JP5907020B2 - オートテンショナ - Google Patents

オートテンショナ Download PDF

Info

Publication number
JP5907020B2
JP5907020B2 JP2012204083A JP2012204083A JP5907020B2 JP 5907020 B2 JP5907020 B2 JP 5907020B2 JP 2012204083 A JP2012204083 A JP 2012204083A JP 2012204083 A JP2012204083 A JP 2012204083A JP 5907020 B2 JP5907020 B2 JP 5907020B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pulley
internal combustion
combustion engine
belt
base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012204083A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014058900A (ja
Inventor
修三 小田
修三 小田
弘 岡田
弘 岡田
野口 仁志
仁志 野口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2012204083A priority Critical patent/JP5907020B2/ja
Publication of JP2014058900A publication Critical patent/JP2014058900A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5907020B2 publication Critical patent/JP5907020B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)

Description

本発明は、ベルト伝動システムに用いられるオートテンショナに関する。
従来、ベルト伝動システムのベルトの張力を調整するオートテンショナが知られている。例えば特許文献1に記載されたベルト伝動システムでは、内燃機関の駆動軸に取り付けられるプーリ、力行または回生作動する補機の軸に取り付けられるプーリ、その他補機の軸に取り付けられるプーリ、および、オートテンショナのプーリにベルトが掛け回されている。オートテンショナのプーリは、バネ等の弾性部材により、ベルトの張力が高くなる方向に引っ張られている。これにより、ベルトの張力を一定に保っている。
特開平11−190223号公報
特許文献1のベルト伝動システムでは、補機が力行または回生作動すると、ベルトの最緩み位置および張力が変化する。ベルトの張力が所定値以下に低下すると、プーリに対しベルトがスリップする。ベルトがスリップすると、ベルトの摩耗や騒音の発生を招くおそれがある。
ベルトのスリップを抑制するには、例えばオートテンショナのプーリの初期位置を、ベルトの張力が高くなる位置に設定する等し、ベルトの初期張力を予め高く設定しておく必要がある。ところが、ベルトの初期張力を高く設定すると、ベルト伝動システムのプーリやベルト等の各部材間の摺動損失が大きくなるおそれがある。摺動損失が大きくなると、ベルト伝動システムの効率、および、ベルトの耐久性が低下するおそれがある。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、ベルト伝動システムのベルトの初期張力を変更可能なオートテンショナを提供することにある。
本発明は、内燃機関の駆動軸に取り付けられる駆動プーリ、力行または回生作動する特定補機の軸に取り付けられる特定補機プーリ、特定補機以外のその他補機の軸に取り付けられる補機プーリ、ならびに、駆動プーリ、特定補機プーリおよび補機プーリに掛け回されるベルトを有し、当該ベルトにより特定補機プーリまたは駆動プーリの回転を駆動プーリ、特定補機プーリおよび補機プーリに伝達するベルト伝動システムに用いられ、ベルトの張力を調整可能なオートテンショナであって、プーリとアームとベースと弾性変形部とアクチュエータとピンまたはボルトとを備えている。
プーリには、ベルトが掛け回される。アームは、アーム本体、プーリを回転可能に支持するようアーム本体に形成される支持部、および、アーム本体の回転中心に形成される中心部を有している。ベースは、内燃機関に対し相対回転可能なよう内燃機関または内燃機関の近傍に取り付けられる。弾性変形部は、アーム本体とベースとを接続する。これにより、ベルトの張力が所定の初期張力に維持される。
アクチュエータは、内燃機関に対するベースの位置またはアーム本体の中心部の位置を変化させることにより、内燃機関に対するプーリの初期位置を変化させることが可能である。これにより、ベルトの初期張力を変化させることができる。したがって、例えば特定補機の力行または回生作動に合わせて、アクチュエータにより内燃機関に対するプーリの初期位置を変化させることによって、特定補機が力行または回生作動することで最緩み位置および張力が変化するベルトの張力を適切に保つことができる。そのため、ベルトのスリップ抑制を目的としてベルトの張力を予め高く設定しておく必要はなく、部材(各プーリおよびベルト)間の摺動損失を低減することができる。その結果、ベルト伝動システムの効率、および、ベルトの耐久性を向上させることができる。ピンまたはボルトは、内燃機関または内燃機関の近傍に形成または締結され、アクチュエータを介することなくベースを内燃機関に対し相対回転可能に支持し、ベルトからの荷重を受ける。
(A)は本発明の第1実施形態によるオートテンショナを示す模式図、(B)は(A)のB−B線断面図。 本発明の第1実施形態によるオートテンショナを適用したベルト伝動システムを示す模式図。 本発明の第2実施形態によるオートテンショナを示す模式図。 本発明の第3実施形態によるオートテンショナを示す模式図。 (A)は本発明の第4実施形態によるオートテンショナを示す模式図、(B)は(A)のB−B線断面図。 本発明の第5実施形態によるオートテンショナを示す模式図。 本発明の第6実施形態によるオートテンショナを示す模式図。
以下、本発明の複数の実施形態によるオートテンショナを図面に基づき説明する。複数の実施形態において実質的に同一の構成部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態によるオートテンショナを図1に示す。
オートテンショナ10は、図2に示すように、ベルト伝動システム1に適用される。ベルト伝動システム1は、例えば車両に搭載された内燃機関(以下、「エンジン」という)2に設けられる。ベルト伝動システム1は、駆動プーリ4、特定補機プーリ5、補機プーリ6、7、8、ベルト9等を備えている。
駆動プーリ4は、円板状に形成され、中心部がエンジン2の駆動軸3に接続されるようにして取り付けられている。特定補機プーリ5は、円板状に形成され、中心部が特定補機11の軸12に接続されるようにして取り付けられている。補機プーリ6、7、8は、それぞれ、円板状に形成され、中心部が補機13の軸14、補機15の軸16、補機17の軸18に接続するようにして取り付けられている。ベルト9は、駆動プーリ4、特定補機プーリ5、補機プーリ6、7、8に掛け回されるようにして設けられている。これにより、例えば駆動プーリ4が回転すると、当該回転が補機プーリ8、7、6、特定補機プーリ5に伝達し、補機プーリ8、7、6、特定補機プーリ5が回転する。本実施形態では、駆動軸3、すなわち、駆動プーリ4の回転方向は、図2において時計回り方向である。よって、ベルト9および各プーリも時計回り方向に回転する。
本実施形態では、特定補機11は、例えば電力が供給されることにより軸12が回転駆動(力行)し、軸12にトルクが入力されることで発電(回生)するモータジェネレータである。よって、特定補機11は、エンジン2が停止しているとき、回転駆動(力行)することにより駆動プーリ4を回転させ、エンジン2を始動させることができる。ここで、特定補機11は、スタータとして機能する。
また、特定補機11は、エンジン2の運転時、すなわち、ベルト9が回転しているとき、回転駆動(力行)することにより駆動プーリ4をさらに回転させ、駆動軸3の回転をアシストする。ここで、特定補機11は、アシストモータとして機能する。
一方、特定補機11は、エンジン2の運転時、すなわち、ベルト9が回転しているとき、特定補機プーリ5にトルクが入力されることにより発電(回生)する。ここで、特定補機11は、ジェネレータ(発電機)として機能する。
このように、特定補機11は、複数の機能を統合した補機、例えばISG(Integrated Starter Generator)である。
補機13、15、17は、例えばウォーターポンプ、オイルポンプ、冷却ファン等であって、軸14、16、18にトルクが入力されることにより駆動する。つまり、補機13、15、17は、ベルト9が回転すると駆動する。ここで、補機13、15、17は、特許請求の範囲における「その他補機」に対応している。
ベルト伝動システム1では、特定補機11の作動によって、ベルト9の最緩み位置(最も張力が小さい位置)が変化する。例えば、特定補機11の力行時、ベルト9の最緩み位置は、特定補機プーリ5と補機プーリ6との間になる。一方、特定補機11の回生時、ベルト9の最緩み位置は、駆動プーリ4と特定補機プーリ5との間になる。また、特定補機11の作動により、ベルト9の張力が変化する。
オートテンショナ10は、後述するプーリ20にベルト9が掛け回されるようにしてエンジン2の近傍に取り付けられ、例えば各プーリに対しベルト9がスリップしない程度にベルト9の張力を調整する。
図1に示すように、オートテンショナ10は、プーリ20、アーム30、ベース40、ねじりばね45、アクチュエータ60等を備えている。
プーリ20は、円板状に形成されている。プーリ20の中心には穴部21が形成されている。プーリ20の外縁にベルト9が掛け回される。
アーム30は、アーム本体31、支持部32、中心部33等を有している。アーム本体31は、板状に形成されている。支持部32は、アーム本体31の一方の面から板厚方向に円柱状に延びるようにして形成されている。支持部32は、プーリ20の穴部21に挿通されている。これにより、支持部32は、プーリ20を回転可能に支持する。
中心部33は、アーム本体31の支持部32とは異なる位置に形成されている。中心部33の中央には、アーム本体31を貫く穴部34が形成されている。エンジン2には、円柱状のピン35が形成されている。アーム本体31は、ピン35が穴部34に挿通されるようにしてエンジン2に取り付けられる。これにより、アーム本体31は、中心部33を中心として回転可能である。
ベース40は、ベース本体41、突出部42、ピン43等を有している。本実施形態では、ベース40は、エンジン2に取り付けられる。ベース本体41は、例えば円板状に形成されている。ベース本体41の中央には、ベース本体41を貫く穴部44が形成されている。ベース本体41は、穴部44にピン35が挿通されるようにして、アーム本体31とエンジン2との間に設けられる。これにより、ベース本体41は、穴部44を中心としてアーム本体31およびエンジン2に対し相対回転可能である。
突出部42は、ベース本体41の外縁部から径方向外側へ突出するよう形成されている。ピン43は、突出部42からベース本体41の板厚方向へ円柱状に延びるようにして形成されている。
ねじりばね45は、コイル状に形成されたばねであり、内側にピン35が位置するようにしてアーム本体31とベース本体41との間に設けられている。ねじりばね45は、一端がアーム本体31に接続され、他端がベース本体41に接続されている。これにより、アーム本体31がベース本体41に対し相対回転するとき、ねじりばね45は弾性変形する。ここで、ねじりばね45は、特許請求の範囲における「弾性変形部」に対応する。
アクチュエータ60は、ベース40の近傍に設けられている。アクチュエータ60は、例えば電力の供給により正逆回転可能なモータである。アクチュエータ60の出力軸には、ねじ部材61が同軸となるよう取り付けられている。これにより、アクチュエータ60はねじ部材61を軸周りに回転駆動することができる。ねじ部材61の外壁にはねじ山が形成されている。
本実施形態では、例えばエンジン2近傍の車体壁面に軸受62、63が固定されている。軸受62は、ねじ部材61のアクチュエータ60側端部を軸受けする。軸受63は、ねじ部材61のアクチュエータ60とは反対側を軸受けする。
本実施形態では、ねじ部材61にリンク部材70が設けられている。リンク部材70は、筒部71、ピン72等を有している。筒部71は、円筒状に形成され、内側にねじ溝が形成されている。ピン72は、筒部71の外壁から径方向外側へ円柱状に延びるようにして形成されている。
筒部71は、ねじ溝がねじ部材61のねじ山に噛み合うようにしてねじ部材61の径方向外側に設けられている。すなわち、ねじ部材61は、筒部71に挿通されている。この構成により、ねじ部材61がアクチュエータ60によって回転駆動されると、筒部71は、ねじ部材61の軸方向に移動する。
本実施形態では、接続部材80をさらに備えている。接続部材80は、例えば長い板状に形成されている。接続部材80の一方の端部には、接続部材80を板厚方向に貫く穴部81が形成されている。接続部材80の他方の端部には、接続部材80を板厚方向に貫く穴部82が形成されている。接続部材80は、穴部81にピン72が挿通され、穴部82にピン43が挿通されるようにしてリンク部材70とベース40とを接続している。ここで、接続部材80は、穴部81を中心としてリンク部材70に対し相対回転可能であり、穴部82を中心としてベース40に対し相対回転可能である。
上記構成により、アクチュエータ60が回転駆動するとねじ部材61が回転駆動し、リンク部材70がねじ部材61の軸方向に移動する。これにより、接続部材80の穴部81がねじ部材61の軸方向に移動する。これにより、接続部材80の穴部82が突出部42をベース本体41の回転方向に押圧するため、ベース本体41が回転し、エンジン2に対するベース40の回転位置が変化する。これにより、ねじりばね45が弾性変形し、ねじりばね45の変位量が変化する。これにより、アーム本体31が回転し、支持部32が中心部33を中心としてアーム本体31の回転方向に移動する。これにより、エンジン2に対するプーリ20の初期位置が変化する。その結果、ベルト9の初期張力が変化する。
本実施形態では、ねじりばね45が弾性変形することにより、ベルト9の張力を上記初期張力に維持することができる。
また、本実施形態では、ねじ部材61とリンク部材70とがねじ溝とねじ山との噛み合いで結合しているため、アクチュエータ60が停止しているとき、リンク部材70にねじ部材61の軸方向の力が加わったとしても、リンク部材70は、ねじ部材61の軸方向の移動が規制される。よって、このとき、エンジン2に対するベース40の回転位置の変化は規制され、このときのベルト9の初期張力は変化しない。ここで、ねじ部材61とリンク部材70とは、特許請求の範囲における「セルフロック手段」を構成している。
本実施形態では、ベルト伝動システム1は、電子制御ユニット(以下、「ECU」という)19を備えている。ECU19は、演算手段としてのCPU、記憶手段としてのROMおよびRAM、ならびに、入出力手段等を有する小型のコンピュータである。ECU19は、車両の各部に取り付けられた各種センサからの信号等に基づき、ROMに記憶されたプログラムに従い処理を行い、車両の各種装置の駆動を制御することで車両を統合的に制御する。
