JP2014122558A - ベーンポンプ - Google Patents
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Abstract
【課題】キャビテーションの発生を抑制できるベーンポンプを提供することを目的とする。
【解決手段】ベーンポンプ1は、ハウジング10と、カムリング20と、ロータ30と、複数のポンプ室Cpを形成する複数のベーン40と、吸入ポートPi2の一部を構成するサイドプレート60と、ハウジング10およびサイドプレート60に軸方向に隣接する中間プレート70と、カバー部材80とを備える。中間プレート70は、ハウジング10、サイドプレート60、およびカバー部材80のうち少なくとも一つと隣接する面により作動流体を流通させる流通路Tsの一部を構成し、サイドプレート60とともに吸入ポートPi2の一部を構成する貫通孔または凹部が形成されている。
【選択図】図1
【解決手段】ベーンポンプ1は、ハウジング10と、カムリング20と、ロータ30と、複数のポンプ室Cpを形成する複数のベーン40と、吸入ポートPi2の一部を構成するサイドプレート60と、ハウジング10およびサイドプレート60に軸方向に隣接する中間プレート70と、カバー部材80とを備える。中間プレート70は、ハウジング10、サイドプレート60、およびカバー部材80のうち少なくとも一つと隣接する面により作動流体を流通させる流通路Tsの一部を構成し、サイドプレート60とともに吸入ポートPi2の一部を構成する貫通孔または凹部が形成されている。
【選択図】図1
Description
本発明は、作動流体を加圧して供給するベーンポンプに関する。
ベーンポンプは、オイルなどの作動流体を油圧機器に供給する油圧供給源として用いられる。例えば、ベーンポンプは、車両のトランスミッションやパワーステアリング装置に加圧オイルを供給するオイルポンプとして車両に搭載される構成が知られている。このようなベーンポンプでは、エンジンなどの回転駆動力をロータに入力されてポンプ動作を行う。そのため、車両の走行状態によっては、エンジンの回転数の上昇に伴ってロータの回転数も高い状態となる。そうすると、多量のオイルが吸入ポートからポンプ室に吸入されて、吸入ポートにおける油圧が低下し、吸入ポートの開口部やポンプ室にキャビテーションが発生することがある。
キャビテーションが発生すると、振動や騒音、エロージョンの発生などが懸念される。そこで、例えば、特許文献1には、ポンプ室に対する吸入ポートの開口部の径方向幅を適宜設定することで、ポンプ室における遠心油圧が吸入ポートへ逆流することを防止する構成が開示されている。また、例えば、特許文献2には、吐出ポートの油圧が一定以上となった場合に、加圧オイルの一部を吸入ポートへ帰還させる構成が開示されている。これらのような構成により、吸入ポートの油圧が過剰に低圧となることを防止して、キャビテーション発生の抑制を図っている。
ところで、ベーンポンプには、油圧機器の多様化などに伴い作動流体の流量(圧力)増加が要求されるとともに、静粛性を向上させるために振動や騒音の低減を要請されている。
本発明は、このような事情を鑑みてなされたものであり、従来とは異なる構成により、キャビテーションの発生を抑制できるベーンポンプを提供することを目的とする。
本発明は、このような事情を鑑みてなされたものであり、従来とは異なる構成により、キャビテーションの発生を抑制できるベーンポンプを提供することを目的とする。
(請求項1)本手段に係るベーンポンプは、ハウジングと、前記ハウジングの内部に設けられ、内周面にカム面を有するカムリングと、前記カムリングの内周側に回転可能に設けられ、外周面から径方向内側に延びる複数の収容溝を有するロータと、複数の前記収容溝に摺動可能にそれぞれ収容され、前記カム面と前記ロータの外周面との間の空間を周方向に区画して複数のポンプ室を形成する複数のベーンと、前記カムリングおよび前記ロータに軸方向に隣接し、前記ポンプ室に作動流体を吸入可能に開口した吸入ポートの一部を構成するサイドプレートと、前記ハウジングおよび前記サイドプレートに軸方向に隣接する中間プレートと、前記ハウジングとの間に前記中間プレートを介在させて、前記ハウジングの軸方向の端部に固定されるカバー部材と、を備え、前記中間プレートは、前記ハウジング、前記サイドプレート、および前記カバー部材のうち少なくとも一つと隣接する面により前記作動流体を流通させる流通路の一部を構成し、前記サイドプレートとともに前記吸入ポートの一部を構成する貫通孔または凹部が形成されている。
(請求項2)また、前記吸入ポートは、前記中間プレートの前記貫通孔と、当該貫通孔に連通し前記カバー部材に形成された凹部とにより一部を構成されるようにしてもよい。
(請求項3)また、前記吸入ポートは、前記中間プレートの前記貫通孔と、前記カバー部材の端面とにより一部を構成されるようにしてもよい。
(請求項4)また、前記吸入ポートは、前記中間プレートの厚みよりも浅く形成された前記凹部により一部を構成されるようにしてもよい。
(請求項3)また、前記吸入ポートは、前記中間プレートの前記貫通孔と、前記カバー部材の端面とにより一部を構成されるようにしてもよい。
(請求項4)また、前記吸入ポートは、前記中間プレートの厚みよりも浅く形成された前記凹部により一部を構成されるようにしてもよい。
(請求項1)本手段によると、吸入ポートは、サイドプレートにより構成される部分に加えて、中間プレートの貫通孔または凹部により一部を構成される。これにより、サイドプレートと中間プレートの面により吸入ポートを構成した場合と比較して、吸入ポートの容積を増加させることができる。これにより、ロータの高速回転時においてもポンプ室に作動流体を好適に供給することが可能となるので、吸入ポートにおける過剰な圧力低下を防止できる。結果として、ベーンポンプの動作によるキャビテーションの発生を確実に抑制することができる。
また、中間プレートは、ハウジング、サイドプレート、およびカバー部材のうち少なくとも一つと隣接する面により作動流体を流通させる流通路の一部を構成している。このように異なる部材により流通路を構成することにより、流通路の設計自由度を向上して複雑な形状にも対応して、ハウジングやサイドプレート、カバー部材の製造コストの低減を図ることができる。
(請求項2)中間プレートの貫通孔、およびカバー部材の凹部により吸入ポートの一部を構成することで、中間プレートにより軸方向に区切られるカバー部材にも吸入ポートの一部を形成することができる。よって、吸入ポートの容積をより大きくすることができる。これにより、ベーンポンプに入力される回転駆動力の高速化に対応して、ロータの高速回転時においてもポンプ室に作動流体を好適に供給することができる。従って、ベーンポンプの動作によるキャビテーションの発生をより確実に抑制できる。
(請求項3)中間プレートの貫通孔、およびカバー部材の端面により吸入ポートの一部を構成することで、貫通孔の断面積と中間プレートの厚みに応じて吸入ポートの容積を増加させることができる。また、中間プレートには、ハウジングとカバー部材を連結するための連結部材を貫通するための孔やカバー部材に形成される流通路に作動流体を供給可能とする孔が形成されることがある。このような場合には、中間プレートにこれらの孔を形成する際に、吸入ポートを構成する貫通孔を同時に形成することが可能となり、中間プレートの製造コストを低減することができる。
(請求項4)中間プレートの凹部により吸入ポートの一部を構成することで、ポンプ動作の際には、中間プレートのサイドプレート側のみに構成される吸入ポートを作動流体が流通するのでカバー部材側への影響がない。よって、凹部の形状を適宜設定することができるので、吸入ポートの容積を効率的に増加させることができる。また、凹部を流通路から吸入ポートへの作動流体の供給経路に応じた形状にすることで、作動流体の流動を整流して吸入ポートにおける過剰な圧力低下を防止できる。
<実施形態>
実施形態のベーンポンプ1について図面を参照して説明する。なお、本実施形態では、作動流体をオイルとし、ベーンポンプ1が車両のトランスミッションのクラッチ制御に用いられる油圧の供給源として適用された構成を例示する。このベーンポンプ1は、車両のエンジンなどの回転駆動力を駆動軸90に入力されて作動し、エンジンの回転数に応じた流量のオイルを吐出する。
実施形態のベーンポンプ1について図面を参照して説明する。なお、本実施形態では、作動流体をオイルとし、ベーンポンプ1が車両のトランスミッションのクラッチ制御に用いられる油圧の供給源として適用された構成を例示する。このベーンポンプ1は、車両のエンジンなどの回転駆動力を駆動軸90に入力されて作動し、エンジンの回転数に応じた流量のオイルを吐出する。
また、ベーンポンプ1には、駆動軸90の回転数に比例した吐出流量を油圧機器に必要な所定流量に制御するために、図示しない流量制御弁が設けられる構成としてもよい。なお、本実施形態において、ベーンポンプ1におけるトランスミッション側(図1の右側)をフロント側とし、ベーンポンプ1におけるトランスミッションとは反対側(図1の左側)をリア側としている。
(ベーンポンプ1の全体構成)
ベーンポンプ1は、図1に示すように、ハウジング10と、カムリング20と、ロータ30と、複数のベーン40と、フロントサイドプレート50と、リアサイドプレート60と、中間プレート70と、カバー部材80とを備えて構成される。ハウジング10は、筒状の収容部11を有し、リア側の取付端面12において開口している。また、この取付端面12には、図1とは異なる位相に溝12aが形成されている。このハウジング10の溝12aは、取付端面12に隣接する中間プレート70の面とオイルの流通路Tsの一部を構成する。
ベーンポンプ1は、図1に示すように、ハウジング10と、カムリング20と、ロータ30と、複数のベーン40と、フロントサイドプレート50と、リアサイドプレート60と、中間プレート70と、カバー部材80とを備えて構成される。ハウジング10は、筒状の収容部11を有し、リア側の取付端面12において開口している。また、この取付端面12には、図1とは異なる位相に溝12aが形成されている。このハウジング10の溝12aは、取付端面12に隣接する中間プレート70の面とオイルの流通路Tsの一部を構成する。
また、ハウジング10は、軸受13を介して駆動軸90を回転可能に支持している。この駆動軸90は、エンジンによってベルトを介して回転駆動力を入力される軸部材である。また、ハウジング10には、管状からなり、外部からハウジング10に導入されたオイルを内部まで流通させる第一吸入油路Ti1が形成されている。この第一吸入油路Ti1は、収容部11の内周面において開口している。
カムリング20は、全体形状としては円環状に形成され、ハウジング10の内部(収容部11)に設けられている。カムリング20は、ハウジング10の収容部11に、軸方向の両側からフロントサイドプレート50およびリアサイドプレート60に挟まれた状態で収容されている。このカムリング20は、図示しないピンにより、ハウジング10に対して相対回転を規制されている。カムリング20の内周面には、図2に示すように、周期が180度のほぼ楕円形状からなるカム面21が形成されている。
そして、ハウジング10のうち第一吸入油路Ti1が開口する部位において、収容部11の内周面とカムリング20との間に隙間が設けられている。この隙間は、第一吸入油路Ti1を通過したオイルがカムリング20の外周側を周方向に流通可能な流通路であって、ベーンポンプ1における第二吸入油路Ti2を形成している。つまり、第二吸入油路Ti2は、ハウジング10の収容部11の内周面と、カムリング20の外周面とにより構成されている。
ロータ30は、カムリング20の内周側に配置され、駆動軸90に対してスプライン嵌合している。これにより、ロータ30は、駆動軸90と一体的に回転し、カムリング20に対して回転可能となっている。また、ロータ30は、外周面から径方向内側に延びる複数の収容溝31が形成されている。複数の収容溝31は、図2に示すように、周方向に等間隔(本実施形態では10箇所)に形成された放射状のスリットである。
複数のベーン40は、板状からなり、ロータ30における複数の収容溝31にロータ30の径方向に摺動可能にそれぞれ収容されている。各ベーン40の先端部は、ロータ30の内部に導入されるオイルの油圧や遠心力、ばね力などによって、カムリング20のカム面21に常時接触する。これにより、複数のベーン40は、カム面21とロータ30の外周面との間の空間を周方向に区画して、複数のポンプ室Cpを形成する。
より詳細には、各ポンプ室Cpは、ロータ30を軸方向両側から挟むように位置するフロントサイドプレート50のリア側端面と、リアサイドプレート60のフロント側端面とにより軸方向に区切られている。そのため、各ポンプ室Cpは、ロータ30の回転に伴って、カム面21とロータ30の外周面との距離の変化に応じて容積が膨張収縮する構成となっている。ベーンポンプ1のポンプ動作においては、各ポンプ室Cpは、容積が増加してオイルを吸入する吸入工程、吸入したオイルを圧縮する圧縮行程、容積が縮小してオイルを吐出する吐出工程を繰り返している。
フロントサイドプレート50は、図1に示すように、カムリング20のフロント側に隣接して配置され、ハウジング10における収容部11の底部に対してシール部材を介して固定されている。フロントサイドプレート50のリア側端面には、吸入工程の各ポンプ室Cpが位置する2箇所の角度範囲に対応した位置から、径方向外側に延びる一対の凹状溝51が形成されている。
フロントサイドプレート50の一対の凹状溝51は、径方向外側に向かうに従って溝幅が大きくなるように形成されている。このような構成からなる一対の凹状溝51は、カムリング20のフロント側端面とともに、吸入工程の各ポンプ室Cpに開口してオイルを供給する一対の第一吸入ポートPi1を構成している。この一対の第一吸入ポートPi1は、第二吸入油路Ti2と連通してオイルを供給される。
リアサイドプレート60は、カムリング20およびロータ30のリア側において軸方向に隣接し、図示しないピンによりハウジング10に対して位置決めされている。そして、リアサイドプレート60は、後述するカバー部材80がハウジング10に固定されることにより中間プレート70を介してハウジング10に対して固定される。また、リアサイドプレート60は、図3に示すように、外周縁の一部を径方向内側に向かって切り欠いた一対の切欠部61が形成されている。一対の切欠部61は、径方向外側に向かうに従って周方向幅が大きくなるように形成されている。
このような構成からなるリアサイドプレート60の一対の切欠部61は、カムリング20のリア側端面とともに、吸入工程の各ポンプ室Cpに開口してオイルを供給する一対の第二吸入ポートPi2を構成している。この一対の第二吸入ポートPi2は、第一吸入油路Pi1に対してポンプ室Cpを挟んで軸方向反対側に位置し、また第二吸入油路Ti2と連通してオイルを供給される。
また、リアサイドプレート60には、一対の切欠部61の周方向間において軸方向に貫通する一対の貫通孔62が形成されている。一対の貫通孔62は、複数のポンプ室Cpのうち吐出工程の各ポンプ室Cpが位置する2箇所の角度範囲にそれぞれ対応して配置され、吐出工程の各ポンプ室Cpに開口している。この一対の貫通孔62は、吐出工程の各ポンプ室Cpからオイルを吐出させる一対の吐出ポートPxを構成している。
中間プレート70は、図1に示すように、ハウジング10およびリアサイドプレート60のリア側に隣接して配置され、ハウジング10とカバー部材80との間に介在している。この中間プレート70には、図3に示すように、リアサイドプレート60の一対の切欠部61に対応する位置に、切欠部61の軸直交断面とほぼ同形状の貫通孔71がそれぞれ形成されている。
さらに、中間プレート70には、リアサイドプレート60の一対の吐出ポートPx(貫通孔62)に対応する位置に、各貫通孔62とほぼ同形状の吐出孔72がそれぞれ形成されている。各吐出孔72は、対応する各貫通孔62と連通し、当該貫通孔62とともに吐出ポートPxを構成している。これにより、ポンプ室Cpから吐出されたオイルがの貫通孔62から吐出孔72を通過してカバー部材80側に流出可能となっている。
また、中間プレート70は、ハウジング10の取付端面12およびカバー部材80のフロント側端面と面接触する部位においてはシール性が確保されている。これにより、中間プレート70は、ベーンポンプ1にオイルを導入する低圧側(ハウジング10側)と、ベーンポンプ1からオイルを外部に導出する高圧側(カバー部材80側)とを区切る仕切り板としても機能する。
また、中間プレート70においてハウジング10の取付端面12と隣接する面の一部は、上述したように、この取付端面12の溝12aとともにオイルの流通路Tsの一部を構成する。このように、本実施形態のベーンポンプ1は、従来のようにカバー部材とリアサイドプレートを一体的に形成された構成とは相違し、中間プレート70に一部の流通路Tsなどを構成させる形態を採用している。
カバー部材80は、図1に示すように、ハウジング10との間に中間プレート70を介在させて、ハウジング10の軸方向の端部である取付端面12に固定される。具体的には、カバー部材80は、ハウジング10に対して複数のピン81により位置決めされ、中間プレート70に形成された孔を挿通するボルトなどの連結部材により固定される。これにより、カバー部材80は、ハウジング10における収容部11の開口部を中間プレート70とともに閉塞している。また、カバー部材80は、駆動軸90と同心の円筒状の内周面を有する軸受部により、軸受82を介して駆動軸90の端部を回転可能に支持している。
また、カバー部材80には、中間プレート70の一対の貫通孔71に対応した位置に、フロント側端面からリア側に向かって凹部83がそれぞれ形成されている。この一対の凹部83は、軸直交断面の形状が中間プレート70の貫通孔71とほぼ同形状となるように形成され、貫通孔71によりリアサイドプレート60の切欠部61と連通している。
このような構成により、中間プレート70の貫通孔71およびカバー部材80の凹部83は、リアサイドプレート60の切欠部61とともに、第二吸入ポートPi2の一部を構成している。より詳細には、第二吸入油路Ti2に連通し吸入工程のポンプ室Cpに開口する一対の第二吸入ポートPi2は、リアサイドプレート60の一対の切欠部61、カムリング20のリア側端面、中間プレート70の貫通孔71、およびカバー部材80の凹部83により構成される。これにより、貫通孔71および凹部83をオイルが流通可能な分だけ第二吸入ポートPi2の容積の拡張を図っている。
また、カバー部材80には、中間プレート70の一対の吐出孔72に対応する位置に、当該吐出孔72と連通する吐出通路(図示しない)がそれぞれ形成されている。この吐出通路は、一対の吐出ポートPxにおいて高圧となったオイルをベーンポンプ1の外部に導出させる通路である。その他に、カバー部材80には、例えば吐出通路と第二吸入ポートPi2との間に流量制御弁を設ける構成としてもよい。この流量制御弁は、吐出通路に吐出されたオイルの一部を吸入側にバイパス通路を介して環流し、油圧機器に送出されるオイルの流量を一定量に制御するものである。
(ベーンポンプ1の動作説明)
次に、上述した構成からなるベーンポンプ1の動作について説明する。ベーンポンプ1の駆動軸90がエンジンによって回転されると、ロータ30がカムリング20の内部で回転する。次に、ロータ30の回転によって容積が拡大する吸入工程の各ポンプ室Cp(180度ずれて位置する)では、一対の第一吸入ポートPi1および一対の第二吸入ポートPi2の開口部からオイルが吸入される。
次に、上述した構成からなるベーンポンプ1の動作について説明する。ベーンポンプ1の駆動軸90がエンジンによって回転されると、ロータ30がカムリング20の内部で回転する。次に、ロータ30の回転によって容積が拡大する吸入工程の各ポンプ室Cp(180度ずれて位置する)では、一対の第一吸入ポートPi1および一対の第二吸入ポートPi2の開口部からオイルが吸入される。
そして、ロータ30回転によって容積が徐々に縮小して吸入したオイルを圧縮する圧縮行程の後に、さらに容積が縮小する吐出工程のポンプ室Cpでは、リアサイドプレート60の貫通孔62、中間プレート70の吐出孔72により構成される一対の吐出ポートPxの開口部からオイルが吐出される。そうすると、カバー部材80の吐出通路を経由して、ベーンポンプ1から外部のトランスミッションに加圧オイルが導出される。
このようなポンプ動作におけるオイルの吸入においては、先ず、ベーンポンプ1には図示しないオイルタンクよりオイルが導入されて、第一吸入油路Ti1からカムリング20の外周側の第二吸入油路Ti2にオイルが流入する。そして、オイルは、第二吸入油路Ti2によりオイルが一対の第一吸入ポートPi1(第二吸入ポートPi2)が形成されている各位相まで流通する。その後に、オイルは、カムリング20の軸方向両側に分岐してフロント側の一対の第一吸入ポートPi1と、リア側の一対の第二吸入ポートPi2に供給される。
また、第二吸入ポートPi2に供給されたオイルは、中間プレート70の貫通孔71およびカバー部材80の凹部83にも流入して充填される。そして、ロータ30の回転数に応じた油量のオイルが、軸方向に対向する各吸入ポートPi1,Pi2の開口部から吸入工程のポンプ室Cpに供給されることになる。
このとき、一対の第二吸入ポートPi2では、貫通孔71および凹部83によりオイルが流通する有効断面積が拡張されている。そのため、各吸入ポートPi1,Pi2は、全体として吸入工程のポンプ室Cpに一度に供給可能なオイルの最大供給量が増加され、ロータ30の高速回転時においてオイルが不足することを抑制している。このようにして、ポンプ室Cpにオイルを供給する際に、各吸入ポートPi1,Pi2における油圧の過剰な低下を防止している。
(実施形態の構成による効果)
上述したベーンポンプ1によると、一対の第二吸入ポートPi2は、リアサイドプレート60の各切欠部61とともに、中間プレート70の各貫通孔71およびカバー部材80の各凹部83により構成されるものとした。これにより、切欠部61と中間プレート70のフロント側の面により吸入ポートを構成した場合と比較して、各第二吸入ポートPi2の容積を増加させることができる。よって、ロータ30の高速回転時においても吸入工程のポンプ室Cpにオイルを好適に供給することが可能となるので、一対の第二吸入ポートPi2における過剰な圧力低下を防止できる。結果として、ベーンポンプ1の動作によるキャビテーションの発生を確実に抑制することができる。
上述したベーンポンプ1によると、一対の第二吸入ポートPi2は、リアサイドプレート60の各切欠部61とともに、中間プレート70の各貫通孔71およびカバー部材80の各凹部83により構成されるものとした。これにより、切欠部61と中間プレート70のフロント側の面により吸入ポートを構成した場合と比較して、各第二吸入ポートPi2の容積を増加させることができる。よって、ロータ30の高速回転時においても吸入工程のポンプ室Cpにオイルを好適に供給することが可能となるので、一対の第二吸入ポートPi2における過剰な圧力低下を防止できる。結果として、ベーンポンプ1の動作によるキャビテーションの発生を確実に抑制することができる。
また、中間プレート70は、ハウジング10の取付端面12の溝12aとともにオイルを流通させる流通路Tsの一部を構成するものとした。このように異なる部材(ハウジング10、中間プレート70)によりシール性を確保しつつ流通路Tsを構成することにより、流通路Tsの設計自由度を向上できる。これにより、ハウジング10に複雑な形状からなる流通路Tsの製造にも対応して、ハウジング10の製造コストの低減を図ることができる。
また、本実施形態において、一対の第二吸入ポートPi2は、中間プレート70の貫通孔71およびカバー部材80の凹部83により一部を構成されるものとした。これにより、カバー部材80に形成されているオイルの流通路などに影響のない範囲で凹部83を形成して、一対の第二吸入ポートPi2の容積を増加することができる。よって、ベーンポンプ1に入力される回転駆動力の高速化に対応して、ロータ30の高速回転時においてもポンプ室Cpにオイルを好適に供給することができる。従って、ベーンポンプ1の動作によるキャビテーションの発生をより確実に抑制できる。
<実施形態の変形態様>
本実施形態において、一対の第二吸入ポートPi2は、中間プレート70の貫通孔71およびカバー部材80の凹部83により一部を構成されるものとした。これに対して、一対の第二吸入ポートPi2は、中間プレート70の貫通孔71と、カバー部材80のフロント側端面とにより形成されるようにしてもよい。これにより、貫通孔71の断面積と中間プレート70の厚みに応じて、一対の第二吸入ポートPi2の容積を増加させることができる。
本実施形態において、一対の第二吸入ポートPi2は、中間プレート70の貫通孔71およびカバー部材80の凹部83により一部を構成されるものとした。これに対して、一対の第二吸入ポートPi2は、中間プレート70の貫通孔71と、カバー部材80のフロント側端面とにより形成されるようにしてもよい。これにより、貫通孔71の断面積と中間プレート70の厚みに応じて、一対の第二吸入ポートPi2の容積を増加させることができる。
また、このような構成では、本実施形態で例示した構成と比較して、第二吸入ポートPi2の容積の増加量は小さくなるが、カバー部材80に凹部83を形成しない分だけ加工コストを軽減し、中間プレート70に対する加工のみで簡易にキャビテーションの発生を抑制することができる。また、中間プレート70に貫通孔71を形成するという点においては、例えば他の吐出孔72やピン孔と同時にパンチ加工により形成できるので、本実施形態と同様に製造コストを抑制することができる。
その他に、一対の第二吸入ポートPi2は、中間プレート70の厚みよりも浅く形成された凹部により形成される構成としてもよい。これにより、一対の第二吸入ポートPi2が中間プレート70のフロント側の面に形成されるので、凹部を形成してもカバー部材80側への影響がない。よって、中間プレート70は、カバー部材80に対するシール性を維持しつつ、凹部により第二吸入ポートPi2の有効断面積を増加させることができる。
また、このような構成では、中間プレート70の凹部の形状を適宜設定することができるので、第二吸入油路Ti2から第二吸入ポートPi2へのオイルの供給経路に応じた形状にすることで、オイルの流動を整流することができる。これにより、一対の第二吸入ポートPi2における過剰な圧力低下を防止して、結果としてキャビテーションの発生を抑制することができる。
本実施形態では、作動流体をオイルとしてベーンポンプ1は油圧機器にオイルを供給する油圧供給源であるものとした。これに対して、ベーンポンプ1がポンプ動作により導入した作動流体を吐出可能であれば、作動流体をオイル以外としたベーンポンプに本発明を適用することができる。
また、本実施形態において、中間プレート70は、ハウジング10における取付端面12の溝12aとともにオイルの流通路Tsの一部を構成するものとした。これに対して、本発明は、中間プレート70が他の部材とともにオイルの流通路Tsや吸入ポート、吐出ポートを構成する形態を採用するベーンポンプであれば適用することができる。従って、中間プレート70は、例えば、隣接するリアサイドプレート60またはカバー部材80の端面に形成された溝や孔とともに、同様にオイルの流通路や吸入ポートなどを構成してもよい。
1:ベーンポンプ、 10:ハウジング、 20:カムリング、 21:カム面、 30:ロータ、 31:収容溝、 40:ベーン、 60:リアサイドプレート、 70:中間プレート、 71:貫通孔、 80:カバー部材、 83:凹部、 Cp:ポンプ室、 Pi1:第一吸入ポート、 Pi2:第二吸入ポート、 Ts:流通路
Claims (4)
- ハウジングと、
前記ハウジングの内部に設けられ、内周面にカム面を有するカムリングと、
前記カムリングの内周側に回転可能に設けられ、外周面から径方向内側に延びる複数の収容溝を有するロータと、
複数の前記収容溝に摺動可能にそれぞれ収容され、前記カム面と前記ロータの外周面との間の空間を周方向に区画して複数のポンプ室を形成する複数のベーンと、
前記カムリングおよび前記ロータに軸方向に隣接し、前記ポンプ室に作動流体を吸入可能に開口した吸入ポートの一部を構成するサイドプレートと、
前記ハウジングおよび前記サイドプレートに軸方向に隣接する中間プレートと、
前記ハウジングとの間に前記中間プレートを介在させて、前記ハウジングの軸方向の端部に固定されるカバー部材と、を備え、
前記中間プレートは、前記ハウジング、前記サイドプレート、および前記カバー部材のうち少なくとも一つと隣接する面により前記作動流体を流通させる流通路の一部を構成し、前記サイドプレートとともに前記吸入ポートの一部を構成する貫通孔または凹部が形成されているベーンポンプ。 - 前記吸入ポートは、前記中間プレートの前記貫通孔と、当該貫通孔に連通し前記カバー部材に形成された凹部とにより一部を構成される、請求項1のベーンポンプ。
- 前記吸入ポートは、前記中間プレートの前記貫通孔と、前記カバー部材の端面とにより一部を構成される、請求項1のベーンポンプ。
- 前記吸入ポートは、前記中間プレートの厚みよりも浅く形成された前記凹部により一部を構成される、請求項1のベーンポンプ。
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