却水を確実に循環させることができる。
本発明によれば、1つの冷却水制御バルブ装置により、2系統の冷却水流路における冷却水の流量をそれぞれ独立して制御可能とすることができる。また、例えば、冷却水温度を高温に設定するため、冷却水を比較的、安定した流量で制御する側の流量を感熱式バルブで制御し、冷却水温度をエンジンの燃焼状態に合わせて、比較的頻繁に調整し、冷却水温度を低温(適温)に設定する側の流量を電子制御バルブで制御することが可能なる。これにより、電子制御バルブを二つ用いるより、コストの低減を図ることができるとともに、2系統の冷却水の流量調整を適切に行うことができる。
本発明の実施形態の冷却水制御バルブ装置が用いられるエンジン冷却システムの概略を示す冷却回路図である。 前記冷却水制御バルブ装置を示す底面図である。 前記冷却水制御バルブ装置を示す斜視図である。 図2のA−A断面斜視図である。 図2のB−B断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1に示すように、この実施形態の冷却水制御バルブ装置10が用いられるエンジン冷却システムは、エンジン1のシリンダヘッド側のウォータジャケット1aに連通するとともに、エンジン1のシリンダブロック側のウォータジャケット1bに連通して設けられる冷却水制御バルブ装置10と、ウォータジャケット1a、1bに連通して設けられて、冷却水を循環させるためのウォータポンプ2と、冷却水を冷却するためのラジエタ3と、前記ウォータジャケット1a,1bから冷却水制御バルブ装置10、ラジエタ3およびウォータポンプ2を通って再びウォータジャケット1a,1bに戻るように水を循環させるための循環流路4とを備えている。なお、後述のように冷却水制御バルブ装置10は、シリンダヘッド側のウォータジャケット1aから循環流路4のラジエタ3側に向う部分に流出する流量と、シリンダブロック側のウォータジャケット1bから循環流路4のラジエタ3側に向う部分に流出する流量とを独立して制御できるようになっている。
また、この実施形態のエンジン冷却システムでは、バイパス流路5が、ラジエタ3をバイパスした状態、すなわち、ラジエタ3を通らずに、ウォータポンプ2の上流側に接続されている。具体的には、バイパス流路5は、ウォータポンプ2の吸入口の上流側であり、ウォータポンプ2の吸入口付近に接続されており、冷却水制御バルブ装置10が循環流路4を閉としても、冷却水はバイパス流路5を通り、ウォータポンプ2を介してエンジン1のウォータジャケット1a,1bに戻るようになっている。したがって、バイパス流路の水はウォータポンプ2により循環させられるようになっている。なお、ウォータポンプ2は、エンジン1の駆動力で駆動させられており、エンジンが作動中の場合に、ウォータポンプ2も作動中になる。
これにより、例えば、エンジン始動時等の冷却水温度が低い状態の場合に、冷却水制御バルブ装置10で循環流路4を閉とすることにより、エンジン1の発熱により冷却水がラジエタ3で冷却されることなく加熱されるようになっている。
また、冷却水制御バルブ装置10と、ウォータポンプ2との間には、循環流路4およびバイパス流路5に加えてヒータ6を通るサブ流路6aと、スロットル7(スロットル用ウォータジャケット)を通るサブ流路7aとが備えられている。また、各流路は、例えば、配管により形成されている。
また、ATF(オートマチックトランスミッションフルード)の冷却を行うATF冷却装置8が設けられ、このATF冷却装置8を循環する流路9が循環流路4のラジエタ3からウォータポンプ2に向う側に合流している。なお、流路9は、冷却水制御バルブ装置10の後述の電子制御バルブ11を通るものとしても良いし、バルブを介さずにウォータジャケット1aからウォータポンプ2に向かい、エンジン動作中は、常時冷却水が流路9を循環するものとしてもよい。
この実施形態の冷却水制御バルブ装置10は、エンジン1のシリンダヘッド側のウォータジャケット1aとシリンダブロック側のウォータジャケット1bとの境界部分を跨ぐように取り付けられる。
冷却水制御バルブ装置10の取り付け位置になるウォータジャケット1aと、ウォータジャケット1bとには、それぞれ冷却水を流出させる開口部が形成されている。
冷却水制御バルブ装置10は、図2ないし図5に示すように前記ウォータジャケット1a、1bの前記開口部の部分に取り付けられるケーシング20を備え、ケーシング20には、ウォータジャケット1aの開口部に連通する第1流入口22と、ウォータジャケット1bの開口に連通する第2流入口22aとを有するフランジ部21が設けられている。
また、ケーシング20は、フランジ部21の第1流入口22に連通する内部空間を有し、ロータ12を有する電子制御バルブ(ロータリ式バルブ)11が配置される第1通路部23と、ロータ12を回転駆動する駆動手段としてのモータ81が内部に配置される駆動室部24と、フランジ部21の第2流入口22aに連通するとともに感熱式バルブ40が配置される第2通路部25と、第1通路部23および第2通路部25に連通するとともに、循環流路4に接続されるメイン流出部26と、第1通路部23から分岐した状態で、前記バイパス流路5に接続されるバイパス流出部27と、サブ流路6a、7aに接続されるサブ流出部28、28aとを備える。
この冷却水制御バルブ装置10では、第1流入口22および第2流入口22aの周囲にシール部材が配置される溝が形成されている。また、シリンダヘッド側のウォータジャケット1aに第1流入口22を介して連通する第1通路部23は、ウォータジャケット1aから流出する冷却水が前記電子制御バルブ11を通過して、メイン流出部26、サブ流出部28、28aに至るように、メイン流出部26、サブ流出部28、28aに接続されている。また、第1通路部23の電子制御バルブ11より第1流入口22側の部分にバイパス流出部27が設けられ、電子制御バルブ11の開閉にかかわらず、ウォータポンプ2の作動により、シリンダヘッド側のウォータジャケット1aの冷却水がバイパス流出部27からバイパス流路5に流出するようになっている。
電子制御バルブ11は、そのロータ12の回転角度により、シリンダヘッド側のウォータジャケット1aから循環流路4と二つのサブ流路6a、7aとを通る冷却水の流量を変更可能(開閉可能)になっている。ロータ12は、その回転角度により、循環流路4を閉とした状態で、ヒータ6用のサブ流路6aの開閉やスロットル7用のサブ流路7aの開閉が可能なように設定されており、循環流路4の冷却水流量の調整と同時に他のサブ流路6a、7a等の冷却水流量の変更が可能になっている。この実施形態のロータ12は、循環流路4を閉状態に維持可能なロータ12の回転角度の範囲内に、サブ流路6a、7aの開度を閉から開まで変更可能な回転角度が含まれるようになっている。
例えば、ロータ12には、循環流路4に連通し、かつ周方向に長い開口部が設けられ、この開口部を冷却水が通過可能な状態で、サブ流路6a、7a用の開口部がサブ流路6a、7aと連通する状態から連通しない状態までロータ12が回転可能になっている。なお、ロータ12に循環流路4用の開口部を周方向に並んで複数設けるものとしてもよい。
これにより、循環流路4が開で、サブ流路6a、7aが開の場合と閉の場合とがあるような構成とすることができる。
また、ロータ12を回転させる機構は、例えば、ステッピングモータであるモータ81に設けられた駆動歯車(図示略)と噛み合う歯車と、ロータ12の回転軸62と一体に回転する歯車63と噛み合う歯車とを同軸上に備える中間ギア部84と、前述の歯車63とからなる歯車列を備えている。この歯車列(動力伝達機構)によりモータ81からロータ12に駆動力が伝達される。
また、第1通路部23と、第2通路部25とは、基本的に隔壁86により区切られており、第1流入口22から流入した冷却水は、電子制御バルブ11を通過し、第2流入口22aから流入した冷却水は、感熱式バルブ40を通過するようになっている。
感熱式バルブ40は、第2通路部25の第2流入口22aと、メイン流出部26との間を開閉する弁本体部41と、この弁本体部41を有し、温度変化に基いて開閉駆動する温度検知媒体42と、弁本体部41を側に付勢する復帰ばね43とを備える。
温度検知媒体42は、例えば、サーモワックスであるが温度で変位することにより設定温度でバルブの開閉が可能になるものであれば、サーモスタット、形状記憶合金等を用いることもできる。温度検知媒体42は、設定温度(範囲)より高くなった場合に弁本体部41を開として第2流入口22aとメイン流出部26とを連通させ、設定温度(範囲)より低くなった場合に弁本体部41を閉として第2流入口22aとメイン流出部26との間を遮蔽する。なお、温度検知媒体42は、ケース内部にサーモワックスが収納されるとともに、サーモワックスの膨張および収縮に対応して弁本体部41を駆動する周知の機構が内蔵されている。
復帰ばね43は、弁本体部41を閉側に付勢しており、温度検知媒体42が例えば壊れるなどして、弁本体部41が開閉自在な状態になった際に弁本体部41を閉にする。
冷却水温度が所定の温度以上になると、温度検知媒体42のケース内部に収納されたサーモワックスが膨張して、復帰ばね43の付勢力に抗して弁本体部41を駆動する。