ECU19は、各種センサからの信号等に基づき、アクチュエータ60の駆動を制御する。ECU19は、アクチュエータ60を正逆に回転駆動させることで、オートテンショナ10のプーリ20の初期位置を変化させ、ベルト9の初期張力を変化させることができる。本実施形態では、ECU19は、特定補機11の作動に応じて、ベルト9の初期張力が変化するようアクチュエータ60の駆動を制御する。例えば、特定補機11が力行作動するとき、ベルト9の初期張力が小さくなる方向にプーリ20が移動するようアクチュエータ60を駆動制御する。一方、特定補機11が回生作動するときは、ベルト9の初期張力が大きくなる方向にプーリ20が移動するようアクチュエータ60を駆動制御する。
以上説明したように、本実施形態では、アクチュエータ60は、エンジン2に対するベース40の位置を変化させることにより、エンジン2に対するプーリ20の初期位置を変化させることが可能である。これにより、ベルト9の初期張力を変化させることができる。したがって、例えば特定補機11の力行または回生作動に合わせて、アクチュエータ60によりエンジン2に対するプーリ20の初期位置を変化させることによって、特定補機11が力行または回生作動することで最緩み位置および張力が変化するベルト9の張力を適切に保つことができる。そのため、ベルト9のスリップ抑制を目的としてベルト9の張力を予め高く設定しておく必要はなく、部材(各プーリおよびベルト9)間の摺動損失を低減することができる。その結果、ベルト伝動システム1の効率、および、ベルト9の耐久性を向上させることができる。
また、本実施形態では、アクチュエータ60が停止しているとき、エンジン2に対するベース40の位置の変化を規制可能なセルフロック手段を備えている。よって、ベルト9の初期張力が変化しないようベース40の位置の変化を規制するためにアクチュエータ60に電力を供給し続ける必要がない。したがって、アクチュエータ60の消費電力を低減することができる。
本実施形態では、セルフロック手段は、アクチュエータ60によって軸周りに回転駆動されるねじ部材61、および、ねじ部材61が回転するとねじ部材61に対し軸方向へ相対移動するリンク部材70を有している。ねじ部材61がアクチュエータ60によって回転駆動されることによりリンク部材70がねじ部材61に対し軸方向へ相対移動することで、エンジン2に対するベース40の位置が変化する。これにより、プーリ20の初期位置が変化しベルト9の初期張力が変化する。
なお、本実施形態では、ベース40の位置はエンジン2に対し相対的にベース本体41の回転方向に往復移動可能であり、セルフロック手段はベース40の回転方向の一方および他方への変化を規制可能である。
また、本実施形態では、アクチュエータ60は、エンジン2に対するベース40の位置を変化させることにより、ねじりばね45の変位量を変化させる。これにより、プーリ20の初期位置を変化させ、ベルト9の初期張力を変化させることができる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態によるオートテンショナを図3に示す。
第2実施形態では、第1実施形態と異なり、オートテンショナは、リンク部材70、接続部材80等を備えていない。また、ベース40の突出部42には、ピン43が形成されていない。
第2実施形態では、ねじ部材61は、一方の端部が、突出部42のベース本体41の回転方向に垂直な壁面に当接するよう設けられている。また、例えばエンジン2に軸受64が固定されている。軸受64は、ねじ部材61を軸受けする。軸受64の内壁には、ねじ部材61のねじ山に対応するねじ溝が形成されている。ねじ部材61の他方の端部には、ギア65が設けられている。また、アクチュエータ60の出力軸には、ギア65に噛み合うギア66が設けられている。
上記構成により、アクチュエータ60が回転駆動すると、ギア66およびギア65が回転し、ねじ部材61が軸周りに回転する。ねじ部材61が軸周りに回転すると、ねじ部材61は、ねじ部材61の軸方向に移動する。これにより、突出部42がねじ部材61によりベース本体41の回転方向に押圧され、ベース本体41が回転する。これにより、エンジン2に対するベース40の回転位置が変化する。これにより、ねじりばね45が弾性変形するとともに、アーム本体31を回転させる。これにより、支持部32が中心部33を中心としてアーム本体31の回転方向に移動する。これにより、エンジン2に対するプーリ20の初期位置が変化する。その結果、ベルト9の初期張力が変化する。
なお、本実施形態では、ねじ部材61と軸受64とがねじ溝とねじ山との噛み合いで結合しているため、アクチュエータ60が停止しているとき、ねじ部材61にねじ部材61の軸方向の力が加わったとしても、ねじ部材61は、ねじ部材61の軸方向の移動が規制される。よって、このとき、エンジン2に対するベース40の回転位置の変化は規制され、このときのベルト9の初期張力は変化しない。ここで、ねじ部材61と軸受64とは、特許請求の範囲における「セルフロック手段」を構成している。
