JP5915443B2 - 走行環境推定装置、車両制御装置、車両、走行環境推定方法、及び車両制御方法 - Google Patents
走行環境推定装置、車両制御装置、車両、走行環境推定方法、及び車両制御方法 Download PDFInfo
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Description
上記形態の車両制御装置、車両、車両制御方法によれば、車両の走行環境の推定精度をより向上させることができる。
A.全体構成:
B.ECUの構成:
C.目標SOC推定部の構成:
D.作用、効果:
E:停車時間率の算出の具体例:
F.変形例:
図1は、本発明の一実施例としての自動車200の構成を示す説明図である。自動車200は、アイドリングストップ機能を搭載した車両である。自動車200は、エンジン10と、自動変速機15と、ディファレンシャルギア20と、駆動輪25と、スタータ30と、オルタネータ35と、バッテリ40と、電子制御ユニット(ECU:Electrical Control Unit)50とを備えている。
図2は、ECU50の構成を機能的に示す説明図である。図示するように、ECU50は、アイドリングストップ制御部90と、SOC値制御部100と、停車判断部111と、を備える。アイドリングストップ制御部90、SOC値制御部100及び停車判断部111は、実際は、ECU50に備えられたCPU51が、ROM52に記憶されたコンピュータプログラムを実行することで実現する機能を示す。
目標SOC値推定部110は、走行環境予測部112と、自車両状態予測部114と、SOC配分要求レベル算出部116と、目標SOC値算出部118とを備える。
Tstp1=[車輪速Vhが値0となる停車時間]/[所定期間]
平均車速算出処理部1121は、所定期間に車両が移動した距離Lを、以下のように算出する。
L=∫(Vh)dt
次に、平均車速算出処理部1121は、所定期間の平均速度Vave1を、以下の式を用いて算出する。
Vave1=L/[所定期間]
停車時間率算出処理部1120は、メモリ1120mを備えており、停車時間率Tstp1や車輪速Vhが値0となる停車時間の値は、メモリ1120mに格納される。
Astr1=Σ(|Astr|)/[所定期間]
すなわち、追加走行環境情報処理部1122は、所定期間内のハンドルの舵角の変化量の絶対値の総和をとり、所定期間で割ることにより、ハンドルの平均舵角Astr1を算出することができる。ハンドルの舵角の変化量の絶対値とせず、ハンドルの舵角の変化量(右に切るのをプラス、左に切るのをマイナス)とした場合には、平均を取れば、ハンドルの舵角位置となるからである。
・10分間停車時間率Tstp2<38%のとき、第1の走行環境指数P11を値1とする。
・38%≦10分間停車時間率Tstp2<42%のとき、第1の走行環境指数P11を値2とする。
・42%≦10分間停車時間率Tstp2<46%のとき、第1の走行環境指数P11を値3とする。
・10分間停車時間率Tstp2≧46%のとき、第1の走行環境指数P11を値4とする。
なお、図4では、横軸に停車時間率Tstp2を取っているが、後述するように、停車時間率の例外処理が行われない場合には、横軸に停車時間率Tstp1を採用して適用する。
Vave2=L/([所定期間]−[走行環境算定用停車時間])
平均車速−走行環境指数変換部1128は、平均車速Vave2から第2の走行環境指数P12を算出する。図5は、平均車速と第2の走行環境指数P12の関係を示す説明図である。平均車速−走行環境指数変換部1128は、平均車速Vave2を用いて第2の走行環境指数P12を算出する。例えば、車速の平均値が低いほど市街化度が高くなることから、平均車速−走行環境指数変換部1128は、車速の平均値が低いほど第2の走行環境指数P12を高い値とする。
Astr2=Σ(|Astr|)/([所定期間]−[走行環境算定用停車時間])
追加走行環境情報−走行環境指数変換部1129は、ハンドル平均舵角Astr2から第3の走行環境指数P13を算出する。図6は、ハンドルの平均舵角Astr2と第3の走行環境指数P13の関係を示す説明図である。ハンドルの平均舵角Astr2が大きいほど、走行中にハンドルが大きく切られ、あるいは多数回切られることになる。したがって、ハンドルの平均舵角Astr2が大きいほど市街化度が高くなると考えられることから、ハンドルの平均舵角Astr2が大きいほどほど第3の走行環境指数P13を高い値とする。