また、ケーシング20には第1通路部23から分岐するようにバイパス流出部27が形成され、さらに、第1通路部23と第2通路部25とを区切る隔壁86に還流路27aが形成されている。これにより、ウォータジャケット1bから第2通路部25に流れる冷却水の一部が還流路27a、第1通路部23を介してバイパス流出部27に流れるようになっている。これにより、少なくとも感熱式バルブ40(および電子制御バルブ11)が閉じた状態では、バイパス流路5を流れる冷却水の一部が、感熱式バルブ40を備える第2通路部25から流出した冷却水であり、感熱式バルブ40の温度検知媒体42の周囲を通過した冷却水がバイパス流路5を流れるようになっている。
特に、還流路27aは、第2通路部25において、感熱式バルブ40の温度検知媒体42が収納される部分に開口しており、第2通路部25の温度検知媒体42にウォータジャケット1bからの冷却水が流れ込むように構成されている。
なお、エンジン1が起動してウォータポンプ2が作動した際に、感熱式バルブ40が閉じており、電子制御バルブ11も閉じている状態では、バイパス流路5およびバイパス流出部27を介して第1通路部23の電子制御バルブ11より上流の第1流入口22側の冷却水がウォータポンプ2に吸引される。これにより、第2通路部25より第1通路部23側の方が低圧になり、第2通路部25の温度検知媒体42を収容した部分から還流路27aを通って第1通路部23側に冷却水が流れることになる。
すなわち、電子制御バルブ11および感熱式バルブ40が閉じた状態では、還流路27aを通って第2通路部25から第1通路部23側に冷却水が流れる。この際に第2流入口22aからウォータジャケット1b内の冷却水が第2通路部25に流入する。また、感熱式バルブ40が閉じた状態で電子制御バルブ11が開いた状態でも、第2通路部25より第1通路部23側の方が低圧になり、第2通路部25の温度検知媒体42を収容した部分から還流路27aを通って第1通路部23側に冷却水が流れることになる。
したがって、冷却水制御バルブ装置10では、感熱式バルブ40が閉になった状態でも、バイパス流路5を流れる冷却水により感熱式バルブ40の温度検知媒体42にウォータジャケット1b内の冷却水の温度が迅速に伝達され、ウォータジャケット1b内の冷却水の温度上昇に対応して感熱式バルブ40を開側に作動させることができる。
また、第1通路部23と第2通路部25との間の隔壁86には、チェックバルブ(逆止弁)82が設けられている。
このチェックバルブ82は、電子制御バルブ11が不具合により閉じた状態に保たれた場合に、感熱式バルブ40が開になると、チェックバルブ82は、所定の開弁圧を超えることによって、第1通路部23側から第2通路部25側に冷却水を流すようになっている。この場合、例えば、電子制御バルブ11が何らかの理由によりシリンダヘッド側のウォータジャケット1aの冷却水温度が上昇しても開にならないなどの不作動が生じると、さらにウォータジャケット側の温度が上昇することにより、第1通路部23側の圧が第2通路部25側より高くなり、チェックバルブ82が開放する。
また、冷却水制御バルブ装置10では、サブ流出部28,28aが二つに分けて設けられ、それぞれ流出管71(サブ流出部28aの流出管は図示せず)が設けられている。
このような冷却水制御バルブ装置10においては、ウォータポンプ2により、シリンダヘッド側のウォータジャケット1aおよびシリンダブロック側のウォータジャケット1bと、ラジエタ3との間に設けられた循環流路4を用いて冷却水を循環させる場合に、ウォータジャケット1a,1bの冷却水の流出側の流量が冷却水制御バルブ装置10により制御される。これにより、基本的には、ウォータジャケット1a,1bの冷却水の流出側の流量が制限された場合に、バイパス流路5側の流量が増え、ラジエタ3で冷却される冷却水の量が減少し、ウォータジャケット1a,1bの冷却水の温度が上昇する。
この冷却水制御バルブ装置10には、シリンダヘッド側のウォータジャケット1aに第1流入口22を介して連通する第1通路部23と、シリンダブロック側のウォータジャケット1bに第2流入口22aを介して連通する第2通路部25とが設けられている。また、第1通路部23に電子制御バルブ11が配置され、第2通路部25に感熱式バルブ40が配置されている。
これにより、シリンダヘッド側のウォータジャケット1aのラジエタ3側への冷却水の流出量と、シリンダブロック側のウォータジャケット1bのラジエタ3側への冷却水の流出量をそれぞれ独立して制御することができる。すなわち、1つの冷却水制御バルブ装置10により、二つの冷却水経路における冷却水の流量を別々に制御することが可能になる。