本実施形態では、ベルト9の回転方向が矢印X方向(図3参照)のため、突出部42には、矢印Y方向の反力が作用する。ねじ部材61は、この反力に対向する側に設けられ、突出部42の移動を規制している。つまり、本実施形態では、ベース40の位置はエンジン2に対し相対的にベース本体41の回転方向に往復移動可能であり、セルフロック手段はベース40の回転方向のうち一方への変化のみ規制可能である。
このように、第2実施形態では、第1実施形態と比べ、リンク部材70および接続部材80を備えておらず、セルフロック手段の構成が簡単である。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態によるオートテンショナを図4に示す。
第3実施形態では、アーム本体31の支持部32と中心部33との間にオイルダンパ50が設けられている。オイルダンパ50は、ケース51、ボルト52、台座53、ベローズ54、台座支持部55、ボルト56、筒部57、軸部58、スプリング59等を有している。
ケース51は、有底筒状に形成され、底部側の端部がボルト52によりアーム本体31に締結されている。ここで、ケース51は、ボルト52を中心として、アーム本体31に対し相対回転可能である。
台座53は、円板状に形成され、ケース51とは反対側に凹部を有している。ベローズ54は、軸方向に伸縮自在に筒状に形成され、一方の端部がケース51のボルト52とは反対側の端部の外壁に接続され、他方の端部が台座53の外縁部に接続されている。これにより、ケース51とベローズ54と台座53との間に収容空間が形成される。
台座支持部55は、一端がボルト56によりエンジン2に締結されている。ここで、台座支持部55は、ボルト56を中心として、エンジン2に対し相対回転可能である。台座支持部55のボルト56とは反対側の端部は、台座53の凹部に嵌め込まれている。ここで、台座支持部55は、台座53を台座53の軸方向へ往復移動可能に支持している。
筒部57は、円筒状に形成され、一端がケース51の底部に接続するよう上記収容空間に収容されている。軸部58は、円柱状に形成され、一端が筒部57の内側に位置するよう上記収容空間に収容されている。軸部58の他端は、台座53に形成された穴部を経由して台座支持部55に固定されている。これにより、ケース51と台座支持部55とは、軸部58が筒部57の内側で往復移動するよう案内されつつ、互いに近づく、または、離れるように相対移動可能である。
スプリング59は、コイル状に巻かれることにより円筒状に形成され、筒部57および軸部58の径方向外側に位置するよう上記収容空間に収容されている。スプリング59の一端はケース51の底部に当接し、他端は台座53の台座支持部55とは反対側に当接している。ここで、ケース51と台座支持部55とが、互いに近づく、または、離れるように相対移動するとき、スプリング59は、軸方向に弾性変形する。ここで、スプリング59は、特許請求の範囲における「弾性変形部」に対応する。上記収容空間には、オイルが充填されている。
オイルダンパ50の台座53と、ねじ部材61のギア65とは反対側の端部との間には、押圧部材67が設けられている。
上記構成により、アクチュエータ60が回転駆動すると、ギア66およびギア65が回転し、ねじ部材61が軸周りに回転する。ねじ部材61が軸周りに回転すると、ねじ部材61は、ねじ部材61の軸方向に移動する。これにより、押圧部材67がねじ部材61により台座53側に押圧され、押圧部材67は、台座53をケース51側に押圧する。これにより、エンジン2に対する台座53の位置が変化する。これにより、スプリング59が軸方向に縮むよう弾性変形し、スプリング59の変位量が変化する。これにより、アーム本体31が回転し、支持部32が中心部33を中心としてアーム本体31の回転方向に移動する。これにより、エンジン2に対するプーリ20の初期位置が変化する。その結果、ベルト9の初期張力が変化する。ここで、台座53は、特許請求の範囲における「ベース」に対応する。
本実施形態では、スプリング59が弾性変形することにより、ベルト9の張力を上記初期張力に維持することができる。
本実施形態では、ベルト9の回転方向が矢印X方向(図4参照)のため、ケース51、スプリング59、台座53、押圧部材67には、矢印Y方向の反力が作用する。ねじ部材61は、この反力に対向する側に設けられ、台座53の移動を規制している。つまり、本実施形態では、台座53(ベース)の位置はエンジン2に対し相対的に台座53の軸方向に往復移動可能であり、セルフロック手段は台座53の往復移動の一方の方向への変化のみ規制可能である。
(第4実施形態)
本発明の第4実施形態によるオートテンショナを図5に示す。
第4実施形態では、オイルダンパ50は、ケース51がボルト52によりエンジン2に締結され、台座支持部55がボルト56によりアーム本体31に締結されるようにして設けられている。また、台座支持部55と台座53とは、一体に形成されている。本実施形態では、ケース51が、特許請求の範囲における「ベース」に対応している。
また、本実施形態では、ピン35は、アーム本体31から円柱状に延びるようにして形成されている。すなわち、ピン35は、アーム本体31に形成されている。
本実施形態では、接続部材80は、穴部83、ピン84、穴部85、穴部86等を有している。穴部83は、接続部材80を板厚方向に貫くよう接続部材80の中央に形成されている。ピン84は、エンジン2から円柱状に延びるよう形成され、穴部83に挿通される。これにより、接続部材80は、穴部83を中心としてエンジン2に対し相対回転可能である。
穴部85は、接続部材80を板厚方向に貫くよう接続部材80の一方の端部に長穴状に形成され、リンク部材70のピン72が挿通されている。穴部86は、接続部材80を板厚方向に貫くよう接続部材80の他方の端部に形成され、アーム本体31のピン35が挿通されている。
本実施形態では、軸受62、63は、例えばエンジン2に固定されている。
上記構成により、アクチュエータ60が回転駆動すると、ねじ部材61が回転駆動し、リンク部材70がねじ部材61の軸方向に移動する。これにより、接続部材80が穴部83を中心として回転する。これにより、エンジン2に対するアーム30の中心部33の位置が変化する。これにより、エンジン2に対するプーリ20の初期位置が変化する。その結果、ベルト9の初期張力が変化する。
本実施形態では、スプリング59が弾性変形することにより、ベルト9の張力を上記初期張力に維持することができる。
以上説明したように、本実施形態では、アクチュエータ60は、エンジン2に対するアーム30の中心部33の位置を変化させることにより、プーリ20の初期位置を変化させる。これにより、ベルト9の初期張力を変化させることができる。
(第5実施形態)
本発明の第5実施形態によるオートテンショナを図6に示す。
第5実施形態では、第4実施形態と異なり、接続部材80は、穴部85を有していない。
ねじ部材61は、ギア65とは反対側の端部が、接続部材80の穴部86とは反対側の端部に当接するよう設けられている。
上記構成により、アクチュエータ60が回転駆動すると、ギア66およびギア65が回転し、ねじ部材61が軸周りに回転する。ねじ部材61が軸周りに回転すると、ねじ部材61は、ねじ部材61の軸方向に移動する。これにより、接続部材80の穴部86とは反対側の端部がねじ部材61に押され、接続部材80が穴部83を中心として回転する。これにより、エンジン2に対するアーム30の中心部33の位置が変化する。これにより、エンジン2に対するプーリ20の初期位置が変化する。その結果、ベルト9の初期張力が変化する。
本実施形態では、ベルト9の回転方向が矢印X方向(図6参照)のため、接続部材80の穴部86とは反対側の端部には、矢印Y方向の反力が作用する。ねじ部材61は、この反力に対向する側に設けられ、アーム30の中心部33の移動を規制している。つまり、本実施形態では、アーム30の中心部33の位置はエンジン2に対し相対的に往復移動可能であり、セルフロック手段は中心部33の往復移動の一方の方向への変化のみ規制可能である。
(第6実施形態)
本発明の第6実施形態によるオートテンショナを図7に示す。第6実施形態は、第1実施形態の変形例である。
第6実施形態では、ピン35は、エンジン2ではなく、ベース本体41の穴部44に固定(形成)されている。これにより、アーム本体31は、中心部33(ピン35)を中心として、ベース本体41に対し相対回転可能である。
エンジン2には、円柱状のピン46が形成されている。ベース本体41には、穴部44とは異なる位置に穴部47が形成されている。ベース本体41は、ピン46が穴部47に挿通されるようにしてエンジン2に取り付けられる。これにより、ベース本体41は、穴部47を中心として、エンジン2に対し相対回転可能である。
上記構成により、アクチュエータ60が回転駆動するとリンク部材70がねじ部材61の軸方向に移動し、ベース本体41およびアーム30の中心部33が、穴部47を中心として回転する。これにより、エンジン2に対するベース40の位置、および、アーム30の中心部33の位置が変化する。これにより、エンジン2に対するプーリ20の初期位置が変化する。その結果、ベルト9の初期張力が変化する。
(他の実施形態)
上述の実施形態では、ベースが、内燃機関に取り付けられる例を示した。これに対し、本発明の他の実施形態では、ベースは、内燃機関(ベルト)の近傍であれば、内燃機関とは別の装置または部材等に取り付けることとしてもよい。また、ねじ部材を回転可能に支持する軸受は、内燃機関または内燃機関の近傍のどちらに固定してもよい。
また、上述の実施形態では、電子制御ユニットが、特定補機の作動に応じて、ベルトの初期張力が変化するようアクチュエータの駆動を制御する例を示した。これに対し、本発明の他の実施形態では、例えば内燃機関(駆動軸)の回転数の変化、または、経年によるベルト張力の変化等に応じて、ベルトの初期張力が変化するようアクチュエータの駆動を制御することとしてもよい。
このように、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施可能である。
10 ・・・オートテンショナ
20 ・・・プーリ
30 ・・・アーム
31 ・・・アーム本体
32 ・・・支持部
33 ・・・中心部
40 ・・・ベース
51 ・・・ケース(ベース)
53 ・・・台座(ベース)
45 ・・・ねじりばね(弾性変形部)
59 ・・・スプリング(弾性変形部)
60 ・・・アクチュエータ

Claims (7)

  1. 内燃機関(2)の駆動軸(3)に取り付けられる駆動プーリ(4)、力行または回生作動する特定補機(11)の軸(12)に取り付けられる特定補機プーリ(5)、前記特定補機以外のその他補機(13、15、17)の軸(14、16、18)に取り付けられる補機プーリ(6、7、8)、ならびに、前記駆動プーリ、前記特定補機プーリおよび前記補機プーリに掛け回されるベルト(9)を有し、当該ベルトにより前記特定補機プーリまたは前記駆動プーリの回転を前記駆動プーリ、前記特定補機プーリおよび前記補機プーリに伝達するベルト伝動システム(1)に用いられ、前記ベルトの張力を調整可能なオートテンショナ(10)であって、
    前記ベルトが掛け回されるプーリ(20)と、
    アーム本体(31)、前記プーリを回転可能に支持するよう前記アーム本体に形成される支持部(32)、および、前記アーム本体の回転中心に形成される中心部(33)を有するアーム(30)と、
    前記内燃機関に対し相対回転可能なよう前記内燃機関または前記内燃機関の近傍に取り付けられるベース(40、51、53)と、
    前記アーム本体と前記ベースとを接続する弾性変形部(45、59)と、
    前記内燃機関に対する前記ベースの位置または前記中心部の位置を変化させることにより、前記内燃機関に対する前記プーリの初期位置を変化させることが可能なアクチュエータ(60)と、
    前記内燃機関または前記内燃機関の近傍に形成または締結され、前記アクチュエータを介することなく前記ベースを前記内燃機関に対し相対回転可能に支持し、前記ベルトからの荷重を受けるピン(35、46)またはボルト(52、56)と、
    を備えるオートテンショナ。
  2. 前記アクチュエータが停止しているとき、前記内燃機関に対する前記ベースの位置または前記中心部の位置の変化を規制可能なセルフロック手段(61、64、70)をさらに備える請求項1に記載のオートテンショナ。
  3. 前記ベースの位置または前記中心部の位置は、前記内燃機関に対し相対的に往復移動可能であり、
    前記セルフロック手段(61、64)は、前記ベースの位置または前記中心部の位置のいずれか一方の方向への変化のみ規制可能であることを特徴とする請求項2に記載のオートテンショナ。
  4. 前記セルフロック手段は、前記アクチュエータによって軸周りに回転駆動されるねじ部材(61)を有し、
    前記ねじ部材が前記アクチュエータによって回転駆動されることで軸方向に移動することにより、前記内燃機関に対する前記ベースの位置または前記中心部の位置が変化することを特徴とする請求項2または3に記載のオートテンショナ。
  5. 前記セルフロック手段は、前記アクチュエータによって軸周りに回転駆動されるねじ部材(61)、および、前記ねじ部材が回転すると前記ねじ部材に対し軸方向へ相対移動するリンク部材(70)を有し、
    前記ねじ部材が前記アクチュエータによって回転駆動されることで前記リンク部材が前記ねじ部材に対し軸方向へ相対移動することにより、前記内燃機関に対する前記ベースの位置または前記中心部の位置が変化することを特徴とする請求項2または3に記載のオートテンショナ。
  6. 前記アクチュエータは、前記内燃機関に対する前記ベースの位置を変化させることにより、前記弾性変形部の変位量を変化させることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のオートテンショナ。
  7. 前記アクチュエータは、前記内燃機関に対する前記中心部の位置を変化させることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のオートテンショナ。
JP2012204083A 2012-09-18 2012-09-18 オートテンショナ Expired - Fee Related JP5907020B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012204083A JP5907020B2 (ja) 2012-09-18 2012-09-18 オートテンショナ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012204083A JP5907020B2 (ja) 2012-09-18 2012-09-18 オートテンショナ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014058900A JP2014058900A (ja) 2014-04-03
JP5907020B2 true JP5907020B2 (ja) 2016-04-20

Family

ID=50615586

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012204083A Expired - Fee Related JP5907020B2 (ja) 2012-09-18 2012-09-18 オートテンショナ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5907020B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5960675B2 (ja) 2013-12-17 2016-08-02 株式会社デンソー 伝動システム
JP5986617B2 (ja) 2013-12-17 2016-09-06 株式会社デンソー 伝動システム
CN114321301A (zh) * 2021-12-13 2022-04-12 浙江吉利控股集团有限公司 张紧装置、发动机前端轮系、张力控制方法及装置

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3195287B2 (ja) * 1997-12-26 2001-08-06 株式会社デンソー 内燃機関用ベルト伝動システム
JP2000346157A (ja) * 1999-06-08 2000-12-12 Koyo Seiko Co Ltd 補機駆動装置
JP3652177B2 (ja) * 1999-08-20 2005-05-25 株式会社デンソー 内燃機関用ベルト伝動システム
JP4282253B2 (ja) * 2001-07-12 2009-06-17 三菱電機株式会社 ベルト伝動装置
JP4103378B2 (ja) * 2001-11-29 2008-06-18 株式会社ジェイテクト 内燃機関用補機ベルトシステム
JP4188001B2 (ja) * 2002-05-24 2008-11-26 本田技研工業株式会社 エンジンのベルトテンショナ装置
BR0315147A (pt) * 2002-10-10 2005-08-16 Gates Corp Tensionador
JP5036651B2 (ja) * 2008-07-17 2012-09-26 日立オートモティブシステムズ株式会社 アクチュエータ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014058900A (ja) 2014-04-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100783455B1 (ko) 이중 속도비의 벨트 구동 시스템
US8602930B2 (en) Drive belt tensioner for motor generator unit
JP5882265B2 (ja) エンジン
US20120318589A1 (en) Belt tensioning assembly for an engine system having a motor-generator unit
CN102762824B (zh) 具有能量回收的电动凸轮轴相位器
JP2013224676A5 (ja)
US20160230853A1 (en) Dual arm tensioner
JP5907020B2 (ja) オートテンショナ
EP2885517B1 (en) Controlled tensioner for an accessory drive and accessory drive comprising said tensioner
JP4248204B2 (ja) ベルト伝動装置
JP2003343671A (ja) ベルト伝動装置
US20200132173A1 (en) Tensioner
JP6252206B2 (ja) 伝動システム
CN109690133B (zh) 环式传动装置和用于环式传动装置的改进的双臂张紧系统
KR101219335B1 (ko) 멀티모드형 토션 댐퍼 장치
JP2010179728A (ja) 車高調整装置
JP2007247538A (ja) 内燃機関の可変圧縮比機構
KR102322250B1 (ko) 차량용 벨트 시스템
WO2016043144A1 (ja) 動力伝達ローラ
JP2018132127A (ja) オートテンショナ及びそれを備えたベルト式始動システム
JP2009168107A (ja) クラッチおよび該クラッチを備えた車両駆動装置
JP6614040B2 (ja) オートテンショナ
JP2006242058A (ja) エンジンのベルト駆動システム
KR20080035251A (ko) 동적 장력 제어가 가능한 엔진 보기류의 벨트 구동 장치
JP2009275798A (ja) オートテンショナ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141212

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150729

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150804

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150929

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160223

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160307

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5907020

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees