JP5917884B2 - 昇降装置およびフォークリフト - Google Patents
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Description
本発明の昇降装置は、フォークリフトの車体前方において上下方向に延びて配置されると共に、左右方向に並んで配置された一対の柱状に形成されたマスト材と、前記一対のマスト材を前記車体に取り付け可能とするロワクロスと、が設けられた昇降装置であって、前記ロワクロスには、前記一対のマスト材における前記車体側の面である背面の下部をそれぞれ支持する一対の支持板が少なくとも設けられ、板状に形成された前記支持板は、前記マスト材の背面に溶接により固定され、前記マスト材の長手方向に沿って延びるように配置され、前記支持板の上側の辺であり、溶接が施されていない辺である上辺には、前記マスト材が前記ロワクロスにより支持された際に応力が集中する応力集中部が形成され、前記支持板には、下側に配置された前記車体の前後方向の幅が相対的に広い下部支持部と、該下部支持部の前記マスト材側において上方に延びる前記前後方向の幅が相対的に狭い上部支持部と、が形成され、前記上辺は、前記下部支持部の上側の辺である下部上辺と、前記上部支持部における前記下部上辺と隣接する上部上辺とからなり、前記上部上辺には、前記マスト材から前記車体に向かって順に、前記マスト材の前記背面に沿って上下方向に直線状に延びるストレート部、前記マスト材から前記車体に向かって前記下部支持部に近づく直線状に延びる傾斜部および前記上部上辺が曲線状に延びる曲率部の一方が形成され、前記応力集中部は、前記ストレート部に形成されている。
下部支持部および上部支持部から支持板を形成し、上部支持部における下部上辺と隣接する上部上辺に応力集中部を形成することにより、上述の接触部における応力の集中を軽減することが容易となる。
上部支持部は、支持板におけるマスト材側に位置するため、上部支持部の上部上辺に応力集中部を形成することにより、応力集中部は支持板におけるマスト材に近い位置に形成される。このようにすることで、応力集中部を支持板におけるマスト材から離れた位置に形成する場合と比較して、応力集中部に応力を集中させやすくなり、上述の接触部における応力の集中を軽減することが容易となる。
マスト材から車体に向かって順にストレート部、傾斜部および曲率部の一方が形成され、ストレート部に応力集中部を形成することにより、上述の接触部における応力の集中を軽減することが容易となる。
応力集中部は、上部上辺における最もマスト材側に設けられたストレート部に形成されるため、応力集中部をマスト材から離れた傾斜部または曲率部に形成する場合と比較して、応力集中部に応力を集中させやすくなり、上述の接触部における応力の集中を軽減することが容易となる。
このように応力集中部を凹部とすることにより、ロワクロスがマスト材を支持した際に、応力集中部に応力を集中させやすくなり、上述の接触部における応力の集中を軽減することが容易となる。
このように、支持板の上端から応力集中部までの距離を、応力集中部から支持板の下端までの距離よりも短くすることにより、上述の接触部における応力の集中を軽減することが容易となる。
本発明のフォークリフトによれば、上記本発明の昇降装置が設けられているため、前方視界を確保しやすくすると共に、破損の発生を抑制することができる。
フォークリフト1は、図1に示すように、荷役部20を車体10に近づけた状態(リーチインした状態)で荷物の近傍にまで走行し、フォーク21がパレットの挿入孔と対向する位置で停止する。その後、荷役部20をフォークリフト1の前方に押し出す(リーチアウトされる)ことにより、フォーク21がパレットの挿入孔に差し込まれる。その後、荷役部20によってパレットが持ち上げられるとともに、荷役部20がリーチインされる。
Claims (5)
- フォークリフトの車体前方において上下方向に延びて配置されると共に、左右方向に並んで配置された一対の柱状に形成されたマスト材と、
前記一対のマスト材を前記車体に取り付け可能とするロワクロスと、
が設けられた昇降装置であって、
前記ロワクロスには、前記一対のマスト材における前記車体側の面である背面の下部をそれぞれ支持する一対の支持板が少なくとも設けられ、
板状に形成された前記支持板は、前記マスト材の背面に溶接により固定され、前記マスト材の長手方向に沿って延びるように配置され、
前記支持板の上側の辺であり、溶接が施されていない辺である上辺には、前記マスト材が前記ロワクロスにより支持された際に応力が集中する応力集中部が形成され、
前記支持板には、下側に配置された前記車体の前後方向の幅が相対的に広い下部支持部と、該下部支持部の前記マスト材側において上方に延びる前記前後方向の幅が相対的に狭い上部支持部と、が形成され、
前記上辺は、前記下部支持部の上側の辺である下部上辺と、前記上部支持部における前記下部上辺と隣接する上部上辺とからなり、
前記上部上辺には、前記マスト材から前記車体に向かって順に、前記マスト材の前記背面に沿って上下方向に直線状に延びるストレート部、前記マスト材から前記車体に向かって前記下部支持部に近づく直線状に延びる傾斜部および前記上部上辺が曲線状に延びる曲率部の一方が形成され、
前記応力集中部は、前記ストレート部に形成されている昇降装置。 - 前記応力集中部は、前記支持板の前記上辺に形成された凹部である請求項1記載の昇降装置。
- 前記上部上辺には、前記マスト材から前記車体に向かって前記下部支持部に近づく直線状に延びる傾斜部および前記上部上辺が曲線状に延びる曲率部の一方が2つ以上形成され、または、前記傾斜部および前記曲率部がそれぞれ1つ以上形成されており、
前記応力集中部は、前記上部上辺に沿う前記マスト材から前記車体に向かう方向における、最初の前記傾斜部または前記曲率部に形成されている請求項1または2に記載の昇降装置。 - 前記支持板の上端から前記応力集中部までの距離は、前記応力集中部から前記支持板の下端までの距離よりも短い請求項1から3のいずれか1項に記載の昇降装置。
- 請求項1から請求項4のいずれかに記載の昇降装置と、
該昇降装置が取り付けられる車体と、
が設けられているフォークリフト。
Priority Applications (1)
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JP2011241397A JP5917884B2 (ja) | 2011-11-02 | 2011-11-02 | 昇降装置およびフォークリフト |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2011241397A JP5917884B2 (ja) | 2011-11-02 | 2011-11-02 | 昇降装置およびフォークリフト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2013095569A JP2013095569A (ja) | 2013-05-20 |
JP5917884B2 true JP5917884B2 (ja) | 2016-05-18 |
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Family Applications (1)
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JP2011241397A Active JP5917884B2 (ja) | 2011-11-02 | 2011-11-02 | 昇降装置およびフォークリフト |
Country Status (1)
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-
2011
- 2011-11-02 JP JP2011241397A patent/JP5917884B2/ja active Active
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