P1=(Σ(ci×P1i))/(Σ(ci))
ここでciは加重平均を行うための重み付け係数である。iは添え字であり、第1〜第3の走行環境指数P11〜P13を用いる場合には、i=3となる。このように、前記車輪速Vhと車輪速Vhに替わる各パラメータは、それらの中から選択した1つに基づいて総合走行環境指数P1を求める構成に限る必要もなく、2つ以上のパラメータに基づいて総合走行環境指数P1を求める構成としてもよい。2つ以上のパラメータを採用する場合、上述したように、各走行環境指数P1iに個別の重み付け指数を掛けて総合走行環境指数P1を求める構成とすることが好ましい。また、1つの走行環境指数に基づいて総合走行環境指数P1を算出する場合には、その走行環境指数に関する重み付け係数を1とし、他の走行環境指数に関する重み付け係数をゼロとすればよい。なお、前述した車輪速Vhと車輪速Vhに替わる各パラメータを採用することで、自動車200という自律系のみで走行環境を予測することができる。これに対して、自律系の外側から取得する情報に基づいて、総合走行環境指数P1を求める構成としてもよい。自律系の外側から取得する情報としては、ナビゲーションシステムの道路地図情報等がある。ナビゲーションシステムの道路地図情報に基づいて今後の走行地位置が市街地か郊外かを見極めて、総合走行環境指数P1を求めることができる。また、VICS(Vehicle Information and communication System:VICSは登録商標)のような、渋滞や交通規制などの道路交通情報をリアルタイムに受信し、カーナビゲーションなどの車載機に文字・図形で表示する画期的な情報通信システムを備えている車両にあっては、情報通信システムで受信した渋滞や交通規制などの道路交通情報のデータに基づいて総合走行環境指数P1を決定してもよい。また、情報通信システムで受信した渋滞や交通規制などの道路交通情報のデータと、そのデータから予測される停車時間とが合致せず、予測された停車時間よりも実際の停車時間が一定以上長い場合に、停車時間率例外処理部1124は、例外処理を実行してもよい。
[停車除外時間]=[停車時間除外率]×[連続停車時間]
ステップS1080では、停車時間率例外処理部1124は、停車時間率Tstp2を算出する。具体的には、停車時間率例外処理部1124は、以下の式を用いて停車時間率を算出することができる。
停車時間率=([所定期間内の停車時間合計]―[停車除外時間])/([所定期間]―[停車除外時間])
ここで、停車除外時間はマップから得られた値が用いられる。マップについては後述する。
Tstp1=[所定期間内の実際の停車時間の合計]/[所定期間]
このような短時間の停車は、例えば信号待ちであり、自動車200の第1の走行環境指数P11を算出する際には、停車時間として、停車時間率の算出のための考慮に入れることが好ましい。この場合、図4に示すマップにおいて、停車時間率として停車時間率Tstp2の代わりに停車時間率Tstp1を用いる。停車時間率例外処理部1124は、ステップS1100でRAM53に格納された停車時間率をクリアし、ステップS1110では、連続停車時間のカウンタをクリアし、カウントを停止する。
図13は、自動車200の運転中における車速とバッテリ40のSOC(現在SOC値C2)についてのタイムチャートを示す説明図である。タイムチャートは、縦軸に車速とSOCをとり、横軸に時間をとったものである。自動車200の運転が開始され、時刻t0において自動車200が発進すると、車速は次第に増し、通常走行に至る。その後、時刻t1において、車両が減速状態に移行する。この時刻t0から時刻t1までのt0−t1期間においては、実線に示すように、SOCは徐々に低下する。この実線は従来例についてのもので、本実施例では2点鎖線のように変化する。これについては後述する。
図14は、停車時間率算出の一例を示す説明図である。停車時間率算出処理部1120(図3)は、カウンタCNTと、スタックメモリS0〜S9(請求項の「第2の記憶部」に対応)を備えている。スタックメモリS0〜S9は、例えば、メモリ1120mの中に設けられる。停車時間率算出処理部1120は、上述したように、停車時間率Tstp1を以下の式に基づいて算出する。
Tstp1=[車輪速Vhが値0となる停車時間]/[所定期間]
