JP7195599B2 - 基板固定された座金を有するロック機構 - Google Patents

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Description

本出願は、2016年3月18日に出願された、出願番号62/310,475の米国仮特許出願、および、2017年3月2日に出願された、出願番号15/447,655の米国特許出願に基づいて、優先権とその利益を主張するものであり、両方の内容は、その全体において参照により本明細書に組み込まれる。
本開示の分野は、一般的に、締結具に関するものであり、より具体的には、基板固定された座金を有する、ねじ締結具に対するロック機構に関するものである。
締結具は、一般的に、締結具要素が時間と共に緩まないことを確保するための機構を含み、接合された要素を、緩めたり、分離したりすることが可能である。当該機構の一例は、ねじ穴と、締め付けの際に変形するねじ山とを含む。ロック座金、コッタピン、およびロックワイヤなどの固定具付属品が、締結具要素が緩まることを防ぐために、当該締結具と共に使用されるのも一般的である。締結要素が緩まることを防ぐため、固定具要素を支えるために、エポキシのような接着剤が、締結具のねじに適用されることができる。このような、従来の機構、付属品、および接着剤が、意図された目的を満足するものと、一般的に考えられてきた。
しかしながら、上記のような、従来の機構、付属品、および接着剤は、高圧流体コネクター、高温環境、および/または振動の影響を受ける構造などの、いくつかの利用には適さないこともある。
一側面において、締結アセンブリが提供される。当該締結アセンブリは、端部を有する固定具部材と、対向するヘッドと、当該ヘッドと当該端部との間において軸方向に延設する、伸張ねじ本体部とを含む。伸張ねじ本体は、中心軸を規定する。ヘッドは、歯止めアームを含む。当該歯止めアームは、当該歯止めアームから延設した歯止め歯と、歯止めアームから径方向外側に延設したフランジとを含む。締結アセンブリはまた、座金部材を貫通して形成された軸方向開口部と、当該座金部材から延設したロックタブとを有する、当該座金部材を含む。基板部材に対して座金部材を回転固定するために、ロックタブは、当該基板部材に規定された凹み内に受け止められるように、構成されている。座金部材は、当該座金部材から延設した複数のロック歯を、さらに含む。歯止め歯は、複数のロック歯と互いに噛み合うように構成されており、当該噛み合わさった歯止め歯と複数のロック歯は、固定部材の中心軸周りにおいて第一の方向で、座金部材に対する固定部材の回転を可能とさせており、さらに、固定部材の中心軸周りにおける反対の第二の方向で、座金部材に対して固定部材が回転することを、実質的に防止している。
他の側面において、締結アセンブリが提供される。当該締結アセンブリは、縦軸を規定しており、周囲面に規定された軸方向延設スロットを有する当該周囲面を含む、導管ナット部材を含む。締結アセンブリはまた、解放可能に導管ナット部材に接続されるロック部材を含む。当該ロック部材は、環状体と、当該環状体に接続される軸方向延伸ばねフィンガーとを含む。当該軸方向延伸ばねフィンガーは、環状体に対して径方向内側に延設した自由端を含む。環状体は、軸方向延伸ばねフィンガーに対して周方向に配列された、径方向延設戻り止め部材を含む。締結アセンブリは、ロックタブと、ロック座金の外周面周りにおいて、軸方向上向きに延設した周壁とを含む、当該ロック座金をさらに含む。当該ロックタブは、基板部材に対してロック部材を回転固定するために、当該基板部材に規定された凹部内で受けられるように、構成されている。周壁は、ロック部材の環状体の一部を受けるための内部空洞を、規定している。周壁はまた、当該周壁に規定された、複数の径方向延設ノッチを含む。当該複数の径方向延設ノッチの各径方向延設ノッチは、径方向延設戻り止め部材を受けるように、構成されている。
これら、および、本開示の他の特徴、側面および利点は、以下の詳細な記述は、添付の図面を参照して、より理解される。ここで、当該図面において、図面を通して、同種の符号は、同種の部材を示している。
図1は、導管締結アセンブリの分解斜視図である。 図2は、ロック部材と嵌合し、取付体に対して回転固定されたロック座金を含む、第一の姿勢における、図1に示した導管締結アセンブリの断面斜視図である。 図3は、ロック座金から切り離されており、取付体に関して回転解放されているロック部材を含む、第二の姿勢における、図1に示した導管締結アセンブリの断面斜視図である。 図4は、図1の導管締結アセンブリの導管ナット部材の斜視図である。 図5は、5-5線によって切り取られた、図4に示された導管ナット部材の断面図である。 図6は、図1の導管締結アセンブリのロック部材の斜視図である。 図7は、図6に示したロック部材の底面図である。 図8は、図1の導管締結アセンブリのロック座金の斜視図である。 図9は、図8に示したロック座金の上面図である。 図10は、図8に示したロック座金の底面図である。 図11は、他の導管締結アセンブリの分解斜視図である。 図12は、ロック部材と嵌合し、取付体に対して回転固定されたロック座金を含む、ロック方向における、図11に示した導管締結アセンブリの断面斜視図である。 図13は、1つ以上の径方向ロックタブを含むロック座金を含む、軸方向ロック締結装置の他の実施の形態の分解図である。 図14は、図13に示したロック座金の上面図である。 図15は、ロック座金と1つ以上の径方向ロックタブとを含む、径方向ロック締結装置の他の実施の形態の分解図である。 図16は、1つ以上の径方向ロックタブを有するロック座金と、径方向ロック部材を有するロック機構とを含む、径方向ロック締結装置のさらなる他の実施の形態の分解図である。 図17は、1つ以上の軸方向ロックタブを有するロック座金を含む、他の軸方向ロック締結装置の分解図である。 図18は、1つ以上の軸方向ロックタブを有するロック座金を含む、他の径方向ロック締結装置の分解図である。
