JP5901761B2 - 食品を遠心分離するための装置及び方法 - Google Patents
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Description
3 圧力タンク
4' 回転弁
5 フライヤベルト
6' 送りベルト
7 分配ベルト
7a 分配要素
7b 供給手段
9a,9b 遠心分離バスケット
11a,11b 回転軸
13 回転軸
15a,15b 内部空間
17a,17b 回転軸
19a,19b 収集ベルト
21 中間ベルト
23,23' エアロック
24' 回転弁
25 真空システム
27 エアロックベルト
29 開口
31 開口
33 製品アウトプットベルト
35 角部
37 底壁
39 側壁
41 開口
43 底部プレート
A カットアウト
D 直径
d 内径
x 高さ
y 高さ
y-x 円錐長さ
α 供給角度
φ 円錐角度
β 回動角
c 距離
lab, lib, lcb, ldb1, ldb2 長さ
hd,ab, hd,ib, hd,db, hd,fb, hd,c スライド高さ
k1, k2, k3 定数
Claims (45)
- 少なくとも1つの食品を遠心分離するための装置であって、
該食品は、送り手段を介して該装置に供給され、
該装置は、
少なくとも1つの運搬手段と、
第1の回転軸を中心に回動するよう構成され、かつ該食品を受け取る内部空間を有する、少なくとも1つの遠心分離要素とを備え、
該食品が、分配要素と、少なくとも1つの供給手段とを含む運搬手段を介して該内部空間に運搬可能であり、
該食品が、該分配要素を介して該供給手段へ運搬され、該供給手段を介して該遠心分離要素へ運搬され、さらに、該運搬手段は、該供給手段を少なくとも部分的に運動させることによって該供給手段が内部空間内に少なくとも部分的に配置可能であるように、該内部空間の中に少なくとも部分的に挿入可能であり、かつ該内部空間から少なくとも部分的に取り出し可能であり、
該供給手段を、該内部空間の中に下げ、また、該内部空間の中から持ち上げることができるように、該供給手段が、水平な第2の回転軸を中心にして該分配要素に対して回動可能であることを特徴とする、前記装置。 - 前記供給手段の長さが、変更できることを特徴とする、請求項1記載の装置。
- 前記長さが望遠鏡式に変更できる、請求項2記載の装置。
- 少なくとも2つの遠心分離要素により特徴付けられ、前記食品が、該遠心分離要素の1つに選択的に運搬可能である、請求項1〜3のいずれか1項記載の装置。
- 複数の遠心分離要素により特徴付けられ、並びに/又は、前記供給手段が、該遠心分離要素の1つの中に少なくとも部分的に選択的に配置可能であり、及び/若しくは、逆方向に作動可能であることを特徴とする、請求項4記載の装置。
- 前記運搬手段が、少なくとも2つ及び/又は複数の供給手段に前記食品を選択的に運搬する少なくとも1つの分配要素を備え、該食品が、該各供給手段によって、該供給手段に対応する各遠心分離要素に運搬可能であることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項記載の装置。
- 前記分配要素が、前記食品を、逆方向の作動によって選択的に運搬することを特徴とする、請求項6記載の装置。
- 前記供給手段及び前記分配要素が、少なくとも部分的に一体であることを特徴とする、請求項6又は7記載の装置。
- 前記第2の回転軸が、前記第1の回転軸に垂直であり、及び/又は前記供給手段が、ヒンジ接続により回動可能であることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項記載の装置。
- 前記ヒンジ接続が、前記供給手段と前記分配要素との間に配置されていることを特徴とする、請求項9記載の装置。
- 前記送り手段が、前記食品を前記運搬手段に供給するための、少なくとも1つのフライヤ運搬装置、少なくとも1つの食品供給手段、及び/若しくは、第1の弁手段を備えること、並びに/又は、前記食品が、該運搬手段に供給されることを特徴とする、請求項1〜10のいずれか1項記載の装置。
- 前記第1の弁手段が、少なくとも1つの回転弁及び/又は回転エアロックを備えることを特徴とする、請求項11記載の装置。
- 前記遠心分離要素が、少なくとも1つの開口を備え、該開口を介して、前記食品が該遠心分離要素の中に運搬され、かつ/又は該遠心分離要素から運搬されることを特徴とする、請求項1〜12のいずれか1項記載の装置。
- 前記遠心分離要素が、唯1つの開口を備えること、並びに/又は、該開口が、該遠心分離要素の充填位置及び/又は遠心分離位置では、主として上方を向いていること、及び/若しくは、該開口が、該遠心分離要素の排出位置では、主として下方を向いていることを特徴とする、請求項13記載の装置。
- 前記開口が、前記内部空間の最大内径よりも小さい内径(d)を有し、かつ/又は、少なくとも部分的に円錐の断面形状を有することを特徴とする、請求項13又は14記載の装置。
- 該開口の内径が、該内部空間の内径の約70%〜90%、約75%〜85%、及び/又は、約80%であり、
該開口が、前記第1の回転軸に対して20°〜40°、25°〜35°、及び/又は、約33.5°の円錐角(φ)を有し、
該開口が、該遠心分離要素の高さ(y)の10%〜50%、20%〜40%、及び/若しくは、約30%の円錐長さ(y-x)(ここで、xは、該遠心分離要素の側壁の高さである)、並びに/又は、該内部空間の該内径(D)が約1200 mmである場合は、約120 mm〜200 mm、約140 mm〜180 mm、及び/若しくは、約160 mmの円錐長さを有し、かつ/又は
前記供給手段が、水平軸及び/又は該開口の平面に対して角(α)をなして傾斜し、該角(α)が、
- 前記遠心分離要素が、少なくとも1つの底壁及び少なくとも1つの側壁を備えることを特徴とする、請求項1〜16のいずれか1項記載の装置。
- 前記底壁が、前記開口の反対側に位置し、
前記側壁が、円筒形、楕円形、及び/又は円形であり、
該底壁の上に、少なくとも1つの、少なくとも部分的に交換可能な底部プレートが配置され、かつ/又は、
該底壁及び/又は該底部プレートと該側壁との間の角部が、半径(r)で、少なくとも部分的に丸くされていることを特徴とする、請求項17記載の装置。 - 前記交換可能な底部プレートが、遠心分離によって前記食品から抽出した液体を廃棄するための孔を備えることを特徴とする、請求項18記載の装置。
- 前記遠心分離要素が、第3の回転軸を中心にさらに回動することができ、該遠心分離要素を前記充填位置及び/又は前記遠心分離位置から前記排出位置に、又はこの逆に移動させること、及び/又は、
該底壁、該底部プレート、該側壁、及び/又は該角部の領域に、該底壁、該底部プレート、及び/又は該側壁の材料よりも軟質である材料の層が少なくとも部分的に位置することを特徴とする、請求項1〜20のいずれか1項記載の装置。 - 前記第3の回転軸が、前記第1の回転軸に対して主として垂直であり、前記第2の回転軸に対して主として平行であり、前記内部空間の中を少なくとも部分的に通り、前記底壁及び/又は前記底部プレートと前記開口との間に位置することを特徴とする、請求項21記載の装置。
- 前記内部空間の前記内径(D)が約1200 mmの場合は、前記第3の回転軸が、該遠心分離要素の前記高さ(y)の2%〜3%、2.5%〜3.5%、及び/若しくは、約4%、並びに/又は、前記角部の前記半径(r)の5%〜50%、7.5%〜30%、及び/若しくは、約10%、前記底壁及び/又は前記底部プレートの上に位置し、該側壁間を通り、かつ/又は、前記第1の回転軸と交差していることを特徴とする、請求項22記載の装置。
- 前記材料の層が、前記底壁、前記底部プレート、前記側壁、及び/又は前記角部のカバーとして設けられていることを特徴とする、請求項22又は23記載の装置。
- 少なくとも1つの排出手段により特徴付けられ、
ここで、前記第3の回転軸を中心に該遠心分離要素を回動させることによって、前記食品を、前記遠心分離要素の排出位置において、前記内部空間から該排出手段に移送可能であり、かつ/又は、該食品を、該排出手段によって前記装置の食品アウトプットに運搬可能である、請求項1〜24のいずれか1項記載の装置。 - 前記排出手段によって、異なる遠心分離要素から移送された前記食品を前記装置の1つのアウトプットに運搬可能であること、並びに/又は、該排出手段が、該アウトプットに該食品を運搬する、及び/又は、該食品を該アウトプットに運搬する中間要素に該食品を運搬する、少なくとも2つの収集手段を備えることを特徴とする、請求項25記載の装置。
- 少なくとも1つのエアロック装置及び/又は少なくとも1つの第2の弁手段であって、これらを通って、前記食品が前記アウトプットに運搬される、前記少なくとも1つのエアロック装置及び/又は少なくとも1つの第2の弁手段により特徴付けられる、請求項1〜26のいずれか1項記載の装置。
- 前記第2の弁手段が、少なくとも1つの回転弁及び/又は回転エアロックを備え、かつ/又は、
前記食品が、前記収集手段及び/又は前記中間要素によって該第2の弁手段に、及び/又は前記エアロック装置の中に運搬可能であり、かつ/又は
該食品が、少なくとも1つのエアロック運搬要素及び/又は該第2の弁手段によって、エアロック出口に、及び/又は、食品アウトプット装置に運搬可能であることを特徴とする、請求項27記載の装置。 - 前記運搬手段、前記供給手段、前記分配要素、前記フライヤ運搬装置、前記食品供給手段、前記排出手段、前記収集手段、前記中間要素、前記エアロック運搬要素、及び/又は、前記食品アウトプット装置が、少なくとも1つの運搬ベルト、少なくとも1つの導管、少なくとも1つのシュート、少なくとも1つのスライド、少なくとも1つのワイヤメッシュベルト、及び/又は、少なくとも1つのランプを備えることを特徴とする、請求項1〜28のいずれか1項記載の装置。
- 該装置が、真空条件にすることができるケーシング及び/又は圧力タンク内に少なくとも部分的に収容されることを特徴とする、請求項1〜29のいずれか1項記載の装置。
- 少なくとも1つの食品を遠心分離するための方法であって、
送り手段及び分配要素を介して供給される該食品が、第1の回転軸を中心に回動するよう構成され、かつ該食品を受け取る内部空間を有する、少なくとも1つの遠心分離要素に、少なくとも1つの運搬手段を介して運搬され、
該食品の該遠心分離要素への運搬の前及び/又は最中に、該運搬手段の少なくとも1つの供給手段が、該内部空間の中又は外に少なくとも部分的に移動するように、該運搬手段が、該内部空間の中に少なくとも部分的に挿入され、
該供給手段を、該内部空間の中に下げ、また、該内部空間の中から持ち上げることができるように、該供給手段が、水平な第2の回転軸を中心にして該分配要素に対して回動することを特徴とする、前記方法。 - 前記食品の前記遠心分離要素への運搬の最中又は後に、前記運搬手段が、前記内部空間から少なくとも部分的に取り出され、かつ/又は、該食品が、該遠心分離要素内に既に存在する食品層の上に配置されることを特徴とする、請求項31記載の方法。
- スライド運動によって、及び/又は、最小スライド高さで、及び/又は、所定の最大速度未満である移送の最後の衝撃の瞬間の速度で、該食品が、該運搬手段に移送され、該運搬手段の1つの要素から該運搬手段の別の要素に移送され、該運搬手段から該遠心分離要素に移送され、かつ/又は該遠心分離要素から該装置のアウトプットに移送されるように、該食品が、該遠心分離要素に、及び/又は、該遠心分離要素から運搬されることを特徴とする、請求項31又は32記載の方法。
- 前記食品が、前記遠心分離要素の側壁、及び/又は該側壁と底壁及び/又は底部プレートとの角部に近接した前記運搬手段によって配置されることを特徴とする、請求項31〜33のいずれか1項記載の方法。
- 前記供給手段の長さが、変更されること、並びに/又は、前記食品が、前記運搬手段、及び/若しくは、前記供給手段によって少なくとも2つの遠心分離要素に運搬され、該食品が、該遠心分離要素の1つに選択的に運搬され、該供給手段が、該遠心分離要素の1つの中に少なくとも部分的に選択的に配置され、かつ/又は逆方向に作動され、かつ/又は該食品が、該運搬手段の少なくとも1つの分配要素によって、少なくとも2つの供給手段に運搬され、該供給手段のそれぞれによって、該食品が、該供給手段に対応する遠心分離要素のそれぞれに運搬されることを特徴とする、請求項31〜34のいずれか1項記載の方法。
- 前記遠心分離要素が、前記第1の回転軸を中心に第1の速度で回転して該食品から液体を抽出することを特徴とする、請求項31〜35のいずれか1項記載の方法。
- 該食品が第1の遠心分離要素に運搬される間、及び/又は、該供給手段が、該第1の遠心分離要素の前記内部空間の中に少なくとも部分的に配置されているときに、少なくとも1つの第2の遠心分離要素が、その第1の回転軸を中心に第1の速度で回転することを特徴とする、請求項36記載の方法。
- 前記第2の遠心分離要素が第1の速度で回転するとき、該供給手段が、該第2の遠心分離要素の内部空間の外部に位置することを特徴とし、かつ/又は、
該第2の遠心分離要素が、排出位置にある、又は、排出位置に移動され、
該第1の速度への加速及び/又は該第1の速度からの減速が制御されて、該食品と該遠心分離要素との間の相対運動が低減され、かつ/又は該食品の各片の互いに対する相対運動が低減されることを特徴とする、請求項37記載の方法。 - 前記運搬手段が、底壁及び/又は底部プレートと該遠心分離要素の側壁との間に形成された該遠心分離要素の角部に該食品がスライドするように、少なくとも一時的に該内部空間の中に配置されること、及び/又は、該食品の該運搬手段若しくは該供給手段からのスライド高さ(hd,db)が150mm以下に最小化されることを特徴とする、請求項31〜38のいずれか1項記載の方法。
- 少なくとも一時的に、前記遠心分離要素が、該第1の速度よりも遅い第2の速度で該第1の回転軸を中心に回転すること、及び/又は、
該食品が該遠心分離要素の中に充填される最中に、該遠心分離要素が、該第1の回転軸を中心に360°回転し、かつ/又は該第1の回転軸を中心に360°を超えて回転することを特徴とする、請求項31〜39のいずれか1項記載の方法。 - 前記食品が、前記遠心分離要素の中の既に存在する食品層の上に配置される、請求項40記載の方法。
- 前記遠心分離要素が、前記食品が該遠心分離要素に運搬される前及び/又は運搬されるときに充填位置に維持又は移動され、該遠心分離要素が前記第1の速度で回転するとき及び/又は前に遠心分離位置に維持又は移動され、かつ該食品が該遠心分離要素から排出される排出位置に維持又は移動され、該充填位置及び該遠心分離位置では、該遠心分離要素の開口が上方を向くこと、並びに、該遠心分離要素が、第3の回転軸を中心に回動して、該遠心分離要素が該充填位置又は該遠心分離位置から該排出位置に、又は該排出位置から該充填位置又は該遠心分離位置に移動し、前記第2の速度、該第3の軸を中心とする第3の速度、該第2の速度及び/又は該第3の速度への加速、及び/又は該第2の速度及び/又は該第3の速度からの減速、少なくとも1つの排出手段の速度、及び/又は前記運搬手段の速度が、食品層内の内部の力が最小限になるように、かつ/又は該食品のスライド高さが最小限になるように制御されることを特徴とする、請求項31〜41のいずれか1項記載の方法。
- 前記食品が、スライド運動によって、並びに/又は、最小限の落下高さ、及び/若しくは150 mm未満の落下高さ、及び/若しくは100 mm未満の落下高さで、前記遠心分離要素から前記排出手段に、該排出手段の1つの要素から該排出手段の別の要素に、及び/又は該排出手段から前記アウトプットに運搬されることを特徴とする、請求項42記載の方法。
- 前記食品が、異なる遠心分離要素から、前記排出手段によって前記装置の前記アウトプットに運搬され、かつ/又は、該排出手段が、少なくとも2つの収集手段を備え、該収集手段により、該食品が、該アウトプットに運搬される、若しくは、該食品を該アウトプットに運搬する少なくとも1つの中間要素に運搬されることを特徴とする、請求項31〜43のいずれか1項記載の方法。
- 前記食品が、少なくとも1つのフライヤ運搬装置を介して前記運搬手段にフライ製品として供給され、かつ/又は少なくとも1つの製品供給手段を介して該運搬手段に生の材料及び/又はノンフライ材料として供給されることを特徴とする、請求項31〜44のいずれか1項記載の方法。
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