停車時間率算出処理部1120は、所定期間(請求項の「第1の期間」に対応)を600秒(10分)とし、カウンタCNTを用いて60秒毎の停車時間を、カウントする。ここで、60秒毎の「60秒」は、1分で、計時上、都合がよい値である。また、所定時間の600秒は、60秒にスタックメモリS0〜S9の数(10個)を掛けて得られた値である。なお、後述するように、本実施例では、180秒を基準として、連続停車時間が渋滞・信号待ちによるものか、渋滞・信号待ちによらないか、の判断をしているので、所定期間は、180秒(3分)よりある程度長い時間であればよい。ただし、所定期間が長すぎると、車両200が、市街地と郊外の両方を走行する場合もありえるので、所定期間は、適度な長さであることが好ましく、本実施例では所定期間を600秒(10分)とした。例えば、停車時間率算出処理部1120は、自動車200(図1)の速度が0となった時には、車両停車フラグを立てる。そして、停車時間率算出処理部1120は、車両停車フラグが立っているときに、カウンタCNTに対し、カウントを行わせることができる。停車時間率算出処理部1120は、60秒毎に、カウンタCNTの値(停車時間)を、スタックメモリS0〜S9に対して順番に格納する。停車時間率算出処理部1120は、カウンタCNTの値を、スタックメモリS0〜S9のいずれかに格納すると、カウンタCNTに対して、カウンタCNTの値を0にリセットさせ、次のスタックメモリに格納する停車時間のカウントを行わせる。
なお、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
上記実施例では、SOC配分要求レベルP3を総合走行環境指数P1および自車両状態P2に基づいて求めていたが、これに換えて、自動車200のインストルメントパネル(図示せず)に運転者により操作されるダイヤルを設け、そのダイヤルの操作量に応じてSOC配分要求レベルP3を求める構成としてもよい。運転者は、例えば郊外から市街地に入るような場合に、ダイヤルを「高」側に切り換えてSOC配分要求レベルP3が大きくなるように設定することで、目標SOC、すなわち、アイドリングストップ用の配分率を大きくすることができる。この構成によれば、運転者が、これから進む地域を判っていてSOC配分要求レベルを設定することが可能な場合に、ストップアンドスタート期間において使用する最大SOCを走行環境から高精度に設定することができる。なお、ダイヤルは「高」と「低」の2段階を指示できるものであってもよいし、3以上の多段で指示できるものであってもよい。また、ダイヤルはスイッチ等の他の入力手段に替えることもできる。さらに、ダイヤルの操作量だけでSOC配分要求レベルP3を求めるのではなく、前記実施例で総合走行環境指数P1と自車両状態P2から求めたSOC配分要求レベルP3を、前記ダイヤルの操作量に基づいて補正する構成とすることもできる。
上記実施例では、総合走行環境指数P1と自車両状態P2に基づいてSOC配分要求レベルP3を一旦求め、SOC配分要求レベルP3に基づいて目標SOCを算出する構成であったが、これに換えて、総合走行環境指数P1と自車両状態P2に基づいて、目標SOCを直接、算出する構成としてもよい。すなわち、総合走行環境指数P1と自車両状態P2に基づいて、バッテリの使用可能SOC範囲を充電制御用とアイドリングストップ用とを配分する配分率を直接算出する構成としてもよい。同様に上記変形例1においても、ダイヤルの操作量に基づいて目標SOCを直接、算出する構成としてもよい。
上記実施例では、SOC配分要求レベルは、総合走行環境指数P1と自車両状態Pの両方に基づいて算出していたが、これに換えて、総合走行環境指数P1と自車両状態Pのいずれか一方に基づいて算出する構成としてもよい。
上記実施例では、バッテリは鉛蓄電池としたが、本発明ではこれに限られない。例えば、リチウムイオン蓄電池、ロッキングチェア型蓄電体等の他の種類のバッテリに替えることもできる。また、上記実施例では、車両は自動車であったが、これに換えて、電車等の自動車以外の車両としてもよい。
上記実施例においてソフトウェアで実現されている機能の一部をハードウェア(例えば集積回路)で実現してもよく、あるいは、ハードウェアで実現されている機能の一部をソフトウェアで実現してもよい。
なお、前述した実施例および各変形例における構成要素の中の、独立請求項で記載された要素以外の要素は、付加的な要素であり、適宜省略可能である。例えば、通常走行中はバッテリへの充電を抑えることで燃料消費量を節約し、減速走行中に回生発電によりバッテリへの充電を行なう充電制御についても省略することができる。
