JP5898695B2 - 湿気硬化性コーティングのための低湿度硬化 - Google Patents

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Description

本発明の技術分野は、湿気硬化性保護コーティングに関し、一態様において亜鉛含有アルキルシリケート(亜鉛シリケート)コーティングに関する。より具体的には、比較的低湿度な条件の下での湿気硬化性(例えば、亜鉛シリケート)コーティングのコーティングおよび硬化を示す。
湿気硬化性コーティングは、基質に保護を施すための様々な用途に使用されている。例えば、シリケート結合剤を配合した亜鉛コーティング組成物は、鋼表面を錆びないよう保護する目的に使用されてきた。亜鉛組成物はまた、高温コーティング系として有用なセラミックコーティングにも使用されてきた。そのような亜鉛組成物は一般的に、例えば、金属のプライマーコーティングとして使用できる、溶媒媒介性亜鉛シリケートコーティングの形態である。
溶媒媒介性亜鉛シリケートコーティングは一般的に、塗布後30分以内に良好な雨耐性を呈し、金属の腐食防止にも優れる。ただし、そのような亜鉛シリケートコーティングは、低湿度条件の下で硬化したときに脆弱なコーティングを形成するか、または層間剥離しがちになる可能性がある。そのようなコーティングは相対湿度40%(未満)且つ25℃で硬化されているため、硬化が不十分になりがちであり、硬化が長時間に及んだ後でさえも脆弱な状態のままになる場合がある。湿気硬化性という化学的性質を有する他のコーティングもまた、低湿度条件の下では硬化の問題を生じるか、または硬化が不可能である。
そのような硬化の問題を回避できるように、コーティング産業においては、塗布時に湿度が低い場合、または化学的性質上、水の事前塗布を行うことができないため、湿度条件がコーティングを正しく硬化させるうえで許容可能になるのを待つ場合は、何らかの湿気コーティング(例えば、亜鉛シリケートコーティング)を水と一緒に噴霧するのが一般的な方法である。
したがって、上記の問題を回避しながら、低相対湿度条件の下で湿気硬化コーティング(例えば、溶媒媒介性亜鉛シリケートコーティング)の十分な硬化を達成する必要性が存在する。
上記の問題を回避しながら低湿度湿気硬化コーティング(例えば、低湿度硬化亜鉛シリ
ケートコーティング)を達成できるようにするための手段として、或る緩慢蒸発型揮発性
湿潤剤(または吸湿性材料)をコーティング系に含めるという方法が発見されてきた。本
湿潤剤は、低湿度条件の下でコーティングの硬化速度を上昇させることができ且つコーテ
ィングを硬化させるうえで許容可能な機械的および化粧特性が得られる十分な量で存在
する。一実施形態において、緩慢蒸発型揮発性湿潤剤はジメチルスルホキシド(DMSO
)、ジエチレングリコールのモノエーテル、プロピレンカーボネート、およびそれらの混
合物から選択される。好適な実施形態において、緩慢蒸発型揮発性湿潤剤はDMSOであ
る。
一態様において、本発明は湿気硬化性結合剤材料を含む湿気硬化結合剤成分と、少なく
とも1種の有機溶媒と、緩慢蒸発型揮発性湿潤剤を含む湿潤剤成分と、を有する湿気硬化
性コーティング組成物に関する。本湿潤剤は、相対湿度50%以下でコーティングの硬化
速度を上昇させることができ且つ許容可能な機械的および化粧特性を有する硬化コーテ
ィングを提供するのに十分な量で存在する。本発明の実施形態において、本湿潤剤は、相
対湿度40%以下、または30%以下、または20%以下、または10%以下にてコーテ
ィングの硬化速度を上昇させることができ且つ許容可能な機械的および化粧特性を有す
る硬化コーティングが得られる十分な量で存在する。
一実施形態において、結合剤材料は、湿潤剤の存在下で形成されない(即ち、コーティング中に使用される湿気硬化性結合剤を形成する反応媒地は、湿潤剤を含まない)。そのような場合、湿潤剤および湿気硬化性結合剤材料はそれぞれ別々にコーティング組成物に添加される。本発明の実施形態において、結合剤成分は湿潤剤を実質的に含まないかもしくは含まない。そのような実施形態においては、いったん調製された結合剤成分を湿潤剤と混合してもよい。一実施形態においては、コーティングを使用する直前に(例えば、コーティングが塗布される場所で結合および混合が行われるマルチパートコーティング系において)湿潤剤を結合剤成分と混合してもよい。本発明の実施形態において、湿気硬化性コーティング組成物は、コロイドシリカを約2wt%またはそれ未満、または1wt%またはそれ未満含有するか、またはコロイドシリカを実質的に含まないかもしくは含まない。
