JP5911305B2 - コネクタ装置 - Google Patents

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本発明は、コネクタ装置に関する。
電源ラインの先端部は、例えば、ねじ等の止め具によって、コネクタ装置の端子保持部に電気的に接続されている。しかしながら、ドライバー等の工具により、ねじを締め付ける作業が必要となるため、接続作業が煩雑となる。この問題を解決するため、特許文献1には、ねじ等の止め具を使用せず、電源ラインの先端の電線を、容易に接続できるコネクタ装置が、開示されている。
特許文献1に記載のコネクタ装置は、固定端子と、この固定端子に付勢された圧接ばねとを有している。そして、固定端子と圧接ばねとの間には、電源ラインの先端の電線が挿通される。電線が挿通されることにより、電線が、圧接ばねによって、固定端子に圧接されて、電気的に接続される。
特開2000−113914号公報
上記特許文献1に記載のコネクタ構造は、上述した固定端子及び圧接ばねに加えて、圧接された電線を外すための係合引外しレバーを有している。このため、構造が複雑であり、製造コストが高くなる。
本発明は、上述の事情の下になされたもので、電源ラインの先端の端子を容易に保持できるとともに、構造が簡素で、低コスト化を実現できるコネクタ装置を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明のコネクタ装置は、
電源ラインの先端に固定された端子を嵌め込むための嵌込部が形成された金属の板状部材である端子保持部を有し、
前記端子が、前記端子保持部の前記嵌込部に嵌め込まれることにより、前記端子保持部に保持されるとともに、前記端子と前記端子保持部とが電気的に接続され、
前記嵌込部は、前記端子保持部に形成された溝部から構成され、
前記端子は、前記溝部に嵌め込まれることにより保持され、
前記端子は、略板形状に形成され、
前記端子は、前記溝部に挿入されてから、前記溝部の長手方向に沿ってスライドさせることにより、前記溝部に嵌め込まれる。
本発明によれば、端子を容易に保持できるとともに、構造が簡素で、低コスト化を実現できる。
本発明の実施の形態1に係るコネクタ装置の斜視図である。 コネクタ装置の側面図である。 (A)は、端子保持部の端子嵌込部等を示す断面図である。(B)は、(A)のB−B線における断面図である。 端子保持部が打ち抜かれる金属板を示す平面図である。 (A)は、金属板から打ち抜かれた板状部材の斜視図である。(B)は、金属板から打ち抜かれた板状部材の平面図である。 端子保持部の整形工程を示す斜視図である。 端子保持部の整形工程を示す断面図である。 コネクタ装置への端子の嵌め込みを示す斜視図である。 コネクタ装置の使用例を示す斜視図である。 端子嵌込部の変形例を示す断面図である。 本発明の実施の形態2に係るコネクタ装置の斜視図である。 (A)は、本発明の実施の形態2に係るコネクタ装置のスライド溝等を示す断面図である。(B)は、スライド溝の変形例を示す断面図である。 本発明の実施の形態3に係るコネクタ装置の斜視図である。 本発明の実施の形態3に係るコネクタ装置の断面図である。 本発明の実施の形態4に係るコネクタ装置の斜視図である。
実施の形態1.
以下、本発明の実施の形態1に係るコネクタ装置10について、図1〜9を用いて説明する。なお、図中のXY平面は水平な面であり、図中のZ軸の方向は鉛直方向である。
コネクタ装置10は、図2に示すように、例えば、電源ラインの先端に固定された端子20との接続に用いられる。端子20には、電源60から、電源ライン61を介して、電力が供給される。この端子20は、略板状のピン端子から構成されている。端子20は、伝導性のある素材からなる。端子20の素材には、例えば、銅やニッケルが用いられる。本実施形態においては、コネクタ装置10は、2つの端子20を有している。
コネクタ装置10は、図1に示すように、端子20を保持する端子保持部30を有している。
端子保持部30は、図1及び図2に示すように、端子20を保持する部材である。端子保持部30は、伝導性のある素材からなる。端子保持部30の素材には、例えば、銅やニッケルが用いられる。端子保持部30は、本体部31と、腕部40とを有する。
本体部31は、段部32が形成された略板状の部材である。本体部31には、端子保持部30をハウジング等に取り付けるための取付孔33が形成されている。この取付孔33は、Z方向に貫通して形成されている。本体部31の−Y側の端部には、角形端子34が、−Z方向にオフセットされて形成されている。この角形端子34には、丸孔35が、Z方向に貫通して形成されている。
腕部40は、本体部31から、+Z方向に突出して形成されている。本実施の形態1においては、端子保持部30は、4つの腕部40を有している。そして、端子保持部30は、2つの腕部40で、1本の端子20を挟み込むことで、端子20を保持する。
腕部40の+Z側の端部は、図3(A)及び(B)に示すように、第1当接部41と第2当接部42とを有している。第1当接部41は、端子20の主面21(端子20の+X側及び−X側の面)に平行な面を有する板状に形成されている。この第1当接部41は、+X側及び−X側から挟み込むように、端子20の主面21に当接する。同様に、第2当接部42も、端子20の側面22(端子20の+Y側及び−Y側の面)に平行な面を有する板状に形成されている。また、第2当接部42には、端子20側に突出する凸部43が形成されている。この凸部43が端子20に圧接されることにより、第2当接部42は、端子20に当接する。本実施の形態1においては、第2当接部42には、2つの凸部43が形成されている。
上述のように構成された端子保持部30は、例えば、図4に示すように、1枚の金属板11が打ち抜かれることにより形成される。金属板11が打ち抜かれることにより、図5(A)に示すように、本体部31と腕部40とが、同一の面に構成された板状部材12が、形成される。なお、取付孔33、丸孔35、及び凸部43は、金属板11が打ち抜かれる前に、あらかじめ形成される。凸部43は、第2当接部43の裏側から、パンチによって押圧されることで形成される。
金属板11から打ち抜かれた板状部材12は、図5(B)に示す折り曲げ線12a、12b、12cに沿って折り曲げられる。詳しくは、折り曲げ線12aに沿って、板12が垂直に折り曲げられることにより、板12には、図6に示すように、段部32が整形される。また、折り曲げ線12bに沿って、板12が折り曲げられることにより、腕部40が、+Z方向に向くように整形される。さらに、折り曲げ線12cに沿って、板12が垂直に折り曲げられることにより、図7に示すように、腕部40の第2当接部42が、第1当接部41に対して垂直になるように整形される。このとき、腕部40の+Z側の先端には、2枚の第1当接部41と、2枚の第2当接部42とによって、端子20を嵌め込むための端子嵌込部Rが形成される。
以上のように、折り曲げ線12a、12b、12cに沿って折り曲げられることにより、一枚の金属板11から、端子保持部30が形成される。
上述のように形成された端子保持部30には、端子20が嵌め込まれる。詳しくは、図8に示すように、腕部40の+Z側の先端に形成された端子嵌込部Rに嵌め込まれる。端子20が嵌め込まれることにより、図3に示すように、腕部40の第1当接部41が、端子20の+X側及び−X側の主面21に当接する。また、第2当接部42の凸部43が端子20の+Y側及び−Y側の側面22に圧接されることにより、第2当接部43は、端子20の側面22に当接する。
以上により、端子20が、腕部40の端子嵌込部Rに嵌め込まれることで、端子20が、端子保持部30に保持されて、端子20と端子保持部30との接続が完了する。なお、端子20が、端子保持部30に保持されることにより、端子20と端子保持部30とは、電気的に接続される。
上述のように接続された端子20及び端子保持部30は、例えば、図9に示すように、コネクタ装置10のハウジング50の内部に固定される。端子保持部30は、例えば、ねじ51を、端子保持部30の取付孔33に挿入して、締結することによって、ハウジング50の内部に固定される。また、端子保持部30の角形端子34には、別のY形端子52が接続される。このY形端子52には、ラインを介して、電子機器の電子部品62に接続されている。Y形端子52が接続されることにより、電源60から電源ライン61、端子20、及び端子保持部30を介して、電力が、電子部品62に供給される。角形端子34とY形端子52との接続には、例えば、ねじ53が用いられる。なお、図9においては、角形端子34に接続される端子は、Y形端子52として例示したが、端子の種類は、これに限らず、任意である。例えば、丸形端子、角形端子、Y形端子等であってもよい。また、角形端子34に、電線を接続してもよい。
以上、説明したように、本実施の形態1では、端子20が、端子保持部30の腕部40に形成された端子嵌込部Rに嵌め込まれることにより、端子保持部30に保持されるとともに、端子20と端子保持部30とが電気的に接続される。これにより、ねじ等の止め具を使用せずに、端子20を端子保持部30に保持できるとともに、コネクタ装置10の構造を、簡素にすることできる。ひいては、製造の低コスト化を実現できる。
また、本実施の形態1では、端子20が、腕部40に形成された端子嵌込部Rに嵌め込まれることで、端子20と端子保持部30との接続が完了する。このため、電源ライン61に固定された端子20を、端子保持部30に嵌め込んだり、端子保持部30から取り外したりすることが容易になる。これにより、作業性を向上させることができる。ひいては、製造の低コスト化を実現できる。
また、本実施の形態1では、腕部40の第2当接部42に、端子20に圧接される凸部43が形成されている。これにより、端子20と端子保持部30との接続の信頼性を高めることができる。
また、本実施の形態1では、端子保持部30は、一枚の金属板11から打ち抜かれることにより、形成されている。これにより、コネクタ装置10を構成する材料費を低く抑えることができる。
また、本実施の形態1では、端子20の+X側及び−X側の主面21には、端子保持部30の腕部40の第1当接部41が当接するとともに、端子20の+Y側及び−Y側の側面22には、第2当接部が当接している。これにより、端子20の+X側及び−X側の面と、+Y側の面及び−Y側の面とのいずれにも当接するため、端子20と端子保持部30との接触面積を大きくすることができる。この結果、端子20の放熱性能を高めることができる。
以上、本実施の形態1について説明したが、本発明は上記実施の形態1によって限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態1では、端子保持部30の腕部40の第2当接部42には、2つの凸部43が形成されているが、凸部43の数は、任意である。凸部43が、1つのみ形成されていてもよいし、3つ以上形成されていてもよい。
また、凸部43は、第2当接部42に形成されており、第1当接部41には形成されていない。しかしながら、これに限らず、図10(A)に示すように、第1当接部41及び第2当接部42のいずれにも、凸部43が形成されていてもよい。
また、コネクタ装置10は、2つの端子20を有しているが、これに限らず、端子20を1つのみ有していてもよいし、3つ以上有していてもよい。
実施の形態2.
上記実施の形態1においては、端子20を、端子保持部30の腕部40に形成された端子嵌込部Rに嵌め込むことにより保持する構成としたが、端子20を保持する構成は、これに限られない。以下、端子20の別の保持構造を備える実施の形態2について、図11及び図12を用いて説明する。なお、実施の形態1と同一又は同等の構成については、同一の符号を用いる。
実施の形態2に係るコネクタ装置10Aは、端子20を嵌め込むための端子嵌込部Rに代わるスライド溝36が、端子保持部30Aに形成されている点で、実施の形態1に係るコネクタ装置10と相違している。
実施の形態2に係るコネクタ装置10Aは、図11に示すように、端子20と、端子保持部30Aとを有している。端子20は、実施の形態1に係るコネクタ装置10の端子20と同等のものである。
端子保持部30Aは、端子20を保持する部材であり、段部32が形成された略板状の部材である。端子保持部30Aには、端子保持部30Aをコネクタハウジング等に取り付けるための取付孔33が形成されている。この取付孔33は、Z方向に貫通して形成されている。端子保持部30Aの−Y側の端部には、角形端子34が、−Z方向にオフセットされて形成されている。この角形端子34には、丸孔35が、Z方向に貫通して形成されている。
また、端子保持部30Aには、Y軸方向を長手方向とするスライド溝36が形成されている。本実施形態においては、2つのスライド溝36が、形成されている。スライド溝36の内周面には、図12(A)に示すように、凸部37が形成されている。本実施の形態2においては、凸部37は、スライド溝36の内周面に、5つ形成されている。
端子保持部30Aも、実施の形態1に係る端子保持部30と同様に、1枚の金属板を打ち抜くことにより形成される。
端子保持部30Aには、端子20が嵌め込まれる。詳しくは、図12(A)に示すように、スライド溝36に挿入されて、−Y方向にスライドされることにより、嵌め込まれる。このとき、スライド溝36の内周面に形成された凸部37が、端子20の表面に圧接されることにより、端子20と、端子保持部30Aとは、電気的に接続される。
以上、説明したように、本実施の形態2では、端子20が、端子保持部30Aに形成されたスライド溝36に嵌め込まれることで、端子20と端子保持部30Aとが電気的に接続される。これにより、ねじ等の止め具を使用せずに、端子20を端子保持部30Aに保持できるとともに、コネクタ装置10Aの構造を、簡素にすることできる。ひいては、製造の低コスト化を実現できる。
また、本実施の形態2では、端子20が、スライド溝36に嵌め込まれることで、端子20と端子保持部30Aとが接続される。このため、電源ライン61に固定された端子20を、端子保持部30Aに嵌め込んだり、端子保持部30Aから取り外したりすることが容易になる。これにより、作業性を向上させることができる。ひいては、製造の低コスト化を実現できる。
また、本実施の形態2では、スライド溝36の内周面に、端子20に喰い込む凸部37が形成されている。これにより、端子20と端子保持部30Aとの接続の信頼性を高めることができる。
また、本実施の形態2では、端子保持部30Aは、一枚の金属板から打ち抜かれることにより、形成されている。これにより、コネクタ装置10Aを構成する材料費を低く抑えることができる。
また、本実施の形態2に係る端子保持部30Aでは、実施の形態1に係る端子保持部30とは異なり、腕部40を有さないため、端子保持部30Aの板厚を厚く形成することが可能になる。そのため、板厚の厚み分だけ、端子保持部30Aの表面積が大きくすることができ、この結果、端子20の放熱性能を高めることができる。
以上、本実施の形態2について説明したが、本発明は上記実施の形態2によって限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態2では、スライド溝36の内周面には、5つの凸部37が形成されているが、凸部37の数は、任意である。凸部37が、4つ以下に形成されていてもよいし、6つ以上に形成されていてもよい。
また、スライド溝36の内周面には、凸部37が形成されているが、必ずしも形成されている必要はない。例えば、図12(B)に示すように、スライド溝36の+X側の内周面36a及び−X側の内周面36bは、Y軸方向に沿って狭まっていくように傾斜する傾斜面から構成されていてもよい。
また、コネクタ装置10Aは、2つの端子20を有しているが、これに限らず、端子20を1つのみ有していてもよいし、3つ以上有していてもよい。
実施の形態3.
上記実施の形態1においては、端子保持部30の腕部40は、垂直に突出する略板状に形成されているが、その形状は任意である。以下、腕部40が、別の形状に形成された実施の形態3について、図13及び図14を用いて説明する。なお、実施の形態1と同一又は同等の構成については、同一の符号を用いる。
実施の形態3に係るコネクタ装置10Bは、図13に示すように、端子20と、端子保持部30Bとを有している。端子20は、実施の形態1に係るコネクタ装置10の端子20と同等のものである。
端子保持部30Bは、端子20を保持する部材であり、段部32が形成された略板状の部材である。端子保持部30Bは、本体部31と、腕部40Bとを有する。
本体部31には、端子保持部30Aをコネクタハウジング等に取り付けるための取付孔33が形成されている。この取付孔33は、Z方向に貫通して形成されている。端子保持部30Aの−Y側の端部には、角形端子34が、−Z方向にオフセットされて形成されている。この角形端子34には、丸孔35が、Z方向に貫通して形成されている。
腕部40Bは、本体部31から、+Z方向に突出するように形成されている。本実施の形態3においては、端子保持部30Bは、4つの腕部40Bを有しており、2つの腕部40Bで、1本の端子20を挟み込むことで、端子20を保持する。また、腕部40Bは、図14に示すように、山折り及び谷折りを繰り返す波板形状に形成されている。本実施の形態3においては、腕部40Bの波板形状の谷折り部は、端子20の表面に圧接する凸部43を構成する。1つの腕部40Bには、2つの凸部43が形成されている。X方向に隣接する腕部40B同士の間には、所定のクリアランスが形成されている。
端子保持部30Bも、実施の形態1に係る端子保持部30と同様に、1枚の金属板を打ち抜くことにより形成される。
端子保持部30Bには、端子20が嵌め込まれる。詳しくは、図14に示すように、X方向に隣接する腕部40B同士の間に嵌め込まれる。端子20が嵌め込まれることにより、腕部40の凸部43が、端子20の表面に圧接される。
以上により、端子20が、腕部40B同士の間に嵌め込まれることで、端子20が、端子保持部30に保持されて、端子20と端子保持部30Bとの接続が完了する。なお、端子20が、端子保持部30Bに保持されることにより、端子20と端子保持部30Bとは、電気的に接続される。
以上、説明したように、本実施の形態3では、端子20が、X方向に隣接する波板形状の腕部40Bの間に嵌め込まれることで、端子20と端子保持部30Bとが電気的に接続される。これにより、ねじ等の止め具を使用せずに、端子20を端子保持部30B保持できるとともに、コネクタ装置10Bの構造を、簡素にすることできる。ひいては、製造の低コスト化を実現できる。
また、本実施の形態3では、端子20が、X方向に隣接する波板形状の腕部40Bの間に嵌め込まれることで、端子20と端子保持部30Bとの接続が完了する。このため、電源ライン61に固定された端子20を、端子保持部30Bに嵌め込んだり、端子保持部30から取り外したりすることが容易になる。これにより、作業性を向上させることができる。ひいては、製造の低コスト化を実現できる。
また、本実施の形態3では、腕部40Bは、波板形状に形成されている。これにより、腕部40の凸部43が圧接され、端子20と端子保持部30Bとの接続の信頼性を高めることができる。
また、本実施の形態3では、端子保持部30Bは、一枚の金属板11から打ち抜かれることにより、形成されている。これにより、コネクタ装置10Bを構成する材料費を低く抑えることができる。
また、本実施の形態3では、腕部40Bは、波板形状に形成されている。これにより、腕部40Bの表面積を大きくすることができ、端子20の放熱性能を高めることができる。
以上、本実施の形態3について説明したが、本発明は上記実施の形態3によって限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態3では、端子保持部30Bの腕部40Bには、2つの凸部43が形成されているが、凸部43の数(波の数)は、任意である。凸部43が、1つのみ形成されていてもよいし、3つ以上形成されていてもよい。
また、コネクタ装置10Bは、2つの端子20を有しているが、これに限らず、端子20を1つのみ有していてもよいし、3つ以上有していてもよい。
また、腕部40Bは、波板形状に形成されているが、形状は任意である。図15に示すように、湾曲形状であってもよい。
本発明は、本発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施の形態及び変形が可能とされるものである。上述した実施の形態は、本発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。
10、10A、10B コネクタ装置
11 金属板
12 板状部材
12a、12b、12c 折り曲げ線
20 端子
21 主面
22 側面
30、30A、30B 端子保持部
31 本体部
32 段部
33 取付孔
34 角形端子
35 丸孔
36 スライド溝
36a、36b 内周面
37 凸部
40 腕部
41 第1当接部
42 第2当接部
43 凸部
50 ハウジング
51、53 ねじ
52 Y形端子
60 電源
61 電源ライン
62 電子部品
R 端子嵌込部

Claims (2)

  1. 電源ラインの先端に固定された端子を嵌め込むための嵌込部が形成された金属の板状部材である端子保持部を有し、
    前記端子が、前記端子保持部の前記嵌込部に嵌め込まれることにより、前記端子保持部に保持されるとともに、前記端子と前記端子保持部とが電気的に接続され、
    前記嵌込部は、前記端子保持部に形成された溝部から構成され、
    前記端子は、前記溝部に嵌め込まれることにより保持され、
    前記端子は、略板形状に形成され、
    前記端子は、前記溝部に挿入されてから、前記溝部の長手方向に沿ってスライドさせることにより、前記溝部に嵌め込まれるコネクタ装置。
  2. 前記溝部の内周面には、前記端子に喰い込む凸部が形成されている請求項1に記載のコネクタ装置。
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