JP5911278B2 - 原稿読取装置 - Google Patents
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Description
<画像読取装置の構成>
図1は、本発明の実施形態に係る画像読取装置の概略構成を示す断面図である。画像読取装置は、大略的に、原稿を自動的に給送するADF(自動原稿送り装置)100と、ADF100により給送された原稿の画像を読み取るリーダ部200とによって構成されている。
図2は、画像読取装置の制御系を示すブロック図である。リーダ部200に設けられた中央処理装置(以下「CPU」と記す)251が、ADF100及びリーダ部200の制御を行う。CPU251には、プログラム格納用のROM252と、作業領域用のRAM253とが接続されている。ROM252にはリーダ部200及びADF100の制御用プログラムが格納されており、RAM253にはCPU251の制御で使用される入力データや作業用のデータ等が格納される。
原稿の画像を読み取る前にCPU251によって行われる表面画像読取部260の光学的調整には、ゲイン調整、オフセット調整及びシェーディング補正サンプリングが含まれる。ここでは、これらのゲイン調整、オフセット調整及びシェーディング補正サンプリングについて、図3乃至図9を参照して説明する。
図4はCCDセンサ208のゲイン調整の手順を示すフローチャートである。CPU251は、スキャナユニット209が現在位置を確認し(ステップS401)、スキャナユニット209が光学系調整位置にあるか否かを判定する(ステップS402)。スキャナユニット209が光学系調整位置にある場合(S402:YES)、CPU251は、処理をステップS404に進める。また、スキャナユニット209が光学系調整位置にない場合(S402:NO)、CPU251は、スキャナユニット209を光学系調整位置に移動させ(ステップS403)、その後、処理をステップS404に進める。
図6はCCDセンサ208のオフセット調整の手順を示すフローチャートである。オフセット調整は黒レベルの調整であるから、調整の実施は光源203の消灯時に外光が入らない場所であれば、どこで行ってもよい。ゲイン調整の終了後には、スキャナユニット209は光学系調整位置にあり、光源203は消灯状態にあるため、第1実施形態では、ゲイン調整を行った後のスキャナユニット209が光学系調整位置にある状態で、オフセット調整を実施する。これにより、ゲイン調整の終了からオフセット調整の開始に至るタイムロスをなくすことができる。
図8はシェーディング補正サンプリングの手順を示すフローチャートである。CPU251は、先ず、スキャナユニット209の現在位置を確認し(ステップS801)、スキャナユニット209が光学系調整位置にあるか否かを判定する(ステップS802)。スキャナユニット209が光学系調整位置にある場合(S802:YES)、CPU251は処理をステップS804に進める。一方、スキャナユニット209が光学系調整位置にない場合(S802:NO)、CPU251は、スキャナユニット209を光学系調整位置に移動させ(ステップS803)、その後、処理をステップS804に進める。これは、シェーディング補正サンプリングの実行が、ゲイン調整及びオフセット調整とは独立して、例えば、通常の原稿の画像読取開始時にも行なわれるためであり、スキャナユニット209が光学系調整位置になかった場合に対応するための処理である。
圧板原稿サイズ検知は、プラテンガラス202上に置かれたA4サイズやB5サイズ等の定型サイズの原稿サイズを、ユーザがADF100を閉じる動作の間に判定する機能である。圧板原稿サイズ検知により検知された原稿サイズは、例えばコピー動作の際に、原稿サイズに合った用紙が格納された給紙段カセットを自動で選択する場合等に利用される。
図12は、画像読取装置をプラテンガラス202の上方から見た構成を模式的に示す図である。原稿サイズ検知センサ258を構成する3つの原稿検知センサ258a/258b/258cはそれぞれ、定型サイズ原稿の副走査方向の長さに対して、A4より長いか/B5Rより長いか/A4Rより長いか、を判定可能な位置に配置されている。一方、前述の通り、原稿の主走査方向の長さは、光学系サイズ検知位置に移動させたスキャナユニット209で画像読み取りを行ったときのCCDセンサ208の出力に基づいて判定される。
原稿サイズ検知センサ258及びスキャナユニット209による原稿サイズの検知の結果から、プラテンガラス202上の原稿の有無を判定することができる。すなわち、プラテンガラス202上に原稿がセットされる際にはADF100は大きく開かれるため、開検知センサ257aが「開(ADF100が開かれたこと)」を検知する。その状態で原稿がセットされた場合には、原稿サイズ検知センサ258及びスキャナユニット209のうち、検知対象範囲に原稿がないセンサからは黒データが出力される。
図13は、第1実施形態に係る圧板原稿サイズ検知の手順を示すフローチャートである。CPU251は、ADF100が開けられたか否かを判定する(ステップS1301)。具体的には、ADF開閉検知センサ257の開検知センサ257aの出力がオン(開状態で「オン(ON)」)であるか否かを判定し、オフ(OFF)である場合にはオンに変わるまで待機する(S1301:NO)。ADF100が開かれると(S1301:YES)、CPU251は、スキャナユニット209を光学系サイズ検知位置に移動させる(ステップS1302)。
ゲイン調整、オフセット調整及びシェーディング補正サンプリング(以下「ゲイン調整等」と記す)と圧板原稿サイズ検知とでは、共に、スキャナユニット209を使用する。また、スキャナユニット209は、ゲイン調整等では光学系調整位置に、圧板原稿サイズ検知では光学系サイズ検知位置にそれぞれ配置する必要がある。したがって、ゲイン調整等と圧板原稿サイズ検知とを同時に実行することはできない。
図14(a)に示すように、画像読取装置の電源がオンされると、スキャナユニット209は光学系調整位置に移動し、ゲイン調整等がシーケンシャルに実行され、これが終了すると、スキャナユニット209は光学系ホームポジションに移動する。この間のADF100の開閉に対して、処理はマスクされている。光学系ホームポジションは、例えば、プラテンガラス202に載置される原稿に対する読取開始位置である。
第1実施形態では、ユーザの操作に対する応答性を重視し、リーダ部200の電源オン後のゲイン調整等の実行中であっても、ユーザによるADF100の開閉に同期した圧板原稿サイズ検知を実施することができる構成とする。すなわち、図14(b)に示すように、リーダ部200の電源がオンになると、スキャナユニット209は光学系調整位置に移動し、ゲイン調整等が実行される。しかし、ゲイン調整等の実行中にADF100が開かれたことが検知され、そのときにゲイン調整又はオフセット調整が実行されている場合、実行中の調整は中止され、処理時間の短いシェーディング補正サンプリングだけが実行される。
図15は、ゲイン調整等及び原稿サイズ検知の第1実施形態に係る制御を示すフローチャートである。画像読取装置の電源がオンされると、リーダ部200の電源もオンとなり、CPU251の初期設定が行われる(ステップS1501)。次に、CPU251は、モータドライバ256を駆動して、スキャナユニット209を白板210の直下の光学系調整位置に移動させる(ステップS1502)。
第1実施形態では、ADF100が開かれたことの検知をトリガにして、ゲイン調整及びオフセット調整を中断してスキャナユニット209を光学系サイズ検知位置に移動させ、原稿サイズ検知を行った後に、再度、ゲイン調整及びオフセット調整を実施した。これに対して、生産性(単位時間あたりの読取枚数)を重視して、より応答性の高いモータが使用されている場合には、スキャナユニット209を光学系サイズ検知位置に移動させるタイミングを、ADF100の閉じ始めが検知された時点とすることが可能となる。
先ず、リーダ部200の電源がONされたことを受けてCPU251の初期設定が行われる(ステップS1601)。次に、CPU251は、モータドライバ256を駆動して、スキャナユニット209を白板210の直下の光学系調整位置に移動させ(ステップS1602)、ゲイン調整を実施する(ステップS1603)。そして、CPU251は、ゲイン調整中に、ADF開閉検知センサ257の出力に基づいてADF100が閉じ始められたか否かを判定し(ステップS1604)、また、ゲイン調整が終了したか否かを判定する(ステップS1605)。
図17は、図16のステップS1613(圧板原稿サイズ検知)の手順を示すフローチャートである。先ず、CPU251は、ADF開閉検知センサ257の開検知センサ257aの出力がオフになったか否かを判定し(ステップS1701)、オンからオフになるまで待機する(S1701:NO)。CPU251は、開検知センサ257aの出力がオフになることでADF100が閉じ始められたことを検知すると(S1701:YES)、スキャナユニット209を光学系サイズ検知位置に移動させる(ステップS1702)。また、CPU251は、光源203を点灯させ(ステップS1703)、原稿サイズ検知センサ258及びCCDセンサ208の出力を参照し、出力値の変化を記録する(ステップS1704)。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。さらに、上述した各実施形態は本発明の一実施形態を示すものにすぎず、各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
200 リーダ部
202 プラテンガラス
203 光源
208 CCDセンサ
209 スキャナユニット
251 CPU
257 ADF開閉検知センサ
258 原稿サイズ検知センサ
Claims (5)
- 原稿が載置される原稿台と、
前記原稿台に載置された原稿を前記原稿台に押し付ける圧板と、
前記圧板の開閉状態を検知する検知手段と、
前記原稿台に載置された原稿を読み取る読取手段と、
前記読取手段からの出力値に基づき前記読取手段の初期調整を行う調整手段と、
前記読取手段からの出力値に基づき前記原稿台に載置された原稿のサイズを判定する原稿サイズ判定処理を実行するサイズ判定手段と、
前記読取手段へ電力供給が開始された場合は、前記読取手段の読取位置が基準板の位置に対応する第1の位置である状態において、前記調整手段に前記初期調整を実行させ、前記検知手段の検知結果が所定条件を満たした場合は、前記読取位置が前記原稿台に載置される原稿の位置に対応する第2の位置である状態において、前記サイズ判定手段に前記原稿サイズ判定処理を実行させる制御手段と、を有し、
前記制御手段は、前記初期調整の実行中に前記検知手段の検知結果が所定条件を満たした場合は、前記初期調整を中断し、前記読取位置を前記第1の位置から前記第2の位置に移動させ、前記サイズ判定手段に前記原稿サイズ判定処理を実行させ、前記原稿サイズ判定処理の終了後に、前記読取位置を前記第1の位置に移動させ、前記初期調整を再開させることを特徴とする原稿読取装置。 - 前記原稿読取装置の電源オン時およびスリープ復帰時に前記読取手段へ電力供給が開始されることを特徴とする請求項1記載の原稿読取装置。
- 前記初期調整には、前記読取手段のゲインの調整およびオフセットの調整が含まれることを特徴とする請求項1又は2に記載の原稿読取装置。
- 前記制御手段は、
前記検知手段の検知結果が開状態から閉状態に変化した場合は、前記サイズ判定手段に前記原稿サイズ判定処理を実行させ、
前記初期調整の実行中に前記検知手段の検知結果が閉状態から開状態に変化した場合は、前記初期調整を中断し、前記読取位置を前記第1の位置から前記第2の位置に移動させ、前記サイズ判定手段に前記原稿サイズ判定処理を実行させ、前記原稿サイズ判定処理の終了後に、前記読取位置を前記第1の位置に移動させ、前記初期調整を再開させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の原稿読取装置。 - 前記制御手段は、
前記検知手段の検知結果が開状態から閉状態に変化した場合は、前記サイズ判定手段に前記原稿サイズ判定処理を実行させ、
前記初期調整の実行中に前記検知手段の検知結果が開状態から閉状態に変化した場合は、前記初期調整を中断し、前記読取位置を前記第1の位置から前記第2の位置に移動させ、前記サイズ判定手段に前記原稿サイズ判定処理を実行させ、前記原稿サイズ判定処理の終了後に、前記読取位置を前記第1の位置に移動させ、前記初期調整を再開させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の原稿読取装置。
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