JP5905264B2 - 電子デバイスの製造方法 - Google Patents

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本発明は、水晶振動子や圧電素子に代表される電子部品を実装した電子デバイスの製造方法に関する。
水晶振動子は周波数特性に優れているため、デバイス、具体的にプリント基板実装部品の一つとして多用されている。ここで、上記水晶振動子の特性を安定させるには、外気の影響を遮断する必要があるので、密封容器に入れることが望ましい。このようなパッケージ構造の例としては、後述の「ガラス−セラミック複合体およびそれを用いたフラットパッケージ型圧電部品」などが提案されている(特許文献1)。
この特許文献1に記載のパッケージは、ベースに水晶振動子片を納め、キャップを被せてなる電子デバイスにおいて、水晶振動子片とほぼ同じ熱膨張率の材料であるセラミックとガラス粉末とを混合したものを用いて、パッケージが構成されることを特徴とする。しかし、このパッケージは、ガラス−セラミック複合体であるため、1個のベースに水晶振動子片を載せ、キャップを被せることによる単品生産によってなるため、生産性が著しく低い。加えて、このパッケージは、ガラス−セラミック複合体の加工が難しいため、生産コストが嵩む。
これらの欠点を解消するべく、パッケージを加工容易なガラスで製造する方法が提案されており、一例として、後述の「電子部品パッケージ」などが知られている(特許文献2)。
図3を用いて特許文献2記載の電子部品パッケージの概要を説明する。当該電子部品パッケージでは、ベース110に貫通孔115を作製する工程(a)、貫通孔115に低融点ガラスを流し込み、金属ピン120をはめ込む工程(b)、金属ピン120を押し込むと共に、ガラス板を凹状に加工する工程(c)、電極130を印刷によって形成する工程(d)、水晶振動子等の部品140を金属ピン120に搭載する工程(e)、封止材150を介してキャップ160とベース110を封止接合する工程(f)を経て、電子デバイス100が製造されている。ここで、(c)の工程において、加熱温度をガラスの軟化点温度(約1000℃)以上にしてガラスを溶着させることで、ベース110に密着固定した金属ピン120を得ることができるため、(f)の工程で確実に機密性を保つことが可能となり、低コストで電子デバイス100を製造できるというものである。
特開平11−302034号公報 特開2003−209198号公報
しかしながら、図3を用いて説明した電子デバイス100の製造方法は、工程(c)において、図4に示す課題がある。ここで、図4は、工程(c)の金属ピン部分の拡大図である。即ち、図4(c−1)に示すように、金属ピン120がベース部材110の厚みに比べて短い場合や、または、金属ピン120の押し込み量が少ない場合には、金属ピン120の周面が低融点ガラス170に包まれてしまう。このため、工程(d)で形成する電極130と金属ピン120との電気的接続が確保できないという課題がある。また、図4(c−2)に示すように、仮に設計通りに金属ピン120を押し込めたとしても、ベース110が低融点ガラス170の軟化点以上の温度にさらされているため、低融点ガラス170が金属ピン120の先端をカバーする可能性がある。さらには、図4(c−3)に示すように、金属ピン120が約1000℃の温度にさらされる結果、金属ピン120の周囲で酸化膜180が成長し、電極130と電子部品140とが導通しなくなるという課題がある。また、図5に示すように金属ピン120は、断面形状がT字形状であり、貫通孔115に押し込むことからある程度の太さが必要であるため、小型化するのが困難である。更には、貫通孔115は型を押し当てて作製しているため抜き角が必要となるので、この点からも小型化をすることは難しい。
そこで、本発明の目的は、電子部品と外部電極との導通性を確保できるとともに、小型化を図れる電子デバイスの製造方法を提供することである。
上述した課題を解決するために、本発明は以下の手段を提供する。
請求項1に記載の発明は、電子デバイスの製造方法であって、ガラス製のベース材の上下何れか一方の面へ、底面近傍に二山形状の窪みを備えた凹部を形成する工程と、前記凹部のうち少なくとも前記窪みをめっき層で覆うようにめっき処理を施す工程と、少なくとも前記凹部の底面が外部へ露出するように前記ベース材を研磨する工程と、前記凹部の底面に電子部品を実装する工程と、前記窪みが二山に分離する位置まで前記凹部の開口部側から前記ベース材を研磨し、当該分離された二山それぞれのめっき層で貫通電極を形成する工程と、を備えることを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の電子デバイスの製造方法において、前記凹部全体をめっき層で覆うようにめっき処理が施されることを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の電子デバイスの製造方法において、前記めっき層はニッケル鉄合金の層からなることを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の電子デバイスの製造方法において、前記電子部品を実装する工程の後、前記ベース材と接合可能であり、接合した状態で前記ベース材とともに外気と遮断された空洞部を形成するカバーを、前記ベースに接合して前記電子部品を前記空洞部に密封するカバー接合工程と、前記貫通電極を形成する工程の後、前記ベース材の前記電子部品が実装された面と対向する面に、前記貫通電極と当接するように外部電極を形成する工程と、を備えることを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1から請求項4に記載の電子デバイスの製造方法において、1つの前記ベース材上に複数の電子デバイスを一括形成した後、前記電子デバイスを個片化する工程を備えることを特徴とする。
また、請求項6記載の発明は、請求項1から請求項5に電子デバイスであって、ガラス製のベース材と、前記ベース材の上下を貫通する一対の貫通孔と、前記一対の貫通孔それぞれを覆うように充填されためっき層と、前記めっき層の上下何れか一方の面に実装される電子部品と、前記ベース材と接合され、接合状態で前記電子部品を外気から遮断する空洞部を形成するカバーと、前記めっき層の前記電子部品が実装される面と対向する面に形成された外部電極と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、貫通電極を形成する上で、ベース材に形成された窪みにめっき処理を施す工程を用いており、金属ピンをはめ込む/押し込む工程を用いない。そのため、本発明では、金属ピンが低融点ガラスに包まれる事態や金属ピンの周囲に酸化膜が形成されるなどの事態を避けることができるので、電子部品と外部電極との電気的導通を安定して保つことができる。さらに、本発明では、二山形状の窪みにめっき処理を施して、ベース材を研磨するだけで容易に2つの貫通電極を同時に形成することができる。また、2つの貫通電極間は、金属ピンより狭く配置できるため、小型化が容易である。
以上により、本発明は、電子部品と外部電極との導通性を確保できるとともに、小型化を図れる電子デバイスの製造方法及び電子デバイスを提供できるという効果を奏する。
本発明に係る電子デバイスの断面図である。 本発明に係る電子デバイスの製造工程を示す図である。 従来例の製造工程を示す図である。 従来例の金属ピン部の拡大断面図である。 従来例の電子デバイスの斜視図である。
以下、本発明に係る電子デバイス及びその製造方法の第1の実施形態を図に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る電子デバイスの断面図である。電子デバイス1は、ガラス製のベース13及びカバー50で囲まれた、外気と遮断された空洞部に電子部品50が搭載されている。そして、電子部品40は、実装部30、貫通電極21を介して、基板に実装される端子である外部電極60と電気的に接続されている。ここで、カバー50としては、ガラス製に限らず、例えば、電子デバイス1が圧力センサなどのMEMSデバイスの場合はシリコン製のもの等を用いることができる。また、カバー50はアルミ製のものを用いることもできる。
図1に示す電子デバイス1は、電子部品40として音叉型の水晶振動子片を搭載した水晶振動子である。本願発明において、電子デバイス1は、これに限らず、圧電素子、ATカット水晶振動子、半導体回路、LED、各種センサなど、ベース13上に搭載可能な各種の電子部品を搭載したものを含む。また、電子デバイス1は、電子部品としてLEDなどを搭載する場合、カバー50を有しなくてもよい。
貫通電極21は、銅や、ベース13との熱膨張係数の差分量を考慮し、ニッケル鉄合金、等を用いてもよい。そして、貫通電極21は、ベース13の高さ方向に亘って当該ベース13を上下に貫くように設けられ、両端部に連接された実装部30と外部電極60とを電気的に接続する。
外部電極60は、金属膜で形成され、最表面が金、銀、白金等の貴金属を使用した層状からなる。ここで、貴金属は、イオン化傾向が小さく、耐腐食性があるため、外部電極60の長期的劣化を抑えることができるので、本願発明を用いた電子デバイス1の信頼性を向上させることができる。当該外部電極60は、各々ベース13(及び貫通電極21)の端部に配設される。なお、金属拡散を防ぐための拡散防止層として、貴金属で形成された表面層の下地にニッケル等の金属層を形成しても良い。
ところで、外部電極60の形成方法には、スパッタ法が一般的である。ただし、外部電極60は、めっき法を用いて形成してもよい。
また、貫通電極21と電子部品40とを接続する実装部30は、例えば銀ペースト等の導電接着剤を用いることができる。その場合、貫通電極21と電子部品40とは、接続部である銀ペースト等の導電接着剤(実装部30)を焼成して接合される。しかし、電子部品40の構成によっては、接続部として導電接着剤を用いなくても良い。例えば、貫通電極21の最表面に金の膜(金膜)を形成した場合、電子部品40上に形成した金バンプ(図示しない)を実装部30として用いることができる。その場合、電子部品40上に形成した金バンプと貫通電極21の金膜とを熱圧着によって接合する金−金接合などを導電接着剤の代わりに用いて接合することができる。
また、外部電極60は、基板実装時の応力を緩和する銀ペースト等の導電性接着剤で形成することもできる。
(電子デバイスの製造方法)
次に、本実施形態に係る電子デバイス1の製造方法を図2を用いて説明する。図2は、ウェハーレベルで作製され、最後にダイシング等で切断されて得られる電子デバイスの製造方法を示す図である。なお、本実施形態に係る電子デバイス1は、これに限定されず、はじめから個別パッケージで形成されてもよい。
図2(a)は、ベース材10に凹形状の凹部70を形成する工程を説明するための図である。当該凹部70には、底面71の中心近傍から開口部側へ向けて突出する凸部72を備えた形状からなる。つまり、凹部70の底面71近傍は、凸部72によって隔てられた二山形状の(二山が連なった形状からなる)窪み73を備えて構成される。ここで、凹部70は、サンドブラスト、レーザー加工、ドリル加工、熱プレス加工等で製造される。
図2(b)は、ベース材10における凹部70の開口部側の表面にレジスト11を形成する工程を説明するための図である。レジスト11は、印刷処理によって形成する。また、レジスト11は、ドライレジストをフォトリソグラフィー処理することによって形成してもよい。このようにレジスト11を形成しておくことで、次工程のめっき処理で有効にめっき形成することが可能となる。また、このレジスト11を形成する直前に、スパッタ処理による金属層をレジスト11と開口部側の表面との間に形成しておいてもよい。
図2(c)は、めっき処理により、ベース材10の上記凹部70にめっき層20を形成し、レジスト11を除去する工程を説明するための図である。ここで、めっき層20はニッケル鉄合金の層からなる。図2(c)では凹部70の窪み73を埋めるところまでめっき層20を形成をしているが、ビアフィルめっきのように、凹部70全体がめっき層20で充填されるようにめっき層20を形成してもよい。なお、レジスト11は、有機溶剤に溶解するものであれば、除去時にめっき層20に影響を与えないで除去可能である。
図2(d)は、凹部70の底面71が露出するようにベース材10を上方から研磨する研磨工程を説明するための図である。当該工程では、少なくとも凹部70の底面71が外部へ露出するようにベース材10を研磨することにより、電子部品を実装できる状態にする。
図2(e)は、露出させた凹部70の底面71上に電子部品40を設置し、めっき層20と電子部品40とを実装部30を介して接続する、電子部品接続工程を説明するための図である。ここで、めっき層20と電子部品40とを接続する実装部30は、例えば銀ペースト等の導電接着剤を用いることができる。その場合、めっき層20と電子部品50とは、接続部である銀ペースト等の導電接着剤を焼成して接合される。また、電子部品50の構成によっては、接続部として導電接着剤を用いなくても良い。例えば、前工程の研磨後にめっき層20の最表面に金を使用した場合、電子部品40上に形成した金バンプを実装部30として用いることができる。その場合、電子部品40上に形成した金バンプとめっき層20の金膜とを熱圧着によって接合する金−金接合などを導電接着剤の代わりに用いて接合することができる。
図2(f)は、ベース材10に搭載された電子部品40を保護するため、凹状に加工したカバー50をベース材10と接合するキャップ接合工程を説明するための図である。この工程において、ベース材10の研磨された側の表面とカバー50の凹状箇所とで外気と遮断された空洞部を形成する。これにより、空洞部に電子部品40を密封した状態で配設できる。また、カバー50の材質は、接合方法や、真空度やコスト等などの電子部品40に要求される仕様を考慮して、例えばシリコン、ガラス、アルミニウム等を、適宜に選択すればよい。例えば、電子部品40が水晶振動子片であり、ベース材10とカバー50との接合後に周波数調整をする場合には、カバー50にはガラス製の部材を選択することが望ましい。また、カバー50とベース材10との接合方法としては、例えば接着や陽極接合、金−金接合等を用いることができる。
図2(g)は、ベース材10を凹部70の開口部側から更に研磨することで、ベース13(研磨後のベース材10)及び貫通電極21を形成する工程を説明するための図である。当該工程では、図2(f)に示す凸部72の左右に形成された窪み73の二山が分離されるところまで研磨することで、分離した各々のめっき層20が貫通電極21として機能する。このときベース13は非常に薄くなるがカバー50によって保持されるため、容易に加工ができる。なお、カバー50と接合する前に加工することは可能であるが、実装時等での取扱に工夫が必要となる。
図2(h)は、外部電極60を、貫通電極21上とベース13上にスパッタ法を用いて形成する工程を説明するための図である。ここで、外部電極60はそれぞれスパッタ法、蒸着法とフォトリソ法を組み合わせて形成してもよい。また、基板実装時の応力を緩和する銀ペースト等の導電性接着剤を印刷法により形成してもよい。なお、この工程後に図示しない、パッケージを個片化する工程を行う。すなわち、1つのベース13上に複数の電子デバイスを一括形成した後、電子デバイスを個片化する工程である。この工程において、カバー50の材質によって個片化する方法は変わるが、一例として、ダイシング、またはレーザーカットによって電子デバイスの個片化を行うことができる。
以上、本実施形態に係る電子デバイス1の製造方法によれば、貫通電極21を形成する上で、ベース材10に形成された窪みにめっき処理を施す工程を用いており、金属ピンをはめ込む/押し込む工程を用いない。そのため、電子デバイス1では、金属ピンが低融点ガラスに包まれる事態や金属ピンの周囲に酸化膜が形成されるなどの事態を避けることができるので、電子部品40と外部電極60との電気的導通を安定して保つことができる。さらに、電子デバイス1では、窪みにめっき処理を施して、ベース材10を研磨するだけで容易に貫通電極21を形成することができる。
したがって、本発明は、電子部品と外部電極との導通を安定して保ち、且つ、容易に貫通電極を形成可能な電子デバイスの製造方法といえる。
また、本実施形態に係る電子デバイス1の製造方法によれば、めっき処理を施す工程において、少なくとも凹部70の窪み73を埋めるようにめっき層20を形成してもよいが、凹部70全体をめっき層20で覆うようにすることも可能である。そのため、その後の研磨時に、窪み73に空間のある場合には、めっき層20の剥がれ等が懸念されるが、めっき層20で満たされたベース材10は剥がれ等の懸念がないため、容易に研磨できるようになる。
また、本実施形態に係る電子デバイス1の製造方法によれば、貫通電極21を形成するめっき層としてニッケル鉄合金の層を用いることが出来る。そのため、ベース材の熱膨張係数と近づけることができ、より安定した製品となる。
また、本実施形態に係る電子デバイス1の製造方法によれば、1つのベース13上に複数の電子デバイス1を一括形成した後、電子デバイス1を個片化することができる。そのため、本発明に係る電子デバイスを一括で製造することができ、電子デバイスの大量生産における製造時間及び工程の短縮及び低コスト化が図れる。
本発明の電子デバイスは、例えば、本発明の電子デバイスを発振子として用いた発振器又は時計、本発明の電子デバイスを計時部に備えた携帯情報機器、本発明の電子デバイスを時刻情報などの電波を受信部に備えた電波時計等の電子機器に用いることができる。
1 電子デバイス
10 ベース材
11 レジスト
13 ベース
20 めっき層
21 貫通電極
30 実装部
40 電子部品
50 カバー
60 外部電極
70 凹部
71 底面
72 凸部
73 窪み
100 電子デバイス
110 ベース
115 貫通孔
120 金属ピン
130 電極
140 電子部品
150 封止材
160 キャップ
170 低融点ガラス
180 酸化膜

Claims (5)

  1. ガラス製のベース材の上下何れか一方の面へ、底面近傍に二山形状の窪みを備えた凹部を形成する工程と、
    前記凹部のうち少なくとも前記窪みをめっき層で覆うようにめっき処理を施す工程と、
    少なくとも前記凹部の底面が外部へ露出するように前記ベース材を研磨する工程と、
    前記凹部の底面に電子部品を実装する工程と、
    前記窪みが二山に分離する位置まで前記凹部の開口部側から前記ベース材を研磨し、当該分離された二山それぞれのめっき層で貫通電極を形成する工程と、
    を備えることを特徴とする電子デバイスの製造方法。
  2. 前記めっき処理を施す工程において、前記凹部全体をめっき層で覆うようにめっき処理が施されることを特徴とする請求項1に記載の電子デバイスの製造方法。
  3. 前記めっき層はニッケル鉄合金の層からなることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子デバイスの製造方法。
  4. 前記電子部品を実装する工程の後、前記ベース材と接合可能であり、接合した状態で前記ベース材とともに外気と遮断された空洞部を形成するカバーを、前記ベースに接合して前記電子部品を前記空洞部に密封するカバー接合工程と、
    前記貫通電極を形成する工程の後、前記ベース材の前記電子部品が実装された面と対向する面に、前記貫通電極と当接するように外部電極を形成する工程と、を備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の電子デバイスの製造方法。
  5. 1つの前記ベース材上に複数の電子デバイスを一括形成した後、前記電子デバイスを個片化する工程を備えることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の電子デバイスの製造方法。
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