JP5913831B2 - ラジエータのキャップ構造 - Google Patents
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Description
これは合成樹脂製のキャップ本体を有底の筒状に形成し、その外周に外ネジを形成するとともに、その筒状内部に正圧弁および負圧弁を設けたものである。そして、そのキャップ本体を樹脂製タンクのフィラーネックに着脱自在に螺着させるものである。
そこで、本発明はこれらの問題点を解決することを課題とする。
その内ネジ(2)に着脱自在に螺着される外ネジ(4)が外周に形成され、正圧弁(5)および負圧弁(6)を有する樹脂製のキャップ本体(7)と、を具備するラジエータのキャップ構造において、
前記フィラーネック(3)の上端の開口縁の一部には、欠切部(8)が設けられ、
そのフィラーネック(3)の欠切部(8)に隣接する端部で、前記内ネジ(2)の締結される回転方向の上流側に位置する側の内面にストッパ部(9)が突出され、
前記キャップ本体(7)の外周には、第1凸部(10)が半径方向の外側に一体に突設されると共に、その第1凸部(10)の前記回転方向の上流側に位置して、そのキャップ本体(7)に
、その外周に沿って、半径方向に弾性変形する舌片部(12)が一体に突設され、その舌片部(12)の根元は第1凸部(10)の前記回転方向の上流側に位置し、
その舌片部(12)の先端部の外周面に第2凸部(13)が突設され且つ、
その第2凸部(13)は、第1凸部(10)より前記回転方向の上流側に位置し且つ、キャップ本体(7)の螺回締結の途中に、舌片部(12)が弾性変形することにより、前記ストッパ部(9)を乗り越えて通過し、
キャップ本体(7)をフィラーネック(3)に締結する終端で、第1凸部(10)が前記ストッパ部(9)の前記内ネジ(2)の締結される回転方向の上流側である一側面(9a)に当接すると共に、そのストッパ部(9)の前記回転方向の下流側である他側面(9b)が第2凸部(13)に近接または接触し、
そのキャップ本体(7)を緩める方向には、その他側面(9b)と第2凸部(13)とが衝接して回り止めされる緩み止め手段が設けられたことを特徴とするラジエータのキャップ構造である。
外力により前記舌片部(12)をキャップ本体(7)の中心側に弾性変形することにより、前記緩み止め手段が解除されるように構成されたラジエータのキャップ構造である。
キャップ本体(7)をフィラーネック(3)に締結する終端位置で、そのキャップ本体(7)の上端面がフィラーネック(3)の上面に整合し、その上端面に工具嵌着孔(15)が設けられたことを特徴とするラジエータのキャップ構造である。
請求項4に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載のラジエータのキャップ構造において、
キャップ本体(7)をフィラネック(3)に締結する終端位置で、そのキャップ本体(7)の上端面がフィラーネック(3)の上面に整合し、その上端面に工具嵌着突部(15a)が設けられたことを特徴とするラジエータのキャップ構造である。
請求項4に記載のように、そのキャップ本体7上面に工具嵌着突部15aが設けられた場合には、工具の嵌着が容易で取扱易いラジエータキャップ構造となる。
次に、図面に基づいて本発明の第1実施の形態につき説明する。
本発明のラジエータのキャップ構造は、図3および図4に示すごとく、フィラーネック3とキャップ本体7とを有する。このフィラーネック3はタンク1の外面に筒状に突設され、その根元に首部を有する。フィラーネック3の外周にはパイプ14が突設され、そのパイプ14およびフィラーネック3がタンク1内に連通する。
また、キャップ本体7の上端面中央には、この例では六角形の工具嵌着孔15が設けられている。この工具嵌着孔15に回転工具の先端を嵌着し、キャップ本体7を回転させるものである。
キャップ本体7をフィラーネック3に螺着すると、その締結完了の前段階において図2(A)〜(C)に示すように作用する。すなわち、キャップ本体7をフィラーネック3に螺回し、締結の最終段階の直前において同図(A)のごとく、第2凸部13がストッパ部9に接する。すると、第2凸部13は舌片部12のバネ性によって、キャップ本体7の中心側に移動し、(B)のごとくストッパ部9を乗り越えて回転する。ついで(C)のごとく第1凸部10の先端縁が一側面9aに衝接し、キャップ本体7の回転を停止させる。このとき、第2凸部13の側面は、他側面9bに当接又は近接する。
上記実施形態では、工具が嵌着する部分を工具嵌着孔15としたが、それに替えて、図5のごとく、工具嵌着凸部15bを設け、その外周にスパナを嵌着して、キャップ本体を着脱することもできる。
図6は、本発明の第2実施例のキャップ本体7の締結状態を示す平面図である。
この例が前記図2の第1実施例と異なる点は、第2突部13に対するスリット11の位置である。前記実施例では、そのスリット11が第2突部13に対してキャップ回転方向の上流側に位置したが、第2実施例ではそれが下流側に位置している。そして舌片部12の根元に第1凸部10を一体に形成されている。
2 内ネジ
3 フィラーネック
4 外ネジ
5 正圧弁
6 負圧弁
7 キャプ本体
8 欠切部
9 ストッパ部
9a 一側面
9b 他側面
11 スリット
12 舌片部
13 第2凸部
14 パイプ
15 工具嵌着孔
15a 工具嵌着突部
16 Oリング
17 環状パッキン
19 負圧用スプリング
20 弁本体
21 弁座
22 孔
23 バネ座
24 内フランジ部
Claims (4)
- 樹脂製のタンク(1)の外面に筒状に突設され、その内周に内ネジ(2)を有するフィラーネック(3)と、
その内ネジ(2)に着脱自在に螺着される外ネジ(4)が外周に形成され、正圧弁(5)および負圧弁(6)を有する樹脂製のキャップ本体(7)と、を具備するラジエータのキャップ構造において、
前記フィラーネック(3)の上端の開口縁の一部には、欠切部(8)が設けられ、
そのフィラーネック(3)の欠切部(8)に隣接する端部で、前記内ネジ(2)の締結される回転方向の上流側に位置する側の内面にストッパ部(9)が突出され、
前記キャップ本体(7)の外周には、第1凸部(10)が半径方向の外側に一体に突設されると共に、その第1凸部(10)の前記回転方向の上流側に位置して、そのキャップ本体(7)に
、その外周に沿って、半径方向に弾性変形する舌片部(12)が一体に突設され、その舌片部(12)の根元は第1凸部(10)の前記回転方向の上流側に位置し、
その舌片部(12)の先端部の外周面に第2凸部(13)が突設され且つ、
その第2凸部(13)は、第1凸部(10)より前記回転方向の上流側に位置し且つ、キャップ本体(7)の螺回締結の途中に、舌片部(12)が弾性変形することにより、前記ストッパ部(9)を乗り越えて通過し、
キャップ本体(7)をフィラーネック(3)に締結する終端で、第1凸部(10)が前記ストッパ部(9)の前記内ネジ(2)の締結される回転方向の上流側である一側面(9a)に当接すると共に、そのストッパ部(9)の前記回転方向の下流側である他側面(9b)が第2凸部(13)に近接または接触し、
そのキャップ本体(7)を緩める方向には、その他側面(9b)と第2凸部(13)とが衝接して回り止めされる緩み止め手段が設けられたことを特徴とするラジエータのキャップ構造。 - 請求項1に記載のラジエータのキャップ構造において、
外力により前記舌片部(12)をキャップ本体(7)の中心側に弾性変形することにより、前記緩み止め手段が解除されるように構成されたラジエータのキャップ構造。 - 請求項1または請求項2に記載のラジエータのキャップ構造において、
キャップ本体(7)をフィラーネック(3)に締結する終端位置で、そのキャップ本体(7)の上端面がフィラーネック(3)の上面に整合し、その上端面に工具嵌着孔(15)が設けられたことを特徴とするラジエータのキャップ構造。 - 請求項1または請求項2に記載のラジエータのキャップ構造において、
キャップ本体(7)をフィラーネック(3)に締結する終端位置で、そのキャップ本体(7)の上端面がフィラーネック(3)の上面に整合し、その上端面に工具嵌着突部(15a)が設けられたことを特徴とするラジエータのキャップ構造。
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