JP3017583U - おから乾燥機 - Google Patents
おから乾燥機Info
- Publication number
- JP3017583U JP3017583U JP1995005590U JP559095U JP3017583U JP 3017583 U JP3017583 U JP 3017583U JP 1995005590 U JP1995005590 U JP 1995005590U JP 559095 U JP559095 U JP 559095U JP 3017583 U JP3017583 U JP 3017583U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- okara
- frame body
- dryer
- inner frame
- hot air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Beans For Foods Or Fodder (AREA)
- Drying Of Solid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 豆腐を製造する過程において産出されるおか
らを、効果的に且つ短時間に乾燥させるおから乾燥機を
提供すること。 【構成】 防音および熱遮断効果を有する硬質部材で形
成された外枠体の内部に、モータの駆動により回転する
複数の小孔を有する内枠体と、熱風を排出する複数の排
出孔を穿孔した筒体とを内挿する。また、前記筒体の排
出孔の内部周辺に、遠赤外線を放出する鉱物燒結体を固
着する。
らを、効果的に且つ短時間に乾燥させるおから乾燥機を
提供すること。 【構成】 防音および熱遮断効果を有する硬質部材で形
成された外枠体の内部に、モータの駆動により回転する
複数の小孔を有する内枠体と、熱風を排出する複数の排
出孔を穿孔した筒体とを内挿する。また、前記筒体の排
出孔の内部周辺に、遠赤外線を放出する鉱物燒結体を固
着する。
Description
【0001】
本考案は、豆腐を製造する過程において産出されるおからを、効果的に且つ短 時間に乾燥させるおから乾燥機に関する。
【0002】
従来より、豆腐を製造する過程において産出されるおからは、多くの水分を含 有しているために、腐敗しやすいという欠点があった。そのために、天火、火力 、蒸気または電気等の熱を利用した乾燥機により乾燥し、おからの利用範囲及び 保存の方法を改良ていた。
【0003】
ところが、上記の乾燥方法は、大掛かりな機械設備を必要とするにも拘らず、 コスト面や乾燥時間等で多くの問題が主じた。
【0004】 本考案は上記の点に鑑み、簡易な構成で短時間に、しかも効果的に乾燥するこ とができるおから乾燥機を提供するものである。
【0005】
上記目的を達成するために、本考案のおから乾燥機は、防音および熱遮断効果 を有する硬質部材で形成された外枠体の内部に、モータの駆動により回転する複 数の小孔を有する内枠体と、熱風を排出する複数の排出孔を穿孔した筒体とを内 挿する。 また、前記筒体の排出孔の内部周辺に、遠赤外線を放出する鉱物燒結体を固着 する。
【0006】
内枠体20内に投入されたおから60は、内枠体20が回転するのに伴い、そ の遠心力によって内枠体20の壁面に移動すると共に、おから60に含有されて いる水分61は、内枠体20に穿孔されている小孔27より内枠体20の外に排 出される。
【0007】 また、遠赤外線を含んだ熱風35が、おから60の内部を通過するので、おか ら60を短時間且つ効果的に乾燥させる。
【0008】
以下、本考案の実施例を図1乃至図3に基づいて説明する。
【0009】 乾燥機本体1は、防音および熱遮断効果を有する硬質部材で形成された外枠体 10と、モータ40の駆動により回転するステンレスの素材からなる内枠体20 及び、熱風を排出する排出孔31を有する筒体30から構成される。
【0010】 前記外枠体10は円筒状をしており、上部にファン24及び熱源25を有する 凸状のケース体21が、また、適宜箇所にはおから60を投入するための蓋部2 2が設置されている。また、前記ケース体21の上部には、吸気孔23が複数穿 孔されている。 なお、前記熱源25は電気、ガスまたは石油等のさまざまな過熱手段を用いた もので構成される。
【0011】 20は、周囲に複数の小孔27が穿孔されているステンレスの素材からなる内 枠体で、該内枠体20の底面中央部には回転軸43が固定されており、該底面の 適宜箇所には、乾燥したおから60を取り出すための排出扉28が設置されてい る。 また、該内枠体20は、前記外枠体10の下部に設置されているモータ40と 、一対のプーリ41及びベルト42により回転軸43を回転させることにより適 宜速度で回転する。 また、回転軸43と外枠体10の底部11の接触部分には、ベアリング44が 介在されている。
【0012】 前記底部11には低部分12が設置されているとともに、前記低部分12には 、おから60に含有されている水分61を放出するための排水管26が設置され ている。 また、前記外枠体10の適宜箇所には、乾燥したおから60を外部に取り出す ための取出扉29が設置されている。
【0013】 30は、熱風を排出するための排出孔31を有する筒体で、該筒体30は外枠 体10のケース体21に連結され、且つ外枠体10の中央部分に垂設された状態 で設置されている。
【0014】 前記筒体30に複数穿孔されている排出孔31は、図2に示すように、貫通孔 32の内部周辺に、遠赤外線を放出する鉱物燒結体33が固着されている。 ファン24より送り込まれた熱風34は、鉱物燒結体33が固着されている排 出孔31を通過すると、遠赤外線を含有した熱風35となる。
【0015】 前記熱風35に含有された遠赤外線は、可視光線の赤よりも下の領域で示され る赤外線の最も長い波長帯に位置している。そのために、物質に対する透過力が 弱く物質によく吸収され、吸収されてた後熱エネルギーに変換されるということ がことが知られている。
【0016】 内枠体20の外に排出されたおから60の水分61は、外枠体10の低部12 に集められ、排水管26より外部に放出される。
【0017】 次に、本考案のおから乾燥機の使用方法を説明する。 乾燥機本体1に設置されている蓋部22を開け、ベルトコンベアー70等で運 ばれてきたおから60を内枠体20に投入する。投入後蓋部22を閉めてモータ 40を始動させ内枠体20を回転させる。
【0018】 内枠体20内のおから60は、遠心力によって内枠体20の壁面に移動すると 共に、おから60に含有されている水分61は、内枠体20に穿孔されている小 孔27より内枠体20の外に排出される。
【0019】 また、モータ40の始動と同時にファン24が回転し、熱源25が過熱され熱 風34が筒体30内に送風される。送風された熱風34は、前記筒体30に穿孔 された鉱物燒結体33が固着されている排出孔31を通過する。 排出孔31を通過した熱風34は、遠赤外線を含有する熱風35となり、おか ら60内を通過し、水分61と共に内枠体20の外に排出される。
【0020】 遠赤外線を含有した熱風35がおから60内を通過する時、水分を帯びたおか ら60の分子運動を早くするので、過熱効果が高くなり、おから60全体の過熱 時間及び乾燥時間が極めて早くなる。
【0021】 内枠体20の外に排出されたおから60の水分61は、外枠体10の低部分1 2に集められ、排水管26より外部に放出される。
【0022】 おから60に含まれている水分61の分離ができたら、排出扉28及び取出扉 29を開けて乾燥されたおから60を取り出す。
【0023】
以上説明してきたように、本考案のおから乾燥機は、上述の構成とすることで 以下に示す効果を奏するものである。 おからの水分を遠心力により排出すると共に、遠赤外線を有する熱風により過 熱乾燥させるので、より効果的にしかも短時間におからを乾燥させることができ る。 また、大掛かりな設備を必要としないので、小型化軽量が実現できコスト削減 が可能となる。
【0024】 なお、水分を除いたおからは長期保存が可能となるため、備蓄食料として使用 ができる。また、加工食品に添加すればダイエット食品として利用できるととも に、スナック菓子やせんべい等の嗜好品にも加工できる。 また、長期保存ができるので、家畜の飼料として再利用が可能となる。
【図1】本考案のおから乾燥機の断面図である。
【図2】本考案のおから乾燥機の筒部断面図である。
【図3】本考案のおから乾燥機の一部断面を表す全体図
である。
である。
1 乾燥機本体 10 外枠体 11 底部 12 低部分 20 内枠体 21 ケース体 22 蓋部 23 排出孔 24 ファン 25 熱源 26 排水管 27 小孔 28 排出扉 29 取出扉 30 筒体 31 排出孔 32 貫通孔 33 鉱物燒結体 40 モータ 60 おから 61 水分 70 ベルトコンベアー
Claims (2)
- 【請求項1】 防音および熱遮断効果を有する硬質部材
で形成された外枠体の内部に、モータの駆動により回転
する複数の小孔を有する内枠体と、熱風を排出する複数
の排出孔を穿孔した筒体とを内挿したおから乾燥機。 - 【請求項2】 前記筒体の排出孔の内部周辺に、遠赤外
線を放出する鉱物燒結体を固着したことを特徴とする請
求項1記載のおから乾燥機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995005590U JP3017583U (ja) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | おから乾燥機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995005590U JP3017583U (ja) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | おから乾燥機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3017583U true JP3017583U (ja) | 1995-10-31 |
Family
ID=43153062
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995005590U Expired - Lifetime JP3017583U (ja) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | おから乾燥機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3017583U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014531195A (ja) * | 2011-07-21 | 2014-11-27 | フロリゴ インターナショナル ビー.ブイ. | 食品を遠心分離するための装置及び方法 |
-
1995
- 1995-04-28 JP JP1995005590U patent/JP3017583U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014531195A (ja) * | 2011-07-21 | 2014-11-27 | フロリゴ インターナショナル ビー.ブイ. | 食品を遠心分離するための装置及び方法 |
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Legal Events
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