JP7197394B2 - 表示用データバッファ - Google Patents
表示用データバッファ Download PDFInfo
- Publication number
- JP7197394B2 JP7197394B2 JP2019018986A JP2019018986A JP7197394B2 JP 7197394 B2 JP7197394 B2 JP 7197394B2 JP 2019018986 A JP2019018986 A JP 2019018986A JP 2019018986 A JP2019018986 A JP 2019018986A JP 7197394 B2 JP7197394 B2 JP 7197394B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- information
- machine
- display data
- display device
- data buffer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Numerical Control (AREA)
Description
このような工作機械の表示機器に表示される機器情報が、工作機械から離れた場所に設置された表示機器でも表示できるように、ネットワークを介して複数の表示機器が工作機械に接続されることがある(例えば、特許文献1及び2参照)。
この点に関し、工作機械と複数の表示機器との間に、複数の表示機器のための表示用データを記憶する表示用データバッファを設けることが考えられる。
(a)前記記憶部に記憶された前記読取履歴情報を参照して、
(a1)読み取り履歴があり、かつ、読み取り履歴における前記機器情報が表す表示機器が、今回の読み取り要求を行う表示機器と同一である場合、前記機械から前記対応の機械情報を取得して、前記記憶部の機械情報を更新し、
(a2)読み取り履歴があり、かつ、読み取り履歴における前記機器情報が表す表示機器が、今回の読み取り要求を行う表示機器と異なる場合、前記機械から前記対応の機械情報を取得せず、前記記憶部の機械情報を更新せず、
(b)今回の読み取り要求を行う表示機器を表す機器情報を追加するように、前記読取履歴情報を更新する。
前記表示機器からの読み取り要求が所定時間ない場合、前記機械から前記対応の機械情報を取得して、前記記憶部の機械情報を更新してもよく、
前記(b)において、全ての前記機器情報を削除した後に、少なくとも何れか1つの表示機器を表す機器情報を追加するように、前記読取履歴情報を更新してもよい。
図1は、本実施形態に係る表示用データバッファを備える加工システムを示す図である。図1に示す加工システム1は、表示用データバッファ10と、機械としての工作機械20と、3つの表示機器30A,30B,30Cとを備える。表示用データバッファ10と表示機器30A,30B,30Cとは、LAN(例えば、イーサネット)、WAN等の有線又は無線のネットワーク3を介して接続される。なお、表示用データバッファ10と工作機械20とは、上述したLAN、WAN等の有線又は無線のネットワークを介して接続されてもよいし、Bluetooth、Wi-Fi等の近距離通信で接続されてもよい。
機械部22における表示部23には、工作機械20の情報(以下、「機械情報」ともいう。)として、加工情報、プログラム、PMC(Programmable Machine Controller)のI/O情報、工具情報、及び/又は、異常通知のためのアラーム等が表示される。加工情報とは、工具及び/又はワークの座標、及び、ワークの処理量等の情報であり、工具情報とは、工具の種類及び摩耗等の情報である。
数値制御装置21は、表示用データバッファ10からの要求に応じて、これらの加工情報、プログラム、I/O情報、工具情報、及び、アラーム等の機械情報を、表示用データバッファ10に提供する。
表示機器30Aは、このような表示機器であって、工場内に配置され、工作機械20の表示部23と同様の機械情報を表示する表示機器である。
また、作業者が出張先等の遠隔地でも携帯端末で機械情報を監視することができるようになっていることがある。表示機器30Cは、携帯型PC、タブレット、スマートフォン等の携帯端末である。
次に、図1と共に図4A~図4Fを参照して、表示用データバッファ10の構成について説明する。図4A~図4Fは、本実施形態に係る表示用データバッファに記憶された機械情報及び読取履歴情報の一例を示す模式図である。なお、図4A~図4Fでは、機械情報と読取履歴情報とが関連付けられて示されているが、これに制限されない。機械情報と読取履歴情報とは関連付けられていなくてもよい。
表示用データバッファ10は、記憶部11と制御部12とを備える。
記憶部11は、例えばEEPROM等の書き換え可能なメモリである。
次に、図2及び図4A~図4Fを参照して、本実施形態に係る表示用データバッファ10の動作について説明する。図2は、本実施形態に係る表示用データバッファの動作を示すフローチャートである。
まず、表示用データバッファ10における制御部12は、表示機器(30A,30B又は30C)から機械情報(表示用データ)の読み取り要求があるか否かを判定する(S1)。
このとき、制御部12は、今回の読み取り要求を行う表示機器(30A,30B又は30C)を表す機器情報(A,B又はC)を追加するように、読取履歴情報を更新する(S4)。
(a)記憶部11に記憶された読取履歴情報を参照して、
(a3)読み取り履歴がない場合(S2においてNO)、工作機械20の数値制御装置21から対応の機械情報を取得して、記憶部11の機械情報を更新し(S3)、
(b)今回の読み取り要求を行う表示機器(30A,30B又は30C)を表す機器情報(A,B又はC)を追加するように、読取履歴情報を更新する(S4)。
そして、制御部12は、表示機器(30A,30B又は30C)からの今回の読み取り要求に応じて、更新された対応の機械情報を表示用データとして表示機器(30A,30B又は30C)に提供し(S5)、動作を終了する。
そこで、制御部12は、読取履歴情報における対応の機械情報の全ての機器情報(A,B又はC)を削除(クリア)する(S7)。
このとき、上述同様に、制御部12は、対応の機械情報を、工作機械20における数値制御装置21から取得し、取得した機械情報を記憶部11に記憶させて、記憶部11の機械情報を更新する(S3)。
その後、制御部12は、今回の読み取り要求を行う表示機器(30A,30B又は30C)を表す機器情報(A,B又はC)を追加するように、読取履歴情報を更新する(S4)。
(a)記憶部11に記憶された読取履歴情報を参照して、
(a1)読み取り履歴があり、かつ、読み取り履歴における機器情報(A,B又はC)が表す表示機器(30A,30B又は30C)が、今回の読み取り要求を行う表示機器(30A,30B又は30C)と同一である場合(S2においてYES、かつ、S6においてYES)、工作機械20の数値制御装置21から対応の機械情報を取得して、記憶部11の機械情報を更新し(S3)、
(b)全ての機器情報(A,B又はC)を削除した後に(S7)、今回の読み取り要求を行う表示機器(30A,30B又は30C)を表す機器情報(A,B又はC)を追加するように、読取履歴情報を更新する(S4)。
そして、制御部12は、表示機器(30A,30B又は30C)からの今回の読み取り要求に応じて、更新された対応の機械情報を表示用データとして表示機器(30A,30B又は30C)に提供し(S5)、動作を終了する。
この場合、制御部12は、対応の機械情報を、工作機械20における数値制御装置21から取得せず、記憶部11の機械情報を更新しない。
このとき、上述同様に、制御部12は、今回の読み取り要求を行う表示機器(30A,30B又は30C)を表す機器情報(A,B又はC)を追加するように、読取履歴情報を更新する(S4)。
(a)記憶部11に記憶された読取履歴情報を参照して、
(a2)読み取り履歴があり、かつ、読み取り履歴における機器情報(A,B又はC)が表す表示機器(30A,30B又は30C)が、今回の読み取り要求を行う表示機器(30A,30B又は30C)と異なる場合(S2においてYES、かつ、S6においてNO)、工作機械20の数値制御装置21から対応の機械情報を取得せず、記憶部11の機械情報を更新せず、
(b)今回の読み取り要求を行う表示機器(30A,30B又は30C)を表す機器情報(A,B又はC)を追加するように、読取履歴情報を更新する(S4)。
そして、制御部12は、表示機器(30A,30B又は30C)からの今回の読み取り要求に応じて、更新されていない対応の機械情報を表示用データとして表示機器(30A,30B又は30C)に提供し(S5)、動作を終了する。
これにより、工作機械20の数値制御装置21内の通信トラフィックの増大を低減することができる。
制御部12は、上述したステップS1~S7の動作を、例えば所定時間間隔(又は不定時間間隔)で繰り返し行ってもよい。
次に、図3及び図4A~図4Fを参照して、本実施形態に係る表示用データバッファ10の動作の具体的一例について説明する。図3は、本実施形態に係る表示用データバッファの動作の具体的一例を示すタイミングチャートである。
まず、図3に示すように、時刻t1において、表示用データバッファ10における制御部12は、表示機器30Aから、加工情報、I/O情報及び工具情報(機械情報)の読み取り要求を受ける(図2のS1においてYES)。
このとき、記憶部11には、機械情報(表示用データ)も読取履歴情報も記憶されていない(図2のS2においてNO)。この場合、制御部12は、工作機械20の数値制御装置21から、加工情報(t1)、I/O情報(t1)及び工具情報(t1)(対応の機械情報)を取得し、図4Aに示すように、取得したこれらの機械情報を記憶部11に記憶させる(図2のS3)。
このとき、制御部12は、図4Aに示すように、加工情報、I/O情報及び工具情報(対応の機械情報)について、今回の読み取り要求を行う表示機器30Aを表す機器情報Aを追加するように、読取履歴情報を更新する(図2のS4)。
そして、制御部12は、記憶部11の加工情報(t1)、I/O情報(t1)及び工具情報(t1)を表示機器30Aに提供する(図2のS5)。
プログラムについては、図4Aに示すように、記憶部11に、機械情報(表示用データ)も読取履歴情報(読み取り履歴)も記憶されていない(図2のS2においてNO)。この場合、制御部12は、工作機械20の数値制御装置21から、プログラム(t2)(対応の機械情報)を取得し、図4Bに示すように、取得したプログラム(t2)を記憶部11に記憶させる(図2のS3)。
このとき、制御部12は、図4Bに示すように、プログラムについて、今回の読み取り要求を行う表示機器30Bを表す機器情報Bを追加するように、読取履歴情報を更新する(図2のS4)。
このとき、制御部12は、図4Bに示すように、加工情報及び工具情報(対応の機械情報)について、今回の読み取り要求を行う表示機器30Bを表す機器情報Bを追加するように、読取履歴情報を更新する(図2のS4)。
そして、制御部12は、記憶部11の加工情報(t1)、プログラム(t2)及び工具情報(t1)を表示機器30Bに提供する(図2のS5)。
アラームについては、図4Bに示すように、記憶部11に、機械情報(表示用データ)も読取履歴情報(読み取り履歴)も記憶されていない(図2のS2においてNO)。この場合、制御部12は、工作機械20の数値制御装置21から、アラーム(t3)(対応の機械情報)を取得し、図4Cに示すように、取得したアラーム(t3)を記憶部11に記憶させる(図2のS3)。
このとき、制御部12は、図4Cに示すように、アラームについて、今回の読み取り要求を行う表示機器30Cを表す機器情報Cを追加するように、読取履歴情報を更新する(図2のS4)。
このとき、制御部12は、図4Cに示すように、加工情報について、今回の読み取り要求を行う表示機器30Cを表す機器情報Cを追加するように、読取履歴情報を更新する(図2のS4)。
そして、制御部12は、記憶部11の加工情報(t1)及びアラーム(t3)を表示機器30Cに提供する(図2のS5)。
加工情報、I/O情報及び工具情報については、図4Cに示すように、記憶部11に、機械情報(表示用データ)及び読取履歴情報(読み取り履歴)が記憶されており、読取履歴情報(読み取り履歴)における機器情報Aが表す表示機器30Aが、今回の読み取り要求を行う表示機器30Aと同一である(図2のS2においてYES、かつ、S6においてYES)。
この場合、制御部12は、工作機械20の数値制御装置21から、加工情報(t4)、I/O情報(t4)及び工具情報(t4)(対応の機械情報)を取得し、図4Dに示すように、取得したこれらの機械情報を記憶部11に記憶させる(図2のS3)。
このとき、制御部12は、図4D(左側)に示すように、加工情報、I/O情報及び工具情報についての全ての機器情報を削除(クリア)する(図2のS7)。そして、制御部12は、図4D(右側)に示すように、加工情報、I/O情報及び工具情報(対応の機械情報)について、今回の読み取り要求を行う表示機器30Aを表す機器情報Aを追加するように、読取履歴情報を更新する(図2のS4)。
プログラムについては、図4Dに示すように、記憶部11に、機械情報(表示用データ)及び読取履歴情報(読み取り履歴)が記憶されており、読取履歴情報(読み取り履歴)における機器情報Bが表す表示機器30Bが、今回の読み取り要求を行う表示機器30Bと同一である(図2のS2においてYES、かつ、S6においてYES)。
この場合、制御部12は、工作機械20の数値制御装置21から、プログラム(t5)(対応の機械情報)を取得し、図4Eに示すように、取得したプログラム(t5)を記憶部11に記憶させる(図2のS3)。
このとき、制御部12は、図4E(左側)に示すように、プログラムについての全ての機器情報を削除(クリア)する(図2のS7)。そして、制御部12は、図4E(右側)に示すように、プログラム(対応の機械情報)について、今回の読み取り要求を行う表示機器30Bを表す機器情報Bを追加するように、読取履歴情報を更新する(図2のS4)。
この場合、制御部12は、工作機械20の数値制御装置21から加工情報及び工具情報(対応の機械情報)を取得せず、図4Eに示すように、記憶部11の加工情報及び工具情報を更新しない。
このとき、制御部12は、図4E(右図)に示すように、加工情報及び工具情報(対応の機械情報)について、今回の読み取り要求を行う表示機器30Bを表す機器情報Bを追加するように、読取履歴情報を更新する(図2のS4)。
そして、制御部12は、記憶部11の加工情報(t4)、プログラム(t5)及び工具情報(t4)を表示機器30Bに提供する(図2のS5)。
アラームについては、図4Eに示すように、記憶部11に、機械情報(表示用データ)及び読取履歴情報(読み取り履歴)が記憶されており、読取履歴情報(読み取り履歴)における機器情報Cが表す表示機器30Cが、今回の読み取り要求を行う表示機器30Cと同一である(図2のS2においてYES、かつ、S6においてYES)。
この場合、制御部12は、工作機械20の数値制御装置21から、アラーム(t6)(対応の機械情報)を取得し、図4Fに示すように、取得したアラーム(t6)を記憶部11に記憶させる(図2のS3)。
このとき、制御部12は、図4F(左側)に示すように、アラームについての全ての機器情報を削除(クリア)する(図2のS7)。そして、制御部12は、図4F(右側)に示すように、プログラム(対応の機械情報)について、今回の読み取り要求を行う表示機器30Cを表す機器情報Cを追加するように、読取履歴情報を更新する(図2のS4)。
この場合、制御部12は、工作機械20の数値制御装置21から加工情報(対応の機械情報)を取得せず、図4Fに示すように、記憶部11の加工情報を更新しない。
このとき、制御部12は、図4F(右図)に示すように、加工情報(対応の機械情報)について、今回の読み取り要求を行う表示機器30Cを表す機器情報Cを追加するように、読取履歴情報を更新する(図2のS4)。
そして、制御部12は、記憶部11の加工情報(t4)及びアラーム(t6)を表示機器30Cに提供する(図2のS5)。
制御部12は、表示機器(30A,30B又は30C)からの今回の読み取り要求に応じて(図2のS1におけるYES)、今回の読み取り要求に対応する対応の機械情報ごとに、
(a)記憶部11に記憶された読取履歴情報を参照して、
(a1)読み取り履歴があり、かつ、読み取り履歴における機器情報が表す表示機器が、今回の読み取り要求を行う表示機器と同一である場合(図2のS2においてYES、かつ、S6においてYES)、工作機械20から対応の機械情報を取得して、記憶部11の機械情報を更新し(図2のS3)、
(a2)読み取り履歴があり、かつ、読み取り履歴における機器情報が表す表示機器が、今回の読み取り要求を行う表示機器と異なる場合(図2のS2においてYES、かつ、S6においてNO)、工作機械20から対応の機械情報を取得せず、記憶部11の機械情報を更新せず、
(b)今回の読み取り要求を行う表示機器を表す機器情報を追加するように、読取履歴情報を更新する(図2のS4)。
これにより、表示用データバッファ10は、表示機器(30A,30B又は30C)の1回目の読み取り要求に対して、工作機械20の数値制御装置21から機械情報を取得せず、自身が記憶する機械情報を提供する。そのため、工作機械20の数値制御装置21の通信トラフィックの増大を低減することができる。
一方、表示機器(30A,30B又は30C)の2回目の読み取り要求に対しては、表示用データバッファ10は、工作機械20の数値制御装置21から機械情報を取得し、自身が記憶する機械情報を更新してから提供する。そのため、工作機械20の数値制御装置21の通信トラフィックの増大を低減しつつ、表示機器(30A,30B又は30C)に同一の情報を2回提供することを防止できる。
(a1)読み取り履歴があり、かつ、読み取り履歴における機器情報が表す表示機器が、今回の読み取り要求を行う表示機器と同一である場合(図2のS2においてYES、かつS6においてYES)、
(b)全ての機器情報を削除した後に(図2においてS7)、今回の読み取り要求を行う表示機器を表す機器情報を追加するように、読取履歴情報を更新(クリア)する(図2のS4)。
これにより、上述した工作機械20の数値制御装置21の通信トラフィックの低減効果を再び得ることができる。
図5に示すように、表示用データバッファ10における制御部12は、対応の機械情報ごとに、表示機器からの読み取り要求がない状態が、前回の更新時点から所定時間経過したか否かを判断する(S8)。所定時間は、機械情報ごとに異なる時間が設定されてもよい。表示機器からの読み取り要求が所定時間ない場合(S8においてYES)、制御部12は、読取履歴情報における対応の機械情報の全ての機器情報(A,B又はC)を削除(クリア)する(S7)。
このとき、上述同様に、制御部12は、対応の機械情報を、工作機械20における数値制御装置21から取得し、取得した機械情報を記憶部11に記憶させて、記憶部11の機械情報を更新する(S3)。
また、制御部12は、少なくとも何れか1つの表示機器(30A,30B又は30C)を表す機器情報(A,B又はC)を追加するように、読取履歴情報を更新する(S4)。
なお、表示機器からの読み取り要求はないため、ステップS5はスキップされればよい。ステップS8において、表示機器(30A,30B又は30C)からの読み取り要求が所定時間内にあった場合(S8においてNO)、制御部12は動作を終了する。
また、表示用データバッファ10は、上述したように工作機械20の数値制御装置21の外部に設けられてもよいし、数値制御装置21の内部に設けられてもよい。なお、上述したように数値制御装置21の外部に設けられる表示用データバッファ10によれば、既存の工作機械にも対応可能である。
図7は、実施形態の変形例に係る表示用データバッファを備える加工システムを示す図である。図7に示す変形例の加工システム1は、図6の加工システム1と比べて3つの工作機械20を備える点で、図6の加工システム1とは異なる。3つの工作機械20と表示用データバッファ10とは、ネットワーク3を介して接続される。この場合、表示用データバッファ10は、工作機械20を識別するためのユニークなID(機械識別情報)を用いればよい。
表示用データバッファ10は、数値制御装置21から取得した上述の機械情報(表示用データ)及び読取履歴情報(例えば、図4A~図4F参照)を、工作機械のIDごとに、すなわち工作機械20ごとに記憶(管理)する。また、表示用データバッファ10は、表示機器(30A,30B又は30C)からのID指定及び読み取り要求に応じて、指定されたIDに対応する機械情報のうちの読み取り要求に対応する機械情報を、表示用データとして、表示機器(30A,30B又は30C)に提供する。
表示機器30A,30B,30Cは、情報が必要な機械のIDを指定して、表示用データバッファ10に機器情報(表示用データ)の読み取り要求を行う。また、表示機器30A,30B,30Cは、表示用データバッファ10から、指定したID及び読み取り要求に対応する機器情報(表示用データ)を取得して表示する。
3 ネットワーク
10 表示用データバッファ
11 記憶部
12 制御部
20 工作機械(機械)
21 数値制御装置
22 機械部
23 表示部
30A,30B,30C 表示機器
Claims (6)
- 機械の情報である1又は複数の機械情報を、複数の表示機器のための表示用データとして記憶する表示用データバッファであって、
前記機械情報を前記表示用データとして記憶する記憶部と、
前記機械から前記機械情報を取得し、取得した前記機械情報を前記記憶部に記憶させると共に、前記表示機器からの読み取り要求に応じて、前記記憶部に記憶された前記機械情報のうちの前記読み取り要求に対応する機械情報を前記表示用データとして前記表示機器に提供する制御部と、
を備え、
前記記憶部は、前記機械情報ごとに、読み取り履歴を表す読取履歴情報であって、前記読み取り要求を行った表示機器を表す機器情報を含む前記読取履歴情報を更に記憶し、
前記制御部は、前記表示機器からの今回の読み取り要求に応じて、前記今回の読み取り要求に対応する対応の機械情報ごとに、
(a)前記記憶部に記憶された前記読取履歴情報を参照して、
(a1)読み取り履歴があり、かつ、読み取り履歴における前記機器情報が表す表示機器が、今回の読み取り要求を行う表示機器と同一である場合、前記機械から前記対応の機械情報を取得して、前記記憶部の機械情報を更新し、
(a2)読み取り履歴があり、かつ、読み取り履歴における前記機器情報が表す表示機器が、今回の読み取り要求を行う表示機器と異なる場合、前記機械から前記対応の機械情報を取得せず、前記記憶部の機械情報を更新せず、
(b)今回の読み取り要求を行う表示機器を表す機器情報を追加するように、前記読取履歴情報を更新し、
前記制御部は、前記対応の機械情報ごとに、
前記(a1)の場合、全ての前記機器情報を削除した後に、前記(b)を行う、
表示用データバッファ。 - 前記制御部は、前記対応の機械情報ごとに、
前記表示機器からの読み取り要求が所定時間ない場合、前記機械から前記対応の機械情報を取得して、前記記憶部の機械情報を更新し、
前記(b)において、全ての前記機器情報を削除した後に、少なくとも何れか1つの表示機器を表す機器情報を追加するように、前記読取履歴情報を更新する、
請求項1に記載の表示用データバッファ。 - 前記制御部は、ハードウェアで構成される、請求項1または2に記載の表示用データバッファ。
- 前記制御部は、ソフトウェアがプログラムされた演算プロセッサで構成される、請求項1または2に記載の表示用データバッファ。
- 前記機械は、数値制御装置を含み、
前記表示用データバッファは、前記数値制御装置の外部に設けられる、請求項1~4のいずれか1項に記載の表示用データバッファ。 - 前記機械は、数値制御装置を含み、
前記表示用データバッファは、前記数値制御装置に内蔵される、請求項1~4のいずれか1項に記載の表示用データバッファ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018062440 | 2018-03-28 | ||
JP2018062440 | 2018-03-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019175437A JP2019175437A (ja) | 2019-10-10 |
JP7197394B2 true JP7197394B2 (ja) | 2022-12-27 |
Family
ID=68169550
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019018986A Active JP7197394B2 (ja) | 2018-03-28 | 2019-02-05 | 表示用データバッファ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7197394B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005250543A (ja) | 2004-03-01 | 2005-09-15 | Mitsubishi Electric Corp | データ受信装置及びデータ送信装置及びデータ受信方法及びデータ送信方法及びプログラム |
JP2009217713A (ja) | 2008-03-12 | 2009-09-24 | Daihen Corp | ロボット制御システム |
JP2012123057A (ja) | 2010-12-06 | 2012-06-28 | Fanuc Ltd | 複数台の表示器が接続可能な制御装置の表示システム |
JP2014059607A (ja) | 2012-09-14 | 2014-04-03 | Toshiba Mach Co Ltd | 表示端末及び表示システム |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03188505A (ja) * | 1989-12-18 | 1991-08-16 | Fanuc Ltd | 複数の表示器を有する数値制御装置 |
-
2019
- 2019-02-05 JP JP2019018986A patent/JP7197394B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005250543A (ja) | 2004-03-01 | 2005-09-15 | Mitsubishi Electric Corp | データ受信装置及びデータ送信装置及びデータ受信方法及びデータ送信方法及びプログラム |
JP2009217713A (ja) | 2008-03-12 | 2009-09-24 | Daihen Corp | ロボット制御システム |
JP2012123057A (ja) | 2010-12-06 | 2012-06-28 | Fanuc Ltd | 複数台の表示器が接続可能な制御装置の表示システム |
JP2014059607A (ja) | 2012-09-14 | 2014-04-03 | Toshiba Mach Co Ltd | 表示端末及び表示システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019175437A (ja) | 2019-10-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5850033B2 (ja) | フィールド機器管理装置、機器情報表示方法、コンピュータプログラムおよび記録媒体 | |
JP2008152799A (ja) | 制御システム設定装置 | |
CN105745585B (zh) | 卸载人机交互任务 | |
US20090088871A1 (en) | Historian integrated with mes appliance | |
US10712731B2 (en) | Control device, control method, and non-transitory computer-readable recording medium | |
JP2019109580A (ja) | 産業用制御システムとその支援装置、制御支援方法およびプログラム | |
JP2005327263A (ja) | 制御システム設定装置 | |
JP5083591B2 (ja) | プロセス制御システム | |
JP6945369B2 (ja) | 進捗・稼働監視システム | |
US10222788B2 (en) | Plan generating device and plan generating method | |
US10204320B2 (en) | Integrated system for producing procedural data change sets communicated to client devices | |
CN110400085A (zh) | 信息处理方法、信息处理装置和信息处理系统 | |
JP6177455B2 (ja) | 管理システム | |
JP7197394B2 (ja) | 表示用データバッファ | |
JP5929950B2 (ja) | 作業計画表示システム | |
JP4941574B2 (ja) | レジスタコンフィギュレータおよびレジスタコンフィギュレーション方法 | |
JP6210108B2 (ja) | フィールド機器管理装置、機器情報表示方法、コンピュータプログラムおよび記録媒体 | |
CN111104031B (zh) | 一种面向用户的数据更新方法、装置、电子设备及存储介质 | |
JP2015111429A (ja) | 変更管理支援装置、変更管理支援方法及び変更管理支援プログラム | |
JPWO2019244327A1 (ja) | 管理装置、管理方法及びプログラム | |
US12085904B2 (en) | Engineering device, engineering method, and information storage medium | |
JP7159731B2 (ja) | フィールド機器情報表示システム | |
JP5287495B2 (ja) | プログラマブルコントローラ用ユニット及びプログラマブルコントローラ | |
WO2021054073A1 (ja) | 保守システム、サーバ、保守方法、及び、プログラム | |
CN108702308A (zh) | 用于智能事件分页的系统和方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20211209 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220712 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220713 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220729 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20221115 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20221215 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7197394 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |