JP5897391B2 - 船舶用自動操舵装置 - Google Patents
船舶用自動操舵装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5897391B2 JP5897391B2 JP2012099079A JP2012099079A JP5897391B2 JP 5897391 B2 JP5897391 B2 JP 5897391B2 JP 2012099079 A JP2012099079 A JP 2012099079A JP 2012099079 A JP2012099079 A JP 2012099079A JP 5897391 B2 JP5897391 B2 JP 5897391B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- unit
- angle
- rudder angle
- tidal
- steering
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000012937 correction Methods 0.000 claims description 21
- 230000008859 change Effects 0.000 claims description 17
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 13
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 claims description 11
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 4
- 230000009466 transformation Effects 0.000 claims description 3
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 16
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000004088 simulation Methods 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 3
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 230000004069 differentiation Effects 0.000 description 2
- 230000014509 gene expression Effects 0.000 description 2
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 2
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000013461 design Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 230000008569 process Effects 0.000 description 1
- 238000012887 quadratic function Methods 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
- 229920006395 saturated elastomer Polymers 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Navigation (AREA)
- Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
Description
前記フィードバック舵角と前記フィードフォワード舵角とによって操舵機に操舵を行わせる船舶用自動操舵装置において、
前記軌道計画部は、
計画航路に従う旋回を行うための参照方位ψRを発生する参照方位発生部と、
前記推定潮流成分を、参照方位発生部で出力する参照方位に基づき座標変換を行う座標変換部と、
前記座標変換部で座標変換された潮流成分から潮流に対抗する斜航角βdを求める潮流修正部と、
前記参照方位ψRにするための参照舵角δRと前記斜航角βdを発生させるための潮流舵角δDとを求めて、これらの舵角からフィードフォワード舵角δFFを発生するフィードフォワード舵角発生部と、
前記推定潮流成分を用いて参照舵角設定値δ0Rを求める舵角設定部と、
を備え、前記参照方位発生部は、前記参照舵角δRが前記舵角設定部で求められた参照舵角設定値δ0Rを超えないように参照方位ψRを発生することを特徴とする。
前記潮流修正部は、前記潮流に対抗する斜航角βdを、
前記座標変換部が、前記推定潮流成分を、参照方位発生部で出力する参照方位に基づき座標変換を行って参照方位方向の潮流成分を求めており、前記参照方位発生部は、該参照方位方向の潮流成分による対地速度の変化に応じて修正した指定旋回角速度を用いて計画航路に従う旋回を行うための参照方位を求めることを特徴とする。
1.1 座標系
航路制御系で用いる座標系は、図3に示すように、以下の座標系から構成する。
・対地座標系(XOY):地球固定の緯度経度座標系で、GNSSからの位置出力(x、y)に相当する。
・船体座標系(XBGYB):船体固定の運動座標系で、船体の重心を原点とし、船首方位をXB 軸とし、船体運動を定める。
・参照座標系(XRORYR):誘導システム22により生成され指定された計画航路から定まる移動座標系である。
尚、座標系の回転極性は右ネジ方向を正とし、Z軸方向は重力方向を正とする。座標系はX軸、Y軸の2次元を用いる。
制御対象である船体24の船体モデルPは、
、船首方位ψ は参照方位ψRに遅れなく追従することができる。
2.1 舵速度設定値と舵角設定値
船体の方位ψは、(2)式により参照方位ψRに追従させることができる。
軌道計画部12に入力される信号は、計画航路と船速Uであり、軌道計画部12から出力される信号は、参照方位ψR、参照位置xR、yR、フィードフォワード舵角δFFとなる。
参照方位発生部30は、旋回条件の変針量(旋回角)Δψ0、指定旋回角速度r0を決定すると、これらを満足する参照方位ψRを算出する。この算出にあたっては、特許文献1
または特許文献2で提案する軌道演算部を利用することができ、軌道演算部は、船舶の所望される変針量に対して参照方位を加速モード、等速モード及び減速モードに分けて順次、時系列的に出力し、その際に、変針量に応じて最大舵速度を決定し、演算される参照方位に対応する参照舵角が前記参照舵角設定値δ0Rを超えないように、各モードの参照方位を演算して、参照方位ψRを出力する(図5)。具体的には、次のようにすることができる。
参照舵角δRは参照方位の2階微分が2次関数であるから加速と減速とのモードで極値を持つ。参照舵角δRと舵速度δ・ Rとは、加速と減速の各モードの参照方位の(5)式及び(6)式を(7)式に代入すると、
初期値C1a,C2aを0とし、Ts>Taとしてテイラー展開の2次までを用いて、極値をとる時間を、(10)式から求めると、
減速モードで最小舵角を生じるのを除き、安定船の場合と同様で、極値の時間は
等速時間Tvと減速時間Tdとの比率を等減速比Rvdとする(初期角加速度C1aと初期角速度C2aがゼロであればTd=Taとなる)。即ち、
参照方位発生部30から出力された参照方位ψRを用いて、参照速度は、参照速度発生部34において、
参照方位発生部30は、逐次計算される参照方位ψRをフィードフォワード舵角発生部46に出力し、フィードフォワード舵角発生部46では(3)式または(4)式により、参照舵角δRを演算する。
3.1 潮流ベクトルの変換
半径一定の旋回時の様子を図6に示す。ここでXOY:対地座標系、WP1,WP2:円弧旋回の開始と終端との位置、R:旋回半径、Δψ0:旋回角(変針量)、ψR1,ψR2:それぞれ旋回前後の直線レグの方位、WOP:変針モードの開始位置(終了位置はWP2付近)、u,v:船体座標系の船体のsurge速度、sway速度、dx,dy:対地座標系の潮流速度成分であり、風力が船体上部構造物を押すことによる速度成分を含む。
17)式により、参照座標系の潮流速度成分ud、vdに変換する。
(15)式で表される参照座標系の速度成分の、潮流成分に関する修正は、次のように行う。
(15)式、(16)式から、βdを微小角として、
よって、修正は、
潮流成分も含んだ指定旋回角速度r0 *は
フィードフォワード舵角発生部46は、計画航路に船体航路を追跡させるために、参照舵角((7)式)に加えて潮流の斜航角に対応する潮流舵角δDを求める。
潮流の斜航角βdは、(21)式、(17)式に示されるように、閉ループ系のフィードバック制御部16内にある推定器18から得られる推定潮流成分d x ^、dy ^から求まるので、参照方位ψRに加算して、軌道航路誤差演算部14に出力すると、マイナーループが構成されて、制御系特性が変化してしまう。
(17)式の潮流速度を整理すると、
または、(32)式において、同極性である2つの場合の、ψd−ψR=0、4/πの場合を考える。
(38)式において、
参照舵角δRの参照舵角設定値δ0Rにより、FF舵角の最大値が|δFF|max ≦δ0を満足することを数値計算によって検証する。
12 軌道計画部
14 軌道航路誤差演算部
16 フィードバック制御部
18 推定器
20 フィードバックゲイン器
28 舵角設定部
30 参照方位発生部
34 参照速度発生部
36 参照位置発生部
40 座標変換部
42 潮流修正部
46 フィードフォワード舵角発生部
Claims (6)
- センサで検出された船速が入力され、計画航路に基づき参照信号を発生すると共に旋回時に計画航路の軌跡に乗せるためのフィードフォワード舵角を出力する軌道計画部と、該軌道計画部からの参照信号とセンサで検出された検出信号とから軌道誤差を演算する軌道航路誤差演算部と、該軌道誤差から推定潮流成分とフィードバック舵角を出力するフィードバック制御部とを備え、
前記フィードバック舵角と前記フィードフォワード舵角とによって操舵機に操舵を行わせる船舶用自動操舵装置において、
前記軌道計画部は、
計画航路に従う旋回を行うための参照方位ψRを発生する参照方位発生部と、
前記推定潮流成分を、参照方位発生部で出力する参照方位に基づき座標変換を行う座標変換部と、
前記座標変換部で座標変換された潮流成分から潮流に対抗する斜航角βdを求める潮流修正部と、
前記参照方位ψRにするための参照舵角δRと前記斜航角βdを発生させるための潮流舵角δDとを求めて、これらの舵角からフィードフォワード舵角δFFを発生するフィードフォワード舵角発生部と、
前記推定潮流成分を用いて参照舵角設定値δ0Rを求める舵角設定部と、
を備え、前記参照方位発生部は、前記参照舵角δRが前記舵角設定部で求められた参照舵角設定値δ0Rを超えないように参照方位ψRを発生することを特徴とする船舶用自動操舵装置。 - 前記舵角設定部は、既定の舵角設定値δ0に対して前記推定潮流成分を用いて修正することにより前記参照舵角設定値δ0Rを求めることを特徴とする請求項1記載の船舶用自動操舵装置。
- 前記座標変換部は、前記推定潮流成分を、参照方位発生部で出力する参照方位に基づき座標変換を行って参照方位方向の潮流成分を求めており、前記参照方位発生部は、該参照方位方向の潮流成分による対地速度の変化に応じて修正した指定旋回角速度を用いて計画航路に従う旋回を行うための参照方位を求めることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の船舶用自動操舵装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012099079A JP5897391B2 (ja) | 2011-08-12 | 2012-04-24 | 船舶用自動操舵装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011176768 | 2011-08-12 | ||
JP2011176768 | 2011-08-12 | ||
JP2012099079A JP5897391B2 (ja) | 2011-08-12 | 2012-04-24 | 船舶用自動操舵装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013056658A JP2013056658A (ja) | 2013-03-28 |
JP5897391B2 true JP5897391B2 (ja) | 2016-03-30 |
Family
ID=48132923
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012099079A Active JP5897391B2 (ja) | 2011-08-12 | 2012-04-24 | 船舶用自動操舵装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5897391B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6278745B2 (ja) * | 2014-02-28 | 2018-02-14 | 東京計器株式会社 | 船舶用自動操舵装置 |
KR101999030B1 (ko) | 2017-12-26 | 2019-10-01 | 주식회사 포스코 | 등방성이 우수한 초극박 열연강판 및 그 제조방법 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5331558A (en) * | 1991-11-19 | 1994-07-19 | Raytheon Company | Autopilot having an adaptive deadband feature |
JPH09142390A (ja) * | 1995-11-27 | 1997-06-03 | Tokimec Inc | 船舶用自動操舵装置 |
JP2002178990A (ja) * | 2000-12-14 | 2002-06-26 | Yokogawa Denshikiki Co Ltd | 自動航行装置 |
JP4804032B2 (ja) * | 2005-05-11 | 2011-10-26 | 日本無線株式会社 | 船舶用自動航法援助システム |
JP2008213682A (ja) * | 2007-03-05 | 2008-09-18 | Tokimec Inc | 船舶用自動操舵装置 |
JP5042906B2 (ja) * | 2008-04-10 | 2012-10-03 | 東京計器株式会社 | 船舶用自動操舵装置 |
-
2012
- 2012-04-24 JP JP2012099079A patent/JP5897391B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013056658A (ja) | 2013-03-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5042906B2 (ja) | 船舶用自動操舵装置 | |
JP5993125B2 (ja) | 船舶用自動操舵装置 | |
Fossen et al. | Line-of-sight path following for dubins paths with adaptive sideslip compensation of drift forces | |
CN106444806B (zh) | 基于生物速度调节的欠驱动auv三维轨迹跟踪控制方法 | |
CN113341953B (zh) | 一种吊舱式无人艇航向控制方法 | |
JP5042905B2 (ja) | 船舶用自動操舵装置 | |
JP5052165B2 (ja) | 船舶用自動操舵装置 | |
JP7170019B2 (ja) | 追尾制御装置 | |
Kurowski et al. | Multi-vehicle guidance, navigation and control towards autonomous ship maneuvering in confined waters | |
JP5897391B2 (ja) | 船舶用自動操舵装置 | |
CN113110527B (zh) | 一种自主水下航行器有限时间路径跟踪的级联控制方法 | |
JP2008213682A (ja) | 船舶用自動操舵装置 | |
JP6487264B2 (ja) | ウェイポイント生成装置 | |
JP5963582B2 (ja) | 船舶用自動操舵装置 | |
JP6487365B2 (ja) | 船舶用自動操舵装置 | |
JP7177117B2 (ja) | 船体位置保持装置 | |
Wang et al. | Nonlinear path following of autonomous underwater vehicle considering uncertainty | |
JP6278849B2 (ja) | 船舶用自動操舵装置 | |
JP7177116B2 (ja) | 船体位置保持装置 | |
JP6373205B2 (ja) | 船舶用自動操舵装置 | |
WO2023089843A1 (ja) | 船舶用自動操舵装置 | |
Zwierzewicz | Robust and adaptive ship path-following control design with the full vessel model | |
JP2021064248A (ja) | 船舶用自動操船装置 | |
JP6228078B2 (ja) | 船舶用自動操舵装置 | |
JP2022175993A (ja) | 船舶用自動操舵装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20140317 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20141225 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150423 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160223 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160225 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160302 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5897391 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |