JP5908388B2 - 生産スケジュール作成方法及び生産スケジュール作成プログラム、並びに生産スケジュール作成装置 - Google Patents

生産スケジュール作成方法及び生産スケジュール作成プログラム、並びに生産スケジュール作成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5908388B2
JP5908388B2 JP2012250977A JP2012250977A JP5908388B2 JP 5908388 B2 JP5908388 B2 JP 5908388B2 JP 2012250977 A JP2012250977 A JP 2012250977A JP 2012250977 A JP2012250977 A JP 2012250977A JP 5908388 B2 JP5908388 B2 JP 5908388B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
schedule
editor
production schedule
storage unit
work
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012250977A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014099079A (ja
Inventor
理人 井筒
理人 井筒
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kobe Steel Ltd filed Critical Kobe Steel Ltd
Priority to JP2012250977A priority Critical patent/JP5908388B2/ja
Publication of JP2014099079A publication Critical patent/JP2014099079A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5908388B2 publication Critical patent/JP5908388B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

Landscapes

  • General Factory Administration (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

本発明は、計画を立案する複数の編集者により生産スケジュールを修正する生産スケジュール作成方法及び生産スケジュール作成プログラム、並びに生産スケジュール作成装置に関する。
大規模な機械加工系工場においては、多数の加工設備を利用して、加工作業を行っている。その多数の加工設備を管理するため、複数の編集者が協力して、各設備の生産スケジュールを修正している。
例えば、複数の工程からなる生産ラインにおいて、少なくとも1つの工程での製造条件が互いに異なる複数種類の製品を製造する場合に、各工程に対してスケジューラ(生産スケジュールを生成するコンピュータ等からなる装置)を用意し、スケジューラにより作成された工程毎の生産スケジュールを協調させて全体スケジュールを作成するスケジューリング装置及びスケジューリングプログラムが、特許文献1に提案されている。特許文献1に示す技術は、下記の特徴を持つ。
(1)各工程の生産スケジュールをそれぞれ1つのスケジューラが生成する。
(2)各スケジューラは、互いに、直前及び直後の工程のスケジューラとの間で情報を交換し、各製品の「直前工程の処理終了予定時刻」と、「直後工程の処理開始予定時刻」とを取得する。
(3)各スケジューラは、自工程の生産スケジュールとして、処理開始予定時刻及び処理終了予定時刻を求める。
(4)各工程の生産スケジュールについて評価を行う。
(5)評価結果に基づいて、各スケジューラが生産スケジュールを修正する。
上記の(1)〜(5)のステップを繰り返し実行し、各工程の生産スケジュールを更新する。
また、素材系工場において、複数の編集者が協力して生産スケジュールを作成するためのスケジューリングシステムが特許文献2に提案されている。特許文献2に示す技術は、下記の特徴がある。
(1)工程と編集者(特許文献2における「オペレータ」に相当)を対応させて、編集者が対応した工程の計画修正を行う。
(2)修正した工程のスケジュールについて、材欠、設備休止などの観点で評価し、必要に応じて、編集者が再度修正を行う。
(3)全工程の修正が終わると、各工程の時間の整合性をとり、全体スケジュールの作成を行う。
特開2005−18596号公報 特開平10−268909号公報
しかしながら、特許文献1に示す技術では、ある工程について算出した処理終了予定時刻が直後工程での処理開始予定時刻から遅れてしまうと、工程間の生産スケジュールに不整合が生じることになり、実行不可能な生産スケジュールとなる。そこで、生産スケジュールを更新する過程で、実行可能であるという制約条件を満たす生産スケジュールを得るため、ある工程について算出した処理終了予定時刻が直後工程での処理開始予定時刻から遅れてしまうことを生産スケジュールの制約条件とはせずに、評価項目として評価関数に含めている。しかしながら、各工程に対して編集者が意図的に修正を行いたい場合には、それに応じた評価関数を設計し、組み込む必要が生じる。
また、特許文献2に示す技術では、編集者が意図的に計画修正したい場合には、評価関数を設計することなく修正できるが、全工程の計画修正が終わるまで、各工程の時間の整合性をとった全体スケジュールを確認できず、早く計画修正が終わった担当者に無駄な時間が生じてしまい、非効率である。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、不整合を生じさせることなく、複数の編集者による修正に基づいた生産スケジュールの作成を効率よく行うことができる生産スケジュール作成方法及び生産スケジュール作成プログラム、並びに生産スケジュール作成装置を提供するものである。
本発明に係る生産スケジュール作成方法は、複数の製品のオーダを複数の工程により製造する工場を対象とし、工程毎に各オーダの作業を割り付けて、工程毎の各作業の開始時刻と終了時刻とを計画時刻として記憶した生産スケジュールに対する修正内容に基づいて、生産スケジュールを作成する生産スケジュール作成方法であって、計算機の演算部により実行される処理が、オーダ毎の製品を製造するための工程の順番と、オーダ毎の各工程における作業の作業時間とを製造ルート情報として記憶する製造ルート情報記憶ステップと、修正する対象となる生産スケジュールをサーバスケジュール記憶部に記憶するサーバスケジュール記憶ステップと、前記生産スケジュールの修正を行なう作業と複数の編集者との対応関係を編集者情報記憶部に記憶する編集者情報記憶ステップと、複数の編集者に対応して下記(a)〜(d)の処理を行い、生産スケジュールの修正を行う生産スケジュール修正ステップと、(a)前記サーバスケジュール記憶部に登録された生産スケジュールを取得し、前記編集者に対応したローカルスケジュール記憶部に記憶させるスケジュール取得ステップ、(b)前記編集者に対応した前記生産スケジュールの修正を行なう所定の作業を編集者情報記憶部に登録する編集者情報登録ステップ、(c)前記ローカルスケジュール記憶部に記憶された生産スケジュールに基づいて前記編集者により修正された前記所定の作業の計画時刻を、修正情報として前記編集者に対応したローカルスケジュール記憶部に登録する調整処理ステップ、(d)前記ローカルスケジュール記憶部に登録されている前記修正情報に基づいて、前記サーバスケジュール記憶部に記憶されている生産スケジュールに関する前記所定の作業の計画時刻を更新すると共に、前記編集者情報記憶部に記憶されている前記所定の作業に対応付けられていた前記編集者を解除するスケジュール登録ステップ、下記(e)〜(g)の処理を行うことにより、生産スケジュールを作成する生産スケジュール作成ステップと、(e)全作業について修正を行うことが認められた所定の編集者について、全ての前記編集者による前記生産スケジュール修正ステップの処理が終わると、全作業を前記生産スケジュールの修正を行なう所定の作業として前記編集者情報記憶部に登録する全作業修正編集者情報登録ステップ、(f)前記サーバスケジュール記憶部に登録された生産スケジュールを取得し、前記所定の編集者に対応したローカルスケジュール記憶部に記憶させる全作業修正編集者スケジュール取得ステップ、(g)前記所定の編集者に対応する前記ローカルスケジュール記憶部に記憶される生産スケジュールの工程毎の各オーダの作業を、前記製造ルート情報を参照しつつ、開始時刻の早い順に工程に割り付けて作成した生産スケジュールを、前記サーバスケジュール記憶部に登録する全作業修正編集者スケジュール作成ステップ、を備えることを特徴とする。
本発明に係る生産スケジュール作成プログラムは、複数の製品のオーダを複数の工程により製造する工場を対象とし、工程毎に各オーダの作業を割り付けて、工程毎の各作業の開始時刻と終了時刻とを計画時刻として記憶した生産スケジュールに対する修正内容に基づいて、生産スケジュールを作成する生産スケジュール作成プログラムであって、オーダ毎の製品を製造するための工程の順番と、オーダ毎の各工程における作業の作業時間とを製造ルート情報として記憶する製造ルート情報記憶ステップと、修正する対象となる生産スケジュールをサーバスケジュール記憶部に記憶するサーバスケジュール記憶ステップと、前記生産スケジュールの修正を行なう作業と複数の編集者との対応関係を編集者情報記憶部に記憶する編集者情報記憶ステップと、複数の編集者に対応して下記(a)〜(d)の処理を行い、生産スケジュールの修正を行う生産スケジュール修正ステップと、(a)前記サーバスケジュール記憶部に登録された生産スケジュールを取得し、前記編集者に対応したローカルスケジュール記憶部に記憶させるスケジュール取得ステップ、(b)前記編集者に対応した前記生産スケジュールの修正を行なう所定の作業を編集者情報記憶部に登録する編集者情報登録ステップ、(c)前記ローカルスケジュール記憶部に記憶された生産スケジュールに基づいて前記編集者により修正された前記所定の作業の計画時刻を、修正情報として前記編集者に対応したローカルスケジュール記憶部に登録する調整処理ステップ、(d)前記ローカルスケジュール記憶部に登録されている前記修正情報に基づいて、前記サーバスケジュール記憶部に記憶されている生産スケジュールに関する前記所定の作業の計画時刻を更新すると共に、前記編集者情報記憶部に記憶されている前記所定の作業に対応付けられていた前記編集者を解除するスケジュール登録ステップ、下記(e)〜(g)の処理を行うことにより、生産スケジュールを作成する生産スケジュール作成ステップと、(e)全作業について修正を行うことが認められた所定の編集者について、全ての前記編集者による前記生産スケジュール修正ステップの処理が終わると、全作業を前記生産スケジュールの修正を行なう所定の作業として前記編集者情報記憶部に登録する全作業修正編集者情報登録ステップ、(f)前記サーバスケジュール記憶部に登録された生産スケジュールを取得し、前記所定の編集者に対応したローカルスケジュール記憶部に記憶させる全作業修正編集者スケジュール取得ステップ、(g)前記所定の編集者に対応する前記ローカルスケジュール記憶部に記憶される生産スケジュールの工程毎の各オーダの作業を、前記製造ルート情報を参照しつつ、開始時刻の早い順に工程に割り付けて作成した生産スケジュールを、前記サーバスケジュール記憶部に登録する全作業修正編集者スケジュール作成ステップ、を備え、計算機において演算部により読み出して各ステップの処理を実行させることを特徴とする。
本発明に係る生産スケジュール作成装置は、複数の製品のオーダを複数の工程により製造する工場を対象とし、工程毎に各オーダの作業を割り付けて、工程毎の各作業の開始時刻と終了時刻とを計画時刻として記憶した生産スケジュールに対する修正内容に基づいて、生産スケジュールを作成する生産スケジュール作成装置であって、オーダ毎の製品を製造するための工程の順番と、オーダ毎の各工程における作業の作業時間とを製造ルート情報として記憶する製造ルート情報記憶部と、修正する対象となる生産スケジュールを記憶するサーバスケジュール記憶部と、前記生産スケジュールの修正を行なう作業と複数の編集者との対応関係を記憶する編集者情報記憶部と、複数の編集者に対応して下記(a)〜(d)から構成され、生産スケジュールの修正を行う編集者修正部と、(a)前記サーバスケジュール記憶部に登録された生産スケジュールを取得し、前記編集者に対応したローカルスケジュール記憶部に記憶させるスケジュール取得部、(b)前記編集者に対応した前記生産スケジュールの修正を行なう所定の作業を編集者情報記憶部に登録する編集者登録部、(c)前記ローカルスケジュール記憶部に記憶された生産スケジュールに基づいて前記編集者により修正された前記所定の作業の計画時刻を、修正情報として前記編集者に対応したローカルスケジュール記憶部に登録する調整処理部、(d)前記ローカルスケジュール記憶部に登録されている前記修正情報に基づいて、前記サーバスケジュール記憶部に記憶されている生産スケジュールに関する前記所定の作業の計画時刻を更新すると共に、前記編集者情報記憶部に記憶されている前記所定の作業に対応付けられていた前記編集者を解除するスケジュール登録部、下記(e)〜(g)から構成され、生産スケジュールを作成する生産スケジュール作成部と、(e)全作業について修正を行うことが認められた所定の編集者について、全ての前記編集者による前記編集者修正部の処理が終わると、全作業を前記生産スケジュールの修正を行なう所定の作業として前記編集者情報記憶部に登録する全作業修正編集者情報登録部、(f)前記サーバスケジュール記憶部に登録された生産スケジュールを取得し、前記所定の編集者に対応したローカルスケジュール記憶部に記憶させる全作業修正編集者スケジュール取得部、(g)前記所定の編集者に対応する前記ローカルスケジュール記憶部に記憶される生産スケジュールの工程毎の各オーダの作業を、前記製造ルート情報を参照しつつ、開始時刻の早い順に工程に割り付けて作成した生産スケジュールを、前記サーバスケジュール記憶部に登録する全作業修正編集者スケジュール作成部、を備えることを特徴とする。
これによると、各編集者が修正する作業を担当作業として編集者情報記憶部に登録し、修正する元となる生産スケジュールをサーバスケジュール記憶部から各編集者専用のローカルスケジュール記憶部に取得する。次に、編集者情報記憶部に登録された作業について、開始時刻と終了時刻を修正し、その情報をサーバスケジュール記憶部に記憶されている生産スケジュールへ更新する。そして、各編集者がサーバスケジュール記憶部に更新した生産スケジュールをもとに、全作業について修正を行うことが認められた所定の編集者が、開始時刻の早い作業順に割付し全体の生産スケジュールを作成することで、複数の編集者の計画修正を極力反映させることができる。従って、不整合を生じさせることなく、複数の編集者による修正に基づいた生産スケジュールの作成を効率よく行うことができる。
尚、全作業について修正を行うことが認められた所定の編集者は、予め設定した編集者でも良いし、修正作業の終了が最も遅かった編集者でも良い。
ここで、本発明に係る生産スケジュール作成方法及び生産スケジュール作成プログラムでは、前記生産スケジュール作成ステップは、更に、(h)前記所定の編集者以外の編集者に対応する前記ローカルスケジュール記憶部に記憶される生産スケジュールの工程毎の各オーダの作業を、前記製造ルート情報を参照しつつ、開始時刻の早い順に工程に割り付けて作成した生産スケジュールを、前記サーバスケジュール記憶部に登録する一部作業修正編集者スケジュール作成ステップ、の処理を行ってよい。同様に、本発明に係る生産スケジュール作成装置では、前記生産スケジュール作成部は、更に、(h)前記所定の編集者以外の編集者に対応する前記ローカルスケジュール記憶部に記憶される生産スケジュールの工程毎の各オーダの作業を、前記製造ルート情報を参照しつつ、開始時刻の早い順に工程に割り付けて作成した生産スケジュールを、前記サーバスケジュール記憶部に登録する一部作業修正編集者スケジュール作成部、を構成して良い。
これにより、全作業について修正を行うことが認められていない編集者であっても、生産スケジュールを作成することができることにより、他の編集者が修正を行っている間でも、生産スケジュールを作成できる。そのため、他の修正者の修正を行っている時間を利用し、まず自分が修正した内容を反映した生産スケジュールを作成し、確認することできる。更に、全作業について修正を行うことが認められた所定の編集者が作成した全体の生産スケジュールと比較して、より良い生産スケジュールを効率的に求めることができる。
ここで、本発明に係る生産スケジュール作成方法及び生産スケジュール作成プログラムでは、前工程と後工程との間に最低限あける時間を意味する工程間時間を工程間時間情報として工程間時間情報記憶部に記憶する工程間時間情報記憶ステップを更に備え、前記生産スケジュール作成ステップは、前記工程間時間情報に基づき、前工程と後工程との間に工程間時間をあけながら、前記ローカルスケジュール記憶部に記憶される工程毎の各オーダの作業を開始時刻の早い順に割付けてよい。同様に、本発明に係る生産スケジュール作成装置では、前工程と後工程との間に最低限あける時間を意味する工程間時間を工程間時間情報として記憶する工程間時間情報記憶部を更に備え、前記生産スケジュール作成部は、前記工程間時間情報に基づき、前工程と後工程との間に工程間時間をあけながら、前記ローカルスケジュール記憶部に記憶される工程毎の各オーダの作業を開始時刻の早い順に割付けて良い。
これにより、前工程と後工程との間に最低限あけるべき時間をあけて生産スケジュールを修正することができるために、前工程と後工程との地理的な距離が離れており搬送時間が必要な場合でも、搬送時間を考慮して生産スケジュールを修正することができる。
尚、本発明に係る生産スケジュール作成プログラムは、リムーバブル型記録媒体やハードディスクなどの固定型記録媒体に記録して配布可能である他、有線又は無線の電気通信手段によってインターネットなどの通信ネットワークを介して配布可能である。
本発明の生産スケジュール作成方法及び生産スケジュール作成プログラム、並びに生産スケジュール作成装置は、不整合を生じさせることなく、複数の編集者による修正に基づいた生産スケジュールの作成を効率よく行うことができる。
本実施形態に係る生産スケジュール作成装置の機能図である。 本実施形態に係る生産スケジュール作成装置のブロック図である。 本実施形態に係る生産スケジュール作成方法の処理の手順について説明したフローチャートである。 本実施形態に係る生産スケジュール作成方法の生産スケジュールの修正の処理の手順について説明したフローチャートである。 本実施形態に係る生産スケジュール作成方法の生産スケジュールの作成の処理の手順について説明したフローチャートである。 本実施例に係る初期スケジュールを示すガントチャート図である。 本実施例に係るサーバと各クライアントPCとの間で行われる処理のタイミングを示す図である。 本実施例に係る編集者B用のクライアントPC20の修正直後の生産スケジュールを示すガントチャートである。 本実施例に係る編集者C用のクライアントPC30の修正直後の生産スケジュールを示すガントチャートである。 本実施例に係る編集者B用のクライアントPC20及び編集者C用のクライアントPC30のサーバスケジュール記憶部に登録直後の生産スケジュールを示すガントチャートである。 本実施例に係る編集者B用のクライアントPC20で作成される生産スケジュールの過程を示すガントチャートであり、開始時刻が最も早い注文番号1の作業を割り付けたガントチャートである。 本実施例に係る編集者B用のクライアントPC20で作成される生産スケジュールの過程を示すガントチャートであり、開始時刻が次に早い注文番号3の作業を割り付けたガントチャートである。 本実施例に係る編集者B用のクライアントPC20で作成された生産スケジュールを示すガントチャートである。 本実施例に係る編集者C用のクライアントPC30が作成する生産スケジュールの過程を示すガントチャートであり、開始時刻が最も早い注文番号1の作業を割り付けたガントチャートである。 本実施例に係る編集者C用のクライアントPC30が作成する生産スケジュールの過程を示すガントチャートであり、開始時刻が次に早い注文番号3の作業を割り付けたガントチャートである。 本実施例に係る編集者C用のクライアントPC30が作成した生産スケジュールを示すガントチャートである。
以下、図面を参照しつつ、本発明に係る生産スケジュール作成方法及び生産スケジュール作成プログラム、並びに生産スケジュール作成装置を実施するための形態について、具体的な一例に即して説明する。
尚、以下に説明するものは、例示したものにすぎず、本発明に係る生産スケジュール作成方法及び生産スケジュール作成プログラム、並びに生産スケジュール作成装置の適用限界を示すものではない。すなわち、本発明に係る生産スケジュール作成方法及び生産スケジュール作成プログラム、並びに生産スケジュール作成装置は、下記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいてさまざまな変更が可能なものである。
まず、本実施形態に係る生産スケジュール作成装置について、図1及び図2に基づいて説明する。図1は、本実施形態に係る生産スケジュール作成装置の機能図である。図2は、本実施形態に係る生産スケジュール作成装置のブロック図である。
まず、本実施形態に係る生産スケジュール作成装置のブロック図について説明する。図2に示すように、本実施形態に係る生産スケジュール作成装置1は、ネットワークで接続されたサーバ10と、クライアントPC20と、クライアントPC30とから構成されている。尚、本実施形態に係る生産スケジュール作成装置1備えるクライアントPCは2つに限らない。本実施形態に係る生産スケジュール作成装置1は、複数の編集者の数に対応した複数のクライアントPCを備える。
サーバ10は、プロセッサ12、ROM13、RAM14からなるコントローラ11と、通信インターフェイス15とを備えている。
プロセッサ12は、例えばCPUが採用される。ROM13は、不揮発性メモリであり、プロセッサ12によって実行されるオペレーションプログラム等のプログラムや、プロセッサ12が処理を行う際に用いられるデータ等を記憶している。RAM14は、揮発性メモリであり、プロセッサ12の処理結果等に応じたデータを一時的に記憶する。特に、本実施形態において、ROM13は、後述する本実施形態に係る生産スケジュール作成プログラムを記憶する。また、RAM14は、本実施形態に係る生産スケジュール作成装置、及び、後述する本実施形態に係る生産スケジュール作成方法、生産スケジュール作成プログラムで作成される各種データを記憶する。尚、本実施形態に係る生産スケジュール作成装置、生産スケジュール作成方法、及び、生産スケジュール作成プログラムで作成される各種データは、RAM14に限らず、図示しない外部記憶装置に記憶しても良い。
コントローラ11には、バスを介して、通信インターフェイス15が接続される。通信インターフェイス15は、ネットワークと接続されて、クライアントPC20及びクライアントPC30との間で行われる様々なデータ通信の入出力制御が行われる。
クライアントPC20は、プロセッサ22、ROM23、RAM24からなるコントローラ21と、入力装置25と、表示装置26と、通信インターフェイス27とを備えている。クライアントPC30は、クライアントPC20と同じ構成であり説明を省略する。
プロセッサ22は、例えばCPUが採用される。ROM23は、不揮発性メモリであり、プロセッサ22によって実行されるオペレーションプログラム等のプログラムや、プロセッサ22が処理を行う際に用いられるデータ等を記憶している。RAM24は、揮発性メモリであり、プロセッサ22の処理結果等に応じたデータを一時的に記憶する。特に、本実施形態において、ROM23は、後述する本実施形態に係る生産スケジュール作成プログラムを記憶する。また、RAM24は、本実施形態に係る生産スケジュール作成装置、及び、後述する本実施形態に係る生産スケジュール作成方法、生産スケジュール作成プログラムで作成される各種データを記憶する。尚、本実施形態に係る生産スケジュール作成装置、生産スケジュール作成方法、及び、生産スケジュール作成プログラムで作成される各種データは、RAM24に限らず、図示しない外部記憶装置に記憶しても良い。
入力装置25は、マウスやキーボードであり、任意の入力装置を採用することができる。そして、入力装置25から入力されたデータは、コントローラ21に取り込まれる。
表示装置26は、CRTや液晶表示装置であり、任意の表示装置を採用することができる。表示装置26には、本実施形態に係る生産スケジュールが表示される。
コントローラ21には、バスを介して、通信インターフェイス27が接続される。通信インターフェイス27は、ネットワークと接続されて、サーバ10との間で行われる様々なデータ通信の入出力制御が行われる。
本実施形態に係る生産スケジュール作成装置1では、後述する本実施形態に係る生産スケジュール作成装置の各機能をコントローラ11及びコントローラ21が実行する。
同様に、本実施形態に係る生産スケジュール作成装置1では、後述する本実施形態に係る生産スケジュール作成プログラムをコントローラ11及びコントローラ21が読み込むことにより、後述する本実施形態に係る生産スケジュール作成プログラムの各工程を実行する。また、本実施形態に係る生産スケジュール作成装置1では、後述する本実施形態に係る生産スケジュール作成方法の各工程をコントローラ11及びコントローラ21が実行する。尚、後述する本実施形態に係る生産スケジュール作成プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記録することができ、様々なコンピュータ上に実装させて実行することができる。
次に、本実施形態に係る生産スケジュール作成装置1の機能について説明する。図1に示すように、生産スケジュール作成装置1のサーバ10は、製造ルート情報記憶部101と、サーバスケジュール記憶部102と、編集者情報記憶部103と、工程間時間情報記憶部104と、から構成される。
製造ルート情報記憶部101は、受注した複数のオーダについて、オーダ毎の製品を製造するための工程の順番と、オーダ毎の各工程における作業の作業時間とを製造ルート情報として記憶するためのものである。ここで、製造ルート情報は、予め図示しない入力装置から入力されたり、リムーバブルな記憶媒体に記録されて与えられたり、有線又は無線の電気通信手段によってインターネットなどのネットワークを介して与えられたりして、製造ルート情報記憶部101に記憶される。
サーバスケジュール記憶部102は、生産スケジュールを記憶するためのものである。サーバスケジュール記憶部102には、初期状態として、修正する対象となる生産スケジュールが初期スケジュールとして記憶される。ここで、本実施形態では、複数の製品のオーダを複数の工程により製造する工場を対象としており、生産スケジュールは、工程毎に各オーダの作業を割り付けて、工程毎の各作業の開始時刻と終了時刻とを計画時刻として記憶する。ここで、初期スケジュールは、予め図示しない入力装置から入力されたり、リムーバブルな記憶媒体に記録されて与えられたり、有線又は無線の電気通信手段によってインターネットなどのネットワークを介して与えられたりして、サーバスケジュール記憶部102に記憶される。
編集者情報記憶部103は、複数の編集者について、生産スケジュールの修正を行う担当作業と編集者との対応関係を記憶するためのものである。担当作業は、複数の編集者のそれぞれについて、生産スケジュールの修正を行うことが認められた作業のことを意味する。編集者情報記憶部103には、初期状態として、全ての作業についていずれの編集者も登録されていない状態で記憶される。また、編集者情報記憶部103に登録される編集者は、各作業1人のみであり、同じ作業を2人以上の編集者が修正できないようになっている。
工程間時間情報記憶部104は、製品のオーダを製造する際に通過する前工程と後工程との間に最低限あける時間を意味する工程間時間を工程間時間情報として記憶するためのものである。工程間時間は、例えば、前工程と後工程とが地理的に距離が離れており搬送時間が必要な場合の搬送時間や、前工程と後工程との間で段取り替えが必要な場合の段取り替え時間があげられる。ここで、工程間時間は、予め図示しない入力装置から入力されたり、リムーバブルな記憶媒体に記録されて与えられたり、有線又は無線の電気通信手段によってインターネットなどのネットワークを介して与えられたりして、工程間時間情報記憶部104に記憶される。
クライアントPC20は、複数の編集者のそれぞれに対応した編集者修正部210と、生産スケジュール作成部220と、ローカルスケジュール記憶部230と、から構成されている。また、クライアントPC30は、クライアントPC20と同じ機能を備えるものであり、その説明を省略する。尚、生産スケジュール作成装置1が、クライアントPCを3つ以上備えていてもよく、全てクライアントPC20と同じ構成となる。
編集者修正部210は、スケジュール取得部211と、編集者登録部212と、調整処理部213と、スケジュール登録部214とから構成される。
スケジュール取得部211は、編集者による修正が開始されると(例えば、入力装置25を介する修正開始信号の入力をトリガーとする)、サーバスケジュール記憶部102に登録された生産スケジュールを取得し、ローカルスケジュール記憶部230に記憶させるためのものである。
編集者登録部212は、入力装置25を介して入力された、編集者に対応した生産スケジュールの修正を行う所定の作業(以下、「担当作業」と略する。)を、サーバ10の編集者情報記憶部103に登録するためのものである。ここで、編集者情報記憶部103に登録される編集者は、各作業1人のみであり、同じ作業を2人以上の編集者が修正できないようになっているため、例えば、既に他の編集者が登録されている作業を、担当作業として登録しようとした場合は、出力装置26にエラーメッセージを表示するなどして、登録できないように機能する。
調整処理部213は、ローカルスケジュール記憶部230に記憶された生産スケジュールを参照し、入力装置25を介して入力された担当作業に関して修正した計画時刻を、修正情報として、ローカルスケジュール記憶部230に登録するためのものである。修正情報は、担当作業に関して修正する計画時刻(開始時刻と終了時刻)である。
スケジュール登録部214は、ローカルスケジュール記憶部230に登録された修正情報に基づいて、サーバスケジュール記憶部102に記憶されている生産スケジュールに関する担当作業の計画時刻を更新する。ここで、スケジュール登録部214によりサーバスケジュール記憶部102が更新されると、サーバスケジュール記憶部102に記憶された生産スケジュールは、担当作業以外の計画時刻はそのままで、担当作業の計画時刻のみが修正情報に基づいた修正後の計画時刻に変更される。
また、スケジュール登録部214は、編集者情報記憶部103に記憶されている担当作業に対応付けられていた編集者を解除するためのものである。編集者情報記憶部103に記憶されている担当作業に対応付けられていた編集者が解除されると、担当作業に対応付けられている編集者がいなくなり、他の編集者を当該作業に対応付けることが可能となる。
生産スケジュール作成部220は、全作業修正編集者情報登録部221と、全作業修正編集者スケジュール取得部222と、全作業修正編集者スケジュール作成部223と、一部作業修正編集者スケジュール作成部224とを備える。
全作業修正編集者情報登録部221は、全作業について修正を行うことが認められた所定の編集者について、全ての編集者による担当作業の修正が終わったのを確認して、全作業を生産スケジュールの修正を行なう担当作業として編集者情報記憶部103に登録するためのものである。ここで、全ての編集者による担当作業の修正が終わったかどうかは、編集者情報記憶部103において、全作業について対応付けられた編集者が解除されているかどうかにより判断する。また、全作業について修正を行うことが認められた所定の編集者(以下、「全作業修正編集者」と略する。)は、担当作業の修正が最後に終わった編集者であっても良いし、予め定められた編集者であっても良い。
全作業修正編集者スケジュール取得部222は、サーバスケジュール記憶部102に記憶されている生産スケジュールを取得して、全作業修正編集者に対応するローカルスケジュール記憶部230に記憶するためのものである。
全作業修正編集者スケジュール作成部223は、全作業修正編集者に対応するローカルスケジュール記憶部230に記憶された生産スケジュールの工程毎の各オーダの作業を、製造ルート情報記憶部101に記憶された製造ルート情報と工程間時間情報記憶部104に記憶された工程間時間情報を参照しつつ、開始時刻の早い順に工程に割り付けて生産スケジュールを作成し、作成した生産スケジュールをローカルスケジュール記憶部230に登録するためのものである。尚、全ローカルスケジュール記憶部230で登録された生産スケジュールはサーバスケジュール記憶部102に登録して良い。その際、サーバスケジュール記憶部102に既に記憶されている生産スケジュールを更新する。
一部作業修正編集者スケジュール作成部224は、全作業修正編集者以外の編集者に対応するローカルスケジュール記憶部230に記憶された生産スケジュールの工程毎の各オーダの作業を、製造ルート情報記憶部101に記憶された製造ルート情報と工程間時間情報記憶部104に記憶された工程間時間情報を参照しつつ、開始時刻の早い順に工程に割り付けて生産スケジュールを作成し、作成した生産スケジュールをローカルスケジュール記憶部230に登録するためのものである。ここで、全作業修正編集者以外の編集者であるかどうかの判断は、全作業修正編集者情報登録部221で行われる。尚、ローカルスケジュール記憶部230に登録された生産スケジュールは、サーバスケジュール記憶部102に登録しても良い。この際、サーバスケジュール記憶部102に既に記憶されている生産スケジュールを更新するのではなく、当該編集者に対応する生産スケジュールとして別途登録される。そして、他の編集者のローカルスケジュール記憶部230に記憶された生産スケジュールを所定の評価に基づいて比較して、最も評価が高い生産スケジュールを選択できるようにしても良い。
次に、本実施形態に係る生産スケジュール作成方法の処理の手順について、図3〜5に基づいて説明する。図3は、本実施形態に係る生産スケジュール作成方法の処理の手順について説明したフローチャートである。図4は、本実施形態に係る生産スケジュール作成方法の生産スケジュールの修正の処理の手順について説明したフローチャートである。図5は、本実施形態に係る生産スケジュール作成方法の生産スケジュールの作成の処理の手順について説明したフローチャートである。
尚、以下で説明する本実施形態に係る生産スケジュール作成方法の処理は、生産スケジュール作成プログラムとして、サーバ10、クライアントPC20、クライアントPC30においても同様に、コントローラ11,21により読み出して実行することができる。また、この生産スケジュール作成プログラムは、リムーバブルな記憶媒体に記録しておくことにより、様々な計算機の記憶装置にインストールすることが可能である。
図3に示すように、サーバ10において、受注した複数のオーダについて、オーダ毎の製品を製造するための工程の順番と、オーダ毎の各工程における作業の作業時間とを製造ルート情報として製造ルート情報記憶部101に記憶する(S1:製造ルート情報記憶ステップ)。また、製品のオーダを製造する際に通過する前工程と後工程との間に最低限あける時間を意味する工程間時間を工程間時間情報として工程間時間情報記憶部104に記憶する(S1:工程間時間情報記憶ステップ)。
次に、修正する対象となる生産スケジュールを初期スケジュールとしてサーバスケジュール記憶部102に記憶する(S2:サーバスケジュール記憶ステップ)。
そして、複数の編集者について、生産スケジュールの修正を行う担当作業と編集者との対応関係を編集者情報記憶部103に記憶する(ステップS3:編集者情報記憶ステップ)。編集者情報記憶部103には、初期状態として、全ての作業についていずれの編集者も登録されていない状態で記憶される。
次に、複数の編集者毎に生産スケジュールの修正を行う(ステップS4:生産スケジュール修正ステップ)。ここで、ステップS4の詳細な処理の手順について、図4を用いて詳細に説明する。尚、図4に示すステップS4の処理は、複数の編集者毎に、複数の編集者に対応するクライアントPCの編集者修正部210で実行される。
まず、編集者による修正が開始されると(例えば、入力装置25を介する修正開始信号の入力をトリガーとする)、スケジュール取得部211が、サーバスケジュール記憶部102に登録された生産スケジュールを取得し、ローカルスケジュール記憶部230に記憶する(S401:スケジュール取得ステップ)。
次に、入力装置25を介して入力された、編集者に対応した生産スケジュールの修正を行う担当作業を、編集者登録部212が、サーバ10の編集者情報記憶部103に登録する(S402:編集者情報登録ステップ)。
そして、調整処理部213が、ローカルスケジュール記憶部230に記憶された生産スケジュールを参照し、入力装置25を介して入力された担当作業に関して修正した計画時刻を、修正情報として、ローカルスケジュール記憶部230に登録する(ステップS403:調整処理ステップ)。
そして、スケジュール登録部214が、ローカルスケジュール記憶部230に登録された修正情報に基づいて、サーバスケジュール記憶部102に記憶されている生産スケジュールに関する担当作業の計画時刻を更新するとともに、編集者情報記憶部103に記憶されている担当作業に対応付けられていた編集者を解除する(S404:スケジュール登録ステップ)。
以上により、ステップS4の複数の編集者毎に生産スケジュールの修正の処理を終了する。
次に、複数の編集者毎に生産スケジュールの作成を行う(ステップS5:生産スケジュール作成ステップ)。ここで、ステップS5の詳細な処理の手順について、図5を用いて詳細に説明する。尚、図5に示すステップS5の処理は、複数の編集者毎に、複数の編集者に対応するクライアントPCの生産スケジュール作成部220で実行される。
まず、全作業修正編集者情報登録部221が、全作業について修正を行うことが認められた所定の編集者かどうかを判断する(ステップS501:全作業修正編集者情報登録ステップ)。全作業について修正を行うことが認められた所定の編集者であれば(ステップS501:YES)、全ての編集者による担当作業の修正が終わったかどうかを確認する(ステップS502:全作業修正編集者情報登録ステップ)。全ての編集者による担当作業の修正が終わっていれば(ステップS502:YES)、全作業を生産スケジュールの修正を行なう担当作業として編集者情報記憶部103に登録して(ステップS503:全作業修正編集者情報登録ステップ)、ステップS504に進む。一方、全ての編集者による担当作業の修正が終わっていなければ(ステップS502:NO)、ステップS502に戻る。
次に、全作業修正編集者スケジュール取得部222が、サーバスケジュール記憶部102に記憶されている生産スケジュールを取得して、全作業修正編集者に対応するローカルスケジュール記憶部230に記憶する(ステップS504:全作業修正編集者スケジュール取得ステップ)。
そして、全作業修正編集者スケジュール作成部223が、全作業修正編集者に対応するローカルスケジュール記憶部230に記憶された生産スケジュールの工程毎の各オーダの作業を、製造ルート情報記憶部101に記憶された製造ルート情報と工程間時間情報記憶部104に記憶された工程間時間情報を参照しつつ、開始時刻の早い順に工程に割り付けて生産スケジュールを作成し、作成した生産スケジュールをローカルスケジュール記憶部230に登録する(ステップS505:全作業修正編集者スケジュール作成ステップ)。
一方、全作業について修正を行うことが認められた所定の編集者でなければ(ステップS501:NO)、一部作業修正編集者スケジュール作成部224が、全作業修正編集者以外の編集者に対応するローカルスケジュール記憶部230に記憶された生産スケジュールの工程毎の各オーダの作業を、製造ルート情報記憶部101に記憶された製造ルート情報と工程間時間情報記憶部104に記憶された工程間時間情報を参照しつつ、開始時刻の早い順に工程に割り付けて生産スケジュールを作成し、作成した生産スケジュールをローカルスケジュール記憶部230に登録する(ステップS506:一部作業修正編集者スケジュール作成ステップ)。
以上により、ステップS5の複数の編集者毎に生産スケジュールの作成の処理を終了し、本実施形態の生産スケジュール作成方法の処理を終了する。
このように、本実施形態の生産スケジュール作成装置及び生産スケジュール作成方法、並びに生産スケジュール作成プログラムによれば、各編集者が修正する作業を担当作業として編集者情報記憶部103に登録し、修正する元となる生産スケジュールをサーバスケジュール記憶部102から各編集者専用のローカルスケジュール記憶部230に取得する。次に、編集者情報記憶部103に登録された作業について、開始時刻と終了時刻を修正し、その情報をサーバスケジュール記憶部102に記憶されている生産スケジュールへ更新する。そして、各編集者がサーバスケジュール記憶部102に更新した生産スケジュールをもとに、全作業について修正を行うことが認められた所定の編集者が、開始時刻の早い作業順に割付し全体の生産スケジュールを作成することで、複数の編集者の計画修正を極力反映させることができる。従って、不整合を生じさせることなく、複数の編集者による修正に基づいた生産スケジュールの作成を効率よく行うことができる。また、全作業について修正を行うことが認められていない編集者であっても、生産スケジュールを作成することができることにより、他の編集者が修正を行っている間でも、生産スケジュールを作成できる。そのため、他の修正者の修正を行っている時間を利用し、まず自分が修正した内容を反映した生産スケジュールを作成し、確認することできる。更に、全作業について修正を行うことが認められた所定の編集者が作成した全体の生産スケジュールと比較して、より良い生産スケジュールを効率的に求めることができる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいてさまざまな変更が可能なものである。
例えば、上記の実施形態に係る生産スケジュール作成装置1は、編集者の数だけクライアントPCが備えられているが、それに限らない。例えば、本発明に係る生産スケジュール作成装置は、編集者修正部210、生産スケジュール作成部220、及び、ローカルスケジュール記憶部230が、編集者に対応して編集者の数だけ備えられていればよく、同じクライアントPCに複数の編集者修正部210、生産スケジュール作成部220、及び、ローカルスケジュール記憶部230が備えられるものであっても良い。
次に、本実施形態に係る生産スケジュール作成方法及び生産スケジュール作成プログラム、並びに生産スケジュール作成装置の実施例について、図6〜図16に基づいて説明する。
本実施例で対象とする生産ラインは、原料から製品に至るまで、「X工程」、「Y工程」、「Z工程」から構成されており、各工程で使用できる設備は1台ある。そして、製造途中の中間製品や完成した製品は必要に応じて一時的に保管される。また、各オーダにより、通過する工程の順番は異なる。
編集者はA〜Cの3人であり、各工程は1人の編集者が担当し、X工程は編集者A、Y工程は編集者B、Z工程は編集者Cが担当する。ただし、本実施例では編集者Aは生産スケジュールの修正を行わない。
以下、上述した図3の本実施形態に係る生産スケジュール作成方法の処理の手順に基づいて、本実施例の処理の手順を説明する。
図3に示すように、サーバ10において、編集者Aにより入力装置を介して入力された、受注した複数のオーダについてのオーダ毎の製品を製造するための工程の順番と、オーダ毎の各工程における作業の作業時間とを製造ルート情報として製造ルート情報記憶部101に記憶する(S1)。本実施例における製造ルートを表1に示す。例えば、注文番号1のオーダは、工程X、工程Y,工程Zの順番に通過し、各工程での作業時間は全て3時間である。
また、編集者Aにより入力装置を介して入力された、製品のオーダを製造する際に通過する前工程と後工程との間に最低限あける時間を意味する工程間時間を工程間時間情報として工程間時間情報記憶部104に記憶する(S1)。本実施例における工程間時間を表2に示す。本実施例では、工程間時間を前工程と後工程の種類にかかわらず一律1時間にしている。
次に、編集者Aにより入力装置を介して入力された、修正する対象となる生産スケジュールを初期スケジュールとしてサーバスケジュール記憶部102に記憶する(S2)。本実施例における初期スケジュールを表3に示す。また、設定した初期スケジュールのガントチャートを図6に示す。
そして、編集者Aにより入力装置を介して入力された、複数の編集者についての生産スケジュールの修正を行う担当作業と編集者との対応関係を編集者情報記憶部103に記憶する(ステップS3)。編集者情報記憶部103には、初期状態として、全ての作業についていずれの編集者も登録されていない状態で記憶される。
次に、複数の編集者毎に生産スケジュールの修正を行い(ステップS4)、生産スケジュールの作成を行う(ステップS5)。本実施例では、編集者Bと編集者Cが、各々、生産スケジュールの修正を行う状況を想定している。従って、ステップS4の生産スケジュールの修正及びステップS5の生産スケジュールの作成は、編集者Bは編集者B用のクライアントPC20で、編集者Cは編集者C用のクライアントPC30で各々行う。
本実施例の編集者B用のクライアントPC20及び編集者C用のクライアントCP30と、サーバ10との間で行われる生産スケジュールの修正の処理と生産スケジュールの作成の処理のタイミングを図7に示す。以下では、本実施例の編集者B用のクライアントPC20で行われる生産スケジュールの修正の処理と生産スケジュールの作成の処理と、編集者C用のクライアントCP30で行われる生産スケジュールの修正の処理と生産スケジュールの作成の処理とを、それぞれ説明する。
[編集者B用のクライアントPC20で行われる生産スケジュールの修正の処理]
まず、編集者Bによる修正が開始されると(例えば、入力装置25を介する修正開始信号の入力をトリガーとする)、スケジュール取得部211が、サーバスケジュール記憶部102に登録された生産スケジュールを取得しローカルスケジュール記憶部230に記憶する(S401)。
次に、編集者Bにより入力装置25を介して入力された、編集者に対応した生産スケジュールの修正を行う担当作業を、編集者登録部212が、サーバ10の編集者情報記憶部103に登録する(S402)。本実施例での登録直後の編集者情報記憶部103に登録された編集者情報を表4に示す。
そして、ローカルスケジュール記憶部230に記憶されて表示装置26に表示された生産スケジュールを参照して編集者Bにより入力装置25を介して入力された担当作業に関して修正した計画時刻を、調整処理部213が、修正情報として、ローカルスケジュール記憶部230に登録する(ステップS403)。本実施例で編集者Bにより修正された修正情報に基づく生産スケジュールを表5に示す。また、そのガントチャートを図8に示す。図8と図6を比較して分かるように、Y工程の注文番号2と注文番号1の開始時刻と終了時刻を各々交換している。
そして、スケジュール登録部214が、ローカルスケジュール記憶部230に登録された修正情報に基づいて、サーバスケジュール記憶部102に記憶されている生産スケジュールに関する担当作業の計画時刻を更新するとともに、編集者情報記憶部103に記憶されている担当作業に対応付けられていた編集者を解除する(S404)。本実施例では、編集者Bが修正したY工程の全作業について登録する。
[編集者C用のクライアントPC30で行われる生産スケジュールの修正の処理]
まず、編集者Cによる修正が開始されると(例えば、入力装置25を介する修正開始信号の入力をトリガーとする)、スケジュール取得部211が、サーバスケジュール記憶部102に登録された生産スケジュールを取得しローカルスケジュール記憶部230に記憶する(S401)。
次に、編集者Cにより入力装置25を介して入力された、編集者に対応した生産スケジュールの修正を行う担当作業を、編集者登録部212が、サーバ10の編集者情報記憶部103に登録する(S402)。本実施例での登録直後の編集者情報記憶部103に登録された編集者情報を表6に示す。
そして、ローカルスケジュール記憶部230に記憶されて表示装置26に表示された生産スケジュールを参照して編集者Cにより入力装置25を介して入力された担当作業に関して修正した計画時刻を、調整処理部213が、修正情報として、ローカルスケジュール記憶部230に登録する(ステップS403)。本実施例で編集者Cにより修正された修正情報に基づく生産スケジュールを表7に示す。また、そのガントチャートを図9に示す。
そして、スケジュール登録部214が、ローカルスケジュール記憶部230に登録された修正情報に基づいて、サーバスケジュール記憶部102に記憶されている生産スケジュールに関する担当作業の計画時刻を更新するとともに、編集者情報記憶部103に記憶されている担当作業に対応付けられていた編集者を解除する(S404)。本実施例では、編集者Cが修正したZ工程の全作業について登録する。
以上で説明した本実施例で編集者B用のクライアントPC20及び編集者C用のクライアントPC30のステップS4の処理により登録直後のサーバスケジュール記憶部102に登録された生産スケジュールを表8に示す。また、そのガントチャートを図10に示す。図10を見ると、編集者Bと編集者Cの両方の修正内容が反映されていることが分かる。
[編集者用のクライアントPC30で行われる生産スケジュールの作成の処理]
まず、全作業修正編集者情報登録部221が、全作業について修正を行うことが認められた所定の編集者かどうかを判断する(ステップS501)。本実施例では、全作業について修正を行うことが認められた所定の編集者は、生産スケジュールの修正の処理が最も遅かった編集者とし、編集者情報記憶部103に記憶された編集者情報を参照し、どの編集者も担当作業として登録されていないかどうかで判断する。図7を参照すると、編集者は、生産スケジュールの修正の処理が最も遅かった編集者であり、全作業について修正を行うことが認められた所定の編集者である(ステップS501)。従って、編集者情報記憶部103を参照して、全ての編集者による担当作業の修正が終わったかどうかを確認でき(ステップS502:YES)、全作業を編集者が生産スケジュールの修正を行なう担当作業として編集者情報記憶部103に登録する(ステップS503)。本実施例の登録直後の編集者情報記憶部103に登録された編集者情報を表9に示す。
次に、全作業修正編集者スケジュール取得部222が、サーバスケジュール記憶部102に記憶されている生産スケジュールを取得して、全作業修正編集者に対応するローカルスケジュール記憶部230に記憶する(ステップS504)。ここで、サーバスケジュール記憶部102に記憶されている生産スケジュールは、表8及び図10に示す通りである。
そして、全作業修正編集者スケジュール作成部223が、全作業修正編集者に対応するローカルスケジュール記憶部230に記憶された生産スケジュールの工程毎の各オーダの作業を、製造ルート情報記憶部101に記憶された製造ルート情報と工程間時間情報記憶部104に記憶された工程間時間情報を参照しつつ、開始時刻の早い順に工程に割り付けて生産スケジュールを作成し、作成した生産スケジュールをローカルスケジュール記憶部230に登録する(ステップS505)。
ここで、生産スケジュールの作成について、詳細に説明する。
割付していない作業の中で、オーダ毎に、最も工程順の早い作業をリストアップし、開始時刻の早い順にソートする。表10にソートした結果を示す。なお、本実施例では、開始時刻が同じ場合は、工程名の早い順としている。そして、最もソート順の早い注文番号1のX工程を割り付ける。この際に、工程間時間情報を利用し、前工程が存在する場合は、「前工程を割付けた終了時刻に工程間時間を足した時刻」以降で最も早い時間に割付ける(X工程は最初の工程であるため、前工程は存在しない)。そのガントチャートを図14に示す。
次に、割付していない作業の中で、オーダ毎に、最も工程順の早い作業をリストアップし、計画開始時刻の早い順にソートする。表11にソートした結果を示す。最もソート順の早い注文番号3の工程Zを割り付ける。この際に、工程間時間情報を利用し、前工程が存在する場合は、「前工程を割付けた終了時刻に工程間時間を足した時刻」以降で最も早い時間に割付ける(Z工程は最初の工程であるため、前工程は存在しない)。そのガントチャートを図15に示す。
同様に、全ての作業を割り付け終わるまで、繰り返しを行う。最終的に得られたスケジュールを図16に示す。
[編集者用のクライアントPC20で行われる生産スケジュールの作成の処理]
まず、全作業修正編集者情報登録部221が、全作業について修正を行うことが認められた所定の編集者かどうかを判断する(ステップS501)。本実施例では、全作業について修正を行うことが認められた所定の編集者は、生産スケジュールの修正の処理が最も遅かった編集者とし、編集者情報記憶部103に記憶された編集者情報を参照し、どの編集者も担当作業として登録されていないかどうかで判断する。図7を参照すると、編集者は、生産スケジュールの修正の処理が最も遅い編集者ではなく、全作業について修正を行うことが認められた所定の編集者ではない。
従って、編集者は、全作業について修正を行うことが認められた所定の編集者でないため(ステップS501:NO)、一部作業修正編集者スケジュール作成部224が、全作業修正編集者以外の編集者に対応するローカルスケジュール記憶部230に記憶された生産スケジュールの工程毎の各オーダの作業を、製造ルート情報記憶部101に記憶された製造ルート情報と工程間時間情報記憶部104に記憶された工程間時間情報を参照しつつ、開始時刻の早い順に工程に割り付けて生産スケジュールを作成し、作成した生産スケジュールをローカルスケジュール記憶部230に登録する(ステップS506)。
ここで、生産スケジュールの作成について、詳細に説明する。
割付していない作業の中で、オーダ毎に、最も工程順の早い作業をリストアップし、開始時刻の早い順にソートする。表12にソートした結果を示す。なお、本実施例では、開始時刻が同じ場合は、工程名の早い順としている。そして、最もソート順の早い注文番号1のX工程を割り付ける。この際に、工程間時間情報を利用し、前工程が存在する場合は、「前工程を割付けた終了時刻に工程間時間を足した時刻」以降で最も早い時間に割付ける(X工程は最初の工程であるため、前工程は存在しない)。そのガントチャートを図11に示す。
次に、割付していない作業の中で、オーダ毎に、最も工程順の早い作業をリストアップし、計画開始時刻の早い順にソートする。表13にソートした結果を示す。最もソート順の早い注文番号3の工程Zを割り付ける。この際に、工程間時間情報を利用し、前工程が存在する場合は、「前工程を割付けた終了時刻に工程間時間を足した時刻」以降で最も早い時間に割付ける(Z工程は最初の工程であるため、前工程は存在しない)。そのガントチャートを図12に示す。
同様に、全ての作業を割り付け終わるまで、繰り返しを行う。最終的に得られたスケジュールを図13に示す。
このように、本実施例では、編集者用のクライアントPC20では、クライアントPC30での編集者の生産スケジュールの修正が終わるまで待つことなく、生産スケジュールの作成をして、Y工程の修正内容を反映して作成された生産スケジュールの作成結果を確認することができる。そして、編集者用のクライアントPC30による編集者Bと編集者Cの修正を反映して作成した生産スケジュールの作成が終わると、クライアントPC20での編集者の修正を反映した生産スケジュールの作成結果と、クライアントPC30での編集者BとCの修正を反映した生産スケジュールの作成結果の両方を比較評価できる。
また、図16を見ると、編集者Bが希望した注文番号2、3、1の順でY工程を計画し、編集者Cが希望した注文番号3、2、1の順でZ工程を計画する希望がかなえられた生産スケジュールが作成できていることが分かる。
本実施例では、次に、図13に示す編集者B用のクライアントPC20で作成された生産スケジュールと、図16に示す編集者C用のクライアントPC30で作成された生産スケジュールとを評価する。本実施例では、評価では、編集者の修正がより反映された生産スケジュールを反映することとする。本実施例では、図13に示す編集者B用のクライアントPC20で作成された生産スケジュールが、より評価が高いため、クライアントPC20のローカルスケジュール記憶部230に登録されている計画時刻(開始時刻と終了時刻)をサーバスケジュール記憶部102に登録する。
以上により、本実施例では、不整合を生じさせることなく、複数の編集者による修正に基づいた生産スケジュールの作成を効率よく行うことができていることが分かる。
1 生産スケジュール作成装置
101 製造ルート情報記憶部
102 サーバスケジュール記憶部
103 編集者情報記憶部
104 工程間時間情報記憶部
210 編集者修正部
211 スケジュール取得部
212 編集者登録部
213 調整処理部
214 スケジュール登録部
230 ローカルスケジュール記憶部
220 生産スケジュール作成部
221 全作業修正編集者情報登録部
222 全作業修正編集者スケジュール取得部
223 全作業修正編集者スケジュール作成部
224 一部作業修正編集者スケジュール作成部
S1 製造ルート情報記憶ステップ、工程間時間情報記憶ステップ
S2 サーバスケジュール記憶ステップ
S3 編集者情報記憶ステップ
S4 生産スケジュール修正ステップ
S401 スケジュール取得ステップ
S402 編集者情報登録ステップ
S403 調整処理ステップ
S404 スケジュール登録ステップ
生産スケジュール作成ステップ
S503 全作業修正編集者情報登録ステップ
S504 全作業修正編集者スケジュール取得ステップ
S505 全作業修正編集者スケジュール作成ステップ
S506 一部作業修正編集者スケジュール作成ステップ

Claims (9)

  1. 複数の製品のオーダを複数の工程により製造する工場を対象とし、工程毎に各オーダの作業を割り付けて、工程毎の各作業の開始時刻と終了時刻とを計画時刻として記憶した生産スケジュールに対する修正内容に基づいて、生産スケジュールを作成する生産スケジュール作成方法であって、
    計算機の演算部により実行される処理が、
    オーダ毎の製品を製造するための工程の順番と、オーダ毎の各工程における作業の作業時間とを製造ルート情報として記憶する製造ルート情報記憶ステップと、
    修正する対象となる生産スケジュールをサーバスケジュール記憶部に記憶するサーバスケジュール記憶ステップと、
    前記生産スケジュールの修正を行なう作業と複数の編集者との対応関係を編集者情報記憶部に記憶する編集者情報記憶ステップと、
    複数の編集者に対応して下記(a)〜(d)の処理を行い、生産スケジュールの修正を行う生産スケジュール修正ステップと、
    (a)前記サーバスケジュール記憶部に登録された生産スケジュールを取得し、前記編集者に対応したローカルスケジュール記憶部に記憶させるスケジュール取得ステップ、
    (b)前記編集者に対応した前記生産スケジュールの修正を行なう所定の作業を編集者情報記憶部に登録する編集者情報登録ステップ、
    (c)前記ローカルスケジュール記憶部に記憶された生産スケジュールに基づいて前記編集者により修正された前記所定の作業の計画時刻を、修正情報として前記編集者に対応したローカルスケジュール記憶部に登録する調整処理ステップ、
    (d)前記ローカルスケジュール記憶部に登録されている前記修正情報に基づいて、前記サーバスケジュール記憶部に記憶されている生産スケジュールに関する前記所定の作業の計画時刻を更新すると共に、前記編集者情報記憶部に記憶されている前記所定の作業に対応付けられていた前記編集者を解除するスケジュール登録ステップ、
    下記(e)〜(g)の処理を行うことにより、生産スケジュールを作成する生産スケジュール作成ステップと、
    (e)全作業について修正を行うことが認められた所定の編集者について、全ての前記編集者による前記生産スケジュール修正ステップの処理が終わると、全作業を前記生産スケジュールの修正を行なう所定の作業として前記編集者情報記憶部に登録する全作業修正編集者情報登録ステップ、
    (f)前記サーバスケジュール記憶部に登録された生産スケジュールを取得し、前記所定の編集者に対応したローカルスケジュール記憶部に記憶させる全作業修正編集者スケジュール取得ステップ、
    (g)前記所定の編集者に対応する前記ローカルスケジュール記憶部に記憶される生産スケジュールの工程毎の各オーダの作業を、前記製造ルート情報を参照しつつ、開始時刻の早い順に工程に割り付けて作成した生産スケジュールを、前記サーバスケジュール記憶部に登録する全作業修正編集者スケジュール作成ステップ、
    を備えることを特徴とする生産スケジュール作成方法。
  2. 前記生産スケジュール作成ステップは、更に、
    (h)前記所定の編集者以外の編集者に対応する前記ローカルスケジュール記憶部に記憶される生産スケジュールの工程毎の各オーダの作業を、前記製造ルート情報を参照しつつ、開始時刻の早い順に工程に割り付けて作成した生産スケジュールを、前記サーバスケジュール記憶部に登録する一部作業修正編集者スケジュール作成ステップ、の処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の生産スケジュール作成方法。
  3. 前工程と後工程との間に最低限あける時間を意味する工程間時間を工程間時間情報として工程間時間情報記憶部に記憶する工程間時間情報記憶ステップを更に備え、
    前記生産スケジュール作成ステップは、前記工程間時間情報に基づき、前工程と後工程との間に工程間時間をあけながら、前記ローカルスケジュール記憶部に記憶される工程毎の各オーダの作業を開始時刻の早い順に割付けることを特徴とする請求項1または2に記載の生産スケジュール生成方法。
  4. 複数の製品のオーダを複数の工程により製造する工場を対象とし、工程毎に各オーダの作業を割り付けて、工程毎の各作業の開始時刻と終了時刻とを計画時刻として記憶した生産スケジュールに対する修正内容に基づいて、生産スケジュールを作成する生産スケジュール作成プログラムであって、
    オーダ毎の製品を製造するための工程の順番と、オーダ毎の各工程における作業の作業時間とを製造ルート情報として記憶する製造ルート情報記憶ステップと、
    修正する対象となる生産スケジュールをサーバスケジュール記憶部に記憶するサーバスケジュール記憶ステップと、
    前記生産スケジュールの修正を行なう作業と複数の編集者との対応関係を編集者情報記憶部に記憶する編集者情報記憶ステップと、
    複数の編集者に対応して下記(a)〜(d)の処理を行い、生産スケジュールの修正を行う生産スケジュール修正ステップと、
    (a)前記サーバスケジュール記憶部に登録された生産スケジュールを取得し、前記編集者に対応したローカルスケジュール記憶部に記憶させるスケジュール取得ステップ、
    (b)前記編集者に対応した前記生産スケジュールの修正を行なう所定の作業を編集者情報記憶部に登録する編集者情報登録ステップ、
    (c)前記ローカルスケジュール記憶部に記憶された生産スケジュールに基づいて前記編集者により修正された前記所定の作業の計画時刻を、修正情報として前記編集者に対応したローカルスケジュール記憶部に登録する調整処理ステップ、
    (d)前記ローカルスケジュール記憶部に登録されている前記修正情報に基づいて、前記サーバスケジュール記憶部に記憶されている生産スケジュールに関する前記所定の作業の計画時刻を更新すると共に、前記編集者情報記憶部に記憶されている前記所定の作業に対応付けられていた前記編集者を解除するスケジュール登録ステップ、
    下記(e)〜(g)の処理を行うことにより、生産スケジュールを作成する生産スケジュール作成ステップと、
    (e)全作業について修正を行うことが認められた所定の編集者について、全ての前記編集者による前記生産スケジュール修正ステップの処理が終わると、全作業を前記生産スケジュールの修正を行なう所定の作業として前記編集者情報記憶部に登録する全作業修正編集者情報登録ステップ、
    (f)前記サーバスケジュール記憶部に登録された生産スケジュールを取得し、前記所定の編集者に対応したローカルスケジュール記憶部に記憶させる全作業修正編集者スケジュール取得ステップ、
    (g)前記所定の編集者に対応する前記ローカルスケジュール記憶部に記憶される生産スケジュールの工程毎の各オーダの作業を、前記製造ルート情報を参照しつつ、開始時刻の早い順に工程に割り付けて作成した生産スケジュールを、前記サーバスケジュール記憶部に登録する全作業修正編集者スケジュール作成ステップ、
    を備え、計算機において演算部により読み出して各ステップの処理を実行させることを特徴とする生産スケジュール作成プログラム。
  5. 前記生産スケジュール作成ステップは、更に、
    (h)前記所定の編集者以外の編集者に対応する前記ローカルスケジュール記憶部に記憶される生産スケジュールの工程毎の各オーダの作業を、前記製造ルート情報を参照しつつ、開始時刻の早い順に工程に割り付けて作成した生産スケジュールを、前記サーバスケジュール記憶部に登録する一部作業修正編集者スケジュール作成ステップ、の処理を行うことを特徴とする請求項4に記載の生産スケジュール作成プログラム。
  6. 前工程と後工程との間に最低限あける時間を意味する工程間時間を工程間時間情報として工程間時間情報記憶部に記憶する工程間時間情報記憶ステップを更に備え、
    前記生産スケジュール作成ステップは、前記工程間時間情報に基づき、前工程と後工程との間に工程間時間をあけながら、前記ローカルスケジュール記憶部に記憶される工程毎の各オーダの作業を開始時刻の早い順に割付けることを特徴とする請求項4または5に記載の生産スケジュール生成プログラム。
  7. 複数の製品のオーダを複数の工程により製造する工場を対象とし、工程毎に各オーダの作業を割り付けて、工程毎の各作業の開始時刻と終了時刻とを計画時刻として記憶した生産スケジュールに対する修正内容に基づいて、生産スケジュールを作成する生産スケジュール作成装置であって、
    オーダ毎の製品を製造するための工程の順番と、オーダ毎の各工程における作業の作業時間とを製造ルート情報として記憶する製造ルート情報記憶部と、
    修正する対象となる生産スケジュールを記憶するサーバスケジュール記憶部と、
    前記生産スケジュールの修正を行なう作業と複数の編集者との対応関係を記憶する編集者情報記憶部と、
    複数の編集者に対応して下記(a)〜(d)から構成され、生産スケジュールの修正を行う編集者修正部と、
    (a)前記サーバスケジュール記憶部に登録された生産スケジュールを取得し、前記編集者に対応したローカルスケジュール記憶部に記憶させるスケジュール取得部、
    (b)前記編集者に対応した前記生産スケジュールの修正を行なう所定の作業を編集者情報記憶部に登録する編集者登録部、
    (c)前記ローカルスケジュール記憶部に記憶された生産スケジュールに基づいて前記編集者により修正された前記所定の作業の計画時刻を、修正情報として前記編集者に対応したローカルスケジュール記憶部に登録する調整処理部、
    (d)前記ローカルスケジュール記憶部に登録されている前記修正情報に基づいて、前記サーバスケジュール記憶部に記憶されている生産スケジュールに関する前記所定の作業の計画時刻を更新すると共に、前記編集者情報記憶部に記憶されている前記所定の作業に対応付けられていた前記編集者を解除するスケジュール登録部、
    下記(e)〜(g)から構成され、生産スケジュールを作成する生産スケジュール作成部と、
    (e)全作業について修正を行うことが認められた所定の編集者について、全ての前記編集者による前記編集者修正部の処理が終わると、全作業を前記生産スケジュールの修正を行なう所定の作業として前記編集者情報記憶部に登録する全作業修正編集者情報登録部、
    (f)前記サーバスケジュール記憶部に登録された生産スケジュールを取得し、前記所定の編集者に対応したローカルスケジュール記憶部に記憶させる全作業修正編集者スケジュール取得部、
    (g)前記所定の編集者に対応する前記ローカルスケジュール記憶部に記憶される生産スケジュールの工程毎の各オーダの作業を、前記製造ルート情報を参照しつつ、開始時刻の早い順に工程に割り付けて作成した生産スケジュールを、前記サーバスケジュール記憶部に登録する全作業修正編集者スケジュール作成部、
    を備えることを特徴とする生産スケジュール作成装置。
  8. 前記生産スケジュール作成部は、更に、
    (h)前記所定の編集者以外の編集者に対応する前記ローカルスケジュール記憶部に記憶される生産スケジュールの工程毎の各オーダの作業を、前記製造ルート情報を参照しつつ、開始時刻の早い順に工程に割り付けて作成した生産スケジュールを、前記サーバスケジュール記憶部に登録する一部作業修正編集者スケジュール作成部、を構成することを特徴とする請求項7に記載の生産スケジュール作成装置。
  9. 前工程と後工程との間に最低限あける時間を意味する工程間時間を工程間時間情報として記憶する工程間時間情報記憶部を更に備え、
    前記生産スケジュール作成部は、前記工程間時間情報に基づき、前工程と後工程との間に工程間時間をあけながら、前記ローカルスケジュール記憶部に記憶される工程毎の各オーダの作業を開始時刻の早い順に割付けることを特徴とする請求項7または8に記載の生産スケジュール生成装置。
JP2012250977A 2012-11-15 2012-11-15 生産スケジュール作成方法及び生産スケジュール作成プログラム、並びに生産スケジュール作成装置 Expired - Fee Related JP5908388B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012250977A JP5908388B2 (ja) 2012-11-15 2012-11-15 生産スケジュール作成方法及び生産スケジュール作成プログラム、並びに生産スケジュール作成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012250977A JP5908388B2 (ja) 2012-11-15 2012-11-15 生産スケジュール作成方法及び生産スケジュール作成プログラム、並びに生産スケジュール作成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014099079A JP2014099079A (ja) 2014-05-29
JP5908388B2 true JP5908388B2 (ja) 2016-04-26

Family

ID=50941033

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012250977A Expired - Fee Related JP5908388B2 (ja) 2012-11-15 2012-11-15 生産スケジュール作成方法及び生産スケジュール作成プログラム、並びに生産スケジュール作成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5908388B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10268909A (ja) * 1997-03-27 1998-10-09 Nippon Steel Corp スケジューリングシステム
JP4322571B2 (ja) * 2003-06-27 2009-09-02 株式会社神戸製鋼所 スケジューリング装置及びスケジューリングプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014099079A (ja) 2014-05-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101532451B1 (ko) 자유 형식 데이터의 입력을 허용하는 스케줄링 애플리케이션
JP4921727B2 (ja) 時間的拘束条件利用型複数プラニングセッション協調システム、方法及び製造物
JP6682223B2 (ja) 計画管理システム及び計画管理方法
US9600792B2 (en) Method and apparatus for generating an engineering workflow
JP5885637B2 (ja) スケジューリング方法及びスケジューリングプログラム、並びにスケジューリング装置
US11334550B2 (en) Controller, control method, and control program for SQL statement generation in a factory automation database
EP3961523A1 (en) Managing production pipelines
JP2017091223A (ja) 情報処理装置およびその制御方法、生産管理システム
US11281650B2 (en) Control system, controller, and control method
JP6896462B2 (ja) 所要量計算装置、所要量計算方法、および、所要量計算プログラム
JP2009157690A (ja) 製造工程管理装置、製造工程管理方法、そのプログラムおよび記憶媒体
JP5908388B2 (ja) 生産スケジュール作成方法及び生産スケジュール作成プログラム、並びに生産スケジュール作成装置
JP6379425B2 (ja) 部品表管理システム及び部品表管理方法
JP5044520B2 (ja) スケジュール表示装置および該方法
JP6397657B2 (ja) 所要量計算システム、所要量計算方法及びプログラム
JP2008197915A (ja) 生産管理システム
JP5854745B2 (ja) 工程管理ツールのデータインタフェース装置、データインタフェース方法、データインタフェースプログラム及び工程管理システム
JP2009098844A (ja) 工程管理システム
JP6626327B2 (ja) ガントチャート生成プログラム、ガントチャート生成装置、および、ガントチャート生成方法
JPH04184602A (ja) 生産計画作成システムおよび生産計画作成方法
JP2000158300A (ja) 生産計画作成方法及びシステム
JP3825642B2 (ja) 生産計画立案方法
JP7197394B2 (ja) 表示用データバッファ
JP7264518B2 (ja) 作業手順最適化装置、作業手順最適化方法及びプログラム
WO2021059427A1 (ja) 調達支援方法及び調達支援システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140901

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150716

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150825

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150911

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20150911

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20150911

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160202

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160224

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160322

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160323

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5908388

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees