JP5894789B2 - ブレーキ機構およびクラッチユニット - Google Patents
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Description
ブレーキ側外輪11は、円筒形状の外周部11Aと、この外周部11Aと連なる出力側の側壁11Bとを備えている。ブレーキ側外輪11の内周面11Cは、円筒状の面となっている。側壁11Bは、主軸21のフランジ21Cと略同じ直径の孔11Dが形成されている。図4に示すように、フランジ21Cは、孔11Dに入って、ブレーキ側外輪11との隙間を小さくしてハウジング10内へのゴミの侵入を抑制している。
レバー取付部13Aは、ハウジング10の外周、すなわち、カバー部材12の外周部12Aよりも径方向外側まで延びている。そのため、レバー取付部13Aの先端は、揺動中心からの距離が長く、レバー取付部13AにレバーLVを取り付けたときに、レバーLVからレバー取付部13Aに回転トルクを伝えやすい。これにより、レバーLVの操作時にレバー取付部13AからレバーLVに掛かる反力が小さいので、レバーLVを樹脂で構成したときにもレバーLVの耐久性を向上させることができる。
円形部95Aは、図7に示すように、レバー部材13の接続部13Eの外周面と姿勢規制部材14のバネ保持部14Cの外周面に保持されている。係合端部95Bは、姿勢規制部材14のバネ支持部14Dと、レバー部材13のバネ係止溝13Fに係合している。バネ支持部14Dは、レバー部材13の揺動によっても静止したままである一方、バネ係止溝13Fはレバー部材13の揺動によって移動するので、レバー部材13を中立位置Nから揺動させたときには、リターンスプリング95からバネ係止溝13Fに掛かる力が、レバー部材13を図7に示すような中立位置Nに戻そうとする力として働くようになっている。
図9(a)に示す中立位置Nにおいて、部分拡大図で示したように、ローラ91は、ラチェット側外輪16の内周面16Cとレバー部材13のカム面13Dの間に位置するが、これらの間には僅かな隙間があり、これらに挟持されてはいない。ローラ91は、スプリング97によりローラ保持壁15Cに押し付けられている。
図9(b)に示すように、レバーLVを下に揺動させていくと、カム面13Dが時計回りに回動してローラ91に接し、内周面16Cとカム面13Dの間でローラ91が挟持される。これにより、ラチェット側外輪16とレバー部材13とは一体に回転できるようになる。
そのため、図9(c)に示すように、さらにレバー部材13を時計回りに回していけば、ラチェット側外輪16とレバー部材13とが一体になったまま、時計回りに回動する。すなわち、レバー部材13を回動させた入力トルクがラチェット側外輪16に伝達される。
図10(a)に示すように、ラチェット側外輪16が回動する前において、ローラ92は、ブレーキ側外輪11の内周面11Cと、カム面18Cとの間に挟持されている。これにより、出力ギヤ21Dからの逆入力トルクは遮断されている。このとき、ローラ92は、伝達部材17の段差部17Cからは僅かに離間している。
ラチェット側外輪16が回動すると、伝達部材17もラチェット側外輪16と一体に回転する。図10(b)に示すように、伝達部材17が時計回りに少し回動すると、段差部17Cとローラ92が接触し、ローラ92を時計回りに押すことで内周面11Cとカム面18Cによるローラ92の挟持を解除し、ブレーキを解除する。その後、図10(c)に示すように、そのままレバーLVを下に下げれば、伝達部材17が時計回りにさらに回動して、第1突出部18Dと、その第1突出部18Dが入っている切欠17Aの段差部17Cとが周方向に当接する。この段差部17Cと第1突出部18Dの係合により、レバーLVを下に下げるときの入力トルクが、伝達部材17からブレーキ側カム18に伝達される。
前記実施形態では、第1回転体としてラチェット側外輪を例示し、第2回転体としてラチェット側カムを例示したが、外輪の内周面がカム形状で、内輪の外周面が円筒形状であっても構わない。
2 ラチェット機構
3 ブレーキ機構
10 ハウジング
11 ブレーキ側外輪
11A 外周部
11B 側壁
11C 内周面
12 カバー部材
12A 外周部
12B 側壁
12C 操作開口
12D バネ係止用開口
13 レバー部材
13A レバー取付部
13B 孔
13C ラチェット側カム
13D カム面
13E 接続部
13G バネ支持部
14 姿勢規制部材
15 ローラ保持器
15B ローラ保持部
15C ローラ保持壁
16 ラチェット側外輪
16A 外周部
16B 側壁
16C 内周面
16D 第2突出部
17 伝達部材
17A 切欠
17C 段差部
17E 係合穴
18 ブレーキ側カム
18A 本体部
18C カム面
18D 第1突出部
21 主軸
21D 出力ギヤ
91 ローラ
92 ローラ
95 リターンスプリング
95B 係合端部
LV レバー
Claims (7)
- 入力トルクを出力軸に伝達するとともに、前記出力軸からの逆入力トルクを遮断するブレーキ機構であって、
円筒状の内周面を有するブレーキ側外輪と、
前記ブレーキ側外輪に対して相対回転可能であり、前記ブレーキ側外輪の内周面と非平行な外周面を有するブレーキ側カムと、
前記ブレーキ側外輪の内周面と前記ブレーキ側カムの外周面との間に配置され、前記ブレーキ側外輪の内周面と前記ブレーキ側カムの外周面に挟持されることで前記出力軸からの逆入力トルクを遮断する第1可動片と、
前記ブレーキ側カムに対し軸方向に隣接して設けられ、前記第1可動片と当接して前記第1可動片が前記ブレーキ側外輪の内周面と前記ブレーキ側カムの外周面に挟持されるのを解除可能であり、かつ、前記ブレーキ側カムと係合して前記ブレーキ側カムに入力トルクを伝達可能な伝達部材とを備え、
前記ブレーキ側カムは、板状の本体部と、当該本体部から前記伝達部材側に突出した第1突出部とを有し、
前記第1可動片は、一部が前記本体部よりも前記伝達部材側に突出して配置され、
前記伝達部材は、平板状に形成され、前記第1突出部を受け入れて係合可能な第1開口部と、前記第1可動片を受け入れて係合可能な第2開口部とを有することを特徴とするブレーキ機構。 - 前記第1開口部と前記第2開口部は、前記伝達部材の外周において径方向外側に向けて開放した切欠として形成されていることを特徴とする請求項1に記載のブレーキ機構。
- 前記第1開口部と前記第2開口部は、それぞれ複数設けられ、周方向に交互に配置されたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のブレーキ機構。
- 前記第1開口部と前記第2開口部は、それぞれ周方向に同じ長さを有し、かつ、周方向に等角度ピッチで配置されたことを特徴とする請求項3に記載のブレーキ機構。
- 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のブレーキ機構と、操作部材の操作により前記ブレーキ機構に入力トルクを伝達・遮断可能なラチェット機構とを備えるクラッチユニットであって、
前記ラチェット機構は、
前記伝達部材に対し前記軸方向に隣接して設けられ、前記伝達部材と係合して一体に回転可能である第1回転体と、
前記操作部材と一体に揺動可能な第2回転体と、
前記第1回転体および前記第2回転体に係合・離脱することで入力トルクの伝達・遮断を行う第2可動片とを備え、
前記伝達部材は、少なくとも前記第1回転体に向けて開放した係合穴を有し、
前記第1回転体は、前記係合穴に係合する第2突出部を有することを特徴とするクラッチユニット。 - 前記係合穴は、前記第1開口部および前記第2開口部よりも径方向内側に配置されていることを特徴とする請求項5に記載のクラッチユニット。
- 前記第1回転体は、板金によりカップ状に形成され、円筒状の内周面を有するラチェット側外輪であり、
前記第2回転体は、前記ラチェット側外輪の内周面と非平行な外周面を有するラチェット側カムであることを特徴とする請求項5または請求項6に記載のクラッチユニット。
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