JP5898384B2 - 音響発生器、音響発生装置、携帯端末および電子機器 - Google Patents

音響発生器、音響発生装置、携帯端末および電子機器 Download PDF

Info

Publication number
JP5898384B2
JP5898384B2 JP2015538786A JP2015538786A JP5898384B2 JP 5898384 B2 JP5898384 B2 JP 5898384B2 JP 2015538786 A JP2015538786 A JP 2015538786A JP 2015538786 A JP2015538786 A JP 2015538786A JP 5898384 B2 JP5898384 B2 JP 5898384B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piezoelectric element
diaphragm
piezoelectric
sound
sound generator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015538786A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2015125370A1 (ja
Inventor
徹 松岡
徹 松岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP2015538786A priority Critical patent/JP5898384B2/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5898384B2 publication Critical patent/JP5898384B2/ja
Publication of JPWO2015125370A1 publication Critical patent/JPWO2015125370A1/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R17/00Piezoelectric transducers; Electrostrictive transducers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/02Constructional features of telephone sets
    • H04M1/03Constructional features of telephone transmitters or receivers, e.g. telephone hand-sets
    • H04M1/035Improving the acoustic characteristics by means of constructional features of the housing, e.g. ribs, walls, resonating chambers or cavities
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R1/00Details of transducers, loudspeakers or microphones
    • H04R1/02Casings; Cabinets ; Supports therefor; Mountings therein
    • H04R1/028Casings; Cabinets ; Supports therefor; Mountings therein associated with devices performing functions other than acoustics, e.g. electric candles
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R17/00Piezoelectric transducers; Electrostrictive transducers
    • H04R17/005Piezoelectric transducers; Electrostrictive transducers using a piezoelectric polymer
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R2201/00Details of transducers, loudspeakers or microphones covered by H04R1/00 but not provided for in any of its subgroups
    • H04R2201/003Mems transducers or their use
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R2499/00Aspects covered by H04R or H04S not otherwise provided for in their subgroups
    • H04R2499/10General applications
    • H04R2499/15Transducers incorporated in visual displaying devices, e.g. televisions, computer displays, laptops

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Piezo-Electric Transducers For Audible Bands (AREA)
  • Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)

Description

本発明は音響発生器、音響発生装置、携帯端末および電子機器に関するものである。
内部電極層と圧電体層とが複数積層されて、積層体の表面に電極を形成してなるバイモルフ型の圧電素子が知られている。この圧電素子は、スピーカーなどの音響機器に使用され、振動の発生源(音響発生器)に利用されている。具体的には、平板状の圧電素子が振動板に接合材を介して接合されて、音響発生器が構成されている。
特開2001−160999号公報
ところで、圧電素子を用いた音響発生器は、さらなる音質の向上が求められている。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、音質の向上した音響発生器、音響発生装置、携帯端末および電子機器を提供することを目的とする。
本発明の音響発生器は、圧電体を有する圧電素子と、該圧電素子に接合材を介して接合された振動板とを備えており該振動板と前記圧電体との距離が異なる部位を有しており、前記圧電素子は、平面視したときに一方方向に長い形状であって、前記一方方向において前記振動板の側に凸となるように反っている。また、本発明の音響発生器は、圧電体を有する圧電素子と、該圧電素子に接合材を介して接合された振動板とを備えており、該振動板と前記圧電体との距離が異なる部位を有しており、前記圧電素子は、平面視したときに一方方向に長い形状であって、縦断面視したときに前記一方方向においてうねった形状である。
また、本発明の音響発生装置は、上記の音響発生器と、該音響発生器を収容する筐体とを備えている。
また、本発明の携帯端末は、上記の構成の音響発生器と、電子回路と、ディスプレイと、筐体とを備え、前記音響発生器の振動板が前記ディスプレイまたは前記筐体である。
また、本発明の電子機器は、上記の構成の音響発生器と、該音響発生器に接続された電子回路と、該電子回路および前記音響発生器を収容する筐体とを備え、前記音響発生器から音響を発生させる機能を有する。
本発明によれば、音質が向上した音響発生器、音響発生装置、携帯端末および電子機器を得ることができる。
(a)は本実施形態の音響発生器の一例を示す平面図であり、(b)は(a)のA−A線における概略断面図、(c)は本実施形態の音響発生器の他の例を示す概略断面図である。 図1に示す圧電素子の一例の概略断面図である。 本実施形態の音響発生器の他の例を示す概略断面図である。 本実施形態の音響発生器の他の例を示す概略断面図である。 本実施形態の音響発生器の他の例を示す概略断面図である。 本実施形態の音響発生装置の構成を示す図である。 本実施形態の携帯端末を模式的に示す概略斜視図である。 図6に示すA−A線で切断した概略断面図である。 図6に示すB−B線で切断した概略断面図である。 本実施形態の電子機器の構成を示す図である。
本発明の音響発生器の実施の形態の一例について、図面を参照して詳細に説明する。
図1(a)は本実施形態の音響発生器の一例を示す平面図であり、図1(b)は図1(a)のA−A線における概略断面図、(c)は本実施形態の音響発生器の他の例を示す概略断面図である。また、図2は、図1に示す圧電素子の一例の概略断面図である。なお、図1(b)、図1(c)は、音響発生器1を厚み方向に大きく誇張して示している。
図1に示す実施形態の音響発生器1は、圧電体11aを有する圧電素子11と、圧電素子11に接合材を介して接合された振動板12とを備えており、振動板12と圧電体11aとの距離が異なる部位を有している。
圧電素子11は、振動板12の表面に貼り付けられるなどして設けられ、電圧の印加を受けて振動することによって振動板12を励振させる励振器である。
かかる圧電素子11は、圧電体11aを構成する4層の圧電体層と3層の内部電極11bとが交互に積層された積層体11cと、かかる積層体11cの上面および下面に形成された表面電極11dと、内部電極11bが導出された側面に形成され、かつ表面電極11dと接続された外部電極11eとを備える。
なお、圧電素子11は、平面視したときに一方方向に長い形状、例えば平面視で長方形の板状であり、第1の主面(図における上面)および第2の主面(図における下面)が長方形状をなしている。また、圧電体11aを構成する圧電体層は、ある瞬間に加えられる電界の向きに対する分極の向きが厚み方向における一方側と他方側とで逆転するように分極されている。なお、圧電体11aを構成するそれぞれの圧電体層の分極の向きを、図2に矢印で示している。
圧電体11aを構成する材料としては、チタン酸ジルコン酸鉛(lead zirconate titanate)、Bi層状化合物、タングステンブロンズ構造化合物等の非鉛系圧電体等、従来から用いられている圧電セラミックスを用いることができる。
また、内部電極11bの材料としては、種々の金属材料を用いることができる。例えば、銀とパラジウムとからなる金属成分と、圧電体11aを構成するセラミック成分とを含有した場合、圧電体11aと内部電極11bとの熱膨張差による応力を低減することができるので、積層不良のない圧電素子11を得ることができる。
圧電素子11の第2の主面には、接合部材13を介して振動板12が接合されている。
振動板12は、樹脂や金属等の種々の材料を用いて形成することができる。例えば、厚さ10〜200μmのポリエチレン、ポリイミド等の樹脂フィルムで振動板12を構成することができる。なお、振動板12としては樹脂フィルムに限定されず、樹脂板、金属板、ガラス板などでもよく、後述する携帯端末の筐体またはディスプレイの一部が振動板12として機能するようにしてもよい。
接合部材13は、フィルム状の形状を有している。また、接合部材13は、振動板12よりも柔らかく変形しやすいもので形成されており、振動板12よりもヤング率が小さいものである。
接合部材13は、単一のものであっても、いくつかの部材からなる複合体であっても構わない。このような接合部材13としては、例えば、不織布等からなる基材の両面に粘着剤が付着された両面テープや、弾性を有する接着剤である各種接着剤等を好適に用いることができる。また、接合部材13の厚みは、圧電素子11の屈曲振動の振幅よりも大きいことが望ましいが、厚すぎると振動が減衰されるので、例えば後述する距離L1が100〜600μmとなるように設定される。
振動板12の外周部には、例えば枠体14が設けられる。枠体14としては、図1(b)に示すように上枠部材141と下枠部材142とで構成されており、振動板12の外周部を上枠部材141と下枠部材142とで挟み込んで振動板12を支持している。すなわち、振動板12は、枠体14の枠内に張った状態で枠体14に支持されている。振動板12の外周部が枠体14で固定されることで、エネルギーの損失が少なく、音圧を向上させることができる。
枠体14を構成する上枠部材141および下枠部材142の厚みや材質などは、特に限定されるものではない。金属、樹脂、ガラスあるいはセラミックスなど種々の材料を用いて枠体14を形成することができる。例えば、機械的強度および耐食性に優れるという理由から、厚さ100〜5000μmのステンレス製のものなどを枠体14(上枠部材141および下枠部材142)として好適に用いることができる。
なお、図1には、内側の領域の形状が矩形状である枠体14を示しているが、平行四辺形、台形および正n角形といった多角形であってもよい。本実施形態では、図1に示すように、矩形状である例を示している。
また、音響発生器1は、図1(c)に示すように、樹脂層15をさらに備えてもよい。振動板12の第1の主面(図における上面)に圧電素子11が設けられる場合、樹脂層15は、振動板12の第1の主面と上枠部材141の内周面とによって形成される空間において、圧電素子11と、振動板12の第1の主面とを覆うように配置される。
樹脂層15は、たとえば、アクリル系樹脂を用いてヤング率が1MPa〜1GPaの範囲程度となるように形成されることが好ましい。かかる樹脂層15によって圧電素子11を埋設することで、適度なダンピング効果を誘発させることができるので、共振現象を抑制して、音圧の周波数特性におけるピークやディップを小さく抑えることができる。
音圧の周波数特性におけるピークとディップとの差は、上記の樹脂層15によって小さくされるが、さらにダンピング材(図示せず)を配置し、振動板12に対してダンピング材による機械的な振動損失を与えることによって、ピークとディップとの差をより一層低減させるようにしてもよい。例えば、ダンピング材は、振動板12の圧電素子11が設けられた側の面とは反対側の面に取り付けられる。
圧電素子11の第1の主面(図における上面)に設けられた表面電極11dにはリード16が接続されていて、リード16を介して圧電素子11に電圧が印加されると、たとえば、ある瞬間において、振動板12に接着された側の圧電体層は縮み、圧電素子11の振動板12に接着された側とは反対側の圧電体層は延びるように変形する。よって、圧電素子11に交流信号を与えることにより、圧電素子11が屈曲振動し、振動板12に屈曲振動を与えることができる。
圧電素子11のリード16は、種々の金属材料を用いて形成することができる。例えば、銅またはアルミニウムなどの金属箔を樹脂フィルムで挟んだフレキシブル配線基板を用いてリード16を構成すると、音響発生器1の低背化を図ることができる。
そして、振動板12と圧電体11aとの距離が異なる部位を有している。これは、表面電極11dの有無(表面電極11dの厚みによる差)によらず、圧電素子11における圧電体11aと振動板12との距離が異なる部位を有していることを意味している。
ここで、振動板12と圧電体11aとの距離が異なる部位を有している構成として、具体的には、圧電素子11が平面視したときに一方方向に長い形状の板状体であって、縦断面視したときに湾曲した領域を有している。
例えば、圧電素子11が平面視したときに一方方向に長い形状であって、一方方向において反りのある形状(湾曲した形状)やうねりのある形状(例えば波形)であるものを用いることで、圧電素子11が縦断面視したときに湾曲した領域を有しており、振動板12と圧電体11aとの距離が異なる部位を有している構成とすることができる。
圧電素子11が一方方向(長手方向)において反りやうねりのない平板状のものであって、振動板12と圧電体11aとの距離が異なる部位を有していない構成であると、圧電素子の振動は第2の主面の全面から平均的に振動板に伝わり、こもった音質になる傾向がある。
これに対し、振動板12と圧電体11aとの距離が異なる部位を有している構成であると、圧電素子11の振動は圧電体11aと振動板12との距離が最も近接している部位(距離L1の部位)からより強く伝えられ、クリアでシャープな音質となる。また、圧電素子11の振動エネルギーは圧電体11aと振動板12との距離が最も近接している部位(距離L1の部位)から集中的に伝えられ、結果的に音圧が高くなる効果もある。
なお、振動板12と圧電体11aとの距離が最も近接している部位の距離L1と最も遠い部位の距離L2との差は、30〜100μmであるのが効果的である。ここで、最も近接している部位の距離L1とは、縦断面視したときの圧電体11aと振動板12との最も近づいているところの距離のことであり、最も遠い部位の距離L2とは、縦断面視したときの圧電体11aと振動板12との最も離れているところの距離のことである。
ここで、図1に示すように、圧電素子11は、平面視したときに一方方向に長い形状(例えば平面視長方形状)であって、一方方向(長手方向)において振動板12の側に凸となるように反っている。このとき、圧電素子11の振動板12に面する側の第2の主面が凸曲面状になっている。また、振動板12と圧電体11aとの距離が最も近接している部位(距離L1の部位)が圧電素子11の一方方向の中央部に位置し、振動板12と圧電体11aとの距離が最も遠い部位(距離L2の部位)が圧電素子11の一方方向の両端部に位置する。このような構成によれば、圧電素子11の一方方向の両端部から伝わる振動が小さくなり、最も近接している部位(凸の頂点)からの振動が大きく、これが周囲にひろがるために、こもった音を抑えられ、その結果、更に音質を向上させることができる。なお、一方方向において反っていることで、最も近接している部位と最も遠い距離との差が大きく、また屈曲振動により伝わる振動の強度差も大きくなる。
また、図3に示すように、圧電素子11が平面視したときに一方方向に長い形状(例えば平面視長方形状)であって、圧電体11aの振動板12に最も近接している部位(距離L1で示す部位)が圧電素子11の一方方向(長手方向)における長さの中央からずれた位置にあるのが好ましい。このとき、圧電素子11の一方方向の一方の端部と振動板12との間の距離L2と、圧電素子11の一方方向の他方の端部と振動板12との間の距離L3とが異なっているのがよい。凸の頂点の位置を一方方向の中心から外すことで、圧電素子11の一方方向の両端部から振動板12に伝わる振動に強度差を付けることができ、その結果、音質を向上させることができる。
また、図4に示すように、圧電素子11は、平面視したときに一方方向に長い形状(例えば平面視長方形状)であって、一方方向において振動板12とは反対側に凸となるように反ってい。言い換えると、振動板12の側に凹となる凹曲面状に反っている。このとき、圧電素子11の振動板12に面する側とは反対側の第1の主面が凸曲面状になっていて、圧電素子11の振動板12に面する側の第2の主面が凹曲面状になっている。また、振動板12と圧電体11aとの距離が最も近接している部位(距離L1の部位)が圧電素子11の一方方向(長手方向)の両端部に位置し、振動板12と圧電体11aとの距離が最も遠い部位(距離L2の部位)が圧電素子11の一方方向の中央部に位置する。このよ
うな場合には、振動板12とは反対側に凸となる凸曲面状(振動板12の側に凹となる凹曲面状)になっていることで、振動は主に圧電素子11の一方方向の両端部から伝えられ、一方の端部における振動エネルギーは約半分となり、鋭い音質が緩和されることによって、音質を向上させることができる。
また、図5に示すように、圧電素子11は、平面視したときに一方方向に長い形状(例えば平面視長方形状)であって、縦断面視したときに一方方向においてうねった形状であ。振動板12に強い振動エネルギーを伝える部位(距離L1の部位)が複数箇所に分散され、複数個所から振動が周囲にひろがっていくために、一箇所当たりの振動エネルギーは小さくなり、一箇所から強い振動が伝わる場合に比べて音質が柔らかくなり、その結果、音質を向上させることもできる。この形状の場合においても、圧電体11aの振動板12に最も近接している部位(距離L1で示す部位)が圧電素子11の一方方向における長さの中央からずれた位置にあるのが効果的である。なお、縦断面視したときに一方方向においてうねった形状としては、例えば波形の形状が挙げられるが、この場合の振幅や周期は一定のものに限られず、ランダムな形状であってもよい。
