JP6604510B2 - ヒートポンプ給湯装置 - Google Patents
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Description
しかし、上記の加熱運転制御を採用した場合、浴槽への湯張りが行われると、貯湯タンクの熱量的空き容量が設定値以上になってからヒートポンプ熱源機の加熱運転を行うことになるが、湯張りによる注湯後すぐにシャワー利用のために多量の給湯が要求されると、貯湯タンク内の高温の湯水が不足して湯切れが生じるという問題があった。
図1に示すように、ヒートポンプ給湯装置1は、補助熱源機4等を有する貯湯給湯ユニット2と、ヒートポンプ熱源機3を有する。貯湯給湯ユニット2は湯水を貯留する貯湯タンク5と、湯水を給湯先へ供給する給湯通路6と、貯湯タンク5の上端部と給湯通路6を接続するタンク出湯通路7と、給湯通路6から分岐して浴槽に湯張りを行う注湯通路8と、貯湯タンク5の湯水をヒートポンプ熱源機3で加熱して貯湯タンク5に貯留するように接続する加熱循環回路9と、貯湯タンク5に上水を供給する給水通路10と、各種制御を行う制御ユニット(制御手段に相当)11と、浴槽29の湯水を加熱するための風呂追焚熱交換器12と、風呂追焚回路13等を備えている。
ヒートポンプ熱源機3は、補助制御ユニット34を介して制御ユニット11により制御され、圧縮機35、凝縮熱交換器36、膨張弁37、蒸発熱交換器38を冷媒配管39により接続することでヒートポンプ回路を構成し、冷媒配管39に封入された冷媒と外気の熱を利用して湯水を加熱するヒートポンプ給湯装置である。
制御ユニット11は、貯湯温度センサ5a〜5d、循環温度センサ9d、給水温度センサ19、給湯温度センサ23、給湯流量センサ24等により各部の温度や流量等を取得し、加熱循環回路9や給湯通路6等に設けられた循環切換弁15、混合弁16、循環ポンプ25等を作動させ、ヒートポンプ熱源機3を加熱運転して給湯設定温度での湯張りや給湯が可能なように貯湯運転、給湯運転等を制御している。
制御ユニット11はヒートポンプ熱源機3を作動させると共に、循環切換弁15を貯湯タンク側に切換え、循環ポンプ25を駆動させ、貯湯タンク5の下部から低温の湯水をヒートポンプ熱源機3に供給し、ヒートポンプ熱源機3で加熱された貯湯設定温度の湯水を貯湯タンク5の上部に貯留する。貯湯運転の継続により、貯湯タンク5の上部に貯留された貯湯設定温度の湯水の層が下方に拡大し、低温の湯水の層が縮小する。貯湯タンク5に設けられた複数の温度センサ5a〜5dが検知する温度により、制御ユニット11は貯湯タンク5に貯留された高温の湯水の量や貯湯タンク5内の熱量を検知可能である。
使用者が操作装置40から給湯温度を設定して風呂自動スイッチをONにすると、この給湯設定温度及び風呂湯張り指示が制御ユニット11に送信される。貯湯タンク5の下端部に給水通路10を通って低温の上水が流入し、この給水圧によって貯湯タンク5の上端部から貯留された高温の湯水がタンク出湯通路7通って混合弁16に流入する。制御ユニット11は混合弁16を調節して給湯設定温度の湯水を給湯通路6を経由して注湯通路8から浴槽29へ供給する。
そこで、S3の判定がYesの場合には、S5においてヒートポンプ熱源機3の運転が許可され(加熱運転許可手段に相当)、ヒートポンプ熱源機3の加熱運転が開始される。
貯湯タンク5内の容量をVoとし、満蓄状態のときの湯温がTo℃であるとすると、
満蓄状態のときの熱量QmはVo、Toをパラメータとして算出することができる。
一方、貯湯温度センサ5a〜5dに対応する容量をVa〜Vdとし、温度センサ5a〜5dの検出温度をTa〜Tdとすると、貯湯タンク5内の合計熱量Qtは、Va〜Vdと
Ta〜Tdを用いて算出することができ、熱量の空き容量ΔQは、ΔQ=(Qm−Qt)
として算出することができる。尚、温度センサ5a〜5dと、制御ユニット11とが熱量検知手段に相当する。
制御ユニット11は、複数の温度センサ5a〜5dによって検知された貯湯タンク5内の熱量が、予め設定された設定熱量以上である場合に、ヒートポンプ熱源機3による加熱運転を禁止する加熱運転禁止手段を備えたので、貯湯タンク5内の熱量が設定熱量以上で実質的に蓄熱可能な状態でないと判断した場合は、加熱運転禁止手段によってヒートポンプ熱源機3による加熱運転を禁止し、ヒートポンプ熱源機3が運転を開始してすぐに停止することによるシステム効率の低下を改善することができる。
2 貯湯給湯ユニット
3 ヒートポンプ熱源機
4 補助熱源機
5 貯湯タンク
5a〜d 温度センサ(熱量検知手段)
6 給湯通路
7 タンク出湯通路
8 注湯通路
11 制御ユニット(制御手段,熱量検知手段)
Claims (1)
- ヒートポンプ熱源機と、湯水を貯留する貯湯タンクと、補助熱源機と、これらを制御するための制御手段と、使用者の操作に応じて前記制御手段に運転指令を送信するための操作装置と、前記貯湯タンク内の熱量を検知するための熱量検知手段と、湯水を給湯先に供給する給湯通路と、貯湯タンクの上端部と前記給湯通路を接続するタンク出湯通路と、前記給湯通路から分岐して浴槽に湯張りを行う注湯通路とを備えたヒートポンプ給湯装置において、
前記制御手段は、前記熱量検知手段によって検知された前記貯湯タンク内の熱量が、予め設定された設定熱量以上である場合に、前記ヒートポンプ熱源機による加熱運転を禁止する加熱運転禁止手段と、前記操作手段によって浴槽への湯張り運転が指令された場合に指令から一定の指令確定時間経過後に前記貯湯タンク内の熱量に係わらず前記ヒートポンプ熱源機による加熱運転を許可する加熱運転許可手段とを備えたことを特徴とするヒートポンプ給湯装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015252035A JP6604510B2 (ja) | 2015-12-24 | 2015-12-24 | ヒートポンプ給湯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015252035A JP6604510B2 (ja) | 2015-12-24 | 2015-12-24 | ヒートポンプ給湯装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017116180A JP2017116180A (ja) | 2017-06-29 |
JP6604510B2 true JP6604510B2 (ja) | 2019-11-13 |
Family
ID=59234243
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2015252035A Active JP6604510B2 (ja) | 2015-12-24 | 2015-12-24 | ヒートポンプ給湯装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6604510B2 (ja) |
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2015
- 2015-12-24 JP JP2015252035A patent/JP6604510B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017116180A (ja) | 2017-06-29 |
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