JP2002227648A - エンジンの冷却装置 - Google Patents

エンジンの冷却装置

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JP2002227648A
JP2002227648A JP2001021599A JP2001021599A JP2002227648A JP 2002227648 A JP2002227648 A JP 2002227648A JP 2001021599 A JP2001021599 A JP 2001021599A JP 2001021599 A JP2001021599 A JP 2001021599A JP 2002227648 A JP2002227648 A JP 2002227648A
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water passage
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Naohiro Hara
直広 原
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Aisin Corp
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Aisin Seiki Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01PCOOLING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; COOLING OF INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
    • F01P3/00Liquid cooling
    • F01P3/02Arrangements for cooling cylinders or cylinder heads
    • F01P2003/027Cooling cylinders and cylinder heads in parallel

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  • Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジンの冷間始動時において、エンジンオ
イルを的確に昇温させること。 【解決手段】 シリンダヘッド側冷却水通路P4、シリ
ンダブロック側冷却水通路P3、エンジン冷却水を循環
供給可能なウォータポンプ12、ウォータポンプ12に
還流するエンジン冷却水の温度が所定温度以上のときエ
ンジン冷却水をラジエータRを通してウォータポンプ1
2に還流させるサーモスタット弁V1を備えたエンジン
の冷却装置Cにおいて、シリンダブロック側冷却水通路
P3に、同冷却水通路内のエンジン冷却水の温度が前記
所定温度より低い第1設定温度以上のとき開弁する常閉
型の流量制御弁V2を介装するとともに、オイル通路を
通して循環供給されるエンジンオイルと冷却水通路を通
して循環供給されるエンジン冷却水との熱交換を可能と
した熱交換器A1を介装した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等における
エンジンに採用されるエンジンの冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】エンジンの冷却装置は、例えば、特開平
7−180555号公報に示されていて、同公報に示さ
れているエンジンの冷却装置は、シリンダヘッド側冷却
水通路と、これに対して並列的に設けたシリンダブロッ
ク側冷却水通路と、これらの冷却水通路にエンジン冷却
水を循環供給可能なウォータポンプと、このウォータポ
ンプに還流するエンジン冷却水の温度が所定温度未満の
ときエンジン冷却水をウォータポンプに直接還流させ所
定温度以上のときエンジン冷却水をラジエータを通して
ウォータポンプに還流させるサーモスタット弁とを備え
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した公報に示され
ているエンジンの冷却装置においては、シリンダブロッ
ク側冷却水通路の流出側端部に、シリンダヘッド側冷却
水通路を通ってウォータポンプに還流するエンジン冷却
水の温度が前記所定温度(エンジン冷却水をラジエータ
を通してウォータポンプに還流させるサーモスタット弁
の開弁設定温度)より高い設定温度以上のとき開弁する
第2のサーモスタット弁が介装されているため、シリン
ダブロック側冷却水通路のエンジン冷却水を的確に遮断
・流通させることができて、同エンジン冷却水の昇温を
促進させることができるものの、エンジンオイルの昇温
は成り行きにまかされていて、エンジンの冷間始動時に
はエンジンオイルが的確に昇温しないおそれがある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した問題
に対処すべく、シリンダヘッド側冷却水通路と、これに
対して並列的に設けたシリンダブロック側冷却水通路
と、これらの冷却水通路にエンジン冷却水を循環供給可
能なウォータポンプと、このウォータポンプに還流する
エンジン冷却水の温度が所定温度未満のときエンジン冷
却水をウォータポンプに直接還流させ所定温度以上のと
きエンジン冷却水をラジエータを通してウォータポンプ
に還流させるサーモスタット弁とを備えたエンジンの冷
却装置において、前記シリンダブロック側冷却水通路
に、同冷却水通路内のエンジン冷却水の温度が前記所定
温度より低い第1設定温度以上のとき開弁する常閉型の
流量制御弁を介装するとともに、オイル通路を通して循
環供給されるエンジンオイルと冷却水通路を通して循環
供給されるエンジン冷却水との熱交換を可能とした熱交
換器を介装したこと(請求項1に係る発明)に特徴があ
る。
【0005】この場合において、前記シリンダヘッド側
冷却水通路に同冷却水通路内のエンジン冷却水の温度が
前記第1設定温度より低い第2設定温度以上のとき開弁
する常閉型の流量制御弁を介装すること(請求項2に係
る発明)、または、前記熱交換器をエンジンの構成部品
であるケースに一体的に形成すること(請求項3に係る
発明)が望ましい。
【0006】
【発明の作用・効果】本発明によるエンジンの冷却装置
(請求項1に係る発明)においては、エンジンの冷間始
動時において、シリンダブロック側冷却水通路内のエン
ジン冷却水の温度が第1設定温度未満のとき、シリンダ
ブロック側冷却水通路に介装した流量制御弁が閉じてい
るため、シリンダブロック側冷却水通路にエンジン冷却
水は流れず、シリンダブロックの暖機を促進することが
できる。
【0007】また、エンジンの冷間始動時において、シ
リンダブロック側冷却水通路内のエンジン冷却水の温度
が第1設定温度以上に上昇するときには、シリンダブロ
ック側冷却水通路に介装した流量制御弁が開弁して、シ
リンダブロック側冷却水通路にエンジン冷却水が流れ
る。このときのエンジンオイルの温度は、エンジン冷却
水の温度より低いため、シリンダブロック側冷却水通路
に介装した熱交換器にてエンジン冷却水とエンジンオイ
ルとで熱交換をさせることでエンジンオイルの昇温を促
進させることができる。したがって、エンジンでのエン
ジンオイルによるフリクションを低減することができ、
燃費の向上を図ることができる。
【0008】また、本発明によるエンジンの冷却装置
(請求項2に係る発明)においては、エンジンの冷間始
動時において、シリンダヘッド側冷却水通路内のエンジ
ン冷却水の温度が第1設定温度より低い第2設定温度未
満のとき、シリンダヘッド側冷却水通路に介装した流量
制御弁とシリンダブロック側冷却水通路に介装した流量
制御弁が共に閉じているため、シリンダヘッド側冷却水
通路とシリンダブロック側冷却水通路にエンジン冷却水
は流れず、シリンダヘッドとシリンダブロックの暖機を
促進することができる。
【0009】また、エンジンの冷間始動時において、シ
リンダヘッド側冷却水通路内のエンジン冷却水の温度が
第2設定温度以上で第1設定温度未満に上昇するときに
は、シリンダブロック側冷却水通路に介装した流量制御
弁が閉じた状態で、シリンダヘッド側冷却水通路に介装
した流量制御弁が開弁して、シリンダヘッド側冷却水通
路にエンジン冷却水が流れる。このため、シリンダヘッ
ドの昇温を抑制した状態でシリンダブロックの暖機を促
進することができる。なお、シリンダブロック側冷却水
通路内のエンジン冷却水の温度が第1設定温度以上に上
昇するときには、上述した作用効果(請求項1に係る発
明の作用効果)を同様に得ることができる。
【0010】また、本発明によるエンジンの冷却装置
(請求項3に係る発明)においては、エンジンの構成部
品であるケースに熱交換器を一体的に形成したものであ
り、エンジンの構成部品であるケースを有効活用したも
のであるため、同熱交換器のコスト低減を図ることがで
きるとともに、同熱交換器をコンパクトに構成すること
が可能であり、エンジンへの搭載性を良好とすることが
できる。なお、エンジンの冷間始動時において、シリン
ダブロック側冷却水通路内のエンジン冷却水の温度が第
1設定温度以上に上昇するときには、上述した作用効果
(請求項1に係る発明の作用効果)を同様に得ることが
できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施形態を図
面に基づいて説明する。図1はエンジンEとその冷却装
置Cを概略的に示していて、エンジンEは図1および図
2に示したようにオイルポンプ11とウォータポンプ1
2を備えるとともに、パワーステアリング用ポンプ1
3、エアコン用コンプレッサ14およびオルタネータ1
5を備えている。オイルポンプ11は、エンジンEのク
ランクシャフト(11)を駆動軸としてダイレクトに駆
動されるものであり、エンジンオイルを被供給部位に循
環供給可能とされている。
【0012】ウォータポンプ12は、エンジンEのクラ
ンクシャフト(11)を駆動軸としてベルト16を介し
て駆動されるものであり、エンジン冷却水を被冷却部位
に循環供給可能とされている。なお、ベルト16は、パ
ワーステアリング用ポンプ13、エアコン用コンプレッ
サ14およびオルタネータ15をも駆動するものであ
り、ベルトテンショナ17によって張力を調整されるよ
うになっている。
【0013】ところで、本実施形態においては、図2〜
図5に示したように、エンジンEにおける金属製のシリ
ンダブロック21aと金属製のシリンダヘッド21bお
よび金属製のクランクケース22の前面を覆う金属製の
フロントケース23(エンジンEの構成部品であるケー
ス)に、オイル通路P1と冷却水通路P2が一体的に形
成されていて、フロントケース23自体を熱伝達媒体と
する熱交換器A1が構成されている。
【0014】熱交換器A1のオイル通路P1は、図4に
示したように、フロントケース23の凹凸形状とされた
裏面に金属製のリヤカバー26を液密的に組付けること
により形成されていて、エンジンオイルの循環供給通路
(図示省略)に接続されており、エンジンオイルの一部
が常に循環供給されるように構成されている。なお、熱
交換器A1の図4左下に設けたポートP1aはオイル流
入ポートであり、熱交換器A1の図4右上に設けたポー
トP1bはオイル流出ポートである。
【0015】熱交換器A1の冷却水通路P2は、図3に
示したように、フロントケース23の凹凸形状とされた
表面に金属製のフロントカバー27を液密的に組付ける
ことにより形成されていて、図1に示したシリンダブロ
ック側冷却水通路P3に接続されており、シリンダブロ
ック側冷却水通路P3をエンジン冷却水が流れる際に循
環供給されるように構成されている。なお、熱交換器A
1の図3右上に設けたポートP2aは冷却水流入ポート
であり、熱交換器A1の図3左下に設けたポートP2b
は冷却水流出ポートである。
【0016】このため、熱交換器A1では、オイル通路
P1を通して循環供給されるエンジンオイルと冷却水通
路P2を通して循環供給されるエンジン冷却水がフロン
トケース23を介して熱交換可能とされていて、エンジ
ンオイルの温度がエンジン冷却水の温度より低い場合に
は、エンジンオイルがエンジン冷却水により温められて
昇温を促進され、またエンジンオイルの温度がエンジン
冷却水の温度より高い場合には、エンジンオイルがエン
ジン冷却水により冷やされて過熱・劣化が防止される。
【0017】一方、エンジンEの冷却装置Cは、図1に
示したように、エンジンEのシリンダヘッド21bを冷
却するように設けたシリンダヘッド側冷却水通路P4
と、これに対して並列的に設けられてエンジンEのシリ
ンダブロック21aを冷却するように設けたシリンダブ
ロック側冷却水通路P3と、これらの冷却水通路P3,
P4にエンジン冷却水を循環供給可能なウォータポンプ
12と、このウォータポンプ12に還流するエンジン冷
却水の温度が所定温度(例えば80℃)未満のときエン
ジン冷却水をウォータポンプ12に直接還流させ所定温
度以上のときエンジン冷却水をラジエータRを通してウ
ォータポンプ12に還流させるサーモスタット弁V1と
を備えている。
【0018】ところで、本実施形態においては、シリン
ダブロック側冷却水通路P3に流量制御弁V2が介装さ
れるとともに上述した熱交換器A1が介装されており、
またシリンダヘッド側冷却水通路P4に流量制御弁V3
が介装されている。また、両冷却水通路P3,P4の流
出側端部とウォータポンプ12の吸い込み側を接続する
冷却水通路P5には、ヒータコアHが介装されていて、
車室内を暖房可能とされている。
【0019】流量制御弁V2は、シリンダブロック側冷
却水通路P3内のエンジン冷却水の温度が所定温度(例
えば80℃)より低い設定温度(例えば70℃)以上の
とき開弁する常閉型の流量制御弁であり、感温部をシリ
ンダブロック21aに設けたウォータジャケットに臨ま
せたサーモスタット弁であってもよい。流量制御弁V3
は、シリンダヘッド側冷却水通路P4内のエンジン冷却
水の温度が設定温度(例えば40℃)以上のとき開弁す
る常閉型の流量制御弁であり、感温部をシリンダヘッド
21bに設けたウォータジャケットに臨ませたサーモス
タット弁であってもよい。
【0020】上記のように構成した本実施形態において
は、エンジンEの冷間始動直後において、シリンダヘッ
ド側冷却水通路P4内のエンジン冷却水の温度が設定温
度(例えば40℃)未満のとき、シリンダヘッド側冷却
水通路P4に介装した流量制御弁V3とシリンダブロッ
ク側冷却水通路P3に介装した流量制御弁V2が共に閉
じているため、シリンダヘッド側冷却水通路P4とシリ
ンダブロック側冷却水通路P3にエンジン冷却水は流れ
ず、シリンダヘッド21bとシリンダブロック21aの
暖機を促進することができる。
【0021】また、エンジンEの冷間始動時において、
シリンダヘッド側冷却水通路P4内のエンジン冷却水の
温度が設定温度(例えば40℃)以上で設定温度(例え
ば70℃)未満に上昇するときには、シリンダブロック
側冷却水通路P3に介装した流量制御弁V2が閉じた状
態で、シリンダヘッド側冷却水通路P4に介装した流量
制御弁V3が開弁して、図6に示したように、シリンダ
ヘッド側冷却水通路P4にエンジン冷却水が流れる。こ
のため、シリンダヘッド21bの昇温を抑制した状態で
シリンダブロック21aの暖機を促進することができ
る。また、このときには、冷却水通路P5を通してヒー
タコアHにも温められたエンジン冷却水が供給されるた
め、車室内暖房を早期に開始することが可能である。
【0022】また、エンジンEの冷間始動時において、
シリンダブロック側冷却水通路P3内のエンジン冷却水
の温度が設定温度(例えば70℃)以上に上昇するとき
には、シリンダブロック側冷却水通路P3に介装した流
量制御弁V2も開弁して、図7に示したように、シリン
ダブロック側冷却水通路P3にもエンジン冷却水が流れ
る。このときのエンジンオイルの温度は、エンジン冷却
水の温度より低いため、シリンダブロック側冷却水通路
P3に介装した熱交換器A1にてエンジン冷却水とエン
ジンオイルとで熱交換をさせることでエンジンオイルの
昇温を促進させることができる。したがって、エンジン
Eでのエンジンオイルによるフリクションを低減するこ
とができ、燃費の向上を図ることができる。
【0023】かくして、エンジンEの暖機が完了し、エ
ンジンEが高負荷で運転されてサーモスタット弁V1を
通過するエンジン冷却水の温度が所定温度(例えば80
℃)以上に上昇すると、サーモスタット弁V1が動作し
て、図8に示したように、エンジン冷却水をラジエータ
Rを通してウォータポンプ12に還流させる。このとき
のエンジンオイルの温度は、エンジン冷却水の温度より
高いため、シリンダブロック側冷却水通路P3に介装し
た熱交換器A1にてエンジン冷却水とエンジンオイルと
で熱交換をさせることでエンジンオイルの昇温を抑制す
ることができる。したがって、エンジンEでのエンジン
オイルの油膜切れを防止して、被潤滑部位を的確に潤滑
することができる。
【0024】また、本実施形態においては、シリンダブ
ロック21aとシリンダヘッド21bおよびクランクケ
ース22の前面を覆うフロントケース23に、リヤカバ
ー26とフロントカバー27をそれぞれ液密的に組付け
ることによりオイル通路P1と冷却水通路P2を一体的
に形成して熱交換器A1を構成したものであり、エンジ
ンEの構成部品であるフロントケース23を有効活用し
たものであるため、同熱交換器A1のコスト低減を図る
ことができるとともに、同熱交換器A1をコンパクトに
構成することが可能であり、エンジンEへの搭載性を良
好とすることができる。
【0025】上記実施形態においては、金属製のフロン
トケース23の表裏に、金属製のリヤカバー26とフロ
ントカバー27をそれぞれ液密的に組付けることによ
り、フロントケース23自体を熱伝達媒体とする熱交換
器A1を構成して実施したが、図9に示したように、金
属製のフロントケース123の表面に、周縁部が平坦で
中央部がジグザグ形状のメタルガスケット126を介し
て金属製のフロントカバー127を液密的に組付けるこ
とにより、メタルガスケット126を熱伝達媒体とする
熱交換器A2を構成して実施することも可能である。
【0026】図9に示した熱交換器A2では、フロント
ケース123とメタルガスケット126間にオイル通路
P1が形成され、メタルガスケット126とフロントカ
バー127間に冷却水通路P2が形成されるため、オイ
ル通路P1を通して循環供給されるエンジンオイルと冷
却水通路P2を通して循環供給されるエンジン冷却水が
メタルガスケット126を介して熱交換可能とされてい
る。
【0027】また、上記実施形態においては、オイルポ
ンプ11から吐出されるエンジンオイルの一部がオイル
通路P1を通して循環供給されるように構成したが、オ
イルポンプ11から吐出されるエンジンオイルの全部が
オイル通路P1を通して循環供給されるように構成する
ことも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるエンジンの冷却装置の一実施形態
を概略的に示す回路図である。
【図2】図1に示したエンジンの一実施形態を示す正面
図である。
【図3】図2に示したフロントケースの正面図である。
【図4】図3に示したフロントケースの背面図である。
【図5】図3に示した熱交換器の5−5線に沿った断面
図である。
【図6】図1に示したエンジンの冷却装置にてシリンダ
ヘッド側冷却水通路に介装した流量制御弁が開いた状態
でのエンジン冷却水の流れを示す回路図である。
【図7】図1に示したエンジンの冷却装置にてシリンダ
ヘッド側冷却水通路に介装した流量制御弁とシリンダブ
ロック側冷却水通路に介装した流量制御弁が開いた状態
でのエンジン冷却水の流れを示す回路図である。
【図8】図1に示したエンジンの冷却装置にてシリンダ
ヘッド側冷却水通路に介装した流量制御弁とシリンダブ
ロック側冷却水通路に介装した流量制御弁が開きサーモ
スタット弁が動作した状態でのエンジン冷却水の流れを
示す回路図である。
【図9】熱交換器の他の実施形態を示す図5相当の断面
図である。
【符号の説明】
11…オイルポンプ、12…ウォータポンプ、21a…
シリンダブロック、21b…シリンダヘッド、22…ク
ランクケース、23…フロントケース、26…リヤカバ
ー、27…フロントカバー、E…エンジン、A1…熱交
換器、P1…オイル通路、P2…冷却水通路、C…エン
ジンの冷却装置、P3…シリンダヘッド側冷却水通路、
P4…シリンダブロック側冷却水通路、R…ラジエー
タ、V1…サーモスタット弁、V2,V3…流量制御
弁。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F01P 7/16 502 F01P 7/16 502L 504 504A

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダヘッド側冷却水通路と、これに
    対して並列的に設けたシリンダブロック側冷却水通路
    と、これらの冷却水通路にエンジン冷却水を循環供給可
    能なウォータポンプと、このウォータポンプに還流する
    エンジン冷却水の温度が所定温度未満のときエンジン冷
    却水をウォータポンプに直接還流させ所定温度以上のと
    きエンジン冷却水をラジエータを通してウォータポンプ
    に還流させるサーモスタット弁とを備えたエンジンの冷
    却装置において、前記シリンダブロック側冷却水通路
    に、同冷却水通路内のエンジン冷却水の温度が前記所定
    温度より低い第1設定温度以上のとき開弁する常閉型の
    流量制御弁を介装するとともに、オイル通路を通して循
    環供給されるエンジンオイルと冷却水通路を通して循環
    供給されるエンジン冷却水との熱交換を可能とした熱交
    換器を介装したことを特徴とするエンジンの冷却装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のエンジンの冷却装置に
    おいて、前記シリンダヘッド側冷却水通路に同冷却水通
    路内のエンジン冷却水の温度が前記第1設定温度より低
    い第2設定温度以上のとき開弁する常閉型の流量制御弁
    を介装したことを特徴とするエンジンの冷却装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のエンジンの冷却装置に
    おいて、前記熱交換器をエンジンの構成部品であるケー
    スに一体的に形成したことを特徴とするエンジンの冷却
    装置。
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