一実施形態においては、湿気硬化性結合剤材料が、アルキルシリケート系材料、ハイブリッド有機アルコキシシラン系材料、湿気硬化によりポリ尿素を生ずるポリイソシアネート系材料、エポキシまたはイソシアネートとの反応のため湿気硬化によって遊離アミンを生ずるポリケタミン系材料、およびコーティングを正しく硬化するうえでポリ尿素を産生するイソシアネートの湿気硬化を必要とするポリオールに比べイソシアネートが十分過剰であるイソシアネートとポリオールとのポリウレタン組成物から選択される。一実施形態において、湿気硬化性結合剤材料はアルキルシリケート系材料である。本発明の実施形態においては、湿気硬化性結合剤材料の種類に応じて、コーティング組成物は、プライマーまたはトップコートから選択される種類の保護コーティングであり得る。
一実施形態において本発明は、第1のアルキルシリケート成分(パートA)と第2の亜鉛組成物(パートB)とを含む、2パート亜鉛シリケートコーティング組成物に関する。パートAは、アルキルシリケートの加水分解物の中間体と、グリコールエーテルまたはアルコール溶媒と、湿潤剤とを含み、加水分解物の中間体がアルキルシリケートと少なくとも1種の水混和性のアルコール官能性溶媒との反応生成物であり、グリコールエーテルまたはアルコール溶媒が或る種のものであり、中間体の硬化速度を上昇させる量で存在する。一実施形態においては、湿潤剤の不在下で加水分解物の中間体が形成され、湿潤剤がパートAの最終成分として添加される。湿潤剤は、上述した湿潤剤から選択され得る。本発明の実施形態において、パートAはコロイドシリカを約2wt%未満もしくは1wt%未満含有するか、またはコロイドシリカを実質的に含まないかもしくは含まない。一実施形態において、グリコールエーテルまたはアルコール溶媒はプロピレングリコールエーテルである。パートBは金属亜鉛粉末またはダストを含む。
本発明の一実施形態においては、高速硬化アルキルシリケート組成物(例えば、International Paintが販売しているInterzinc22、QHA285)のパートAに湿潤剤を添加する。その後、湿潤剤を含むInterzinc22のパートAを亜鉛成分、パートB(例えば、International Paintが販売しているInterzinc22、QHA027)と混合して、低湿度硬化亜鉛シリケートコーティング組成物を形成できる。
湿潤剤(例えば、DMSO)は、DMSO配合の結合剤成分(パートA)を基準として約1〜約8wt%、または約2〜約7wt%、または約3〜約6wt%、または約4〜約5wt%の範囲の量で添加できる。
一実施形態において、亜鉛シリケートコーティング組成物は、湿潤剤組成物(パートC)を介して湿潤剤が添加された3パート系の形態である。一実施形態において、湿潤剤組成物は1種以上の有機溶媒または水を含有する。そのような3パート系において湿潤剤がDMSOである場合は、DMSOの氷点を降下させるため、パートCに水または溶媒を含めるのが一般的である。そのような実施形態において、湿潤剤(例えば、DMSO)組成物の氷点を降下させるためDMSOと水とを組み合わせて用いた場合、水の存在量は湿潤剤組成物(パートC)を基準として約10〜約18wt%、または約14〜約18wt%の範囲である。
別の態様において、本発明は低湿度条件の下で湿気硬化性コーティング組成物を硬化さ
せるためのプロセスに関する。一実施形態において、このプロセスは、十分高い相対湿度
の下で硬化され得るが相対湿度50wt%以下では許容可能な機械的および化粧特性
有する硬化コーティングを形成しない、高湿度湿気硬化性コーティング組成物を提供する
工程と、相対湿度50%以下でコーティングの硬化速度を上昇させることができ且つその
ような条件の下で硬化したときに許容可能な機械的および化粧特性を有する硬化コーテ
ィングが得られる、十分な量の緩慢蒸発型揮発性湿潤剤を高湿度湿気硬化性コーティング
に添加する工程と、結果として得られた湿潤剤含有の組成物を混合して、低湿度硬化コー
ティング組成物を提供する工程と、低湿度硬化コーティング組成物を基質上にコーティン
グする工程と、基質上のコーティングを相対湿度50%以下の条件の下で硬化する工程と
、を含む。湿気硬化性コーティング組成物は、上述した湿気硬化性コーティング組成物の
種類から選択される種類であり得る。
本発明の実施形態において、高湿度湿気硬化性コーティング組成物は、相対湿度40%
以下、または30%以下、または20%以下、または10%以下で硬化されたときに、許
容可能な機械的および化粧特性を有する硬化コーティングを生成できないのに対して、
基質上の低湿度硬化コーティングは、それぞれの相対湿度条件の下で硬化されたときに、
許容可能な機械的および化粧特性を有する硬化コーティングを生ずる。
以下の説明を考察すれば、更なる目標、利益および新規な特徴が当業者に明らかとなろう。
低湿度湿気硬化コーティング(例えば、低湿度硬化亜鉛シリケートコーティング)は、
コーティングの硬化速度を上昇させることができ且つ低湿度条件の下でコーティングを硬
化させるための許容可能な機械的および化粧特性が得られる、十分な量の緩慢蒸発型揮
発性湿潤剤を含む。「緩慢蒸発型揮発性湿潤剤」とは、湿潤剤蒸発速度がほどよく高湿度
の(即ち、湿潤剤なしで結合剤によって硬化が為される相対湿度にて)湿気硬化性結合剤
の硬化速度と同等かまたはそれを下回ることと、指定された相対湿度未満で湿潤剤によっ
て湿気硬化性コーティングが硬化され、そのような条件の下で硬化されたときに、許容可
能な機械的および化粧特性を有する硬化コーティングを生ずることを意味する。「許容
可能な機械的および化粧特性」とは、標準乾燥試験ASTM D1640およびD58
95に従って試験を行ったときに、コーティングが意図された特定用途に対応した乾燥の
最小限度の産業標準を満たすかそれを上回り、ASTM D4541に従い試験を行った
ときのランドの引離し強さが少なくとも4MPa(580psi)であり、亜鉛シリケー
トコーティングに関しては、ASTM D4752に従い、周囲温度(即ち、約20〜2
5℃)で溶媒摩擦試験を行うと、硬化後24時間以内に値が少なくとも4に達し、他の湿
気硬化コーティングに関しては、ASTM D5402に従い、意図された特定用途に対
応した最小限度の化粧業界標準(例えば、或るトップコート用途に対応した最小限度の
光沢レベル)を満たして、周囲温度(即ち、約20〜25℃)で溶媒摩擦試験を行うと、
硬化後24時間以内に値が少なくとも4に達することを意味する。
本発明の一実施形態において、低湿度硬化亜鉛シリケートコーティングは、アルキルシリケート組成物(パートA)を亜鉛成分(パートB)と混合して製造される2パートのコーティングである。
一実施形態において、パートAは次のように調製される:最初に、アルキルシリケートとアルコール官能性溶媒との反応により加水分解物の中間体を生成することの可能な酸の存在下にて、アルキルシリケートを少なくとも1種の水混和性アルコール官能性溶媒と反応させて、アルキルシリケートの加水分解物の中間体を生成する。一実施形態において、アルキルシリケートはエチルシリケートである。一実施形態において、水混和性のアルコール官能性溶媒は、エチレングリコールモノブチルエーテル(EB溶媒)、エチレングリコールモノプロピルエーテル(EP溶媒)またはそれらの組み合わせから選択される。一実施形態において、酸は硫酸または塩酸(sulfuric or hydrochloric acid)から選択される。一実施形態において、加水分解物反応物は任意選択的に水を含み、それにより、アルキルシリケートと反応して、塗布された塗膜形成および最後のコーティングの硬化速度を向上させる。加水分解物の中間体は、更に湿潤剤(例えば、DMSO)と混合することにより、コーティングのパートAを形成し得る。
パートAの任意成分としては、エチルセルロースを溶解するための好適な溶媒のほか、塗料の垂れを抑制するためのエチルセルロースを挙げることができ、必要な場合、塗料の垂れおよび沈降を抑制するためのレオロジー的な添加物(例えば、キャスターワックスまたは有機粘土(例えば、Bentoneブランドの有機粘土)、増量剤(extender)の無機顔料(例えば、粘土、長石またはタルク)、および有色顔料(例えば、黄色または赤色の酸化鉄)も包含され得る。一実施形態において、エチルセルロースを溶解するための溶媒は、エチルベンゼン類、キシレン、およびそれらの混合物から選択できる。
エチルセルロースを含めた一実施形態においては、エチルセルロースを溶媒に溶解させ、溶解したエチルセルロースに十分な量の加水分解物の中間体を混合し、十分高速なディスペンサーボルテックスを生じさせ、上述した他の任意成分を分散させることができる。任意成分が分散された後、続いて、残りの加水分解物の中間体を添加してもよい。一実施形態においては、その後、好適な降下溶媒を添加して他の成分と混合してから、パートAの最終成分として湿潤剤を添加してもよい。一実施形態において、降下溶媒は、中間体の硬化速度を上昇することの可能なグリコールエーテルまたはアルコール溶媒である。一実施形態において、グリコールエーテルまたはアルコール溶媒はプロピレングリコールモノメチルエーテル(PM溶媒)から選択される。一実施形態においては、上述したように、ごく一部の降下溶媒をエチルセルロースの溶解に用いられる他の溶媒と共に、エチルセルロースに添加し、残りの降下溶媒を添加し得る。
本発明の実施形態において、亜鉛シリケートコーティングの総重量を基準として、アルキルシリケート(例えば、エチルシリケート)の存在量は約5〜約25、または約7〜約23、または約9〜約21wt%であり、水混和性のアルコール官能性溶媒の存在量は約1〜約15、または約1.5〜約12、または約2〜約10wt%であり、水の存在量は0〜約3、または0〜約2.5、または0〜約2wt%である。酸は、存在しているアルキルシリケート、水およびアルコール官能性溶媒の反応を促す触媒量で存在し得る。
本発明の実施形態において、亜鉛シリケートコーティング(即ち、パートAおよびパートBの両方)の総量を基準として、エチルセルロースの存在量は0〜約2、または0〜約1.5、または0〜約1wt%であり、エチルセルロースを溶解するための溶媒(1種又は複数種)の存在量は0〜約15、または0〜約12、または0〜約10wt%であり、レオロジー的な添加物の存在量は0〜約3、または0〜約2.5、または0〜約2wt%であり、増量剤(extender)の無機顔料の存在量は0〜約30、または0〜約28、または0〜約26wt%であり、有色顔料の存在量は0〜約0.9、または0〜約0.7、または0〜約0.5wt%であり、および降下溶媒の存在量は0〜約15、または0〜約12、または0〜約10wt%である。湿潤剤の存在量は、湿潤剤配合の結合剤成分(パートA)を基準として約1〜約8wt%、または約2〜約7wt%、または約3〜約6wt%、または約4〜約5wt%の範囲である。
一実施形態において、パートBは平均粒径5〜8マイクロメートルの金属亜鉛粉末を含む。一実施形態において、亜鉛粉末の存在量は、亜鉛シリケートコーティングの総量を基準として約25〜約75、または約30〜約70、または約35〜約68wt%の範囲である。
一本発明の実施形態において、中間加水分解物は、実質的に緩慢蒸発型揮発性湿潤剤の
不在下で形成される。「実質的に不在(substantial absence)」とは、湿潤剤が存在す
るにしてもコーティングの硬化が不可能なほど不十分な量であり、且つ相対湿度(RH)
の低い所定の条件の下で、例えば、50%RH、または40%RH、またはそれ以下で許
容可能な機械的および化粧特性を有することを意味する。一実施形態においては、湿潤
剤の不在下で中間加水分解物が形成される。
硬化時にRHが30%を超える場合に、湿潤剤配合のパートAを基準として8wt%超の量のDMSOをパートAに添加すると、泥土に亀裂が出現し、粘着力が失われることが観測されたことが、発見されてきた。また、パートAに8%超のDMSOを使用した場合、塗布されたプライマーフィルムは浸透性が高まった状態になる。このことは、水が硬化フィルム上で(玉のようにはじかれることなく)容易に浸み込む一方、過剰なDMSOが引き続き残留しており、過剰なDMSOを留去すると8%のDMSOを使用したときと比べて固体容量が明らかに増すことから認められる。過剰なDMSOは、留去された時点で、8%以下のDMSOを使用した場合よりもプライマーフィルムにおいて多くの空隙を生じると考えられる。同様に、他の湿気硬化コーティングを評価した際、結合剤上のDMSOが8%を超えるとブラッシング(blushing)を引き起こしトップコートの光沢が失われることが観測された。
本発明の実施形態では、湿度50%RH未満、または45%RH未満、または40%RH未満、またはそれらを下回るRH(例えば、10%RH以下)にて、低湿度硬化亜鉛シリケートコーティングは良好な硬化特性および最終(硬化)コーティング特性が得られる。
以下の実施例は、本発明による組成物およびプロセスの実施形態をいくつか例示するために実施されたものである。
亜鉛シリケート組成物の実験の実施には、亜鉛シリケートコーティングのパートA成分としてInterzinc22、QHA285(International Paint社製)を使用し、およびパートB成分としてInterzinc22、QHA027(International Paint社製)用の調合物を使用した。パートAに添加されたDMSOおよび水の量はそれぞれ、下掲の表に示すとおりである。
DMSOおよび水の添加ならびに硬化時の湿度に対する評価
25℃且つ20%RHにおいてDMSOおよび水の添加がコーティング系の硬化(上記)に与える影響を、ASTM D4752(MEK摩擦)に準じて評価した。また、掲示の試験時間にチャンバドアが開いているときに、湿度が33〜35%RHに上昇したことも注意される。下掲の図1に、DMSOおよび水の量ごと(パートAのwt%基準)に結果を示す。
Figure 0005898695
表1を見てわかるように、DMSOを添加すると、25℃且つ20%RHにて、亜鉛シリケートコーティング系は、DMSOなしで水のみ添加した亜鉛シリケート系と比べて硬化が増進した。
DMSOおよび水の添加がコーティング系の硬化(上記)に及ぼす影響を、5℃且つ20%RH、および25℃且つ10%RHの両方で、ASTM D4752に従って評価した。結果に影響する可能性があるパネル上の縮合を回避するため、評価時に扉を開ける前に、チャンバ条件を一時的に25℃且つ0%RHに変更した。RHが低い場合に(指示された時間内で)硬化に時間がかかる試料が、後で湿度を高くした場合も硬化可能かどうかを確認するため、より高い湿度もまた導入した。下掲の図2および図3に、DMSOおよび水の量ごと(パートAのwt%基準)に結果を示す。
Figure 0005898695

Figure 0005898695
表2および表3を見てわかるように、DMSOの量が十分であれば、コーティングの硬化が良好になり、DMSOに配合した水の量は硬化に有意な影響を及ぼさない。また、一般的には、低RH試験後にRHを上昇させた後も引き続きコーティングが硬化された。
本発明に従うハイブリッド有機アルコキシシラン(ポリシロキサン)およびイソシアネート湿気硬化組成の評価物もまた実施した。
ハイブリッド有機アルコキシシラン(ポリシロキサン)の例
Interfine1080(International Paint LLC社製)シングルパック湿気硬化アクリルポリシロキサン仕上げコートをそのまま2〜3milsの乾燥膜厚(dft)で塗布した。更なる仕上げコートを添加されたDMSOと共に、次のように塗布した。4%および10%のDMSOのそれぞれと共にコーティングをInterfine1080に加えた。20℃且つ30%RHで、すべてのパネルをベンチ天板上に並べて硬化させた。下掲の図4に、DMSOの量ごと(Interfine1080のwt%基準)に結果を示す。
Figure 0005898695
表4を見てわかるように、これらの条件の下でInterfine1080の硬化がDMSOによって加速され、10%のDMSOの方が4%超のDMSOよりも硬化が迅速であった。ただし、DMSOは10%の場合、光沢の損失を引き起こすため過多であることが判明した。
イソシアネートの湿気硬化の例
0.1%のジブチル錫ジラウレート触媒を用い、HDI系ポリイソシアネートTolonate HDT−LV2の高固形分クリアコートを2〜3milsの乾燥膜厚(dft)で塗布した。同様なコーティングを4%および10%のDMSOでそれぞれTolonate HDT−LV2上に塗布した。20℃且つ30%RHで、すべてのパネルをベンチ天板上に並べて硬化させた。下掲の図5に、DMSOの量ごと(Tolonate HDT−LV2のwt%基準)に結果を示す。
Figure 0005898695
表5を見てわかるように、これらの条件の下では湿気硬化イソシアネート系における硬化がDMSOによって加速するため、DMSO濃度を上昇させると濃度が低いときよりも硬化速度が増す。ただし、DMSOが過多になると、光沢が損なわれる可能性がある。 なお、本発明は、以下に示す実施形態を含むものである。
[1]a)i)湿気硬化性結合剤材料と、ii)少なくとも1種の有機溶媒と、を含む湿気硬化結合剤成分と、
b)緩慢蒸発型揮発性湿潤剤を含む湿潤剤成分と、
を含んでなる低湿度硬化湿気硬化性コーティング組成物であって、
相対湿度50%以下でコーティングの硬化速度を上昇させることができ且つ相対湿度50%以下で硬化したときに許容可能な機械的および化粧特性を有する硬化コーティングが得られる十分な量の前記湿潤剤が存在する、低湿度硬化湿気硬化性コーティング組成物。
[2]湿気硬化性結合剤材料がアルキルシリケート系材料、ハイブリッド有機アルコキシシラン系材料、湿気硬化によりポリ尿素を生ずるポリイソシアネート系材料、エポキシまたはイソシアネートとの反応のため湿気硬化によって遊離アミンを生ずるポリケタミン系材料、およびイソシアネートとポリオールとのポリウレタン組成物から選択され、
前記コーティングを正しく硬化するうえでポリ尿素を産生するイソシアネートの湿気硬化を必要とする前記ポリオールに比べ前記イソシアネートが十分過剰である、[1]に記載のコーティング組成物。
[3]前記湿気硬化性コーティング組成物が、前記湿気硬化性結合剤および湿潤剤成分に加えて亜鉛成分も更に含む2パートの亜鉛シリケートコーティング組成物であり、
前記湿気硬化性結合剤材料がアルキルシリケートの加水分解物の中間体であり、
前記加水分解物の中間体が、前記アルキルシリケートと少なくとも1種の水混和性のアルコール官能性溶媒との反応生成物であり、
前記有機溶媒がグリコールエーテルまたはアルコール溶媒であり、
前記グリコールエーテルまたはアルコール溶媒が或る種のものであり、前記中間体の硬化速度を上昇させる量で存在し、且つ
前記亜鉛成分が亜鉛粉末、亜鉛オキシド、またはこれらの混合物から選択される、[1]または[2]に記載のコーティング組成物。
[4]前記湿潤剤がジメチルスルホキシド(DMSO)である、[1]から[3]のいずれか一項に記載のコーティング組成物。
[5]相対湿度30%以下で前記コーティングの硬化速度を上昇させることができ且つ許容可能な機械的および化粧特性を有する硬化コーティングが得られる十分な量の前記湿潤剤が存在する、[1]から[4]のいずれか一項に記載のコーティング組成物。
[6]前記コーティング組成物の水含有量が前記コーティング組成物を基準として0〜約4wt%である、[1]から[5]のいずれか一項に記載のコーティング組成物。
[7]前記湿潤剤の存在量が前記結合剤成分と湿潤剤成分との前記混合物を基準として約1〜約8wt%である、[1]から[6]のいずれか一項に記載のコーティング組成物。
[8]湿度条件の下で湿気硬化性コーティング組成物を硬化するための方法であって、
a)十分高い相対湿度の下で硬化され得るが相対湿度50wt%以下では許容可能な機械的および化粧特性を有する硬化コーティングを形成しない、高湿度湿気硬化性コーティング組成物を提供する工程と、
b)相対湿度50%以下で前記コーティングの硬化速度を上昇させることができ且つそのような条件の下で硬化したときに許容可能な機械的および化粧特性を有する硬化コーティングが得られる、十分な量の緩慢蒸発型揮発性湿潤剤を前記高湿度湿気硬化性コーティングに添加する工程と、
c)結果として得られた前記湿潤剤含有の組成物を混合して、低湿度硬化コーティング組成物を提供する工程と、
d)前記低湿度硬化コーティング組成物を基質上にコーティングする工程と、
e)前記基質上の前記コーティングを前記相対湿度50%以下の条件の下で硬化する工程と、
を含む前記方法。
[9]前記高湿度湿気硬化性コーティング組成物が、十分高い相対湿度の下で硬化され得るが相対湿度30wt%以下では許容可能な機械的および化粧特性を有する硬化コーティングを形成しない、[8]に記載の方法。
[10]前記湿潤剤がDMSOである、[8]または[9]に記載の方法。
[11]前記湿気硬化性コーティング組成物が、結合剤成分パートAと亜鉛成分パートBとを含む2パートの亜鉛シリケートコーティングであり、
前記結合剤成分パートAが前記高湿度コーティング組成物であり、且つ
前記方法が、亜鉛成分パートBを工程c)の前記低湿度硬化コーティングに添加する工程を更に含む、[8]から[10]のいずれか一項に記載の方法。
[12]前記湿潤剤の存在量が工程c)の前記低湿度硬化コーティング組成物を基準として約1〜約8wt%である、[11]に記載の方法。

Claims (8)

  1. a)アルキルシリケート系材料及び少なくとも1種の有機溶媒を含む湿気硬化結合剤成分と、
    b)ジメチルスルホキシド(DMSO)、ジエチレングリコールのモノエーテル、プロピレンカーボネートおよびそれらの混合物から選択される緩慢蒸発型揮発性湿潤剤を湿気硬化結合剤成分及び湿潤剤成分の混合物を基準として1〜8wt%の範囲の量で含む湿潤剤成分と、
    c)亜鉛成分と
    を含んでなる低湿度硬化湿気硬化性コーティング組成物。
  2. 前記湿気硬化性コーティング組成物が、前記湿気硬化結合剤成分および湿潤剤成分に加えて亜鉛成分も更に含む2パートの亜鉛シリケートコーティング組成物であり、
    前記アルキルシリケート系材料がアルキルシリケートの加水分解物の中間体であり、
    前記加水分解物の中間体が、前記アルキルシリケートと少なくとも1種の水混和性のアルコール官能性溶媒との反応生成物であり、
    前記有機溶媒がグリコールエーテルまたはアルコール溶媒であり、
    前記グリコールエーテルまたはアルコール溶媒が或る種のものであり、前記中間体の硬化速度を上昇させる量で存在し、且つ
    前記亜鉛成分が亜鉛粉末、亜鉛オキシド、またはこれらの混合物から選択される、請求項1に記載のコーティング組成物。
  3. 前記緩慢蒸発型揮発性湿潤剤がジメチルスルホキシド(DMSO)を含む、請求項1または2に記載のコーティング組成物。
  4. 相対湿度50%以下で前記コーティングの硬化速度を上昇させることができ且つ許容可能な機械的および化粧特性を有する硬化コーティングが得られる十分な量の前記緩慢蒸発型揮発性湿潤剤が存在する、請求項1から3のいずれか一項に記載のコーティング組成物。
  5. 前記コーティング組成物の水含有量が前記コーティング組成物を基準として0〜4wt%である、請求項1から4のいずれか一項に記載のコーティング組成物。
  6. 湿度条件の下でアルキルシリケート結合剤成分であるパートAと亜鉛成分であるパートBとを含む湿気硬化性2パート亜鉛シリケートコーティング組成物を硬化するための方法であって、
    a)アルキルシリケート結合剤成分であるパートAを提供する工程と、
    b)パートA及び湿潤剤成分の混合物を基準として1〜8wt%の範囲の量のジメチルスルホキシド(DMSO)、ジエチレングリコールのモノエーテル、プロピレンカーボネートおよびそれらの混合物から選択される緩慢蒸発型揮発性湿潤剤を含む湿潤剤成分をパートAと混合することによって、低湿度硬化コーティングを提供する工程と、
    c)前記低湿度硬化コーティングをパートBと混合する工程と、
    d)前記低湿度硬化コーティングを前記相対湿度50%以下の条件の下で硬化する工程と、
    を含む前記方法。
  7. 前記アルキルシリケート結合剤成分であるパートAが、十分高い相対湿度の下で硬化され得るが相対湿度50wt%以下では許容可能な機械的および化粧特性を有する硬化コーティングを形成しない、請求項6に記載の方法。
  8. 前記緩慢蒸発型揮発性湿潤剤がDMSOを含む、請求項6または7に記載の方法。
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