JP2020051465A - ボルト - Google Patents

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Hirosuke Watanabe
湖介 渡邉
春彦 栗城
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【課題】ボルトによる締結において、ボルトに所定のトルクがかかっているか否かを外観から容易に判別できるようにする。【解決手段】流体制御機器Vの締結に用いられるボルト1は、本体2と回転部材3とからなり、本体2は、ボルト孔に螺入する軸部21と、軸部21の一端に設けられた頭部23と、頭部23に設けられ、所定の回転方向において回転部材3と係合する係合部22とを有する。回転部材3は、軸部21がボルト孔に螺入する際の回転方向に回転して係合部22と係合する係合部32を有する。本体2と回転部材3には、係合部22と係合部32が係合して本体2と回転部材3の周方向の位相が合わせられたことを、軸部21の軸心方向から視認可能とする合いマークが設けられている。【選択図】図2

Description

本発明は、所定のトルクによる締結が認識可能なボルトに関する。
現在製造されているガスユニットでは、ガスケットを押さえるボルトに所定のトルクをかけ、これによりガスケットを変形させてシールをおこなっている。
しかし、ガスユニットは流体制御機器が密集して配設されるため、締結に用いられるボルトは外観からは視認しにくい。しかも、近年は半導体製造装置の小型化の要請に応じて、幅の狭いバルブが求められ、また、ガスユニットには多くのボルトが使用される。そのため、ボルトの締め忘れが問題となっている。
この点、特許文献1では、座金を介してボルトにより被締結構造体を締結する際のボルトの締め忘れを防止するボルト締め忘れ防止部材であって、前記ボルトのネジ部が挿入される通し窓を有する中央部と、前記中央部に連なり、少なくとも先端部にカラー塗装がされている延伸部を有し、前記座金と前記被締結構造体との間に挿入され、前記ボルトにより前記被締結構造体を締結する際、前記延伸部が延伸されて、前記カラー塗装されている延伸部の先端部が、前記座金の周辺より外側に広げられるように構成されたものが提案されている。
特開2017−3070号公報
上記特許文献1記載のボルト締め忘れ防止部材では、ボルトの締結時に座金が湾曲して広がることで目視での締結の確認を可能としている。しかしながら、集積化されたガスボックスにこのボルト締め忘れ防止部材を使用しようとしても、締結時に座金が広がるための余分な空間を設けることはできないため、より省スペースでの判別方法が必要である。
そこで本発明は、ボルトによる締結において、ボルトに所定のトルクがかかっているか否かを外観から容易に判別できるようにすることを目的の一つとする。
上記目的を達成するため、本発明の一の観点に係るボルトは、所定のトルクによる締結が認識可能なボルトであって、本体と、当該本体と係合する回転部材と、からなり、前記本体は、ボルト孔に螺入する軸部と、前記軸部の一端に設けられた頭部と、前記頭部に設けられ、所定の回転方向において前記回転部材と係合する第一係合部と、を有し、前記回転部材は、前記軸部が前記ボルト孔に螺入する際の回転方向に回転して前記第一係合部と係合する第二係合部、を有し、前記本体と前記回転部材には、前記第一係合部と前記第二係合部が係合して前記本体と前記回転部材の周方向の位相が合わせられたことを、前記軸部の軸心方向から視認可能とする合いマークが設けられている。
また、前記合いマークは、前記軸部が螺入する方向に沿って前記回転部材側から前記本体を見る視点において、前記第一係合部と前記第二係合部が係合したときにのみ、前記本体が前記回転部材によって視認不能に覆われる、前記本体と前記回転部材の形状を有するものとしてもよい。
また、前記合いマークは、前記軸部が螺入する方向に沿って前記回転部材側から前記本体を見る視点において、前記第一係合部と前記第二係合部が係合したときにのみ視認可能となる前記本体の頭部に設けられた識別マークと、当該識別マークを視認可能とする前記回転部材に設けられた孔と、によって構成されるものとしてもよい。
また、前記回転部材は、前記軸部を前記ボルト孔に螺入させるためのトルクを受ける受け部、をさらに有するものとしてもよい。
また、前記回転部材の受け部には、前記軸部が螺入する方向に沿って前記回転部材側から挿し込まれ、前記軸部を前記ボルト孔に螺入させるためのトルクをかける棒スパナが嵌合する凹部、が設けられているものとしてもよい。
また、前記ボルトにより、流体制御機器を基板に固定させたガスユニットとして構成してもよい。
本発明によれば、ボルトによる締結において、ボルトに所定のトルクがかかっているか否かを外観から容易に判別できる。
本発明の実施形態に係るボルトにより継手と流体制御機器を固定したガスユニットを示した外観斜視図である。 本発明の実施形態に係るボルトの締結前の状態を示した図であって、(a)外観斜視図、(b)軸心方向に沿って回転部材側からみた平面図である。 本発明の実施形態に係るボルトの締結時の状態を示した図であって、(a)外観斜視図、(b)軸心方向に沿って回転部材側からみた平面図、(c)A−A断面図である。 本発明の実施形態に係るボルトを構成する本体を示した図であって、(a)外観斜視図、(b)側面図、(c)係合部側からみた平面図、(d)軸部側からみた平面図である。 本発明の実施形態に係るボルトを構成する回転部材を示した図であって、(a)外観斜視図、(b)側面図、(c)係合部側からみた平面図、(d)受け部側からみた平面図である。 本発明の別の実施形態に係るボルトを示した外観斜視図である。 本発明の実施形態に係るボルトの合いマークの別の例を説明する図であって、(a)本体の平面図、(b)回転部材の平面図、(c)締結前の重なり状態を示す平面図、(d)締結時の重なり状態を示す平面図、である。 本発明の実施形態に係るボルトの合いマークの別の例を説明する図であって、(a)本体の平面図、(b)回転部材の平面図、(c)締結前の重なり状態を示す平面図、(d)締結時の重なり状態を示す平面図、である。
以下、本発明の実施形態に係るボルトについて、図を参照して説明する。
なお、本実施形態は、ボルトを流体制御機器の締結に用いた例に係るものである。
また、以下の説明では、便宜的に図面上での方向によって部材等の方向を上下左右と指称することがあるが、これらは本発明の実施あるいは使用の際の部材等の方向を限定するものではない。
図1は、半導体を製造するためのユニット化された装置であって、バルブや流量性制御装置といった流体制御機器Vを複数、集積させたガスユニットGUを示している。本実施形態に係るボルト1は、所定のトルクによる締結が認識可能なものであり、このガスユニットGUにおいては、流体制御機器Vを基板P等に締結すると共に、所定の箇所に設けられた継手と締結することで、流体制御機器Vと継手との間にガスケットを挟圧させて当該箇所を確実にシールする。
なお、本実施形態に係るボルト1が用いられる流体制御機器Vは、ガスユニットGUを構成するものであれば特にその種類が限定されることはない。
●本体2
図2及び図3に示されるように、ボルト1は、互いと係合可能に構成された本体2と回転部材3からなる。
まず、本体2についてみると、図4に示されるように、本体2はガスユニットGUの基板P等に設けられたボルト孔に螺入する軸部21と、回転部材3と係合する係合部22と、軸部21の一端に設けられた頭部23によって構成される。
軸部21は、ガスユニットGUの基板P等に設けられたボルト孔に螺入する部分であって、流体制御機器Vを継手と締結させ、これにより流体制御機器Vと継手でガスケットを挟圧することができる。
軸部21の外周面上には、ボルト孔の内周面に設けられた雌ネジに対応する雄ネジが設けられており(図面上は雄ネジを省略している)、所定の回転方向に回転しながらボルト孔に螺入する。
係合部22は、頭部23を挟んで軸部21とは反対側に設けられ、回転部材3の係合部32と係合可能に構成されている。
本例において、この係合部22は、頭部23から突出すると共に放射状に配設された6つの係合片221によって構成されている。各係合片221同士の間、及び各係合片221の中心には隙間が設けられており、この隙間には回転部材3の係合部32が嵌まる。
各係合片221は、頭部23から立ち上がると共に、回転部材3が本体2と係合する際に回転する回転方向とは反対の方向に向かって延出した形状からなる。延出した部分には、頭部23側に突出した係合突起221aと、頭部23とは逆の向きに凹んだ係合凹部221bが設けられており、本体2と回転部材3が係合するとき、係合突起221aが回転部材3の係合凹部321bに嵌まると共に、係合凹部221bに回転部材3の係合突起321aが嵌まる。
なお、本例において、各係合片221は、係合片221が設けられている側とは反対の側から頭部23を見たときに、頭部23からはみ出ることなく隠れるように設けられている。
頭部23は、軸部21と係合部22の間に設けられた平板状の部分である。この頭部23は本例において、軸部21が螺入する軸心方向から見て六角形の形状を有している。
●回転部材3
続いて、図5に示されるように、回転部材3は、軸部21がボルト孔に螺入する際の回転方向に回転して本体2の係合部22と係合する係合部32と、軸部21をボルト孔に螺入させるためのトルクを受ける受け部31によって構成される。
係合部32は、受け部31の一端側に設けられ、本体2の係合部22と係合可能に構成されている。
本例において、この係合部32は、本体2の係合部22に対応して設けられており、受け部31の中心から突出した突出部322と、当該突出部322の周りに放射状に配列された6つの係合片321とによって構成されている。各係合片321同士の間には隙間が設けられており、この隙間には本体2の係合片221が嵌まる。
各係合片321は、受け部31から立ち上がると共に、回転部材3が本体2と係合する際に回転する回転方向に沿って延出した形状からなる。延出した部分には、受け部31側に突出した係合突起321aと、受け部31とは逆の向きに凹んだ係合凹部321bが設けられており、本体2と回転部材3が係合するとき、係合突起321aが本体2の係合凹部221bに嵌まると共に、係合凹部321bに本体2の係合突起221aが嵌まる。
なお、本例において、各係合片321は、係合片321が設けられている側とは反対の側から受け部31を見たときに、受け部31からはみ出ることなく隠れるように設けられている。
受け部31は、トルクを受ける部分であって、本例においては本体2と同様、軸部21が螺入する軸心方向から見て六角形の形状を有している。
本例において、受け部31は一定の厚みを有しており、ボックスレンチによってトルクをかけることができる。
ここで、受け部31と頭部23は、軸部21が螺入する方向から見て同一の六角形状をなしている。この同一の六角形の形状は、本体2と回転部材3が係合する際、本体2と回転部材3の周方向の位相が合わせられたことを軸部21の軸心方から視認可能とする合いマークを構成する。即ち、本体2と回転部材3の周方向の位相が一致していない状態においては、図2(b)に示されるように、軸部21の軸心方向から受け部31を見ると、頭部23が部分的にはみ出して見える。一方、回転部材3にトルクがかけられ、回転部材3の係合部32が本体2の係合部22と係合すると、本体2と回転部材3の周方向の位相が一致し、図3(b)に示されるように、軸部21の軸心方向から受け部31を見ると、頭部23と受け部31は重なり合っているように見える。
これにより、ガスユニットGUを上から見たとき、即ち、軸部21の軸心方向からボルト1を見たときに、ボルト1にトルクがかけられ、本体2と回転部材3が係合しているか否かを判別することができる。
なお、本例では、頭部23と受け部31の六角形の形状によって合いマークを構成したが、これに限らず、円形以外の形状であれば合いマークとして機能し得る。なお、合いマークは後述の通り、頭部23と受け部31の形状以外の構成によっても実現可能である。また、本例では、頭部23と受け部31を同一の形状としたが、これに限らず、軸部21の軸心方向から受け部31を見たときに、本体2と回転部材3の周方向の位相を確認することができれば、受け部31よりも頭部23のほうが大きいような場合でも、受け部31と頭部23の形状は合いマークを構成する。
また、本体2と回転部材3が係合する構造は、本例の係合部22、23が備える構造に限られることはなく、ボルト1の回転方向に沿って係合する構造であればよい。
●ボルト締めの工程
続いて、本体2と回転部材3が係合する前後のボルト1の外観形状について、流体制御機器Vにボルト締めを行う工程に則って説明する。
ボルト締めを行う場合には、本体2をボルト孔に緩く挿入又は螺合させてから。本体2の係合部22側に回転部材3を重ねる。ガスユニットGUの上面側からボックスレンチ等、回転部材3にトルクをかけるための器具を挿し込み、回転部材3を所定の回転方向に沿って回転させる。このとき、軸部21がボルト孔内に十分深く螺入していない状態においては、本体2の係合突起221aと回転部材3の係合突起321aがぶつかり合うものの、軸部21がボルト孔に螺入するのに大きなトルクを要しないため、係合部22と係合部32が係合することはない。この状態において、トルクは、互いにぶつかり合う本体2の係合突起221aと回転部材3の係合突起321aを介して受け部31から軸部21に伝達し、軸部21がボルト孔へ螺入する。
ボルト1に継続的にトルクがかけられて、軸部21がボルト孔内に深く螺入し、ガスケットが流体制御機器Vと継手によって十分に挟圧されるに至ると、係合突起221a、321aに作用するトルクの量が大きくなり、係合突起321aは係合突起221aを超えて係合凹部221bに嵌まり、本体2と回転部材3が係合した状態となる。
このとき、頭部23と受け部31の周方向の位相が一致し、軸心方向からみたときに、頭部23と受け部31がちょうど重なったように見える。
なお、本体2の係合部22と回転部材3の係合部32について、軸部21がボルト孔に螺入し、ガスケットが流体制御機器Vと継手によって必要十分に挟圧された状態に至ったときに本体2と回転部材3が係合し、ガスケットがそれ以上に挟圧されないよう、本体2の係合突起221aと回転部材3の係合突起321aの突出具合や形状などは適宜に設計されるべきである。
以上の本実施形態に係るボルト1によれば、流体制御機器Vのボルト締めにおいて、ボルト1に所定のトルクがかかっているか否かを外観から容易に判別することができる。特に、流体制御機器Vが密集したガスユニットGUにおいて、上面側から一見して判別することができる。
また、ボルト1を締結する作業を行うだけで、自動的に締結の有無が判別可能となるし、適切なトルクがかかったときに本体2と回転部材3が係合するため、合いマークを確認しながらボルト1の締結作業を行うことによって、適切なトルクによる締結が可能である。
なお、以上の本実施系他に係るボルト1においては、受け部31はボックスレンチによってトルクをかけることができるようになっていたが、これに限らず、ガスユニットGUの上方からトルクをかけることができれば、他の手段によることができる。例えば、図6に示されるボルト4は、所謂キャップボルトの形状を備えており、回転部材5の受け部51の上部にレンチ穴51aを設け、棒スパナによってトルクをかけられるようにしており、これによってもトルクをかけることができる。また、プラス又はマイナスのドライバによってトルクをかけられるよう、上面にプラス又はマイナスの溝を形成してもよい。
また、以上の本実施形態に係るボルト1では、本体2と頭部23と回転部材3の受け部31の全体形状により合いマークを構成したが、頭部23と受け部31が係合した際の周方向の位相を識別することができれば、合いマークは他の構成によることができる。
図7は、別の例に係る合いマークを示している。図7(a)に示されるように、本体61の平面視略円形状の頭部611には外周面上にスリット611aが設けられ、図7(b)に示されるように、回転部材62の平面視略円形状の受け部621にも外周面上にスリット621aが設けられている。
図7(c)に示されるように、本体61と回転部材62が係合していない状態においては、軸心方向に沿って受け部62を見たとき、本体61のスリット611aは隠れ、頭部611と受け部621全体をみたときには円形状をなしている。一方、図7(d)に示されるように、本体61と回転部材62が係合した状態においては、本体61のスリット611aと回転部材62のスリット621aの位置が一致し、頭部611と受け部621全体をみたときには一部が欠けた円形状をなしている。
また、図8はさらに別の例に係る合いマークを示している。図8(a)に示されるように、本体71の頭部711所定の箇所には識別マーク711aが設けられ、図8(b)に示されるように、回転部材72の外周面上にはスリット721aが設けられている。
図8(c)に示されるように、本体71と回転部材72が係合していない状態においては、軸心方向に沿って受け部72を見たとき、本体71の識別マーク711aは受け部721によって隠されている。一方、図8(d)に示されるように、本体71と回転部材72が係合した状態においては、受け部72のスリット721aが頭部711の識別マーク711aの位置にきて、スリット721aを介して識別マーク711aを視認することができる。
これら、図7及び図8に示した合いマークの例によっても、ガスユニットGUの上面側から、本体61、71と回転部材62、72の周方向の位相の一致、即ち、トルクがかけられているか否かを容易に識別することができる。
なお、以上の本発明の実施形態では、本発明に係るボルト1(4)を流体制御機器VあるいはガスユニットGUにおける締結に用いたが、部材を締結する用途であれば、他の分野のものについても使用が可能である。
GU ガスユニット
V 流体制御機器
1 ボルト
2 本体
21 軸部
22 係合部
221 係合片
221a 係合突起
221b 係合凹部
23 頭部
3 回転部材
31 受け部
32 係合部
321 係合片
321a 係合突起
321b 係合凹部
322 突出部
4 ボルト
5 回転部材
51 受け部
51a レンチ穴
52 係合部
61 本体
611 頭部
611a スリット
62 回転部材
621 受け部
621a スリット
71 本体
711 頭部
711a 識別マーク
72 回転部材
721 受け部
721a スリット

Claims (6)

  1. 所定のトルクによる締結が認識可能なボルトであって、
    本体と、当該本体と係合する回転部材と、からなり、
    前記本体は、
    ボルト孔に螺入する軸部と、
    前記軸部の一端に設けられた頭部と、
    前記頭部に設けられ、所定の回転方向において前記回転部材と係合する第一係合部と、を有し、
    前記回転部材は、
    前記軸部が前記ボルト孔に螺入する際の回転方向に回転して前記第一係合部と係合する第二係合部、を有し、
    前記本体と前記回転部材には、前記第一係合部と前記第二係合部が係合して前記本体と前記回転部材の周方向の位相が合わせられたことを、前記軸部の軸心方向から視認可能とする合いマークが設けられている、
    請求項1記載のボルト。
  2. 前記合いマークは、前記軸部が螺入する方向に沿って前記回転部材側から前記本体を見る視点において、前記第一係合部と前記第二係合部が係合したときにのみ、前記本体が前記回転部材によって視認不能に覆われる、前記本体と前記回転部材の形状を有する、
    請求項1記載のボルト。
  3. 前記合いマークは、前記軸部が螺入する方向に沿って前記回転部材側から前記本体を見る視点において、前記第一係合部と前記第二係合部が係合したときにのみ視認可能となる前記本体の頭部に設けられた識別マークと、当該識別マークを視認可能とする前記回転部材に設けられた孔と、によって構成される、
    請求項1記載のボルト。
  4. 前記回転部材は、前記軸部を前記ボルト孔に螺入させるためのトルクを受ける受け部、をさらに有する、
    請求項1乃至3いずれかの項に記載のボルト。
  5. 前記回転部材の受け部には、前記軸部が螺入する方向に沿って前記回転部材側から挿し込まれ、前記軸部を前記ボルト孔に螺入させるためのトルクをかける棒スパナが嵌合する凹部、が設けられている、
    請求項4記載のボルト。
  6. 前記請求項1乃至5いずれかの項に係るボルトにより、流体制御機器を基板に固定させた、
    ガスユニット。

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