また、一般的に、エンジンの作動中は、シリンダヘッド側のウォータジャケット1a内の冷却水より、シリンダブロック側のウォータジャケット1b内の冷却水温度を高くすることで、潤滑油の粘度を低く保ち、エンジン各部の摺動摩擦を減らすことで燃費向上を図ることができる。また、燃焼室の温度を適正温度に保ち、燃費促進を図るためにシリンダヘッド側のウォータジャケットの冷却水が低温(適温)になるように設定する必要がある。温度の低いウォータジャケット1aにおいては、エンジン動作中であっても、冷却水温度を上昇させるために、冷却水の流出を止める可能性があり、比較的精度の高い温度管理が必要とされる。この場合に、電子制御バルブ11で、冷却水の流出量を制御した場合に、制御プログラムまたは制御の設定に基いて、電子制御バルブ11の開閉や開度を決定して、冷却水の流量を制御することができる。この際の冷却水温度に対する応答性も感熱式バルブよりも早いものとすることができる。
一方、シリンダブロック側のウォータジャケット1b内の冷却水温度は、シリンダヘッド側に比べて高温に設定するため、エンジンが作動して、ウォータジャケット1b内の温度が上がった場合には、バルブを開とし続ける可能性が高く、感熱式バルブ40で充分に冷却水温度を制御することが可能になる。この場合に、シリンダヘッド側のウォータジャケット1aとシリンダブロック側のウォータジャケット1bとで両方とも電子制御バルブを用いるよりもコストの低減を図ることができる。
また、この冷却水制御バルブ装置10では、バイパス流路5が、シリンダブロック側のウォータジャケット1bではなく、シリンダヘッド側のウォータジャケット1a側の冷却水を循環させるようになっていることにより、シリンダブロック側より低温に設定する必要のあるシリンダヘッド側のウォータジャケット1aの冷却水を循環する構造になっている。
さらに、バイパス流路5のウォータジャケット1aから冷却水が流出する側の端部としてのバイパス流出部27を、冷却水制御バルブ装置10の第1通路部23の第1流入口22と電子制御バルブ11との間に設けている。さらに、第1通路部23と第2通路部25との間の隔壁86に、第1通路部23と第2通路部25とを連通する細い還流路27aを設けることにより、上述のように、第2通路部25で感熱式バルブ40が閉でも冷却水が流れるようにしている。
これにより上述のように感熱式バルブ40にウォータジャケット1bの冷却水温度が冷却水の流れにより検知できるように構成されている。したがって、感熱式バルブ40は、ウォータジャケット1bの冷却水温度の変化に遅延することなく、開閉することが可能になる。なお、還流路27aの内径は、バイパス流出部27の内径よりも細くなっている。
また、第1通路部23と第2通路部25との間の隔壁86には、第1通路部23から第2通路部25への冷却水の流れを許可し、その逆の流れを阻止する上述のチェックバルブ82が設けられていることにより、第1通路部23で、電子制御バルブ11に何らかの障害(例えば、ロータ12の固着)が発生し、電子制御バルブ11が開とならず、閉じた状態となった場合に、チェックバルブ82が開放して第1通路部23から第2通路部25に冷却水が流れる。これによって、万が一電子制御バルブ11が開放せずに、シリンダヘッド側のウォータジャケット1a内の冷却水温度が上昇した場合に、ウォータジャケット1a内の冷却水を感熱式バルブ40を介してラジエタ3に送って冷却することができる。
また、一方にロータリ式電子制御バルブ11を用いることにより、循環流路4以外のサブ流路6a,7aの制御も可能になり、冷却水制御バルブ装置10により更に多くの系統の冷却水の流量を制御可能になる。
なお、この冷却水制御バルブ装置10では、第1流入口22をシリンダヘッド側のウォータジャケット1aに接続し、第2流入口22aをシリンダブロック側のウォータジャケットに接続したが、例えば、エンジンのウォータジャケットが、その他にも分割されている場合に、その分割されたウォータジャケットに第1流入口22または第2流入口22aを接続するものとしてもよい。また、この冷却水制御バルブ装置10は、図1に示したエンジン冷却システムに適用することをもとに説明したが、図1に示す以外のエンジン冷却システムにも適用可能である。
1 エンジン
1a シリンダヘッド側のウォータジャケット
1b シリンダブロック側のウォータジャケット
3 ラジエタ
4 循環流路
5 バイパス流路
10 冷却水制御バルブ装置
11 電子制御バルブ
22 第1流入口(一方の流入口)
22a 第2流入口(他方の流入口)
23 第1通路部(第1通路)
25 第2通路部(第2通路)
27 バイパス流出部
27a 還流路
40 感熱式バルブ
82 チェックバルブ
86 隔壁

Claims (4)

  1. 冷却すべき対象物を冷却するための冷却水の流量を調整する冷却水制御バルブ装置であって、
    二つの流入口を備え、各流入口にそれぞれ連通する通路毎に冷却水の流量を調整するバルブが設けられるとともに、一方の前記流入口に連通する前記通路である第1通路に前記バルブとして電子制御により流量を調整可能な電子制御バルブが設けられ、他方の前記流入口に連通する前記通路である第2通路に前記バルブとして温度検知媒体の温度による変位で流量を調整する感熱式バルブが設けられ
    前記第1通路の前記電子制御バルブより一方の前記流入口側と、前記第2通路の前記感熱式バルブより他方の前記流入口側とがチェックバルブを介して連通し、
    かつ、前記チェックバルブが第1通路から第2通路への冷却水の流れを許可することを特徴とする冷却水制御バルブ装置。
  2. エンジンのシリンダヘッド側のウォータジャケットおよびシリンダブロック側のウォータジャケットと、ラジエタとの間で冷却水を循環させる循環流路を備えるエンジン冷却システムで用いられ、冷却すべき対象物を冷却するための冷却水の流量を調整する冷却水制御バルブ装置であって、
    二つの流入口を備え、各流入口にそれぞれ連通する通路毎に冷却水の流量を調整するバルブが設けられるとともに、一方の前記流入口に連通する前記通路である第1通路に前記バルブとして電子制御により流量を調整可能な電子制御バルブが設けられ、他方の前記流入口に連通する前記通路である第2通路に前記バルブとして温度検知媒体の温度による変位で流量を調整する感熱式バルブが設けられ、
    一方の前記流入口が前記シリンダヘッド側の前記ウォータジャケットに接続され、他方の前記流入口が前記シリンダブロック側の前記ウォータジャケットに接続され、
    これら流入口に前記電子制御バルブまたは前記感熱式バルブ備える前記通路を介して連通する流出口が前記循環流路の前記ラジエタに冷却水を送る側に接続され
    前記第1通路の前記電子制御バルブより一方の前記流入口側と、前記第2通路の前記感熱式バルブより他方の前記流入口側とがチェックバルブを介して連通し、
    かつ、前記チェックバルブが第1通路から第2通路への冷却水の流れを許可することを特徴とする冷却水制御バルブ装置。
  3. エンジンのシリンダヘッド側のウォータジャケットおよびシリンダブロック側のウォータジャケットと、ラジエタとの間で冷却水を循環させる循環流路と、前記エンジンの前記シリンダヘッド側の前記ウォータジャケットから流出した前記冷却水を前記ラジエタをバイパスして前記エンジンの前記ウォータジャケットに戻すバイパス流路を備えるエンジン冷却システムで用いられ、冷却すべき対象物を冷却するための冷却水の流量を調整する冷却水制御バルブ装置であって、
    二つの流入口を備え、各流入口にそれぞれ連通する通路毎に冷却水の流量を調整するバルブが設けられるとともに、一方の前記流入口に連通する前記通路である第1通路に前記バルブとして電子制御により流量を調整可能な電子制御バルブが設けられ、他方の前記流入口に連通する前記通路である第2通路に前記バルブとして温度検知媒体の温度による変位で流量を調整する感熱式バルブが設けられ、
    一方の前記流入口が前記シリンダヘッド側の前記ウォータジャケットに接続され、他方の前記流入口が前記シリンダブロック側の前記ウォータジャケットに接続され、
    これら流入口に前記電子制御バルブまたは前記感熱式バルブを備える前記通路を介して連通する流出口が前記循環流路の前記ラジエタに冷却水を送る側に接続され、
    前記第1通路に前記電子制御バルブを介することなく前記バイパス流路が接続され、
    かつ、前記第1通路と、前記第2通路との間に、これら通路を常時連通させる還流路が設けられていることを特徴とする冷却水制御バルブ装置。
  4. 前記第1通路の前記電子制御バルブより一方の前記流入口側と、前記第2通路の前記感熱式バルブより他方の前記流入口側とがチェックバルブを介して連通し、
    かつ、前記チェックバルブが第1通路から第2通路への冷却水の流れを許可することを特徴とする請求項3に記載の冷却水制御バルブ装置。
JP2012041525A 2012-02-28 2012-02-28 冷却水制御バルブ装置 Active JP5919031B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012041525A JP5919031B2 (ja) 2012-02-28 2012-02-28 冷却水制御バルブ装置
EP13153978.5A EP2634388B1 (en) 2012-02-28 2013-02-05 Cooling water control valve apparatus
US13/774,040 US9518503B2 (en) 2012-02-28 2013-02-22 Cooling water control valve apparatus
CN201310061117.6A CN103291435B (zh) 2012-02-28 2013-02-27 冷却水控制阀装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012041525A JP5919031B2 (ja) 2012-02-28 2012-02-28 冷却水制御バルブ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013177843A JP2013177843A (ja) 2013-09-09
JP5919031B2 true JP5919031B2 (ja) 2016-05-18

