JP2010266135A - ヒートポンプ式給湯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】タンクユニットとヒートポンプユニットとを接続する配管内の高温水を回収し、貯湯タンク内の保有熱量を向上させるヒートポンプ式給湯機を提供すること。
【解決手段】本発明のヒートポンプ式給湯機は、ヒートポンプ回路と、湯水を貯える貯湯タンク9と、貯湯タンク9の底部、循環ポンプ17、給湯用熱交換器3、貯湯タンク9の頂部を順次給湯配管により接続して構成される給湯回路と、給湯用熱交換器3から出湯する湯水の温度を検出する出湯温度検出手段22とを備え、ヒートポンプ回路で貯湯タンク内の湯水を沸き上げるヒートポンプ式給湯機であって、沸き上げ運転を終了する時には、圧縮機6を停止後も循環ポンプ17の駆動を継続し、出湯温度検出手段で検出する温度が所定温度よりも低いことを検出すると循環ポンプ17の駆動を停止する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ヒートポンプ式給湯機の沸き上げ運転に関する。
従来の技術として、圧縮機の作動を停止した際に湯水通路を通過する湯水が沸騰を起こす虞が有る場合には、水圧調整弁の開度を小さくして一時的に給湯回路内の流路抵抗を増加させ、且つ、沸騰を起こす虞がなくなるまで循環ポンプの作動を継続するというものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−115908号公報
しかしながら、上記のような従来の構成は、圧縮機運転を停止する際に、給湯用熱交換器からの出湯温度を検出し、検出した出湯温度が沸騰の虞がない温度になった際に、循環ポンプの駆動を停止するというものであり、給湯用熱交換器内や貯湯タンクとの接続回路内に高温水が残っていても、給湯用熱交換器の放熱によって湯水の沸騰の虞が無くなれば循環ポンプの駆動を停止してしまうので、配管内に残った高温水からは無駄に放熱することになってしまい、生成した高温水の熱量を無駄に放熱してしまうという課題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するものであり、タンクユニットとヒートポンプユニットとを接続する配管内の高温水を回収し、貯湯タンク内の保有熱量を向上させるヒートポンプ式給湯機を提供することを目的とするものである。
前記従来の課題を解決するために、本発明のヒートポンプ式給湯機は、圧縮機、給湯用熱交換器、減圧装置、熱源用熱交換器を順次冷媒配管により環状に接続して構成されるヒートポンプ回路と、湯水を貯える貯湯タンクと、貯湯タンクの底部、循環ポンプ、給湯用熱交換器、貯湯タンクの頂部を順次給湯配管により接続して構成される給湯回路と、給湯用熱交換器から出湯する湯水の温度を検出する出湯温度検出手段とを備え、ヒートポンプ回路で貯湯タンク内の湯水を沸き上げるヒートポンプ式給湯機であって、沸き上げ運転を終了する時には、圧縮機を停止後も循環ポンプの駆動を継続し、出湯温度検出手段で検出する温度が所定温度よりも低いことを検出すると循環ポンプの駆動を停止することにより、貯湯タンク内の温度低下を最小限に抑えながら配管内の熱回収を行うことができる。
本発明は、タンクユニットとヒートポンプユニットとを接続する配管内の高温水を回収し、貯湯タンク内の保有熱量を向上させるヒートポンプ式給湯機を提供することができる。
本発明の実施の形態1におけるヒートポンプ式給湯機の構成図 同実施の形態1におけるフローチャート
第1の発明のヒートポンプ式給湯機は、圧縮機、給湯用熱交換器、減圧装置、熱源用熱交換器を順次冷媒配管により環状に接続して構成されるヒートポンプ回路と、湯水を貯える貯湯タンクと、前記貯湯タンクの底部、循環ポンプ、前記給湯用熱交換器、前記貯湯タンクの頂部を順次給湯配管により接続して構成される給湯回路と、前記給湯用熱交換器から出湯する湯水の温度を検出する出湯温度検出手段とを備え、前記ヒートポンプ回路で前記貯湯タンク内の湯水を沸き上げるヒートポンプ式給湯機であって、沸き上げ運転を終了する時には、前記圧縮機を停止後も前記循環ポンプの駆動を継続し、前記出湯温度検出手段で検出する温度が所定温度よりも低いことを検出すると前記循環ポンプの駆動を停止することにより、貯湯タンク内の温度低下を最小限に抑えながら配管内の熱回収を行うことができる。
第2の発明のヒートポンプ式給湯機は、特に第1の発明において、出湯温度検出手段は第1出湯温度検出手段と第2出湯温度検出手段で構成され、第1出湯温度検出手段をヒートポンプ回路を有するヒートポンプユニット内に配設し、第2出湯温度検出手段を貯湯タンクを有するタンクユニット内に配設し、第2出湯温度検出手段で検出する温度が所定温度よりも低いことを検出すると循環ポンプの駆動を停止して沸き上げ運転を終了することにより、設置条件によって異なるヒートポンプユニットとタンクユニットとを接続する給湯配管の長さのばらつきによらず、最大限に配管内の温水を回収することができる。
第3の発明のヒートポンプ式給湯機は、特に第1または第2の発明において、所定温度は、沸き上げ設定温度よりも所定値だけ低い温度にすることにより、貯湯タンク内への沸き上げ温度に応じて柔軟に配管内の温水を回収することができ、特に、外気温度や季節に応じて沸き上げ温度を変更したり、貯湯タンク全量を沸き上げ内昼間の沸き上げ運転時に有効である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1におけるヒートポンプ式給湯機の構成図を示したものである。図1において、本実施の形態のヒートポンプ式給湯機は、ヒートポンプユニット1とタンクユニット2で構成され、両者を給湯配管で接続して構成している。なお、図1に示す実践矢印は湯水の流れを示すものである。
次に、ヒートポンプユニット1の構成について説明する。ヒートポンプユニット1内にはヒートポンプ回路を有しており、ヒートポンプ回路で高温水を生成している。ヒートポンプ回路は、高温水を生成する給湯用熱交換器3と、冷媒を減圧する減圧装置4と、大気から冷媒に熱を供給する熱源用熱交換器5、高温高圧の冷媒に圧縮する圧縮機6を順次冷媒配管7で接続して構成されており、さらに熱源用熱交換器5に空気を送り空気と冷媒との熱交換を促進させる送風ファン8、外気温度を検出する外気温度検出手段であるサーミスタ26を備えている。
また、冷媒には二酸化炭素を使用しており、冷媒の圧力が臨界圧力以上となる超臨界ヒートポンプサイクルなので、給湯用熱交換器3内の冷媒は臨界圧力以上に加圧されており、給湯用熱交換器3の水により熱を奪われて温度低下しても凝縮することがない。従って、給湯用熱交換器3の全域で冷媒と水との間の温度差を形成しやすくなり、高温の湯が得られ、かつ熱交換効率を高くできる。
また、比較的安価で、かつ安定な二酸化炭素を冷媒に使用することにより、製品コストを抑えるとともに、信頼性を向上させることができる。また、二酸化炭素はオゾン破壊係
数がゼロであり、地球温暖化係数も代替冷媒HFC−407Cの約1700分の1と非常に小さいため、地球環境に優しい製品を提供できる。
また、圧縮機6の構成をアキュームレータの無い構成としており、アキュームレータがないためヒートポンプユニット本体の小型化、軽量化が可能となる。
次に、タンクユニット2の構成について説明する。タンクユニット2内には湯水を貯める貯湯タンク9を有しており、貯湯タンクの底部には給水源から低温水を供給する給水配管10が接続されており、貯湯タンク内には給水圧が常時掛かっている状態となっている。さらに、貯湯タンク9の頂部には出湯管11が接続しており、給水配管10から分岐した給水分岐管12と出湯管11とを混合弁13に接続し、混合弁14の下流側に設けたサーミスタ15が設定温度となるように混合弁13の混合比率がフィードバック制御される。そして設定温度の湯水を給湯端末へ供給する。なお、混合弁13の混合比率の設定温度は、台所や浴室に設けられたリモコン装置(図示せず)で設定可能であり、使用者の好みに応じて設定変更することができる。
また、貯湯タンク9の底部と給湯用熱交換器3の水入口側が給湯配管16で接続されており、貯湯タンク9の底部と給湯用熱交換器3の間には循環ポンプ17が介在している。また、給湯用熱交換器3の水出口側と貯湯タンク9の上部が給湯配管18で接続されており、貯湯タンク9の上部と給湯用熱交換器3の間には三方弁19が介在している。このように、貯湯タンク9の底部から給湯用熱交換器3を経由し貯湯タンク9の上部に至るまで給湯配管で環状に接続されており給湯回路を構成している。
また、三方弁19のもう一つの出口側は貯湯タンク9の底部に戻されるように給湯配管20が接続されており、三方弁19から貯湯タンク9の底部へ戻るバイパス回路が形成されている。さらに、貯湯タンク9の側面には上下に渡って複数個のサーミスタ27が取り付けられており、サーミスタ27で検出する温度に基づいて貯湯タンク9内の湯量を算出している。
そして、ヒートポンプユニット1内の給湯用熱交換器3の出口には第1出湯温度検出手段であるサーミスタ21が設けられており、またタンクユニット2内の三方弁19の上流側には第2出湯温度検出手段であるサーミスタ22が設けられている。また、ヒートポンプユニット1内の給湯用熱交換器3の入口には入水温度検出手段であるサーミスタ23が設けられている。さらに、ヒートポンプユニット1およびタンクユニット2内にはマイクロコンピュータおよびその周辺回路で構成される制御装置24、25がそれぞれ設けられており、それぞれの制御装置で各ユニット内の機器が操作される。
以上のように構成されたヒートポンプ式給湯機において、以下、沸き上げ運転時の制御について説明する。
貯湯タンク9内に高温水を貯める沸き上げ運転は、貯湯タンク9内の高温水が湯切れになるか、深夜時間帯の所定の時刻になると沸き上げ運転が開始される。また、本実施の形態のヒートポンプ式給湯機では、給湯端末で使用された実際の湯量を学習し、それらの学習量を沸き上げ運転の沸き上げ温度に反映させる学習制御を行っている。そのため、使用者の実使用実態や、季節に応じて沸き上げ温度(給湯用熱交換器3から貯湯タンク9の上部へ戻す温度)を変更している。
また、ヒートポンプ式給湯機はそもそも貯湯タンク9に高温水を貯めて給湯に使用するものであるので、一番電気料金の安い時間帯に沸き上げている。一般的に、電力会社では深夜時間帯(23時〜翌7時)に電気料金の安い時間帯が設定されており、本実施の形態
のヒートポンプ式給湯機もこの時間帯に沸き上げ運転を行うようにしている。
よって、本実施の形態のヒートポンプ式給湯機は、深夜時間帯になると現在の貯湯タンク内の湯量を検出し、実使用実態に応じた湯量や使用者がリモコン装置にて設定した湯量を沸き上げるには、あとどれくらいの湯量を沸き上げなければならないかの沸き上げ量を決定した上で、沸き上げ量を沸き上げるための沸き上げ時間を計算し、翌7時近くに沸き上げが完了するように、翌7時から沸き上げ時間を逆算して求め、沸き上げ運転を開始する沸き上げ開始時間を決定している。この沸き上げ開始時間が、前述した深夜時間帯の所定の時刻のことである。
沸き上げ運転が開始すると、循環ポンプ17、送風ファン8が運転され、サーミスタ23により貯湯タンク9から給湯用熱交換器3に流入する入水温度が計測される。そして、サーミスタ26により室外気温が計測され、圧縮機6から吐出する冷媒の温度を検出するサーミスタ(図示せず)で吐出冷媒温度が計測され、入水温度、室外気温、吐出冷媒温度と出湯目標温度(沸き上げ温度)により、圧縮機6の運転周波数、減圧装置4の初期開度P1はあらかじめ設定されたテーブルから選択し決定され、圧縮機6の運転が開始される。
圧縮機6より吐出された冷媒は、圧縮機6の運転開始時は低温低圧の冷媒であるが、圧縮機6の回転数の増加に伴い、次第に高温高圧の過熱ガス冷媒となる。そして、高温高圧となった冷媒は給湯用熱交換器3に流入し、ここで循環ポンプ17から送られてきた水と熱交換し加熱する。そして、冷媒は中温高圧となり、減圧装置4で減圧された後、熱源用熱交換器5に流入し、送風ファン8で送風された外気と熱交換して蒸発ガス化し、圧縮機6にもどる。
また、沸き上げ運転中は、給湯用熱交換器3から出湯する湯水の温度を検出するサーミスタ21で検出する出湯温度や、給湯用熱交換器3へ入水する湯水の温度を検出するサーミスタ23で検出する入水温度、外気温度を検出するサーミスタ26で検出する外気温度、圧縮機6から吐出する冷媒の温度を検出するサーミスタ(図示せず)で検出する吐出冷媒温度等の諸条件に基づいて、圧縮機6の運転周波数や、減圧装置4の開度、送風ファン8の回転数、循環ポンプ17の回転数を制御装置24および制御装置25で制御している。
本実施の形態では、給湯用熱交換器3から出湯する湯水の温度を検出する出湯温度検出手段は、第1出湯温度検出手段であるサーミスタ21と、第2出湯温度検出手段であるサーミスタ22の2つのサーミスタを設けているが、通常の沸き上げ運転時には、ヒートポンプユニット1内に設けている第1出湯温度検出手段であるサーミスタ21で検出する温度に基づいて、各機器を制御している。そしてサーミスタ21で検出する温度が、設定されている沸き上げ温度となるように循環ポンプ17の回転数が制御されている。
そして、循環ポンプ17で送られた湯水は、給湯用熱交換器3で加熱され、サーミスタ21で検出する温度が、沸き上げ温度(例えば、80℃)よりも第1所定値(例えば、10度)ほど低い温度を上回るか下回るかによって三方弁19の方向を切り替えている。下回る場合には、三方弁19をバイパス回路側に切り替えて、上昇しきっていない湯水を貯湯タンク9の底部に戻し、上回る場合には、三方弁19を給湯回路側に切り替えて、貯湯タンク9の上部から貯めていく。
そして、サーミスタ23で検出する温度が沸き上げ完了温度(例えば、60度)を検出すると、貯湯タンク9内に高温水が満タンになったと判断し、沸き上げ運転を終了するか、もしくはサーミスタ27で検出される温度に基づいて貯湯タンク9内の湯量を算出し、
予め設定されている量だけ沸き上げが完了すると、沸き上げ運転を終了する。
図2は、本実施の形態のヒートポンプ式給湯機の沸き上げ運転終了時の制御フローチャートである。サーミスタ23やサーミスタ27で検出される温度に基づいて、制御装置24および制御装置25は、各機器に対して沸き上げ運転終了の指示を送り、沸き上げ運転終了の指示が送信されると、第2出湯温度検出手段であるサーミスタ22で検出する温度に基づいて、三方弁19の流路を切り替える。
沸き上げ運転中は第1出湯温度検出手段であるサーミスタ21に基づいて三方弁19の切替を行い、沸き上げ運転終了近くになると、第2出湯温度検出手段であるサーミスタ22に基づいて三方弁19の切り替えを行うのは、ここの住宅の立地条件によってヒートポンプ式給湯機の設置条件が異なってくるからである。ヒートポンプユニット1とタンクユニット2とは別体に構成されているので、場合によっては、ヒートポンプユニット1とタンクユニット2との間に距離がある場合、ヒートポンプユニット1とタンクユニット2とがそれぞれ屋外と屋内に設置されている場合など、様々な状況が発生する。
そこで第2出湯温度検出手段を三方弁19の直前で、かつ、タンクユニット2内に配設することで、沸き上げ運転終了近くなると、ヒートポンプユニット1とタンクユニット2とを接続する給湯配管内の温水を、ヒートポンプユニット1とタンクユニット2とを接続する給湯配管の長さのばらつきに左右されることなく最大限に回収できるようになる。
図2に示すよう、まずステップ1で沸き上げ運転終了の指示を受けて、圧縮機6の運転を停止する。この時、給湯用熱交換器3では未だ高温を維持しているので、圧縮機6の運転を停止してもある程度冷媒と水との間で熱交換が行われている。そのため、ステップ2では圧縮機6の運転は停止するものの、循環ポンプ17の駆動は継続して行う。
ステップ3では、サーミスタ22で検出する温度Twoutが、所定温度Tw0よりも低いかどうかを判断する。TwoutがTw0よりも高い場合は、三方弁19は給湯回路側に流路を維持したままにし、TwoutがTw0よりも低くなった場合は、ステップ4へ進み、循環ポンプ17の駆動を停止すると共に、三方弁19を駆動してバイパス回路側に流路を切り替える。
なお、Tw0は、学習制御や使用者が設定した沸き上げレベルに応じて決定される沸き上げ温度よりも第2所定値(例えば、5度)低い温度に設定している。このように設定することで、沸き上げレベルが変更し、沸き上げ温度が変わった場合であっても、その沸き上げ温度に応じた沸き上げ運転を行うことができ、貯湯タンク9内の湯温低下を最小限に抑え、なおかつ、ヒートポンプユニット1とタンクユニット2とを接続する給湯配管内に残った温水を回収することができる。なお、本実施の形態では第1所定値と第2所定値とを設けているが、第1所定値と第2所定値とを同じ数値として設定しても良い。
以上のように、沸き上げ運転終了間近になると、圧縮機6の運転をまず停止し、サーミスタ22で検出される温度に基づいて循環ポンプ17の駆動を制御することにより、ヒートポンプユニット1とタンクユニット2とを接続する給湯配管に残っている温水を、貯湯タンク9に有効に回収できエネルギー効率を向上することができる。
特に、沸き上げレベルが低い場合や昼間沸き上げ運転の停止時のように入水温度が低い状態で沸き上げ運転を停止する場合は、さらにエネルギー効率の高い給湯運転を行うことができる。
以上のように、本発明はエネルギー効率の高いヒートポンプ式給湯機を提供することができる。
1 ヒートポンプユニット
2 タンクユニット
3 給湯用熱交換器
6 圧縮機
9 貯湯タンク
17 循環ポンプ
21 第1出湯温度検出手段
22 第2出湯温度検出手段

Claims (3)

  1. 圧縮機、給湯用熱交換器、減圧装置、熱源用熱交換器を順次冷媒配管により環状に接続して構成されるヒートポンプ回路と、湯水を貯える貯湯タンクと、前記貯湯タンクの底部、循環ポンプ、前記給湯用熱交換器、前記貯湯タンクの頂部を順次給湯配管により接続して構成される給湯回路と、前記給湯用熱交換器から出湯する湯水の温度を検出する出湯温度検出手段とを備え、前記ヒートポンプ回路で前記貯湯タンク内の湯水を沸き上げるヒートポンプ式給湯機であって、沸き上げ運転を終了する時には、前記圧縮機を停止後も前記循環ポンプの駆動を継続し、前記出湯温度検出手段で検出する温度が所定温度よりも低いことを検出すると前記循環ポンプの駆動を停止することを特徴とするヒートポンプ式給湯機。
  2. 前記出湯温度検出手段は第1出湯温度検出手段と第2出湯温度検出手段で構成され、第1出湯温度検出手段を前記ヒートポンプ回路を有するヒートポンプユニット内に配設し、第2出湯温度検出手段を前記貯湯タンクを有するタンクユニット内に配設し、前記第2出湯温度検出手段で検出する温度が所定温度よりも低いことを検出すると前記循環ポンプの駆動を停止して沸き上げ運転を終了することを特徴とする請求項1に記載のヒートポンプ式給湯機。
  3. 前記所定温度は、沸き上げ設定温度よりも所定値だけ低い温度にすることを特徴とする請求項1または2に記載のヒートポンプ式給湯機。
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