JP5914793B2 - 機能性シート製造装置および機能性シート製造方法 - Google Patents

機能性シート製造装置および機能性シート製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、被塗布物(基材)の表面に塗膜を形成する、機能性シート製造装置および製造方法に関するものである。
ストライプ状のパターンを有する機能性シート(例えば、キャパシタ、燃料電池、リチウムイオン二次電池等の電極、ディスプレイの光学フィルム)の製造方法として、櫛歯状の平板でノズル出口を区切ってストライプ状に塗工する方法、または連続的に塗工したシートからストライプ状に塗布物を除去する方法が使用されている。
例えば、特許文献1に記載されたストライプ状の塗膜(パターン)を有する機能性シートの製造方法では、図7に示すように、基材101上にダイノズル102の下流側に所定の幅で切欠き部を設けて連続的に活物質層103を塗工することで、基材101の無地部と活物質層103が幅方向に交互に形成されたストライプ状の塗膜を有する機能性シートを製造している。
特開2001−327906号公報
しかしながら、特許文献1の機能性シートの製造方法では、流動性の高い塗料を適用する必要があるため、基材101と活物質層103との境界部で表面張力が働いて、活物質層103の端部が活物質層103の中央部に比べて薄くなってしまう場合があった。
そのため、必要活物質量が予め決まっている機能性シートの場合、端部の必要活物質量を満たすために中央部に過剰に活物質を塗布する必要があり、材料ロスが大きくなるという問題がある。
本発明は、上記従来の問題を解決し、ストライプ状の塗膜の端部に至るまで膜厚の均一性に優れる機能性シート製造装置およびその製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の機能性シート製造装置は、塗料を塗膜として基材に塗工して機能性シートを製造する機能性シート製造装置であって、前記塗料を供給する供給タンクと、前記基材を巻回して走行させる第2のロールと、前記第2のロールに対向して配置された第1のロールと、前記第1のロールと前記第2のロールとの間に配置された第1の平板と、を備え、前記第2のロールに巻回された基材と前記第1の平板との間隙t1と、前記第1のロールと前記第1の平板との間隙t2との関係が、t1<t2であり、前記第1の平板は、前記第1のロール上に形成されたストライプ状の塗膜の無地部に配置されたことを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明の機能性シート製造方法は、塗料を塗膜として基材に塗工して機能性シートを製造する機能性シート製造方法であって、供給タンクから供給された前記塗料を前記第1のロール上にストライプ状の塗膜として形成し、第2のロールに巻回させて前記基材を走行させ、前記第1のロールと前記第2のロールとの間に第1の平板を配置した状態で、前記第1のロール上の塗膜を前記基材に転写させて前記機能性シートを製造するに際し、前記基材と前記第1の平板との間隙t1と、前記第1のロールと前記第1の平板との間隙t2との関係が、t1<t2であり、前記第1の平板は、前記第1のロール上に形成されたストライプ状の塗膜の無地部に配置されたことを特徴とする。
本発明の機能性シート製造装置および機能性シート製造方法によれば、ストライプ状の塗膜の端部に至るまで膜厚の均一性に優れる機能性シートを製造できる。
本発明の実施の形態1の機能性シート製造装置の正面を示す模式図 本実施の形態1の機能性シート製造装置の底面の一部を示す模式図 本実施の形態1の機能性シート製造装置の平面の一部を示す模式図 本実施の形態1の機能性シートの直線性評価の定義を説明する模式図 本実施の形態1の機能性シート製造装置によるストライプ形成工程を説明する模式図 従来例の機能性シート製造装置によるストライプ形成工程を説明する模式図 本実施の形態1の機能性シート製造装置によるストライプ形成工程を説明する模式図 本実施の形態1の機能性シート製造装置によるストライプ形成工程を説明する模式図 (a)、(b)本実施の形態1の機能性シート製造装置および従来技術により形成された機能性シートの膜厚測定結果を示すグラフ 本発明の実施の形態2の機能性シート製造装置の正面を示す模式図 本実施の形態2の機能性シート製造装置の底面の一部を示す模式図 本実施の形態2の機能性シート製造装置の平面の一部を示す模式図 本実施の形態2で、平板を複数本用いた場合の機能性シートを説明する模式図 本実施の形態2の機能性シートを製造する塗工装置の平面の一部を示す模式図 特許文献1の機能性シートの製造装置の模式図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明において、同じ構成には同じ符号を付けて、適宜、説明を省略している。
(実施の形態1)
図1(a)は、本発明の実施の形態1における機能性シート製造装置の正面を示す模式図である。図1(a)に示すように、この機能性シート製造装置は、まず、供給タンク5内に蓄えられた塗料4を、回転する調厚ロール1と転写ロール2との間隙を通過させることにより、転写ロール2の上に塗膜6を形成する。ここで、転写ロール2は、本発明の第1のロールの一例である。また、調厚ロール1は、本発明の第3のロールの一例である。
調厚ロール1、転写ロール2の表面の材質としては、例えば、シリコンやフッ素に代表される離型性が高い材質を含む樹脂、またはそれらの成分を含有した複合金属物を用いることができる。本実施の形態では、調厚ロール1、転写ロール2の表面の材質として、複合金属物を用いている。この複合金属物は、SUSロールを規則的に溝加工した面またはブラストして荒らした面に、シリコンまたはフッ素に代表される離型性が高い材質をコーティングし、その後に円周面を加工することで製造した。
転写ロール2の下方には、転写ロール2と対向する除去ロール8が設置されている。この除去ロール8には、幅W1の、周方向に形成された凸形状の除去ヘッド8aが設けられている。除去ヘッド8aに接した塗膜6の一部は、転写ロール2上から除去ヘッド8a上に転写され、転写ロール2上から除去される。一部が除去されることで、転写ロール2上の塗膜6の残部はストライプ状になる。除去ヘッド8aの軌跡上にはカキトリブレード10が設けられている。カキトリブレード10は、除去ヘッド8a上に転写された塗膜6の一部を除去して、回収塗膜12として回収ボックス11に回収する。
カキトリブレード10としては、除去ヘッド8aの表面材質を損傷させない材質で、且つ除去ヘッド8aに密着して塗膜6の一部を掻き取るために、弾性のある材質のブレードであることが望ましい。例えば、カキトリブレード10としては、PET、PP、ジュラコン、ナイロンなどの樹脂ブレードが使用できる。
除去ヘッド8aとしては、例えば、SUS研磨仕上げ、もしくはクロムメッキ仕上げ、ニッケルメッキ仕上げのものを用いることができる。
除去ヘッド8aの表面と除去ロール8の表面との段差は、塗膜6が除去ロール8の表面に接触することが無いように、転写ロール2上の塗膜6の厚みの2倍以上であることが望ましい。
転写ロール2上の塗膜6と除去ヘッド8aとが接触する必要があるため、転写ロール2と除去ヘッド8aとの間隙は、「塗膜6の厚み+転写ロール2と除去ロール8の機械精度」以下で設定する必要がある。ここで、転写ロール2と除去ヘッド8aとの間隙が塗膜6の厚みの2/3より大きい場合、塗膜6の材料組成によっては、塗膜6への除去ヘッド8aの挿入深さが浅くなって除去ヘッド8aへの塗膜6の転写が不完全になることがある。除去ヘッド8aへの塗膜6の転写が不完全になると、転写ロール2に残った塗膜6の直線性が悪くなるため、転写ロール2と除去ヘッド8aとの間隙は、塗膜6の厚みの2/3以下で設定することが望ましい。
一方、除去ヘッド8a上に転写されなかった塗膜6の残部は、回転するバックアップロール3に巻回された基材7と転写ロール2との間で、基材7に転写される。ここで、バックアップロール3は、本発明の第2のロールの一例である。
その結果、基材7にストライプ状に塗膜が形成された機能性シート9を製造することができる。
バックアップロール3の表面材質としては、SUS研磨仕上げ、もしくはクロムメッキ仕上げ、ニッケルメッキ仕上げのものを用いることができる。
基材7の材質としては、製造される機能性シート9で必要な機能によって種々使い分けることが望ましい。例えば、基材を集電体として使用する電子部品の場合は、基材7としてアルミニウム箔、銅箔、ニッケル箔などが使用できる。また、例えば、光学フィルムのように最終的に基材から剥離して別部材に貼り合せるシートの場合は、基材7として離型PET、離型PP、離型PEなどが使用できる。
塗膜6は、回転するバックアップロール3に巻回された基材7と転写ロール2との間隙において転写ロール2の表面から基材7の表面に転写されるとき、基材7と転写ロール2の間隙が狭くなるに従い、押し広げられる。
そして、基材7と転写ロール2との間隙が最も狭くなった後、基材7と転写ロール2との間隙が広がるに従い、基材7上に転写された塗膜6の端部6a,6bが、基材7に転写された塗膜6の中央部に比べ薄くなっていく。
これは、塗膜6の端部6a,6bと中央部とで塗膜6にかかる内部応力に差が生じていると共に、基材7と転写ロール2との間隙が最も狭い部分の通過後に塗膜6の内部応力が緩和された際の膜厚の戻り量が、塗膜6の内部応力に比例しているためである。ここで、塗膜6の端部6a,6bと中央部において塗膜6にかかる内部応力に差が生じるのは、塗膜6の端部6a,6bでは塗膜6が広がることができる空間が存在するのに対し、塗膜6の中央部では塗膜6が広がることができる空間が存在しないためである。また、基材7と転写ロール2との間隙が最も狭い部分の通過後に間隙が広がっていくと、塗膜6の内部応力が緩和され、内部応力に比例して塗膜6の膜厚が戻って厚くなっていく。そのため、基材7と転写ロール2との間隙が最も狭くなった後、基材7と転写ロール2との間隙が広がるに従い、基材7上の塗膜6の中央部に比べて端部6a,6bが薄くなる。
また、転写ロール2上の塗膜6の膜厚の厚み精度にバラつきがある場合や、除去ヘッド8aで形成された塗膜6の端部6a,6bの直線精度にバラつきがある場合には、そのバラつきが基材7上に転写された塗膜の端部の直線精度に反映されることがある。
本発明の実施の形態1では、スプライト状に隣接する側の塗膜6の端部6bと中央部の厚みのバラつきを少なくすると共に、この端部6bの直線精度を高くするために、転写ロール2とバックアップロール3との間に、幅W2の平板13(図1(b)、(c)参照)を設置している。この平板13は、本発明の第1の平板の一例である。
図1(b)は、本発明の実施の形態1における調厚ロール1と転写ロール2をZ方向の下方から見た底面を示す模式図である。平板13は平らな板状の部材であり、平板13の幅W2と除去ヘッド8aの幅(基材7の無地部の幅)W1とは、W1≧W2の関係にある。また、図1(c)は、本発明の実施の形態1における転写ロール2とバックアップロール3をZ方向の上方から見た平面を示す模式図である。
なお、図1(a)に示すように、平板13の上下両端は、転写ロール2とバックアップロール3との間で塗膜6が押し広げられる際に生じる荷重を受けても動かないように固定機構で固定されているが、図1(b)、(c)では、理解を容易にするために、平板13の上下両端の固定機構を省略して図示している。
本実施の形態では、平板13は、基材7と平板13との間隙t1と、転写ロール2と平板13との間隙t2との関係が、t1<t2、且つ転写ロール2とバックアップロール3により押し広げられる塗膜6で間隙t2が埋まらない位置に配置している(図1(c)参照)。
平板13は、図1(c)から分かるように、基材7の無地部7a(基材7において塗膜6が存在しない部分)と対向するように配置されている。すなわち、平板13は、バックアップロール3と転写ロール2との間隙(ギャップ)において、図1(c)に示すように、塗膜6の間に位置すると共に、塗膜6の端部6bに隣接するように、配置されている。
平板13をこのように配置した場合の効果について説明する。
転写ロール2とバックアップロール3との間隙において、平板13側に押し広げられた塗膜6の端部6bは、無地部7aへ流動しようとする。その際、基材7と平板13との間隙t1側よりも転写ロール2と平板13との間隙t2の方が大きいため、押し広げられた塗膜6は、間隙t2側の方に流れ込む。間隙t2側(転写ロール2側)へ流れ込んだ塗膜は、平板13の存在によって、基材7へは転写されず、転写ロール2上に残る。このように押し広げられた塗膜6が基材7に転写されない結果、詳しくは後述するが、直線性に優れかつ、端部まで均一な膜厚のストライプ状の塗膜が形成された機能性シート9を製造することができる。
一方、平板13が配置されていない側の塗膜6の端部6aは、基材7の幅より大きいため、基材7の端部よりはみ出た部分がバックアップロール3と基材7との間に生じるせん断力により切断され、基材7上には転写されずに、バックアップロール3上に残る。このようにして、平板13が配置されていない外側の塗膜6の端部においても、直線性に優れ、かつ、端部まで均一な膜厚のストライプ状の塗膜が形成された機能性シート9を製造することができる。
なお、バックアップロール3上に残った塗膜は、バックアップロール3に接触しているカキトリブレード14により除去される。この除去により、バックアップロール3は、転写ロール2上から塗膜6が転写される前の状態に再生され、除去された塗膜は、回収塗膜16として、カキトリブレード14の近傍に設けられた回収ボックス15に回収される。
なお、図1(c)に示すように、基材7側へ転写されずに転写ロール2上に残った塗膜17は、供給タンク5から供給される塗膜6に取り込まれる。
平板13の表面の材質としては、例えば、複合金属物、表面研磨材料、またはフッ素を含有したニッケルメッキを用いることができる。ここで、複合金属物とは、シリコンやフッ素に代表される離型性が高い材質を含む樹脂およびそれらの成分が、含浸または含有したものである。また、表面研磨材料とは、クロムメッキした際に生じる小さなクラックに、シリコンまたはフッ素に代表される離型性が高い材質を溶融させて塗布した後に、表面を研磨してランダムにシリコンまたはフッ素に代表される離型性が高い面を部分的表面に出した材料である。
製造された機能性シート9は、塗膜6に含有している成分に応じて、乾燥もしくは硬化させる。乾燥させる場合の方式としては、熱風、遠赤外、中赤外、または電磁誘導加熱が使用できる。硬化させる場合の方式としては、UV、EB、または熱硬化が使用できる。
調厚ロール1、転写ロール2、バックアップロール3、除去ロール8は、それぞれ図1(a)に示す矢印A〜Dの方向に回転する。
続いて、具体的に行った実験について、説明する。
調厚ロール1、転写ロール2、バックアップロール3および除去ロール8を回転させている状態において、一定量の塗料4を転写元の調厚ロール1表面に供給して、調厚ロール1と転写ロール2との間の間隙(ギャップ)で調厚し、転写ロール2に塗膜6として転写する。そして、除去ロール8の除去ヘッド8aを用いて、転写ロール2上の塗膜6に除去ヘッド8aを密着および離間させることで、転写ロール2上の塗膜6の一部を剥離する。これによって、一部が剥離部として剥離されたストライプ状の塗膜6が、転写ロール2上に形成される。
転写ロール2とバックアップロール3との間には、除去ヘッド8aで形成した剥離部の範囲内に、平板13を設置している。すなわち、ストライプ状の塗膜6の横に、平板13を設置している。
そして、転写ロール2上に除去ヘッド8aで剥離されること無く残った塗膜6をバックアップロール3上の基材7に密着させることで、平板13の端部まで塗膜6が満たされ、バックアップロール3上を走行する基材7上にストライプ状の塗膜6を形成し、乾燥炉などを通すことで、表面に機能膜が形成された機能性シート9を製造する。ここで、機能性シート9の両面に機能膜が必要な場合は、同様の方法で機能性シート9の裏面に機能膜を形成する。
ここで、調厚ロール1は、直径300mm、幅300mmのロールである。また、転写ロール2は、直径300mm、幅300mmのルールである。また、バックアップロール3は、直径300mm、幅300mmのロールである。また、除去ロール8は、直径280mm、幅300mmのルールである。除去ヘッド8aは、除去ロール8と同じ中心から直径300mm、幅24mmのヘッドである。また、平板13は、厚みT=40μm、幅20mmの板である。
調厚ロール1のロール表面には、表面粗さRa12μmの凹凸が設けられるように、予め表面を荒らしたロールにシリコン焼付け処理を行った。転写ロール2のロール表面には、表面粗さRa0.4μmに仕上げたロール上にシリコン焼付け処理を行った。バックアップロール3および除去ヘッド8aは、クロムメッキ仕上げのものを用いた。
調厚ロール1、転写ロール2、バックアップロール3、および除去ロール8の回転数は、基材7の走行速度に合わせて、60m/minに相当する回転数とした。
調厚ロール1と転写ロール2との間隙(ギャップ)は140μmとし、転写ロール2とバックアップロール3との間隙(ギャップ)は130μm(120μm+基材7の厚み10μm)とし、転写ロール2と除去ヘッド8aとの間隙(ギャップ)は120μmとした。
平板13は、SUSの母材にSi系離型材を溶射したものを用いた。
カキトリブレード10、14は、ナイロン製の幅300mm、長さ10mm、厚み1mm、先端角15°の樹脂ブレードを用いた。カキトリブレード10、14は、除去ヘッド8aまたはバックアップロール3の走行軌道上円の接線から30°を成す角度に設置した。
塗料4は、活物質としての活性炭と、導電剤としてのカーボンブラック(以下、CB)と、非水溶性高分子結着材としてのスチレンブタジエンゴム(以下、SBR)と、分散溶媒としての純水とを混合してなる分極性電極材料を用いた。ここでの塗料4は、活性炭が100重量部で、CBが5重量部で、SBRが2重量部で、純水が45重量部である。
基材7としては、幅144mm、厚み30μmのアルミ箔にエッチング処理を施したものを用い、その基材7の上に塗膜を転写して機能性シート9を製造した。
表1に、厚みT=40μmの平板13を用いて、転写ロール2と平板13との間隙t2と、基材7と平板13との間隙t1を変更した際の端部6bの直線性評価結果を示す。
直線性について図2を用いて説明をする。図2は、本実施の形態の機能性シート製造装置を用いて製造した機能性シート9の平面模式図である。機能性シート9には、基材7に塗膜6が付いておらず基材7が露出している無地部21と、基材7に塗膜6が付いている塗膜部22が存在する。直線性とは、塗工開始位置Aから2000mm後の塗工終了位置A´までの区間において、無地部21と塗膜部22との境界(端部6b)の幅方向における最大変化量αである。
この構造の機能性シートにおいて、従来工法で製造した場合の直線精度αはα=1mmであったので、直線精度αがそれ未満であれば直線性が良いと判定した。
間隙t1=0μmの場合、すなわち基材7と平板13が密着した場合は、直線性は良いが、無地部21が平板13と直接接しているので、基材7と平板13の材質によっては無地部21または平板13のいずれか一方または両方に傷または破損が生じることがあり、機能性シート9としては使用できなかった。ただし、無地部21の表面に傷が残っても問題が無い機能性シート9であれば、間隙t1が0μmでも製造可能である。
他方、間隙t1=40μmの場合は、間隙t1の間に塗膜6の一部が流入してしまい、間隙t1=40μmで基材7上に形成される塗膜6の直線性(=4.5)は、間隙t1=30μm以下の時の直線性(=0.3)に比べて大幅に悪くなった。
これは、間隙t1=40μm以上の場合は、間隙t2が間隙t1と比べて同等または狭くなるため、間隙t1へ塗膜が流入することで無地部21への転写が発生し、直線性が悪化したためだと考えられる。
この結果について、図3を用いて考察する。図3(a)は、転写ロール2とバックアップロール3との間隙(ギャップ)に入る前における、転写ロール2上の塗膜6の断面模式図である。図3(a)は、調厚ロール1と転写ロール2で形成された厚みT1の塗膜6の幅方向中央部を除去ヘッド8aで除去し、幅W3、厚みT1の塗膜6が幅方向に2つできた状態である。
図3(b)は、従来の機能性シート製造装置を用いた場合であって、転写ロール2とバックアップロール3との間に平板13がない構成において、図3(a)の塗膜6が転写ロール2とバックアップロール3との間隙(ギャップ)に入った状態での塗膜6の断面模式図である。図3(b)に示す構成では、転写ロール2とバックアップロール3との間隙(ギャップ)と同じ厚みT2まで塗膜6は押しつぶされて広がり、塗膜幅はW4となる。この時、厚みT1と塗膜幅W3との体積と厚みT2と塗膜幅W4との体積は等しい。
これに対して、本実施の形態の機能性シート製造装置を用いた場合は、図3(c)に示すように、転写ロール2と平板13との間隙t2と基材7と平板13との間隙t1の関係がt1<t2の関係にあるので、転写ロール2とバックアップロール3により押し広げられた塗膜6は間隙t1と間隙t2の抵抗の違いから、間隙t2の方により多く選択的に充填され、他方、間隙t1にはほとんど充填されない。
これに加えて、塗料4の粘度が、変形はするが毛細管現象や濡れといった流動現象が全く働かない粘度(例えば100000mPa・s以上の粘度)である場合、間隙t2と平板幅W2で構成される空間が埋めつくされない限り、間隙t1には塗膜6は流入しなかった。
すなわち、本発明は、このような流動現象が全く働かない粘度の塗料において、特に効果があることが分かった。
図3(d)は、転写ロール2とバックアップロール3との間に平板13がある構成で、塗膜6が転写ロール2とバックアップロール3との間隙(ギャップ)を通過した後の塗膜6の断面模式図である。
図3(d)に示すように、基材7と転写ロール2との間における離型性の差により、塗膜6は選択的に基材7に転写された後、転写ロール2とバックアップロール3との間隙が広がると、転写される際に圧縮されていた塗膜6内の内部応力が開放され、塗膜6の膜厚が間隙(ギャップ)を通ったときに比べて厚くなる。
このとき、平板13が存在しない側の端部6aは塗膜6が広がるための空間が存在しているため、塗膜6内の内部応力が中央部に比べ小さくなり、端部6aにおける塗膜6は中央部に比べて薄くなる。
一方、平板13が存在する側の端部6bでは、平板13が存在しているため、中央部とほぼ等しい内部応力が生じる。このとき、端部6bでは、間隙t2内に流入した塗膜6の圧力が増加して、間隙t2内に流入した塗膜6の転写ロール2との密着性が、間隙t2内に流入しなかった塗膜6に比べて高くなる。それと共に、間隙t2に流入した塗膜6は、平板13に抑えつけられるため、膜厚が厚いまま直線的に切断される。
なお、平板13が存在しない側の端部6aの膜厚が薄くなった部分は、基材7がバックアップロール3から離間する際に剥離されて、バックアップロール3側に残り、カキトリブレード14により掻き取られ、回収塗膜16として回収ボックス15に回収される。その結果、平板13が存在しない側の端部6aの直線性も良くなる。
表1の実験結果から、転写ロール2とバックアップロール3との間に、基材7と平板13との間隙t1と、転写ロール2と平板13との間隙t2との関係が、t1<t2となるように、平板13を配置した。この位置に平板13を配置することで、転写ロール2とバックアップロール3との間で押し広げられた塗膜6により間隙t2が満充填されない状態になり、選択的に転写ロール2とバックアップロール3との間で押し広げられた塗膜6を間隙t2側に溢れさせることができる。すなわち、転写ロール2とバックアップロール3との間で上記条件を満たす位置に平板13を配置することで、直線性の優れたストライプ状の塗膜を連続的に得ることができる。
今回の表1の実験のうち、間隙t2=60μmで間隙t1=20μmの場合の機能性シートを実施例とし、従来の技術であるダイノズルを用いてストライプ塗工を行った機能性シートを比較例として、1mmピッチで基材上に片面のみ塗工した塗膜の幅方向の膜厚比較を行った。
図4(a)、(b)は、上記実施例および比較例の片面の塗膜厚みの測定結果を示す図である。
図4を用いて、本実施の形態を用いた実施例と比較例の結果について、説明する。
実施例の装置構成で機能性シートの裏面を塗工した場合、塗膜の端から端まで、膜厚の変動が3μmに収まる良好な厚み精度の塗膜が得られた。
それに対し、比較例の装置構成で機能性シートの片面を塗工した場合、流動性を有する塗料を用いないとダイノズルで塗工ができないため、無地部と塗膜部との境界部分および端部で表面張力によると思われる薄塗り部(膜厚が薄い部分)が発生し、膜厚の変動が発生する結果となった。
このことからも、本実施の形態1で用いた装置構成は、直線性に優れたストライプ状の機能膜を精度良く製造可能であることが確認できた。
(実施の形態2)
図5(a)は、本発明の実施の形態2における機能性シート製造装置を説明する模式図である。
前述の実施の形態1の機能性シート製造装置とは異なり、本実施の形態2の機能性シート製造装置は、調厚ロール1と転写ロール2との間に幅W1の平板19を設置すると共に、除去ロール8を取り除いている。また、平板19は、転写ロール2と密着する位置、または転写ロール2との間隙が塗料4に含まれる粒子の最小粒子径以下となる位置に、上下両端が固定されている。この平板19は、本発明の第2の平板の一例である。なお、図5(b)、(c)では、理解を容易にするために、平板19の上下両端の固定機構を省略して図示している
本実施の形態2では、除去ロール8の代わりに、この平板19により、転写ロール2上には幅W1の無地部があるストライプ状の塗膜6を形成している。
図5(b)は、本発明の実施の形態2における調厚ロール1と転写ロール2をZ方向の下方から見た底面を示す模式図である。平板13、19は平らな板状の部材であり、平板13の幅W2は、平板19の幅W1とはW1≧W2の関係にある。また、平板19の厚みは、平板13の厚みよりも大きい。
平板13の両端は固定され、転写ロール2とバックアップロール3との間で塗膜6が押し広げられる際に生じる荷重を受けても動かないように固定されている。
平板13の設置位置は、実施の形態1の場合と同様に、間隙t1と間隙t2との関係がt1<t2、かつ、転写ロール2とバックアップロール3により押し広げられる塗膜6で間隙t2が埋まらない条件を満たす位置としている。
図5(c)は、本発明の実施の形態2における、転写ロール2とバックアップロール3をZ方向の上方から見た平面を示す模式図である。
本実施の形態2では、この平板19に塗膜17が接触しないように、転写ロール2の軌跡上に、転写ロール2と密着させた除去ブロック18を設けている。転写ロール2上に残った塗膜17は、転写ロール2上に接触している除去ブロック18により外側に押し出され、再び調厚ロール1と転写ロール2とで形成される塗膜6に取り込まれる。
平板19の表面の材質は、平板13と同じ材質を用いる。
本実施の形態2において、前述の実施の形態1と同様の実験を行ったところ、実施の形態1と同じ結果が得られた。
このことから、本実施の形態2で用いた装置構成でも、直線性と塗膜均一性に優れたストライプ状の機能膜を精度良く製造することができることが分かった。
図6(a)は、本実施の形態2で用いた装置構成において、それぞれ3本の平板13、19を幅方向に並べた場合のストライプ状の機能性シートの模式図である。図6(b)は、本発明の実施の形態2において3本の平板13、19を幅方向に並べた場合における調厚ロール1と転写ロール2をZ方向の下方から見た底面を示す模式図である。
図6(a)に示すような基材7上に無地部21と塗膜部22が複数本並ぶ様なストライプ状の機能膜についても、直線性と塗膜均一性に優れた機能性シートが精度良く製造できた。
なお、誘電体セラミックスとガラスなどの焼結助剤より成る原料粉末および有機バインダーおよび可塑剤と溶剤を混合し、粘度を本実施の形態1および実施の形態2と同等になるまで調整した塗料4を用い、基材7としてのPETフィルム上に、本実施の形態1および実施の形態2で用いた装置にて、塗布したところ、同様の結果が得られた。このことから、塗料4に含まれる材料に関わらず、塗料4を本実施の形態1および実施の形態2で用いた装置に適した粘度にすれば、直線性に優れたストライプ状の機能膜を精度良く製造可能なことが分かった。
なお、本発明は、機能性シートとして、機能性粉末を結合材樹脂および溶媒等と混合して塗料を作製して成膜する電気二重層キャパシタ、ディスプレイ誘電体層、一次電池、二次電池等の機能性シートの製造にも適用できる。
本発明の機能性シート製造装置は、機能性材料をフィルムあるいはシート状の集電体に転写することが可能なので、機能性材料が塗布された機能性シートの製造に有用である。
1 調厚ロール
2 転写ロール
3 バックアップロール
4 塗料
5 供給タンク
6 塗膜
6a,6b 端部
7,101 基材
7a 無地部
8 除去ロール
8a 除去ヘッド
9 機能性シート
10、14 カキトリブレード
11、15 回収ボックス
12、16 回収塗膜
17 塗膜
18 除去ブロック
13、19 平板
21 無地部
22 塗膜部
102 ダイノズル
103 活物質層

Claims (10)

  1. 塗料を塗膜として基材に塗工して機能性シートを製造する機能性シート製造装置であって、
    前記塗料を供給する供給タンクと、
    前記基材を巻回して走行させる第2のロールと、
    前記第2のロールに対向して配置された第1のロールと、
    前記第1のロールと前記第2のロールとの間に配置された第1の平板と、を備え、
    前記第2のロールに巻回された基材と前記第1の平板との間隙t1と、前記第1のロールと前記第1の平板との間隙t2との関係が、t1<t2であり、
    前記第1の平板は、前記第1のロール上に形成されたストライプ状の塗膜の無地部に配置されたことを特徴とする、
    機能性シート製造装置。
  2. 前記第1の平板の幅W2と、前記ストライプ状の塗膜の無地部の幅W1との関係が、W1≧W2であることを特徴とする、
    請求項1載の機能性シート製造装置。
  3. 前記間隙t2の大きさは、前記基材と前記第1のロールとにより前記第1のロール上の塗膜が押し広げられる際に、前記塗料で満たされない大きさであることを特徴とする、
    請求項1または2記載の機能性シート製造装置。
  4. 前記第1のロールと対向し、前記第1のロール上に前記塗膜を形成するための第3のロールと、
    前記第1のロールと前記第3のロールとの間に配置された第2の平板と、をさらに備えることを特徴とする、
    請求項1からのいずれか1項記載の機能性シート製造装置。
  5. 塗料を塗膜として基材に塗工して機能性シートを製造する機能性シート製造方法であって、
    供給タンクから供給された前記塗料を1のロール上にストライプ状の塗膜として形成し、
    第2のロールに巻回させて前記基材を走行させ、
    前記第1のロールと前記第2のロールとの間に第1の平板を配置した状態で、前記第1のロール上の塗膜を前記基材に転写させて前記機能性シートを製造するに際し、
    前記基材と前記第1の平板との間隙t1と、前記第1のロールと前記第1の平板との間隙t2との関係が、t1<t2であり、
    前記第1の平板は、前記第1のロール上に形成されたストライプ状の塗膜の無地部に配置されたことを特徴とする、
    機能性シート製造方法。
  6. 前記第1の平板の幅W2と、前記ストライプ状の塗膜の無地部の幅W1との関係が、W1≧W2であることを特徴とする、
    請求項記載の機能性シート製造方法。
  7. 前記間隙t2の大きさは、前記基材と前記第1のロールとにより前記第1のロール上の塗膜が押し広げられる際に、前記塗料で満たされない大きさであることを特徴とする、
    請求項5または6記載の機能性シート製造方法。
  8. 前記第1のロール上に形成されたストライプ状の塗膜は、前記第1のロールに対向して配置された除去ロールによって前記塗膜を部分的に除去することによって形成されることを特徴とする、
    請求項からのいずれか1項記載の機能性シート製造方法。
  9. 前記第1のロール上に形成されたストライプ状の塗膜は、前記第1のロールに密着又は近接した第2の平板を用いて前記塗膜を部分的に除去することによって形成されることを特徴とする、
    請求項からのいずれか1項記載の機能性シート製造方法。
  10. 前記第1の平板を前記基材の幅方向に複数本配置することで、前記基材の幅方向に複数本のストライプ状の塗膜を形成することを特徴とする、
    請求項からのいずれか1項記載の機能性シート製造方法。
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