JP5892153B2 - 給湯装置 - Google Patents

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Description

この発明は、給湯装置に関する。
従来、給湯装置としては、温水を貯湯する貯湯タンクを備え、その温水を浴槽に供給するものがある(例えば特開2012−255587号公報(特許文献1)参照)。この貯湯タンクには、追焚熱交換器を有する追焚回路と、沸き上げ熱交換器を有する沸き上げ回路とが接続されている。また、上記沸き上げ回路には共用ポンプが配設されている。この共用ポンプは、追焚回路に送水するときも、沸き上げ回路に送水するときも、駆動される。
上記構成の貯湯装置によれば、浴槽内の風呂水を追い焚きするとき、共用ポンプが駆動して、貯湯タンク内の温水が、追焚回路を流れ、追焚熱交換器に供給される。このとき、上記追焚熱交換器内の温水は浴槽からの風呂水に熱を奪われて温度が下がる。この温度が下がった温水は、追焚回路から沸き上げ回路に流入し、沸き上げ熱交換器で、空気熱交換器からの冷媒で加熱された後、再び、追焚回路へ戻る。
このように、上記浴槽内の風呂水を追い焚きするとき、共用ポンプが駆動して、温水が追焚回路および沸き上げ回路を循環するようになっている。別の言い方をすれば、追焚回路および沸き上げ回路に温水を流すことが、浴槽内の風呂水を追い焚きするために必要となる。
特開2012−255587号公報
ところで、上記従来の給湯装置では、空気熱交換器の正サイクルデフロスト運転を行うとき、沸き上げ熱交換器での冷媒の温度低下を抑制して、高温の冷媒を空気熱交換器に戻すため、共用ポンプを停止させて、温水が沸き上げ熱交換器を流れないようにする。
すなわち、上記正サイクルデフロスト運転中は、追焚回路および沸き上げ回路に温水を流すことができず、追焚運転が行えない。
したがって、上記追焚運転中、正サイクルデフロスト運転が開始すると、追焚運転が中断されてしまうという問題が生じてしまう。
そこで、この発明の課題は、追焚運転が中断される事態を低減できる給湯装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の給湯装置は、
浴槽に供給される温水を貯留する貯湯タンクと、
上記貯湯タンクに接続され、追焚熱交換器を有する追焚回路と、
上記貯湯タンクに接続され、沸き上げ熱交換器を有する沸き上げ回路と、
上記沸き上げ熱交換器に冷媒配管を介して接続された空気熱交換器と、
上記追焚回路および沸き上げ回路への送水を行う共用ポンプと、
制御装置と
を備え、
上記制御装置は、湯張り運転または追焚運転が完了してから、次の追焚運転が開始するまでの間の少なくとも一部の期間において、上記空気熱交換器の正サイクルデフロスト運転の開始条件を緩和する開始条件緩和部を有し、
上記期間は、湯張り運転または追焚運転が完了した時と、次の追焚運転の開始から特定時間遡った時との間の期間であり、
上記特定時間は、上記空気熱交換器の正サイクルデフロスト運転の予測運転時間に、予め設定された時間を加えた時間であることを特徴としている。
ここで、「湯張り運転」は、貯湯タンク内の温水を浴槽に供給して、浴槽に湯を張るための運転を指し、「追焚運転」は浴槽の風呂水を追い焚きするための運転を指す。
上記構成によれば、上記開始条件緩和部は、湯張り運転または追焚運転が完了してから、次の追焚運転が開始するまでの間の少なくとも一部の期間において、空気熱交換器の正サイクルデフロスト運転の開始条件を緩和する。これにより、次の追焚運転が開始するまでに、空気熱交換器の正サイクルデフロスト運転が行われ易くなる。したがって、上記追焚運転中、正サイクルデフロスト運転が開始され難くなるので、追焚運転が中断される事態が少なくなる。
また、上記特定時間は、空気熱交換器の正サイクルデフロスト運転の予測運転時間に、予め設定された時間を加えた時間である。これにより、上記空気熱交換器の正サイクルデフロスト運転が上記期間中に開始しても、次の追焚運転までに確実に終了する。したがって、上記次の追焚運転が予定よりも遅くに開始されてしまうのを防ぐことができる。
一実施形態の給湯装置は、
上記空気熱交換器の温度を検出する第1温度センサを備え、
上記第1温度センサにより検出された上記空気熱交換器の温度が、予め設定された第1開始温度以下を、予め設定された第1設定時間継続したときに、上記空気熱交換器の正サイクルデフロスト運転が開始するようになっており、
上記開始条件緩和部は、上記第1開始温度を、上記第1開始温度よりも高い第2開始温度に変更するか、または、上記第1設定時間を、上記第1設定時間よりも短い第2設定時間に変更するか、または、上記第1開始温度を上記第2開始温度に変更すると共に、上記第1設定時間を上記第2設定時間に変更する。
上記実施形態によれば、上記開始条件緩和部は、第1開始温度を、この第1開始温度よりも高い第2開始温度に変更するか、または、第1設定時間を、この第1設定時間よりも短い第2設定時間に変更するか、または、上記第1開始温度を上記第2開始温度に変更すると共に、上記第1設定時間を上記第2設定時間に変更する。これにより、上記湯張り運転または追焚運転が完了してから、次の追焚運転が開始するまでの間において、空気熱交換器の正サイクルデフロスト運転が確実に行われ易くなる。
一実施形態の給湯装置は、
外気温度を検出する第2温度センサを備え、
上記制御装置は、上記第2温度センサにより検出された外気温度に基づいて、上記空気熱交換器の正サイクルデフロスト運転の予測運転時間を決定する予測運転時間決定部を有する。
上記実施形態によれば、上記予測運転時間決定部は、第2温度センサにより検出された外気温度に基づいて、空気熱交換器の正サイクルデフロスト運転の予測運転時間を決定する。これにより、上記予測運転時間の信頼性が高くなる。
この発明の給湯装置は、
浴槽に供給される温水を貯留する貯湯タンクと、
上記貯湯タンクに接続され、追焚熱交換器を有する追焚回路と、
上記貯湯タンクに接続され、沸き上げ熱交換器を有する沸き上げ回路と、
上記沸き上げ熱交換器に冷媒配管を介して接続された空気熱交換器と、
上記追焚回路および沸き上げ回路への送水を行う共用ポンプと、
制御装置と、
上記空気熱交換器の温度を検出する温度センサ
を備え、
上記制御装置は、湯張り運転または追焚運転が完了してから、次の追焚運転が開始するまでの間の少なくとも一部の期間において、上記空気熱交換器の正サイクルデフロスト運転の開始条件を緩和する開始条件緩和部を有し、
上記期間は、湯張り運転または追焚運転が完了した時と、次の追焚運転の開始から特定時間遡った時との間の期間であり、
上記特定時間は、上記空気熱交換器の正サイクルデフロスト運転の予測運転時間に、予め設定された時間を加えた時間であり、
上記制御装置は、上記温度センサにより検出された上記空気熱交換器の温度に基づいて、上記空気熱交換器の正サイクルデフロスト運転の予測運転時間を決定する予測運転時間決定部を有することを特徴としている
上記構成によれば、上記特定時間は、空気熱交換器の正サイクルデフロスト運転の予測運転時間に、予め設定された時間を加えた時間である。これにより、上記空気熱交換器の正サイクルデフロスト運転が上記期間中に開始しても、次の追焚運転までに確実に終了する。したがって、上記次の追焚運転が予定よりも遅くに開始されてしまうのを防ぐことができる。
また、上記予測運転時間決定部は、温度センサにより検出された空気熱交換器の温度に基づいて、空気熱交換器の正サイクルデフロスト運転の予測運転時間を決定する。これにより、上記予測運転時間の信頼性が高くなる。
この発明の給湯装置は、
浴槽に供給される温水を貯留する貯湯タンクと、
上記貯湯タンクに接続され、追焚熱交換器を有する追焚回路と、
上記貯湯タンクに接続され、沸き上げ熱交換器を有する沸き上げ回路と、
上記沸き上げ熱交換器に冷媒配管を介して接続された空気熱交換器と、
上記追焚回路および沸き上げ回路への送水を行う共用ポンプと、
制御装置と、
外気温度を検出する温度センサ
を備え、
上記制御装置は、湯張り運転または追焚運転が完了してから、次の追焚運転が開始するまでの間の少なくとも一部の期間において、上記空気熱交換器の正サイクルデフロスト運転の開始条件を緩和する開始条件緩和部を有し、
記温度センサにより検出された外気温度が、予め設定された第開始温度以下を、予め設定された時間継続したときに、前回のデフロスト運転が完了してから、予め設定された第設定時間経過していれば、上記空気熱交換器の正サイクルデフロスト運転が開始するようになっており、
上記開始条件緩和部は、上記第開始温度を、上記第開始温度よりも高い第開始温度に変更するか、または、上記第設定時間を、上記第設定時間よりも短い第設定時間に変更するか、または、上記第開始温度を上記第開始温度に変更すると共に、上記第設定時間を上記第設定時間に変更する。
上記構成によれば、上記開始条件緩和部は、第開始温度を、この第開始温度よりも高い第開始温度に変更するか、または、第設定時間を、この第設定時間よりも短い第設定時間に変更するか、または、上記第開始温度を上記第開始温度に変更すると共に、上記第設定時間を上記第設定時間に変更する。これにより、上記湯張り運転または追焚運転が完了してから、次の追焚運転が開始するまでの間において、空気熱交換器の正サイクルデフロスト運転が確実に行われ易くなる。
一実施形態の給湯装置では、
上記期間は、湯張り運転または追焚運転が完了した時と、次の追焚運転の開始から特定時間遡った時との間の期間であり、
上記特定時間は、上記空気熱交換器の正サイクルデフロスト運転の予測運転時間に、予め設定された時間を加えた時間である。
上記実施形態によれば、上記特定時間は、空気熱交換器の正サイクルデフロスト運転の予測運転時間に、予め設定された時間を加えた時間である。これにより、上記空気熱交換器の正サイクルデフロスト運転が上記期間中に開始しても、次の追焚運転までに確実に終了する。したがって、上記次の追焚運転が予定よりも遅くに開始されてしまうのを防ぐことができる。
一実施形態の給湯装置では、
上記制御装置は、上記温度センサにより検出された外気温度に基づいて、上記空気熱交換器の正サイクルデフロスト運転の予測運転時間を決定する予測運転時間決定部を有する。
上記実施形態によれば、上記予測運転時間決定部は、温度センサにより検出された外気温度に基づいて、空気熱交換器の正サイクルデフロスト運転の予測運転時間を決定する。これにより、上記予測運転時間の信頼性が高くなる。
この発明の給湯装置は、制御装置が開始条件緩和部を有し、この開始条件緩和部は、湯張り運転または追焚運転が完了してから、次の追焚運転が開始するまでの間の少なくとも一部の期間において、空気熱交換器の正サイクルデフロスト運転の開始条件を緩和することによって、追焚運転中、正サイクルデフロスト運転が開始され難くなるので、追焚運転が中断される事態を低減できる。
図1はこの発明の第1実施形態の給湯装置の配管系統図である。 図2は風呂水温度と時間の関係を示すグラフである。 図3は風呂水温度と時間の関係を示す他のグラフである。 図4はこの発明の第2実施形態の給湯装置の配管系統図である。 図5はこの発明の第3実施形態の給湯装置の配管系統図である。
以下、この発明の給湯装置を図示の実施の形態により詳細に説明する。
〔第1実施形態〕
図1はこの発明の第1実施形態の給湯装置の配管系統図である。
上記給湯装置は、貯湯タンク3、追焚回路L1、沸き上げ回路L2および制御装置100を有する貯湯ユニット1と、ヒートポンプユニット2とを備える。
上記貯湯タンク3は、浴槽4に供給される温水を貯留する。この貯湯タンク3には、下側から上側に向かって略等間隔に4つの温度センサT1〜T4が設けられている。また、給水源70からの市水が、必要時、貯湯タンク3に供給される。より詳しくは、給水源70には水配管L11の一端部が接続され、水配管L11の他端部が貯湯タンク3の下部に接続されている。また、水配管L11には、水配管L11内の圧力が所定値を越えないようにするための減圧弁11と、給水源70側から貯湯タンク3側への流れのみを許容する逆止弁12とが配設されている。
また、上記減圧弁11と逆止弁12の間の水配管L11には、水配管L12の一端が接続されている。一方、水配管L12の他端は給湯用混合弁22の第1入水ポートに接続されている。また、水配管L12には、給水源70側から給湯用混合弁22側への流れのみを許容する逆止弁23が配設されている。
また、上記給湯用混合弁22の第2入水ポートには、水配管L31の一端が接続されている。一方、水配管L31の他端は貯湯タンク3の上部に接続されている。これにより、給湯用混合弁22は、水配管L31からの温水に水配管L12からの市水を混合して、所望の温度に調節した温水を出水ポートから水配管L32に流すことができるようになっている。また、水配管L31には、貯湯タンク3側から給湯用混合弁22側への流れのみを許容する逆止弁21が配設されている。
また、上記水配管L32は、給湯用混合弁22からの温水を水量センサ24を介して給湯栓60へ案内する。この水量センサ24よりも下流側の水配管L32には温度センサT21が取り付けられている。一方、水量センサ24よりも上流側の水配管L32には、水配管L33の一端が接続されている。この水配管L33の他端は水配管L34に接続されている。これにより、給水配管L32から水配管L33に流入した温水は、水配管L34を介して浴槽4に供給できるようになっている。また、水配管L33には、湯張り用電磁弁25、逆止弁26、水量センサ27および逆止弁28が上流側から順に配設されている。この逆止弁26,28は、水配管L32側から水配管L34側への流れのみを許容する。
また、上記水配管L34の一端は、浴槽4に設けられた接続アダプタ9の給湯口9aに接続されている。また、接続アダプタ9の追焚用吸水口9bには水配管L35の一端が接続されている。一方、水配管L34,L35の他端は追焚熱交換器20に接続されている。この水配管L35には風呂水循環ポンプP2が配設されている。また、風呂水循環ポンプP2よりも上流側の配管L35には、水位センサLS、水位スイッチSWおよび温度センサT23が取り付けられている。また、水配管L33の他端と水配管34の接続箇所には、温度センサ22が取り付けられている。
上記追焚回路L1は水配管L21,L22および追焚熱交換器20を有しており、貯湯タンク3の上部からの温水が追焚回路L1を流れる。この追焚熱交換器20は、一端が水配管L21を介して貯湯タンク3の上部に接続されていると共に、他端が水配管L22を介して沸き上げ混合弁50の第1入水ポートに接続されている。また、水配管L21には水配管L41の一端が接続され、この水配管L41の他端が排水口80に接続されている。また、水配管L41には逃し弁31が配設されている。
また、上記追焚熱交換器20は追焚回路L1に配設されている。この追焚熱交換器20では、貯湯タンク3の上部からの温水と、浴槽4からの風呂水とが、互いに熱交換する。このとき、上記風呂水は、上記温水との熱交換で温度が上がって、水配管L34によって浴槽4に案内される。逆に、上記温水は、上記風呂水との熱交換で温度が下がって、水配管L22によって沸き上げ混合弁50へ案内される。
上記沸き上げ回路L2は、沸き上げ混合弁50、水配管L51〜L53および沸き上げ熱交換器10を有しており、貯湯タンク3の上部へ向かう温水が沸き上げ回路L2を流れる。沸き上げ混合弁50の第2入水ポートは、水配管L51を介して貯湯タンク3の下部に接続されている。また、沸き上げ混合弁50の出水ポートは、水配管L52を介して沸き上げ熱交換器10の一端に接続されている。すなわち、沸き上げ混合弁50は、水配管L51からの温水に水配管L22からの温水を混合して、所望の温度に調節した温水を水配管L52へ流すためのものである。一方、沸き上げ熱交換器10の他端は、水配管L53を介して貯湯タンク3の上部に接続されている。また、水配管L52には共用ポンプP1が配設されている。また、共用ポンプP1よりも下流側の水配管L52には、温度センサ11が取り付けられている。また、水配管L53には温度センサT12が取り付けられている。
また、上記沸き上げ熱交換器10には温度センサT13が取り付けられている。また、沸き上げ熱交換器10には、沸き上げ混合弁50から水配管L52を介して温水が供給されると共に、ヒートポンプユニット2の圧縮機42から冷媒配管L61を介して冷媒が供給される。このとき、上記温水は、上記冷媒との熱交換で温度が上がって、水配管L53によって貯湯タンク3の上部へ案内される。逆に、上記冷媒は、上記温水との熱交換で温度が下がって、冷媒配管L62によってヒートポンプユニット2へ案内される。
また、上記共用ポンプP1は追焚回路L1および沸き上げ回路L2への送水を行う。このため、追焚回路L1に温水を流すときも、沸き上げ回路L2に温水を流すときも、共用ポンプP1の駆動が必要となる。
上記制御装置100は、開始条件緩和部101および予測運転時間決定部102を有する。この開始条件緩和部101および予測運転時間決定部102は、それぞれ、ソフトウェアで構成されている。
上記ヒートポンプユニット2は、空気熱交換器41、圧縮機42および膨張機構(例えば膨張弁)43を有する。この空気熱交換器41、圧縮機42、沸き上げ熱交換器10および膨張機構43は、図示しない冷媒配管と冷媒配管L61,L62とを介して環状に接続されている。すなわち、空気熱交換器41から出た冷媒は、圧縮機42、沸き上げ熱交換器10および膨張機構43をこの順で流れた後、空気熱交換器41に戻るようになっている。
また、上記ヒートポンプユニット2には、空気熱交換器41の温度を検出する第1温度センサ44が設置されていると共に、外気温度を検出する第2温度センサ45が設置されている。この第1温度センサ44は、空気熱交換器41の温度を示す信号を制御装置100へ送出する。また、第2温度センサ45は、外気温度を示す信号を制御装置100へ送出する。
また、上記第1温度センサ44により検出された空気熱交換器41の温度が、予め設定された第1設定時間継続して、予め設定された第1開始温度以下になったときに、空気熱交換器41の正サイクルデフロスト運転が開始するようになっている。すなわち、制御装置100は、空気熱交換器41の第1開始温度以下の状態が第1設定時間継続していることを検出した場合、共用ポンプP1が駆動しないように、共用ポンプP1を制御しつつ、空気熱交換器41から出た冷媒が、圧縮機42、沸き上げ熱交換器10および膨張機構43を順次流れて、空気熱交換器41に戻るように、圧縮機42および膨張機構43を制御する。
また、上記制御装置100は、図2に示すように、湯張り運転が完了した後、追焚運転が15分間隔で開始するように、共用ポンプP1などを制御する。
上記開始条件緩和部101は、湯張り運転が完了してから、次の追焚運転が開始するまでの間の一部の期間Tにおいて、空気熱交換器41の正サイクルデフロスト運転の開始条件を緩和する。より詳しくは、開始条件緩和部101は、湯張り運転が完了すると、正サイクルデフロスト運転の開始の基準となる温度を、上記第1開始温度よりも高い第2開始温度に変更する。これにより、期間T中において、空気熱交換器41の温度が上記第1設定時間継続して上記第2開始温度以下になれば、正サイクルデフロスト運転が開始するようになる。そして、開始条件緩和部101は、期間Tが経過すると、正サイクルデフロスト運転の開始の基準となる温度を、上記第2開始温度よりも低い上記第1開始温度に変更する。また、開始条件緩和部101は、追焚運転が完了してから、次の追焚運転が開始するまでの間の一部の期間T,T,T,・・・でも、期間Tと同様に動作する。すなわち、追焚運転が完了してから、次の追焚運転が開始するまでの間の一部の期間T,T,T,・・・では、正サイクルデフロスト運転の開始の基準となる温度が上記第2開始温度となる。
上記期間Tは、湯張り運転が完了した時と、次の追焚運転の開始から特定時間t1遡った時との間の期間である。また、期間T,T,T,・・・は、追焚運転が完了した時と、次の追焚運転の開始から特定時間t,t,t,・・・遡った時との間の期間である。ここで、特定時間t,t,t,t,・・・は、例えば、空気熱交換器41の正サイクルデフロスト運転の予測運転時間に、予め設定された時間を加えた時間としている。
上記予測運転時間決定部102は、第2温度センサ45により検出された外気温度に基づいて、空気熱交換器41の正サイクルデフロスト運転の予測運転時間を決定する。すなわち、第2温度センサ45により検出された外気温度と、空気熱交換器41の正サイクルデフロスト運転の予測運転時間との関係を示すテーブルが予め作成されており、空気熱交換器41の正サイクルデフロスト運転の予測運転時間が上記テーブルから決定される。また、上記外気温度の検出は、湯張り運転の完了時、および、追焚運転完了時に行われる。このとき、特定時間t,t,t,t,・・・のうち、外気温度の検出直後の特定時間が、算出される。そして、特定時間t,t,t,t,・・・から期間T,T,T,T,・・・も算出される。
上記構成の給湯装置によれば、湯張り運転,追焚運転が完了してから、次の追焚運転が開始するまでの間の一部の期間T,T,T,T,・・・では、正サイクルデフロスト運転の開始の基準となる温度が、上記第1開始温度よりも高い上記第2開始温度になる。これにより、期間T,T,T,T,・・・において、空気熱交換器41の正サイクルデフロスト運転が確実に行われ易くなる。したがって、上記次の追焚運転が開始するまでに、空気熱交換器41の正サイクルデフロスト運転が積極的に行われるようにして、次の追焚運転中、正サイクルデフロスト運転が開始され難い状態を作り出すことができる。その結果、上記給湯装置は、正サイクルデフロスト運転の開始による追焚運転の中断を低減できる。
また、上記期間T,T,T,T,・・・が経過してから、次の追焚運転が開始するまでの間に、特定時間t,t,t,t,・・・がある。この特定時間t,t,t,t,・・・は、空気熱交換器41の正サイクルデフロスト運転の予測運転時間に、予め設定された時間を加えた時間(例えば5分)である。したがって、上記給湯装置は、空気熱交換器41の正サイクルデフロスト運転が期間T,T,T,T,・・・中に開始しても、次の追焚運転までに確実に終了させることができる。したがって、上記次の追焚運転が予定よりも遅くに開始されてしまうのを防ぐことができる。
また、上記予測運転時間決定部102は、第2温度センサ45により検出された外気温度に基づいて、空気熱交換器41の正サイクルデフロスト運転の予測運転時間を決定するので、予測運転時間の信頼性を高めることができる。
上記第1実施形態では、湯張り運転から次の追焚運転までの間隔、および、追焚運転同士の間隔は、15分で固定されていたが、15分以外の時間で固定されてもよい。あるいは、湯張り運転から次の追焚運転までの間隔、および、追焚運転同士の間隔は、図3に示すように、可変にしてもよい。すなわち、上記湯張り運転の完了後の保温間隔は可変にしてもよい。
上記湯張り運転の完了後の保温間隔を可変にした場合、湯張り運転が完了してから例えば15分後に、1回目の追焚運転が開始すると、風呂水循環ポンプP2が駆動し、風呂水の温度が温度センサT23からの信号に基づいて検出される。この風呂水の温度と風呂水設定温度との差が、予め設定された範囲内であれば、1回目の追焚運転の開始から20分後に、2回目の追焚運転が開始する。そして、2回目の追焚運転においても、風呂水の温度と風呂水設定温度との差が、予め設定された範囲内であれば、2回目の追焚運転の開始から25分後に、3回目の追焚運転が開始する。
このように、上記風呂水の温度と風呂水設定温度との差が、予め設定された範囲内であれば、次の追焚運転の開始が遅れるので、追焚運転が頻繁に行われないようにして、省エネ効果が得られる。
また、図3の期間T1,T’,T’・・・において、正サイクルデフロスト運転の開始の基準となる温度が、上記第1開始温度よりも高い上記第2開始温度になる。
また、図3の特定時間t1,t2,t3,t4,・・・は、上記第1実施形態と同様に、例えば、空気熱交換器41の正サイクルデフロスト運転の予測運転時間に、予め設定された時間を加えた時間としている。
上記第1実施形態では、湯張り運転,追焚運転が完了してから、次の追焚運転が開始するまでの間の一部の期間T1,T2,T3,T4,・・・で、正サイクルデフロスト運転の開始の基準となる温度が、上記第1開始温度よりも高い上記第2開始温度になっていたが、湯張り運転,追焚運転が完了してから、次の追焚運転が開始するまでの間の全部の期間で、正サイクルデフロスト運転の開始の基準となる温度が、上記第1開始温度よりも高い上記第2開始温度になるようにしてもよい。このようにした場合、湯張り運転,追焚運転が完了してから、次の追焚運転が開始するまでの間で、正サイクルデフロスト運転が開始したとき、正サイクルデフロスト運転が完了してから、次の追焚運転が開始されるようにしてもよい。
上記第1実施形態では、沸き上げ回路L2に共用ポンプP1を配設し、かつ、追焚回路L1に共用ポンプを配設していなかったが、沸き上げ回路L2に共用ポンプP1を配設し、かつ、追焚回路L1に共用ポンプを配設してもよい。
上記第1実施形態では、沸き上げ熱交換器10は、貯湯ユニット1内に設置されていたが、ヒートポンプユニット2内に設置されるようにしてもよい。
上記第1実施形態では、開始条件緩和部101は、ソフトウェアで構成されていたが、ハードウェア構成されるようにしてもよい。
上記第1実施形態では、開始条件緩和部101は、湯張り運転が完了すると、正サイクルデフロスト運転の開始の基準となる温度を、第1開始温度よりも高い第2開始温度に変更していたが、上記第1設定時間を、この第1設定時間よりも短い第2設定時間に変更したり、上記第1開始温度を上記第2開始温度に変更すると共に、上記第1設定時間を上記第2設定時間に変更したりしてもよい。
上記第1実施形態において、空気熱交換器41の正サイクルデフロスト運転が行われた場合、この正サイクルデフロスト運転が完了してから予め設定された時間(例えば60分間)、次の正サイクルデフロスト運転が開始されないようにしてもよい。
〔第2実施形態〕
図4は、この発明の第2実施形態の給湯装置の配管系統図である。また、図4において、図1の構成部と同一構成部には、図1の構成部の参照番号と同一参照番号を付している。
上記給湯装置は、上記第1実施形態の貯湯ユニット1とは異なる貯湯ユニット201を備える。より詳しくは、貯湯ユニット201は、上記第1実施形態とは異なる方法で、空気熱交換器41の正サイクルデフロスト運転の予測運転時間を決定する。具体的には、制御装置300は予測運転時間決定部302を有し、この予測運転時間決定部302が、第1温度センサ44により検出された空気熱交換器41の温度に基づいて、空気熱交換器41の正サイクルデフロスト運転の予測運転時間を決定する。
なお、図4の202はヒートポンプユニットである。このヒートポンプユニット202は、上記第1実施形態のヒートポンプユニット2から第2温度センサ45を除去したものに相当する。
上記構成の給湯装置によれば、上記第1実施形態と同様の作用効果を奏すると共に、予測運転時間決定部102は、第1温度センサ44により検出された空気熱交換器41の温度に基づいて、空気熱交換器41の正サイクルデフロスト運転の予測運転時間を決定するので、外気温度を検出する第2温度センサ45を予測運転時間を決定するために設置しなくてもよくなる。
〔第3実施形態〕
図5は、この発明の第3実施形態の給湯装置の配管系統図である。また、図5において、図1の構成部と同一構成部には、図1の構成部の参照番号と同一参照番号を付している。
上記給湯装置は、上記第1実施形態の貯湯ユニット1とは異なる開始条件で、空気熱交換器41の正サイクルデフロスト運転が開始するようになっている。より詳しくは、第2温度センサ45により検出された外気温度が、予め設定された時間(以下、「所定時間」と言う)継続して、予め設定された第開始温度以下になったときに、前回のデフロスト運転が完了してから、予め設定された第設定時間経過していれば、空気熱交換器41の正サイクルデフロスト運転が開始するようになっている。すなわち、制御装置400は、外気温度が上記第開始温度以下になっている状態が上記所定時間継続していることを検出した場合、前回のデフロスト運転が完了してから上記検出時までの時間が上記第設定時間を越えていれば、共用ポンプP1が駆動しないように、共用ポンプP1を制御しつつ、空気熱交換器41から出た冷媒が、圧縮機42、沸き上げ熱交換器10および膨張機構43を順次流れて、空気熱交換器41に戻るように、圧縮機42および膨張機構43を制御する。
また、上記空気熱交換器41の正サイクルデフロスト運転が行われた場合、この正サイクルデフロスト運転が完了してから予め設定された時間(例えば60分間)、次の正サイクルデフロスト運転が禁止される。
上記制御装置400は開始条件緩和部401を有する。この開始条件緩和部401は、湯張り運転が完了してから、次の追焚運転が開始するまでの間の一部の期間Tにおいて、空気熱交換器41の正サイクルデフロスト運転の開始条件を緩和する。より詳しくは、開始条件緩和部401は、湯張り運転が完了すると、正サイクルデフロスト運転の開始の基準となる温度を、上記第開始温度よりも高い第開始温度に変更する。これにより、期間T中において、空気熱交換器41の温度が上記所定時間継続して上記第開始温度以下になったときに、前回のデフロスト運転が完了してから上記第設定時間経過していれば、正サイクルデフロスト運転が開始するようになる。そして、開始条件緩和部401は、期間Tが経過すると、正サイクルデフロスト運転の開始の基準となる温度を、上記第開始温度よりも低い上記第開始温度に変更する。また、開始条件緩和部401は、追焚運転が完了してから、次の追焚運転が開始するまでの間の一部の期間T,T,T,・・・でも、期間Tと同様に動作する。すなわち、追焚運転が完了してから、次の追焚運転が開始するまでの間の一部の期間T,T,T,・・・では、正サイクルデフロスト運転の開始の基準となる温度が上記第開始温度となる。なお、上記T,T,T,T,・・・は、上記第1実施形態のT,T,T,T,・・・と同様に設定される期間である。
上記構成の給湯装置によれば、湯張り運転,追焚運転が完了してから、次の追焚運転が開始するまでの間の一部の期間T,T,T,T,・・・では、正サイクルデフロスト運転の開始の基準となる温度が、上記第開始温度よりも高い上記第開始温度になる。これにより、期間T,T,T,T,・・・において、空気熱交換器41の正サイクルデフロスト運転が確実に行われ易くなる。したがって、上記次の追焚運転が開始するまでに、空気熱交換器41の正サイクルデフロスト運転が積極的に行われるようにして、次の追焚運転中、正サイクルデフロスト運転が開始され難い状態を作り出すことができる。その結果、上記給湯装置は、正サイクルデフロスト運転の開始による追焚運転の中断を低減できる。
上記第3実施形態では、制御装置400は、予測運転時間決定部102を有していたが、予測運転時間決定部102に換えて、上記第2実施形態の予測運転時間決定部302を有するようにしてもよい。
上記第3実施形態では、開始条件緩和部401は、湯張り運転が完了すると、正サイクルデフロスト運転の開始の基準となる温度を、第開始温度よりも高い第開始温度に変更していたが、上記第設定時間を、この第設定時間よりも短い第設定時間に変更したり、上記第開始温度を上記第開始温度に変更すると共に、上記第設定時間を上記第設定時間に変更したりしてもよい。
この発明の具体的な実施形態について説明したが、この発明は上記第1〜第3実施形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施することができる。例えば、上記第1実施形態の変形例を第2実施形態または第3実施形態に適用したものを、この発明の一実施形態としてもよい。
1,201 貯湯ユニット
2,202 ヒートポンプユニット
3 貯湯タンク
4 浴槽
10 沸き上げ熱交換器
20 追焚熱交換器
41 空気熱交換器
42 圧縮機
43 膨張機構
44 第1温度センサ
45 第2温度センサ
50 沸き上げ混合弁
100,300,400 制御装置
101,401 開始条件緩和部
102,302 予測運転時間決定部
P1 共用ポンプ
L1 追焚回路
L2 沸き上げ回路
L11,L12,L21,L22,L31〜L35,L41,L51〜L53 水配管
L61,L62 冷媒配管

Claims (7)

  1. 浴槽(4)に供給される温水を貯留する貯湯タンク(3)と、
    上記貯湯タンク(3)に接続され、追焚熱交換器(20)を有する追焚回路(L1)と、
    上記貯湯タンク(3)に接続され、沸き上げ熱交換器(10)を有する沸き上げ回路(L2)と、
    上記沸き上げ熱交換器(10)に冷媒配管(L61,L62)を介して接続された空気熱交換器(41)と、
    上記追焚回路(L1)および沸き上げ回路(L2)への送水を行う共用ポンプ(P1)と、
    制御装置(100,300,400)と
    を備え、
    上記制御装置(100,300,400)は、湯張り運転または追焚運転が完了してから、次の追焚運転が開始するまでの間の少なくとも一部の期間(T,T,T,T,・・・,T’,T’,T’,・・・)において、上記空気熱交換器(41)の正サイクルデフロスト運転の開始条件を緩和する開始条件緩和部(101,401)を有し、
    上記期間(T ,T ,T ,T ,・・・,T’ ,T’ ,T’ ,・・・)は、湯張り運転または追焚運転が完了した時と、次の追焚運転の開始から特定時間(t ,t ,t ,t ,・・・)遡った時との間の期間であり、
    上記特定時間(t ,t ,t ,t ,・・・)は、上記空気熱交換器(41)の正サイクルデフロスト運転の予測運転時間に、予め設定された時間を加えた時間であることを特徴とする給湯装置。
  2. 請求項1に記載の給湯装置において、
    上記空気熱交換器(41)の温度を検出する第1温度センサ(44)を備え、
    上記第1温度センサ(44)により検出された上記空気熱交換器(41)の温度が、予め設定された第1開始温度以下を、予め設定された第1設定時間継続したときに、上記空気熱交換器(41)の正サイクルデフロスト運転が開始するようになっており、
    上記開始条件緩和部(101)は、上記第1開始温度を、上記第1開始温度よりも高い第2開始温度に変更するか、または、上記第1設定時間を、上記第1設定時間よりも短い第2設定時間に変更するか、または、上記第1開始温度を上記第2開始温度に変更すると共に、上記第1設定時間を上記第2設定時間に変更することを特徴とする給湯装置。
  3. 請求項1または2に記載の給湯装置において、
    外気温度を検出する第2温度センサ(45)を備え、
    上記制御装置(100)は、上記第2温度センサ(45)により検出された外気温度に基づいて、上記空気熱交換器(41)の正サイクルデフロスト運転の予測運転時間を決定する予測運転時間決定部(102)を有することを特徴とする給湯装置。
  4. 浴槽(4)に供給される温水を貯留する貯湯タンク(3)と、
    上記貯湯タンク(3)に接続され、追焚熱交換器(20)を有する追焚回路(L1)と、
    上記貯湯タンク(3)に接続され、沸き上げ熱交換器(10)を有する沸き上げ回路(L2)と、
    上記沸き上げ熱交換器(10)に冷媒配管(L61,L62)を介して接続された空気熱交換器(41)と、
    上記追焚回路(L1)および沸き上げ回路(L2)への送水を行う共用ポンプ(P1)と、
    制御装置(100,300,400)と、
    上記空気熱交換器(41)の温度を検出する温度センサ(44)
    を備え、
    上記制御装置(100,300,400)は、湯張り運転または追焚運転が完了してから、次の追焚運転が開始するまでの間の少なくとも一部の期間(T ,T ,T ,T ,・・・,T’ ,T’ ,T’ ,・・・)において、上記空気熱交換器(41)の正サイクルデフロスト運転の開始条件を緩和する開始条件緩和部(101,401)を有し
    上記期間(T,T,T,T,・・・,T’,T’,T’,・・・)は、湯張り運転または追焚運転が完了した時と、次の追焚運転の開始から特定時間(t,t,t,t,・・・)遡った時との間の期間であり、
    上記特定時間(t,t,t,t,・・・)は、上記空気熱交換器(41)の正サイクルデフロスト運転の予測運転時間に、予め設定された時間を加えた時間であり、
    上記制御装置(300)は、上記温度センサ(44)により検出された上記空気熱交換器(41)の温度に基づいて、上記空気熱交換器(41)の正サイクルデフロスト運転の予測運転時間を決定する予測運転時間決定部(302)を有することを特徴とする給湯装置。
  5. 浴槽(4)に供給される温水を貯留する貯湯タンク(3)と、
    上記貯湯タンク(3)に接続され、追焚熱交換器(20)を有する追焚回路(L1)と、
    上記貯湯タンク(3)に接続され、沸き上げ熱交換器(10)を有する沸き上げ回路(L2)と、
    上記沸き上げ熱交換器(10)に冷媒配管(L61,L62)を介して接続された空気熱交換器(41)と、
    上記追焚回路(L1)および沸き上げ回路(L2)への送水を行う共用ポンプ(P1)と、
    制御装置(100,300,400)と、
    外気温度を検出する温度センサ(45)
    を備え、
    上記制御装置(100,300,400)は、湯張り運転または追焚運転が完了してから、次の追焚運転が開始するまでの間の少なくとも一部の期間(T ,T ,T ,T ,・・・,T’ ,T’ ,T’ ,・・・)において、上記空気熱交換器(41)の正サイクルデフロスト運転の開始条件を緩和する開始条件緩和部(101,401)を有し
    記温度センサ(45)により検出された外気温度が、予め設定された第開始温度以下を、予め設定された時間継続したときに、前回のデフロスト運転が完了してから、予め設定された第設定時間経過していれば、上記空気熱交換器(41)の正サイクルデフロスト運転が開始するようになっており、
    上記開始条件緩和部(401)は、上記第開始温度を、上記第開始温度よりも高い第開始温度に変更するか、または、上記第設定時間を、上記第設定時間よりも短い第設定時間に変更するか、または、上記第開始温度を上記第開始温度に変更すると共に、上記第設定時間を上記第設定時間に変更することを特徴とする給湯装置。
  6. 請求項に記載の給湯装置において、
    上記期間(T,T,T,T,・・・,T’,T’,T’,・・・)は、湯張り運転または追焚運転が完了した時と、次の追焚運転の開始から特定時間(t,t,t,t,・・・)遡った時との間の期間であり、
    上記特定時間(t,t,t,t,・・・)は、上記空気熱交換器(41)の正サイクルデフロスト運転の予測運転時間に、予め設定された時間を加えた時間であることを特徴とする給湯装置。
  7. 請求項に記載の給湯装置において、
    上記制御装置(100)は、上記温度センサ(45)により検出された外気温度に基づいて、上記空気熱交換器(41)の正サイクルデフロスト運転の予測運転時間を決定する予測運転時間決定部(102)を有することを特徴とする給湯装置。
    以上
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