JP6177455B2 - 管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、ネットワークに接続されたスレーブ機器の情報を管理する管理システムに関する。
センサが接続され、PLC(Programmable Logic Controller)を含む制御機器によりセンサのモニタリング及び制御対象装置の制御が行われるセンサネットワークにより構成されるシステムが知られている。また、センサネットワーク内において、エンジニアリングツールによりセンサの構成管理及び機器動作の設定が行われるシステムも知られている。
前述したシステムとしては、生産ラインにおいて、PLCを含む制御機器からネットワークを経由してスレーブ機器の設定又はモニタリングを行うようなシステムがある。生産ラインには異なる機器種別及び異なるバージョンのスレーブ機器が存在する。従来のエンジニアリングツールは、ネットワークに接続された各スレーブ機器に関してエンジニアリングツール内に保存されたスレーブ機器情報のデータを使用して、ネットワークに接続されたスレーブ機器を認識し、認識されたスレーブ機器群のモニタリング、構成管理及び機器動作の設定を行っていた。従来のシステムにおいては、生産ラインに設置されたスレーブ機器の機器動作設定を行う際に、スレーブ機器のスレーブ機器情報をエンジニアリングツールが保持していない場合、エンジニアリングツールのバージョンアップ作業又はスレーブ機器情報のインポート作業が必要であった。
特許文献1に記載されたネットワークにおいて、コントローラ又はPLCである制御機器が各センサに対してセンサ識別子を問い合わせる。続いて、制御機器は、センサ識別子に基づいてインターフェースプログラムを有していると判定したセンサに対して、センサが格納するインターフェースプログラムをアップロードするように要求する。続いて、制御機器は、センサからアップロードされたインターフェースプログラムを用いて対応するセンサに対して通常のセンシング処理をするために必要なデータを送受する。
特開2004−164605号公報
エンジニアリングツールが制御機器を介して各スレーブ機器から機器情報を収集することによって、各スレーブ機器を管理することがある。このような場合に、異なるメーカの機器をネットワーク接続して使用すると、メーカが異なるとメーカ個々の機器情報体系が使われるために統一性がないことがある。また、メーカが異なると、メーカ毎に異なるプロトコルを扱うため、エンジニアリングツールへの機器情報の追加が必要となる。その結果、エンジニアリングツールその他の機器に機器の状態に関する情報の1つであるエラーを表示させようとした場合、エラーを表示できない可能性がある。
本発明は上記に鑑みてなされたものであって、機器のメーカ種別に依存せずに機器の状態に関する情報を表示できる管理システムを得ることを目的とする。
上記課題を解決し目的を達成するために、本発明に係る管理システムは、制御機器と、スレーブ機器と、制御機器及びスレーブ機器と通信して、制御機器とスレーブ機器とを中継する通信機器と、制御機器を介して、スレーブ機器の情報であるスレーブ機器情報を取得する管理装置と、を備え、スレーブ機器情報は、スレーブ機器の製造元コードと、スレーブ機器のエラーに関する情報であるエラー情報と、スレーブ機器のIDとを含むデータセットであり、スレーブ機器及び通信機器の少なくとも一方に記憶されている。スレーブ機器は、制御機器及び管理装置が解読可能なエラー情報を出力し、管理装置は、取得したスレーブ機器情報のうち、少なくともエラー情報を表示装置に表示する。
本発明は、機器のメーカ種別に依存せずに機器の状態に関する情報を表示できる管理システムが得られるという効果を奏する。
実施の形態1に係る管理システムを示す図 実施の形態1に係る管理装置の機能ブロック図 実施の形態1に係る管理装置の装置構成を示す図 実施の形態1に係る第1のスレーブ機器のブロック図 実施の形態1に係る第1のスレーブ機器のブロック図 エラーコードとエラー内容との対応を示したエラーコード表の一例を示す図 エラーコードが表示装置2Mに表示された状態を示す図 実施の形態1に係る管理システムにおいて管理装置がスレーブ機器情報を取得する動作を示すフロー図 実施の形態1に係る管理システムの変形例を示す図 実施の形態2に係る管理システムを示す図
以下に、本発明の実施の形態に係る管理システムについて図面に基づいて説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る管理システムを示す図である。実施の形態1に係る管理システム1は、制御機器3と、スレーブ機器51a,51b,51c,51d,51e,51fと、制御機器3及びスレーブ機器51a,51b,51c,51d,51e,51fと通信して、制御機器3とスレーブ機器51a,51b,51c,51d,51e,51fとを中継する通信機器4Fと、制御機器3を介して、スレーブ機器51a,51b,51c,51d,51e,51fとの情報であるスレーブ機器情報IFを取得する管理装置2と、を備える。スレーブ機器情報IFは、スレーブ機器51a,51b,51c,51d,51e,51fと及び通信機器4Fの少なくとも一方に記憶されている。
本実施の形態において、制御機器3は、第1の通信方式を用いて通信する。スレーブ機器51a,51b,51c,51d,51e,51fは、第1の通信方式とは異なる第2の通信方式を用いて通信する。通信機器4Fは、第1の通信方式を用いて制御機器3と通信し、第2の通信方式によりスレーブ機器51a,51b,51c,51d,51e,51fと通信して、制御機器3と第1のスレーブ機器51a,51b,51c,51d,51e,51fとを中継する。管理装置2は、制御機器3及び通信機器4Fを介してスレーブ機器51a,51b,51c,51d,51e,51fからスレーブ機器情報IFを取得して記憶する。以下において、スレーブ機器51a,51b,51c,51d,51e,51fを、適宜第1のスレーブ機器スレーブ機器51a,51b,51c,51d,51e,51fと称し、通信機器4Fを、適宜第1の通信機器4Fと称する。また、第1のスレーブ機器51a,51b,51c,51d,51e,51fを区別しない場合は、第1のスレーブ機器51と称する。また、スレーブ機器情報IFを、適宜第1の機器情報IFfと称する。
管理システム1は、管理装置2と、制御機器3と、第1の通信機器4Fと、第1のスレーブ機器51と、通信回線60と、第1通信回線61と、第2通信回線62とで、ネットワーク11が形成される。管理装置2と制御機器3とは、通信回線60で接続される。制御機器3と第1の通信機器4Fとは、第1通信回線61で接続される。第1の通信機器4Fと第1のスレーブ機器51a,51b,51c,51d,51e,51fとは、第2通信回線62で接続される。第1通信回線61は、第1の通信方式を用いて通信するために用いられる通信回線である。
第2通信回線62は、第1の通信方式とは異なる第2の通信方式を用いて通信するために用いられる通信回線である。本実施の形態において、第1通信回線61はCC−Link IE Fieldが用いられ、第2通信回線62はAnyWireASLINKが用いられる。第1の通信方式は、CC−Link IE Fieldに準拠した通信方式であり、第2の通信方式は、AnyWireASLINKに準拠した通信方式である。第1通信回線61はCC−Link IE Fieldに限定されず、第2通信回線62はAnyWireASLINKに限定されない。このため、第1の通信方式はCC−Link
IE Fieldの通信方式に限定されず、第2の通信方式はAnyWireASLINKの通信方式に限定されない。
本実施の形態において、通信回線60は、イーサネット(登録商標)が用いられる。このため、管理装置2と制御機器3との間で用いられる通信方式は、イーサネットに準拠した通信方式である。本実施の形態において、通信回線60はイーサネットに限定されないので、管理装置2と制御機器3との間で用いられる通信方式はイーサネットに準拠した通信方式に限定されない。通信回線60にイーサネットが用いられる場合、管理装置2と制御機器3との間で用いられる通信方式は、第1の通信方式及び第2の通信方式とは異なる。本実施の形態においては、少なくとも第1の通信方式と第2の通信方式とが異なっていればよく、管理装置2と制御機器3との間で用いられる通信方式は、第1の通信方式又は第2の通信方式のいずれか一方と同一であってもよい。本実施の形態において、通信方式が異なるとは、物理的な規格及び通信プロトコルの少なくとも一方が異なる場合をいう。
本実施の形態において、管理システム1は、第1のスレーブ機器51を管理する。第1のスレーブ機器51の管理には、第1のスレーブ機器51の制御パラメータ又は仕様を制御機器3に設定することが含まれる。また、第1のスレーブ機器51の管理には、管理システム1のネットワーク11に新たな第1のスレーブ機器51が接続された場合又は接続されている第1のスレーブ機器51が更新された場合に、第1のスレーブ機器51の機器構成の状態を制御機器3に設定することも含まれる。
図2は、実施の形態1に係る管理装置の機能ブロック図である。図3は、実施の形態1に係る管理装置の装置構成を示す図である。管理装置2は、情報を処理する処理部20Cと、情報を記憶する記憶部20Mと、管理装置2の外部の機器と通信するための通信部20Tと、情報を表示する表示装置2Mとを備える。本実施の形態において、管理装置2の外部の機器は制御機器3である。本実施の形態において、処理部20Cは、CPU(Central Processing Unit)のようなプロセッサと、プロセッサが直接アクセスできる一次記憶装置とを含む。一次記憶装置は、レジスタ、キャッシュメモリ及びRAM(Random Access Memory)を含む。
記憶部20Mは、プロセッサが直接アクセスできない二次記憶装置を含む。記憶部20Mは、ROM(Read Only Memory)、SSD(Solid State Drive)又はHDD(Hard Disk Drive)が例示される。
処理部20Cは、RAMを作業領域として使用しながら、二次記憶装置に記憶されているプログラムを実行する。二次記憶装置に記憶されているプログラムは、BIOS(Basic Input Output System)又はUEFI(Unified Extensible Firmware Interface)が例示される。記憶部20Mに記憶されているコンピュータプログラムは、管理システム1を実現するためのコンピュータプログラム、オペレーティングシステムプログラム及びエンジニアリングツールプログラムが例示される。
通信部20Tは、管理装置2が通信回線60を介して制御機器3と通信するための通信インターフェースである。通信部20Tは、パーソナルコンピュータが装備しているNIC(Network Interface Card)及びLAN(Local Area Network)ドライバにより実現できる。本実施の形態において、管理装置2は、パーソナルコンピュータ、タブレット型コンピュータ又はスマートフォンである。管理装置2は、処理部20C、記憶部20M及び通信部20Tを備えていればよく、前述したものに限定されるものではない。
処理部20Cは、管理部21と、情報要求部22とを備える。管理部21は、第2通信回線62に接続された第1のスレーブ機器51を管理するために、各スレーブ機器5に対応するスレーブ機器情報IFを取得し、記憶部20Mに記憶させて管理する。一例として、管理部21は、第2通信回線62に接続されたスレーブ機器5の種別、機能及び仕様をデータテーブルの形で記憶するとともに、データテーブルに基づいて第1のスレーブ機器51を管理する。管理部21は、各スレーブ機器5に対応する第1のスレーブ機器情報IFfを使用して、第1のスレーブ機器51の制御パラメータ又は仕様を制御機器3に設定することにより、第1のスレーブ機器51を管理する。
管理部21は、第2通信回線62、第1の通信機器4F、第1通信回線61、制御機器3及び通信回線60を介して、スレーブ機器5からスレーブ機器情報を取得する。管理部21は、取得したスレーブ機器情報IF、本実施の形態では第1のスレーブ機器情報IFfを、スレーブ機器5のバージョン毎に記憶部20Mに記憶させる。このために、記憶部20Mは、スレーブ機器5のバージョン毎に複数の機器情報記憶部20Mp1,20Mp2,20Mp3,・・・20Mpnを備えている。nは、1以上の整数である。管理部21がスレーブ機器情報をバージョン単位で別々の機器情報記憶部20Mp1,20Mp2,20Mp3,・・・20Mnに保存するのは、各スレーブ機器5から取得したスレーブ機器情報のバージョンを管理するためである。以下において、機器情報記憶部20Mp1,20Mp2,20Mp3,・・・20Mpnを区別しない場合には、機器情報記憶部20Mpと称する。
情報要求部22は、管理部21からの命令に基づいて、スレーブ機器情報をスレーブ機器5から取得するための要求指令を発信する。要求指令は、通信部20T、通信回線60、制御機器3、第1通信回線61、第1の通信機器4F及び第2通信回線62を介して、スレーブ機器5に送信される。
本実施の形態において、記憶部20Mは、管理部21及び情報要求部22の機能を実現するためのコンピュータプログラムを記憶している。処理部20Cは、前述のコンピュータプログラムを記憶部20Mから読み込んで実行することにより、管理部21及び情報要求部22の機能を実現する。また、管理部21と情報要求部22とは、PLCである制御機器3に実行させる制御プログラムを作成するためのエンジニアリングツールの機能の一部として実現されてもよい。このように、本実施の形態において、管理部21及び情報要求部22は、ソフトウェアとして実装されるものである。これに限定されず、複数の処理回路又は複数のハードウェアが連携して、管理部21及び情報要求部22の機能を実現してもよい。
表示装置2Mは、スレーブ機器情報IF、本実施の形態では第1のスレーブ機器情報IFfを表示したり、第1のスレーブ機器51を管理する際の情報を表示したり、制御機器3の制御内容を変更又は作成する際の情報を表示したりする。表示装置2Mが表示する情報はこれらに限定されない。表示装置2Mは、液晶表示パネルが例示される。
制御機器3は、制御対象を制御する装置である。本実施の形態において、制御機器3はPLCであるが、これに限定されない。制御機器3は、C言語コントローラ、モーションコントローラ又はインバータであってもよい。制御機器3の制御対象は、工作機械、ロボット、エレベーター又はボイラーといった装置であり、より具体的には、これらの装置が備えるアクチュエータ類である。制御機器3は、制御対象を制御する情報を用いて、制御対象を制御する。以下において、制御対象を制御する情報を、適宜、制御情報と称する。制御情報は、センサが検出した検出値が例示される。第1のスレーブ機器51は、制御装置3に制御情報を与える機器及び制御装置3の制御対象のうち少なくとも一方を含む。制御装置3に制御情報を与える機器は、撮像装置、回転角度検出器、速度計、加速度計、温度計、圧力計又はフォトセンサといった各種のセンサが挙げられる。制御機器3の制御対象は、電動機、エアシリンダ、油圧シリンダ又は制御機器3とは異なるPLCである。本実施の形態において、第1のスレーブ機器51a,51b,51cが制御機器3に制御情報を与える機器に相当し、第1のスレーブ機器51d,51e,51fが制御機器3の制御対象に相当する。
第1の通信機器4Fは、制御機器3と第1のスレーブ機器51との間の通信を中継する装置である。第1の通信機器4Fは、ルータ、レイヤ2スイッチ又はブリッジであり、本実施の形態ではブリッジが用いられる。第1の通信機器4Fは、ブリッジに限定されるものではない。第1の通信機器4Fによる通信の中継が必要とされるのは、制御機器3との通信に用いられる第1の通信方式と、第1のスレーブ機器51との通信に用いられる第2の通信方式とが異なるからである。つまり、第1の通信機器4Fは、制御機器3と第1のスレーブ機器51との間に存在する、異なる2つの通信方式、すなわち第1の通信方式と第2の通信方式との間の相互接続を保証しながら、第1通信回線61と第2通信回線62との間で通信を中継する。このため、第1通信回線61に接続された制御機器3と、第2通信回線62に接続された第1のスレーブ機器51とは、第1の通信機器4Fを経由して通信できるようになる。
図4及び図5は、実施の形態1に係る第1のスレーブ機器のブロック図である。図4に示される第1のスレーブ機器51a,51b,51cは、センサである。第1のスレーブ機器51a,51b,51cは、第2の通信方式を用いて通信するために用いる通信インターフェースである通信部501Fと、第1のスレーブ機器情報IFfを記憶する記憶部502と、検知結果を通信部501及び記憶部502に出力するセンシング部503とを備える。
図5に示される第1のスレーブ機器51d,51e,51fは、制御機器3の制御対象である。第1のスレーブ機器51d,51e,51fは、第2の通信方式を用いて通信するために用いる通信インターフェースである通信部501Sと、第1のスレーブ機器情報IFfを記憶する記憶部502と、対象機器に発生したエラー及び対象機器の状態に関する情報を収集して記憶部502に記憶させる情報収集部504とを備える。
記憶部502内に記憶されている第1のスレーブ機器情報IFfは、第1スレーブ機器51を使用するために第1スレーブ機器51に設定されている情報である。第1のスレーブ機器情報IFfは、第1のスレーブ機器51の製造元を識別するためのメーカ情報が格納されたメーカ情報フィールド511と、第1のスレーブ機器51の機器識別名を表し、第1のスレーブ機器51の種別、型式、機能及び仕様の情報を含む機器名情報フィールド512と、第1のスレーブ機器51において発生を検出したエラーの種別及びエラーを記述するパラメータを含むエラー情報フィールド513とを含むデータセットである。メーカ情報フィールド511は、第1のスレーブ機器51の製造元コードを含む。機器名情報フィールド512は、第1のスレーブ機器51のIDを含む。エラー情報フィールド513は、第1のスレーブ機器51のエラーに関する情報であるエラー情報を含む。エラー情報は、第1のスレーブ機器51のエラーコードである。エラーコードは、第1のスレーブ機器51に発生した異常の種類を示す。記憶部502内に記憶されているスレーブ機器情報IFfは、エラー情報フィールド513によって表されるエラーの種別毎に複数個存在する。また、機器名情報フィールド512には、第1のスレーブ機器51のバージョンが記述されるバージョン情報サブフィールド512aが設けられている。
第1のスレーブ機器51の内部で発生したエラーを第1のスレーブ機器51が検出した場合、第1のスレーブ機器51は、自身に発生した異常、すなわちエラーに関する情報をエラー情報フィールド513に書き込む。第1のスレーブ機器51がセンサである場合、第1のスレーブ機器51は、異常値を検出した場合に、異常値に対応したエラー情報、すなわちエラーコードをエラー情報フィールド513に書き込む。
図6は、エラーコードとエラー内容との対応を示したエラーコード表の一例を示す図である。図7は、エラーコードが表示装置2Mに表示された状態を示す図である。エラーコード表は、エラーコードECとエラー内容CTとの組合せが記述されている。この組合せの数は、第1のスレーブ機器51に発生するエラーの種類の数分存在する。第1のスレーブ機器51は、自身に異常が発生したとき、制御機器3及び管理装置2が解読可能なエラー情報、すなわちエラーコードECを出力する。制御機器3及び管理装置2が解読可能とは、制御機器3及び管理装置2が用いるプロトコルにしたがってエラーコードECが記述されたものであること及び制御機器3及び管理装置2がエラーコードECの意味を機器IDに基づいて解析できることを意味する。
管理装置2の処理部20Cは、エラーコードECを取得すると、図7に示されるように、表示装置2MにエラーコードECを表示させる。この例では、エラーコードECとして、xxxy,−eefが表示装置2Mに表示されているので、管理システム1のオペレータは、第1のスレーブ機器51に発生したエラーは、伝送電源低下以上であることが理解できる。処理部20Cは、エラーコードECに加えて、エラー内容、第1スレーブ機器51の製造元コード及び機器IDの少なくとも1つを表示装置2Mに表示させてもよい。すなわち、処理部20Cは、第1のスレーブ機器情報IFfのうち、少なくともエラーコーECを表示装置2Mに表示させる。
管理システム1は、第1のスレーブ機器情報IFfを第1のスレーブ機器51に格納している。第1のスレーブ機器51のエラーコードは、第1のスレーブ機器情報IFf、すなわち第1スレーブ機器51の製造元コードと、機器IDと、エラー情報とのデータセットで扱われるので、エラーコードECは一意に定まる。このため、第1のスレーブ機器51の上位機器である管理装置2は、エラーコードECとともに第1のスレーブ機器情報IFfを取得することにより、第1のスレーブ機器51のメーカ種別に依存することなく、一意的にエラー表示をできる。
図8は、実施の形態1に係る管理システムにおいて管理装置がスレーブ機器情報を取得する動作を示すフロー図である。以下においては、第1のスレーブ機器51が第1のスレーブ機器情報IFfを記憶している例を説明する。ステップS101において、第1のスレーブ機器情報IFfの取得が必要である場合(ステップS101、Yes)、図2に示される管理装置2の管理部21は、第1のスレーブ機器51から第1のスレーブ機器情報IFfを取得させるための命令を、情報要求部22に与える。第1のスレーブ機器情報IFfの取得が必要である場合は、新たな第1のスレーブ機器51が管理システム1に追加された場合、第1のスレーブ機器51がバージョンアップした場合又は第1のスレーブ機器51にエラーが発生した場合が例示される。
ステップS102において、情報要求部22は、要求指令を発信する。要求指令は、図1に示される通信回線60、制御機器3、第1通信回線61、第1の通信機器4F及び第2通信回線62を介して、第1のスレーブ機器51に送信される。ステップS102において、管理装置2が管理システム1に新たな第1のスレーブ機器51が管理システム1に追加されたことを検出すると、情報要求部22は、要求指令を発信する。第1のスレーブ機器51がバージョンアップした場合、該当する第1のスレーブ機器51は、バージョンアップしたことを出力する。第1のスレーブ機器51がバージョンアップされた情報を管理装置2が取得すると、情報要求部22は、要求指令を発信する。第1のスレーブ機器51にエラーが発生した場合、エラーが発生した第1のスレーブ機器51は、エラーを確認する旨の情報を出力する。エラーを確認する旨の情報を管理装置2が取得すると、情報要求部22は、要求指令を発信する。
要求指令を受信した第1のスレーブ機器51は、ステップS103において、第1のスレーブ機器情報IFfを出力し、第1の通信機器4Fを介して管理装置2に送信する。第1のスレーブ機器51にエラーが発生した場合、第1のスレーブ機器51は、発生したエラーに対応するエラーコードECを第1のスレーブ機器情報IFfに追加して出力する。本実施の形態において、第1のスレーブ機器51は、記憶部502内に記憶されている第1のスレーブ機器情報IFfから、発生したエラーの種類に対応したエラー情報フィールド513を有する第1のスレーブ機器情報IFfを選択して、出力する。
第1のスレーブ機器情報IFfは、第2通信回線62、第1の通信機器4F、第1通信回線61、制御機器3及び通信回線60を介して、管理装置2に到達する。このとき、第1の通信機器4Fは、第1のスレーブ機器51から第1のスレーブ機器情報IFfに含まれるエラー情報、すなわちエラーコードECを取得すると、エラーコードECの内容を変更しないで、すなわち内容を保持した状態で管理装置2に出力する。ステップS104において、管理装置2の管理部21は、スレーブ機器情報IFfを取得する。ステップS105において、管理部21は、第1のスレーブ機器51にエラーが発生した場合、第1のスレーブ機器情報IFfに含まれるエラーコードECを表示装置2Mに表示させる。新たな第1のスレーブ機器51が管理システム1に追加された場合又は第1のスレーブ機器51がバージョンアップした場合、管理部21は、取得したスレーブ機器情報IFfを、図2に示される記憶部20Mの機器情報記憶部20Mpに記憶させる。
次に、ステップS106において、新たな第1のスレーブ機器51が管理システム1に追加された場合又は第1のスレーブ機器51がバージョンアップした場合、管理部21は、記憶部20Mの機器情報記憶部20Mpに記憶させた第1のスレーブ機器情報IFfを用いて、制御機器3が使用する第1のスレーブ機器51を設定する。すなわち、管理部21は、制御情報を送信する第1のスレーブ機器51a,51b,51c及び制御機器3の制御対象となる第1のスレーブ機器51d,51e,51fを制御機器3に設定する。ステップS106における設定は、管理システム1における制御機器3が使用する第1のスレーブ機器51の制御パラメータを制御機器3の記憶部に書き込んだり、第1のスレーブ機器51のアドレス又は仕様を制御機器3の記憶部に書き込んだりすることを含む。第1のスレーブ機器51の仕様は、第1のスレーブ51の精度又は性能限界値を含む。制御機器3に対してスレーブ機器の設定が終了したら、本実施の形態に係る第1のスレーブ機器情報IFfの取得処理は終了する。
ステップS101に戻り、第1のスレーブ機器情報IFfの取得が必要でない場合(ステップS101、No)、本実施の形態に係る第1のスレーブ機器情報IFfの取得処理は終了する。第1のスレーブ機器情報IFfの取得が必要である場合は、管理システム1の第2通信回線62に第1のスレーブ機器51が接続されたり、第2通信回線62に接続されている第1のスレーブ機器51がバージョンアップされたり、第1のスレーブ機器51がエラーを検出したり、第1のスレーブ機器51自体にエラーが発生したりした場合である。
本実施の形態において、第1のスレーブ機器51のエラーコードECは、第1のスレーブ機器情報IFfに含まれる第1スレーブ機器51の製造元コードと、機器IDと、エラー情報とのデータセットで扱われるので、一意に定まる。第1のスレーブ機器51は、このような第1のスレーブ機器情報IFfを記憶し、エラーが発生した場合には、エラーに対応したエラーコードECを、第1のスレーブ機器情報IFfとともに出力する。第1のスレーブ機器51の上位機器である管理装置2は、第1のスレーブ機器情報IFfを取得することにより、第1のスレーブ機器51に発生したエラーに対応したエラーコードECを取得して表示装置2Mに表示させるので、第1のスレーブ機器51のメーカ種別に依存することなく、一意的にエラー表示をできる。
本実施の形態において、管理装置2は、第1のスレーブ機器51のバージョンに対応した第1のスレーブ機器情報IFfを記憶する。具体的には、管理装置2の管理部21は、取得した第1のスレーブ機器情報IFfのバージョン情報サブフィールド512aに記述されている第1のスレーブ機器51のバージョンを読み取る。そして、管理部21は、読み取ったバージョンに対応した、記憶部20Mの機器情報記憶部20Mpに、取得した第1のスレーブ機器情報IFfを記憶させる。このようにすることで、管理装置2の記憶部20Mは、第1のスレーブ機器51のバージョンに対応した第1のスレーブ機器情報IFfを記憶することができる。その結果、管理システム1に、複数のバージョンの第1のスレーブ機器51が混在している場合でも、管理装置2は、それぞれの第1のスレーブ機器51を設定することができる。
本実施の形態において、第1のスレーブ機器51が第1のスレーブ機器情報IFfを記憶するとしたが、第1の通信機器4Fが第1のスレーブ機器情報IFfを記憶してもよい。この場合、ステップS102において、情報要求部22から発信された要求指令を受け取った第1のスレーブ機器51は、要求指令を第1の通信機器4Fに送信する。第1の通信機器4Fは、ステップS103において、第1のスレーブ機器情報IFfを管理装置2に送信する。以後の処理は、前述した通りである。
本実施の形態において、管理装置2は、記憶している第1のスレーブ機器情報IFfとは異なるバージョンの第1のスレーブ機器情報IFfを記憶する。具体的には、管理装置2の管理部21は、取得したスレーブ機器情報IFfのバージョン情報サブフィールド512aに記述されている第1のスレーブ機器51のバージョンを読み取る。そして、管理部21は、読み取ったバージョンに対応した、記憶部20Mの機器情報記憶部20Mpに、取得した第1のスレーブ機器情報IFfを記憶させる。このようにすることで、管理装置2の記憶部20Mは、第1のスレーブ機器51のバージョンに対応した第1のスレーブ機器情報IFfを記憶することができる。
第1のスレーブ機器情報IFfの取得処理において、管理装置2は、記憶している第1のスレーブ機器情報IFfとは異なるバージョンの第1のスレーブ機器情報IFfを取得する。次に、管理装置2が、記憶部20Mに記憶されている第1のスレーブ機器情報IFfとは異なるバージョンの第1のスレーブ機器情報IFfを取得する場合の処理例を説明する。この場合、前述した取得処理のステップS103において、要求指令を受信した第1のスレーブ機器51は、第1のスレーブ機器51のバージョンが記述されるバージョン情報サブフィールド512aから第1のスレーブ機器51のバージョンを読み出して、管理装置2に送信する。
ステップS104において、管理装置2の管理部21は、第1のスレーブ機器51のバージョンを取得する。そして、記憶部20Mの機器情報記憶部20Mpを検索して、取得された第1のスレーブ機器51のバージョンとバージョンが一致する第1のスレーブ機器情報IFfの存在を確認する。取得された第1のスレーブ機器51のバージョンと一致するバージョンの第1のスレーブ機器情報IFfが存在する場合、取得された第1のスレーブ機器情報IFfは、記憶部20Mが記憶している第1のスレーブ機器情報IFfとバージョンが同一である。この場合、管理部21は、第1のスレーブ機器51から第1のスレーブ機器情報IFfを取得しない。
検索の結果、取得された第1のスレーブ機器51のバージョンと一致するバージョンの第1のスレーブ機器情報IFfが存在しなかった場合、取得された第1のスレーブ機器情報IFfは、記憶部20Mが記憶している第1のスレーブ機器情報IFfとバージョンが異なる。この場合、管理部21は、情報要求部22に、第1のスレーブ機器情報IFfの送信を要求する要求指令を発信させる。この要求指令を受信した第1のスレーブ機器51は、メーカ情報フィールド511と、機器名情報フィールド512と、バージョン情報サブフィールド512aと、エラー情報フィールド513とをすべて含む第1のスレーブ機器情報IFfを管理装置2に送信する。
ステップS105において、管理部21は、取得したスレーブ機器情報IFfを、図2に示される記憶部20Mの機器情報記憶部20Mpに記憶させる。機器情報記憶部20Mpは、第1のスレーブ機器51のバージョン毎に備えられるので、取得された第1のスレーブ機器情報IFfと記憶部20Mが記憶している第1のスレーブ機器情報IFfとのバージョンが異なる場合は、新たに機器情報記憶部20Mpが記憶部20Mに作成される。取得された第1のスレーブ機器情報IFfは、新たに作成された機器情報記憶部20Mpに記憶される。
このような処理により、管理システム1は、通信回線60、第1通信回線61、第1の通信機器4F及び第2通信回線62の通信量を低減することができる。
(管理システム1の変形例)
図9は、実施の形態1に係る管理システムの変形例を示す図である。変形例に係る管理システム1’は、ネットワーク11を形成する第1通信回線61,61’を有し、第1通信回線61’にも、スレーブ機器53a,53bが接続されている。以下、スレーブ機器53a,53bを第1のスレーブ機器53a,53bと称し、両者を区別しない場合は、適宜第1のスレーブ機器53と称する。第1のスレーブ機器53は、第1の通信機器4Fと通信する第1のスレーブ機器51とは異なり、第1の通信機器4Fに接続されていない。第1のスレーブ機器53は、制御機器3に接続されて、制御機器3と直接通信する。
第1のスレーブ機器53a,53bは、第1の通信方式で制御機器3と通信する。第1のスレーブ機器53a,53bは、図4又は図5に示される第1のスレーブ機器51a,51b,51c又は第1のスレーブ機器51d,51e,51fと同様の構成である。すなわち、第1のスレーブ機器53a,53bは、それぞれ自身のスレーブ機器情報IFを記憶している。管理装置2は、通信回線60、制御機器3及び第1通信回線61,61’を介して、スレーブ機器情報を取得する。管理装置2及び制御機器3は、第1の通信機器4Fを介さずに第1のスレーブ機器53a,53bと情報をやり取りする。管理装置2は、制御機器3を介して第1のスレーブ機器53a,53bと情報をやり取りする。すなわち、第1のスレーブ機器53a,53bから出力された第1のスレーブ機器情報IFfに含まれるエラーコードは、制御機器3を介して管理装置2に取得される。
第1のスレーブ機器53が第1のスレーブ機器情報IFfを記憶するとしたが、第1の通信機器4Fが第1のスレーブ機器53の第1のスレーブ機器情報IFfを記憶してもよい。このように、制御機器3の下流側の第1通信機器4Fに第1のスレーブ機器情報IFfを記憶させることで、制御機器3の変更が不要になる。その結果、管理システム1の構成が簡単になる。
第1の通信機器4Fが第1のスレーブ機器53の第1のスレーブ機器情報IFfを記憶する場合、前述したステップS102において、情報要求部22から発信された要求指令を受け取った第1のスレーブ機器53は、要求指令を制御機器3に送信する。制御機器3は、要求指令を受け取ると、受け取った要求指令を第1の通信機器4Fに送信する。第1の通信機器4Fは、ステップS103において、第1のスレーブ機器53の第1のスレーブ機器情報IFfを管理装置2に送信する。以後の処理は、前述した通りである。
以上、管理システム1,1’は、第1スレーブ機器51,53の製造元コードと、機器IDと、エラー情報、すなわちエラーコードECとのデータセットを第1のスレーブ機器情報IFfとして扱うので、エラーコードECは一意に定められる。管理システム1,1’は、このような第1のスレーブ機器情報IFfを取得して、第1のスレーブ機器51,53に発生したエラーに対応したエラーコードECを取得して表示装置2Mに表示させるので、第1のスレーブ機器51,53のメーカ種別に依存することなく、一意的にエラーを表示できる。
また、管理システム1,1’は、管理装置2が制御機器3を介して第1スレーブ機器情報IFfを取得するとともに、ネットワーク11中に存在する異なる通信方式の間に第1の通信機器4Fを介在させる。このようにすることで、管理システム1,1’は、管理装置2が実現するエンジニアリングツールのバージョンアップ作業及び第1のスレーブ機器情報IFfのエンジニアリングツールへのインポート作業を必要とせずに、ネットワーク11に接続された第1のスレーブ機器51を正しく認識し、認識された第1のスレーブ機器51のモニタリング及び設定を実現できる。実施の形態1において、第1の通信方式と第2の通信方式とは異なるとしたが、両者は同一であってもよい。実施の形態1及びその変形例の構成は、以下の実施の形態においても適宜適用したり、組み合わせたりすることができる。
実施の形態2.
図10は、実施の形態2に係る管理システムを示す図である。実施の形態2に係る管理システム1aは、実施の形態1に係る管理システム1と同様であるが、さらに、第2の通信方式とは異なる第3の通信方式を用いて通信するスレーブ機器である第2のスレーブ機器52a,52b,52cと、第1の通信方式を用いて制御機器3と通信し、第3の通信方式により第2のスレーブ機器52a,52b,52cと通信して、制御機器3と第2のスレーブ機器52a,52b,52cとを中継する通信機器である第2の通信機器4Sと、を備え、管理装置2は、制御機器3及び第2の通信機器4Sを介して第2のスレーブ機器52a,52b,52cから第2のスレーブ機器52a,52b,52cの情報、すなわちスレーブ機器情報である第2のスレーブ機器情報IFsを取得して記憶する。他は、管理システム1と同様であり、管理装置2も、実施の形態1と同様である。実施の形態1に係る第1のスレーブ機器情報IFfの取得処理は、管理システム1aの管理装置2が第2のスレーブ機器52から第2のスレーブ情報IFsを取得して設定する処理に対しても、実施の形態1と同様に適用できる。管理システム1aは、第1通信回線61に、図7に示されるスレーブ機器53a,53bが接続されてもよい。以下においては、主として実施の形態1とは異なる点を説明する。
以下において、第2のスレーブ機器52a,52b,52cを区別しない場合は、第2のスレーブ機器52と称する。第2のスレーブ機器52は、実施の形態1で説明した第1のスレーブ機器51と同様である。すなわち、第2のスレーブ機器52がセンサである場合、第2のスレーブ機器52は、図4に示される第1のスレーブ機器51a,51b,51cと同様の構成である。第2のスレーブ機器52が制御機器3の制御対象である場合、第2のスレーブ機器52は、図5に示される第1のスレーブ機器51d,51e,51fと同様の構成である。
制御機器3と第2の通信機器4Sとは、第1通信回線61で接続される。第2の通信機器4Sと第2のスレーブ機器52a,52b,52cとは、第3通信回線63で接続される。管理システム1aは、第1のスレーブ機器51a,51b,51c,51d,51e,51fに加え、第2のスレーブ機器52a,52b,52cも管理する。
第3通信回線63は、第3の通信方式を用いて通信するために用いられる通信回線である。本実施の形態において、第3の通信方式は、第1の通信方式及び第2の通信方式と異なっているが、少なくとも第2の通信方式と異なっていればよい。また、第3の通信方式は、第1の通信方式及び第2の通信方式と同一であってもよい。
本実施の形態において、管理システム1aは、第1のスレーブ機器51に加えて、第2のスレーブ機器52を管理する。第1のスレーブ機器51の管理は前述した通りである。第2のスレーブ機器52の管理には、第2のスレーブ機器52の制御パラメータ又は仕様を制御機器3に設定することが含まれる。また、第2のスレーブ機器52の管理には、管理システム1aのネットワーク11に新たな第2のスレーブ機器52が接続された場合又は接続されている第2のスレーブ機器52が更新された場合に、第2のスレーブ機器52の機器構成の状態を制御機器3に設定することも含まれる。
管理装置2が、制御機器3に第1のスレーブ機器51及び第2のスレーブ機器52を設定する際、管理装置2は、第1の通信機器4F及び第2の通信機器4Sを介して、第1のスレーブ機器51及び第2のスレーブ機器52からの第1スレーブ機器情報IFf及び第2スレーブ機器情報IFsを取得する。このようにすることで、管理装置2は、管理装置2で実現されるエンジニアリングツールを更新することなく、第1のスレーブ機器51及び第2のスレーブ機器52に合わせた設定が可能となる。
また、管理システム1aは、実施の形態1に係る管理システム1と同様に、第1のスレーブ機器51及び第2のスレーブ機器52のバージョンを基に、第1のスレーブ機器情報IFf及び第2のスレーブ機器情報IFsを管理するので、第1のスレーブ機器51及び第2のスレーブ機器52のバージョンに合わせた設定が第1のスレーブ機器51及び第2のスレーブ機器52を実現できる。このため、管理システム1aは、複数のエンジニアリングツールを備える必要がなくなる。
また、管理装置2で実現されるエンジニアリングツールに、第1のスレーブ機器情報IFf又は第2のスレーブ機器情報IFf2が存在する場合、管理装置2のエンジニアリングツールにある第1のスレーブ機器情報IFf又は第2のスレーブ機器情報IFsを用いて設定することができる。このようにすることで、管理システム1aは、管理装置2が実現するエンジニアリングツールのバージョンアップ作業及びスレーブ機器情報のエンジニアリングツールへのインポート作業を必要とせずに、ネットワーク11に接続された第1のスレーブ機器51及び第2のスレーブ機器52を正しく認識し、認識された第1のスレーブ機器51及び第2のスレーブ機器52のモニタリング及び設定を実現できる。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1,1a 管理システム、2 管理装置、3 制御機器、4F 第1の通信機器、4S
第2の通信機器、51a,51b,51c,51d,51e,51f,53a,53b
第1のスレーブ機器、52a,52b,52c 第2のスレーブ機器、11 ネットワーク、20C 処理部、20M 記憶部、20T 通信部、21 管理部、22 情報要求部、60 通信回線、61 第1通信回線、62 第2通信回線、63 第3通信回線、501F,501S 通信部、502 記憶部、503 センシング部、504 情報収集部、511 メーカ情報フィールド、512 機器名情報フィールド、512a バージョン情報サブフィールド、513 エラー情報フィールド。

Claims (6)

  1. 制御機器と、
    スレーブ機器と、
    前記制御機器及び前記スレーブ機器と通信して、前記制御機器と前記スレーブ機器とを中継する通信機器と、
    前記制御機器を介して、前記スレーブ機器の情報であるスレーブ機器情報を取得する管理装置と、を備え、
    前記スレーブ機器情報は、前記スレーブ機器の製造元コードと、前記スレーブ機器のエラーに関する情報であるエラー情報と、前記スレーブ機器のIDとを含むデータセットであり、前記スレーブ機器及び前記通信機器の少なくとも一方に記憶されており、
    前記スレーブ機器は、前記制御機器及び前記管理装置が解読可能な前記エラー情報を出力し、
    前記管理装置は、取得した前記スレーブ機器情報のうち、少なくとも前記エラー情報を表示装置に表示することを特徴とする管理システム。
  2. 前記通信機器は、
    前記スレーブ機器から前記エラー情報を取得すると、前記エラー情報の内容を変更しないで前記管理装置に出力することを特徴とする請求項に記載の管理システム。
  3. 前記スレーブ機器情報は、
    前記スレーブ機器に記憶されることを特徴とする請求項1又は請求項に記載の管理システム。
  4. 前記通信機器と通信する前記スレーブ機器とは異なり、かつ前記制御機器と通信するスレーブ機器を有し、
    前記制御機器と通信する前記スレーブ機器のスレーブ機器情報は、前記通信機器に記憶されることを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載の管理システム。
  5. 前記管理装置は、
    前記スレーブ機器のバージョンに対応した前記スレーブ機器情報を記憶する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載の管理システム。
  6. 前記管理装置は、
    前記スレーブ機器のバージョンに対応した前記スレーブ機器情報及び前記スレーブ機器とは異なるスレーブ機器に対応したスレーブ機器情報を記憶する、
    ことを特徴とする請求項に記載の管理システム。
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