JP5897925B2 - ケーブル繰り出し装置、当該装置の設置方法及びこれを用いたケーブル布設工法 - Google Patents

ケーブル繰り出し装置、当該装置の設置方法及びこれを用いたケーブル布設工法 Download PDF

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Description

この発明は、鉄道軌道に沿って設けられる信号ケーブルや、一般の電力ケーブル通信ケーブル等を布設する際に、ケーブルを巻き付けたドラムからケーブルを繰り出すケーブル繰り出し装置、当該装置の設置方法及びこれを用いたケーブル布設工法に関するものである。
鉄道軌道に沿って設けられる信号ケーブル等の布設に当たっては、図16 に示すように、延線するケーブルを巻き付けたケーブルドラム100を回転自在に支持する支持架台101を台車102の上に載置し、ウニモグという軌陸車により前記台車102を牽引して軌道103上を走行しつつ、前記支持架台101に支持したケーブルドラム100からケーブルを繰り出し、軌道に沿ってケーブルを布設していた。
しかしながら、軌道は前後の勾配や、カーブ箇所等での軌道に直角な傾斜があり、前記台車は前後左右に傾斜するため、径の大きいケーブルドラム100は重心が高く、台車102とともにケーブルドラム100及び支持架台101が傾斜し、極めて不安定であった。また、ケーブルドラム100が支持架台101から外れて、逸走する等の恐れもあった。また、ケーブルドラム100の方向を変更する場合、支持架台101が大きいため、作業者一人では動かず、また、動かしても台車102から支持架台101がはみ出る恐れがあった。
上記の場合、作業者が手で当該ケーブルドラム100を回転させ、ドラムからケーブルを繰り出しているが、ブレーキ装置がなく、作業者がドラムの鍔下に棒材を挿入して、当該棒材の先端を床に当ててこれを支点として棒材を前記鍔に押し付け、回転制動をかける等専ら人力に頼っており、これらの方法では、うまく制動がかからず、ケーブルが余分に繰り出されるおそれがあった。
そこで、特許文献1に示すように、ケーブルドラム台車上にケーブルドラムを支持したドラム架台をドラム幅方向に傾斜可能に設け、ドラム傾斜角度検出装置でドラム幅方向のケーブルドラムの傾斜を検出し、ドラム水平装置により水平に制動する。また、ケーブルドラムを回転駆動するドラム駆動装置を設け、かつ、ケーブルドラムから繰り出されたケーブルの張力を制御するケーブル張力制御装置を設け、ケーブル張力制御装置の後方にてケーブル駆動装置でケーブルを送り出す装置が開発されている。
また、特許文献2に示すように、電力ケーブルのドラム架台は、現場でドラムの軸孔に芯棒を通し、当該芯棒の両端にドラムジャッキを設け、当該ドラムジャッキでケーブルドラムを地上から浮かせてケーブルドラムを回転自在に支持して使用するものがある。
また、特許文献3に示すように、ドラムの左右の鍔の前後にローラを設け、これらのローラにドラムを回転自在に載せて延線するアンダーローラ方式の繰り出し装置において、現場のドラムサイズに合わせてターンバックル式連結具の伸縮により各ローラを台車上に固定し、また、ドラムサイズに合わせて各ローラの位置を調整できる下部ローラ式電線ドラム車上布設装置がある。
特許第2699240号公報 特開2008−143632号公報 特開昭53−70391号公報
前記特許文献1のものは、ケーブル駆動装置により、前記ケーブルドラム台車の走行速度に同調した送り速度でケーブルを布設でき、一方、ケーブルドラムからはゼロに近い張力でケーブルが繰り出される。また、ドラム架台をドラム幅方向に傾斜可能に設け、ドラム架台の傾斜角度をドラム傾斜角検出装置により検出し、その傾斜角検出信号に基づいて作動するドラム水平装置によりケーブルドラムを自動的に常時水平に維持することが可能となり、ケーブルの荷崩れ及びこれに伴う繰り出し時のケーブルのもつれを確実に防止することができる。
しかしながら、ドラム架台をドラム幅方向に傾斜可能に設けるとともに、ドラム傾斜角検出装置やドラムを水平に制御するドラム水平装置等、種々の機能や機器を具備した装置となり、製造に手間がかかるとともに、コストの高いものとなる。
また、特許文献2のような、ドラムジャッキ式のドラム架台においては、ケーブルドラムの径が大きいとドラムジャッキも大型となり運搬や保管に不便であり、また、ドラムの向きを変えるにも、ドラム架台が大型の場合多大な労力を要する。
また、特許文献3のものは、4個のアンダーローラにケーブルドラムの鍔を乗せて、ケーブルドラムを回転自在に支持するものであるが、軌道上を走行する台車の上に設けた場合、軌道の前後左右方向の勾配等により、ケーブルドラムが傾き、当該ケーブルドラムはアンダーローラから外れてしまう恐れがあり、台車等に乗せて前後左右の勾配のある軌道を走りながらケーブルを延線するものには適さない。
また、これらの特許文献2及び3のものは、ケーブルドラムは水平配置が原則であり、傾斜して配置すると、ケーブル引出し時にケーブルがドラムの一方の鍔に接触し、当該接触摩擦によりケーブルを傷つけてしまう恐れがある。従って、傾斜箇所でのケーブル延線には適していない。
そこで、この発明は、これらの従来技術に鑑み、安価で入手し易い既存の機材を組み合わせて容易に製造できるケーブル繰り出し装置であり、当該装置を載置するステージ(基台)がどのような姿勢に変化してもケーブルを安定して繰り出すことができ、また、ケーブルドラムを任意の方向に容易に向きを変えることが出来、装置を固定しても、台車等に載せて走行しても安定してケーブルを繰り出すことが出来る、汎用性のあるケーブル繰り出し装置及び当該装置の設置方法を提供するとともに当該繰り出し装置を用いたケーブル布設工法を提供することを目的としたものである。
請求項1の発明は、ケーブルを巻き付けたケーブルドラムを回転自在に支持し、前記ケーブルを繰り出す装置において、扁平な基台の上に4個のアンダーローラを配置し、前記4個の各アンダーローラは、伸縮自在な連結棒の両端を各アンダーローラの基板に取り外し自在に係止して当該アンダーローラ相互は連結され、前記各アンダーローラは、当該4個のアンダーローラで構成する枠体の四隅の外方の基台に一端をそれぞれ係止した張線器の他端を当該各アンダーローラの基板に係止して各アンダーローラが基台に固定され前記各アンダーローラは、前記基板上に設けられた2つの板体を対向して成る支持体の間にメインローラが回転自在に支持され、当該支持体の各アンダーローラに対向する一端が前記基板に上下方向に回転自在に軸支され、各アンダーローラの外側に位置する他端はジャッキの上部に固定され、当該支持体の他端は前記ジャッキにより高さ調整自在とし、前記ケーブルドラムの両側の鍔の外側周縁に近接対向するように回転自在なサイドローラを各アンダーローラの支持体に設け、これらの4個のアンダーローラのメインローラにケーブルドラムの両側の鍔を載せ、前記両側の各鍔が載る少なくとも一方のアンダーローラは制動手段を備え、前記ケーブルドラムの軸穴に芯棒を通し、当該軸穴の両端箇所で、軸穴と芯棒との間にベアリングを設け、前記芯棒の両端の前後の基台に一端をそれぞれ係止した張線器の他端を前記芯棒の両端部に係止して前記ケーブルドラムを固定し、前記芯棒でケーブルドラムを前記アンダーローラ上に押さえつつ、前記アンダーローラ上でケーブルドラムが回転自在に支持された、横断勾配の大きな通路におけるケーブル繰り出し装置とした。
また、請求項の発明は、請求項の発明において、前記各アンダーローラの前記支持体のサイドローラを有する側に、前記ケーブルドラムの鍔が当たると当該鍔の側圧を検出するロードセルを設けた、横断勾配の大きな通路におけるケーブル繰り出し装置とした。
また、請求項の発明は、請求項1又は2の発明において、前記基台と芯棒との間に設けた張線器に張力測定器を設けた、横断勾配の大きな通路におけるケーブル繰り出し装置とした。
また、請求項の発明において、前記ケーブルドラムを前記基台上に載置して4個の前記アンダーローラをケーブルドラムの両側の鍔の前後に差し込んで各アンダーローラを基台に固定し、 各アンダーローラの前記ジャッキにより各メインローラを持ち上げてケーブルドラムを各アンダーローラのメインローラに乗せる、請求項1〜3のいずれかに記載の横断勾配の大きな通路におけるケーブル繰り出し装置の設置方法とした。
また、請求項の発明は、ケーブルを巻き付けたケーブルドラムを回転自在に支持し、前記ケーブルを繰り出す工法において、扁平な基台の上に4個のアンダーローラを配置し、前記4個の各アンダーローラは、伸縮自在な連結棒の両端を各アンダーローラの基板に取り外し自在に係止して当該アンダーローラを相互に連結し、前記4個の各アンダーローラで構成する枠体の四隅の外方の基台に一端をそれぞれ係止した張線器の他端を前記各アンダーローラの基板に係止して当該各アンダーローラを基台に固定し、前記各アンダーローラは、前記基板上に設けられた2つの板体を対向して成る支持体の間に当該アンダーローラのメインローラが回転自在に支持され、当該支持体の各アンダーローラに対向する一端が前記基板に上下方向に回転自在に軸支され、各アンダーローラの外側に位置する他端は高さ調整自在なジャッキの上部に固定され、前記ケーブルドラムの両側の鍔の外側周縁に近接対向するように設けた回転自在なサイドローラを各アンダーローラの支持体で支持し、これらの4個のアンダーローラのメインローラにケーブルドラムの両側の鍔を載せ、前記両側の各鍔が載る少なくとも一方のアンダーローラには制動手段を施し、前記ケーブルドラムの軸穴に芯棒を通し、当該軸穴の両端箇所で、軸穴と芯棒との間にベアリングを挿入し、前記芯棒の両端の前後の基台に一端をそれぞれ係止した張線器の他端を前記芯棒の両端部に係止して前記ケーブルドラムを固定し、前記芯棒で前記ケーブルドラムを前記アンダーローラ上に押さえつつ、前記アンダーローラ上でケーブルドラムを回転自在に支持し、前記ケーブルドラムを回転させるとともに前記制動手段で前記アンダーローラの回転を制御しつつケーブルをケーブルドラムから繰り出す、横断勾配の大きな通路におけるケーブル布設工法とした。
請求項1及びの発明によれば、ケーブルドラムの前後から各張線器で芯棒を介してケーブルドラムをアンダーローラ上に押さえているので、基台が前後左右に傾いても、ケーブルドラムが各アンダーローラから外れることがない。しかも、前記芯棒は基台に一端を係止した張線器で引っ張るため、芯棒に対する引っ張り具合を容易に調整できる。従って、前記基台が台車の床であって、台車が軌道上を走行しながらケーブルを繰り出す場合であっても、軌道が坂やカーブで前後左右に傾斜しても安定して繰り出しを遂行できる。もちろん、前記基台がトラックの荷台の場合も同様であり、さらには地面、建造物の床等の動かない箇所の場合にも適用できる。
また、このようにケーブルドラムが芯棒により上から押さえつけられても、ドラムの軸孔の両端で芯棒との間にベアリングが介在しているため、ケーブルドラムはアンダーローラ上でスムーズに回転できる。しかもアンダーローラの回転を制御装置により制御でき、適宜なケーブル繰り出しができる。
従って、前記基台が、台車の床、トラックの荷台、建造物の床、地面等であっても、ケーブルドラムは、4個のアンダーローラの上に押さえられながら、円滑に回転することができ、作業者は容易にケーブルを当該ケーブルドラムから繰り出すことができる。
また、この装置は、上述のように、ケーブルドラムを除けば、基台は台車の床や荷台、地面、床等であるため、4個のアンダーローラ、芯棒、2個のベアリング、4個の張線器、その他の連結部材等から構成されており、各機材は小型であり、また、作業者は一人で現場に搬入することができる。従って運搬、保管が容易である。また、これらの機材は、市販のものを利用でき製造コストを低く抑えることができる。従って、鉄道工事のように厳しい時間制限の中で、短時間で効率的な作業が求められているケースにも有効であり、現場でどのような大きさ、形状のケーブルドラムが搬入されても、迅速に対応が可能である。
また、各アンダーローラには回転自在なサイドローラが設けられているため、軌道や地面が傾斜や勾配がある箇所で、アンダーローラ自体が傾き、これによって、ケーブルドラムが各アンダーローラの上でドラム幅方向にずれた場合、一側の鍔の外周端縁が前記サイドローラに接触するが、回転自在なサイドローラに支えられながらケーブルドラムはスムーズに回転できる。
また、請求項1及び4の発明によれば、各アンダーローラは基板上で、メインローラをジャッキで持ち上げることができるため、ケーブルドラムの設置に際しては、ケーブルドラムを基台上に載置し、この状態で4個のアンダーローラをケーブルドラムの両側の鍔の前後に差し込み、各アンダーローラを基台に固定し、各アンダーローラのジャッキによりメインローラを持ち上げ、ケーブルドラムを基台から浮かせ、各アンダーローラのメインローラに乗せることができる。また、ケーブルドラムのサイズが分かっていれば、初めに各アンダーローラを基台に固定し、この上からケーブルドラムを下ろし、各アンダーローラのメインローラに乗せても良い。
また、アンダーローラにケーブルドラムを設置した後で、当該ケーブルドラムの方向を変える場合は、4個のアンダーローラのメインローラを下ろせば、ケーブルドラムは基台上に降り、ケーブルドラムの各鍔の1点で基台に接触しているため、当該ケーブルドラムの方向を人力で容易に変えることができ、再びジャッキでメインローラを持ち上げ、ケーブルドラムを各アンダーローラのメインローラに乗せることができる。このように容易にケーブルドラムの設置方向を変えることができる。
また、請求項1及び5の発明によれば、各アンダーローラと基台との固定は、ドラムの前後の基台に一端をそれぞれ係止した張線器の他端を前記各アンダーローラに係止しているため、各張線器を操作することにより各アンダーローラの基台に対する固定が容易である。
また、請求項の発明では、前記各アンダーローラの前記支持体のサイドローラを有する側にロードセルを設けたため、軌道や地面が傾斜や勾配がある箇所で、アンダーローラ自体が傾き、これによって、ケーブルドラムが各アンダーローラの上でドラム幅方向にずれた場合、前記ケーブルドラムの一側の鍔が前記ロードセルに当たり、その側圧を検出する。したがって、一定値以上の側圧があれば、ケーブルドラムの回転を停止することができ、安全性の高い作業が行える。
また、請求項の発明によれば、張力測定器により基台と芯棒との間に設けた張線器に一定値以上の張力があれば、ケーブルドラムの回転を停止することができ、ケーブルドラムの転倒を未然に防ぐことが出来る。
また、請求項1及び5の発明によれば、前記4個のアンダーローラ相互の連結は、連結棒の両端を各アンダーローラの基板に係止し、各連結棒は伸縮自在としたため、各連結棒を各アンダーローラの基板に係止し、各連結棒の長さを調整できるため、各アンダーローラ相互の固定作業がきわめて容易となる。
この発明の実施例1の装置の斜視図である。 この発明の実施例1の装置に使用するアンダーローラの平面図である。 この発明の実施例1の装置に使用するアンダーローラの正面図である。 この発明の実施例1の装置に使用するブレーキ付きのアンダーローラの平面図である。 この発明の実施例1の装置に使用するブレーキ付きのアンダーローラの正面図である。 この発明の実施例1の装置に使用する4個のアンダーローラを相互に連結した平面図である。 この発明の実施例1の装置に使用する各アンダーローラの基板に連結棒を係止する状態を示す説明平面図である。 この発明の実施例1の装置に使用する張線器の斜視図である。 この発明の実施例1の装置に使用するケーブルドラム及び芯棒等の正面図である。 この発明の実施例1の装置に使用するベアリングの取り付け状態を示す分解断面図である。 この発明の実施例1の装置に使用するベアリングの構成図である。 この発明の実施例1の装置のケーブルドラムのアンダーローラへの設置作業を示す正面図である。 この発明の実施例1の装置のケーブルドラムのアンダーローラへの設置作業終了状態を示す正面図である。 この発明の実施例1の装置のケーブルドラムのアンダーローラへの設置状態を示す拡大一部側面図である。 この発明の装置を用いたケーブル布設作業を示す概略平面図である。 従来例のケーブルドラムの支持架台の正面図である。
この発明は、ケーブルを巻き付けたケーブルドラムを回転自在に支持し、前記ケーブルを繰り出す装置において、扁平な基台の上に4個のアンダーローラを配置し、これらのアンダーローラ相互を連結するとともに各アンダーローラを基台に固定し、これらの4個のアンダーローラにケーブルドラムの両側の鍔を載せ、前記両側の各鍔が載る少なくとも一方のアンダーローラは制動手段を備え、前記ドラムの軸穴に芯棒を通し、当該軸穴の両端箇所で、軸穴と芯棒との間にベアリングを設け、基台に一端をそれぞれ係止した張線器の他端を前記芯棒の両端部に係止して前記ケーブルドラムを固定し、前記芯棒でケーブルドラムを前記アンダーローラ上に押さえつつ、前記アンダーローラ上でケーブルドラムが回転自在に支持された、ケーブル繰り出し装置である。
これにより当該装置を載置するステージ(基台)がどのような姿勢に変化してもケーブルを安定して繰り出すことができる。
以下、この発明の実施例1を図に基づいて説明する。図1に示すように、扁平な基台1の上に4個のアンダーローラ2を配置し、これらのアンダーローラ2相互を連結棒3で連結するとともに各アンダーローラ2を基台1に各張線器4により固定している。なお、4個のアンダーローラ2のうち、2個はブレーキ付きのアンダーローラ2´としている。
そして、これらの4個のアンダーローラ2及び2´にケーブルドラム5の両側の鍔5aを載せ、前記ケーブルドラム5の軸穴6に芯棒7を通し、当該軸穴6の両端箇所で、軸穴6と芯棒7との間にベアリング8を挿入し、基台1に一端をそれぞれ係止した張線器9の他端を前記芯棒7の両端部に係止してケーブルドラム5を固定している。なお図1では、前記張線器4及び9は簡略化して描いている。
前記各アンダーローラ2の具体的な構成は、図2及び3に示すように、基板11上に設けられた2枚の板を間隔をあけて対向させた支持体12の間に水平軸を介してメインローラ13が回転自在に支持され、当該支持体12の一端が基板11に立設された軸受け14にピン15で軸支され、他端は基板11上に立設されたジャッキ16の上に固定されている。これにより前記支持体12は、ジャッキ16により他端が上方に持ち上げられ、これに伴いメインローラ13も上昇する構成となっている。
また、前記支持体12の一側に前記メインローラ13の水平軸に直角な軸によりサイドローラ17が取り付けられ、そのサイドローラ17の一側部が、支持体12の窓を通してメインローラ13の上方に位置している。また、当該サイドローラ17とメインローラ13とはそれぞれ別に回転自在である。
さらに、サイドローラ17は、当該アンダーローラ2のメインローラ13にケーブルドラム5の鍔5aを乗せた際、鍔5aの外側周縁に対向する位置に設けられ、鍔5aが接触した際は、ケーブルドラム5とともに回転するよう、サイドローラ17の前記軸は傾斜している。
また、前記支持体12の軸受け14の脇及び前記ジャッキ16の脇には、回転押さえ片18が夫々設けられ、また、その脇には突起19が設けられている。また、当該基板11の両側には取っ手20が夫々設けられている。
以上がアンダーローラ2の構成であるが、図4及び5に示すアンダーローラ2´は、メインローラ13の回転を制動するブレーキ付きのアンダーローラ2´である。これは、前記支持体12の一側にブレーキ装置21が設けられ、ブレーキユニット(図外)から導出された油圧ホース(図外)の先端を前記ブレーキ装置21に接続する構成と成っている。
このようにブレーキ装置21に油圧ホースが接続され、前記ブレーキユニットの操作ぺタルを踏むと、ブレーキユニット内のオイルタンクからオイルがブレーキ装置21に送られ、内部のブレーキバッドがメインローラ13を押圧し、メインローラ13の回転が制御される構成となっている。このアンダーローラ2´の他の構成は、前記アンダーローラ2の構成と同じである。
次に、前記4個のアンダーローラ2及び2´を基台1上で相互に連結した構成を図6に示す。まず、載置するケーブルドラム5のサイズに合わせて4個のアンダーローラ2及び2´を基台1に並べる。その際各アンダーローラ2又は2´の下にゴムマット22を敷く。そして図6に示すように、基台1の上に四辺形に並べたアンダーローラ2又は2´相互を前記連結棒3で係止する。
各連結棒3は両端部に複数の穴24が設けられ、また中央部がターンバックル25となっている。そして、ケーブルドラム5の前後のアンダーローラ2と2´を繋ぐ連結棒と、幅方向のアンダーローラ2又は2´をつなぐ連結棒とは長さが異なっている。
これらの連結棒3の両端部の穴24を、図7の(a)図に示すように、各アンダーローラ2又は2´の基板11の突起19に嵌め、その脇の回転押さえ片18を、連結棒3の上に回して、図7の(b)図に示すように、当該回転押さえ片18で連結棒3を押さえる。また、各連結棒3の長さをターンバックル25で調整することができる。これにより各アンダーローラ2又は2´は各連結棒3で相互に連結される。
そして、図1に示すように、基台1の四隅に一端を夫々係止した張線器4の他端を各アンダーローラ2又は2´に係止し、各張線器4により長さを調整して各張線器4を緊張させる。これにより、各アンダーローラ2又は2´が基台1に固定される。
これらの前記張線器4及び9は、図8に示すもので、本体27に支持されたリール(図示省略)に巻き付けたワイヤー28の先端のフック29と本体27の他端に設けられたフック30を前記基台1の隅とアンダーローラ2に夫々係止し、本体27のハンドル31を往復回転させるとラチェット式にワイヤー28が前記本体27のリールに巻かれて縮む構成となっている。
次に、前記アンダーローラ2及び2´に乗せるケーブルドラム5について説明する。ケーブルドラム5は、図9に示すように、ケーブルドラム5の軸孔6に芯棒7を通す。そしてこの芯棒7の両端からベアリング8を夫々被せて両側の鍔5aの軸孔6の開口部にベアリング8を夫々挿入する。これにより芯棒7は軸孔6の両端部でベアリング8に支持される。
さらに、各ベアリング8の外側の芯棒7に筒状のストッパ32が被冠し、各ベアリング8の移動を規制する。また、芯棒7の両端にはアイボルト33が夫々螺着固定され、これらの各アイボルト33に前記張線器9の一端を係止するようになっている。
図10及び図11はこれらのベアリング8及びストッパ32の詳細を示す。ベアリング8は、筒状本体34の一端にフランジ35を有し、前記ケーブルドラム5の軸孔6に本体を挿入した際、前記フランジ35が鍔5aの外側面に当接する構成となっている。また、筒状本体34の内周の両端部に夫々多数の球36を回転自在に環状に配置し、その各内周に内筒37を夫々設け、前記芯棒7はこれらの内筒37に当接する構成となっている。
また、前記フランジ35を有する筒状本体34の一端には環状凹部38が設けられ、前記ストッパ32の一端が当該環状凹部38に嵌合され、ストッパ32の外周に設けたネジ孔39に螺着したボルト40により、ストッパ32は芯棒7に固定されている。
この発明の装置は以上の構成である。次に鉄道軌道に沿って信号ケーブルを布設する場合の、当該装置の据え付け手順を説明する。
まず、軌道を走行自在な台車42(図15参照)を前記基台1とし、そこに予め4個のアンダーローラ2をセットする。これには図6に示すように、各アンダーローラ2及び2´の下にゴムマット22を敷き、載置するケーブルドラム5のサイズに合わせて各アンダーローラ2及び2´を配置する。この際、ケーブルドラム5からケーブルが引き出される側のアンダーローラ2個をブレーキ付きアンダーローラ2´で配置する。
そして、各アンダーローラ2又は2´の位置調整をしながら、各アンダーローラ2又は2´相互を前記連結棒3で連結する。さらに傾斜対策として各アンダーローラ2又は2´と基台1の四隅との間に夫々張線器4を接続し、各張線器4を緊張させる。
このようにして予め、4個のアンダーローラ2及び2´を基台1に設置する。これは、鉄道軌道上での作業が、鉄道の運行の妨げとならないよう、短時間で効率的な作業が求められているためである。左程の迅速性を要求されない場合は、ケーブルドラム5を基台1に下ろしてから各アンダーローラ2又は2´を各鍔5aの下に挿入して各アンダーローラ2及び2´を基台1に固定することもできる。
その後、一定長さの通信ケーブルを巻きつけたケーブルドラム5をクレーン等で吊り下し、各アンダーローラ2又は2´のメインローラ13上に両側の鍔5aを載せる。その際、2個のアンダーローラ2´のブレーキ装置21を作動させてメインローラ13が回転しないようにしておく。そして、芯棒7をケーブルドラム5の軸孔6に通し、この芯棒6の両側からベアリング8及びストッパ32を被冠して固定する。
さらに芯棒7の両端にアイボルト33を取付け、各アイボルト33とケーブルドラム5の前後の基台1の隅との間に張線器9を夫々取り付ける。この状態ではケーブルドラム5と各アンダーローラ2又は2´とは図12の状態に成っており、各アンダーローラ2又は2´のジャッキ16を作動させて各支持体12の他端を持ち上げる。
これにより図13に示すように、各メインローラ13が持ち上がり、これに伴い、ケーブルドラム5はその鍔5aをメインローラ13に乗せながら基台1から浮上する。また、その際、図14に示すように、各アンダーローラ2又は2´の各サイドローラ17は、各鍔5aの外側周縁に対向して近接している。この状態で前記アンダーローラ2´のブレーキを解除すれば、4つのアンダーローラ2及び2´上でケーブルドラム5は回転自在となる。さらに前記各張線器9を緊張させて、装置の据付は完了する。
その後、図15に示すように、軌陸車41と前記装置を乗せた台車42とを接続し、軌道43上を走行させながら作業者は前記ケーブルドラム5を回転させて通信ケーブル44を繰り出していき、繰り出された通信ケーブル44を軌道41に沿って布設する。
図15は、このような通信ケーブル44の布設状況を示す図であり、(a)図は、細いケーブルの場合で、ケーブルドラム5と引き入れ箇所との距離が長い場合であり、(b)図は、太いケーブルの場合で、ケーブルドラム5と引き入れ箇所の距離が短い場合を示す。引き入れた通信ケーブル44はトンネル内ではトンネルの壁45に設けたブラケット46に係止し、また屋外では、軌道43の脇の側溝に収納する。
なお、上記実施例は軌道に沿って通信ケーブルを引き入れる場合を示したが、トラックの荷台に当該装置を据え付けて、トラックを走行しながら、ケーブルを繰り出す際も同様の作業となる。また、当該装置を地面や建築物の床に固定してケーブルを繰り出す作業においても同様な作業となる。
また、前記張線器4及び9は、図8に示すものに限らず、例えばチェーンブロック構造のものでも良い。また、図示は省略したが、前記基台1と芯棒7との間に設けた張線器9に張力測定器を設けることもできる。この場合、前記張力測定器により一定値以上の張力が測定されれば、ケーブルドラム5の回転を停止することができ、ケーブルドラム5の転倒を未然に防ぐことが出来る。さらに、図示は省略したが、前記各アンダーローラ2及び2´の前記支持体12のサイドローラ17を有する側に荷重計であるロードセルを設けることができる。当該ロードセルを設けることにより、軌道や地面が傾斜や勾配がある箇所で、アンダーローラ2及び2´自体が傾き、これによって、ケーブルドラム5が各アンダーローラ2及び2´の上でドラム幅方向にずれた場合、前記ケーブルドラム5の一側の鍔5aが前記ロードセルに当たり、その側圧を検出する。したがって、一定値以上の側圧があれば、ケーブルドラム5の回転を停止することができ、安全性の高い作業が行える。
1 基台 2 アンダーローラ
2´ アンダーローラ 3 連結棒
4 張線器 5 ケーブルドラム
5a 鍔 6 軸孔
7 芯棒 8 ベアリング
9 張線器 11 基板
12 支持体 13 メインローラ
14 軸受け 15 ピン
16 ジャッキ 17 サイドローラ
18 回転押さえ片 19 突起
20 取っ手 21 ブレーキ装置
22 ゴムマット 24 穴
25 ターンバックル 27 本体
28 ワイヤー 29 フック
30 フック 31 ハンドル
32 ストッパ 33 アイボルト
34 筒状本体 35 フランジ
36 球 37 内筒
38 環状凹部 39 ネジ孔
40 ボルト 41 軌陸車
42 台車 43 軌道
44 通信ケーブル 45 トンネルの壁
46 ブラケット

Claims (5)

  1. ケーブルを巻き付けたケーブルドラムを回転自在に支持し、前記ケーブルを繰り出す装置において、
    扁平な基台の上に4個のアンダーローラを配置し、
    前記4個の各アンダーローラは、伸縮自在な連結棒の両端を各アンダーローラの基板に取り外し自在に係止して当該アンダーローラ相互は連結され、
    前記各アンダーローラは、当該4個のアンダーローラで構成する枠体の四隅の外方の基台に一端をそれぞれ係止した張線器の他端を当該各アンダーローラの基板に係止して各アンダーローラが基台に固定され
    前記各アンダーローラは、前記基板上に設けられた2つの板体を対向して成る支持体の間にメインローラが回転自在に支持され、当該支持体の各アンダーローラに対向する一端が前記基板に上下方向に回転自在に軸支され、各アンダーローラの外側に位置する他端はジャッキの上部に固定され、当該支持体の他端は前記ジャッキにより高さ調整自在とし、
    前記ケーブルドラムの両側の鍔の外側周縁に近接対向するように回転自在なサイドローラを各アンダーローラの支持体に設け、
    これらの4個のアンダーローラのメインローラにケーブルドラムの両側の鍔を載せ、前記両側の各鍔が載る少なくとも一方のアンダーローラは制動手段を備え、
    前記ケーブルドラムの軸穴に芯棒を通し、当該軸穴の両端箇所で、軸穴と芯棒との間にベアリングを設け、
    前記芯棒の両端の前後の基台に一端をそれぞれ係止した張線器の他端を前記芯棒の両端部に係止して前記ケーブルドラムを固定し、
    前記芯棒でケーブルドラムを前記アンダーローラ上に押さえつつ、前記アンダーローラ上でケーブルドラムが回転自在に支持されたことを特徴とする、横断勾配の大きな通路におけるケーブル繰り出し装置。
  2. 前記各アンダーローラの前記支持体のサイドローラを有する側に、前記ケーブルドラムの鍔が当たると当該鍔の側圧を検出するロードセルを設けたことを特徴とする、請求項1に記載の横断勾配の大きな通路におけるケーブル繰り出し装置。
  3. 前記基台と芯棒との間に設けた張線器に張力測定器を設けたことを特徴とする、請求項1又は2に記載の横断勾配の大きな通路におけるケーブル繰り出し装置。
  4. 前記ケーブルドラムを前記基台上に載置して4個の前記アンダーローラをケーブルドラムの両側の鍔の前後に差し込んで各アンダーローラを基台に固定し、
    各アンダーローラの前記ジャッキにより各メインローラを持ち上げてケーブルドラムを各アンダーローラのメインローラに乗せることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の横断勾配の大きな通路におけるケーブル繰り出し装置の設置方法。
  5. ケーブルを巻き付けたケーブルドラムを回転自在に支持し、前記ケーブルを繰り出す工法において、
    扁平な基台の上に4個のアンダーローラを配置し、
    前記4個の各アンダーローラは、伸縮自在な連結棒の両端を各アンダーローラの基板に取り外し自在に係止して当該アンダーローラを相互に連結し、
    前記4個の各アンダーローラで構成する枠体の四隅の外方の基台に一端をそれぞれ係止した張線器の他端を前記各アンダーローラの基板に係止して当該各アンダーローラを基台に固定し、
    前記各アンダーローラは、前記基板上に設けられた2つの板体を対向して成る支持体の間に当該アンダーローラのメインローラが回転自在に支持され、
    当該支持体の各アンダーローラに対向する一端が前記基板に上下方向に回転自在に軸支され、各アンダーローラの外側に位置する他端は高さ調整自在なジャッキの上部に固定され、
    前記ケーブルドラムの両側の鍔の外側周縁に近接対向するように設けた回転自在なサイドローラを各アンダーローラの支持体で支持し、
    これらの4個のアンダーローラのメインローラにケーブルドラムの両側の鍔を載せ、前記両側の各鍔が載る少なくとも一方のアンダーローラには制動手段を施し、
    前記ケーブルドラムの軸穴に芯棒を通し、当該軸穴の両端箇所で、軸穴と芯棒との間にベアリングを挿入し、
    前記芯棒の両端の前後の基台に一端をそれぞれ係止した張線器の他端を前記芯棒の両端部に係止して前記ケーブルドラムを固定し、
    前記芯棒で前記ケーブルドラムを前記アンダーローラ上に押さえつつ、前記アンダーローラ上でケーブルドラムを回転自在に支持し、
    前記ケーブルドラムを回転させるとともに前記制動手段で前記アンダーローラの回転を制御しつつケーブルをケーブルドラムから繰り出すことを特徴とする、横断勾配の大きな通路におけるケーブル布設工法。
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