JP5897152B2 - 卓上電動撹拌具 - Google Patents

卓上電動撹拌具 Download PDF

Info

Publication number
JP5897152B2
JP5897152B2 JP2014553921A JP2014553921A JP5897152B2 JP 5897152 B2 JP5897152 B2 JP 5897152B2 JP 2014553921 A JP2014553921 A JP 2014553921A JP 2014553921 A JP2014553921 A JP 2014553921A JP 5897152 B2 JP5897152 B2 JP 5897152B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
casing
main body
stirring
electric
stirrer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014553921A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2014102912A1 (ja
Inventor
将史 山▲崎▼
将史 山▲崎▼
Original Assignee
将史 山▲崎▼
将史 山▲崎▼
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 将史 山▲崎▼, 将史 山▲崎▼ filed Critical 将史 山▲崎▼
Application granted granted Critical
Publication of JP5897152B2 publication Critical patent/JP5897152B2/ja
Publication of JPWO2014102912A1 publication Critical patent/JPWO2014102912A1/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J43/00Implements for preparing or holding food, not provided for in other groups of this subclass
    • A47J43/04Machines for domestic use not covered elsewhere, e.g. for grinding, mixing, stirring, kneading, emulsifying, whipping or beating foodstuffs, e.g. power-driven
    • A47J43/044Machines for domestic use not covered elsewhere, e.g. for grinding, mixing, stirring, kneading, emulsifying, whipping or beating foodstuffs, e.g. power-driven with tools driven from the top side
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J31/00Apparatus for making beverages
    • A47J31/40Beverage-making apparatus with dispensing means for adding a measured quantity of ingredients, e.g. coffee, water, sugar, cocoa, milk, tea
    • A47J31/401Beverage-making apparatus with dispensing means for adding a measured quantity of ingredients, e.g. coffee, water, sugar, cocoa, milk, tea whereby the powder ingredients and the water are delivered to a mixing bowl
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J31/00Apparatus for making beverages
    • A47J31/44Parts or details or accessories of beverage-making apparatus
    • A47J31/4496Means to produce beverage with a layer on top, e.g. of cream, foam or froth
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J43/00Implements for preparing or holding food, not provided for in other groups of this subclass
    • A47J43/04Machines for domestic use not covered elsewhere, e.g. for grinding, mixing, stirring, kneading, emulsifying, whipping or beating foodstuffs, e.g. power-driven
    • A47J43/07Parts or details, e.g. mixing tools, whipping tools
    • A47J43/0705Parts or details, e.g. mixing tools, whipping tools for machines with tools driven from the upper side
    • A47J43/0711Parts or details, e.g. mixing tools, whipping tools for machines with tools driven from the upper side mixing, whipping or cutting tools
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01FMIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
    • B01F27/00Mixers with rotary stirring devices in fixed receptacles; Kneaders
    • B01F27/05Stirrers
    • B01F27/11Stirrers characterised by the configuration of the stirrers
    • B01F27/112Stirrers characterised by the configuration of the stirrers with arms, paddles, vanes or blades
    • B01F27/1122Stirrers characterised by the configuration of the stirrers with arms, paddles, vanes or blades anchor-shaped
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01FMIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
    • B01F27/00Mixers with rotary stirring devices in fixed receptacles; Kneaders
    • B01F27/05Stirrers
    • B01F27/11Stirrers characterised by the configuration of the stirrers
    • B01F27/118Stirrers in the form of brushes, sieves, grids, chains or springs
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01FMIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
    • B01F27/00Mixers with rotary stirring devices in fixed receptacles; Kneaders
    • B01F27/05Stirrers
    • B01F27/11Stirrers characterised by the configuration of the stirrers
    • B01F27/19Stirrers with two or more mixing elements mounted in sequence on the same axis
    • B01F27/192Stirrers with two or more mixing elements mounted in sequence on the same axis with dissimilar elements
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01FMIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
    • B01F33/00Other mixers; Mixing plants; Combinations of mixers
    • B01F33/50Movable or transportable mixing devices or plants
    • B01F33/501Movable mixing devices, i.e. readily shifted or displaced from one place to another, e.g. portable during use
    • B01F33/5011Movable mixing devices, i.e. readily shifted or displaced from one place to another, e.g. portable during use portable during use, e.g. hand-held

