JP2005231820A - 産業車輌 - Google Patents

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Naoiku Nakaya
尚郁 仲谷
Naoki Shibata
尚希 柴田
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Abstract

【課題】 最適な視界が確保できるようにした産業車輌を提供する。
【解決手段】 車輌前方に配置されるマスト2と、マスト2の後方で、かつ運転席5の前後に立設されるフロントピラー8,リアピラー9でルーフ7を支持して構成されるヘッドガード10とを備える産業車輌において、フロントピラー8を運転席5のオペレータの目の位置Eとマスト2とを結ぶ直線上に配置するようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、運転席のオペレータを降雨や落下物などから保護するヘッドガードを有する産業車輌に関する。
産業車輌(例えばフォークリフトなど)は、ディーゼルエンジンやガソリンエンジンなどのエンジン、あるいはバッテリを動力源として、車輌の走行や油圧装置による荷役作業などを行うものである。そして、オペレータのレバー操作によって、マストを車輌上下方向に移動させたり、前後方向に傾斜させることでフォークを所定の位置に配置させて、荷役作業を行うことができる。
また、これらの操作を行うオペレータの上方には、車体の四隅近傍に立設されたピラーに支持されたルーフが配置されている。これらピラーとルーフとからなるヘッドガードを備えることにより、オペレータは降雨や落下物などから保護されている。
このようなヘッドガードを備える産業車輌は、例えば、特許文献1に開示されている。
特開平10−147496号公報
例えば、フォークリフトのような産業車輌では、ヘッドガードの強度を確保するために運転席の斜め前方に立設されるフロントピラーが配置されているが、図7に示すように、前方に配置されるマストとともに、オペレータの視界を遮るため、オペレータはフロントピラー側方から前方を確認すべく、車体から大きく身を乗り出さなくてはならないので、荷役作業の操作がしづらく疲労度が大きい。
このような問題を解決するために、特許文献1の産業車輌のヘッドガードでは、フロントピラーの下端を固定する位置を任意の位置に調整、あるいはフロントピラー全体を車幅方向に摺動して固定するようにしている。しかしながら、このような従来のヘッドガードにおいては、フロントピラーの固定位置は、オペレータが任意に調整するようになっており、最適な位置に調整するためには試行錯誤が必要であり、かつその作業には時間と労力を要する。また、強度の必要な構造部材を可動させるために、構造が複雑になりコストがかかってしまうという問題がある。
従って、本発明は、上記課題を解決するものであり、最適な視界を提供することで、身体的な負担を低減することができ、安全上の強度を保障するとともに、製造が容易であるヘッドガードを備える産業車輌を提供することを目的とする。
上記課題を解決する第1の本発明に係る産業車輌は、
車輌前方に配置されるマストと、前記マストの後方で、かつ運転席の前後に立設されるフロントピラーとリアピラーとでルーフを支持して構成されるヘッドガードとを備える産業車輌において、
前記フロントピラーを前記運転席のオペレータの目の位置と前記マストとを結ぶ直線上に配置したことを特徴とする。
上記課題を解決する第2の本発明に係る産業車輌は、
車輌前方に配置されるマストと、前記マストの後方で、かつ運転席の前後に立設されるフロントピラーとリアピラーとでルーフを支持して構成されるヘッドガードとを備える産業車輌において、
前記フロントピラーの上端を車幅方向に移動可能とし、前記マストの前後方向の傾きに応じて、前記フロントピラーを前記運転席のオペレータの目の位置と前記マストとを結ぶ直線上に配置することができるようにしたことを特徴とする。
第1の発明に係る産業車輌によれば、車輌前方に配置されるマストと、前記マストの後方で、かつ運転席の前後に立設されるフロントピラーとリアピラーとでルーフを支持して構成されるヘッドガードとを備える産業車輌において、前記フロントピラーを前記運転席のオペレータの目の位置と前記マストとを結ぶ直線上に配置させたことにより、マスト側方より前方を容易に確認できるので、無理な作業姿勢をとらなくても作業ができるようになり、作業効率も向上する。また、簡素な構造でコストがかからず、安全性の向上にも寄与している。従って、最適な視界を提供することで、身体的な負担を低減することができ、安全上の強度を保障するとともに、製造が容易に行うことができる。
