JP5929288B2 - 車両制御装置、車両、車両制御方法、走行環境予測装置、及び走行環境予測方法 - Google Patents
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Description
バッテリとエンジンと発電機とを有する車両の車両制御装置であって、車両の速度を測定する速度計と、前記速度の履歴を用いて、前記車両の停車時間率を算出する停車時間率算出部と、前記車両のエンジンキーがオフにされた時に、オフ時の停車時間率を格納する記憶装置と、前記エンジンキーがオンされたときに、前記記憶装置に格納された停車時間率を読み出し、停車時間率と走行環境指数との間のあらかじめ定められた関係を用いて、前記走行環境指数を算出する走行環境予測部と、前記総合走行環境指数と前記車両のアイドリングストップ中の消費電力の推定値との関係を用いて、前記車両のアイドリングストップ中の消費電力を推定する消費電力予測部と、前記エンジンのアイドリングストップ制御を行うアイドリングストップ制御部と、前記バッテリの蓄電状態(SOC)を検出するSOC検出部と、前記消費電力予測部により予測された消費電力に基づいて、前記アイドリングストップ制御によるエンジン停止から再始動までのストップアンドスタート期間において使用すると予想されるアイドリングストップ用電力量を設定する電力量設定部と、前記車両の走行時に、前記SOC検出部によって検出されたSOCと、使用可能なSOC範囲の下限値との差である残存電力量が、前記アイドリングストップ用電力量を下回ることを回避するように、前記発電機の電力による前記バッテリの充電を制御するSOC制御部と、を備える車両制御装置。
この適用例によれば、エンジンキーがオフされたときに、オフにされる直前の停車時間率を記憶装置に格納し、エンジンキーがオンされたときには、格納された停車時間率を用いて走行環境を予測する。エンジンオフ時とエンジンオン時では、走行環境は大きく変わらないと考えられるので、高精度に走行環境を予測し、燃費を向上させることが出来る。
適用例1に記載の車両制御装置において、前記走行環境予測部は、前記エンジンキーのオフからオンまでの時間があらかじめ定められた時間以上の場合には、前記走行環境指数を算出するための停車時間率として、あらかじめ定められた停車時間率を用いる、車両制御装置。
エンジンキーのオフの期間が長い場合には、日が変わるなど走行環境が変化していると考えられるので、あらかじめ定められた停車時間率を用いることにより、走行環境の誤予測を抑制し、燃費を向上させることが出来る。
適用例2に記載の車両制御装置において、前記走行環境予測部は、前記エンジンキーのオフ時に、外気温と、前記エンジンの冷却水の水温と、前記エンジンの潤滑油の油温とを測定し、前記エンジンのオン時に、前記外気温と、前記水温と、前記油温とを測定し、あらかじめ定められた前記水温の変化量または前記油温の変化量と、前記エンジンキーのオフからオンまでの時間との関係を用い、前記エンジンキーのオフからオンまでの時間を、時計を用いることなく算出する、車両制御装置。
この適用例によれば、エンジンキーオフ時に動作するタイマが不要なので、そのための電力使用を少なくし、車両の燃費を向上させることが出来る。
適用例2に記載の車両制御装置において、前記走行環境予測部は、前記エンジンキーがオンのときに、電波時計により取得された時刻と、全地球測位システムのGPS信号を用いて算出された時刻と、前記車両に接続されたスマートフォンから得られる時刻とのうちの少なくとも一つを一定期間毎に前記記憶装置に格納し、前記エンジンキーがオフになる直前に格納された時刻と、前記エンジンキーがオンになった直後に格納された時刻と、の差から、前記エンジンキーのオフからオンまでの時間を算出する、車両制御装置。
この適用例によれば、エンジンのオフ期間を正確に求めることが出来る。
適用例1〜4のいずれか一つの適用例に記載の車両制御装置であって、前記車両の走行状態から停車状態に減速されるときに、回生される回生電力量を予測する回生電力量予測部を備え、前記SOC制御部は、走行中の前記残存電力量に前記回生電力量を加えた電力量が、前記アイドリングストップ用電力量を下回ることを回避するように、前記発電機の電力による前記バッテリの充電を制御する、車両制御装置。
この適用例によれば、回生電力を用いるので、燃費を向上することができる。
エンジンと、前記エンジンの動力によって駆動される発電機の発電量によって充電可能なバッテリと、適用例1〜5のいずれか一つの適用例に記載の車両制御装置と、を備える、車両。
エンジンと、前記エンジンの動力によって駆動される発電機の発電量によって充電可能なバッテリと、を有する車両を制御する車両制御方法であって、前記車両の速度を測定する工程と、前記速度の履歴を用いて、前記車両の停車時間率を算出する停車時間率算出工程と、前記車両のエンジンキーがオフにされた時に、オフ時の停車時間率を記憶装置に格納する工程と、前記エンジンキーがオンされたときに、前記エンジンキーのオフから前記エンジンのオンまでの時間があらかじめ定められた時間未満の場合には前記記憶装置に格納された停車時間率を読み出し、前記エンジンキーのオフから前記エンジンのオンまでの時間があらかじめ定められた時間以上の場合にはあらかじめ定められた停車時間率を用い、停車時間率と走行環境指数との間のあらかじめ定められた関係を用いて、前記走行環境指数を算出する工程と、前記バッテリの蓄電状態(SOC)を検出する工程と、あらかじめ定められた走行環境指数と前記車両のアイドリングストップ中の消費電力の推定値との関係を用い前記車両の走行時に前記車両のアイドリングストップ中に消費される電力量をアイドリングストップ用の電力量として予測する工程と、前記車両の走行時に、前記SOC検出部によって検出されたSOCと、前記使用可能なSOC範囲の下限値との差である残存電力量が、前記アイドリングストップ用の電力量を下回ることを回避するように、前記発電機の電力による前記バッテリの充電を制御する工程と、を備える車両制御方法。
車両の走行環境予測装置であって、車両の速度を測定する速度計と、前記速度の履歴を用いて、前記車両の停車時間率を算出する停車時間率算出部と、前記車両のエンジンキーがオフにされた時に、オフ時の停車時間率を格納する記憶装置と、前記エンジンキーがオンされたときに、前記エンジンキーのオフから前記エンジンキーのオンまでの時間があらかじめ定められた時間未満の場合には前記記憶装置に格納された停車時間率を読み出し、前記エンジンキーのオフから前記エンジンキーのオンまでの時間があらかじめ定められた時間以上の場合にはあらかじめ定められた停車時間率を用い、停車時間率と走行環境指数との間のあらかじめ定められた関係を用いて、前記走行環境指数を算出する走行環境予測部と、を備える走行環境予測装置。
車両の走行環境予測方法であって、車両の速度を測定する工程と、前記速度の履歴を用いて、前記車両の停車時間率を算出する工程と、前記車両のエンジンキーがオフにされた時に、オフ時の停車時間率を格納する工程と、前記エンジンキーがオンされたときに、前記エンジンキーのオフから前記エンジンキーのオンまでの時間があらかじめ定められた時間未満の場合には前記記憶装置に格納された停車時間率を読み出し、前記エンジンキーのオフから前記エンジンキーのオンまでの時間があらかじめ定められた時間以上の場合にはあらかじめ定められた停車時間率を用い、停車時間率と走行環境指数との間のあらかじめ定められた関係を用いて、前記走行環境指数を算出する工程と、を備える、走行環境予測方法。
A.全体構成:
B.ECUの構成:
C.目標SOC推定部の構成:
D.作用、効果:
E.変形例:
図1は、本発明の一実施例としての自動車200の構成を示す説明図である。自動車200は、アイドリングストップ機能を搭載した車両である。自動車200は、エンジン10と、自動変速機15と、ディファレンシャルギア20と、駆動輪25と、スタータ30と、オルタネータ35と、バッテリ40と、電子制御ユニット(ECU:Electrical Control Unit)50と、エンジンキー55(「イグニションキー55」とも呼ぶ。)と、を備えている。
図2は、ECU50の構成を機能的に示す説明図である。図示するように、ECU50は、アイドリングストップ制御部90と、SOC値制御部100と、停止判断部111と、を備える。アイドリングストップ制御部90、SOC値制御部100及び停止判断部111は、実際は、ECU50に備えられたCPU51が、ROM52に記憶されたコンピュータプログラムを実行することで実現する機能を示す。
目標SOC値推定部110は、走行環境予測部112と、自車両状態予測部114と、SOC配分要求レベル算出部116と、目標SOC値算出部118とを備える。
Tstp1=(Σ[車輪速Vhが値0である停車時間])/[所定期間] …(1)
ここで[所定期間]は、あらかじめ定められた期間であり、例えば10分が用いられる。
L=∫(Vh)dt …(2)
Vave1=L/[所定期間] …(3)
ここで、Vhは車輪速(m/s)であり、∫は積分演算子であり、式(2)は、速度を所定期間、積分する。
Astr1=(∫(|Astr|)dt)/[所定期間] …(4)
すなわち、追加走行環境情報処理部1122は、所定期間内のハンドルの舵角の変化量の絶対値の積分をとり、所定期間で割ることにより、ハンドルの平均舵角Astr1(ハンドルの平均的な操作量)を算出することができる。
(1)Tstp1<38%のとき、P11=1
(2)38%≦Tstp1<42%のとき、P11=2
(3)42%≦Tstp1<46%のとき、P11=3
(4)Tstp1≧46%のとき、P11=4
P1=(Σ(ci×P1i))/(Σ(ci)) …(5)
ここでciは加重平均を行うための重み付け係数である。iは添え字であり、第1〜第3の走行環境指数P11〜P13を用いる場合には、i=3となる。
(1)エンジンキー55のオフ時間<判定時間Tjのとき
・エンジンキー55のオン後、所定時間まで
エンジンキーオフ前の期間Q1、エンジンキーオン後の期間Q2として
Q1=所定期間―Q2 (Q1≧0、Q2≧0)…(6)
として期間Q2から期間Q1を算出し、以下の式(7)を用いて停車時間率Tstp1を算出する。
(Σ[期間Q1における車輪速Vhが値0である停車時間]+Σ[期間Q2における車輪速Vhが値0である停車時間])/[所定期間] …(7)
なお、エンジンキー55のオン直後は。Q2=0であるので、式(7)の値は、エンジンキー55がオフしたときの停車時間率に等しい。
・エンジンキー55のオン後、所定時間経過後
式(6)ではQ1<0となるので、Q1=0、Q2=所定期間として停車時間率Tstp1を算出する。
Tstp1=(Σ[期間Q2(所定期間)における車輪速Vhが値0である停車時間])/[所定期間]…(8)
この式(8)は、式(1)と同じ式である。
・エンジンキー55のオン後、所定時間まで
Tstp1=Tstd …(9)
・エンジンキー55のオン後、所定時間経過後
Tstp1=(Σ[車輪速Vhが値0である停車時間])/[所定期間]…(10)
この式(10)は、式(1)と同じ式である。
図12は、自動車200の運転中における車速とバッテリ40のSOC(現在SOC値C2)についてのタイムチャートを示す説明図である。タイムチャートは、縦軸に車速とSOCをとり、横軸に時間をとったものである。自動車200の運転が開始され、時刻t0において自動車200が発進すると、車速は次第に増し、通常走行に至る。その後、時刻t1において、車両が減速状態に移行する。この時刻t0から時刻t1までのt0−t1期間においては、実線に示すように、SOCは徐々に低下する。この実線は従来例についてのもので、本実施例では2点鎖線のように変化する。これについては後述する。
なお、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
上記実施例では、SOC配分要求レベルP3を総合走行環境指数P1および自車両状態P2に基づいて求めていたが、これに換えて、自動車200のインストルメントパネル(図示せず)に運転者により操作されるダイヤルを設け、そのダイヤルの操作量に応じてSOC配分要求レベルP3を求める構成としてもよい。運転者は、例えば郊外から市街地に入るような場合に、ダイヤルを「高」側に切り換えてSOC配分要求レベルP3が大きくなるように設定することで、目標SOC、すなわち、アイドリングストップ用の配分率を大きくすることができる。この構成によれば、運転者が、これから進む地域を判っていてSOC配分要求レベルを設定することが可能な場合に、ストップアンドスタート期間において使用する最大SOCを走行環境から高精度に設定することができる。なお、ダイヤルは「高」と「低」の2段階を指示できるものであってもよいし、3以上の多段で指示できるものであってもよい。また、ダイヤルはスイッチ等の他の入力手段に替えることもできる。さらに、ダイヤルの操作量だけでSOC配分要求レベルP3を求めるのではなく、前記実施例で総合走行環境指数P1と自車両状態P2から求めたSOC配分要求レベルP3を、前記ダイヤルの操作量に基づいて補正する構成とすることもできる。
上記実施例では、総合走行環境指数P1と自車両状態P2に基づいてSOC配分要求レベルP3を一旦求め、SOC配分要求レベルP3に基づいて目標SOCを算出する構成であったが、これに換えて、総合走行環境指数P1と自車両状態P2に基づいて、目標SOCを直接、算出する構成としてもよい。すなわち、総合走行環境指数P1と自車両状態P2に基づいて、バッテリの使用可能SOC範囲を充電制御用とアイドリングストップ用とを配分する配分率を直接算出する構成としてもよい。同様に上記変形例1においても、ダイヤルの操作量に基づいて目標SOCを直接、算出する構成としてもよい。
上記実施例では、SOC配分要求レベルは、総合走行環境指数P1と自車両状態Pの両方に基づいて算出していたが、これに換えて、総合走行環境指数P1と自車両状態Pのいずれか一方に基づいて算出する構成としてもよい。
上記実施例では、バッテリは鉛蓄電池としたが、本発明ではこれに限られない。例えば、リチウムイオン蓄電池、ロッキングチェア型蓄電体等の他の種類のバッテリに替えることもできる。また、上記実施例では、車両は自動車であったが、これに換えて、電車等の自動車以外の車両としてもよい。
上記実施例においてソフトウェアで実現されている機能の一部をハードウェア(例えば集積回路)で実現してもよく、あるいは、ハードウェアで実現されている機能の一部をソフトウェアで実現してもよい。
なお、前述した実施例および各変形例における構成要素の中の、独立請求項で記載された要素以外の要素は、付加的な要素であり、適宜省略可能である。例えば、通常走行中はバッテリへの充電を抑えることで燃料消費量を節約し、減速走行中に回生発電によりバッテリへの充電を行なう充電制御についても省略することができる。
15…自動変速機
20…ディファレンシャルギア
25…駆動輪
30…スタータ
34…駆動機構
35…オルタネータ
40…バッテリ
50…ECU
51…CPU
52…ROM
53…RAM
54…タイマ
70…補機類
72…ヘッドライト
74…空調装置
82…車輪速センサ
83…時計
84…ブレーキペダルセンサ
86…アクセル開度センサ
87…ハンドル舵角センサ
88…バッテリ電流センサ
89…オルタネータ電流センサ
90…アイドリングストップ制御部
100…SOC値制御部
111…停止判断部
110…目標SOC値推定部
112…走行環境予測部
114…自車両状態予測部
116…SOC配分要求レベル算出部
118…目標SOC値算出部
120…バッテリSOC値算出部
130…フィードバック制御部
200…自動車
811…水温計
812…油温計
813…外気温計
831…電波時計
832…GPSユニット
833…スマートフォン
1120…停車時間率算出処理部
1121…平均車速算出処理部
1122…追加走行環境情報処理部
1123…例外処理部
1124…停車時間率例外処理部
1125…平均車速例外処理部
1126…追加走行環境情報例外処理部
1127…停車時間率−走行環境指数変換部
1128…平均車速−走行環境指数変換部
1129…追加走行環境情報−走行環境指数変換部
1130…調停処理部
Claims (6)
- バッテリとエンジンと発電機とを有する車両の車両制御装置であって、
車両の速度を測定する速度計と、
前記速度の履歴を用いて、前記車両の停車時間率を算出する停車時間率算出部と、
前記車両のエンジンキーがオフにされた時に、オフ時の停車時間率を格納する記憶装置と、
前記エンジンキーがオンされたときに、前記記憶装置に格納された停車時間率を読み出し、停車時間率と走行環境指数との間のあらかじめ定められた関係を用いて、前記走行環境指数を算出する走行環境予測部と、
前記走行環境指数と前記車両のアイドリングストップ中の消費電力の推定値との関係を用いて、前記車両のアイドリングストップ中の消費電力を推定する消費電力予測部と、
前記エンジンのアイドリングストップ制御を行うアイドリングストップ制御部と、
前記バッテリの蓄電状態(SOC)を検出するSOC検出部と、
前記消費電力予測部により予測された消費電力に基づいて、前記アイドリングストップ制御によるエンジン停止から再始動までのストップアンドスタート期間において使用すると予想されるアイドリングストップ用電力量を設定する電力量設定部と、
前記車両の走行時に、前記SOC検出部によって検出されたSOCと、使用可能なSOC範囲の下限値との差である残存電力量が、前記アイドリングストップ用電力量を下回ることを回避するように、前記発電機の電力による前記バッテリの充電を制御するSOC制御部と、
を備え、
前記走行環境予測部は、前記エンジンキーのオフからオンまでの時間があらかじめ定められた時間以上の場合には、前記走行環境指数を算出するための停車時間率として、あらかじめ定められた停車時間率を用い、
前記走行環境予測部は、前記エンジンキーのオフ時に、外気温と、前記エンジンの冷却水の水温と、前記エンジンの潤滑油の油温とを測定し、前記エンジンのオン時に、前記外気温と、前記水温と、前記油温とを測定し、あらかじめ定められた前記水温の変化量または前記油温の変化量と、前記エンジンキーのオフからオンまでの時間との関係を用い、前記エンジンキーのオフからオンまでの時間を、時計を用いることなく算出する、車両制御装置。 - 請求項1に記載の車両制御装置であって、
前記車両の走行状態から停車状態に減速されるときに、回生される回生電力量を予測する回生電力量予測部を備え、
前記SOC制御部は、走行中の前記残存電力量に前記回生電力量を加えた電力量が、前記アイドリングストップ用電力量を下回ることを回避するように、前記発電機の電力による前記バッテリの充電を制御する、車両制御装置。 - 車両であって、
エンジンと、
前記エンジンの動力によって駆動される発電機の発電量によって充電可能なバッテリと、
請求項1または2に記載の車両制御装置と、
を備える、車両。 - エンジンと、前記エンジンの動力によって駆動される発電機の発電量によって充電可能なバッテリと、を有する車両を制御する車両制御方法であって、
前記車両の速度を測定する工程と、
前記速度の履歴を用いて、前記車両の停車時間率を算出する停車時間率算出工程と、
前記車両のエンジンキーがオフにされた時に、オフ時の停車時間率を記憶装置に格納する工程と、
前記エンジンキーがオンされたときに、前記エンジンキーのオフから前記エンジンのオンまでの時間があらかじめ定められた時間未満の場合には前記記憶装置に格納された停車時間率を読み出し、前記エンジンキーのオフから前記エンジンのオンまでの時間があらかじめ定められた時間以上の場合にはあらかじめ定められた停車時間率を用い、停車時間率と走行環境指数との間のあらかじめ定められた関係を用いて、前記走行環境指数を算出する工程と、
前記バッテリの蓄電状態(SOC)を検出する工程と、
あらかじめ定められた走行環境指数と前記車両のアイドリングストップ中の消費電力の推定値との関係を用い前記車両の走行時に前記車両のアイドリングストップ中に消費される電力量をアイドリングストップ用の電力量として予測する工程と、
前記車両の走行時に、前記SOC検出部によって検出されたSOCと、使用可能なSOC範囲の下限値との差である残存電力量が、前記アイドリングストップ用の電力量を下回ることを回避するように、前記発電機の電力による前記バッテリの充電を制御する工程と、
を備える車両制御方法。 - 車両の走行環境予測装置であって、
車両の速度を測定する速度計と、
前記速度の履歴を用いて、前記車両の停車時間率を算出する停車時間率算出部と、
前記車両のエンジンキーがオフにされた時に、オフ時の停車時間率を格納する記憶装置と、
前記エンジンキーがオンされたときに、前記エンジンキーのオフから前記エンジンキーのオンまでの時間があらかじめ定められた時間未満の場合には前記記憶装置に格納された停車時間率を読み出し、前記エンジンキーのオフから前記エンジンキーのオンまでの時間があらかじめ定められた時間以上の場合にはあらかじめ定められた停車時間率を用い、停車時間率と走行環境指数との間のあらかじめ定められた関係を用いて、前記走行環境指数を算出する走行環境予測部と、
を備え、
前記走行環境予測部は、前記エンジンキーのオフ時に、外気温と、前記エンジンの冷却水の水温と、前記エンジンの潤滑油の油温とを測定し、前記エンジンのオン時に、前記外気温と、前記水温と、前記油温とを測定し、あらかじめ定められた前記水温の変化量または前記油温の変化量と、前記エンジンキーのオフからオンまでの時間との関係を用い、前記エンジンキーのオフからオンまでの時間を、時計を用いることなく算出する、
走行環境予測装置。 - 車両の走行環境予測方法であって、
車両の速度を測定する工程と、
前記速度の履歴を用いて、前記車両の停車時間率を算出する工程と、
前記車両のエンジンキーがオフにされた時に、オフ時の停車時間率を記憶装置に格納する工程と、
前記エンジンキーがオンされたときに、前記エンジンキーのオフから前記エンジンキーのオンまでの時間があらかじめ定められた時間未満の場合には前記記憶装置に格納された停車時間率を読み出し、前記エンジンキーのオフから前記エンジンキーのオンまでの時間があらかじめ定められた時間以上の場合にはあらかじめ定められた停車時間率を用い、停車時間率と走行環境指数との間のあらかじめ定められた関係を用いて、前記走行環境指数を算出する工程と、
を備える、走行環境予測方法。
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