Description

本発明は、卓上電動撹拌具に関し、より詳細には、例えば、粉末緑茶、抹茶、ココア、またはこれらが充填された水溶性カプセルなどを短時間で撹拌かつ破砕し、白湯だけでなく水にも溶解させることができ、さらに泡立て機能が向上した卓上電動撹拌具に関する。
近年、カプセルに充填された抹茶がサプリメント(栄養補助食品)として、販売されている。例えば、特許文献1は、水溶性カプセルに充填された抹茶を手軽に飲用できるように、その水溶性カプセルを溶解する道具(卓上撹拌具)を開示している。
しかし、特許文献1の卓上撹拌具は、手動でお湯を用いてカプセルを破砕し、溶解させることを目的としている。したがって、例えば、夏の暑い時期に、水を用いてカプセルを破砕し、溶解させるには、多くの時間を要する。さらに、数人分のお茶を一度に作る場合、一度に複数のカプセルを破砕し、溶解させなければならず、手動の撹拌具では、非常に時間がかかるという問題がある。また、特許文献1の卓上撹拌具をそのまま電動式に適用しても、一定の速度で回転する電動式の場合、構造上、撹拌翼と撹拌翼との隙間にカプセルが嵌り込む現象が生じ、カプセルを破砕し溶解させることができない。
また、コーヒー用の電動の撹拌・泡立て器具が市販されている。多くの場合、この器具は、コイルがドーナツ型に加工された撹拌部分を有する。この器具で撹拌・泡立てする際、器具を容器に上から真っ直ぐに入れて回転させると中心部が空洞の渦巻きが生じ、効果的な泡立てがしにくい。したがって、効果的に泡立てるためには、器具を種々の角度に傾けたり前後左右に動かしたりなどの工夫した操作が必要である。操作を誤ると飛沫が容器の外へ飛び散るという問題もある。
上記のような問題に対し、特許文献2は、所定形状に設計された撹拌羽根等を有する卓上電動撹拌具を開示している。特許文献2の卓上電動撹拌具は、水溶性カプセルを白湯または水のいずれに対しても容易かつ短時間で、破砕かつ溶解することができる点で有用である。
しかし、泡立て器具とした見た場合、上記水溶性カプセルが白湯または水のいずれに対しても一層容易にかつ短時間で破砕かつ溶解し得ることとともに、さらに口当たりが良く、均一かつ一層きめ細かい泡立てを提供可能となることが所望されている。
特許第3803357号公報 特許第4317263号公報
本発明は、上記問題の解決を課題とするものであり、その目的とするところは、高速回転による不都合を克服して効率よく撹拌し得、水溶性カプセル(特に、ハードカプセル)を白湯および水のいずれに対しても、容易かつ短時間で粉砕かつ溶解することができる卓上電動撹拌具を提供することにある。
本発明は、撹拌軸および撹拌手段から構成されている回転体が取り付けられた電動回転本体;ならびに
該回転体を収納し得る筒体であり、かつ一端が該電動回転本体の胴部に着脱可能に固定されたケーシング;
を備え、
該ケーシングが、軸方向に沿って延びる外部の液体および液面上の空気の少なくともいずれか一方を吸い込むための少なくとも1つの開口部、および該開口部の下端から下方にかけて軸周りに開放して取り付けられたスカートが設けられたケーシング本体と、該ケーシング本体の下端に取り付けられており、かつ上端が該ケーシング本体の該スカートの内部と着脱可能に接続されたケーシングキャップとを備える、卓上電動撹拌具である。
1つの実施態様では、上記ケーシングキャップは、上記回転体の撹拌により生じた泡を排出するための排出口を備え、かつ上記スカートの下端が上記排出口の下端と同一の高さまたはそれよりも下方に配置されている。
さらなる実施態様では、上記排出口の端部は、上記ケーシングキャップの半径方向において丸みを帯びた形状を有する。
1つの実施態様では、上記排出口の下方に、上記ケーシング内部への上記液体の流入を補足するための少なくとも1つの吸入口が設けられている。
1つの実施態様では、上記ケーシングは、上方において上記電動回転本体との胴部と着脱可能に固定するための固定手段を備え、該固定手段が該ケーシングの上端部と一定の間隔をおいて設けられており、そして該固定手段と該ケーシングの上端部との間の該ケーシングの内壁が該電動回転本体の胴部と密接している。
本発明によれば、各種飲用容器に適応し得る大きさおよび構造を有し、効率よく撹拌し得、水溶性カプセルを白湯および水のいずれに対してもより一層容易かつ短時間で破砕・溶解することができる。さらに、本発明によれば、撹拌を通じて、さらに口当たりがよく均一かつ一層きめ細かい泡立てを達成することができる。
本発明においては、電動回転本体に取り付けられるケーシングが所定の構造を有することにより、水溶性カプセルのより早い溶解と液体の泡立てとをより細かい気泡をもって行うことができる。さらにこのようなケーシングは、フローサーと称するような従来の撹拌具にも取付けて使用することも可能である。
さらに本発明においては、卓上撹拌具を容易に収納することができ、かつ当該卓上撹拌具が安易に横倒れすることを防止し得る収納スタンドを提供する。本発明の収納スタンドによれば、収納にあたり、卓上撹拌具の外気との接触を低減するとともに、当該スタンドとの接触箇所が必要最小限に限られるので、雑菌の繁殖等の衛生的な問題の発生を可能な限り回避することができる。
本発明の卓上電動撹拌具は、抹茶、コーヒー、ミルクなどの嗜好飲料に対する泡立ての他、マヨネーズ、ケチャップなどのペースト状物質の均一な撹拌にも利用することができる。
さらに本発明によれば、回転体、ケーシング本体、およびケーシングキャップをそれぞれ独立して電動回転本体から着脱可能とすることができるため、それぞれの部材について水洗可能であり、衛生状態を一層高めた状態で卓上電動撹拌具を収納または保管することができる。
本発明の卓上電動撹拌具の一例を説明するための、該撹拌具の模式図である。 図1に示される本発明の卓上電動撹拌具の分解図であって、(a)は当該撹拌具を構成する電動回転本体を模式的に表す図であり、そして(b)は当該撹拌具を構成するケーシングを模式的に表す図である。 図2に示される本発明の卓上電動撹拌具を構成するケーシングの分解図である。 本発明の卓上電動撹拌具を構成するケーシング本体の他の例を説明するための図であって、当該ケーシング本体を模式的に表す図である。 本発明における電動回転本体とケーシングとの間の取付構造の他の例について説明するための図であって、(a)は電動回転本体の下部を表す模式図であり、(b)はケーシング上部を表す模式図であり、かつ(c)はケーシング上部におけるA−A線方向の断面図である。 本発明における電動回転本体とケーシングとの間の取付構造のさらに別の例について説明するための図であって、(a)は電動回転本体の一部を表す模式図であり、(b)はケーシング上部を表す模式図であり、かつ(c)はケーシング上部におけるB−B線方向の断面図である。 図3に示すケーシングキャップの開口部の断面形状を説明するための、当該ケーシングキャップのC−C線方向の断面図である。 図3に示すケーシング本体を下端方向から見た、該ケーシング本体の端面図である。 本発明の卓上電動撹拌具を収納スタンドに収納した状態を説明するための模式図である。 本発明の卓上電動撹拌具を収納するための収納スタンドの分解断面図である。 図10に示す収納スタンドを構成する基底部の斜視図である。 本発明の卓上電動撹拌具を収納スタンドの基底部に固定した状態の一例を説明するための模式図である。
以下、本発明を、図面を用いて詳述する。
図1は、本発明の卓上電動撹拌具の一例を説明するための、該撹拌具の模式図である。
本発明の卓上電動撹拌具100は、回転体が取り付けられた電動回転本体50と、該回転体を収納し得る筒体であり、かつ一端が該電動回転本体の胴部に着脱可能に固定されたケーシング80とを備える。
図2は、図1に示される本発明の一例である卓上電動撹拌具100の分解図である。
(1.電動回転本体)
図2の(a)に示されるように、電動回転本体50には、本体下部において撹拌軸10と撹拌手段16とから構成されている回転体18が取り付けられている。本発明の卓上電動撹拌具においては、その位置において、操作側(例えば、回転体18から電動回転本体50への向き)を「上」、「上部」、「上方」など、そして撹拌側(例えば、電動回転本体50から回転体18への、または撹拌手段16への向き)を「下」、「下部」、「下方」などともいう。
回転体18は、電動回転本体50からの動力によって本体50の軸心周りに回転可能である。電動回転本体50には、内部に電動モータ(図示せず)が設けられており、当該モータの電気的な動力を通じて回転体18に回転力を提供することができる。電動回転本体50内の電動モータはまた、図示しない乾電池、リチウムイオン電池などの充電式バッテリ、コンセント接続式(直列式)など任意の様式でなる電源と電気的に接続されている。操作時にコードが邪魔にならず、かつ野外など電源設備が備わっていない場所で使用できるという利点から、乾電池式または充電バッテリを用いることが好ましい。電動回転本体50はまた、任意の場所にこの電動モータの回転を制御するためのスイッチ20が設けられている。スイッチ20は、例えば、押圧の変化により回転力(回転数)を制御する手段と電気的に接続されていてもよい。
図2の(a)において、回転体18は、撹拌軸10と、回転円盤14、撹拌コイル13および撹拌羽根12を備える撹拌手段16とから構成される。回転体18は、電動回転本体50から着脱自在であり得、例えば、差込式、ねじ込み式などで電動回転本体50に取り付けられる。撹拌手段16は、撹拌軸10の一端に備えられており、そして回転円盤14は、撹拌手段16に設けられた撹拌羽根12の直上に備えられている。
撹拌手段16の下方端は、例えば、球面状または錘状である。撹拌手段16の先端が錘状である場合、先端は鋭角でも鈍角でもよい。撹拌手段16がこのような形状を有することによって揚水力を生じさせ、回転体が回転したときに、カプセルが撹拌手段に吸着した状態で一緒に回転する現象を防止し得る。
撹拌羽根12は、撹拌手段16の下方端から延び、かつ撹拌軸10と対面するように設けられており、撹拌羽根12の撹拌軸10と対面する面(すなわち、内側の面)が平面である。撹拌羽根12は、その上端部に略水平に延びる水平刃を有する。水平刃は、後述するように回転体18の回転によって生じる液体の渦によって、ケーシング内で立ち上がった水溶性カプセルを切断する機能を果たす。これにより、カプセル内の溶解可能な成分(例えば、抹茶)がより短時間でカプセル外に溶け出しやすくなる。
回転円盤14は、例えば、上昇水流の衝突を受け止めるため、ならびに破砕効果、撹拌効果、および泡立て効果を向上させ得る手段を装着するために撹拌軸10周りに設けられている。回転円盤14は、水流を衝突させて受け止め、円滑に流動させ得る形状であれば限定されず、例えば、算盤の珠のような形状を有する。
回転体18は、撹拌軸10および撹拌手段16(撹拌羽根12および必要に応じて回転円盤14)を、それぞれ別々に成形してこれらを接着して完成させたものであってもよく、あるいは金型などを用いて一体的に成形したものであってもよい。撹拌軸10および撹拌手段16の材質は特に限定されず、例えば、樹脂または金属が挙げられる。樹脂の例としては、ポリカーボネート樹脂、ABS(アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン)樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、およびアクリル樹脂が挙げられる。金属の例としては、ステンレススチール、アルミニウムなどが挙げられる。
撹拌手段16はまた、撹拌物の破砕効果、撹拌効果、および泡立て効果を向上させるために撹拌コイル13が取り付けられていてもよい。撹拌コイル13は、例えば図2の(a)に示されるように、算盤の珠のような形状の回転円盤14の最大径の外周部上に取り付けられ得る。撹拌コイル13は、らせん状に成形可能であれば、材質は限定されず、例えば、金属または樹脂が挙げられる。樹脂の例としては、ポリカーボネート樹脂、ABS(アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン)樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、およびアクリル樹脂が挙げられる。金属の例としては、ステンレススチール、アルミニウムなどが挙げられる。
(2.ケーシング)
一方、図2の(b)に示されるケーシング80は、上記電動回転本体50の回転体18を略収容し得る筒体であり、かつ一端が該電動回転本体50の胴部に着脱自在に固定され得る。
図3は、図2に示される本発明の卓上電動撹拌具を構成するケーシング80の分解図である。
ケーシング80は、ケーシング本体82と、ケーシング本体82の下端に取り付けられており、かつ上端がケーシング本体82のスカート92の内部と着脱可能に接続されたケーシングキャップ86とを備える。
ケーシング本体82は、ほぼ軸方向に沿ってほぼ平行な筒状部分94と、筒状部分94の下方に位置しかつ該筒状部分94の外径よりも大きな外径を有するスカート部分96で構成されている。ケーシング本体82の筒状部分94は、その側面に軸方向に沿って延びる少なくとも1つの開口部90を有する。開口部90のそれぞれは、例えば、外部の液体および液面上の空気の少なくともいずれか一方をケーシング本体82内に吸い込み、開口部全体として、外部の液体および液面上の空気を一緒にケーシング本体82内に流入させることができる。
(2.1 開口部)
本発明の卓上電動撹拌具において、ケーシング本体82に設けられる開口部90の数は特に限定されない。しかし、上記外部の液体および液面上の空気の流入を高めるために、ケーシング本体82に対して、できるだけ広い開口面積をもって複数の開口部90が設けられていることが好ましい。さらに当該複数の開口部90は、ケーシング本体82の軸心周りに略均等な間隔をおいて設けられていることが好ましい。
さらに、開口部90は、その上端部93がケーシング本体82の上方側において撹拌具として使用する際の液面よりも上方に位置するように充分な長さをもって設けられていることが好ましい。均一かつ細かい泡立てのためには、充分な空気の流入が必要とされるからである。これに対し、開口部の下端部95は、上記電動回転本体50の撹拌手段16よりも上方に位置するように設けられていることが好ましい。撹拌の際に、撹拌手段16で形成された泡と、開口部の下端付近から流入する液体とが衝突することにより、泡の大きさが不均一となり易く、結果として泡立てた液体の口当たりを低下させるおそれがあるからである。このように、本発明において開口部90は上端付近における撹拌の際の空気の流入と、下端付近における液体の流入の2つの作用を提供する。このような2つの作用を提供するために、開口部90の上端部93と下端部95との間の距離Lは、必ずしも限定されないが、例えば、40mm〜70mm、より好ましくは50mm〜60mmの長さに設定されていてもよい。
図4は、本発明の卓上電動撹拌具を構成するケーシング本体の他の例を説明するための図であって、当該ケーシング本体を模式的に表す図である。
図4において、ケーシング本体83の複数の開口部90は、撹拌の際に本体83内への空気の流入を行うための複数の第一開口部97と、本体83への液体の流入を行うための複数の第二開口部99とから構成されている。例えば、第一開口部97と第二開口部99とは一定の間隔をおいて設けられている。第一開口部97の長さLと、第二開口部Lと、第一開口部97および第二開口部99の間の距離Lはそれぞれは特に限定されない。その一方で、第一開口部97の上端部93’と第二開口部99の下端部95’との間の距離L(すなわり、上記LとLとLとの合計の長さ)は、好ましくは、上記図3の(a)に示されるケーシング本体82の開口部90の距離Lと同様の長さが設定されていてもよい。
(2.2 ケーシングおよび電動回転本体の取付構造)
再び図3を参照すると、ケーシング本体82の上端部81側には、例えば、本体82の内側において、破線で表される螺子切り101の加工が施されている。螺子切り101は、図2の(a)に示される螺子切り102と螺合する。螺子切り101は、ケーシング本体82の上端部81の直下からではなく、上端部81から一定の距離tをおいて設けられていることが好ましい。また、この上端部81から距離tにおけるケーシング本体82の内周は、電動回転本体50に設けられた螺子切り102の上方に位置する胴部104の外周(図2の(a)参照)と密接するように設けられていることが好ましい。ケーシング本体82の螺子切り101が上端部81からこのような距離tをおいて設けられている。このことにより、ケーシング本体82の軸中心が、電動回転本体50の軸中心と略一致するように取り付けることが可能となる。さらに、撹拌の際に電動回転本体50に取り付けられた撹拌手段16(例えば、撹拌羽根12または撹拌コイル13)がケーシング本体82の内部と接触して、本体82を破損する、またはそのような接触によって泡立てにより生じる泡のサイズが不規則となることを回避することができる。なお、当該距離tは図2の(a)に示される胴部104の高さに一致することが好ましい。
図5は、本発明における電動回転本体とケーシングとの間の取付構造の他の例について説明するための図である。
図5において、(a)は電動回転本体の下部を表す模式図であり、(b)はケーシング上部を表す模式図であり、そして(c)はケーシング上部におけるA−A線方向の断面図である。
図5の(a)に示すように、本発明の1つの実施態様においては、電動回転本体51の下方において胴部106はほぼ円筒形状を有するように設計されている。胴部106には、逆L字型110の溝が反対側の図示されない同様溝とともに設けられている。一方、図5の(b)および(c)に示すように、本発明の1つの実施態様においては、ケーシング本体108は、その内周107が電動本体50の胴部106の軸心周りと密着するように成形されており、上端部から一定の距離tをおいて、内周107内に対向する少なくとも1対の突起部112が設けられている。
このような構造を有することにより、電動回転本体51とケーシング本体108とは、電動回転本体51の胴部106に設けられた溝110に、ケーシング本体108の内周107に設けられた突起部112をはめ込み、ケーシング本体108を上昇させた後に、軸心周りの所定方向に捻ることで容易に取り付けを行うことができる。また、取り外しは、上記の逆の操作、すなわちケーシング本体108を一旦軸心周りの当該所定方向と逆の方向に捻りその後、溝110に沿って下方に引き抜くことで、電動回転本体51とケーシング本体108とを分離することができる。
図6は、本発明における電動回転本体とケーシングとの間の取付構造のさらに別の例について説明するための図であって、(a)は電動回転本体の一部を表す模式図であり、(b)はケーシング上部を表す模式図であり、かつ(c)はケーシング上部におけるB−B線方向の断面図である。
図6の(a)に示すように、本発明の1つの実施態様においては、電動回転本体52の下方において上方胴部114および下方胴部116はいずれもほぼ円筒形状を有するように設計されている。さらに、下方胴部116は上方胴部114よりも僅かに外径が小さくなるように設計されており、上方胴部114と下方胴部116との境界部分には、窪み118が設けられている。一方、図6の(b)および(c)に示すように、本発明の1つの実施態様においては、ケーシング本体120は、その内周117が電動本体52の上方胴部114の軸心周りと密着するように成形されており、上端部から一定の距離tをおいて、内周117内に対向する少なくとも1対の突起部122が設けられている。
このような構造を有することにより、電動回転本体52とケーシング本体120とは、電動回転本体52の上方胴部114と下方胴部116との境界部分に設けられた窪み118に、ケーシング本体120の内周117に設けられた突起部122をはめ込むことができる。その一方で、ケーシング本体52の上方で上端部から距離tに相当する部分の内周が、電動回転本体52の上方胴部114と密着する。また、取り外しの際は、上記はめ込みとは逆に突起部122を窪み118より下方に引き抜くことにより、電動回転本体52とケーシング本体120とを分離することができる。
(2.3 スカートおよびケーシングキャップ)
再び図3を参照すると、ケーシング本体82には、筒状部分94の下方に(すなわち、開口部90の下端から下方にかけて)軸周りに開放して取り付けられたスカート92が設けられている。スカート92の下端は、以下のケーシングキャップ86の上端を覆い隠すことができる位置まで延びている。
ケーシング80は、ケーシング本体82の下端(スカート部分96)に取り付けられており、かつ上端が該ケーシング本体の該スカート92の内部と着脱可能に接続されたケーシングキャップ86を備える。
ケーシングキャップ86は、例えば、外径がケーシング本体82の上端の外径Pと略同一の円筒で構成されている。ケーシングキャップ86は、下端の一部に切込み132が設けられている。切込み132は、撹拌対象の液体が入った容器の底面に位置する液体をケーシング80内に吸い込む役割を果たす。さらにケーシングキャップ86は、切込み132の上方に所定角度に傾斜した複数の吸入口130を有する。吸入口130は、切込み132によるケーシング80内部への流体の吸入量の不足を補って豊富な泡立てを可能にするために設けられており、例えば、ケーシングを電動回転本体に取り付けた際にちょうど撹拌羽根(例えば、図2の(a)における12)と略同等の高さとなるような位置に設けられている。吸入口130はまた、卓上電動撹拌具の使用の際、予めケーシングキャップ86内に配置された、撹拌すべきカプセル(例えば、抹茶が封入された水溶性のハードカプセル)が外部に通過し得ない程度の大きさに設計されており、好ましくは、ケーシングキャップ86の表面において、カプセルを一定方向に誘導するガイドとしての機能を発揮し得るように対向する二本の略平行な直線から構成される形状(例えば、長方形、角丸長方形等)を有し得る。さらに、このような吸入口130の長軸はケーシングキャップ86またはケーシング80の軸心に対して、所定の角度をもって傾斜していることが好ましい。吸入口130の長軸とケーシングキャップ86またはケーシング80の軸心との間の角度(傾斜角)は、撹拌によってカプセルがいち早く縦方向に立ち上がり、かつ電動撹拌本体の撹拌羽根13によって破砕され易いように設けられている。このような傾斜角は、例えば、10°〜60°であり、好ましくは30°〜50°である。吸入口は、例えば、図示しない図3の裏側面にも設けられている。
ケーシングキャップ86はまた、上記吸入口130の上方に排出口134が設けられている。排出口134は、ケーシングを電動回転本体に取り付けた際に図2の(a)に示す撹拌手段16の撹拌コイル13よりも若干高くなるような位置(すなわち、排出口134の下端が撹拌コイル13よりも、例えば2mm〜5mm上方となる位置)に設けられており、好ましくは、ケーシングキャップ86の軸心周りに一定の間隔をおいて複数個設けられている。排出口134は撹拌手段16による流体の回転によって生じた泡をケーシングキャップ86の外部に吐出するための役割を果たす。図3において、排出口134は、ケーシングキャップ86の該表面にそって略長方形の形状を有しているが、本発明は必ずしもこのような形状に限定されない。例えば、楕円のような形状であってもよい。
図7は、図3に示すケーシングキャップ86の排出口134の断面形状を説明するための、当該ケーシングキャップ86のC−C線方向の断面図である。
図7に示すように、ケーシングキャップ86において排出口134は、例えば、ケーシングキャップ86の外周に沿って、ほぼ均等な間隔で設けられている。ここで、排出口134の端部138は、ケーシングキャップ86の半径方向とは平行ではなく、所定の方向に傾斜させて、あるいはその表面が丸みを帯びた形状となるように切り込むことにより加工されていることが好ましい。例えば、半径方向と平行に切り込むように加工されると、撹拌の際に発生した流体の泡がケーシングキャップ86内から排出口134が出る際に不均一な泡を形成しやすくなるためである。むしろ、このような加工を行うことによって、ほぼ均一で口当たりの良い泡を形成することが一層容易となる。
図3に示すケーシングキャップ86において、排出口134のさらに上方には円周方向に対向する複数の突起部136が設けられている。突起部136は、ケーシング本体82のスカート92の裏側に円周方向に設けられた溝(図示せず)と円周方向にスライドさせることにより係合可能な形状を有している。突起部136の代わりに螺子切りが設けられていてもよい。こうしてケーシングキャップ86は、ケーシング本体82のスカート92の裏側で強固に固定され得る。
本発明においては、上記ケーシングキャップ86とケーシング本体82との取り付けにおいて、ケーシングキャップ86における排出口134の下端が、ケーシング本体82の下端(すなわち、スカート92の下端)よりも上方となるように各構成が配置されていることが好ましい。撹拌手段16で生じた泡がより均一な状態を保持したまま排出口134から吐出され、ケーシング本体82のスカート92の内壁によってケーシング外部への泡の飛散を防止することができるからである。ケーシングキャップ86の外周と、ケーシング本体82のスカート92との間に形成され得る間隔は特に限定されないが、例えば、4mm〜6mmである。
さらに本発明においては、ケーシング本体82の下端、すなわちスカート92の下端において円周方向に沿って突出したL字型の突起140が設けられていてもよい。突起140は、後述する収納スタンドの内部に取り付け可能となるように設けられ得る。図8に示すように、スカート92の下端において円周方向に一定の間隔をおいて複数個が設けられていてもよい。
本発明において、ケーシングを構成するケーシング本体およびケーシングキャップの材料は、特に限定されず、例えば、樹脂または金属、あるいはこれらの組合せが使用され得る。樹脂の例としては、ポリカーボネート樹脂、ABS(アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン)樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、およびアクリル樹脂が挙げられる。金属の例としては、ステンレススチール、アルミニウムなどが挙げられる。使用にあたり内部の状況が視認し易く、かつ成形が容易であるとの理由から、透明性を有する樹脂を使用することが好ましい。
(3.収納スタンド)
次に、本発明の卓上電動撹拌具を収納するための収納スタンドについて説明する。
図9は 本発明の卓上電動撹拌具を収納スタンドに収納した状態を説明するための模式図である。
本発明の卓上電動撹拌具100は、例えば、図9に示すような収納スタンド200内にその下方を収納することで立てた状態のまま保管することが可能である。収納スタンド200は、例えば、収納時に本発明の卓上電動撹具100のうち、少なくともケーシング部分を収納し得る高さを有する。
図10は、本発明の卓上電動撹拌具を収納するための収納スタンドの分解断面図である。
図10に示される収納スタンド200は、中空のカバー本体210と基底部220とを備える。
カバー本体210は、上方に開口部212を有する。開口部212は本発明の卓上電動撹拌具を出し入れ可能な大きさで設けられている。外部からの埃などの異物の浸入を防ぐために撹拌具の外径、より具体的にはケーシング本体のスカートの外径を基準にして、収納の際、スカート外径と接触し難い程度の大きさで設けられている。カバー本体210を構成する厚みは限定されず、本発明の卓上電動撹拌具を立てた状態で収納することができる程度の強度が保持し得る厚みが当業者に設定され得る。
基底部220は、カバー本体210の下端の内周壁面と略一致するように設計された密着部228を有し、かつその内部に複数の第一収納片222および複数の第二収納片224を備える。基底部220の底部226は、例えば、外周よりも中心部分が僅かに窪みを有するように構成されている。このような窪みを有することで、使用後の卓上電動撹拌具から滴り落ちた流体が基底部220の底部全体に広げることなく底部226の中心近くに集めることができる。その結果、滴り落ちた流体の飛散を防止し、収容スタンド200内の衛生状態をより高めることができる。
図11は、図10に示す収納スタンドを構成する基底部の斜視図である。
図11に示すように、基底部220において、複数の第一収納片222と、複数の第二収納片224とは、それぞれ基底部220の円周方向に沿って略均等な間隔をおいて設けられており、かつ当該第一収納片222と第二収納片224とは基底部220の上方から見て交互に位置するように配置されている。第一収納片222の上端は、上記本発明の卓上電動撹拌具を収納する際、ケーシングのスカートの下端と接触する位置に設けられている。他方、第二収納片224の下端は、上記図3に示されるケーシング本体82のスカート下端に配置された突起140と係合する位置に設けられている。また、第一収納片222の上端と第二収納片224の下端との間の高さが、ケーシング本体82の突起140の高さを収容するように、第一収納片222および第二収納片224がそれぞれ設けられている。
なお、図10および図11において、基底部220に設けられる第一収納片222は底部226まで延びているが、本発明の収納スタンドはこのような構成に必ずしも限定されない。その一方で、図10および図11のように第一収納片222が底部226まで延びていることにより、当該第一収納片222はリブとしての機能も果たし、基底部220の強度を高めることができる。その結果、本発明の卓上電動撹拌具を立てた状態で収納することがより容易となる。
図12に本発明の卓上電動撹拌具を収納スタンドの基底部に着脱可能に固定した状態の一例について説明する。
図12に示すように、本発明の卓上電動撹拌具を構成するケーシングのスカート92の下端は、基底部220の第一収納片222の上端と接触した状態で着脱可能に固定され得る。また、本発明の卓上電動撹拌具は、スカート92に設けられた突起140を介して第二収納片224の下端と接することにより着脱可能に固定され得る。このことによって卓上電動撹拌具の安易な横倒れを回避することができる。なお、この固定の際、ケーシングの下端(すなわち、ケーシングキャップの下端)は、基底部220の底部226と接触することがないように、基底部220は充分な高さをもって成形されていることが好ましい。ケーシングキャップの下端と基底部220の底部226との非接触状態が保たれることにより、収納スタンドおよび収納される卓上電動撹拌具の両方について、衛生状態を一層良好に保つことができるからである。
このようにして、本発明の卓上電動撹拌具は収納スタンド200内に収納される。
卓上電動撹拌具を取り出す際は、当該撹拌具を基底部の円周方向に回転させることにより、上記突起140と第二収納片224の係合が外れ、そのまま上方に引き出すことによって、例えば片手でも容易に取り出すことができる。また、卓上電動撹拌具を当該収納スタンドに収納する際は、スタンドの開口部212に卓上電動撹拌具の下端を挿入し、ケーシングのスカート下端と第一収納片222が接触した段階で卓上電動撹拌具を当該収納スタンドの円周方向に捻ることにより、突起140と第二収納片224とが係合する。これにより、本発明の卓上電動撹拌具を収納スタンドに立てた状態のまま収納かつ保管することができる。
本発明において、上記収納スタンドを構成するカバー本体および基底部の材料は、特に限定されず、例えば、樹脂または金属、あるいはこれらの組合せが使用され得る。樹脂の例としては、ポリカーボネート樹脂、ABS(アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン)樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、およびアクリル樹脂が挙げられる。金属の例としては、ステンレススチール、アルミニウムなどが挙げられる。成形が容易であるとの理由から樹脂を使用することが好ましい。
本発明によれば、効率よく撹拌し得、水溶性カプセルを白湯および水のいずれに対しても一層容易かつ短時間で破砕・溶解することができる。さらに、本発明によれば、撹拌を通じて、さらに口当たりがよく均一かつ一層きめ細かい泡立てを達成することができる。このため、家庭内でのカフェラテなどの嗜好飲料の作成の他、コーヒーショップやカフェなどの飲食店において、熟練度の違いなく高品質な泡立て飲料の提供に有用である。さらに本発明によれば、衛生状態を一層高めた状態で卓上電動撹拌具を収納または保管することができる。
100 卓上電動撹拌具
10 撹拌軸
12 撹拌羽根
13 撹拌コイル
14 回転円盤
16 撹拌手段
18 回転体
20 スイッチ
50,51,52 電動回転本体
80 ケーシング
82,108,120 ケーシング本体
86 ケーシングキャップ
90 開口部
92 スカート
130 吸入口
134 排出口
200 収納スタンド
210 カバー本体
220 基底部
222 第一収納片
224 第二収納片
226 底部

Claims (3)

  1. 卓上電動撹拌具であって、
    撹拌軸および撹拌手段から構成されている回転体が取り付けられた電動回転本体;ならびに
    該回転体を収容し得る筒体であり、かつ一端が該電動回転本体の胴部に着脱可能に固定されたケーシング;
    を備え、
    該ケーシングが、軸方向に沿って延びる外部の液体および液面上の空気の少なくともいずれか一方を吸い込むための少なくとも1つの開口部、および該開口部の下端から下方にかけて軸周りに開放して取り付けられたスカートが設けられたケーシング本体と、該ケーシング本体の下端に取り付けられており、かつ上端が該ケーシング本体の該スカートの内部と着脱可能に接続されたケーシングキャップとを備え、
    該ケーシングキャップが、該回転体の撹拌により生じた泡を排出するための排出口を備え、
    該排出口の端部が、該ケーシングキャンプの半径方向に対して傾斜した、または該半径方向において丸みを帯びた形状を有し、かつ
    該排出口の下方に、該ケーシング内部への該液体の流入を補足するための少なくとも1つの吸入口が設けられている、卓上電動撹拌具。
  2. 前記スカートの下端が前記排出口の下端と同一の高さまたはそれよりも下方に配置されている、請求項1に記載の撹拌具。
  3. 前記ケーシングが、上方において前記電動回転本体との胴部と着脱可能に固定するための固定手段を備え、該固定手段が該ケーシングの上端部と一定の間隔をおいて設けられており、そして該固定手段と該ケーシングの上端部との間の該ケーシングの内壁が該電動回転本体の胴部と密接している、請求項1に記載の撹拌具。
JP2014553921A 2012-12-25 2012-12-25 卓上電動撹拌具 Active JP5897152B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2012/083534 WO2014102912A1 (ja) 2012-12-25 2012-12-25 卓上電動撹拌具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5897152B2 true JP5897152B2 (ja) 2016-03-30
JPWO2014102912A1 JPWO2014102912A1 (ja) 2017-01-12

Family

ID=51020072

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014553921A Active JP5897152B2 (ja) 2012-12-25 2012-12-25 卓上電動撹拌具

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5897152B2 (ja)
WO (1) WO2014102912A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110022735A (zh) * 2016-09-15 2019-07-16 古德波德公司 用于混合饮料的系统及其混合饮料的方法
JP2018153370A (ja) * 2017-03-16 2018-10-04 株式会社マイティータイム 卓上電動撹拌具

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5368384A (en) * 1993-08-20 1994-11-29 Duncan; J. Kenneth Hand-held mixing device with heating element
JP2006075373A (ja) * 2004-09-10 2006-03-23 Shigeo Sasagawa 携帯型泡立て装置
US20080043569A1 (en) * 2007-05-24 2008-02-21 Moschetti Mitchell R Immersion blender spatula ring
WO2010061481A1 (ja) * 2008-11-28 2010-06-03 Yamasaki Masashi 卓上電動撹拌具
JP2010273770A (ja) * 2009-05-27 2010-12-09 Kai R & D Center Co Ltd 攪拌具
JP2012512688A (ja) * 2008-12-18 2012-06-07 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 調理器具用解放システム

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5368384A (en) * 1993-08-20 1994-11-29 Duncan; J. Kenneth Hand-held mixing device with heating element
JP2006075373A (ja) * 2004-09-10 2006-03-23 Shigeo Sasagawa 携帯型泡立て装置
US20080043569A1 (en) * 2007-05-24 2008-02-21 Moschetti Mitchell R Immersion blender spatula ring
WO2010061481A1 (ja) * 2008-11-28 2010-06-03 Yamasaki Masashi 卓上電動撹拌具
JP2012512688A (ja) * 2008-12-18 2012-06-07 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 調理器具用解放システム
JP2010273770A (ja) * 2009-05-27 2010-12-09 Kai R & D Center Co Ltd 攪拌具

Also Published As

Publication number Publication date
JPWO2014102912A1 (ja) 2017-01-12
WO2014102912A1 (ja) 2014-07-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6289130B2 (ja) 飲料製造装置
JP4317263B1 (ja) 卓上電動撹拌具
US7717613B1 (en) Portable blender with swiveling base
CN108601483A (zh) 一次性容器搅拌装置和方法
JP5897152B2 (ja) 卓上電動撹拌具
KR101364333B1 (ko) 교반기구를 구비하는 소형 블렌더
JPS61176317A (ja) 調理機
JP5754994B2 (ja) 攪拌装置
WO2016143406A1 (ja) 飲料製造装置
TW200809153A (en) Ice shaving machine
US20060176769A1 (en) Drink blender system with a single use disposable drink container
JP2018153370A (ja) 卓上電動撹拌具
US20070291583A1 (en) Drink blender system with a single use disposable lid
GB2398733A (en) Food blending vessel
KR200474168Y1 (ko) 다각 믹서기
JP2017094220A (ja) ミキサーヘッド及びインペラ
CN205306816U (zh) 搅拌杯
JP6564400B2 (ja) 補充可能な複数回用貯蔵コンテナを備えた飲料調製マシン
JP2006075373A (ja) 携帯型泡立て装置
CN212755367U (zh) 搅拌装置及料理机
JP2005052513A (ja) ハンドミキサーのスタンド
CN220124551U (zh) 一种食品加工机
CN220124536U (zh) 一种食品加工机
CN220275466U (zh) 一种切割器具和食物加工设备
CN212755232U (zh) 一种便于清洗的食物粉碎器

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160223

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160301

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5897152

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250