JP5914679B2 - シールドコネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、シールドコネクタに関する。
従来のシールドコネクタとして、円筒部を有するシールドシェルと、円筒部の外周に配置されるシールド部材としての編組導体と、円筒部の外周に加締められ編組導体を円筒部に固定させるリングとしてのシールドリングとを備えたものが知られている(特許文献1参照)。
従来のシールドコネクタは、電線の端末部に接続された端子を収容するハウジングに組付けられ、ハウジングから導出された電線の外周を覆い、ノイズなどの侵入や漏洩を防止する。
特開2009−87902号公報(JP 2009-087902 A)
従来のシールドコネクタでは、シールド部材が編組導体であるので、編組導体の隙間から高周波のノイズ成分が漏洩してしまう懸念があった。この対策として、シールド部材として導電性の金属箔を適用することが考えられる。
しかしながら、従来のシールドコネクタにおいて、シールド部材に導電性の金属箔を適用した場合、金属箔をシールドシェルの円筒部に固定させてしまうと、リングによる加締めの際に、金属箔にシワや破れなどが発生してしまう恐れがあった。
このため、シールドシェルとシールド部材との適切な接圧を得ることができず、シールドシェルとシールド部材との接続抵抗が増加してしまい、シールド性が低下してしまう可能性があった。
そこで、本発明は、シールド性を向上することができるシールドコネクタの提供を目的としている。
本発明の第一の特徴に係るシールドコネクタは、円筒部を有するシールドシェルと、前記円筒部の外周に配置される導電性の金属箔からなるシールド部材と、前記円筒部の外周に加締められ前記シールド部材を前記円筒部に固定させるリングと、円筒部と前記リングとの間に設けられ、シールドシェルとシールド部材とを導通させるための伸縮可能な導電部材とを備える。
シールド部材が導電性の金属箔からなり、円筒部とリングとの間に伸縮可能な導電部材が設けられているので、リングによる加締めの際に、導電部材が変形してシールド部材に掛かる負荷が軽減され、シールド部材の損傷を防止することができる。
また、リングによる加締めの際に導電部材が変形するので、シールド部材が導電部材を介して適切な接圧をもってシールドシェルに接続され、シールドシェルとシールド部材との接続抵抗の増加を防止することができる。
従って、このようなシールドコネクタでは、導電部材によってシールドシェルとシールド部材との接続強度を確保しつつ、シールド性を向上することができる。
導電部材は、円筒部とシールド部材との間に配置されていてもよい。
このような構成により、リングによる加締めの際の導電部材の変形によりシールドシェルと導電部材との接触面積及びシールド部材と導電部材との接触面積が増加される。このため、シールドシェルとシールド部材との導電性を安定化させることができる。
導電部材は、シールド部材の外周に配置され、シールド部材は、導電部材が配置された部分を折り返して設けられていてもよい。
このような構成により、導電部材の内外周にシールド部材が接触されて、シールドシェルに接続される。このため、シールドシェルとシールド部材との導電性を安定化させることができる。
シールドシェルの円筒部と導電部材との間には、導電部材を円筒部に対して位置決めして固定させる取付部が設けられていてもよい。
このような構成により、シールド部材やリングなどの組付けの際に、導電部材が円筒部に対して位置ずれすることがなくなる。このため、組付性を向上することができる。
従って、このようなシールドコネクタでは、シールド性を向上しつつ、組付性を向上することがことができる。
取付部は、円筒部の外周に設けられ導電部材が嵌合される溝部を有してもよい。
このような構成により、簡易な構造で部品点数を増加させることなく、導電部材の位置ずれを防止することができる。
取付部は、円筒部と導電部材とのうちいずれか一方に設けられた凸部と、円筒部と導電部材とのうち他方に設けられ凸部が嵌合される凹部とを有してもよい。
このような構成により、導電部材に掛かる多方向の負荷に対して強度を向上することができ、導電部材の保持強度を向上することができる。
本発明によれば、シールド性を向上することができるシールドコネクタを提供することができるという効果を奏する。
図1は、第1実施形態に係るシールドコネクタの分解斜視図である。 図2(a)は第1実施形態に係るシールドコネクタの側面図であり、図2(b)は第1実施形態に係るシールドコネクタの要部拡大断面図である。 図3は、第2実施形態に係るシールドコネクタの断面図である。 図4は、第3実施形態に係るシールドコネクタの分解斜視図である。 図5は、第3実施形態に係るシールドコネクタのシールドシェルの斜視図である。 図6は、第3実施形態に係るシールドコネクタの導電部材を組付けたときの斜視図である。 図7は、第4実施形態に係るシールドコネクタの分解斜視図である。 図8は、第4実施形態に係るシールドコネクタのシールドシェルの斜視図である。 図9(a),9(b)は、第4実施形態に係るシールドコネクタのシールドシェルの変形例を示す斜視図である。
図1―9を用いて、実施形態に係るシールドコネクタについて説明する。
(第1実施形態)
図1,2を用いて第1実施形態に係るシールドコネクタ1について説明する。
第1実施形態に係るシールドコネクタ1は、円筒部3を有するシールドシェル5と、円筒部3の外周に配置されるシールド部材7と、円筒部3の外周に加締められシールド部材7を円筒部3に固定させるためのリング9とを備える。
シールド部材7は、導電性の金属箔からなる。円筒部3とリング9との間には、伸縮可能な導電部材11が設けられている。
導電部材11は、円筒部3とシールド部材7との間に配置される。
シールドコネクタ1は、電線の端末部に接続された端子を収容するハウジング(不図示)の電線導出部側に組付けられる。ハウジングから導出された電線の外周をシールドコネクタ1で覆うことにより、ノイズなどの侵入や漏洩を防止することができる。
シールドコネクタ1は、シールドシェル5と、シールド部材7と、リング9と、導電部材11とを備える。
シールドシェル5は、導電性材料からなり、複数の固定部13を介してハウジングの電線導出部側に組付けられる。シールドシェル5には、内部に電線が挿通される円筒部3が設けられている。円筒部3の外周には、シールド部材7が配置される。
シールド部材7は、シート状に形成された導電性の金属箔からなり、筒状に形成されている。シールド部材7は、シールドシェル5の円筒部3の外周に配置され、ハウジングから導出された電線の外周を覆う。
シールド部材7は、シールドシェル5に電気的に接続されることにより、電線に対するノイズなどの侵入や漏洩を防止するシールド回路を形成する。シールド部材7は、リング9によってシールドシェル5の円筒部3に固定される。
リング9は、導電性材料からなり、シールドシェル5の円筒部3の外周に配置されたシールド部材7の外周に配置され、治具(不図示)などによってシールド部材7を円筒部3に加締め、シールド回路を形成する。リング9と円筒部3との間には、導電部材11が配置されている。
導電部材11は、環状に形成され、例えば、ガスケット、導電ゴム、スポンジなどの伸縮可能な導電性材料からなる。なお、導電部材11は、固有の抵抗が低い導電性材料が好ましい。導電部材11は、シールドシェル5の円筒部3の外周とシールド部材7の内周との間に配置され、導電部材11を介してシールドシェル5とシールド部材7とが電気的に接続される。
導電部材11は、リング9を加締めることによって弾性変形される。導電部材11の弾性変形により、シールド部材7に掛かるリング9の圧縮力が分散され、シールド部材7にシワや破れなどが発生することが抑制される。このため、シールドシェル5とシールド部材7とを適切な接圧をもって接続させることができる。
また、導電部材11の弾性変形により、シールドシェル5の円筒部3の外周面と導電部材11の内周面及びシールド部材7の内周面と導電部材11の外周面の接触面積が増加され、シールドシェル5とシールド部材7との接続信頼性を向上することができる。
シールドコネクタ1では、シールド部材7が導電性の金属箔からなり、円筒部3とリング9との間に伸縮可能な導電部材11が設けられている。このため、リング9による加締めの際に、導電部材11が変形して、シールド部材7に掛かる負荷が軽減され、シールド部材7の損傷を防止することができる。
また、リング9による加締めの際に導電部材11が変形するので、シールド部材7が導電部材11を介して適切な接圧をもってシールドシェル5に接続される。このため、シールドシェル5とシールド部材7との接続抵抗の増加を防止することができる。
従って、シールドコネクタ1では、導電部材11によってシールドシェル5とシールド部材7との接続強度を確保しつつ、シールド性を向上することができる。
導電部材11は、円筒部3とシールド部材7との間に配置されているので、リング9による加締めの際の導電部材11の変形によりシールドシェル5と導電部材11との接触面積及びシールド部材7と導電部材11との接触面積が増加され、シールドシェル5とシールド部材7との導電性を安定化させることができる。
(第2実施形態)
図3を用いて第2実施形態係るシールドコネクタ101について説明する。
第2実施形態に係るシールドコネクタ101は、導電部材11は、シールド部材103の外周に配置され、シールド部材103は、導電部材11が配置された部分を折り返して設けられている。
なお、第2実施形態係るシールドコネクタ101において、第1実施形態と同一の構成には、同一の記号を記して構成及び機能説明は第1実施形態を参照するものとし省略するが、第1実施形態と同一の構成であるので、得られる効果は同一である。
導電部材11は、シールドシェル5の円筒部3の外周に配置されたシールド部材103の端部の外周に配置されている。シールド部材103は、導電部材11を包囲して導電部材11の外周側から電線の導出部側に延在されるように折り返して設けられている。
シールド部材103の外周には、リング9が配置され、リング9を加締めることにより導電部材11が弾性変形されつつ、シールド部材103が円筒部3に固定されてシールド回路を形成する。
導電部材11の弾性変形により、シールド部材103の内外周面と導電部材11の内外周面との接触面積が増加され、シールドシェル5とシールド部材103との接続信頼性を向上することができる。また、導電部材11の外周側から電線の導出部側に延在されるようにシールド部材103を折り返すことにより、導電部材11が外部に露出することがなく、防水性を向上することができる。
シールドコネクタ101では、導電部材11がシールド部材103の外周に配置され、シールド部材103が導電部材11が配置された部分を折り返して設けられている。このため、導電部材11の内外周にシールド部材103が接触されてシールドシェル5に接続され、シールドシェル5とシールド部材103との導電性を安定化させることができる。
なお、本発明の第2実施形態に係るシールドコネクタでは、シールド部材の導電部材の外周側が電線の導出部側に延在されるように折り返して設けられているが、シールド部材の導電部材の内周側を電線の導出部側に延在されるように折り返して設けてもよい。
(第3実施形態)
図4―6を用いて第3実施形態について説明する。
第3実施形態に係るシールドコネクタ201は、円筒部3を有するシールドシェル5と、円筒部3の外周に配置される導電性の金属箔からなるシールド部材7と、円筒部3の外周に加締められシールド部材7を円筒部3に固定させるリング9と、円筒部3とリング9との間に設けられシールドシェル5とシールド部材7とを導通させる伸縮可能な導電部材11とを備える。
シールドシェル5の円筒部3と導電部材11との間には、導電部材11を円筒部3に対して位置決めして固定させる取付部14が設けられている。
取付部14は、円筒部3の外周に設けられ導電部材11が嵌合される溝部15を備える。
シールドコネクタ201は、電線の端末部に接続された端子を収容するハウジング(不図示)の電線導出部側に組付けられる。ハウジングから導出された電線の外周をシールドコネクタ201で覆うことにより、ノイズなどの侵入や漏洩を防止することができる。
シールドコネクタ201は、シールドシェル5と、シールド部材7と、リング9と、導電部材11とを備える。
シールドシェル5は、導電性材料からなり、複数の固定部を介してハウジングの電線導出部側に組付けられる。また、シールドシェル5には、内部に電線が挿通される円筒部3が設けられている。円筒部3の外周には、シールド部材7が配置される。
シールド部材7は、シート状に形成された導電性の金属箔からなり、筒状に形成されている。また、シールド部材7は、シールドシェル5の円筒部3の外周に配置され、ハウジングから導出された電線の外周を覆う。
シールド部材7は、シールドシェル5に電気的に接続されることにより、電線に対するノイズなどの侵入や漏洩を防止するシールド回路を形成する。シールド部材7は、リング9によってシールドシェル5の円筒部3に固定される。
リング9は、導電性材料からなり、シールドシェル5の円筒部3の外周に配置されたシールド部材7の外周に配置され、治具(不図示)などによってシールド部材7を円筒部3に加締め、シールド回路を形成する。リング9と円筒部3との間には、導電部材11が配置されている。
導電部材11は、環状に形成され、例えば、ガスケット、導電ゴム、スポンジなどの伸縮可能な導電性材料からなる。なお、導電部材11は、固有の抵抗が低い導電性材料が好ましい。導電部材11は、シールドシェル5の円筒部3の外周とシールド部材7の内周との間に配置され、導電部材11を介してシールドシェル5とシールド部材7とが電気的に接続される。
導電部材11は、リング9を加締めることによって弾性変形される。導電部材11の弾性変形により、シールド部材7に掛かるリング9の圧縮力が分散され、シールド部材7にシワや破れなどが発生することが抑制される。このため、シールドシェル5とシールド部材7とを適切な接圧をもって接続させることができる。
導電部材11の弾性変形により、シールドシェル5の円筒部3の外周面と導電部材11の内周面及びシールド部材7の内周面と導電部材11の外周面の接触面積が増加され、シールドシェル5とシールド部材7との接続信頼性を向上することができる。
第1実施形態に係るシールドコネクタ1では、シールドシェル5の円筒部3の外周に配置される導電部材11は、シールド部材7やリング9を円筒部3に組付ける際に、円筒部3の長さ方向に対して移動してしまうことがあり、最悪の場合、円筒部3から脱落してしまう恐れが考えられる。そこで、第3実施形態に係るシールドコネクタ201では、シールドシェル5の円筒部3と導電部材11との間には、導電部材11を円筒部3に対して位置決めして固定させる取付部14が設けられている。
取付部14は、シールドシェル5の円筒部3の外周に周方向に連続して設けられた溝部15を有する。溝部15には、円筒部3の外周に挿通された導電部材11が密着して嵌合される。溝部15に導電部材11が嵌合することにより、導電部材11が円筒部3の長さ方向に対して移動することがなく、導電部材11を円筒部3に対して位置決めして固定させることができる。
シールドコネクタ201では、円筒部3とリング9との間に伸縮可能な導電部材11が設けられている。このため、リング9による加締めの際に、導電部材11が変形してシールド部材7に掛かる負荷が軽減され、シールド部材7の損傷を防止してシールド性を向上することができる。
シールドシェル5の円筒部3と導電部材11との間には、導電部材11を円筒部3に対して位置決めして固定させる取付部14が設けられている。このため、シールド部材7やリング9などの組付けの際に、導電部材11が円筒部3に対して位置ずれすることがなく、組付性を向上することができる。
従って、シールドコネクタ201では、シールド性を向上しつつ、組付性を向上することがことができる。
取付部14は、円筒部3の外周に設けられ導電部材11が嵌合される溝部15を有するので、簡易な構造で部品点数を増加させることなく、導電部材11の位置ずれを防止することができる。
(第4実施形態)
図7―8を用いて第4実施形態について説明する。
第4実施形態に係るシールドコネクタ301は、取付部304は、円筒部3に設けられた凸部305と、導電部材11に設けられ凸部305が嵌合される凹部307とを有する。
なお、第3実施形態と同一の構成には、同一の記号を記して構成及び機能説明は第3実施形態を参照するものとし省略するが、第3実施形態と同一の構成であるので、得られる効果は同一である。
取付部304は、凸部305と、凹部307とを有する。凸部305は、シールドシェル5の円筒部3の外周の上下面(上面のみ図示)からそれぞれ突設されている。凸部305には、円筒部3に導電部材11が組付けられた状態で、凹部307が嵌合される。
凹部307は、導電部材11の上下面にそれぞれ貫通して設けられた孔部からなる。凹部307は、導電部材11をシールドシェル5の円筒部3の外周に組付けることにより、凸部305に嵌合される。凸部305と凹部307との嵌合により、導電部材11が円筒部3の外周で移動することがなく、導電部材11を円筒部3に対して位置決めして固定させることができる。
なお、例えば、シールドシェル5の円筒部3には、図9(a)に示すように長穴形状の凹部307aや、図9(b)に示すように複数(ここでは4つ)の穴部からなる凹部307bを設けてもよい。これらの場合には、導電部材11の内周面に凹部307aや凹部307bに嵌合する凸部を設ければよい。このような凸部と凹部との関係であっても、導電部材11を円筒部3に対して位置決めして固定させることができる。
シールドコネクタ301では、取付部304が円筒部3に設けられた凸部305と、導電部材11に設けられ凸部305が嵌合される凹部307とを有する。このため、導電部材11に掛かる多方向の負荷に対して強度を向上することができ、導電部材11の保持強度を向上することができる。
第3実施形態および第4実施形態に係るシールドコネクタでは、取付部において、溝部と、凸部と、凹部とがそれぞれ別々に設けられた構成を例示した。しかし、これに限らず、溝部に凸部、或いは凹部を設け、導電部材に凹部、或いは凸部を設けてもよい。
溝部の形状は、円筒部の周方向に連続して形成された溝に限らず、例えば、円筒部の上下面に形成された不連続の溝など、導電部材の外形に嵌合可能な溝であればどのような形態であってもよい。
凸部は、円筒部の複数箇所に設けられた突起となっているが、これに限らず、例えば、円筒部の周方向に連続して形成された凸部を設け、この凸部に嵌合する凹部を導電部材に設ける、或いはこのような凸部を円筒部の長さ方向に複数列設けるなど、凸部と凹部とが嵌合可能であればどのような形態であってもよい。
本発明によれば、シールド性を向上することができるシールドコネクタを提供することができる。

Claims (6)

  1. シールドコネクタであって、
    円筒部を有するシールドシェルと、
    前記円筒部の外周に配置される、導電性の金属箔からなるシールド部材と、
    前記円筒部の外周に加締められ、前記シールド部材を前記円筒部に固定させるリングと、
    前記円筒部と前記リングとの間に設けられ、前記シールドシェルと前記シールド部材とを導通させるための伸縮可能な導電部材と、
    を備えることを特徴とするシールドコネクタ。
  2. 請求項1記載のシールドコネクタであって、
    前記導電部材は、前記円筒部と前記シールド部材との間に配置されている
    ことを特徴とするシールドコネクタ。
  3. 請求項1記載のシールドコネクタであって、
    前記導電部材は、前記シールド部材の外周に配置され、
    前記シールド部材は、前記導電部材が配置された部分を折り返して設けられている
    ことを特徴とするシールドコネクタ。
  4. 請求項1記載のシールドコネクタであって、
    前記円筒部と前記導電部材との間に設けられた、前記導電部材を前記円筒部に対して位置決めして固定させる取付部
    を更に備えることを特徴とするシールドコネクタ。
  5. 請求項4記載のシールドコネクタであって、
    前記取付部は、前記円筒部の外周に設けられ、前記導電部材が嵌合される溝部を有する
    ことを特徴とするシールドコネクタ。
  6. 請求項4記載のシールドコネクタであって、
    前記取付部は、前記円筒部と前記導電部材とのうちいずれか一方に設けられた凸部と、前記円筒部と前記導電部材とのうち他方に設けられ前記凸部が嵌合される凹部とを有する
    ことを特徴とするシールドコネクタ。
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