第2の発明に係る産業車輌によれば、車輌前方に配置されるマストと、前記マストの後方で、かつ運転席の前後に立設されるフロントピラーとリアピラーとでルーフを支持して構成されるヘッドガードとを備える産業車輌において、前記フロントピラーの上端を車幅方向に移動可能とし、前記マストの前後方向の傾きに応じて、前記フロントピラーを前記運転席のオペレータの目の位置と前記マストとを結ぶ直線上に配置することができるようにしたことにより、作業中においてもマスト側方より前方を容易に確認できるので、無理な作業姿勢をとらなくても作業ができるようになり、作業効率も向上する。従って、最適な視界を提供することで、身体的な負担を低減することができ、安全上の強度を保障するとともに、製造が容易に行うことができる。
以下、本発明の産業車輌の実施の形態を図1〜図6を用いて説明する。図1は本発明の一実施例に係るエンジン式フォークリフトの概略斜視図を示す。図2〜図5は本発明の一実施例に係るヘッドガードの配置図を示す。図6は本発明の一実施例に係るヘッドガードの配置によるオペレータの水平視界図を示す。
図1に示すように、産業車輌であるフォークリフト1は油圧シリンダ15によって車輌前後方向に傾斜するマスト2が車輌前部に配置されている。このマスト2に支持され上下方向に移動可能に設置されるのがフォーク3である。マスト2の車輌前後方向の傾斜動作とフォーク3の車輌上下方向の昇降動作により、フォーク3に載置した荷物をフォーク3とともに移動することで、荷役作業を行うことができる。
ディーゼルエンジンまたはガソリンエンジンなどの図示しないエンジンは、車輌の中央部に搭載され、フォークリフト1の走行や油圧シリンダ15などの油圧装置による荷役作業などを行うための動力源となっており、通常はエンジンカバー4に覆われている。エンジンカバー4の上部には、オペレータ(図示省略)が座るための運転席5が設置されている。また、車輌後部には、車輌前後の重量バランスを調整するためのカウンタウエイト6が搭載されている。
運転席5の上方にはルーフ7が配置され、このルーフ7は、運転席5の前方に立設されたフロントピラー8と運転席5の後方に立設されたリアピラー9により支持されている。ルーフ7はこれらフロントピラー8とリアピラー9とともに、ヘッドガード10を構成しているものである。また、運転席5の前方には、ステアリングハンドル11とコンソールボックス12が設置される一方、マスト2やフォーク3を操作するための図示しない操作レバーなどの各種の操作機器や、表示装置などが装備されている。
フォークリフト1では、前輪13がエンジンによって回転駆動される駆動輪であり、後輪14がオペレータによるステアリングハンドル11の操作によって操舵される操舵輪である。
ここで、フロントピラー8の配置される位置を、図2〜図5を参照しながらオペレータからの視点で説明する。
図2に示すように、オペレータが正面を向いた状態で、オペレータの目の位置Eとマスト2とを結ぶ直線上にフロントピラー8を配置する。これによって、マスト2によって生じる死角とフロントピラー8による死角とを一致させ、オペレータの死角を最小限に抑えることができる。従って、オペレータがマスト2の側方より前方を容易に確認できるとともに、フロントピラー8は左右対称で鉛直方向に配置されることにより強度が得られ、通常の取り付け方と同様に行えるため、コストもかからない。しかも、フロントピラー8は、あらかじめ最適な位置に配置されているため、従来のように、オペレータがフロントピラーを調整する作業が不要となる。
また、図3に示すように、オペレータから見て、マスト2によって生じる死角に沿うようにフロントピラー8の上端を下端よりも車輌中心O側に移動させて、フロントピラー8を配置させても構わない。このように配置させても、オペレータの死角を最小限に抑えることができ、マスト2側方より前方を容易に確認できるので、無理な作業姿勢をとらなくても作業ができる。
フォークリフトでは一般的に車輌中心Oよりも左側にオフセットして運転席が設置されることが多いが、この場合、マストによって生じる死角は車輌中心Oに対して左右非対称になる。その際は、図4に示すように、マスト2によって生じる死角とフロントピラー8によって生じる死角を一致させるために、フロントピラー8の位置を車輌中心Oに対して左右非対称に配置することによって、死角を一層低減することができる。
更に、マスト2は荷役作業において車輌前後方向に傾斜を変化させる動きを伴うため、マスト2によって生じる死角は多少変化してしまう。この場合、図5に示すように、マスト2の車輌前後方向の傾きによって変化する死角領域に合致するように、フロントピラー8の上端を下端よりも車輌中心O側に油圧装置などによって自動的に連動して調整できるようにしてもよい。このとき、フロントピラー8の下端も車幅方向に移動できるようにして、フロントピラー8全体を鉛直方向に配置したまま、あるいは上端を下端よりも車輌中心O側に配置させたまま移動できるようにしてもよい。
例えば、ルーフ7の上部などに駆動装置を配置し、フロントピラー8の上端と下端とに歯車を設けるとともに、この上端と下端とを支持する部位に車幅方向に延設するラックを設ける。これにより、マスト2が車輌前後方向に傾斜すると、油圧装置の作動により駆動装置が駆動し、上端が車輌中心O側に移動すると同時に下端が車輌外側に移動する。
上述したようなフロントピラー8の配置をしたヘッドガード10をなすことにより、図6に示すように、オペレータの目の位置Eとマスト2とを結ぶ直線上にフロントピラー8を配置することにより、作業視界が向上するので、作業効率及び安全性の向上に寄与するとともに、無理な作業姿勢をとらなくても作業ができるようになり、身体的な負担が低減される。また、固定されたフロントピラー8によって、最適な視界が常に確保されており、取り付け方法も通常と変わらずに行えるので、安全上の強度を保障することが容易であり、製造も容易に行え、コストがかかる心配もない。
従って、本発明によれば、フロントピラー8は、オペレータの目の位置Eとマスト2とを結ぶ直線上に配置されることにより、マスト2の側方より前方を容易に確認できるので、無理な作業姿勢をとらなくても作業ができるようになり、作業効率も向上する。また、簡素な構造でコストがかからず、安全性の向上にも寄与している。従って、最適な視界を提供することで、身体的な負担を低減することができ、安全上の強度を保障するとともに、製造が容易に行うことができる。
また、マスト2の前後方向の傾きに応じて、フロントピラー8が車幅方向に自動的に移動可能にすることにより、作業中においても、マスト2の側方より前方を容易に確認できるので、無理な作業姿勢をとらなくても作業ができるようになり、作業効率も向上する。従って、最適な視界を提供することで、身体的な負担を低減することができ、安全上の強度を保障するとともに、製造が容易に行うことができる。
本発明は、産業車輌に乗車するオペレータの視界を確保するためのものであり、特に、フォークリフトに適用すると有効である。
本発明の一実施例に係るエンジン式フォークリフトの概略斜視図である。 本発明の一実施例に係るヘッドガードの配置図である。 本発明の一実施例に係るその他のヘッドガードの配置図である。 本発明の一実施例に係るその他のヘッドガードの配置図である。 本発明の一実施例に係るその他のヘッドガードの配置図である。 本発明の一実施例に係るヘッドガードの配置によるオペレータの水平視界図である。 従来例に係るヘッドガードの配置によるオペレータの水平視界図である。
符号の説明
1 フォークリフト
2 マスト
3 フォーク
4 エンジンカバー
5 運転席
6 カウンタウエイト
7 ルーフ
8 フロントピラー
9 リアピラー
10 ヘッドガード
11 ステアリングハンドル
12 コンソールボックス
13 前輪
14 後輪
15 油圧シリンダ
E オペレータの目の位置

Claims (2)

  1. 車輌前方に配置されるマストと、前記マストの後方で、かつ運転席の前後に立設されるフロントピラーとリアピラーとでルーフを支持して構成されるヘッドガードとを備える産業車輌において、
    前記フロントピラーを前記運転席のオペレータの目の位置と前記マストとを結ぶ直線上に配置したことを特徴とする産業車輌。
  2. 車輌前方に配置されるマストと、前記マストの後方で、かつ運転席の前後に立設されるフロントピラーとリアピラーとでルーフを支持して構成されるヘッドガードとを備える産業車輌において、
    前記フロントピラーの上端を車幅方向に移動可能とし、前記マストの前後方向の傾きに応じて、前記フロントピラーを前記運転席のオペレータの目の位置と前記マストとを結ぶ直線上に配置することができるようにしたことを特徴とする産業車輌。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN101479180B (zh) * 2006-06-29 2015-05-20 克朗设备公司 用于物料搬运车辆的护顶架
WO2022164783A1 (en) * 2021-01-29 2022-08-04 Crown Equipment Corporation Work assist system for an industrial vehicle

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