Family

ID=47715881

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012041525A Active JP5919031B2 (ja) 2012-02-28 2012-02-28 冷却水制御バルブ装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US9518503B2 (ja)
EP (1) EP2634388B1 (ja)
JP (1) JP5919031B2 (ja)
CN (1) CN103291435B (ja)

Families Citing this family (45)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6050952B2 (ja) * 2012-05-15 2016-12-21 株式会社ミクニ 冷却水制御バルブ装置
KR101500391B1 (ko) * 2013-12-20 2015-03-09 현대자동차 주식회사 멀티 유량 제어밸브를 갖는 엔진
DE102015200052B4 (de) * 2014-01-16 2018-06-07 Ford Global Technologies, Llc Flüssigkeitsgekühlte Brennkraftmaschine mit Schaltkulisse und Verfahren zur Steuerung der Schaltkulisse einer derartigen Brennkraftmaschine
JP6272094B2 (ja) * 2014-03-12 2018-01-31 日立オートモティブシステムズ株式会社 内燃機関の冷却装置
JP6266393B2 (ja) * 2014-03-19 2018-01-24 日立オートモティブシステムズ株式会社 内燃機関の冷却装置
DE102014206480A1 (de) * 2014-04-04 2015-10-08 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Wärmemanagementmodul kombiniert mit einer thermostatischen Regelung
WO2015163181A1 (ja) * 2014-04-25 2015-10-29 日立オートモティブシステムズ株式会社 冷却制御装置、流量制御弁及び冷却制御方法
KR101558377B1 (ko) 2014-06-05 2015-10-19 현대자동차 주식회사 냉각수 제어 밸브를 갖는 엔진
KR101542997B1 (ko) * 2014-07-02 2015-08-07 현대자동차 주식회사 엔진의 냉각수 제어밸브
KR101575338B1 (ko) * 2014-07-08 2015-12-07 현대자동차 주식회사 엔진의 냉각수 제어밸브
JP6319018B2 (ja) * 2014-09-25 2018-05-09 マツダ株式会社 エンジンの冷却システム
KR101619278B1 (ko) 2014-10-29 2016-05-10 현대자동차 주식회사 냉각수 제어밸브를 갖는 엔진시스템
CN104533593B (zh) * 2014-11-04 2017-02-15 江苏康沃动力科技股份有限公司 一种柴油机冷却循环系统及方法
JP6350255B2 (ja) * 2014-12-12 2018-07-04 アイシン精機株式会社 冷媒制御バルブ装置
JP6380073B2 (ja) * 2014-12-12 2018-08-29 アイシン精機株式会社 冷媒制御バルブ装置
DE102015201366A1 (de) * 2015-01-27 2016-07-28 Mahle International Gmbh Ventileinrichtung, insbesondere zum Einstellen eines Kühlmittelstroms in einem Kühlsystem für eine Brennkraftmaschine eines Kraftfahrzeugs
JP6386411B2 (ja) * 2015-04-03 2018-09-05 日立オートモティブシステムズ株式会社 内燃機関の冷却システム及びその制御方法
JP6330768B2 (ja) * 2015-09-16 2018-05-30 トヨタ自動車株式会社 エンジン冷却装置
KR101683530B1 (ko) 2015-11-18 2016-12-07 현대자동차 주식회사 냉각수 제어밸브를 갖는 엔진시스템
JP2017096152A (ja) * 2015-11-24 2017-06-01 アイシン精機株式会社 内燃機関の冷却システム
CN105422247B (zh) * 2015-12-21 2017-11-14 浙江大学 一种基于分体冷却及反向冷却的发动机智能冷却系统及控制方法
JP6572805B2 (ja) * 2016-03-10 2019-09-11 スズキ株式会社 エンジンのオイル通路構造
KR101720568B1 (ko) * 2016-05-04 2017-03-29 엔브이에이치코리아(주) 통합 유량 제어밸브
JP6446420B2 (ja) * 2016-09-29 2018-12-26 本田技研工業株式会社 水冷エンジン搭載鞍乗り型車両
WO2018104106A1 (en) * 2016-12-09 2018-06-14 Volvo Truck Corporation A cooling system valve
DE102017119921A1 (de) * 2017-02-17 2018-08-23 Borgwarner Ludwigsburg Gmbh Steuervorrichtung für ein Fluid
JP7114890B2 (ja) * 2017-12-12 2022-08-09 株式会社デンソー 冷却水制御弁装置
CN110741192B (zh) 2017-06-14 2022-03-22 株式会社电装 阀装置
JP7114889B2 (ja) * 2017-12-12 2022-08-09 株式会社デンソー 冷却水制御弁装置、および、それを用いたエンジン冷却システム
US11285778B2 (en) * 2017-06-14 2022-03-29 Denso Corporation Valve device
US10132228B1 (en) * 2017-08-25 2018-11-20 Hyundai Motor Company Cooling system for an engine
FR3070432B1 (fr) * 2017-08-30 2019-08-16 Psa Automobiles Sa Ensemble d’un circuit de refroidissement pour un moteur thermique et une boite de vitesses
KR102359941B1 (ko) 2017-09-21 2022-02-07 현대자동차 주식회사 엔진 냉각 시스템
KR102371256B1 (ko) * 2017-10-24 2022-03-04 현대자동차 주식회사 냉각수 제어 밸브유닛, 및 이를 구비한 냉각시스템
KR102463203B1 (ko) * 2017-11-29 2022-11-03 현대자동차 주식회사 냉각수 제어 밸브유닛, 및 이를 구비한 엔진 냉각 시스템
KR102496255B1 (ko) * 2017-12-11 2023-02-08 현대자동차주식회사 유량제어밸브
CN109944675B (zh) * 2017-12-20 2020-05-12 广州汽车集团股份有限公司 一种发动机的冷却装置
KR102496807B1 (ko) * 2018-08-03 2023-02-06 현대자동차 주식회사 냉각수 유량 제어 시스템 및 그 제어방법
KR20200059956A (ko) * 2018-11-22 2020-05-29 현대자동차주식회사 엔진의 워터자켓 및 이를 포함한 엔진 냉각시스템
US11098638B2 (en) 2018-11-30 2021-08-24 Progress Rail Locomotive Inc. Engine jacket cooling system for locomotive
KR20200112150A (ko) * 2019-03-21 2020-10-05 현대자동차주식회사 통합유량제어밸브 및 통합유량제어밸브를 갖는 엔진 냉각 시스템
AT522272B1 (de) * 2019-03-27 2021-03-15 Avl List Gmbh Brennkraftmaschine
KR20210099333A (ko) * 2020-02-04 2021-08-12 현대자동차주식회사 엔진 제어 장치 및 그 방법
CN113062793B (zh) * 2021-03-31 2022-06-03 贵州电子科技职业学院 一种汽车散热器回水管路结构
JP2022175443A (ja) * 2021-05-13 2022-11-25 マツダ株式会社 エンジンの冷却システム

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3776457A (en) * 1971-10-01 1973-12-04 P Cardi Fail-safe device for thermostatic valves
US4186872A (en) * 1976-04-22 1980-02-05 Bland William M Jr Alternate path cooling system for liquid cooled devices such as engines
JPS5793620A (en) * 1980-12-02 1982-06-10 Toyota Motor Corp Cooler for engine
KR870006956U (ko) * 1985-10-09 1987-05-11 마쯔다 가부시기가이샤 엔진의 냉각구조
JPH0768897B2 (ja) * 1988-04-04 1995-07-26 マツダ株式会社 エンジンの冷却装置
US5279265A (en) * 1991-07-26 1994-01-18 Nissan Motor Co., Ltd. V-type internal combustion engine with improved water pump arrangement
DE19932313A1 (de) * 1999-07-10 2001-01-18 Daimler Chrysler Ag Steuervorrichtung für den Kühl- und Heizungskreislauf einer Brennkraftmaschine
US6343573B1 (en) * 2000-08-22 2002-02-05 Nippon Thermostat Co., Ltd. Thermostat device
JP2002227648A (ja) * 2001-01-30 2002-08-14 Aisin Seiki Co Ltd エンジンの冷却装置
KR100482428B1 (ko) * 2001-10-26 2005-04-14 현대자동차주식회사 2개의 서모스텟을 이용한 엔진 냉각 시스템
US6539899B1 (en) * 2002-02-11 2003-04-01 Visteon Global Technologies, Inc. Rotary valve for single-point coolant diversion in engine cooling system
JP4239623B2 (ja) * 2003-03-12 2009-03-18 マツダ株式会社 エンジンの冷却装置
FR2893113B1 (fr) * 2005-11-04 2009-03-06 Valeo Systemes Thermiques Vanne de commande a etancheite amelioree pour circuit de circulation de fluide
JP4432898B2 (ja) * 2005-12-20 2010-03-17 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の冷却装置
FR2901572A1 (fr) * 2006-05-26 2007-11-30 Mark Iv Systemes Moteurs Soc P Circuit de refroidissement d'un moteur a combustion interne
FR2905407A1 (fr) * 2006-09-06 2008-03-07 Peugeot Citroen Automobiles Sa Dispositif de distribution de liquide de refroidissement dans un moteur de vehicule automobile
EP1947308B1 (de) * 2007-01-17 2009-09-30 Ford Global Technologies, LLC Integriertes Motorkühlsystem
FR2916479B1 (fr) * 2007-05-25 2012-12-21 Valeo Systemes Thermiques Module pour un circuit de refroidissement d'un moteur de vehicule automobile.
JP2009293575A (ja) * 2008-06-09 2009-12-17 Nissan Motor Co Ltd 内燃機関のオイル通路構造およびシリンダヘッド
DE102009009854B4 (de) * 2009-02-20 2012-05-24 Audi Ag Kühlmittelkreislauf für eine Brennkraftmaschine

Also Published As

Publication number Publication date
US9518503B2 (en) 2016-12-13
JP2013177843A (ja) 2013-09-09
EP2634388B1 (en) 2015-01-28
CN103291435B (zh) 2018-03-23
US20130221116A1 (en) 2013-08-29
CN103291435A (zh) 2013-09-11
EP2634388A1 (en) 2013-09-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5919031B2 (ja) 冷却水制御バルブ装置
JP5240403B2 (ja) エンジンの冷却システム
KR102496255B1 (ko) 유량제어밸브
JP5925456B2 (ja) 冷却水制御バルブ装置
JP5754503B2 (ja) 流体制御システム
JP6013022B2 (ja) 内燃機関の冷却制御装置及びその冷却制御方法
WO2003095810A1 (fr) Thermostat a commande electronique
KR20120027115A (ko) 냉각제 회로용 페일-세이프 회전 액추에이터
GB2540401A (en) A cooling assembly
JP2007291928A (ja) エンジンの冷却装置
KR102452470B1 (ko) 차량용 냉각수온센서 고장 진단방법
KR20190045593A (ko) 냉각수 제어 밸브유닛, 및 이를 구비한 냉각시스템
JP4983560B2 (ja) エンジンの冷却装置
WO2018207740A1 (ja) 冷却水制御弁装置
JP2012197729A (ja) エンジン
JP2017155672A (ja) 車両の液体循環システム
US10920654B2 (en) Connector
JP2014145326A (ja) 内燃機関
US6435143B2 (en) Three-way solenoid valve for actuating flow control valves in a temperature control system
JPH06193443A (ja) エンジンの冷却装置
US11795861B2 (en) Cooling system
KR20190113030A (ko) 차량용 냉각수 펌프 및 이를 포함한 냉각 시스템
JP2007291927A (ja) エンジンの冷却装置
KR101047752B1 (ko) 유체의 열 교환용 밸브
JP2007224821A (ja) 内燃機関の冷却装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150129

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151216

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160105

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160225

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160315

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160411

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5919031

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250