JP5899539B2 - 油圧式無段変速装置 - Google Patents
油圧式無段変速装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5899539B2 JP5899539B2 JP2012059229A JP2012059229A JP5899539B2 JP 5899539 B2 JP5899539 B2 JP 5899539B2 JP 2012059229 A JP2012059229 A JP 2012059229A JP 2012059229 A JP2012059229 A JP 2012059229A JP 5899539 B2 JP5899539 B2 JP 5899539B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- block
- pump
- motor
- oil passage
- hydraulic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Motor Power Transmission Devices (AREA)
Description
すなわち、請求項1においては、油圧ポンプと油圧モータを閉回路により流体接続して成る油圧式無段変速装置において、前記油圧ポンプをポンプブロックに取り付けたポンプユニットと、前記油圧モータをモータブロックに取り付けたモータユニットとを別体に構成し、前記ポンプブロック内の油路にモータブロック内の油路を連通して前記閉回路を構成する調整ブロックを設け、前記調整ブロックをポンプブロックとモータブロックとの間に介装し、該調整ブロックを他の異なる調整ブロックに交換可能としたものである。
請求項2においては、前記油圧ポンプのポンプ軸に直交してポンプブロック内に設けた第一油路部と、前記調整ブロック内に設けた中間油路部と、前記油圧モータのモータ軸に直交してモータブロック内に設けた第二油路部とを順に直列配置して一対のメイン油路を形成し、該メイン油路により前記閉回路を構成すると共に、前記調整ブロックの側面のうち、前記ポンプブロックに接する第一合わせ面と、前記モータブロックに接する第二合わせ面とを互いに略平行に形成することにより、前記第一合わせ面に直交する第一油路部を設けたポンプブロックと、前記第二合わせ面に直交する第二油路部を設けたモータブロックとを、前記調整ブロックを挟んで略同一平面上に配置するものである。
請求項3においては、前記油圧ポンプのポンプ軸に直交してポンプブロック内に設けた第一油路部と、前記調整ブロック内に設けた中間油路部と、前記油圧モータのモータ軸に直交してモータブロック内に設けた第二油路部とを順に直列配置して一対のメイン油路を形成し、該メイン油路により前記閉回路を構成すると共に、前記調整ブロックの側面のうち、前記ポンプブロックに接する第一合わせ面と、前記モータブロックに接する第二合わせ面とを互いに斜めまたは略直角に形成することにより、前記第一合わせ面に直交する第一油路部を設けたポンプブロックと、前記第二合わせ面に直交する第二油路部を設けたモータブロックとを、前記調整ブロックを挟んで互いに異なる平面上に配置するものである。
請求項4においては、前記ポンプブロック、モータブロック、及び調整ブロックを一体化したセンタセクションに対し、前記油圧ポンプとは反対側に油圧モータを配置するものである。
請求項5においては、前記調整ブロックは、前記ポンプブロック内の油路に複数のモータブロック内の油路を連通して前記閉回路を構成するものである。
すなわち、請求項1により、前記調整ブロックを本機仕様に適したサイズ・形状のものに交換するだけで、本機仕様に応じてレイアウトを変更し、特にポンプ軸とモータ軸間の軸間距離等の位置関係を容易に変更することができる。これにより、大きな設計変更が不要となって部品の共通化が可能となり、部品の在庫管理が容易となって管理コストの低減やメンテナンス性の向上が図れると共に、各部材の型費等の製造コストも低減できる。
請求項2により、前記調整ブロックの合わせ面の構成だけで、油圧ポンプのポンプ軸と油圧モータのモータ軸を互いに略平行に配置することができ、駆動力入力方向と変速動力出力方向が略平行となる油圧式無段変速装置を用いる本機仕様への対応が可能となる。
請求項3により、前記調整ブロックの合わせ面の構成だけで、油圧ポンプのポンプ軸と油圧モータのモータ軸を互いに交差またはねじれの位置に配置することができ、油圧式無段変速装置への入出力方向が略平行とならない油圧式無段変速装置を用いる本機仕様への対応が可能となる。
請求項4により、前記センタセクションの側面で油圧ポンプまたは油圧モータを取り付けていない部分を利用して、油圧式無段変速装置を本機側に固定する仕様に対応することができる。更に、センタセクションに対する両側面における重量バランスを向上する仕様にも対応することができる。
請求項5により、単一の油圧ポンプによって複数の油圧モータを駆動する仕様に対応することができる。
2・2A ポンプユニット
3・3A・3B モータユニット
4・4L・4R・54・54L・54R 調整ブロック
4a・54a 第一合わせ面
4b・54b 第二合わせ面
5 油圧ポンプ
6 油圧モータ
7・57 ポンプブロック
8・60・61 モータブロック
9・9A・9B・9C・9D センタセクション
14 ポンプ軸
18・19・51・52・58・59・62・63 メイン油路(閉回路)
18a・19a 上油路部(ポンプブロック内の油路、第一油路部)
18b・19b・51a・52a 中間油路部
18c・19c 下油路部(モータブロック内の油路、第二油路部)
31 モータ軸
55 略同一平面
55・56 互いに異なる平面
58a・59a 左油路部(モータブロック内の油路)
58b・59b 中央油路部(ポンプブロック内の油路)
58c・59c 右油路部(モータブロック内の油路)
Claims (5)
- 油圧ポンプと油圧モータを閉回路により流体接続して成る油圧式無段変速装置において、前記油圧ポンプをポンプブロックに取り付けたポンプユニットと、前記油圧モータをモータブロックに取り付けたモータユニットとを別体に構成し、前記ポンプブロック内の油路にモータブロック内の油路を連通して前記閉回路を構成する調整ブロックを設け、前記調整ブロックをポンプブロックとモータブロックとの間に介装し、該調整ブロックを他の異なる調整ブロックに交換可能としたことを特徴とする油圧式無段変速装置。
- 前記油圧ポンプのポンプ軸に直交してポンプブロック内に設けた第一油路部と、前記調整ブロック内に設けた中間油路部と、前記油圧モータのモータ軸に直交してモータブロック内に設けた第二油路部とを順に直列配置して一対のメイン油路を形成し、該メイン油路により前記閉回路を構成すると共に、前記調整ブロックの側面のうち、前記ポンプブロックに接する第一合わせ面と、前記モータブロックに接する第二合わせ面とを互いに略平行に形成することにより、前記第一合わせ面に直交する第一油路部を設けたポンプブロックと、前記第二合わせ面に直交する第二油路部を設けたモータブロックとを、前記調整ブロックを挟んで略同一平面上に配置することを特徴とする請求項1に記載の油圧式無段変速装置。
- 前記油圧ポンプのポンプ軸に直交してポンプブロック内に設けた第一油路部と、前記調整ブロック内に設けた中間油路部と、前記油圧モータのモータ軸に直交してモータブロック内に設けた第二油路部とを順に直列配置して一対のメイン油路を形成し、該メイン油路により前記閉回路を構成すると共に、前記調整ブロックの側面のうち、前記ポンプブロックに接する第一合わせ面と、前記モータブロックに接する第二合わせ面とを互いに斜めまたは略直角に形成することにより、前記第一合わせ面に直交する第一油路部を設けたポンプブロックと、前記第二合わせ面に直交する第二油路部を設けたモータブロックとを、前記調整ブロックを挟んで互いに異なる平面上に配置することを特徴とする請求項1に記載の油圧式無段変速装置。
- 前記ポンプブロック、モータブロック、及び調整ブロックを一体化したセンタセクションに対し、前記油圧ポンプとは反対側に油圧モータを配置することを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか一項に記載の油圧式無段変速装置。
- 前記調整ブロックは、前記ポンプブロック内の油路に複数のモータブロック内の油路を連通して前記閉回路を構成することを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれか一項に記載の油圧式無段変速装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012059229A JP5899539B2 (ja) | 2012-03-15 | 2012-03-15 | 油圧式無段変速装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012059229A JP5899539B2 (ja) | 2012-03-15 | 2012-03-15 | 油圧式無段変速装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013194749A JP2013194749A (ja) | 2013-09-30 |
JP5899539B2 true JP5899539B2 (ja) | 2016-04-06 |
Family
ID=49393987
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012059229A Expired - Fee Related JP5899539B2 (ja) | 2012-03-15 | 2012-03-15 | 油圧式無段変速装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5899539B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6355508B2 (ja) * | 2014-09-30 | 2018-07-11 | 株式会社クボタ | 無段変速装置 |
WO2016123786A1 (zh) * | 2015-02-06 | 2016-08-11 | 韩性峰 | 液压无级变速器 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61165063A (ja) * | 1985-01-10 | 1986-07-25 | Shimadzu Corp | 液圧式変速装置 |
JPH0518183Y2 (ja) * | 1987-07-07 | 1993-05-14 | ||
JPH01168050U (ja) * | 1988-05-19 | 1989-11-27 | ||
JP2004251399A (ja) * | 2003-02-21 | 2004-09-09 | Yanmar Agricult Equip Co Ltd | 作業車の無段変速装置 |
JP4436618B2 (ja) * | 2003-04-24 | 2010-03-24 | 株式会社 神崎高級工機製作所 | トランスミッション |
JP4941820B2 (ja) * | 2006-11-01 | 2012-05-30 | 株式会社 神崎高級工機製作所 | 油圧式無段変速装置 |
JP5097895B2 (ja) * | 2007-07-18 | 2012-12-12 | 株式会社 神崎高級工機製作所 | 油圧式無段変速装置 |
JP2009293748A (ja) * | 2008-06-06 | 2009-12-17 | Kanzaki Kokyukoki Mfg Co Ltd | 作業機を装着した作業車両の車軸駆動システム |
-
2012
- 2012-03-15 JP JP2012059229A patent/JP5899539B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013194749A (ja) | 2013-09-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6432571B2 (ja) | ハイブリッド車両の潤滑装置 | |
KR100460392B1 (ko) | 작업차 | |
JP5899539B2 (ja) | 油圧式無段変速装置 | |
JP5870388B2 (ja) | 油圧式無段変速装置 | |
US20090178400A1 (en) | Neutral Valve Structure | |
JP2010025266A (ja) | 油圧ポンプ | |
JP2008064141A (ja) | ホイールモータ装置及び作業車輌 | |
US9709041B2 (en) | Variable displacement axial piston device | |
JP2015017654A (ja) | 作業車の車軸駆動装置 | |
JP2008281180A (ja) | 油圧式無段変速装置 | |
US20150233091A1 (en) | Shovel and swiveling speed reducer | |
US20160003336A1 (en) | Modular hydrostatic transmission | |
EP2357107B1 (en) | Transaxle for zero-turn vehicle | |
JP2007045385A5 (ja) | ||
JP2017186928A (ja) | 潤滑油供給機構 | |
JP2014122558A (ja) | ベーンポンプ | |
JP2001116104A (ja) | 2連ポンプユニット | |
JP2003083238A (ja) | 斜板形油圧ポンプの配列構造 | |
JP5097895B2 (ja) | 油圧式無段変速装置 | |
WO2012093705A1 (ja) | マルチポンプユニット、タンデムポンプユニット及び作業車輌 | |
JP5702156B2 (ja) | タンデムポンプユニット及び作業車輌 | |
JP2012189149A (ja) | 油圧式無段変速装置 | |
JP2013164094A (ja) | 油圧式無段変速装置 | |
US20230160173A1 (en) | Drive device and construction machine | |
JP4365484B2 (ja) | 作業車のトランスミッション |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20141216 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20151015 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20151027 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20151224 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160119 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160203 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5899539 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |