JP5897446B2 - 電子日誌システム - Google Patents

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Description

本発明は、プラント運転に関する連絡事項を電子的に記録する電子日誌システムに関するものである。
24時間操業を行っているプラントでは、交代勤務における業務引継、トラブル解析および運転ノウハウの承継等のために、運転日誌が作製されている。当該運転日誌(引継簿、申し送り帳など)には、プラント運転に関する各連絡事項(実施された作業内容、プラントで発生した問題事項、交代勤務のオペレータへの連絡など)が記録される。また、以前は手書きで作製されていた運転日誌も、近年では電子化され、当該電子化された運転日誌の作製が可能な日誌システムも導入されつつある。
たとえば、プラント運転の記録で利用される電子日誌では、プラント内で発生した問題事項を記録し、当該問題に対する経過記録および当該問題に対する対処作業なども記録される。一方で、プラント内で発生した問題事項は、問題発生時で直ぐに解決できないこともあり、長期間に渡って、複数の作業員・関連部門が関与することにより、解決されることもある。
なお、日誌を電子的に作成し、管理する電子日誌装置に関する先行文献として、例えば特許文献1が存在している。
特開2003−173309号公報
従来の電子日誌機能では、当日に処理した事項および連絡事項等を時系列的に記録するのみである。たとえば、プラント内で発生し直ぐに解決できない問題事項に関する内容は、単に時系列的に、電子日誌に記録される。
この場合、他の作業員等は、記録された全ての日誌の中から、当該問題事項に関する日誌を見つけ出すことが困難である。つまり、他の作業員等は、時系列的に管理・記録されている多量の日誌の中から、当該問題事項に関する日誌を抽出するためには、毎回、キーワード検索等を行い、所望の日誌を取り出す必要があり、手間暇を要する。
さらに、プラント内で発生し直ぐに解決できない問題事項を、他の事項同様に、単に時系列的に、電子日誌に記録したのでは、作業員における当該問題事項に対する意識の低下を招く。
そこで、本発明は、プラント内で発生し直ぐに解決できない問題事項、および問題事項に関連する日誌を簡単に探し出すことができ、作業員における当該問題事項に対する意識の向上を図ることが可能な、電子日誌システムを提供することを目的とする。
本発明に係る電子日誌システムは、プラント運転に関する連絡事項を電子的に記録する電子日誌システムであって、プラント内で発生し未解決の問題を、当該問題ごとに未解決問題事項件名として登録することができる問題事項登録部と、日誌文章の作成機能を有する日誌機能部とを、備えており、前記問題事項登録部は、前記未解決問題事項件名を、所定のキーワードと関連付け登録し、前記日誌機能部は、作成された前記日誌文章内に前記所定のキーワードが含まれているときには、前記所定のキーワードと関連付けられている前記未解決問題事項件名と、当該日誌文章とを、関連付け、前記所定のキーワードは、前記プラントにおいて配設されている機器を識別する機器識別情報であり、前記問題事項登録部は、プラント内で発生し未解決である前記問題に関連する前記機器を識別する前記機器識別情報を、前記未解決問題事項件名と関連付け、前記日誌機能部で作成された前記日誌文章を記憶する日誌記憶部と、前記プラントに配設されている前記機器の前記機器識別情報が記憶されている、識別情報記憶部と、前記未解決問題事項件名を前記日誌文章と関連付けて記憶する、問題事項件名記憶部とを、さらに備えており、前記問題事項登録部は、前記未解決問題事項件名が入力されたとき、当該入力された未解決問題事項件名を、前記識別情報記憶部に送信し、前記識別情報記憶部は、当該識別情報記憶部に記憶されている前記機器識別情報と、前記問題事項登録部から送信された前記未解決問題事項件名とを比較し、前記未解決問題事項件名内に前記識別情報記憶部に記憶されている前記機器識別情報が含まれていると判断したとき、前記未解決問題事項件名に含まれている前記機器識別情報を、前記問題事項登録部に送信し、前記問題事項登録部は、前記識別情報記憶部から送信された前記機器識別情報を、前記所定のキーワードとして決定し、当該問題事項登録部で入力された前記未解決問題事項件名と前記識別情報記憶部から送信された前記機器識別情報とを相互に関連づけて、前記問題事項件名記憶部に記憶する。
本発明に係る電子日誌システムは、プラント内で発生し未解決の問題を、当該問題ごとに、所定のキーワードと関連付けて未解決問題事項件名として登録し、日誌機能部は、日誌文章内に所定のキーワードが含まれているときには、所定のキーワードと関連付けられている未解決問題事項件名と当該日誌文章とを関連付ける。
したがって、本実施の形態に係る電子日誌システムでは、プラント運転中に発生し、直ぐに解決できない問題を、未解決問題事項件名として管理することができる。さらに、当該電子日誌システムでは、単に時系列的に作成した日誌を、ユーザにより登録された未解決問題事項件名と自動的に(また、作業者が特に意識することなく、多大な労力を必要とせずに)紐づけさて、当該日誌を長期的に電子的に管理することができる。
よって、各未解決問題事項件名に対して、問題が発生した時から現在までの日誌の内容がまとまっており、未解決問題事項件名で特定される問題、および問題に関連付けされた日誌文章を迅速にかつ容易に探し出すことができる。よって、当該問題に対するフォローを確実に行うことができる。また、ユーザにおける問題事項に対する意識の向上を図ることも可能となる。
本発明に係る電子日誌システムの構成を示すブロック図である。 日誌文章のフォーマット例を示す図である。 実施の形態1に係る電子日誌システムにおける、未解決問題事項件名登録の動作を説明するフローチャートである。 未解決問題事項件名登録の動作を説明するための図である。 未解決問題事項件名登録の動作を説明するための図である。 複数の機器識別情報が識別情報記憶部5内に格納されている様子を例示した図である。 未解決問題事項件名登録の動作を説明するための図である。 未解決問題事項件名登録の動作を説明するための図である。 実施の形態1に係る電子日誌システムにおける、日誌文章と未解決問題事項件名との関連付け動作を説明するフローチャートである。 日誌文章と未解決問題事項件名との関連付け動作を説明するための図である。 日誌文章と未解決問題事項件名との関連付け動作を説明するための図である。 日誌文章と未解決問題事項件名との関連付け動作を説明するための図である。 日誌文章と未解決問題事項件名との関連付け動作を説明するための図である。 実施の形態2に係る電子日誌システムにおける、未解決問題事項件名を解決問題事項件名に変更する動作を説明するための図である。 実施の形態2に係る電子日誌システムにおける、未解決問題事項件名を解決問題事項件名に変更する動作を説明するための図である。 実施の形態2に係る電子日誌システムにおける、未解決問題事項件名を解決問題事項件名に変更する動作を説明するための図である。 実施の形態2に係る電子日誌システムにおける、未解決問題事項件名を解決問題事項件名に変更する動作を説明するための図である。
本発明は、プラント(工場)での運転に関する各連絡事項(実施された作業内容、プラントで発生した問題事項、交代勤務のオペレータへの連絡など)を電子的に記録する電子日誌システムに関するものである。以下、この発明をその実施の形態を示す図面に基づいて具体的に説明する。
<実施の形態1>
図1は、本発明に係る電子日誌システムの概略構成を示すブロック図である。
なお、図1の構成例では、電子日誌システムを構成する全ての構成要素(図1に示す各機能ブロック1〜7)が、1台のPC(パーソナルコンピュータ)である電子日誌装置100内に配設されている場合について説明する。しかし、全ての構成要素1〜7が1台の電子日誌装置100内に配設されていなくても良い。たとえば、電子日誌装置100内に、構成要素1〜4,6,7を配設し、他の外部PC内に、識別情報記憶部5および当該識別情報記憶部5に対する入力・操作を行う操作部を配設させて、電子日誌装置100と他の外部PCとを通信可能に接続することにより、電子日誌システムを構成することもできる。
図1において、日誌機能部1は、操作部6からの操作に応じて、日誌文章を電子的に作成する機能を有する。ここで、図2に例示するように、日誌文章は、件名記入欄51に記入された日誌件名と、本文記入欄52に記入された日誌本文とを含む構成である。日誌機能部1は、図2に例示する日誌文章(または、日誌文章を入力するためのフォーマット50)を表示部7に表示させる。そして、作業員は、日誌文章入力フォーマット50が表示された表示部7を見ながら、操作部6に対する入力処理を行う。当該入力処理に応じて、日誌機能部1は、件名記入欄51内に日誌の件名を記入し、本文記入欄52内に日誌の本文を記入する。
日誌記録部3には、複数の日誌文章が記憶されている。たとえば、日記記録部3には、複数の日誌文章が、作成日の時系列で管理されている。日誌機能部1は、日誌記憶部3に対して、日誌文章の記録、呼出し、修正変更および削除等を実施することができる。
問題事項登録部2は、操作部6の操作に応じて、未解決問題事項件名の登録を行うことができる。プラントにおいて問題が発生することがある。そして、当該問題が直ぐに解決できず、未解決の状態で長期間対処することも要することもある。このような長期対応を要する未解決問題を、作業員は、操作部6を操作して、当該操作に応じて問題事項登録部2は、未解決問題事項件名の登録を実行する。
問題事項件名記憶部4には、問題事項登録部2によって登録された未解決問題事項件名の記憶がされる。ここで、問題事項件名記憶部4には、未解決問題事項件名と、未解決問題事項件名と関連付けられた所定のキーワードとが記憶されている。
所定のキーワードは、問題事項登録部2によって、未解決問題事項件名と関連付けられ、登録される。プラント内には、複数の測定器や製造装置等の機器が配設されている。各機器には、当該機器を識別するための機器識別情報が個別に付与されている。以下の説明では、上記所定のキーワードとして、当該機器識別情報を利用している。
また、問題事項件名記憶部4に記憶されている未解決問題事項件名は、日誌機能部1の制御により、日誌記憶部3に格納されている日誌文章と関連付けさせることが可能である。
識別情報記憶部5には、上述した各機器に付与された各機器識別情報が記憶されている。ここで、各機器識別情報の識別情報記憶部5への記憶は、操作部6からの入力操作により実施される。なお、識別情報記憶部5に対する機器識別情報の追加・削除・変更は、操作部6を使用して、いつでも実施できる。
表示部7には、日誌文章作成時に、日誌文章入力画面が表示されたり、未解決問題事項件名登録時に、未解決問題事項件名登録画面が表示されたりする。また、表示部7には、日誌記憶部3に格納されている日誌文章の表示を行うことも可能であり、さらに問題事項件名記憶部4に格納されている、未解決問題事項件名の一覧を所定のキーワードと共に表示することもできる。また、表示部7に一覧表示された未解決問題事項件名には、日誌文章との関連付けも表示される。
なお、各構成要素1〜7の動作・機能は、以下に示す本願発明の動作の説明により、より詳細に説明され、場合によって上記以外の動作・機能以外についても、詳細に説明する。
また、図1の構成例では、日誌記憶部1、問題事項件名記憶部4および識別情報記憶部5は、別個独立の記憶部として配設されている。しかし、これらの記憶部1,4,5を一つの記憶手段により構成することも当然可能である。
次に、本発明に係る電子日誌システムの動作を、フローチャートを用いて詳細に説明する。ここで、識別情報記憶部5には、予め、複数の機器識別情報が格納されている。
まず、未解決問題事項件名の登録動作について、図3のフローチャートを用いて説明する。
未解決問題事項件名の登録の必要が生じたとする。たとえば、プラントにおいて問題が発生し、当該問題発生日に、当該問題が解決されなかったとする。このような場合には、作業員は、操作部6の操作を行う。当該操作(未解決問題事項件名登録開始操作と把握できる)に応じて、問題事項登録部2は、表示部7に未解決問題事項件名登録の画面を表示する。
図4は、未解決問題事項件名登録画面54の一例を示す図である。図4に例示する未解決問題事項件名登録画面54は、未解決問題事項件名記入欄55と所定のキーワード記入欄56が少なくとも設けられている。
次に、作業員は、操作部6を操作(未解決問題事項件名記入操作と把握できる)する。当該未解決問題事件名記入操作に応じて、問題事項登録部2は、未解決問題事項件名記入欄55内に、未解決問題事項件名の記入を行う(ステップS1)。ここで、未解決問題事項件名内には、上記未解決の問題が生じている機器(または、未解決の問題に関連する機器)の機器識別情報が含まれている。
図5は、表示部7に表示される、未解決問題事項件名の記入が行われた未解決問題事項件名登録画面54を示す図である。図5の例では、未解決問題事項件名として、「P100********」が記入されている。ここで、「P100」が、未解決の問題が生じている機器(または、未解決の問題に関連する機器)の機器識別情報である。
次に、未解決問題事項件名記入欄55内における未解決問題事項件名の記入が完了すると、問題事項登録部2は、ステップS1で記入された未解決問題事項件名を、識別情報記憶部5へ送信する(ステップS2)。図5の例では、問題事項登録部2は、「P100********」を、識別情報記憶部5へ送信する(ステップS2)。
未解決問題事項件名を受信した識別情報記憶部5は、送信された「未解決問題事項件名」と識別情報記憶部5に格納されている「機器識別情報」との比較を行う。そして、当該比較により、識別情報記憶部5は、送信された「未解決問題事項件名」内に、自記憶部5内に格納されている「機器識別情報」が含まれているか否かを判断(検索)する(ステップS3)。ここで、識別情報記憶部5は、たとえばパターンマッチング方式等を利用して、前記ステップS3の検索動作を行う。
ステップS3の検索動作を完了すると、識別情報記憶部5は、検索結果を、問題事項登録部2に対して送信する(ステップS4)。
図6は、識別情報記憶部5内に、複数の機器識別情報が格納されている様子を例示する図である。図5の未解決問題事項件名記入55の記入内容と、図6の格納状況とを比較すると、図5,6に例示するケースでは、ステップS3において、識別情報記憶部5は、送信された「未解決問題事項件名」内に、自記憶部5内に格納されている「機器識別情報」が含まれていると判断する。したがって、この場合には、識別情報記憶部5は、ステップS4において、検索結果として、ステップS3においてマッチングした「機器識別情報(図5,6に例示するケースでは、「P100」)」を、問題事項登録部2に対して送信する。
他方、図5,6に例示するケースと異なり、送信された「未解決問題事項件名」内に識別情報記憶部5内に格納されている「機器識別情報」が含まれていないとする(換言すれば、当該「未解決問題事項件名」には機器識別情報が含まれているが、当該機器識別情報が識別情報記憶部5には格納されていないとする)。
この場合には、ステップS3において当然、識別情報記憶部5は、送信された「未解決問題事項件名」内に、自記憶部5内に格納されている「機器識別情報」が含まれていないと判断する。したがって、この場合には、識別情報記憶部5は、ステップS4において、検索結果として、「識別情報無信号」を、問題事項登録部2に対して送信する。ここで、「識別情報無信号」とは、未解決問題事項件名に識別情報記憶部5で記憶されている機器識別情報が含まれていない旨を示す信号である。
次に、問題事項登録部2がステップS4で送信された検索結果を受信したとき、当該問題事項登録部2は、当該検索結果が、「機器識別情報」であるか「識別情報無信号」であるかを判断する(ステップS5)。
ステップ5において問題事項登録部2が、ステップS4で送信された検索結果が、「機器識別情報」であると判断したとする(ステップS5で「Yes」)。この場合、問題事項登録部2は、ステップS4で送信された「機器識別情報」を、ステップS1で入力された未解決問題事項件名に対する「所定のキーワード」とし、ステップS1で入力された未解決問題事項件名に関連付ける(所定のキーワードの登録処理と把握でき、ステップS6)。
ステップS6における所定のキーワード登録処理が完了したとき、問題事項登録部2は、ステップS1で入力された未解決問題事項件名と、当該未解決問題事項件名に関連付けられた「機器識別情報」とを、表示部7に表示させる。図7は、表示の一例を示す図である。図7に示す所定のキーワード記入欄56内には、問題事項登録部2により、所定のキーワード(ステップS4で送信された機器識別情報)として、「P100」が記入されている。
他方、ステップ5において問題事項登録部2が、ステップS4で送信された検索結果が、「識別情報無信号」であると判断したとする(ステップS5で「No」)。この場合、問題事項登録部2は、自動的に所定のキーワードを登録できなかった旨を、表示部7に表示させる。当該表示を見た作業員は、所定のキーワードを、操作部6を用いて手動で入力する。ここで、操作部6から入力されるものは、未解決問題事項件名記入欄55に記入されている未解決問題事項件名に含まれている機器識別情報である。当該手動での入力処理により、問題事項登録部2は、当該入力された「機器識別情報」を、ステップS1で入力された未解決問題事項件名に対する「所定のキーワード」とし、ステップS1で入力された未解決問題事項件名に関連付ける(所定のキーワードの登録処理と把握でき、ステップS7)。
ここで、上記機器識別情報の手動入力処理により、問題事項登録部2は、ステップS1で入力された未解決問題事項件名と、当該未解決問題事項件名に関連付けられた「機器識別情報(前記手動入力された機器識別情報)」とを、表示部7に表示させる。
ステップS6の処理が終了した後、問題事項登録部2は、ステップS4で送信された機器識別情報(所定のキーワード)と、ステップS1で入力された未解決問題事項件名とを相互に関連づけた状態のデータを、問題事項件名記憶部4内に記憶する(ステップS8)。
また、ステップS7の処理が終了した後、問題事項登録部2は、作業員により手動で入力された機器識別情報(所定のキーワード)と、ステップS1で入力された未解決問題事項件名とを相互に関連づけた状態のデータを、問題事項件名記憶部4内に記憶する(ステップS8)。
未解決問題事項件名の登録処理を行う度に、図3に示すフローチャートが実施される。なお、少なくとも1回以上の未解決問題事項件名の登録処理が実施された後に、作業員が、操作部6を通じて未解決問題事項件名一覧表表示の操作を施したとする。
この場合、問題事項登録部2は、ステップS8で記録されたデータ(つまり、未解決問題事項件名と当該未解決問題事項件名に関連付けられている所定のキーワード(機器識別情報)とから成るデータ)を、問題事項件名記憶部4から読み出す。そして、問題事項登録部2は、当該読み出したデータを、未解決問題事項件名一覧表として、表示部7に表示させる。
図8は、表示部7に表示された、未解決問題事項件名の一覧表の一例を示す図である。ここで、図8は、図3の動作を複数回実施された場合の、未解決問題事項件名の一覧表である。図8では、各データ(各データは、未解決問題事項件名と当該未解決問題事項件名に関連付けられている所定のキーワード(機器識別情報)とから成る)が、各行毎に分けて表示されている。
なお、図8の例では、説明簡略化のために、後述する日誌文章との関連付けがなされていない状態を示している。
次に、未解決問題事項件名と日誌文章とを関連付ける動作について、図9のフローチャートを用いて説明する。
作業員は、操作部6を操作して、日誌作成開始の処理を実施する。当該日誌作成開始操作に応じて、日誌機能部1は、表示部7に、日誌文章入力の画面を表示する。図10は、日誌文章入力画面50の一例を示す図である。図10に例示する日誌文章入力画面50は、日誌件名記入欄51と日誌本文記入欄52が少なくとも設けられている。なお、本明細書においては、「日誌文章」とは、「日誌件名」と「日誌本文」との両方を含む概念である。
次に、作業員は、操作部6を操作(日誌文章作成操作と把握できる)する。当該日誌文章作成操作に応じて、日誌機能部1は、日誌件名記入欄51内に、日誌件名の記入を行い、日誌本文記入欄52内に、日誌本文の記入を行う(ステップS21)。
ここで、プラント内に配設されている機器に対する諸連絡事項等を日誌に記録する場合には、日誌件名および/または日誌本文内に、当該機器の機器識別情報を含ませる。なお、以下の説明では、日誌件名に機器識別情報が含まれているとする。
ステップS21により、図11に例示するように、各記入欄51,52に文章が記入され、表示部7に表示される。図11の例では、日誌件名として、「P100・・・・・・・・」が記入されている。ここで、「P100」が機器識別情報である。
次に、日誌文章の記入が完了すると、日誌機能部1は、ステップS21で記入された日誌文章を、問題事項件名記憶部4へ送信する(ステップS22)。図11の例では、日誌機能部1は、「P100・・・・・・・・」の日誌件名を含む日誌文章を、問題事項件名記憶部4へ送信する(ステップS22)。
日誌文章を受信した問題事項件名記憶部4は、送信された「日誌文章」と問題事項件名記憶部4において所定のキーワードとして格納されている「機器識別情報」(図8に例示したデータにおける所定のキーワード)との比較を行う。そして、当該比較により、問題事項件名記憶部4は、送信された「日誌文章」内に、自記憶部4内に所定のキーワードとして格納されている「機器識別情報」が含まれているか否かを判断(検索)する(ステップS23)。ここで、問題事項件名記憶部4は、たとえばパターンマッチング方式等を利用して、前記ステップS23の検索動作を行う。
ステップS23の比較動作を完了すると、問題事項件名記憶部4は、比較結果を、日誌機能部1に対して送信する(ステップS24)。
ステップS23において、問題事項件名記憶部4は、送信された「日誌文章」内に、自記憶部4内に所定のキーワードとして格納されている「機器識別情報」が含まれていると判断したとする。たとえば、問題事項件名記憶部4に図8に例示するデータ(「P100」等)が格納されており、図11に例示する日誌文章(「P100」が含まれている日誌文章)が送信された場合である。
この場合には、問題事項件名記憶部4は、ステップS24において、比較結果として、「日誌文章内に、問題事項件名記憶部4に所定のキーワードとして格納されている機器識別情報が含まれている」旨を示す、「所定のキーワード有信号」を、日誌機能部1に対して送信する。
他方、上記と異なり、送信された「日誌文章」内に、自記憶部4内に所定のキーワードとして格納されている「機器識別情報」が含まれていないとする(換言すれば、日誌文章内に機器識別情報が含まれていない場合、または、「日誌文章」には機器識別情報が含まれているが、当該機器識別情報が問題事項件名記憶部4には、所定のキーワードとして格納されていない場合である)。
この場合には、問題事項件名記憶部4は、ステップS24において、比較結果として、「日誌文章内に、問題事項件名記憶部4に所定のキーワードとして格納されている機器識別情報が含まれていない」旨を示す、「所定のキーワード無信号」を、日誌機能部1に対して送信する。
次に、日誌機能部1がステップS24で送信された比較結果を受信したとき、当該日誌機能部1は、当該比較結果が、「所定のキーワード有信号」であるか「所定のキーワード無信号」であるかを判断する(ステップS25)。
ステップ25において、日誌機能部1が、ステップS24で送信された比較結果が、「所定のキーワード有信号」であると判断したとする(ステップS25で「Yes」)。この場合、日誌機能部1は、ステップS1で入力・作成された「日誌文章」を、当該日誌文章に含まれる機器識別情報と関連付けられている未解決問題事項件名とを、関連付ける(ステップS26)。当該日誌文章を未解決問題事項件名に関連付ける動作は、日誌機能部1が問題事項件名に記憶部4に対して実施する。
たとえば、図8および図11を例に説明する。図11には、日誌文章(より具体的には、日誌件名)内に、機器識別情報として「P100」が含まれている。これに対して、問題事項件名記憶部4には、図8に示すように、所定のキーワードとして「P100」が格納されている。
したがって、このような場合には、日誌機能部1は、図11に示す日誌文章を、所定のキーワード「P100」と関連付けて問題事項件名記憶部4に格納されている「未解決問題事項件名(「P100********」)と関連付ける(ステップS26)。
ステップS26の関連付けの結果、電子日誌システムにおいて、図12に例示するデータが作成される。ステップS26による関連付けがなされたことを示すために(つまり、「未解決問題事項件名」に、当該「未解決問題事項件名に紐づけされた「日誌文章」が存在することを示すために)、図12に示すように、「未解決問題事項件名である「P100********」」の下位に、「関連付けされた日誌文章の日誌件名である「P100・・・・・・・・」」が配置される。
ステップS26の後、日誌機能部1は、ステップS21で作成された日誌文章を、日誌記憶部3に時系列的に格納し、ステップS26における日誌文章と未解決問題事項件名との関連付けを示すデータ(図12に例示する関連付けが示すデータ)を、問題事項件名記憶部4において記憶させる(ステップS28)。
なお、ステップS26における関連付け処理が完了したとき、日誌機能部1は、当該関連付けの結果(図12に例示する関連付けが示された、問題事項件名記憶部4に格納されている「未解決問題事項件名一覧」)を、表示部7に表示させる。
他方、ステップ25において、日誌機能部1が、ステップS24で送信された比較結果が、「所定のキーワード無信号」であると判断したとする(ステップS25で「No」)。この場合、ステップS26で説明した関連付け処理は実施されず、日誌機能部1は、ステップS21で作成された日誌文章を、日誌記憶部3に時系列的に格納する(ステップS27)。
日誌作成処理が実施される度に、図9に示すフローチャートが実施される。なお、複数の日誌が作成された後に、作業員が、操作部6を通じて未解決問題事項件名一覧表表示の操作を施したとする。
この場合、問題事項登録部2は、未解決問題事項件名と、当該未解決問題事項件名に関連付けられている所定のキーワードと、当該未解決問題事項件名に関連付けられている日誌文章の日誌件名とから成るデータを、問題事項件名記憶部4から読み出す。そして、問題事項登録部2は、当該読み出したデータを、未解決問題事項件名一覧表として、表示部7に表示させる。
図13は、表示部7に表示された、未解決問題事項件名の一覧表の一例を示す図である。ここで、図13は、図3,9の動作を複数回実施された場合の、未解決問題事項件名の一覧表である。
当該未解決問題事項件名の一覧表には、複数の未解決問題事項件名が列記されており、各未解決問題事項件名に対して、当該未解決問題事項件名に関連付けられている所定のキーワード(機器識別情報)が表示される。また、未解決問題事項件名と関連付けられた日誌文章がある場合には、当該未解決問題事項件名に対して、関連付けされた日誌文章の日誌件名が下位的(従属的)に列記される。
たとえば、図13の表示例では、「P100********」、「F400********」および「UJ67********」などが、未解決問題事項件名として表示され、「P100********」に対しては「P100」、「F400********」に対しては「F400」および「UJ67********」に対しては「UL67」などが、未解決問題事項件名に対する所定のキーワード(機器識別情報)として表示され、さらに、「P100********」に対しては「P100・・・・・・・・」と「×××P100××」、「F400********」に対しては「●●F400●●●●」および「UJ67********」に対しては「UL67××」と「・・・・UL67」と「UL67−−−−−」などが、未解決問題事項件名に関連付けられた日誌文章として表示されている。
ここで、未解決問題事項件名に対して日誌文章が関連付けられる際に(ステップS26)、日誌機能部1は、図13等に示す日誌文章(当該日誌文章の日誌件名)に対して、日誌文章読み出し可能なように、リンクを作成する(リンクを張る)。
したがって、図13等に例示したように、未解決問題事項件名と日誌文章との組合せが表示部7に列記・表示されている状態において、作業員が、操作部6を操作し、所望の日誌文章(より具体的には日誌件名)を選択(クリック)したとする。すると、日誌機能部1は、日誌記憶部3から、当該選択された日誌件名で識別される日誌文章を読み出し、当該読み出した日誌文章を、表示部7に表示させる。
以上のように、本実施の形態に係る電子日誌システムでは、プラント内で発生し未解決の問題を、未解決問題事項件名として登録することができる問題事項登録部2と、日誌文章の電子的作成を行う日誌機能部1とを備えている。そして、問題事項登録部2は、未解決問題事項件名を、所定のキーワードと関連付け登録し、日誌機能部1は、作成された日誌文章内に所定のキーワードが含まれているときには、所定のキーワードと関連付けられている未解決問題事項件名と、当該日誌文章とを関連付ける。
したがって、本実施の形態に係る電子日誌システムでは、プラント運転中に発生し、直ぐに解決できない問題を、未解決問題事項件名として管理することができる。さらに、当該電子日誌システムでは、単に時系列的に作成した日誌を、ユーザにより登録された未解決問題事項件名と自動的に(また、作業者が特に意識することなく、多大な労力を必要とせずに)紐づけさて、当該日誌を長期的に電子的に管理することができる。
よって、各未解決問題事項件名に対して、問題が発生した時から現在までの日誌の内容がまとまっており、未解決問題事項件名で特定される問題、および当該問題に関連付けされた日誌を、容易にかつ迅速に探し出すことができる。よって、当該問題に対するフォローを確実に行うことができる。さらには、ユーザにおける問題事項に対する意識の向上を図ることも可能となる。
ここで、本実施の形態では、所定のキーワードとして、プラントにおいて配設されている機器を識別する機器識別情報を採用している。これにより、未解決問題事項件名の登録の際、日誌作成の際、および未解決問題事項件名と日誌との紐づけの際に、プラント内で発生した問題と、当該問題と関連する機器との関係が明確となり、管理の利便性が向上する。
また、本実施の形態に係る電子日誌システムでは、日誌記憶部3、問題事項件名記憶部4および識別情報記憶5を備えている。
したがって、電子日誌システム内において、日誌を時系列的に管理することができ、また、プラント内に配設されている機器の管理を行うことができ、さらに複数の未解決問題事項件名を日誌関連付けて管理することができる。
なお、図1の構成例では、各記憶部3,4,5は別個独立に配設されている。しかしながら、上述したように、これらの記憶部3,4,5を一つの記憶部として構成しても当然良い。
また、本実施の形態に係る電子日誌システムでは、問題事項登録部2は、入力された未解決問題事項件名を識別情報記憶部5に送信する。そして、識別情報記憶部5は、未解決問題事項件名内に、自記憶部5に記憶されている機器識別情報が含まれていると判断したとき、当該機器識別情報を問題事項登録部2に送信する。そして、問題事項登録部2は、当該送信された機器識別情報を所定のキーワードとして決定し、入力された未解決問題事項件名と当該所定のキーワードとを相互に関連づけて、問題事項件名記憶部4に記憶する。
したがって、ユーザは、単に未解決問題事項件名を入力するだけで、特に意識せず、また労力を要せずに、入力した未解決問題事項件名と所定のキーワードとの関連付けを登録することができる。
他方、本実施の形態に係る電子日誌システムでは、識別情報記憶部5は、問題事項登録部2から送信された未解決問題事項件名内に、自記憶部5に記憶されている機器識別情報が含まれていないと判断したとき、その旨を問題事項登録部2に送信する。そして、このような場合には、問題事項登録部2は、外部から入力された機器識別情報を所定のキーワードとして決定し、入力された未解決問題事項件名と当該所定のキーワードとを相互に関連づけて、問題事項件名記憶部4に記憶する。
したがって、ユーザは、識別情報記憶部5には、未解決問題事項件名に含まれている機器識別情報が格納されていない場合であっても、簡単に、入力した未解決問題事項件名と所定のキーワード(外部から入力された機器識別情報)との関連付けを登録することができる。
また、本実施の形態に係る電子日誌システムでは、日誌機能部1は、日誌文章を問題事項件名記憶部4に送信する。そして、問題事項件名記憶部4は、当該日誌文章内に、自名記憶部4に所定のキーワードとして記憶されている機器識別情報が含まれていると判断したとき、当該判断の結果を日誌機能部1に送信する。そして、日誌機能部1は、当該判断の結果を受信したとき、作成された日誌文章と、当該機器識別情報(所定のキーワード)と関連付けて問題事項件名記憶部4に記憶されている未解決問題事項件名とを、関連付ける。
したがって、ユーザは、単に日誌を時系列的に作成するだけで、特に意識せず、また労力を要せずに、自動的に当該作成した日誌を予め登録されている未解決問題事項件名と紐づけすることができる。
また、本実施の形態に係る電子日誌システムでは、問題事項登録部4に登録されている未解決問題事項件名を、日誌文章と紐づけされた状態で、一覧形式で表示する表示部7を備えている。
したがって、ユーザは、プラントで発生した未解決問題を、当該未解決問題と関係付けられた日誌(日誌を示す情報であり、日誌件名)と共に、一覧形式で閲覧できる。よって、ユーザは、未解決問題および当該未解決問題と紐づけされている各日誌の把握が容易となり、また当該未解決問題に紐づけされている各日誌を、容易に見つけ出す(視認する)ことができる。
<実施の形態2>
本実施の形態では、「未解決問題事項」が解決されたときの電子日誌システムの動作について説明する。
所定の未解決問題事項件名である「件名M1」によって特定される問題が、作業員の対応等により解決したとする。このとき、作業員は、操作部6を通じて、「件名M1」に対する問題解決登録処理の開始を操作する。当該操作により、問題事項登録部2は、表示部7に、問題解決日を入力できる画面を表示させる。図14は、当該画面の一例を示す図である。
図14に例示するように、表示部7には、「未解決問題事項に対する問題解決登録」画面が表示される。ここで、図14の例では、「件名M1」(つまり、問題解決登録処理の対象である所定の未解決問題事項件名)は、「P100********」である。したがって、当該例の場合には、当該画面には、問題解決登録処理の対象として、「P100********」が表示される。
さらに、当該画面には、図9の動作により「P100********」と関連付けられている日誌文章(日誌件名)、図3の動作により当該「P100********」と関連付けられている所定のキーワードが表示される。さらに、当該画面には、図14に示すように、問題解決日を入力する完了日記入欄61も表示される。
上記画面が表示されている状態において、作業員は、操作部6を通じて、完了日記入欄61に対する問題解決日の登録を完了する(図15の例示では、「2012年●月×日」が問題解決日として登録されている。すると、問題事項登録部2は、今まで、未解決問題事項件名一覧として、問題事項件名記憶部4に管理・格納されていた「P100********」およびこれに関連する各データ(関連付けされたいた各情報)を、「解決問題事項件名」として、問題事項件名記憶部4において記憶させる。
つまり、上記処理により、「P100********」は、「未解決問題事項件名」でなく、「解決問題事項件名」として、問題事項件名記憶部4に記憶される。ここで、所定の未解決問題事件名(上記件名M1)が問題事項件名記憶部4に記憶されていたとき、当該「件名M1」には所定のキーワードが関連付けられており、さらに当該「件名M1」には少なくとも1以上の日誌文章が関連付けられている。
よって、「件名M1」が「解決問題事項件名」として問題事項件名記憶部4に記憶される際、当該「件名M1」だけでなく、当該「件名M1」と関連付けられていた「所定のキーワード」および「日誌文章」も、前記関連付けが維持された状態で、問題事項件名記憶部4に格納される。ここで、日誌文章(日誌件名)において張られている「リンク」も維持される。さらに、上記で入力を行った問題解決日も、「件名M1」に対する問題の完了日として、問題事項件名記憶部4に記憶される。
つまり、図15の例示の場合には、図15に表示される各事項が、図15に示す関連付け、リンク状態を維持して、「解決問題事項件名」として問題事項件名記憶部4に記憶される。
上記問題解決登録処理を実行した後、作業員が、操作部6に対して、「未解決問題事項件名一覧」を表示させる操作を行ったとする。この場合、問題事項登録部2は、問題事項件名記憶部4から「未解決事項件名」(当該「未解決問題事項件名」に関連する他のデータも含めて)を読み出し、表示部7に当該読み出した「未解決事項件名」(当該「未解決問題事項件名」に関連する他のデータも含めて)表示する。図14,15の例の場合では、図13に示されていた「P100********」が「解決問題事項件名」に変更されている。よって、この場合、図16に示すような「未解決問題事項件名一覧」が表示部7に表示される。
他方、上記問題解決登録処理を実行した後、作業員が、操作部6に対して、「解決問題事項件名一覧」を表示させる操作を行ったとする。この場合、問題事項登録部2は、問題事項件名記憶部4から「解決事項件名」(当該「解決問題事項件名」に関連する他のデータも含めて)を読み出し、表示部7に当該読み出した「解決事項件名」(当該「解決問題事項件名」に関連する他のデータも含めて)表示する。図14,15の例の場合では、図13に示されていた「P100********」が「解決問題事項件名」に変更されている。よって、この場合、図17に示すような「解決問題事項件名一覧」が表示部7に表示される。
ここで、上述したように、「解決問題事項件名」に対して関連付けられている「日誌文章(日誌件名)」に対しても、実施の形態1で説明したリンクの状態が維持されている。よって、図17に例示する表示状態において、作業員が、操作部6を操作し、所望の日誌文章(より具体的には日誌件名)を選択(クリック)したとする。すると、日誌機能部1は、日誌記憶部3から、当該選択された日誌件名で識別される日誌文章を読み出し、当該読み出した日誌文章を、表示部7に表示させることができる。
なお、問題解決登録処理を行った後は、当該処理を行った「解決問題事項件名」に対して、実施の形態1の図9で示した日誌文章の関連付け処理は実施されない。つまり、図9に示した日誌文章を関連づける処理は、問題事項件名記憶部4において「未解決問題事項」として登録されている「未解決問題事項件名」に対してのみ実施される。
これにより、既に完結している解決問題事項件名に、新たに作成された日誌文章が関連付けられることを防止できる。
以上のように、本実施の形態に係る電子日誌システムでは、問題事項登録部2は、所定の未解決問題事項件名に対して、外部から問題の解決を示す情報が登録されたとき、当該所定の未解決問題事項件名を、日誌文章との関連付けを維持して、解決問題事項として登録する。
したがって、解決された未解決問題は、問題発生から問題解決までの経過を、日誌としてまとめて確認できる。よって、問題がプラントで発生したときに、当該問題と類似する問題発生時の作成された解決問題事項を検索することで、早期問題解決が図られ、またノウハウの継承にも大いに役立つ。
<実施の形態3>
「未解決問題事項件名」に対して、下記の2種類の登録を可能としても良い。つまり、本実施の形態では、「未解決問題事項」は、「気がかり案件」または「懸案事項案件」として登録される。
たとえば、プラントにおいて新たに問題が発生し、当該問題が問題発生日には完全に解決せず、作業員が日誌機能部1を利用して日誌を作成する際に、当該問題が今後長期化する可能性があると判断したとする。この場合、日誌文章を作成した後に、作業員は、操作部6を通じて、気がかり案件登録の処理を実施する。
すると、図1で示した問題事項登録部2は、未解決問題事項件名登録開始を開始し、上記日誌文章作成において入力された日誌件名を取得し、当該取得した日誌件名を未解決問題事項件名として決定する(図3のステップS1に想到する動作である)。ここで、当該日誌件名には、上記発生した問題に関連するプラントに配設されている機器の機器識別情報が含まれている。
その後、図3のステップS2以降と同様の動作が実行され、未解決問題事項件名の登録が実行される。ここで、本実施の形態では、問題事項件名記憶部4に対して未解決問題事項件名の登録・記憶を行う際、問題事項登録部2は、当該未解決問題事項件名が「気がかり案件」であることを示す登録も実施し、その旨(「気がかり案件」であることを示すこと)が問題事項件名記憶部4に記憶される。
当該「気がかり案件」は、「未解決問題事項件名」であるので、以後、日誌作成が実施された場合には、当該「気がかり案件」も含めて、図9で示した「未解決問題事項件名と日誌文章との関連付け処理」が実施される。
さて、当該「気がかり案件」として登録されていた問題が、長期化が確定し、当該問題に関する各事項を今後の重要な記録として管理する必要があると作業員が判断したとする。このとき、作業員は、操作部6を通じて、「気がかり案件」を「懸案事項案件」に変更する操作を実施する。
これにより、今まで「気がかり案件」として登録していた「未解決問題事項件名」を、「懸案事項案件」として、登録する処理を問題事項件名記憶部4に対して実行する。よって、問題事項件名記憶部4において、「気がかり案件」として登録していた「未解決問題事項件名」が、「懸案事項案件」として管理される。当該「懸案事項案件」も、「未解決問題事項件名」であるので、以後、日誌作成が実施された場合には、当該「懸案事項案件」も含めて、図9で示した「未解決問題事項件名と日誌文章との関連付け処理」が実施される。
他方、上記「気がかり案件」として登録されていた問題が短期間で解決し、当該問題に関する「未解決問題事項件名」を今後の記録として管理する必要が無いと作業員が判断したとする。このとき、作業員は、操作部6を通じて、「気がかり案件」を開放する操作を実施する。
これにより、問題事項登録部2は、「気がかり案件」である「未解決問題事項件名」を、問題事項件名記憶部4から削除する。ここで、「気がかり案件」である「未解決問題事項件名」に「日誌文章」が関連付けられていた場合には、当該関連付けも削除される。なお、日誌記憶部3における日誌文章の時系列的記憶は、維持され、日誌文章自身の削除は実行されない(あくまでも、当該未解決問題事項件名が「未解決問題事項件名一覧から削除され、当該削除された未解決問題事項件名と日誌文章との関連付けが解消されるのみである)。
なお、「懸案事項案件」として登録された「未解決問題事項件名」は、上述した、未解決問題事項件名を未解決問題事項件名一覧から削除したり、未解決問題事項件名と日誌文章との関連付けを解消したりすることはなく、実施の形態2で説明した「問題解決登録処理」が実施された後、「解決問題事項件名」として、日誌文章との関連付け、リンク状態を維持して、問題事項件名記憶部4に記録される。
このように、本実施の形態に係る電子日誌システムでは、未解決問題事項件名を2段階(「気がかり案件」→「懸案事項案件」)に登録することができる。したがって、当該電子日誌ステムの利便性を向上させることができる。
<実施の形態4>
「未解決問題事項件名」に対して、下記の登録を可能としても良い。つまり、本実施の形態では、「未解決問題事項」に対して、「定修時対応」の登録を行うことが可能である。
たとえば、プラントで問題が発生し、当該問題が、プラントの定修時にしか対応できないとする(つまり、当該問題が、プラント運転中には問題の対処が困難であり、プラント運転停止中の対応を要する問題であるとする)。このような場合には、当該問題を示す所定の未解決問題事項件名に対して、定修時対応の問題を示すために、「定修時対応」の登録を行う。
当該「定修時対応」の登録は、作業員が操作部6を通じて実施し、操作部6からの操作に応じて、問題事項登録部2が当該「定修時対応」の登録を実行する。たとえば、当該「定修時対応」の登録は、未解決問題事項件名の登録の際または日誌作成の際に、実施することができる。
そして、当該「定修時対応」の登録は、当該所定の未解決問題事項件名と共に、問題事項登録部2により、問題事項件名記憶部4において管理・記憶される。そして、未解決問題事項件名一覧を表示させたとき、当該所定の未解決問題事項件名と共に、当該所定の未解決問題事項件名で特定される問題が「定修時対応」であることが視認できる情報も表示される。
なお、プラント定修時に当該所定の未解決問題事項件名で特定される問題の対応が実行されたとき、その後、作業員は、操作部6を通じて、当該所定の未解決問題事項件名に対した設定されていた「定修時対応」の登録を解除する操作を実行する。これにより、問題事項登録部2は、当該所定の未解決問題事項件名に対する「定修時対応」の登録を解除する動作を、問題事項件名記憶部4に対して実施する。
ここで、当該所定の未解決問題事項件名で特定される問題も解決した場合には、当該所定の未解決問題事項件名に対して、上記実施の形態1で説明した「未解決問題事項件名」を「解決問題事項件名」として登録する動作を実行すれば良い(図14,15,17参照)。
このように、本実施の形態に係る電子日誌システムでは、未解決問題事項件名に対して、「定修時対応」の登録を行うことができる。したがって、ユーザは、プラント停止時に対応する必要がある未解決問題事項を容易に把握することができる。
1 日誌機能部
2 問題事項登録部
3 日誌記憶部
4 問題事項件名記憶部4
5 識別情報記憶部
6 操作部
7 表示部
100 電子日誌装置

Claims (5)

  1. プラント運転に関する連絡事項を電子的に記録する電子日誌システムであって、
    プラント内で発生し未解決の問題を、当該問題ごとに未解決問題事項件名として登録することができる問題事項登録部と、
    日誌文章の作成機能を有する日誌機能部とを、備えており、
    前記問題事項登録部は、
    前記未解決問題事項件名を、所定のキーワードと関連付け登録し、
    前記日誌機能部は、
    作成された前記日誌文章内に前記所定のキーワードが含まれているときには、前記所定のキーワードと関連付けられている前記未解決問題事項件名と、当該日誌文章とを、関連付け
    前記所定のキーワードは、
    前記プラントにおいて配設されている機器を識別する機器識別情報であり、
    前記問題事項登録部は、
    プラント内で発生し未解決である前記問題に関連する前記機器を識別する前記機器識別情報を、前記未解決問題事項件名と関連付け、
    前記日誌機能部で作成された前記日誌文章を記憶する日誌記憶部と、
    前記プラントに配設されている前記機器の前記機器識別情報が記憶されている、識別情報記憶部と、
    前記未解決問題事項件名を前記日誌文章と関連付けて記憶する、問題事項件名記憶部とを、さらに備えており、
    前記問題事項登録部は、
    前記未解決問題事項件名が入力されたとき、当該入力された未解決問題事項件名を、前記識別情報記憶部に送信し、
    前記識別情報記憶部は、
    当該識別情報記憶部に記憶されている前記機器識別情報と、前記問題事項登録部から送信された前記未解決問題事項件名とを比較し、前記未解決問題事項件名内に前記識別情報記憶部に記憶されている前記機器識別情報が含まれていると判断したとき、前記未解決問題事項件名に含まれている前記機器識別情報を、前記問題事項登録部に送信し、
    前記問題事項登録部は、
    前記識別情報記憶部から送信された前記機器識別情報を、前記所定のキーワードとして決定し、当該問題事項登録部で入力された前記未解決問題事項件名と前記識別情報記憶部から送信された前記機器識別情報とを相互に関連づけて、前記問題事項件名記憶部に記憶する、
    ことを特徴とする電子日誌システム。
  2. プラント運転に関する連絡事項を電子的に記録する電子日誌システムであって、
    プラント内で発生し未解決の問題を、当該問題ごとに未解決問題事項件名として登録することができる問題事項登録部と、
    日誌文章の作成機能を有する日誌機能部とを、備えており、
    前記問題事項登録部は、
    前記未解決問題事項件名を、所定のキーワードと関連付け登録し、
    前記日誌機能部は、
    作成された前記日誌文章内に前記所定のキーワードが含まれているときには、前記所定のキーワードと関連付けられている前記未解決問題事項件名と、当該日誌文章とを、関連付け、
    前記所定のキーワードは、
    前記プラントにおいて配設されている機器を識別する機器識別情報であり、
    前記問題事項登録部は、
    プラント内で発生し未解決である前記問題に関連する前記機器を識別する前記機器識別情報を、前記未解決問題事項件名と関連付け、
    前記日誌機能部で作成された前記日誌文章を記憶する日誌記憶部と、
    前記プラントに配設されている前記機器の前記機器識別情報が記憶されている、識別情報記憶部と、
    前記未解決問題事項件名を前記日誌文章と関連付けて記憶する、問題事項件名記憶部とを、さらに備えており、
    前記問題事項登録部は、
    前記未解決問題事項件名が入力されたとき、当該入力された未解決問題事項件名を、前記識別情報記憶部に送信し、
    前記識別情報記憶部は、
    当該識別情報記憶部に記憶されている前記機器識別情報と、前記問題事項登録部から送信された前記未解決問題事項件名とを比較し、前記未解決問題事項件名内に前記識別情報記憶部に記憶されている前記機器識別情報が含まれていないと判断したとき、前記未解決問題事項件名に前記識別情報記憶部で記憶されている前記機器識別情報が含まれていない旨を示す識別情報無信号を、前記問題事項登録部に送信し、
    前記問題事項登録部は、
    前記識別情報無信号を受信したとき、外部から入力された前記機器識別情報を、前記所定のキーワードとして決定し、当該問題事項登録部で入力された前記未解決問題事項件名と前記入力された機器識別情報とを相互に関連づけて、前記問題事項件名記憶部に記憶する、
    ことを特徴とする電子日誌システム
  3. 前記日誌機能部は、
    前記日誌文章を、前記問題事項件名記憶部に送信し、
    前記問題事項件名記憶部は、
    前記所定のキーワードとして記憶されている前記機器識別情報と、前記日誌機能部から送信された前記日誌文章とを比較し、前記日誌文章内に前記問題事項件名記憶部に前記所定のキーワードとして記憶されている前記機器識別情報が含まれていると判断したとき、当該判断の結果を、前記日誌機能部に送信し、
    前記日誌機能部は、
    前記判断の結果を受信したとき、前記日誌機能部で作成された前記日誌文章と、前記日誌文章内に含まれる前記機器識別情報と関連付けて前記問題事項件名記憶部に記憶されている前記未解決問題事項件名とを、前記問題事項件名記憶部において関連付ける、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子日誌システム
  4. 前記問題事項登録部に登録されている前記未解決問題事項件名を、前記未解決問題事項件名と前記日誌文章との関連付けがされていることを示す情報と共に、一覧表示する表示部を、さらに備えている、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の電子日誌システム
  5. 前記問題事項登録部は、
    所定の前記未解決問題事項件名に対して、外部から、問題の解決を示す情報が登録されたとき、前記所定の未解決問題事項件名を、前記日誌文章との関連付けを維持して、解決問題事項として、登録する、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の電子日誌システム
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