別途示されない限り、ここで示される図面は、開示に係わる実施の形態の特徴を例示することを意図されている。これらの特徴は、開示に係わる1以上の実施の形態を含む多種のシステムにおいて適用できると、信じられる。これにより、図面は、ここで開示される実施の形態の実用のために要求される、当該技術分野の当業者により知られているすべての従来の特徴を含むようには、作成されていない。
以下の明細書および特許請求の範囲において、以下の意味を持つように定義された、多くの用語が言及されている。
単一を示す「a」、「an」、および「the」は、文章において別途明記されない限り、複数を含むものとする。
「optional」または「optionally」は、後で記載されるイベントまたは状況が起こるか起こらないことを意味し、さらに、その記述が、イベントが起こる場合およびイベントが起こらない場合を含む、ことを意味している。
本明細書および特許請求の範囲を通して用いられるように、「約」を意味する用語は、関連する基本的な機能の変化とならない変更が許される、いかなる定量的表現を修正するために、適用される。従って、「about」,「approximately」,および「substantially」などの用語によって修正された値は、正確に明記されている値に限定されるものではない。少なくともいくつかの場合において、「約」を意味する用語は、値を測定するための装置の精度に対応している。明細書および特許請求の範囲を通して、範囲の制限は、統合され、および/または、置き換えられる。文章や言葉で別途示されない限り、このような範囲は、特定され及びすべてのサブ範囲も含む。
ここで用いられる、「上方向」、「下方向」、「左」、「右」、「上」、「下」、「長さ」、「幅」、「厚さ」などの相対的記載は、図面に関してのものであり、限定される意味ではない。さらに、例示される実施の形態は、ある実施の形態の詳細を変更する例となる特徴を提供するものとして、理解されるものであり、よって、特徴、部品、モジュール、要素、および/または、例示の側面は、開示される締結アセンブリから実質的に外れることなく、別途、結合、相互接続、配列、分離、相互交換、配置、および/または、再配列されうる。さらに、部品の形およびサイズもまた一例であり、開示された技術に、実質的に影響を与えないまたは限定されることなく、変更できうる。
ここで記載される締結装置およびシステムは、限定ではないが、外科的移植、産業応用、航空宇宙応用、および建造物応用などの、様々な応用において、2以上の部品を固定的に接続するために、典型的に使用される。他の特徴および利益のなかで、開示される締結装置およびシステムは、一つ以上の迅速・簡易な取付および/または取り外し、振動耐性の確保された引き締め、および/または袋固定応用ための一方端アクセスを、提供することができる。いくつかの実施の形態において、ここで記載されている導管締結装置およびシステムは、マニホルド、バルブ、タンクなど、二つの導管端を固定的に接続または結合するため、または、一つの導管端を他のアセンブリに結合するために、典型的に使用される。たとえば、ここで記載されるように、関連した締結アセンブリと共に道具が使用されるとき、固定具またはナット部材上の戻り止め部材または歯は、各ロック座金のノッチと嵌合する。戻り止め部材がノッチと嵌合するとき、取付体または基板に対するロック座金の回転ロック関係に起因して、回転において、固定具またはナット部材はロックされる。たとえば、ロック座金は、ロックタブまたはピンを含み、取付体に対してロック座金を回転的にロックする。戻り止め部材がノッチから切り離されるとき、固定具またはナット部材は、取付体に対して、回転的に解放となる。ここで記述される技術の、利点および他の特徴は、図面と共に示された実施の形態の詳細な後述から、当該技術分野の通常知識を有する当業者にとって、より容易に明らかとなる。
図1は、導管締結アセンブリ100の分解斜視図である。図2は、第一の姿勢102における、導管締結アセンブリ100の断面斜視図であり、ロック部材106と嵌合し、取付体122に対して回転固定された、ロック座金104を示している。図3は、第二の姿勢108における、導管締結アセンブリ100の断面斜視図であり、ロック座金104から切り離され、取付体122に対して回転解放となったロック部材106を、示している。一例である本実施の形態において、導管締結アセンブリ100は、フレアレス管継手、特に、円錐の端部112とねじ管114と螺合されるように構成された、雌ねじ化されたフェルール又はカラー110を含む、コーン&スレッド継手である。または、導管締結アセンブリ100は、あらゆる種類の導管締結アセンブリであり、たとえば、限定されるものでないが、コンプレション管継手、フレア管継手、食い込み式管継手、および/または機械グリップ式管継手である。
一例である本実施の形態において、導管締結アセンブリ100は、一般的に、ロック座金104、ロック部材106、導管ナット部材116、一つ以上の回転防止部材118、およびバイアス部品120を、含んでいる。導管ナット部材116は、縦軸「A」に沿って軸方向に延設した雄ねじ部124を、含んでいる。雄ねじ部124は、取付体122の雌ねじ部126と嵌合するように、構成されている。図2および3に示されているように、ロック座金104は、回転防止部材118の使用により、軸方向に移動可能におよび回転可能に、取付体122に対してロックされる。特に、各回転防止部材118は、取付体穴128および対応するロック座金穴130と、嵌合する。導管締結アセンブリ100は、二つの回転防止部材118と共に図示されている一方で、2より少ないまたは多い数の回転防止部材118を含む、導管締結アセンブリ100を考えることができる。一例である本実施の形態では、回転防止部材118は、ピンである。これとは別に、回転防止部材118は、ここで記述されているように、導管締結アセンブリ100を機能させることができる、あらゆるタイプの回転防止部材であっても良い。
一例である本実施の形態において、導管ナット部材116の肩部134(図5に示される)の底面132(図5に示される)に対して、ロック座金104を付勢することを促進するために、ロック座金104と取付体122との間に、バイアス部品120が配置されている。特に、ここで記述されているように、コーン&スレッドの管114の端部112に対して、ねじ化カラー110が螺合される場合において、導管締結アセンブリ100は、コーン&スレッド継手である。ねじ化されたカラー110は、コーン&スレッドの管114に沿って、軸方向に調整される。ステップ穴内においてねじ化されたカラー110を受け、そして当該ねじ化されたカラーを通してコーン&スレッドの管114を受けるように構成された、ステップ穴136(図5に示される)を、導管ナット部材116は含んでいる。導管ナット部材116は、ねじ化されたカラー110を通して、コーン&スレッドの管114に対して、軸方向の力を印加する。当該力の印加により、コーン&スレッドの管114の端部112は、取付体122を密封する。このようにして、導管ナット部材116の肩部134は、ロック座金104に対して、きつく着座しない。一例である本実施の形態において、ロック部材106とロック座金104との嵌合を促進するために、バイアス部品120は、導管ナット部材116に対して、ロック座金104を付勢する。バイアス部品120は、たとえば、また限定されることなく、波形座金、ばね座金、または、導管締結アセンブリ100が、ここで述べられている機能を有することができるような、他のあらゆる付勢部品である。
図4は、導管ナット部材116の斜視図であり、図5は、5-5線(図4に示される)で切り取られた、導管ナット部材116の断面図である。一例である本実施の形態において、導管ナット部材116は、ヘッド部138と、縦軸「A」に沿って当該ヘッド部138から軸方向に延びる雄ねじ部124とを、含む。ステップ穴136は、導管ナット部材116を通して延びており、縦軸「A」について対称となるように形成されている。ステップ穴136は、ねじ化されたカラー110(図2および3に示される)と嵌合するように構成された、内部ステップ141を含んでいる。ヘッド部138は、肩部134と、1以上のスロット周面140と、1以上の連続面142とを、含んでいる。スロット周面140と連続面142とは、接続されており、肩部134と当該肩部134と対向している導管ナット部材116の上面144との間において、実質的に軸方向に延設する道具嵌合面を、規定している。他の構成も考えられるけれども、道具嵌合面は、六角形状配列で構成されている。当該道具嵌合面は、1つ以上の道具と対応しており、たとえば、限定されるものではないが、レンチおよび/またはソケットである。このようにして、特別な道具の使用を必要とせず、一般的内手動道具を用いることにより、道具嵌合面は、導管ナット部材116の締め付けおよび/または緩めを、促進する。
一例である本実施の形態において、各スロット周面140は、軸方向スロット146を規定している。各軸方向スロット146は、肩部134と導管ナット部材116の上面144との間で、スロット周面140に沿って、軸方向に一般的に延びており、そして、ロック部材106(図6に示される)のばねフィンガー150を受けることができる寸法の周幅148を、有している。当該構成により、軸方向スロット146が、ばねフィンガー150と揃うとき、導管ナット部材116に対する、ロック部材106の回転固定を促進する。特に、ロック部材106と導管ナット部材116との接合を促進するために、ばねフィンガー150は、軸方向スロット146内において、パチンと入り込む。ばねフィンガー150の耳部156を受けるように構成されたレッジを規定するために、軸方向スロット146の上部152は、縦軸「A」に向かって、内側に、既定距離154にて、徐々に細くなっている。当該構成により、縦軸「A」周りにおける、ロック部材106と導管ナット部材116との接合が、促進される。
一例である本実施の形態において、導管ナット部材116は、直径方向の反対に位置するスロット周面140上、すなわち、互いに実質平行で有り、縦軸「A」に対して概対称である、スロット周面140上に配置された、二つの軸方向スロット146を、含んでいる。別の実施の形態において、導管ナット部材116は、二つより少ない又は多い軸方向スロット146を含んでおり、これにより、たとえば、ロック部材106の各ばねフィンガー150に対して、各軸方向スロット146は、周方向に配置される。
一例である本実施の形態において、導管ナット部材116は、金属から造られており、たとえば、限定されるものではないが、鉄、アルミニウム、チタン、またはスーパアロイである。これとは別に、導管ナット部材116は、ここで記述されているような機能を導管締結アセンブリ100が果たすことができる、あらゆる材料から造られる。たとえば、限定されるものではないが、複合材料、樹脂、ファイバ強化樹脂、プラスチック、およびファイバ強化プラスチックである。
図6は、ロック部材106の斜視図であり、図7は、ロック部材106の底面図である。一例である本実施の形態において、ロック部材106は、リング状の環状体158を含み、当該環状体158は、当該環状体158から概軸方向上向きに延設する、1以上のばねフィンガー150を有する。環状体158は、当該環状体158の外周面162上に配置された、1以上の径方向に延びる歯160(広義には、戻り止め部材)を、含む。一例である本実施の形態において、環状体158は、既定の壁厚さ164を有する、概卵型形状のリングであり、内部長軸長さ166と組み合わさったとき、ロック座金104(図9に示される)の内部空洞直径196(図9に示される)内で、固定を促進する。環状体158はまた、導管ナット部材116の肩部134の直径に対応している、所定の内部短軸長さ168を、有しており、これにより、ロック部材106と導管ナット部材116との接合が、促進される。一例である本実施の形態において、内部長軸長さ166は、内部短軸長さ168よりも長い。環状体158はまた、導管ナット部材116の肩部134の高さ133(図5に示される)よりも短い、高さ169を有する。これにより、ここでさらに記述されるように、肩部134がロック座金104に対して軸方向の力を印加したとき、ロック部材106を、依然として、ゆがめたり又は曲げたりすることができる。環状体158は、ゆがめることができ、これにより、1以上のばねフィンガー150により環状体上に与えられる径方向の力に応じて、環状体158は、径方向にゆがめられ、環状体158に対して付与される径方向の力の強さに基づいて、概円状となる。
環状体158が、卵型以外の形状を有することも、考えられる。たとえば、限定されないが、環状体158は、丸みを帯びた形状、楕円形、または他の適正な形状を有していてもよい。一例である本実施の形態において、環状体158は、ばね鋼などの弾力性のある金属材料から形成される。これとは別に、環状体158は、ここで記載されるような機能を、ロック部材106が発揮できるような、如何なる弾力性のある材料から形成される。たとえば、限定されるものではないが、弾性力のある複合材料、樹脂、ファイバ強化樹脂、プラスチック、およびファイバ強化プラスチックである。
一例である本実施の形態において、各ばねフィンガー150は、固定端170から自由端172までで、環状体158から軸方向の上向きに延びている。固定端170は、環状体158に接続している。自由端172は、径方向内側に向かって延びており、耳部156を規定している。ここで記載されるように、互いに結合されたときに、導管ナット部材116にロック部材106をとどめておくことを促進するために、耳部156は、軸方向スロット146の上部152に渡って、径方向に延びるように構成されている。一実施の形態において、耳部156を形成するように、自由端172は、内側に向かって湾曲している。これとは別に、自由端172は、耳部156を規定するように、径方向内側に向かって、曲げられおよび/または傾斜している。または、ここで記載されているような機能をロック部材106が発揮できるような、あらゆる態様で、径方向内側に向かって延びていてもよい。一例である本実施の形態において、各ばねフィンガー150は、実質的に同じとなるように形成されている。ロック部材106が、二つのばねフィンガー150と共に記載されている一方で、他の実施の形態として、ロック部材106は、2つより少ないまたは多いばねフィンガー150を含んでいてもよく、これにより、たとえば、各ばねフィンガー150は、導管ナット部材116の各軸方向スロット146に対応して、周方向に配置される。
上述したように、1つ以上の径方向に延びている歯160(戻り止め部材)は、環状体158の外周面162上に、配置されている。より具体的に、一例である本実施の形態において、3つの隣接している径方向に延びる歯160のセットは、各セットが、各ばねフィンガー150に対応して、概周方向に整列された状態で、環状体158上に配置されている。各歯160は、スライド面174と固定面176を含んでいる。スライド面174と固定面176は、ロック座金104(図9に示される)のノッチ180(図9に示される)における、スライド面182(図9に示される)と固定面184の各々と対応した、サイズおよび形状を有している。一例である本実施の形態において、たとえば反時計周り方向において、ロック座金104に対する導管ナット部材116の緩みに影響する回転を防止することを促進するように、歯160は構成されている。これとは別に、時計周り方向又は反時計回りおよび時計周りの両方向において、導管ナット部材116の回転を防止することを促進するように、歯160は構成されていてもよい。ロック部材106は、ばねフィンガー150に近接して形成された、3つの歯160と共に記載されている一方で、別の実施の形態として、ロック部材106は、3つより少ない又は多い歯160を含んでいてもよい。
図8は、ロック座金104の斜視図であり、図9は、ロック座金104の上面図であり、図10は、ロック座金104の底面図である。一例である本実施の形態において、ロック座金104は、当該ロック座金104を貫通して延びる軸方向開口部186を、含んでいる。軸方向開口部186は、当該軸方向開口部186において、導管ナット部材116の雄ねじ部124の自由なスライドを促進するような、サイズを有している。これにより、軸方向開口部186は、雄ねじ部124の外形よりも僅かに大きい、直径186を有している。ロック座金104は、中心部190をも含んでいる。当該中心部190は、軸方向開口部186を囲繞しており、かつ、導管ナット部材116の底面132(図5示される)と、対面して接触するように、構成されている。
周壁192は、ロック座金104の外縁周りにおいて、中心部190から、軸方向上向きに、延びている。周壁192は、上述したように、ロック座金104の内部空洞直径196を規定する、径方向内部面194を有している。内部空洞直径196は、当該内部空洞直径内で、ロック部材106の環状体158を受けることができるように、サイズ化されている。周壁192は、当該周壁192の径方向内部面194内で規定される、複数のノッチ180、または複数のロッキング歯を有する。一例である本実施の形態において、各ノッチ180は、スライド面182、固定面184、および径方向内部面194によって、規定されている。さらに、各ノッチ180は、各歯160における、スライド面174および固定面176の各々に対応するように、構成されている。特に、固定面184は、径方向内部面194に対して略直交しており、歯160の固定面176と対面して接触するように、構成されている。スライド面182は、歯160のスライド面174と対面して接触するように構成された、径方向内部面194に対して、斜めに形成されている。
図10に示すように、ロック座金104は、各回転防止部材118を受けることができるように構成された、一つ以上のロック座金穴130を、含んでいる。一例である実施の形態において、ロック座金穴130は、ロック座金104の底面198内に形成された、盲孔である。これとは別に、ロック座金穴130は、ロック座金104を貫通して形成されていてもよい。一例である本実施の形態において、ロック座金104は、直径方向に対向している、二つのロック座金穴130を、含んでいる。これとは別に、ロック座金104は、二つより少ない又は多いロック座金穴130を、含んでいていてもよい。
一例である本実施の形態において、ロック座金104は、金属から形成されており、たとえば、これに限定されないが、スチール、アルミニウム、チタン、または超合金である。これとは別に、ロック座金104は、ここで記載されるような機能を、導管締結アセンブリ100が果たすことができる、あらゆる材料から造られる。たとえば、これに限定されないが、複合材料、樹脂、ファイバ強化樹脂、プラスチック、およびファイバ強化プラスチックである。
動作中において、図2を参照し、第一の姿勢102において、ロック座金104、ロック部材106、および導管ナット部材116は、取付体122に対して、軸方向に、かつ回転可能に固定される。図3に示された第二の姿勢108において、ロック部材106と導管ナット部材116とは、取付体122に対して、回転開放されている。取付体122に対する導管ナット部材116の回転は、取付体122に対して、導管ナット部材116およびロック部材106を、軸方向に動かし、取付体122に対するロック座金104の軸方向の移動を促進する。
第一の姿勢102において、取付体122に対するロック座金104の回転方向の固定を促進するために、回転防止部材118は、取付体穴128および対応するロック座金穴130内に、配置される。環状体158(図6に示される)の卵形の形状は、各ばねフィンガー150に対して概周方向に配列された、径方向に延びる歯160を、径方向外側へと促し、ロック座金104のノッチ180との接触を、促進させる。特に、径方向に延びる歯160の一つ以上のスライド面174および固定面176(図7に示される)は、ノッチ180のスライド面182および固定面184(図9に示される)各々との対面接触を促し、ロック座金104に対してロック部材106を、回転方向に固定する。
図2に示すように、第一の姿勢102において、ばねフィンガー150の自由端172は、導管ナット部材116の軸方向スロット146の上部152内において、着座する。ばねフィンガー150の自由端172が、軸方向スロット146の上部152において、着座することにより、導管ナット部材116と共に、ロック部材106の回転方向の固定が促進される。このようにして、ロック部材106と導管ナット部材116とは共に、回転させられる。結果として、ロック部材106における一つ以上の径方向に延びる歯160が、ロック座金104の一つ以上のノッチ180に対して着座するとき、ロック部材106は、ロック座金104に対して、回転固定された状態となり、導管ナット部材116が、ロック座金104および取付体122に対して、回転固定された状態となることを、もたらす。
上述したように、バイアス部品120は、ロック座金104と取付体122との間に配設されることにより、導管ナット部材116に対する上方向のロック座金104の付勢が促進し、径方向に延びる歯160とノッチ180とのロック嵌合維持が促進される。ロック部材106は、導管ナット部材116とロック座金104との間において、特に、導管ナット部材116の肩部134(図5に示される)周りにおいて、捕獲される。環状体158の高さ169(図6に示される)は、導管ナット部材116の肩部134の高さ133(図5に示される)よりも小さいので、ロック部材106は、ここで記載されているように、ゆがめられ又は曲げられる。
第二の姿勢108において、各ばねフィンガー150は、環状体158(図6に示される)をゆがめることを促進させるために、径方向内側に動かされ、ロック座金104のノッチ180から、径方向に延びる歯160が切り離される。特に、ばねフィンガー150の固定端170(図6に示される)を、径方向内側に動かすことが、径方向に延びる歯160の、一つ以上のスライド面174と固定面176(図7に示される)が、ノッチ180における、対面接触しているスライド面182と固定面184(図9に示される)から、各々切り離されることを、促進し、ロック座金104に対する、導管ナット部材116およびロック部材106の回転を促す。
ここで記載されているように、ばねフィンガー150の径方向内側の移動を促すために、たとえば従来のソケットやレンチなどの道具(図示せず)が、導管ナット部材116に接合される。当該道具が、ばねフィンガー150の自由端172と接触している状態で、当該道具は、導管ナット部材116に対して、軸方向に動かされる。上述するように、自由端172は、内側に向かってカーブしており、耳部156(図6に示される)を形成する。上記道具は、耳部156と接触しているので、ばねフィンガー150が径方向に動かされ、環状体158のゆがみが促進され、径方向に延びる歯160が、ノッチ180から切り離される。縦軸「A」に沿った何れかの軸方向に、導管ナット部材116を動かすために、道具を、縦軸「A」に関して、時計周り又は反時計回りに回転させ、必要に応じて、導管ナット部材116を締める、または導管ナット部材116を緩める。よって、従来のソケットやレンチなどの道具が、導管ナット部材116に対して適用されたとき、ロック部材106は、径方向内側にゆがめられ、ロック部材106の歯160は、ロック座金104のノッチ180から切り離され、これにより、ロック座金104および取付体122に対する、ロック部材106および導管ナット部材116の回転が、許容される。
図11は、他の導管締結アセンブリ200の分解斜視図である。図12は、ロック姿勢208における、導管締結アセンブリ200の断面斜視図であり、ロック座金104と嵌合し、取付体122に対して回転固定された、ロック部材106を示している。当該一例である本実施の形態において、導管締結アセンブリ200は、導管締結アセンブリ100(図1に示される)と類似しており、ロック部材106、ロック座金104、および回転防止部材118を、含む。この一例である本実施の形態において、導管締結アセンブリ200は、雄-雄アダプター又はカップリングであり、導管ナット部材202およびシール部材204を含む。
一例である本実施の形態において、導管ナット部材202は、縦軸「B」に沿って軸方向に延びる、雄ねじ部206を含む。雄ねじ部206は、取付体122の雌ネジ部126と嵌合するように、構成されている。図12に示すように、回転防止部材118の使用により、ロック座金104は、取付体122に対して、回転固定される。特に、各回転防止部材118は、取付体穴128および対応するロック座金穴130と、嵌合する。導管締結アセンブリ200は、二つの回転防止部材118と共に描かれている一方で、導管締結アセンブリ200は、二つより少ない又は多い回転防止部材118を含むことができることも、考えられる。一例である本実施の形態において、回転防止部材118は、ピンである。これとは別に、回転防止部材118は、ここで記載されている機能を導管締結アセンブリ200が発揮できる、あらゆる種類の回転防止部材であってもよい。
一例である本実施の形態において、ロック座金104は、取付体122に対して接合され、シール部材204は、取付体122と導管ナット部材202との間で、シール面、特に流体密封を提供する。このようにして、導管締結アセンブリ100とは異なり、導管締結アセンブリ200は、バイアス部品120を含まない。導管ナット部材202は、肩部214と導管ナット部材202の上部216との間で、スロット周面212に沿って、概軸方向に延びる、一つ以上の軸方向スロット210を含む。各軸方向スロット210は、上記で記載した、軸方向スロット146とほぼ同様に、形成されている。図12に示すように、導管ナット部材202の回転固定は、図2,3に関して、導管締結アセンブリ100に対して上述したものと、ほぼ同じである。
図13は、軸方向ロック締結装置300の他の実施の形態の分解図であり、径方向のロックタブ304を有するロック座金302を、含んでいる。図14は、ロック座金302の上面図である。一例である本実施の形態において、締結装置300は、ヘッド部308と、ヘッド部308から軸方向に延びる、伸張ねじボディ部310とを有する、固定部306を含む。固定部306は、第一の基板部材312と、ねじ結合するように構成されている。第一の基板部材312は、当該第一の基板部材に形成され、固定部306のヘッド部308と対向して配置された、雌ねじセグメント314を含む。第二の基板部材316は、軸方向において、第一の基板部材312と固定部306のヘッド部308との間に、配置されている。第二の基板部材316は、当該第二の基板部材を貫通して既定された開口部318と、開口部318の径方向外側に配置された凹部320とを、含む。一例である本実施の形態において、固定部306は、たとえば、またこれに限定されるわけではないが、ボルト、テーパ状のねじ、または締結装置300がここで記載されている機能を発揮することができる他のあらゆる種類の固定部である。
上述するように、締結装置300は、ロック座金302をも含んでいる。一例である本実施の形態において、ロック座金302は、当該ロック座金を貫通して既定された軸方向開口部322と、ロック座金302から延びる一つ以上のロックタブ304とを、含む。特に、図13,14に関して、ロック座金302は、ロック座金302の外縁において軸方向に延びる複数のロック歯326を有する第一の面324と、対向する第二の面328とを、有する。ロックタブ304は、ロック座金302から径方向に延びており、第二の面328と同一平面上にある。ロックタブ304は、第二の基板部材316の凹部320内において受けられるように、構成されている。固定部306は、ロック座金302の軸方向開口部322を通って延在するように、構成されており、これにより、ねじボディ部310は、第一の基板部材312の雌ねじセグメント314と、ねじ的に嵌合される。
一例である本実施の形態において、固定部306とロック座金302とは、互いに接合するように構成されており、締結装置300に対するロック機構を形成している。特に、固定部306のヘッド部308は、一つ以上の歯止めアーム330を、含んでいる。歯止めアーム330は、歯止めアーム330から径方向外側に延びるフランジ332と、少なくとも一つ以上のロック歯326と嵌合するための、各歯止め歯334とを、含む。ヘッド部308は、軸方向に延びる一つ以上の凹部336を、含む。歯止め歯334は、ロック座金302のロック歯326と互いに噛み合うように、構成されている。道具338は、基板部材312に対して、締結装置300を取り付けるために、使われる。例として図示されている実施の形態において、締結装置300のロック機構は、固定軸「C」に対して、歯止め歯334と軸方向に対向しているロック歯326を有する、軸方向のロック機構である。
図15は、一つ以上径方向のロックタブ404を有するロック座金402を含む、軸方向ロック締結装置400の他の実施の形態を示す分解図である。一例である本実施の形態において、締結装置400は、締結装置300(図13に示される)と類似しており、径方向のロック機構を追加的に含んでいる。締結装置400は、ヘッド部408と、ヘッド部408から軸方向に延びる伸張ねじボディ部410とを有する、固定部406を含む。固定部406は、第一の基板部材412とねじ的に結合するように、構成されている。第一の基板部材412は、当該第一の基板部材に形成され、固定部406のヘッド部408と対向して配置された、雌ねじセグメント414を含む。第二の基板部材416は、軸方向において、第一の基板部材412と固定部406のヘッド部408との間に、配置されている。第二の基板部材416は、当該第二の基板部材を貫通して既定されている開口部418と、開口部418の径方向外側に向かって配置された凹部420とを、含む。
一例である本実施の形態において、ロック座金402は、ロック座金を貫通して既定された軸方向の開口部422と、ロック座金402から延びる一つ以上のロックタブ404とを、含む。特に、ロック座金402は、第一の面424、対向する第二の面426、およびこれらの面に間の円周面428を、有する。円周面428は、円周面428から径方向外側に延びる、多くのロック歯430を、有する。ロックタブ404は、ロック座金402から径方向に延びており、第二の面426と同一平面上にある。ロックタブ404は、第二の基板部材416の凹部420内において受けられるように、構成されている。固定部406は、ロック座金402の軸方向の開口部422を貫通し延在するように、構成されており、これにより、ねじボディ部410は、第一の基板部材412の雌ねじセグメント414と、ねじ的に嵌合される。
一例である本実施の形態において、固定部406とロック座金402とは、互いに接合するように構成されており、締結装置400に対する径方向のロック機構を形成している。特に、固定部406のヘッド部408は、一つ以上の歯止めアーム432を、含んでいる。歯止めアーム432は、少なくとも一つ以上のロック歯430と嵌合するため、一つ以上の歯止め歯434を、含む。ヘッド部408は、軸方向に延びる一つ以上の凹部436を、含む。歯止め歯434は、ロック座金402のロック歯430と互いに噛み合うように、構成されている。道具438は、基板部材412に対して、締結装置400を取り付けるために、使われる。例として図示されている実施の形態において、締結装置400のロック機構は、固定軸「D」に対して、歯止め歯434と径方向に対向しているロック歯430を有する、径方向のロック機構である。
図16は、一つ以上のロックタブ504を有するロック座金502と、径方向のロック機構508を有するロック機構506とを含む、径方向ロック締結装置500の他の実施の形態を示す分解図である。一例である本実施の形態において、ロック座金502は、ロック座金104(図1に示される)と、ほぼ類似しており、ロックタブ504を含む。ロックタブ504は、ロック座金302(図13に示される)およびロック座金402(図15に示される)に関して、上述したものとほぼ同じであるロック座金502から、径方向に延びている。ロックタブ504は、第二の基板部材522の凹部520内で受けられるように、構成されている。
締結装置500はロック部材508を含み、ロック部材106(図1に示される)とほぼ同じとなるように形成されている。一例である本実施の形態において、ロック部材508は、締結装置500の軸「E」に対して、径方向外側に延びる一つ以上の歯510を、含む。歯510は、ロック座金502の一つ以上のロック歯524と互いに噛み合うに、構成されている。締結装置500は、ロック部材508と接合するように構成されたヘッド部514を有する、固定部512をも含んでいる。このような実施の形態、ヘッド部514は、ロック座金502と隣接する。
図18は、一つ以上の軸方向ロックタブ704を有するロック座金702を示す、締結装置700の他の実施の形態を示す分解図である。一例である本実施の形態において、締結装置700は、締結装置300(図3に示される)と類似しているが、一つ以上の軸方向ロックタブ704を含むロック座金702を、有している。図18に示すように、ロックタブ704は、軸方向に延設したロックタブであり、固定軸「F」に対して、略平行に延びている。ロックタブ704は、回転防止部材118(図1に示される)とほぼ類似しており、たとえば、これに限定されないが、ピン、キー、ラグまたは、基板部材708内に形成された凹部706内で着座するように構成された、他のあらゆる適正な形状の突部を含む。凹部706は、ロックタブ704を受けるように構成された、盲孔または貫通孔であってよい。いくつかの実施の形態において、第二の基板710を含めることができる。そのような実施の形態において、第二の基板710は、凹部706と位置が合わさった、貫通孔凹部712を含む。このようにして、ロックタブ704は、第二の基板710を貫通し、基板706内へと、延設する。図19を参照して、締結装置800が示されている。締結装置800は、締結装置400(図15に示される)と類似しているが、ロック座金702(図18に示される)と略類似した、一つ以上の軸方向ロックタブ804を含む、ロック座金802を有している。
ここで記載された締結装置の構成要素は、ロッキングと耐振動締結アセンブリを、提供する。たとえば、ここで実施の形態において記載されたように、道具が、関連する締結アセンブリから取り除かれるとき、ロック部材上の歯、固定部、および/またはナット部材は、各ロック座金のノッチと嵌合する。歯が嵌合されると、ロック部材に対するロック座金の回転ロック関係のために、固定部および/またはナット部材は、回転ロックされる。導管ナット部材に対して道具が適用されると、歯がノッチから切り離されるために、ロック部材は動かされる。歯がロック座金ノッチから切り離されると、固定部および/またはナット部材は、ロック座金および固定本体に対して、回転的に解放される。
回転ロックされる導管締結アセンブリに対する、システムおよび方法の実施例は、上述されている。当該システムおよび方法は、ここで記載された具体的な実施の形態に限定されないが、むしろ、システムの構成要素および/または方法の動作は、ここで記載された、他の構成要素および/または動作から、独立し及び切り離して、利用されてもよい。さらに、記載された構成要素および/または動作はまた、他のシステム、方法および/または装置内で定義され、またはこれらと組み合わさって使用され、ここで記載されたシステムのみに関する実用に限定されない。
本開示の様々な実施の形態に係わる特徴は、いくつかの図面において図示されていたり、他の図面では図示されていなかったりするが、これは、単に便宜上の理由である。開示の原則に従って、図面の各特徴は、他の図面の各特徴と組み合わさって、言及および/またはクレームされ得る。
ベストモードを含み、実施の形態を開示するために、また、当該技術における当業者が、
あらゆる装置またはシステムを作成および使用し、および、あらゆる組み込まれた方法を行うことを含めて、実施の形態を実施することができるように、ここでの記載は、例を使用している。本開示の特許可能な範囲は、特許可能な範囲で既定され、当該技術における当業者が思いつく他の例を含む。そのような他の例は、それらがクレームの文言から異ならない構成要素を含むなら、また、それらがクレームの文言から実質的に異ならない均等の構成要素を含むなら、特許可能な範囲内にあると意図されている。

Claims (12)

  1. 縦軸を規定し、ヘッドと、該ヘッドから軸方向に延びる伸張ねじボディ部とを含む、ロック可能部材と、
    前記ロック可能部材と接合し、前記ヘッドから延設する少なくとも一つの歯止めアームおよび前記少なくとも一つの歯止めアームから延設する戻り止め部材を含む、ロック部材と、
    ロック座金とを、備え、
    前記ロック座金は、
    当該ロック座金を貫通して規定された軸方向開口部と、当該ロック座金内部に規定された複数のノッチと、当該ロック座金の第1の面から外方向に前記ヘッドから離れて延設する少なくとも一つのロックタブとを、含み、
    前記少なくとも一つのロックタブは、
    基板部材に対して前記ロック座金を回転固定するために、前記基板部材内に規定された凹部内で受けられるように、構成されており、
    前記複数のノッチの各ノッチは、
    前記戻り止め部材を受けるように、構成されており、
    前記複数のノッチとの前記戻り止め部材の嵌合は、
    前記縦軸周りの第一の回転方向における、前記ロック座金に対する前記ロック可能部材の回転を防止し、
    前記ロック部材は、
    前記戻り止め部材が前記複数のノッチと篏合するように構成されるロック配置と、前記戻り止め部材が前記複数のノッチから離されるアンロック配置との間で、配置可能であり、
    前記ロック可能部材の前記ヘッドは、
    工具を受け取る大きさ及び形状であり、これにより、前記工具は、前記基板部材に前記ロック可能部材をねじ込むために前記ヘッドに嵌合し、且つ、前記ロック部材を前記アンロック配置へと切り替えるために、前記ヘッドから延設する前記少なくとも一つの歯止めアームと接触する、
    締結アセンブリ。
  2. 前記少なくとも一つのロックタブは、
    前記ロック座金の外周から径方向に延設している、
    請求項1に記載の締結アセンブリ。
  3. 前記少なくとも一つのロックタブは、
    前記ロック座金の底面から軸方向に延設している、
    請求項1に記載の締結アセンブリ。
  4. 前記少なくとも一つのロックタブは、
    前記ロック座金の前記第1の面内のロック座金穴と、前記ロック座金穴内に配置される回転防止部材とを、規定している、
    請求項1に記載の締結アセンブリ。
  5. 前記ロック座金と取付体との間に配置される、バイアス部品を、さらに備える、
    請求項1に記載の締結アセンブリ。
  6. 前記ロック可能部材と取付体との間に、密封を提供するように構成された、シール部材を、さらに備える、
    請求項1に記載の締結アセンブリ。
  7. 前記ロック可能部材は、
    導管ナット部材を含む、
    請求項2に記載の締結アセンブリ。
  8. 前記ロック可能部材は、
    前記ヘッドと前記伸張ねじボディ部とを含む、固定部材を含む、
    請求項2に記載の締結アセンブリ。
  9. 前記ロック可能部材は、
    導管ナット部材を含む、
    請求項3に記載の締結アセンブリ。
  10. 前記ロック可能部材は、
    前記ヘッドと前記伸張ねじボディ部とを含む、固定部材を含む、
    請求項3に記載の締結アセンブリ。
  11. 前記ロック可能部材の前記ヘッドは、
    軸方向に延びる凹部を含む、
    請求項1に記載の締結アセンブリ。
  12. 前記ロック座金は、
    前記第1の面とは反対側の第2の面、及び、前記第1の面と前記第2の面との間に延びる少なくとも一つの円周面を、含む、
    請求項1に記載の締結アセンブリ。
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