15…自動変速機
20…ディファレンシャルギア
25…駆動輪
30…スタータ
34…駆動機構
35…オルタネータ
40…バッテリ
50…ECU
51…CPU
52…ROM
53…RAM
70…補機類
72…ヘッドライト
74…空調装置
82…車輪速センサ
84…ブレーキペダルセンサ
86…アクセル開度センサ
87…ハンドル舵角センサ
88…バッテリ電流センサ
89…オルタネータ電流センサ
90…アイドリングストップ制御部
100…SOC値制御部
111…停車判断部
110…目標SOC値推定部
112…走行環境予測部
114…自車両状態予測部
116…SOC配分要求レベル算出部
118…目標SOC値算出部
120…バッテリSOC値算出部
130…フィードバック制御部
200…自動車
1120…停車時間率算出処理部
1120m…メモリ
1121…平均車速算出処理部
1122…追加走行環境情報処理部
1123…例外処理部
1124…停車時間率例外処理部
1125…平均車速例外処理部
1126…追加走行環境情報例外処理部
1127…停車時間率−走行環境指数変換部
1128…平均車速−走行環境指数変換部
1129…追加走行環境情報−走行環境指数変換部
1130…調停処理部
S0〜S12…スタックメモリ
B0〜B9…バッファメモリ
Claims (11)
- 車両で用いられる走行環境推定装置であって、
前記車両の速度を測定する速度計と、
前記速度の履歴を用いて、第1の期間中の前記車両の停車時間率を算出する停車時間率算出部と、
停車時間率と第1の走行環境指数との間のあらかじめ定められた関係を用いて、前記停車時間率から前記第1の走行環境指数を算出し、前記第1の走行環境指数を総合走行環境指数とする走行環境推定部と、
前記車両が停車したときに、停車時点の停車時間率を格納する第1の記憶部と、
を備え、
前記走行環境推定部は、
前記第1の期間中における前記車両が連続して停車した時間である連続停車時間が第1の判定時間以上である場合には、前記停車時間率算出部に対して、前記連続停車時間を、前記第1の期間及び前記第1の期間中の前記車両の停車時間の合計の両方から除外して前記停車時間率を算出させて、前記停車時間率から前記第1の走行環境指数を算出し、
前記連続停車時間が前記第1の判定時間未満である場合には、前記停車時間を含めて算出させた停車時間率から前記第1の走行環境指数を算出し、
さらに、前記車両が停車したときには、停車時点の停車時間率を前記第1の記憶部に格納し、
前記連続停車時間が前記第1の判定時間以上となった場合には、前記第1の記憶部に格納された停車時間率を用いて前記第1の走行環境指数を算出し、
前記連続停車時間が、前記第1の判定時間より小さい第2の判定時間以上で、かつ、前記第1の判定時間未満である場合には、停車時間と停車時間除外率との関係が定められたマップを用いて前記停車時間除外率を取得し、前記停車時間除外率に前記連続停車時間を掛けて前記停車時間から除外する停車除外時間を算出し、前記停車時間から前記停車除外時間を引いた時間を用いて前記停車時間率を算出し、停車時間率と前記第1の走行環境指数との間のあらかじめ定められた関係を用いて、前記第1の走行環境指数を算出し、
前記連続停車時間が、前記第2の判定時間未満の場合には、前記停車時間除外率を0%として、前記停車時間を含めて算出した停車時間率を用いて前記第1の走行環境指数を算出する、
走行環境推定装置。 - 車両で用いられる走行環境推定装置であって、
前記車両の速度を測定する速度計と、
前記速度の履歴を用いて、第1の期間中の前記車両の停車時間率を算出する停車時間率算出部と、
停車時間率と第1の走行環境指数との間のあらかじめ定められた関係を用いて、前記停車時間率から前記第1の走行環境指数を算出し、前記第1の走行環境指数を総合走行環境指数とする走行環境推定部と、
前記第1の期間よりも短い第2の時間毎の停車時間を、前記第1の期間に亘って格納する複数の第1の停車時間記憶部と、
前記複数の第1の停車時間記憶部にそれぞれ対応し、前記複数の第1の停車時間記憶部に格納された停車時間をさらに前記第1の期間経過した後に格納する複数の第2の停車時間記憶部と、
を備え、
前記走行環境推定部は、
前記第1の期間中における前記車両が連続して停車した時間である連続停車時間が第1の判定時間以上である場合には、前記停車時間率算出部に対して、前記連続停車時間を、前記第1の期間及び前記第1の期間中の前記車両の停車時間の合計の両方から除外して前記停車時間率を算出させて、前記停車時間率から前記第1の走行環境指数を算出し、
前記連続停車時間が前記第1の判定時間未満である場合には、前記停車時間を含めて算出させた停車時間率から前記第1の走行環境指数を算出し、
さらに、前記第1の期間中における前記車両が連続して停車した時間である連続停車時間が前記第1の判定時間よりも短い第2の判定時間以上である場合には、前記第2の判定時間前以後の前記第1の停車時間記憶部にそれぞれ格納された前記停車時間の値を、対応する前記第2の停車時間記憶部に格納された停車時間の値にそれぞれ置換し、前記停車時間率算出部に対して、置換後の前記複数の第1の停車時間記憶部に格納された停車時間を用いて、前記停車時間率を算出させて、前記停車時間率から前記第1の走行環境指数を算出する、
走行環境推定装置。 - 請求項1または2に記載の走行環境推定装置において、
前記走行環境推定部は、
前記車両が停車した時を記録し、
前記連続停車時間が前記第1の判定時間以上となった場合には、前記連続停車時間が始まった時から前記車両の連続した停車が終了するまでの間の前記停車時間の記録を破棄する、
走行環境推定装置。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載の走行環境推定装置において、
前記走行環境推定部は、
さらに、前記速度を積分して得られる距離と、前記停車時間率に経過時間を掛けることにより得られる停車時間を前記経過時間から引いて得られる走行時間と、を用いて平均速度を算出し、あらかじめ定められた平均速度と第2の走行環境指数との関係を用いて、前記平均速度から前記第2の走行環境指数を算出し、前記第1と第2の走行環境指数の加重平均をとることにより総合走行環境指数を算出する、走行環境推定装置。 - 請求項1〜4のいずれか一項に記載の走行環境推定装置において、
前記走行環境推定部は、
さらに前記車両のバンドル舵角の絶対値の合計を算出し、前記停車時間率に経過時間を掛けることにより得られる停車時間を前記経過時間から引いて得られる走行時間と、を用いて前記ハンドル舵角の変化量の絶対値の平均値を算出し、あらかじめ定められたハンドル舵角の変化量の絶対値の平均値と第3の走行環境指数との関係を用いて、前記平均値から前記第3の走行環境指数を算出し、前記第1と第3の走行環境指数を含む、第1〜第3の走行環境指数の加重平均をとることにより総合走行環境指数を算出する、走行環境推定装置。 - エンジンの動力によって駆動される発電機からの電力により充電可能なバッテリを備える車両の車両制御装置であって、
あらかじめ定められた総合走行環境指数と前記車両のアイドリングストップ中の消費電力の推定値との関係を用い、請求項1〜5のいずれか一項に記載の走行環境推定装置により算出された総合走行環境指数の推定結果から前記車両のアイドリングストップ中の消費電力を推定する消費電力予測部と、
前記エンジンのアイドリングストップ制御を行うアイドリングストップ制御部と、
前記バッテリの蓄電状態(SOC)を検出するSOC検出部と、
前記車両の走行時に、前記消費電力予測部により予測された消費電力に基づいて、前記アイドリングストップ制御によるエンジン停止から再始動までのストップアンドスタート期間において使用すると予想されるアイドリングストップ用電力量を設定する電力量設定部と、
前記車両の走行時に、前記SOC検出部によって検出されたSOCと、使用可能なSOC範囲の下限値との差である残存電力量が、前記アイドリングストップ用の電力量を下回ることを回避するように、前記発電機の電力による前記バッテリの充電を制御するSOC制御部と、
を備える車両制御装置。 - 請求項6に記載の車両制御装置であって、
前記車両の走行状態から停車状態に減速されるときに、回生される回生電力量を予測する回生電力量予測部を備え、
前記SOC制御部は、走行中の前記残存電力量に前記回生電力量を加えた電力量が、前記アイドリングストップ用の電力量を下回ることを回避するように、前記発電機の電力による前記バッテリの充電を制御する、車両制御装置。 - 車両であって、
エンジンと、
前記エンジンの動力によって駆動される発電機の発電量によって充電可能なバッテリと、
請求項6または7に記載の車両制御装置と、
を備える、車両。 - 車両で用いられる走行環境推定方法であって、
前記車両の速度を測定する工程と、
前記速度の履歴を用いて、第1の期間中の前記車両の停車時間率を算出する停車時間率算出工程と、
前記停車時間率から第1の走行環境指数を算出し、前記第1の走行環境指数を総合走行環境指数とする工程と、
を備え、
前記車両が連続して停車する時間である連続停車時間が、第1の判定時間以上である場合には、前記連続停車時間を、前記第1の期間及び前記第1の期間中の前記車両の停車時間の合計の両方から除外して前記停車時間率を算出して、前記第1の走行環境指数を算出し、
前記連続停車時間が前記第1の判定時間未満である場合には、前記停車時間を含めて算出させた停車時間率から前記第1の走行環境指数を算出し、
さらに、前記車両が停車したときには、停車時点の停車時間率を第1の記憶部に格納し、
前記連続停車時間が前記第1の判定時間以上となった場合には、前記第1の記憶部に格納された停車時間率を用いて前記第1の走行環境指数を算出し、
前記連続停車時間が、前記第1の判定時間より小さい第2の判定時間以上で、かつ、前記第1の判定時間未満である場合には、停車時間と停車時間除外率との関係が定められたマップを用いて前記停車時間除外率を取得し、前記停車時間除外率に前記連続停車時間を掛けて前記停車時間から除外する停車除外時間を算出し、前記停車時間から前記停車除外時間を引いた時間を用いて前記停車時間率を算出し、停車時間率と前記第1の走行環境指数との間のあらかじめ定められた関係を用いて、前記第1の走行環境指数を算出し、
前記連続停車時間が、前記第2の判定時間未満の場合には、前記停車時間除外率を0%として、前記停車時間を含めて算出した停車時間率を用いて前記第1の走行環境指数を算出する、
走行環境推定方法。 - 車両で用いられる走行環境推定方法であって、
前記車両の速度を測定する工程と、
前記速度の履歴を用いて、第1の期間中の前記車両の停車時間率を算出する停車時間率算出工程と、
前記停車時間率から第1の走行環境指数を算出し、前記第1の走行環境指数を総合走行環境指数とする工程と、
を備え、
前記車両が連続して停車する時間である連続停車時間が、第1の判定時間以上である場合には、前記連続停車時間を、前記第1の期間及び前記第1の期間中の前記車両の停車時間の合計の両方から除外して前記停車時間率を算出して、前記第1の走行環境指数を算出し、
前記連続停車時間が前記第1の判定時間未満である場合には、前記停車時間を含めて算出させた停車時間率から前記第1の走行環境指数を算出し、
さらに、
前記第1の期間よりも短い第2の時間毎の停車時間を、前記第1の期間に亘って複数の第1の停車時間記憶部に格納する工程と、
前記複数の第1の停車時間記憶部に格納された停車時間を、さらに前記第1の期間経過した後に、前記複数の第1の停車時間記憶部にそれぞれ対応して設けられている複数の第2の停車時間記憶部に格納する工程と、
前記第1の期間中における前記車両が連続して停車した時間である連続停車時間が前記第1の判定時間よりも短い第2の判定時間以上である場合には、前記第2の判定時間前以後の前記第1の停車時間記憶部にそれぞれ格納された前記停車時間の値を、対応する前記第2の停車時間記憶部に格納された停車時間の値にそれぞれ置換し、置換後の前記複数の第1の停車時間記憶部に格納された停車時間を用いて、前記停車時間率を算出させて、前記停車時間率から前記第1の走行環境指数を算出する工程と、
を備える、
走行環境推定方法。 - エンジンと、前記エンジンの動力によって駆動される発電機の発電量によって充電可能なバッテリと、を有する車両を制御する車両制御方法であって、
アイドリングストップ制御を行う工程と、
前記バッテリの蓄電状態(SOC)を検出する工程と、
あらかじめ定められた総合走行環境指数と前記車両のアイドリングストップ中の消費電力の推定値との関係を用い前記車両の走行時に、請求項9または10に記載の走行環境推定方法を用いて算出された総合走行環境指数を用いて、前記車両のアイドリングストップ中に消費される電力量をアイドリングストップ用の電力量として予測する工程と、
前記車両の走行時に、前記SOC検出部によって検出されたSOCと、使用可能なSOC範囲の下限値との差である残存電力量が、前記アイドリングストップ用の電力量を下回ることを回避するように、前記発電機の電力による前記バッテリの充電を制御する工程と、
を備える車両制御方法。
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