JP2007278551A - ヒートポンプ給湯機の除霜運転方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】圧縮機4、水−冷媒熱交換器5、膨張手段6、蒸発器7を順次冷媒管で環状に接続する冷凍サイクルと、貯湯タンク10、水搬送手段11、水−冷媒熱交換器5を順次水管で環状に接続する給湯サイクルとを有したヒートポンプ給湯機において、貯湯タンク10内の湯を所定の温度に沸き上げる沸上運転中に蒸発器の着霜を除去する除霜運転を開始させる第1の除霜運転開始条件と、沸上運転終了後に蒸発器の着霜を除去する除霜運転を開始させる第2の除霜運転開始条件とを備える。
【選択図】図2
Description
これによって、沸上運転中における除霜運転開始条件と、沸上運転終了時における除霜運転開始条件とが別条件となっているので、ヒートポンプ給湯機の圧縮機停止時において着霜していないにも関わらず除霜運転をすることがなく、蒸発器に着霜していることを判断して除霜運転をしているので、次回の沸上運転時においては確実に除霜されているので、ヒートポンプ給湯機の立ち上げを早くすることができ、前回のヒートポンプ給湯機の運転時に着霜に影響されることがなく本来の沸き上げ能力を得ることができる。
また、第2の除霜運転開始条件を設けているので、確実に着霜状態を判断することができ、着霜していないと判断した場合には除霜運転を行わないので、消費電力を減ずることもできる。
また、第2の除霜運転開始条件を設けて、沸上運転終了時における着霜状態を判断しているので、着霜していないと判断した場合には除霜運転を行わないので、余分な消費電力を減ずることもできる。
確実に蒸発器の着霜状態を判断することができ、次回の沸上運転時には、確実に本来の能力で沸上運転を開始することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
図1は、本発明の第1の実施の形態におけるヒートポンプ給湯機の構成図を示すものである。図1において、本発明のヒートポンプ給湯機1は、ヒートポンプユニット2と給湯ユニット3から構成されており、ヒートポンプユニット2は、圧縮機4、水−冷媒熱交換器5、膨張弁6、蒸発器7を順次環状に、冷媒管で接続して構成されており、蒸発器7には、蒸発器温度センサ8が設けられている。なお、冷媒としては二酸化炭素を用いているので、圧縮機4から吐出する冷媒は臨界圧力以上に加圧されており、水−冷媒熱交換器5において、水に熱を奪われて温度が低下しても凝縮することなく、水−冷媒熱交換器5の全域で冷媒と水との温度差を形成しやすくなり、高温の湯が得られる。またヒートポンプユニット2には、外気温度を検知できるように外気温度センサ9を設けている。また、給湯ユニット3は、水−冷媒熱交換器5、貯湯タンク10、水ポンプ11を順次環状に、水配管で接続して構成されており、貯湯タンクから出湯管12を通って、蛇口やシャワーなどの給湯端末13へ接続される。以上のように構成されたヒートポンプ給湯機について、以下、給湯運転動作について説明する。
止され、上部に高温水が底部に低温水が蓄積されるように構成される。
沸上運転が開始されると、蒸発器温度センサ8で検出される値が、通常除霜運転を開始する温度条件を満たしているか、または、遅延除霜運転を開始する温度条件を満たしているかを判定する。それぞれ条件を満たしていれば、通常除霜運転、遅延除霜運転の開始条件が成立するまでの時間をカウントし始める。
転開始条件のみが成立する場合には、第2の除霜運転開始条件成立による除霜運転が行われる。その場合には、第2の除霜運転開始条件が成立して、かつ、沸上運転終了条件が成立した時には、沸上運転を終了するとともに、除霜運転を開始する。そして除霜運転が終了した時に、圧縮機を停止させてヒートポンプ給湯機の運転を停止させる。
以下、それぞれのパターンに分けて、本実施の形態における除霜運転について説明する。
図3aにおいて、蒸発器温度センサ8にて検出された蒸発器温度tjの値が第1の除霜運転開始条件tj1および第2の除霜運転開始条件tj2よりも低温であるときには、沸上運転中は第1の除霜運転開始条件の成立によって除霜運転を開始し、沸上運転終了時においては、第2の除霜運転開始条件の成立によって除霜運転を開始する。
図3bにおいて、蒸発器温度センサ8にて検出された蒸発器温度tjの値が第1の除霜運転開始条件tj1よりも高温で、かつ、第2の除霜運転開始条件tj2よりも低温である場合には、沸上運転中に除霜運転が起こることがない。
図3cにおいて、蒸発器温度センサ8にて検出された蒸発器温度tjの値が第1の除霜運転開始条件tj1および第2の除霜運転開始条件tj2よりも高温である場合には、沸上運転中および沸上運転終了後に除霜運転が起こることがない。
2 ヒートポンプユニット
3 給湯ユニット
4 圧縮機
5 水−冷媒熱交換器
6 膨張弁
7 蒸発器
8 蒸発器温度センサ
9 外気温度センサ
10 貯湯タンク
11 水ポンプ
12 出湯管
13 給湯端末
Claims (10)
- 圧縮機、水−冷媒熱交換器、膨張手段、蒸発器を順次冷媒管で環状に接続する冷凍サイクルと、貯湯タンク、水搬送手段、水−冷媒熱交換器を順次水管で環状に接続する給湯サイクルとを有したヒートポンプ給湯機において、貯湯タンク内の湯を所定の温度に沸き上げる沸上運転中に蒸発器の着霜を除去する除霜運転を開始させる第1の除霜運転開始条件と、沸上運転終了後に蒸発器の着霜を除去する除霜運転を開始させる第2の除霜運転開始条件とを備えたことを特徴とするヒートポンプ給湯機の除霜運転方法。
- 沸上運転中に第1の除霜運転開始条件が成立した時は、第1の除霜運転開始条件成立後すぐに除霜運転を開始することを特徴とする請求項1に記載のヒートポンプ給湯機の除霜運転方法。
- 沸上運転中に第2の除霜運転開始条件が成立し、かつ、沸上運転終了条件が成立した時は、除霜運転を行ってから圧縮機を停止することを特徴とする請求項1または2に記載のヒートポンプ給湯機の除霜運転方法。
- 除霜運転中に沸上運転終了条件が成立したときは、除霜運転終了後に圧縮機を停止することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のヒートポンプ給湯機の除霜運転方法。
- 第1の除霜運転開始条件は、沸上運転中の外気温度が第1の外気設定温度以下であることを検知してから時間t1経過した後に除霜運転を開始させる条件であり、第2の除霜運転開始条件は、沸上運転中の外気温度が第2の外気設定温度以下であることを検知してから時間t2経過した後に除霜運転を開始させる条件であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のヒートポンプ給湯機の除霜運転方法。
- 第1の外気設定温度<第2の外気設定温度であることを特徴とする請求項5に記載のヒートポンプ給湯機の除霜運転方法。
- 第1の除霜運転開始条件は、沸上運転中の蒸発器温度が第1の蒸発器設定温度以下であることを検知してから時間t1経過した後に除霜運転を開始させる条件であり、第2の除霜運転開始条件は、沸上運転中の蒸発器温度が第2の蒸発器設定温度以下であることを検知してから時間t2経過した後に除霜運転を開始させる条件であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のヒートポンプ給湯機の除霜運転方法。
- 第1の蒸発器温度<第2の蒸発器温度であることを特徴とする請求項7に記載のヒートポンプ給湯機の除霜運転方法。
- 第1の除霜運転開始条件は、沸上運転中の外気温度が第1の外気設定温度以下であり、蒸発器の温度が第1の蒸発器設定温度以下であることを検知してから時間t1経過した後に除霜運転を開始させる条件であり、第2の除霜運転開始条件は、沸上運転中の外気温度が第2の外気設定温度以下であり、蒸発器の温度が第2の蒸発器設定温度以下であることを検知してから時間t2経過した後に除霜運転を開始させる条件であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のヒートポンプ給湯機の除霜運転方法。
- 第1の外気設定温度<第2の外気設定温度、かつ、第1の蒸発器設定温度<第2の蒸発器設定温度であることを特徴とする請求項9に記載のヒートポンプ給湯機の除霜運転方法。
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