JP6614040B2 - オートテンショナ - Google Patents

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Description

本発明は、オートテンショナに関する。
従来、ベルトの張力を自動的に調整するオートテンショナが知られている。特許文献1に開示されたオートテンショナは、基端部が固定部材により回転可能に支持されたアームと、アームの先端部に設けられたテンショナプーリと、固定部材に設けられたストッパと、ストッパに設けられてアームと接触する弾性部材とを備えている。弾性部材とストッパとの接触面積は、アームの回転角度が増すにつれて大きくなる。弾性部材とストッパとの間の摩擦力は、アームの揺動を減衰させる機能をもたらす。
特開2015?75122号公報
引用文献1に開示されたオートテンショナでは、テンショナプーリが移動範囲の一端部から中間部を経て他端部に到達するまでの間に摩擦力が徐々に大きくなる。そのため、テンショナプーリを他端部に移動させてその位置で保持したいような場合であっても、テンショナプーリが他端部に到達する前に摩擦により止まる可能性がある。また、例えば電動機などを用いてテンショナプーリを移動させるとき、摩擦による損失が大きくなる。
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、その目的は、テンショナプーリの位置を移動範囲の端部で保持可能としつつも、その端部を抜け出したときにテンショナプーリの移動が阻害されないオートテンショナを提供することである。
本発明は、ベルトを介して電動機の回転動力を内燃機関の駆動軸に伝達するベルト伝動システムに用いられるオートテンショナであって、ベルトに接触するように設けられるテンショナプーリと、テンショナプーリをベルトに対して張り方向および緩め方向へ移動させる移動部と、テンショナプーリを張り方向へ付勢している付勢部と、摩擦部とを備える。テンショナプーリの移動範囲のうち一端部および中間部を揺動範囲と呼ぶとともに他端部を保持範囲と呼ぶ場合において、摩擦部は、移動部の動きの抵抗となる摩擦力を、テンショナプーリが揺動範囲に位置するときよりも保持範囲に位置するときの方が大きくなるように発生させるとともに、前記摩擦力を、テンショナプーリの位置が揺動範囲から保持範囲にさしかかるときに増大させる。
摩擦部は、移動部またはテンショナプーリに設けられている第1接触部と、移動部およびテンショナプーリとは別部材に設けられている第2接触部とから構成されており、第1接触部と第2接触部との接触により摩擦力を発生させる。摩擦力の発生方向は、第1接触部と第2接触部との相対移動方向と平行である。
本発明によれば、摩擦部による摩擦力により移動部の動きが止まることで、テンショナプーリの位置を保持範囲で保持可能である。また、テンショナプーリが揺動範囲に位置するときの摩擦部による摩擦力は比較的小さいため、揺動範囲において移動部の動きは摩擦部に阻害されない。したがって、テンショナプーリの位置を移動範囲の端部で保持可能としつつも、その端部を抜け出したときにテンショナプーリの移動が阻害されない。
本発明の第1実施形態による第1オートテンショナおよび第2オートテンショナが用いられた車両用エンジンのベルト伝動システムを示す図である。 図1の状態から第1テンショナプーリが張り方向へ移動して第2テンショナプーリが緩め方向へ移動した状態を示す図である。 図1のエンジンの運転停止中に車両が惰性走行している場合におけるエンジン回転数の一般的な変化を示すタイムチャートである。 図1のベルト伝動システムの制御装置により実行される処理を説明するフローチャートである。 図1の第1オートテンショナを拡大して示す図である。 図1の制御装置が行うプーリ位置制御により、図5の状態から第1テンショナプーリが保持範囲へ移動した状態を示す図である。 図5の第1テンショナプーリの位置と摩擦部による摩擦力との関係を示す図である。 図5の摩擦部をアームの回転軸の横断面で示す図である。 図6の摩擦部をアームの回転軸の横断面で示す図である。 図1の第2オートテンショナを拡大して示す図である。 本発明の第1実施形態の変形例による第1オートテンショナの摩擦部を、アームの回転軸の横断面で示す図である。 図11の摩擦部をXII方向から見たときの図である。 図12の状態から第1テンショナプーリが保持範囲へ移動した状態を示す図である。 本発明の第2実施形態による第1オートテンショナの摩擦部を、アームの回転軸の横断面で示す図である。 図14の状態から第1テンショナプーリが保持範囲へ移動した状態を示す図である。 本発明の第2実施形態の変形例による第1オートテンショナの摩擦部を、アームの回転軸の横断面で示す図である。 図16の摩擦部をXVII方向から見たときの図である。 図17の状態から第1テンショナプーリが保持範囲へ移動した状態を示す図である。 本発明の第3実施形態による第1オートテンショナの摩擦部を、アームの回転軸の横断面で示す図である。 図19の状態から第1テンショナプーリが保持範囲へ移動した状態を示す図である。 本発明の第3実施形態の変形例による第1オートテンショナの摩擦部を、アームの回転軸の横断面で示す図である。 図21のXXII−XXII線断面図である。 図22の状態から第1テンショナプーリが保持範囲へ移動した状態を示す図である。 本発明の第4実施形態による第1オートテンショナを示す図である。 図24の第1オートテンショナの摩擦部、および、別部材としてのリンクを示す図である。 図25の状態から第1テンショナプーリが保持範囲へ移動した状態を示す図である。 本発明の第4実施形態の変形例による第1オートテンショナの摩擦部、および、別部材としてのリンクを示す図である。 図27の状態から第1テンショナプーリが保持範囲へ移動した状態を示す図である。
以下、本発明の複数の実施形態を図面に基づき説明する。実施形態同士で実質的に同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。なお、第3実施形態および第3実施形態の変形例は、参考形態に相当する。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態によるオートテンショナは、図1に示す内燃機関としての車両用エンジン11のベルト伝動システム12に用いられている。ベルト伝動システム12は、駆動軸としてのクランク軸13と電動機としてのモータ14との間でベルトを介して動力伝達を行う。
(ベルト伝動システム)
先ず、ベルト伝動システム12について図1〜図4を参照して説明する。
図1および図2に示すように、ベルト伝動システム12は、モータ14、モータプーリ15、クランクプーリ16、補機プーリ17、18、19、ベルト21、第1オートテンショナ22、第2オートテンショナ23、および、制御装置24を備えている。
モータ14は、力行作動および回生作動が可能なモータジェネレータである。モータ14は、エンジン11を始動するときに力行作動してクランク軸13を回転駆動するスタータ機能、力行作動してエンジン11の駆動を補助するアシスト機能、および、回生作動して発電する発電機能を併せ持っている。
モータプーリ15は、モータ14のモータ軸25に固定されており、モータ軸25と一体に回転する。クランクプーリ16は、クランク軸13に固定されており、クランク軸13と一体に回転する。補機プーリ17、18、19は、図示しない補機の入力軸に固定されている。補機は、例えばウォーターポンプ、空調用コンプレッサ、およびパワステポンプ等である。
ベルト21は、無端環状部材であり、モータプーリ15、クランクプーリ16、および補機プーリ17、18、19に掛けまわされている。プーリの回転は、ベルト21を介して他のプーリに伝達される。本実施形態では、ベルト21の送り方向においてクランクプーリ16、補機プーリ17、モータプーリ15、補機プーリ18、補機プーリ19がその順で設けられている。
モータプーリ15、クランクプーリ16、補機プーリ17、18、19、およびベルト21からなるベルト伝動機構は、モータ14のスタータ機能およびアシスト機能を発揮するとき、モータ14のトルク(以下、モータトルク)をモータプーリ15およびベルト21を介してクランクプーリ16に伝達して、クランク軸13を回転駆動する。また、ベルト伝動機構は、モータ14の発電機能を発揮するとき、エンジン11のトルクをクランクプーリ16およびベルト21を介してモータプーリ15に伝達して、モータ軸25を回転駆動する。
第1オートテンショナ22は、ベルト21の送り方向においてクランクプーリ16からモータプーリ15までの間の第1区間に設けられており、ベルト21のうち第1区間の部分(以下、第1区間部分27)の張力を主として調整する。第1オートテンショナ22は、固定部材であるベース31、移動部としてのアーム32、第1テンショナプーリ33、および、付勢部としての付勢部材34を有する。
ベース31は、モータ14のケースに固定されている。アーム32は、基端部がベース31によりモータ軸25の軸心まわりに回転可能に支持されている。アーム32の移動範囲(すなわち、回転範囲)は、図示しないストッパにより規制される。第1テンショナプーリ33は、ベルト21に接触するように設けられているアイドラプーリであって、アーム32の先端部により回転可能に支持されている。また、第1テンショナプーリ33は、ベルト21に対して接近および離間する方向、すなわちベルト21に対して張り方向および緩め方向へ移動可能である。付勢部材34は、アーム32の先端部と後述のアーム36の先端部との間に設けられているばねであり、第1テンショナプーリ33をベルト21に押し付けてベルト21の張力が増すようにアーム32を付勢している。
第2オートテンショナ23は、ベルト21の送り方向においてモータプーリ15からクランクプーリ16までの間の第2区間に設けられており、ベルト21のうち第2区間の部分(以下、第2区間部分28)の張力を主として調整する。第2オートテンショナ23は、ベース31、移動部としてのアーム36、第2テンショナプーリ37、および、付勢部としての付勢部材34を有する。
アーム36は、基端部がベース31によりモータ軸25の軸心まわりに回転可能に支持されている。アーム36の移動範囲(すなわち、回転範囲)は、図示しないストッパにより規制される。第2テンショナプーリ37は、ベルト21に接触するように設けられているアイドラプーリであって、アーム36の先端部により回転可能に支持されている。また、第2テンショナプーリ37は、ベルト21に対して接近および離間する方向、すなわちベルト21に対して張り方向および緩め方向へ移動可能である。付勢部材34は、第2テンショナプーリ37をベルト21に押し付けてベルト21の張力が増すようにアーム36を付勢している。
制御装置24は、マイクロコンピュータおよびモータ駆動回路を主体として構成されており、車両に設けられる各種センサおよびエンジン用制御装置41と電気的に接続される。上記各種センサには、エンジン回転数センサ42などが含まれる。制御装置24は、各種センサおよびエンジン用制御装置41から取得する信号に基づき所定の処理を実行してモータ14を制御し、ベルト伝動システム12の作動状態を制御する。
ところで、一般的に、図3に示すように例えばフューエルカット等によるエンジン11の運転停止中に車両が惰性走行している場合、クランク軸13の回転数(以下、エンジン回転数Ne)は徐々に低下して0に至る。このような状況において、エンジン回転数Neが自立復帰下限値Ne1以上である場合には、モータ14を力行作動させることなくエンジン11が自立して運転状態に復帰可能である。また、エンジン回転数Neが自立復帰下限値Ne1より小さく且つモータ単独始動下限値Ne2以上である場合には、モータ14を力行作動させることによりエンジン11を始動することができる。モータ単独始動下限値Ne2は、エンジン11の運転停止中において、モータ14の力行作動の開始直後からクランク軸13にモータトルクが伝達される場合であってもエンジン11を始動可能なエンジン回転数Neの下限値である。すなわち、モータ単独始動下限値Ne2は、エンジン11の運転停止中において、回転しているクランク軸13にモータトルクのみを作用させたときエンジン11の圧縮行程を乗り越えることができるエンジン回転数Neの下限値である。
これに対して、エンジン回転数Neがモータ単独始動下限値Ne2よりも小さく且つ0よりも大きい場合には、モータ14の力行作動の開始直後からクランク軸13にモータトルクが伝達されると、エンジン11の圧縮行程を乗り越えることができず、エンジン11を始動することができない。言い換えれば、モータ14は、エンジン回転数Neがモータ単独始動下限値Ne2よりも小さく且つ0よりも大きい場合、クランク軸13にモータトルクのみを作用させてもエンジン11を始動することができないような比較的小型のものが選定されている。
そこで、本実施形態では、制御装置24は、図4に示す処理を実行してエンジン11を始動する。図4に示す処理は、エンジン11が運転停止中であり且つクランク軸13が回転している間、繰り返し実行される。
先ずステップS1では、クランク軸13の回転数(以下、エンジン回転数Ne)がモータ単独始動下限値Ne2よりも小さいか否かが判定される。モータ単独始動下限値Ne2は、自立復帰下限値Ne1から0までの間の値に予め設定される。ステップS1の判定が肯定された場合(S1:Yes)、処理はステップS2に移行する。一方、ステップS1の判定が否定された場合(S1:No)、処理はステップS3に移行する。
ステップS2では、エンジン11の始動制御(以下、エンジン始動制御)の開始に先立ち、第1テンショナプーリ33を張り方向へ移動させるとともに、第2テンショナプーリ37を緩め方向へ移動させるプーリ位置制御が開始される。本実施形態では、プーリ位置制御が行われるときモータ14が回生作動させられる。これにより、モータプーリ15によるベルト送り速度がクランクプーリ16によるベルト送り速度よりも遅くなり、第1区間部分27の長さが長くなりつつ第2区間部分28の長さが短くなる結果、第1テンショナプーリ33が現状よりも張り方向へ移動するとともに第2テンショナプーリ37が現状よりも緩め方向へ移動する。ステップS2のあと、処理はステップS3に移行する。
ステップS3では、エンジン11の始動要求があるか否かが判定される。本実施形態では、エンジン11の始動指令信号はエンジン用制御装置41から出力される。エンジン用制御装置41は、例えばアクセル開度信号に基づきエンジン11を始動すべきか否かを判断する。ステップS3の判定が肯定された場合(S3:Yes)、処理はステップS4に移行する。一方、ステップS3の判定が否定された場合(S3:No)、処理は図4のルーチンを抜ける。
ステップS4では、エンジン始動制御が行われる。エンジン回転数Neが自立復帰下限値Ne1以上である場合には、モータ14を作動させることなく燃料噴射装置および点火装置によりエンジン11が始動させられる。一方、エンジン回転数Neが自立復帰下限値Ne1よりも小さい場合には、先ずモータ14を力行作動させてクランク軸13が回転駆動され、続いてエンジン回転数Neが始動可能最低回転数以上となったときに燃料噴射装置および点火装置によりエンジン11が始動させられる。ステップS4のあと、処理は図4のルーチンを抜ける。
制御装置24が実行する処理は、ROM等に予め記憶されたプログラムをCPUで実行することによるソフトウェア処理、または、専用の電子回路によるハードウェア処理で実現されている。
上述のプーリ位置制御が行われた場合、ベルト21の第1区間部分27の長さが比較的長くなる。そのため、エンジン始動制御を開始してモータ14を力行作動させるとき、第1区間部分27の長さが比較的短くなるまで第1テンショナプーリ33が移動する間、クランク軸13にトルクが伝達されることなくモータ14が回転することができる。つまり、モータ14の力行作動の開始直後からクランク軸13にトルクが伝達されるのではなく、モータ14をある程度回転させた状態からクランク軸13にトルクが伝達される。これにより、モータ14のロータおよびモータプーリ15等の回転体の慣性エネルギによる回転力をモータトルクに付加させてクランク軸13を回転駆動することができる。したがって、比較的小型のモータ14を用いても、エンジン11の圧縮行程での圧縮負荷による負荷トルクを上回るトルクを発生させることが可能となる。
(オートテンショナ)
次に、第1オートテンショナ22および第2オートテンショナ23について図5〜図10を参照して説明する。
図5および図6に示すように、第1オートテンショナ22は、摩擦部51を備えている。以降、第1テンショナプーリ33の移動範囲のうち一端部および中間部を揺動範囲R1と呼ぶとともに他端部を保持範囲R2と呼ぶ。揺動範囲R1は、第1テンショナプーリ33の移動範囲のうち、エンジン始動制御時に第1テンショナプーリ33が移動する方向(すなわち、緩め方向)に位置している。保持範囲R2は、第1テンショナプーリ33の移動範囲のうち、エンジン始動制御時に第1テンショナプーリ33が移動する方向とは反対方向であって、プーリ位置制御時に第1テンショナプーリ33が移動する方向(すなわち、張り方向)の端部に位置している。プーリ位置制御では、エンジン始動制御の開始に先立ち第1テンショナプーリ33が張り方向へ移動させられて図6に示すように保持範囲R2に位置させられる。
摩擦部51は、アーム32の動きの抵抗となる摩擦力を、図7に示すように第1テンショナプーリ33が揺動範囲R1に位置するときよりも保持範囲R2に位置するときの方が大きくなるように発生させるとともに、その摩擦力を、第1テンショナプーリ33の位置が揺動範囲R1から保持範囲R2にさしかかるときに増大させる。つまり、摩擦力は、保持範囲R2のうち境界域の所定範囲Xで瞬時に増大させられる。摩擦部51が揺動範囲R1において発生させる摩擦力F1の大きさは、摩擦部51が保持範囲R2において発生させる摩擦力F2の大きさの半分以下であり、かつ、第1テンショナプーリ33の位置にかかわらず一定である。
具体的な構造について説明すると、図8および図9に示すように、摩擦部51は、アーム32に設けられている第1接触部52と、アーム32および第1テンショナプーリ33とは別部材であるベース31に設けられている第2接触部53とから構成されており、第1接触部52と第2接触部53との接触により摩擦力を発生させる。本実施形態では、第1接触部52は、アーム32の回転軸59と一体の筒部材からなり、径方向外側に突き出す突起54を有している。第2接触部53は、ベース31と一体の筒部材からなり、低摩擦部位55および高摩擦部位56を有している。低摩擦部位55は、第1テンショナプーリ33が保持範囲R2に位置するときに突起54と接触する。高摩擦部位56は、第1テンショナプーリ33が揺動範囲R1に位置するときに突起54と接触する。第2接触部53は、「第1テンショナプーリ33が保持範囲R2に位置するときに第1接触部52と接触する面」である高摩擦部位56の内壁面の摩擦係数が、「第1テンショナプーリ33が揺動範囲R1に位置するときに第1接触部52と接触する面」である低摩擦部位55の内壁面のよりも大きくなるように形成されている。高摩擦部位56の内壁面と低摩擦部位55の内壁面との摩擦係数の違いは、面粗度の切り替えまたは材料(吸着力)の切り替えにより実現される。前述の所定範囲Xは、突起54の大きさ(幅)を変えることによって、変更可能である。
図10に示すように、第2オートテンショナ23も同様に摩擦部57を備えている。第2オートテンショナ23では、エンジン始動制御時に第2テンショナプーリ37が移動する方向が張り方向であり、また、プーリ位置制御時に第2テンショナプーリ37が移動する方向が緩め方向である。これに対応して、摩擦部57では、揺動範囲R1と保持範囲R2との位置関係が摩擦部51とは逆になっているが、その他の構成は摩擦部51と同様である。
このような摩擦部51を備えることによって、プーリ位置制御により張り方向へ移動させられた第1テンショナプーリ33の位置を、エンジン始動要求があるまでの間、モータ14を作動させずとも保持範囲R2で保持することができる。第2オートテンショナ23の位置についても摩擦部57により同様に保持することができる。
(効果)
以上説明したように、第1実施形態による第1オートテンショナ22は、ベルト21に接触するように設けられる第1テンショナプーリ33と、第1テンショナプーリ33をベルト21に対して張り方向および緩め方向へ移動させるアーム32と、第1テンショナプーリ33を張り方向へ付勢している付勢部材34と、摩擦部51とを備える。摩擦部51は、アーム32の動きの抵抗となる摩擦力を、第1テンショナプーリ33が揺動範囲R1に位置するときよりも保持範囲R2に位置するときの方が大きくなるように発生させるとともに、前記摩擦力を、第1テンショナプーリ33の位置が揺動範囲R1から保持範囲R2にさしかかるときに増大させる。
このような第1オートテンショナ22によれば、摩擦部51による摩擦力によりアーム32の動きが止まることで、第1テンショナプーリ33の位置を保持範囲R2で保持可能である。また、第1テンショナプーリ33が揺動範囲に位置するときの摩擦部51による摩擦力は比較的小さいため、揺動範囲R1においてアーム32の動きは摩擦部51に阻害されない。したがって、第1テンショナプーリ33の位置を移動範囲の端部で保持可能としつつも、その端部を抜け出したときに第1テンショナプーリ33の移動が阻害されない。
また、第1実施形態では、ベルト伝動システム12は、モータ14を力行作動させてエンジン11を始動するエンジン始動制御、および、エンジン始動制御の開始に先立ち第1テンショナプーリ33を保持範囲R2へ移動させるプーリ位置制御を行う。保持範囲R2は、第1テンショナプーリ33の移動範囲のうち、エンジン始動制御時に第1テンショナプーリ33が移動する方向とは反対方向の端部に位置している。
したがって、プーリ位置制御時に張り方向の端部に移動した第1テンショナプーリ33を摩擦部51による摩擦力で保持することができるとともに、その後に行われるエンジン始動制御において、モータ14のロータおよびモータプーリ15等の回転体の慣性エネルギによる回転力をモータトルクに付加させてクランク軸13を回転駆動することができる。
また、第1実施形態では、摩擦部51は、アーム32に設けられている第1接触部52と、アーム32および第1テンショナプーリ33とは別部材であるベース31に設けられている第2接触部53とから構成されており、第1接触部52と第2接触部53との接触により摩擦力を発生させる。
したがって、保持範囲R2に移動した第1テンショナプーリ33を摩擦部51による摩擦力で保持することができる。
また、第1実施形態では、第2接触部53は、「第1テンショナプーリ33が保持範囲R2に位置するときに第1接触部52と接触する面」である高摩擦部位56の内壁面の摩擦係数が、「第1テンショナプーリ33が揺動範囲R1に位置するときに第1接触部52と接触する面」である低摩擦部位55の内壁面のよりも大きくなるように形成されている。
このような摩擦部51によれば、第1テンショナプーリ33が揺動範囲R1に位置するときよりも保持範囲R2に位置するときの方が大きくなり、かつ、第1テンショナプーリ33の位置が揺動範囲R1から保持範囲R2にさしかかるときに増大するような摩擦力を発生させることができる。
また、第1実施形態では、摩擦部51が揺動範囲R1において発生させる摩擦力F1の大きさは、摩擦部51が保持範囲R2において発生させる摩擦力F2の大きさの半分以下であり、かつ、第1テンショナプーリ33の位置にかかわらず一定である。
このような摩擦部51によれば、保持範囲R2を抜け出したときに第1テンショナプーリ33の移動が阻害されないようにしつつ、揺動範囲R1における第1テンショナプーリ33の揺動を緩やかに減衰させることができる。
[第1実施形態の変形例]
本発明の第1実施形態の変形例では、図11〜図13に示すように、摩擦部61は、円盤状の第1接触部62と第2接触部63との接触により摩擦力を発生させる。第1接触部62は、第2接触部63側に突き出す突起64を有している。第2接触部63は、低摩擦部位65および高摩擦部位66を有している。低摩擦部位65は、第1テンショナプーリ33が保持範囲R2に位置するときに突起64と接触する。高摩擦部位66は、第1テンショナプーリ33が揺動範囲R1に位置するときに突起64と接触する。高摩擦部位66の内壁面の摩擦係数は、低摩擦部位65の内壁面の摩擦係数のよりも大きい。
このように円盤状の第1接触部62と第2接触部63との接触により摩擦力を発生させるように摩擦部61を構成してもよい。
[第2実施形態]
本発明の第2実施形態では、図14および図15に示すように、摩擦部71は、筒状の第1接触部72と第2接触部73との接触により摩擦力を発生させる。第1接触部72は、第2接触部73側に突き出す突起74を有している。第2接触部73は、低面圧部位75および高面圧部位76を有している。低面圧部位75は、第1テンショナプーリ33が保持範囲R2に位置するときに突起74と接触する。高面圧部位76は、第1テンショナプーリ33が揺動範囲R1に位置するときに突起74と接触する。高面圧部位76は、低面圧部位75よりも径方向内側に突出している。これにより、第2接触部73は、「第1テンショナプーリ33が保持範囲R2に位置するときの第1接触部72との接触面圧」が、「第1テンショナプーリ33が揺動範囲R1に位置するときの第1接触部72との接触面圧」よりも大きくなるように形成されている。
このような摩擦部71によれば、第1テンショナプーリ33が揺動範囲R1に位置するときよりも保持範囲R2に位置するときの方が大きくなり、かつ、第1テンショナプーリ33の位置が揺動範囲R1から保持範囲R2にさしかかるときに増大するような摩擦力を発生させることができる。前述の所定範囲Xは、突起74の大きさ(幅)を変えることによって、変更可能である。
[第2実施形態の変形例]
本発明の第2実施形態の変形例では、図16〜図18に示すように、摩擦部81は、円盤状の第1接触部82と第2接触部83との接触により摩擦力を発生させる。第1接触部82は、第2接触部83側に突き出す突起84を有している。第2接触部83は、低面圧部位85および高面圧部位86を有している。低面圧部位85は、第1テンショナプーリ33が保持範囲R2に位置するときに突起84と接触する。高面圧部位86は、第1テンショナプーリ33が揺動範囲R1に位置するときに突起84と接触する。高面圧部位86は、低面圧部位85よりも第1接触部82側に突出している。
このように円盤状の第1接触部82と第2接触部83との接触により摩擦力を発生させるように摩擦部81を構成してもよい。
[第3実施形態]
本発明の第3実施形態では、図19および図20に示すように、摩擦部91は、筒状の第1接触部92と第2接触部93との接触により摩擦力を発生させる。第1接触部92は、第2接触部93側に突き出す第1テーパ状突起94を有している。第2接触部93は、第1接触部92側に突き出す第2テーパ状突起95を有している。第1テーパ状突起94には、周方向において第2テーパ状突起95と対向する箇所に第1テーパ面96が形成されている。第2テーパ状突起95には、周方向において第1テーパ状突起94と対向する箇所に第2テーパ面97が形成されている。第2テーパ状突起95は、第1テンショナプーリ33が揺動範囲R1に位置するときに先端が第1接触部92と接触し、また、第1テンショナプーリ33が保持範囲R2に位置するときに第2テーパ面97が第1テーパ面96と接触する。これにより、第2接触部93は、「第1テンショナプーリ33が保持範囲R2に位置するときの第1接触部92との接触面積」が、「第1テンショナプーリ33が揺動範囲R1に位置するときの第1接触部92との接触面積」よりも大きくなるように形成されている。
このような摩擦部91によれば、第1テンショナプーリ33が揺動範囲R1に位置するときよりも保持範囲R2に位置するときの方が大きくなり、かつ、第1テンショナプーリ33の位置が揺動範囲R1から保持範囲R2にさしかかるときに増大するような摩擦力を発生させることができる。前述の所定範囲Xは、第1テーパ面96および第2テーパ面97の傾きを変えることによって、変更可能である。
[第3実施形態の変形例]
本発明の第3実施形態の変形例では、図21〜図23に示すように、摩擦部101は、円盤状の第1接触部102と第2接触部103との接触により摩擦力を発生させる。第1接触部102は、第2接触部103側に突き出す第1テーパ状突起104を有している。第2接触部103は、第1接触部102側に突き出す第2テーパ状突起105を有している。第1テーパ状突起104には、周方向において第2テーパ状突起105と対向する箇所に第1テーパ面106が形成されている。第2テーパ状突起105には、周方向において第1テーパ状突起104と対向する箇所に第2テーパ面107が形成されている。第2テーパ状突起105は、第1テンショナプーリ33が揺動範囲R1に位置するときに先端が第1接触部102と接触し、また、第1テンショナプーリ33が保持範囲R2に位置するときに第2テーパ面107が第1テーパ面106と接触する。
このように円盤状の第1接触部102と第2接触部103との接触により摩擦力を発生させるように摩擦部101を構成してもよい。
[第4実施形態]
本発明の第4実施形態では、図24〜図26に示すように、摩擦部111は、第1テンショナプーリ33に設けられた第1接触部112と、別部材としてのリンク113に設けられた第2接触部114との接触により摩擦力を発生させる。第1接触部112は、第1テンショナプーリ33の中心部から軸方向へ突き出すピンである。リンク113は、エンジンブロック等の固定部材119により基端部が回転可能に支持されており、長手方向へ延びる通孔115を有している。第2接触部114は、通孔115の内壁に固定されている低摩擦部位116および高摩擦部位117を有している。低摩擦部位116は、第1テンショナプーリ33が保持範囲R2に位置するときに第1接触部112と接触する。高摩擦部位117は、第1テンショナプーリ33が揺動範囲R1に位置するときに第1接触部112と接触する。高摩擦部位117の内壁面の摩擦係数は、低摩擦部位116の内壁面の摩擦係数のよりも大きい。
このように第1テンショナプーリ33に設けられた第1接触部112と、リンク113のような移動部材に設けられた第2接触部114との接触により摩擦力を発生させるように摩擦部111を構成してもよい。
[第4実施形態の変形例]
本発明の第4実施形態の変形例では、図27および図28に示すように、摩擦部121は、第1接触部112と第2接触部122との接触により摩擦力を発生させる。第2接触部122では、低摩擦部位123は、リンク113の通孔115の内壁のうちリンク113の先端側に設けられており、また、高摩擦部位124は、リンク113の通孔115の内壁のうちリンク113の基端側に設けられている。
[他の実施形態]
第1実施形態では、摩擦部の第1接触部が突起を1つ有していた。これに対して、本発明の他の実施形態では、摩擦部の第1接触部が突起を複数有していてもよい。また、摩擦部の第1接触部および第2接触部の両方が突起を備えていてもよい。
第1実施形態では、摩擦部の第2接触部が低摩擦部位および高摩擦部位を有していた。これに対して、本発明の他の実施形態では、摩擦部の第1接触部が低摩擦部位および高摩擦部位を有していてもよい。
第2実施形態では、摩擦部の第1接触部および第2接触部が突起を1つずつ有していた。これに対して、本発明の他の実施形態では、摩擦部の第1接触部および第2接触部が突起を複数ずつ有していてもよい。
本発明の他の実施形態では、第1オートテンショナおよび第2オートテンショナは、振り子式に限らず、例えばピストン式などの他の形式のオートテンショナであってもよい。また、第1オートテンショナと第2オートテンショナとは、共通の付勢部材を使用するものであったが、別々の付勢部材を使用するものであってもよい。その際、付勢部材は、固定部材とアームとの間に設けられてもよい。
本発明の他の実施形態では、摩擦部は、第1オートテンショナおよび第2オートテンショナのどちらか1つに設けられていてもよい。
本発明の他の実施形態では、オートテンショナが1つだけ、または3つ以上設けられていてもよい。
本発明の他の実施形態では、ベルト伝動システムにおいてクランクプーリおよびモータプーリの他に設けられるプーリの数はいくつであってもよい。また、他のプーリの種類は特に限定されず、例えばアイドラプーリ等であってもよい。また、他のプーリに接続される補機の種類は、前述したものに限定されない。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施可能である。
11・・・エンジン(内燃機関)
12・・・ベルト伝動システム
13・・・クランク軸(駆動軸)
14・・・モータ(電動機)
21・・・ベルト
22・・・第1オートテンショナ
23・・・第2オートテンショナ
32、36・・・アーム(移動部)
33・・・第1テンショナプーリ
37・・・第2テンショナプーリ
34・・・付勢部材(付勢部)
51、57、61、71、81、91、101、111、121・・・摩擦部
R1・・・揺動範囲
R2・・・保持範囲

Claims (5)

  1. ベルト(21)を介して電動機(14)の回転動力を内燃機関(11)の駆動軸(13)に伝達するベルト伝動システム(12)に用いられるオートテンショナであって、
    前記ベルトに接触するように設けられるテンショナプーリ(33、37)と、
    前記テンショナプーリを前記ベルトに対して張り方向および緩め方向へ移動させる移動部(32、36)と、
    前記テンショナプーリを張り方向へ付勢している付勢部(34)と、
    前記テンショナプーリの移動範囲のうち一端部および中間部を揺動範囲(R1)と呼ぶとともに他端部を保持範囲(R2)と呼ぶ場合において、前記移動部の動きの抵抗となる摩擦力を、前記テンショナプーリが前記揺動範囲に位置するときよりも前記保持範囲に位置するときの方が大きくなるように発生させるとともに、前記摩擦力を、前記テンショナプーリの位置が前記揺動範囲から前記保持範囲にさしかかるときに増大させる摩擦部(51、57、61、71、81、111、121)と、
    を備え、
    前記摩擦部は、前記移動部または前記テンショナプーリに設けられている第1接触部(52、62、72、82、112)と、前記移動部および前記テンショナプーリとは別部材(31、113)に設けられている第2接触部(53、63、73、83、114、122)とから構成されており、前記第1接触部と前記第2接触部との接触により前記摩擦力を発生させ、
    前記摩擦力の発生方向は、前記第1接触部と前記第2接触部との相対移動方向と平行であるオートテンショナ。
  2. 前記第1接触部および前記第2接触部の一方(53、63、114、122)は、前記テンショナプーリが前記保持範囲に位置するときに前記第1接触部および前記第2接触部の他方(52、62、112)と接触する面(56、66、117、124)の摩擦係数が、前記テンショナプーリが前記揺動範囲に位置するときに前記第1接触部および前記第2接触部の他方と接触する面(55、65、116、123)の摩擦係数よりも大きくなるように形成されている請求項に記載のオートテンショナ。
  3. 前記第1接触部および前記第2接触部の一方(73、83)は、前記テンショナプーリが前記保持範囲に位置するときの前記第1接触部および前記第2接触部の他方(72、82)との接触面圧が、前記テンショナプーリが前記揺動範囲に位置するときの前記第1接触部および前記第2接触部の他方との接触面圧よりも大きくなるように形成されている請求項に記載のオートテンショナ。
  4. 前記テンショナプーリが前記揺動範囲に位置するとき前記摩擦部が発生させる摩擦力の大きさは、前記テンショナプーリが前記保持範囲に位置するとき前記摩擦部が発生させる摩擦力の大きさの半分以下であり、かつ、前記テンショナプーリの位置にかかわらず一定である請求項1〜のいずれか一項に記載のオートテンショナ。
  5. 前記ベルト伝動システムは、前記電動機を力行作動させて前記内燃機関を始動するエンジン始動制御、および、前記エンジン始動制御の開始に先立ち前記テンショナプーリを前記保持範囲へ移動させるプーリ位置制御を行い、
    前記保持範囲は、前記テンショナプーリの移動範囲のうち、前記エンジン始動制御時に前記テンショナプーリが移動する方向とは反対方向の端部に位置している請求項1〜のいずれか一項に記載のオートテンショナ。
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