JP5908292B2 - プリンタ及びその用紙ガイド機構 - Google Patents

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本発明は、被印字媒体(以下、「用紙」ともいう)を搬送して印字を行うプリンタに関する。さらに、本発明は、プリンタにおいて搬送される用紙をガイドする用紙ガイド機構に関する。
例えば、ラベルプリンタにおいては、用紙として、長尺帯状の台紙(セパレータ)上に所定長さのラベルが一定間隔で仮着されているラベル連続体が用いられる。用紙は、ロール状に巻回された状態で用紙ホルダにセットされる。用紙の搬送経路にはプラテンローラが設けられており、プラテンローラが回転することによって用紙を搬送する。また、用紙を挟んでプラテンローラに対向して設けられているサーマルヘッドがラベルに印字を行う。
一般に、プリンタ等の給排紙装置においては、搬送される用紙をガイドするために、用紙ガイド機構が設けられている。例えば、特許文献1には、給排紙用のガイド板を備え、これを横軸を中心に回動して給排紙装置本体に被せることで蓋としても機能する給排紙装置の用紙ガイド機構が開示されている。この用紙ガイド機構には、ガイド板の閉姿勢から開姿勢への回動動作に応じて横軸をガイド位置まで移動させる移動手段が設けられている。移動手段は、該横軸に固定された転動体と、該転動体をガイド位置まで案内する案内部とから構成されている。
また、特許文献2には、用紙ロールが簡単に装着できるプリンタの用紙ホルダが開示されている。用紙ロールは、一対の押さえ板に挟持されて回動自在に支持される。一対の押さえ板は、用紙ロールの軸方向に沿って移動自在に設けられた一対の移動部材によって支持されており、一対のラックとピニオンとの作用によって、一方を移動させると同じ移動量で他方も移動する。一対の移動部材は、スプリングによって互いに近づく方向に付勢されており、このスプリングの付勢力によって用紙ロールが挟持される。また、一対の移動部材の間に配設されたストッパが、一対の移動部材が互いに近づく方向に移動すると、少なくとも一方の移動部材に当接して、一対の移動部材間の距離が一定以上に狭まらないように規制する。
この用紙ホルダによれば、スプリングの付勢力によって用紙ロールが挟持されるので、用紙ロールをガイドする一対の押さえ板を手動でロックするための手動ロック機構を設けなくても、用紙ロールの軸方向の位置を規制することができる。しかしながら、オペレータがストッパの位置を正しくセットしなければ、スプリングの付勢力が用紙搬送の負荷となってしまい、印字縮み等の不具合が発生する要因となる場合がある。
特開平5−309894号公報(請求項1、図1) 特開2002−3023号公報(要約書、請求項2、図2)
そこで、上記の点に鑑み、本発明は、用紙ガイドの手動ロック機構やストッパを設けなくても、用紙搬送の負荷を軽減しつつ用紙の軸方向の位置を確実に規制することができる用紙ガイド機構、及び、そのような用紙ガイド機構を備えたプリンタを提供することを目的とする。
以上の課題を解決するため、本発明の1つの観点に係る用紙ガイド機構は、プリンタにおいて用紙をガイドする用紙ガイド機構であって、プリンタの筐体内に装填された用紙の幅方向の位置を両側から規制する一対のガイド部材と、一対の平歯車がそれぞれ設けられ、用紙の搬送方向と異なる方向に沿って平行移動可能に配置されて、一対のガイド部材をそれぞれ支持する一対の移動部材と、一対の平歯車が対向する位置に回転可能に配置され、一対の平歯車に噛合する円形歯車と、一対の移動部材の内の一方を他方に向けて付勢する少なくとも1つの付勢手段と、筐体に対して開閉可能に取り付けられたカバーが閉じられた際に、一対のガイド部材の移動を規制するロック部材と、を具備し、ロック部材が、カバーが閉じられる際に、カバーに係合して、付勢手段で付勢されている一対のガイド部材の間隔を広げるように円形歯車を回転させてから、円形歯車をロックする
また、本発明の1つの観点に係るプリンタは、用紙を搬送して印字を行うプリンタであって、内部に用紙が装填される筐体と、筐体に対して開閉可能に取り付けられたカバーと、本発明に係る用紙ガイド機構と、筐体内に設けられたモーターによって駆動されて回転することにより用紙を搬送するプラテンローラと、プラテンローラとの間に用紙を挟んだ状態で用紙に印字を行う印字ヘッドとを具備する。
本発明の1つの観点によれば、筐体に対して開閉可能に取り付けられたカバーが閉じられた際に一対のガイド部材の移動を規制するロック部材を設けたことにより、用紙搬送の負荷を軽減しつつ用紙の軸方向の位置を確実に規制することができる。
本発明の一実施形態に係る用紙ガイド機構が装備されたプリンタの概観を示す斜視図である。 図1に示すプリンタの筐体内の構造を示す平面図である。 図1に示すプリンタにおいて用いられるガイドロック機構の構成例を示す図である。 図3に示すガイドロック機構の動作を説明するための図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳しく説明する。なお、同一の構成要素には同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
図1は、本発明の一実施形態に係る用紙ガイド機構が装備されたプリンタの概観を示す斜視図である。以下においては、長尺帯状の台紙(セパレータ)上に所定長さのラベルが一定間隔で仮着されているラベル連続体が用紙として用いられるラベルプリンタを例として説明する。
図1に示すように、ラベルプリンタ1は、用紙がロール状に巻回されたロール紙が内部に装填される筐体2と、筐体2に対して図中の矢印方向に開閉可能に取り付けられた前面カバー3及び上面カバー4とを含んでいる。筐体2内には、用紙ガイド機構10と、プラテンローラ21と、少なくとも1つのラベルセンサ22と、制御部(図示せず)とが設けられている。また、筐体2の前面には、操作部23と、表示部24と、台紙排出口25とが設けられている。
前面カバー3には、ラベルを台紙から剥離するための剥離ローラ31が回転自在に取り付けられている。前面カバー3の少なくとも一部には、ラベルを取り去るのを容易とするために凹部32が形成されている。また、上面カバー4には、サーマルヘッド41と、用紙の状態を確認するための透明な窓42とが設けられている。
用紙ガイド機構10は、ラベルプリンタ1において用紙をガイドする。プラテンローラ21は、筐体2内に設けられたモーターによって駆動されて回転することにより、筐体2内に装填されたロール紙から用紙を引き出して搬送する。サーマルヘッド41は、プラテンローラ21との間に用紙を挟んだ状態で、用紙に印字を行う。ラベルセンサ22は、搬送される用紙におけるラベルの位置を検出する。
操作部23は、複数の操作キーを含んでおり、プリンタ1を操作したり、プリンタ1に印字データを入力したりするために用いられる。表示部24は、エラーメッセージ等を表示するための複数のLED(発光ダイオード)等を含んでおり、制御部から供給される信号に基づいて各種の表示を行う。制御部は、ラベルセンサ22から出力される検出信号に基づいて、プラテンローラ21による用紙の搬送、及び、サーマルヘッド41による用紙の印字を制御する。
印字された用紙は、剥離ローラ31に当接する。台紙は、図中下方に折り返されることによって大きく湾曲している。この状態で用紙が搬送されると、用紙が湾曲部を通過する際にラベルが台紙から剥離し、ラベルの一部が台紙に仮着した状態で用紙の搬送が一時停止される。
図1に示すように、ラベルを取り去るのを容易とするための凹部32が形成されているので、凹部32に指を挿入することにより、搬送方向における長さが短いラベルであっても容易に取り去ることができる。ラベルが剥離された後の台紙は、台紙排出口25から排出される。なお、ラベルが台紙から取り去られたか否かを検出する剥離センサを設けても良い。その場合には、剥離されたラベルがオペレータによって取り去られて、剥離センサがラベルを検出しなくなると、次のラベルが印字されて搬送される。
図2は、図1に示すプリンタの筐体内の構造を示す平面図である。筐体2には、用紙5がロール状に巻回されたロール紙5rを収納するための用紙収納凹部2aが形成されており、用紙ガイド機構10は、用紙収納凹部2a内に設置されている。また、筐体2には、プラテンローラ保持部27が取り付けられている。プラテンローラ保持部27によって2つのプラテンローラ軸受28が保持され、それらのプラテンローラ軸受28によってプラテンローラ21が回転可能に保持されている。
図2において、用紙ガイド機構10は、一対のガイド部材11a及び11bと、一対のラック(平歯車)15a及び15bをそれぞれ有する一対の移動部材13a及び13bと、ピニオンギア(円形歯車)16と、付勢手段としてのスプリング17と、ガイドロック機構を構成する回転ロッド18とを含んでいる。
一対のガイド部材11a及び11bは、用紙5の幅に合わせて位置が可変となっており、用紙5の搬送方向と直交する幅方向(ロール紙5rの軸方向)の位置を両側から規制する。一対のガイド部材11a及び11bには、対向する面にボス12a及び12bがそれぞれ設けられても良い。その場合には、ボス12a及び12bをロール紙5rの円筒状の巻芯に両側から嵌入することにより、一対のガイド部材11a及び11bが、ロール紙5rを両側から挟持して回転自在に保持することができる。
一対のガイド部材11a及び11bの下側には、それらのガイド部材11a及び11bをそれぞれ支持する一対の移動部材13a及び13bが設けられている。各々の移動部材13a又は13bは、対応するガイド部材11a又は11bと一体的に製造されても良いし、別個に製造されてガイド部材11a又は11bに結合されても良い。
また、少なくとも1つの用紙上面ガイド11cが、一対の移動部材13a及び13bの内の少なくとも一方に一体的に設けられている。用紙上面ガイド11cは、ロール紙5rから引き出された用紙5の幅方向の端部を下方に押さえて用紙5のバタつきを防止し、用紙5を挟んで対向位置に配置されるラベルセンサ22(図1参照)の検出動作を良好にする。
一対の移動部材13a及び13bは、用紙5の搬送方向と異なる方向(例えば、用紙5の幅方向)に沿って平行移動可能に配置されている。例えば、一対の移動部材13a及び13bは、用紙収納凹部2aの底面に形成された一対のガイド溝14a及び14bにそれぞれ摺動可能に嵌合している。これにより、一対のガイド部材11a及び11bが、平行状態を保持しながら、相互に接近離間する方向に移動可能となっている。
一対の移動部材13a及び13bには、平板状の棒に歯が形成された一対のラック15a及び15bが、用紙収納凹部2aの底面に沿ってそれぞれ設けられている。各々のラック15a又は15bは、対応する移動部材13a又は13bと一体的に製造されても良いし、別個に製造されて移動部材13a又は13bに結合されても良い。
ピニオンギア16は、一対の移動部材13a及び13bの間において一対のラック15a及び15bが対向する位置に回転可能に配置されており、それらのラック15a及び15bに噛合する。ラック15a及び15bとピニオンギア16とは、ラック・アンド・ピニオン(rack and pinion)を構成しており、一方のラック15a又は15bの直線運動をピニオンギア16の回転運動に変換し、さらに、ピニオンギア16の回転運動を他方のラック15b又は15aの直線運動に変換する。これにより、一方のガイド部材11a又は11bを所望の方向に所望の距離だけ移動させると、他方のガイド部材11b又は11aも逆方向に同一距離だけ移動することになる。
スプリング17の一端は、一対の移動部材13a及び13bの内の一方(図2においては、移動部材13a)に固定され、スプリング17の他端は、用紙収納凹部2aの底面に固定されている。従って、スプリング17は、一対の移動部材13a及び13bの内の一方を他方に向けて付勢する。これにより、用紙収納凹部2aに装填されたロール紙5rは、一対のガイド部材11a及び11bによって両側から付勢されることになる。なお、付勢手段としては、スプリングの他に、ゴムや磁石等を用いることができる。
しかしながら、付勢手段による付勢力が用紙搬送の負荷となってしまい、印字縮み等の不具合が発生する要因となる場合がある。そこで、本実施形態においては、筐体2に対して開閉可能に取り付けられた上面カバーが閉じられた際に、一対のガイド部材11a及び11bの移動を規制するガイドロック機構が設けられている。これにより、用紙搬送の負荷が軽減される。ガイドロック機構は、ロック部材として回転ロッド18を含んでいる。
再び図1を参照すると、筐体2には、上面カバー4を開閉するためのカバー開閉レバー26が設けられている。また、上面カバー4には、回転ロッド18に対応する位置に押圧部43が設けられている。上面カバー4を閉じると、押圧部43が回転ロッド18に当接して、回転ロッド18を図中下方に押し下げる。
回転ロッド18は、上面カバー4の開閉を検出するためのカバー開閉センサの一部としても用いることができる。制御部は、カバー開閉センサから出力される検出信号に基づいて、プラテンローラ21による用紙の搬送、及び、サーマルヘッド41による用紙の印字を制御する。これにより、上面カバー4が完全に閉じないままで印字動作が行われることを防止することができる。
図1及び図2に示す実施形態において、回転ロッド18を含むガイドロック機構は、上面カバー4が閉じられた状態において、一対のガイド部材11a及び11b、又は、一対の移動部材13a及び13bをロックしても良いが、以下においては、ガイドロック機構がピニオンギア16をロックする場合について説明する。
図3は、図1に示すプリンタにおいて用いられるガイドロック機構の構成例を示す図である。図3(a)は、上面カバー4が開かれた状態を示しており、図3(b)は、上面カバー4が閉じられた状態を示している。
回転ロッド18は、回転軸18aを中心として回動可能となるように筐体2に取り付けられている。図3(a)に示すように、上面カバー4が開かれた状態においては、回転ロッドの一端18bが筐体2の上面から突出するように、スプリング19によって回転ロッド18が付勢されている。上面カバー4が閉じられる際に、回転ロッド18が上面カバー4の押圧部43に係合して、図3(b)に示すように、上面カバー4が閉じられた状態においては、押圧部43が回転ロッド18を図中下方に押し下げる。
ピニオンギア16の図中下側の主面には、円周に沿って所定の幅で鋸状の歯が形成されたクラウンギア16aが設けられている。これに対応して、回転ロッド18の他端にも、円周に沿って所定の幅で鋸状の歯が形成されたクラウンギア18cが設けられている。
図3(a)に示すように、上面カバー4が開かれた状態においては、ピニオンギア16に設けられたクラウンギア16aと、回転ロッド18に設けられたクラウンギア18cとが離反している。
一方、図3(b)に示すように、上面カバー4が閉じられた状態においては、ピニオンギア16に設けられたクラウンギア16aと、回転ロッド18に設けられたクラウンギア18cとが噛合するので、クラウンギア18cがロックされる。
これにより、図2において、一対の移動部材13a及び13bも間接的にロックされるので、一対のガイド部材11a及び11bの移動が規制される。さらに、図3に示すガイドロック機構によれば、上面カバー4が閉じられる際に、一対のガイド部材11a及び11bの位置が調整される。
図4は、図3に示すガイドロック機構の動作を説明するための図である。図4(a)は、上面カバー4が開かれた状態を示しており、図4(b)は、上面カバー4が閉じられた状態を示している。また、図4(c)は、上面カバー4が閉じられる際のピニオンギア16の回転を示している。
上面カバー4が開かれた状態において、オペレータが、図2に示す一対のガイド部材11a及び11bを離反させてロール紙5rを用紙収納凹部2aに装填し、その後、ガイド部材11a及び11bを解放すると、スプリング17の付勢力によってガイド部材11a及び11bがロール紙5rに押し付けられる。このとき、図4(a)に示すように、ピニオンギア16に設けられたクラウンギア16aの歯の位相と、回転ロッド18に設けられたクラウンギア18cの歯の位相とは、互いにずれている。図4(a)においては、このずれ角をΔθ1で示している。
オペレータが上面カバー4を閉じる際に、クラウンギア18cが、図2に示す一対のガイド部材11a及び11bを離反させる方向にクラウンギア16aを回転させる。図4(c)においては、この回転角をΔθ2で示している。その後、図4(b)に示すように、上面カバー4が完全に閉じられた際に、クラウンギア18cがクラウンギア16aをロックする。
従って、図2に示す一対のガイド部材11a及び11bの各々が、クラウンギア16aの回転角Δθ2に対応する距離ΔDだけ外側に移動してから位置決めされるので、スプリング17の付勢力が用紙に印加されず、用紙搬送の負荷となることがない。その結果、印字縮み等の不具合が解消される。
図4(a)に示すように、クラウンギア16aの回転面に対する歯の立ち上がり角度(2つの角度の内の大きい方)をαとし、クラウンギア18cの回転面に対する歯の立ち上がり角度(2つの角度の内の大きい方)をβとする。ここで、90°<α,β<180°である場合には、クラウンギア16aとクラウンギア18cとの間のずれ角Δθ1の値にかかわらず、クラウンギア16aの回転角Δθ2を正の値とすることができる。特に、ガイド部材11a及び11bの移動距離ΔDを一定値以上とするためには、100°≦α,βであることが望ましい。また、クラウンギア16a及び18cの形状を強固なものとするためには、α,β≦150°であることが望ましい。
一方、α=β=90°である場合には、クラウンギア16aの回転角Δθ2の値が、クラウンギア16aとクラウンギア18cとの間のずれ角Δθ1の値とほぼ等しくなる。プリンタにおいては、複数種類の用紙が使用されるが、規格によって幅が定められているので、そのプリンタにおいて使用可能な用紙の幅に合わせてクラウンギア16a及び18cのピッチや配置角度を設定すれば、ガイド部材11a及び11bの移動距離ΔDを適切な範囲内とすることができる。
1…ラベルプリンタ、2…筐体、2a…用紙収納凹部、3…前面カバー、4…上面カバー、5…用紙、5r…ロール紙、10…用紙ガイド機構、11a、11b…ガイド部材、11c…用紙上面ガイド、12a、12b…ボス、13a、13b…移動部材、14a、14b…ガイド溝、15a、15b…ラック、16…ピニオンギア、16a、18c…クラウンギア、17、19…スプリング、18…回転ロッド、21…プラテンローラ、22…ラベルセンサ、23…操作部、24…表示部、25…台紙排出口、26…カバー開閉レバー、27…プラテンローラ保持部、28…プラテンローラ軸受、31…剥離ローラ、32…凹部、41…サーマルヘッド、42…窓、43…押圧部

Claims (3)

  1. プリンタにおいて用紙をガイドする用紙ガイド機構であって、
    プリンタの筐体内に装填された用紙の幅方向の位置を両側から規制する一対のガイド部材と、
    一対の平歯車がそれぞれ設けられ、用紙の搬送方向と異なる方向に沿って平行移動可能に配置されて、前記一対のガイド部材をそれぞれ支持する一対の移動部材と、
    前記一対の平歯車が対向する位置に回転可能に配置され、前記一対の平歯車に噛合する円形歯車と、
    前記一対の移動部材の内の一方を他方に向けて付勢する少なくとも1つの付勢手段と、
    前記筐体に対して開閉可能に取り付けられたカバーが閉じられた際に、前記一対のガイド部材の移動を規制するロック部材と、
    を具備し、
    前記ロック部材が、前記カバーが閉じられる際に、前記カバーに係合して、前記付勢手段で付勢されている前記一対のガイド部材の間隔を広げるように前記円形歯車を回転させてから、前記円形歯車をロックする、用紙ガイド機構。
  2. 前記円形歯車の1つの主面に、鋸状の歯が形成された第1のクラウンギアが設けられており、前記ロック部材に、前記第1のクラウンギアに噛合する鋸状の歯が形成された第2のクラウンギアが設けられている、請求項記載の用紙ガイド機構。
  3. 用紙を搬送して印字を行うプリンタであって、
    内部に用紙が装填される筐体と、
    前記筐体に対して開閉可能に取り付けられたカバーと、
    請求項1又は2記載の用紙ガイド機構と、
    前記筐体内に設けられたモーターによって駆動されて回転することにより用紙を搬送するプラテンローラと、
    前記プラテンローラとの間に用紙を挟んだ状態で用紙に印字を行う印字ヘッドと、
    を具備するプリンタ。
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