圧電素子11として、バイモルフ型の積層型圧電素子を例に説明したが、これに限られるものではない。例えば、ユニモルフ型の積層型圧電素子を振動板12(振動体12a)に貼り付けて、全体として屈曲振動させてもよい。また、圧電素子11が1個である場合を例示したが、圧電素子11の個数を限定するものではない。
次に、本実施形態の音響発生器の製造方法について説明する。
まず、圧電体層となるセラミックグリーンシートを作製する。具体的には、圧電セラミックスの仮焼粉末と、アクリル系,ブチラール系等の有機高分子からなるバインダーと、可塑剤とを混合してセラミックスラリーを作製する。そして、ドクターブレード法、カレンダーロール法等のテープ成型法を用いることにより、このセラミックスラリーを用いてセラミックグリーンシートを作製する。圧電セラミックスとしては圧電特性を有するものであればよく、例えば、チタン酸ジルコン酸鉛(PbZrO−PbTiO)からなるペロブスカイト型酸化物等を用いることができる。また、可塑剤としては、フタル酸ジブチル(DBP),フタル酸ジオクチル(DOP)等を用いることができる。
次に、内部電極11bとなる導電性ペーストを作製する。具体的には、銀−パラジウム合金の金属粉末にバインダーおよび可塑剤を添加混合することによって導電性ペーストを作製する。この導電性ペーストを上記のセラミックグリーンシート上に、スクリーン印刷法を用いて内部電極のパターンで塗布する。さらに、この導電性ペーストが印刷されたセラミックグリーンシートを複数枚積層し、所定の温度で脱バインダー処理を行なった後、900〜1200℃の温度で焼成する。
ここで、圧電素子11を縦断面視したときに、圧電素子11が湾曲した領域を有している形状、具体的には、平面視したときに一方方向に長い形状であって、一方方向において振動板の側に凸または凹となるように反っている形状、あるいは縦断面視したときに一方方向においてうねった形状とするために、例えば、凸曲面状あるいは凹曲面状の表面形状を有する焼成治具(セッター)、または波打った形状の焼成治具(セッター)を準備して、その上にセラミックグリーンシート積層体をのせ、さらにその上に重石をのせた状態で焼成することで、所定の形状に加工することができる。
そして、平面研削盤等を用いて研削処理を施すことによって、交互に積層された圧電体層および内部電極11bを備えた積層体11cを作製する。
その後、銀を主成分とする導電粒子とガラスとを混合したものに、バインダー,可塑剤および溶剤を加えて作製した銀ガラス含有導電性ペーストを、表面電極11dのパターンで積層体の主面および側面にスクリーン印刷法等によって印刷して乾燥させた後、650〜750℃の温度で焼き付け処理を行ない、表面電極11dを形成する。
なお、表面電極11dと内部電極11bとを電気的に接続する場合、圧電体層11aを貫通するビアを形成して接続しても、積層体11cの側面に外部電極11eを形成しても良く、どのような製造方法によって作製されてもよい。
次に、導電性接着剤を用いて、リードとして例えばフレキシブル配線基板を圧電素子11の第1の主面に形成された表面電極11dに接続固定(接合)する。
まず、圧電素子11の所定の位置に導電性接着剤用ペーストをスクリーン印刷等の手法を用いて塗布形成する。その後、フレキシブル配線基板を当接させた状態で導電性接着剤用ペーストを硬化させることにより、フレキシブル配線基板を圧電素子に接続固定する。なお、導電性接着剤用ペーストは、フレキシブル配線基板側に塗布形成しておいてもよい。
導電性接着剤を構成する樹脂が熱可塑性樹脂からなる場合は、導電性接着剤を圧電素子またはフレキシブル配線基板の所定の位置に塗布形成した後、圧電素子11とフレキシブル配線基板とを導電性接着剤を介して当接させた状態で加熱加圧することで、熱可塑性樹脂が軟化流動し、その後常温に戻すことで、再び熱可塑性樹脂が硬化し、フレキシブル配線基板が圧電素子に接続固定される。なお、導電性接着剤として異方性導電材を用いる場合は、近接する導電粒子が接触しないように加圧量を制御する必要がある。
また、上述では、導電性接着剤を圧電素子11またはフレキシブル配線基板に塗布形成する手法を示したが、予めシート状に形成された導電性接着剤のシートを圧電素子とフレキシブル配線基板との間に挟んだ状態で加熱加圧して接合してもよい。
次に、フレキシブル配線基板を接合した主面とは反対側の圧電素子11の第2の主面に、接合部材13を介して振動板12を接合する。
以上の方法により、音響発生器1を作製することができる。
次に、本実施形態の音響発生装置の実施の形態の一例について説明する。図6に示すように、上述してきた構成の音響発生器1を、共鳴ボックス200に収容することにより音響発生装置2を構成することができる。共鳴ボックス200は、音響発生器1を収容する筐体であり、音響発生器1の発する音響を共鳴させて筐体面から音波として放射する。かかる音響発生装置2は、スピーカーとして単独で用いることができる他、後述するように、携帯端末や薄型テレビ、あるいはタブレット端末などへ好適に組み込むことが可能である。また、冷蔵庫、電子レンジ、掃除機、洗濯機などのように、従来、音質については重視されなかった家電製品に組み込むこともできる。
次に、本実施形態の携帯端末の一例について説明する。本実施形態の携帯端末は、図7〜図9に示すように、音響発生器1と、電子回路(図示せず)とを備え、ディスプレイ91と、振動板としての筐体92とを有しており、圧電素子11が筐体92の一部に接合されたものである。なお、図7は本実施形態の携帯端末を模式的に示す概略斜視図であり、図8は図7に示すA−A線で切断した概略断面図、図9は図7に示すB−B線で切断した概略断面図である。
本例では、圧電素子11はディスプレイ91のカバーとなる筐体92に取り付けられている。ここで、圧電素子11と筐体92とが変形可能な接合部材を用いて接合されている。すなわち、図8および図9においては接合部材94が変形可能な接合部材である。
変形可能な接合部材94で圧電素子11と筐体92とを接合することで、圧電素子11から振動が伝達されたとき、変形可能な接合部材94が筐体92よりも大きく変形する。
このとき、筐体92から反射される逆位相の振動を変形可能な接合部材94で緩和することができるので、圧電素子11が周囲の振動の影響を受けずに筐体92へ強い振動を伝達させることができる。
中でも、接合部材94の少なくとも一部が粘弾性体で構成されていることで圧電素子11からの強い振動を筐体92へ伝える一方、筐体92から反射される弱い振動を接合部材94が吸収することができる点で好ましい。例えば、不織布等からなる基材の両面に粘着剤が付着された両面テープや、弾性を有する接着剤を含む構成の接合部材を用いることができ、これらの厚みとしては例えば10μm〜2000μmのものを用いることができる。
そして、本例では、圧電素子11はディスプレイ91のカバーとなる筐体92の一部に取り付けられ、この筐体92の一部が振動板922として機能するようになっている。なお、本例では圧電素子11が筐体92に接合されたものを示したが、圧電素子11がディスプレイ91に接合され、このディスプレイ91が振動板として機能するようになっていてもよい。
筐体92は、1つの面が開口した箱状の筐体本体921と、筐体本体921の開口を塞ぐ振動板922とを有している。この筐体92(筐体本体921および振動板922)は、剛性および弾性率が大きい合成樹脂等の材料を好適に用いて形成することができる。なお、振動板922の厚みは、例えば0.4mm〜1.5mmに設定される。
振動板922の周縁部は、筐体本体921に接合材93を介して振動可能に取り付けられている。接合材93は、振動板922よりも柔らかく変形しやすいもので形成されており、振動板922よりもヤング率が小さい。
接合材93は、単一のものであっても、いくつかの部材からなる複合体であっても構わない。このような接合材93としては、例えば不織布等からなる基材の両面に粘着剤が付着された両面テープ等を好適に用いることができる。接合材93の厚みは、厚くなりすぎて振動が減衰されないように設定されており、例えば0.1mm〜0.6mmに設定される。ただし、本発明の携帯端末においては、接合材93の材質に限定はなく、接合材93が振動板922よりも固く変形し難いもので形成されていても構わない。また、場合によっては、接合材93を有さない構成であっても構わない。
電子回路(図示せず)としては、例えば、ディスプレイ91に表示させる画像情報や携帯端末によって伝達する音声情報を処理する回路や、通信回路等が例示できる。これらの回路の少なくとも1つであってもよいし、全ての回路が含まれていても構わない。また、他の機能を有する回路であってもよい。さらに、複数の電子回路を有していても構わない。なお、電子回路と圧電素子11とは図示しない接続用配線で接続されている。
ディスプレイ91は、画像情報を表示する機能を有する表示装置であり、例えば、液晶ディスプレイ,有機ELディスプレイ等の既知のディスプレイを好適に用いることができる。また、ディスプレイ91は、タッチパネルのような入力装置を有するものであっても良い。また、ディスプレイ91のカバー(振動板922)が、タッチパネルのような入力装置を有するものであっても構わない。さらに、ディスプレイ91全体や、ディスプレイ91の一部が振動板として機能するようにしても構わない。
なお、携帯端末は、アンテナなどを介してデータの送受信などを行う通信手段(通信部)を有しているものである。たとえば、スマートフォンに代表される携帯電話や、タブレットPC、ノート型PCと言ったモバイル機器、ゲーム機などが挙げられる。
本例の携帯端末によれば、音質が向上した音響発生器1を用いて構成されていることから、高音質の携帯端末を得ることができる。
また、本実施形態の携帯端末は、ディスプレイ91または筐体92が、耳の軟骨または気導を通して音情報を伝える振動を生じさせることを特徴とする。本例の携帯端末は、振動板(ディスプレイ91または筐体92)を直接または他の物を介して耳に接触させて、耳の軟骨に振動を伝えることによって音情報を伝達することができる。すなわち、振動板(ディスプレイ91または筐体92)を直接または間接的に耳に接触させて、耳の軟骨に振動を伝えることによって音情報を伝達することができる。これにより、例えば、周囲が騒がしいときにおいても音情報をクリアに伝達することができ、騒音下でもクリアに音声が聞え、難聴者でも音声を認識することが可能な携帯端末を得ることができる。なお、振動板(ディスプレイ91または筐体92)と耳との間に介在する物は、例えば、携帯端末のカバーであっても良いし、ヘッドホンやイヤホンでも良く、振動を伝達可能な物であればどんなものでも構わない。また、振動板(ディスプレイ91または筐体92)から発生する音を空気中に伝播させることにより、音情報を伝達するような携帯端末であっても構わない。さらに、複数のルートを介して音情報を伝達するような携帯端末であっても構わない。
次に、音響発生器を搭載した電子機器について、図10を用いて説明する。図10は、本実施形態に係る電子機器50の構成を示す図である。なお、図には、説明に必要となる構成要素のみを示しており、一般的な構成要素についての記載を省略している。
図10に示すように、本例の電子機器50は、音響発生器1と、音響発生器1に接続された電子回路60と、電子回路60および音響発生器1を収容する筐体70とを備え、音響発生器1から音響を発生させる機能を有する。
電子機器50は、電子回路60を備える。電子回路60は、たとえば、コントローラ50aと、送受信部50bと、キー入力部50cと、マイク入力部50dとから構成される。電子回路60は、音響発生器1に接続されており、音響発生器1へ音声信号を出力する機能を有している。音響発生器1は電子回路60から入力された音声信号に基づいて音響を発生させる。
また、電子機器50は、表示部50eと、アンテナ50fと、音響発生器1とを備える。また、電子機器50は、これら各デバイスを収容する筐体70を備える。なお、図10では、1つの筐体70にコントローラ50aをはじめとする各デバイスがすべて収容されている状態をあらわしているが、各デバイスの収容形態を限定するものではない。本実施形態では、少なくとも電子回路60と音響発生器1とが、1つの筐体70に収容されていればよい。
コントローラ50aは、電子機器50の制御部である。送受信部50bは、コントローラ50aの制御に基づき、アンテナ50fを介してデータの送受信などを行う。キー入力部50cは、電子機器50の入力デバイスであり、操作者によるキー入力操作を受け付ける。マイク入力部50dは、同じく電子機器50の入力デバイスであり、操作者による音声入力操作などを受け付ける。表示部50eは、電子機器50の表示出力デバイスであり、コントローラ50aの制御に基づき、表示情報の出力を行う。
そして、音響発生器1は、電子機器50における音響出力デバイスとして動作する。音響発生器1は、電子回路60のコントローラ50aに接続されており、コントローラ50aによって制御された電圧の印加を受けて音響を発することとなる。
なお、図10では、電子機器50が携帯用端末装置であるものとして説明を行ったが、電子機器50の種別を問うものではなく、音響を発する機能を有する様々な民生機器に適用されてよい。たとえば、薄型テレビやカーオーディオ機器は無論のこと、音響を発する機能を有する製品、例を挙げれば、掃除機や洗濯機、冷蔵庫、電子レンジなどといった種々の製品に用いられてよい。
本例の電子機器50によれば、音質の向上した音響発生器1を用いて構成されていることから、高音質の電子機器を得ることができる。
1 音響発生器
11 圧電素子
11a 圧電体
11b 内部電極
11c 積層体
11d 表面電極
11e 外部電極
12 振動板
13 接合部材
14 枠体
141 上枠部材
142 下枠部材
15 樹脂層
16 リード
2 音響発生装置
200 共鳴ボックス
91 ディスプレイ
92 筐体
921 筐体本体
922 振動板
93 接合材
94 接合部材
50 電子機器
50a コントローラ
50b 送受信部
50c キー入力部
50d マイク入力部
50e 表示部
50f アンテナ
60 電子回路

Claims (9)

  1. 圧電体を有する圧電素子と、該圧電素子に接合材を介して接合された振動板とを備えており、該振動板と前記圧電体との距離が異なる部位を有しており、
    前記圧電素子は、平面視したときに一方方向に長い形状であって、前記一方方向において前記振動板の側に凸となるように反っていることを特徴とする音響発生器。
  2. 圧電体を有する圧電素子と、該圧電素子に接合材を介して接合された振動板とを備えており、該振動板と前記圧電体との距離が異なる部位を有しており、
    前記圧電素子は、平面視したときに一方方向に長い形状であって、縦断面視したときに前記一方方向においてうねった形状であることを特徴とする音響発生器。
  3. 圧電体を有する圧電素子と、該圧電素子に接合材を介して接合された振動板とを備えており、該振動板と前記圧電体との距離が異なる部位を有しており、
    前記圧電素子は、平面視したときに一方方向に長い形状であって、前記一方方向において前記振動板とは反対側に凸となるように反っていることを特徴とする音響発生器。
  4. 前記圧電素子は、縦断面視したときに湾曲した領域を有していることを特徴とする請求項1乃至請求項3のうちのいずれかに記載の音響発生器。
  5. 前記圧電体の前記振動板に最も近接している部位が、前記圧電素子の前記一方方向における長さの中央からずれた位置にあることを特徴とする請求項または請求項に記載の音響発生器。
  6. 前記振動板の外周部に設けられた枠体を有していることを特徴とする請求項1乃至請求項のうちのいずれかに記載の音響発生器。
  7. 請求項1乃至請求項のうちのいずれかに記載の音響発生器と、該音響発生器を収容する筐体とを備えていることを特徴とする音響発生装置。
  8. 請求項1乃至請求項のうちのいずれかに記載の音響発生器と、電子回路と、ディスプレイと、筐体とを備え、前記音響発生器の振動板が前記ディスプレイまたは前記筐体であることを特徴とする携帯端末。
  9. 請求項1乃至請求項のうちのいずれかに記載の音響発生器と、該音響発生器に接続さ
    れた電子回路と、該電子回路および前記音響発生器を収容する筐体とを備え、前記音響発生器から音響を発生させる機能を有することを特徴とする電子機器。
JP2015538786A 2014-02-24 2014-11-29 音響発生器、音響発生装置、携帯端末および電子機器 Active JP5898384B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015538786A JP5898384B2 (ja) 2014-02-24 2014-11-29 音響発生器、音響発生装置、携帯端末および電子機器

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014032951 2014-02-24
JP2014032951 2014-02-24
PCT/JP2014/081663 WO2015125370A1 (ja) 2014-02-24 2014-11-29 音響発生器、音響発生装置、携帯端末および電子機器
JP2015538786A JP5898384B2 (ja) 2014-02-24 2014-11-29 音響発生器、音響発生装置、携帯端末および電子機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5898384B2 true JP5898384B2 (ja) 2016-04-06
JPWO2015125370A1 JPWO2015125370A1 (ja) 2017-03-30

Family

ID=53877899

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015538786A Active JP5898384B2 (ja) 2014-02-24 2014-11-29 音響発生器、音響発生装置、携帯端末および電子機器

Country Status (4)

Country Link
US (1) US9967676B2 (ja)
JP (1) JP5898384B2 (ja)
CN (1) CN105900454B (ja)
WO (1) WO2015125370A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102110416B1 (ko) * 2019-07-18 2020-05-13 한국세라믹기술원 플렉서블 유리 진동 음향 스피커 및 그 제조 방법

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102352563B1 (ko) 2017-08-04 2022-01-17 엘지디스플레이 주식회사 표시장치
KR102628490B1 (ko) 2018-11-13 2024-01-22 엘지디스플레이 주식회사 표시장치
JP7259278B2 (ja) * 2018-11-16 2023-04-18 Tdk株式会社 振動デバイス及び電子機器
JP7367494B2 (ja) * 2019-11-28 2023-10-24 Tdk株式会社 固定具及び振動デバイス

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0177096U (ja) * 1987-11-10 1989-05-24
JPH02111997U (ja) * 1989-02-20 1990-09-07
JP2012110018A (ja) * 2010-06-25 2012-06-07 Kyocera Corp 音響発生器
JP5225518B1 (ja) * 2012-02-28 2013-07-03 京セラ株式会社 圧電振動素子,圧電振動装置および携帯端末

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL7502453A (nl) * 1975-03-03 1976-09-07 Philips Nv Inrichting voor het omzetten van elektrische in akoestische trillingen en omgekeerd, voorzien van een membraan, bevattende tenminste een laag piezo-elektrisch polymeer materiaal.
JP4163377B2 (ja) 1998-11-05 2008-10-08 松下電器産業株式会社 圧電スピーカおよびスピーカシステム
EP0999723B1 (en) 1998-11-05 2006-03-08 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Piezoelectric speaker, method for producing the same, and speaker system including the same
US20030020377A1 (en) * 2001-07-30 2003-01-30 Ngk Insulators, Ltd. Piezoelectric/electrostrictive element and piezoelectric/electrostrictive device and production method thereof
JP5734874B2 (ja) * 2009-12-24 2015-06-17 レノボ・イノベーションズ・リミテッド(香港) 電気音響変換器、電子機器、電気音響変換方法および電子機器の音波出力方法
KR20110104128A (ko) * 2010-03-11 2011-09-22 에이알스페이서 주식회사 음향 라디에이터
CN103733646B (zh) * 2011-09-30 2016-12-28 京瓷株式会社 压电振动装置以及使用了该装置的便携式终端
CN103947225B (zh) 2012-02-28 2017-10-27 京瓷株式会社 压电振动元件、压电振动装置及移动终端

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0177096U (ja) * 1987-11-10 1989-05-24
JPH02111997U (ja) * 1989-02-20 1990-09-07
JP2012110018A (ja) * 2010-06-25 2012-06-07 Kyocera Corp 音響発生器
JP5225518B1 (ja) * 2012-02-28 2013-07-03 京セラ株式会社 圧電振動素子,圧電振動装置および携帯端末

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102110416B1 (ko) * 2019-07-18 2020-05-13 한국세라믹기술원 플렉서블 유리 진동 음향 스피커 및 그 제조 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JPWO2015125370A1 (ja) 2017-03-30
CN105900454A (zh) 2016-08-24
WO2015125370A1 (ja) 2015-08-27
US20160353208A1 (en) 2016-12-01
US9967676B2 (en) 2018-05-08
CN105900454B (zh) 2019-04-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6228994B2 (ja) 圧電素子およびこれを備えた圧電振動装置、携帯端末、音響発生器、音響発生装置、電子機器
JPWO2014098077A1 (ja) 圧電アクチュエータ、圧電振動装置および携帯端末
JP5788110B2 (ja) 圧電素子ならびにこれを備えた圧電振動装置、携帯端末、音響発生器、音響発生装置および電子機器
JP5898384B2 (ja) 音響発生器、音響発生装置、携帯端末および電子機器
JP6193783B2 (ja) 圧電アクチュエータおよびこれを備えた圧電振動装置、携帯端末、音響発生器、電子機器
WO2015129061A1 (ja) 圧電アクチュエータおよびこれを備えた圧電振動装置、携帯端末、音響発生器、音響発生装置、電子機器
JP5730452B1 (ja) 圧電アクチュエータおよびこれを備えた圧電振動装置、携帯端末、音響発生器、音響発生装置、電子機器
JP6434373B2 (ja) 圧電アクチュエータおよびこれを備えた圧電振動装置、音響発生器、音響発生装置、電子機器
JP2015126605A (ja) 圧電アクチュエータおよびこれを備えた圧電振動装置、携帯端末、音響発生器、電子機器
JP2015207740A (ja) 圧電アクチュエータ、圧電振動装置、携帯端末、音響発生器、音響発生装置および電子機器
JP6363545B2 (ja) 圧電アクチュエータ、音響発生器、音響発生装置および電子機器
WO2016047155A1 (ja) 音響発生器、音響発生装置および電子機器
JP6411958B2 (ja) 音響発生器およびこれを備えた音響発生装置、電子機器
JP6567911B2 (ja) 音響発生器およびこれを備えた音響発生装置、電子機器
JP6215746B2 (ja) 音響発生器およびこれを備えた音響発生装置、電子機器、携帯端末
WO2016067667A1 (ja) 音響発生器、音響発生装置および電子機器
JP6649077B2 (ja) 圧電素子、音響発生器、音響発生装置および電子機器
JP6193748B2 (ja) 圧電アクチュエータおよびこれを備えた圧電振動装置、携帯端末、音響発生器、電子機器
JP6418962B2 (ja) 積層型圧電素子、音響発生器、音響発生装置及び電子機器
JP2017118424A (ja) 音響発生器、音響発生装置および電子機器
JP6567955B2 (ja) 圧電素子およびこれを備えた音響発生器、音響発生装置、電子機器
JP2015177422A (ja) 音響発生器、音響発生装置、電子機器および携帯端末
JP2016154298A (ja) 音響発生器、音響発生装置および電子機器
JP6174786B2 (ja) 音響発生器、音響発生装置および電子機器
JP2015149604A (ja) スピーカー、電子機器および携帯端末

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160106

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160202

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160303

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5898384

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150