JP5866217B2 - 給湯装置 - Google Patents

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本発明の実施形態は、湯を作り給湯をなす給湯装置に関する。
一般家庭用として、給湯装置が多用される。これは、夜間の廉価な深夜電力料金が適用される時間帯に高温の湯を作って貯湯タンクに貯留し、日中等の給湯使用時には、貯湯タンクから高温の湯を取出すとともに、給水管から導かれる水と混合させ、設定温度にした温水の状態で浴槽や、厨房、浴室、洗面所への給湯をなす。
この種の給湯装置として、たとえば[特許文献1]には、浴槽への給湯配管に銀イオン発生器を備えた給湯装置が開示されている。
特開2011−92856号公報
ところで、冬季に貯湯タンクの湯と水とを混合した温水を浴槽に導く湯張り配管の凍結を防止する手段として、循環ポンプを駆動し、浴槽内の残り湯を配管内に循環させていた。しかしながら、この方式では、浴槽内に残り湯が存在しない場合には適用できない。たとえ残り湯が存在しても、循環回路以外の機器には通水がないため、給水管、給水管に設けられる減圧弁、給湯混合弁等の弁類に凍結の虞れがある。
また、ヒータを用いて配管凍結を防止する方式もあるが、より外気温が低い環境での設置では、ヒータの数および出力が増え、消費電力が増えてしまう。したがって、ヒータ方式に変わる、凍結防止制御を行うことが望ましい。
本実施形態は、浴槽内の残り湯の有無に係らず、また加熱ヒータを不要として、配管と弁類等の部品の凍結を確実に防止する給湯装置を提供しようとするものである。
本実施形態の給湯装置は、加熱手段と、加熱手段で加熱された高温の湯を貯留する貯湯タンクと、貯湯タンクの底部に接続され給水源から貯湯タンクへ水を供給する給水管と、給水管から分岐し貯湯タンクをバイパスする給水バイパス管を有する。
さらに、貯湯タンクの上部に接続された出湯管と、出湯管から導かれる湯と給水バイパス管から導かれる水とを混合する風呂混合弁と、流体制御弁を有し風呂混合弁によって混合された温水を浴槽に導く湯張り配管とを有する。
さらに、貯湯タンクの湯と浴槽内の温水とを熱交換する追焚き用熱交換器と、循環ポンプを備え浴槽内の温水を浴槽と追焚き用熱交換器との間で熱交換させる浴槽側追焚き循環回路を有する。
外気温検出手段で検出される外気温が所定温度以下になり、湯張り配管温度検出手段で検出された湯張り配管温度が所定温度以下になったときに、浴槽内の温水による凍結防止が可能か否かを判断し、可能と判定されたときは浴槽側追焚き循環回路の循環ポンプを所定時間駆動して浴槽内の温水を浴槽側追焚き循環回路に循環させて凍結を防止し、不可能と判定されたときには湯はり配管の流体制御弁を所定条件を満たすまで開放し、湯張り配管に温水を供給して凍結を防止する湯張り配管凍結防止制御手段を有する主制御部と、を備えた。
第1の実施形態と第2の実施形態に係る、給湯装置の概略構成図。 第1の実施形態に係る、給湯装置の作用を説明するためのフローチャート図。 第2の実施形態に係る、給湯装置の作用を説明するためのフローチャート図。 第3の実施形態に係る、給湯装置の概略構成図。 第3の実施形態に係る、給湯装置の作用を説明するためのフローチャート図。
以下、図面を参照しながら、本実施の形態について詳細に説明する。
図1は、第1の実施形態と第2の実施形態に係る、ヒートポンプ式給湯装置の概略構成図である。
図中1は給湯ユニットで、給水弁2およびストレーナ3を備えた給水管4を介して給水源(図示しない)に接続される。給水管4の水が、その給水管4上の減圧弁5で減圧されて給水管6に導かれ、さらに逆止弁7と過圧防止弁8を介して給水管9に導かれる。この給水管9は、貯湯タンク10の底部に接続される。
貯湯タンク10内には、底部から上端部に至る高さ位置間に、所定間隔を存して複数の残湯センサー(図示しない)が設けられていて、それぞれの残湯センサーが貯湯タンク10内の湯温を検知して給湯ユニット1に設けられる主制御部11へ検知信号を送る。主制御部11はその検知信号から後述する循環ポンプ等へ必要な駆動信号を送る。
上記減圧弁5で減圧され給水管6に導かれた水の一部は逆止弁12に分岐案内され、給湯混合弁13に導かれる。一方、上記貯湯タンク10内の上部に出湯管14が接続され、この出湯管14上の逆止弁15および逆止弁16を介して、上記給湯混合弁13に接続される。
したがって、給水管4から導かれた水と、貯湯タンク10から出湯管14を介して導かれた高温の湯とが給湯混合弁13で混合し、給湯混合弁13の出口に接続される給湯配管17に設定温度の温水となって供給される。さらに、給湯配管17上の流量センサー18と給湯弁19を介して厨房、風呂場、洗面所などの給湯栓である利用部に接続される。
一方、減圧弁5の下流側の給水管6には、貯湯タンク10をバイパスする給水バイパス管20が分岐される。この給水バイパス管20に、逆止弁21を介して風呂混合弁22が接続されていて、風呂混合弁22には、出湯管14上の逆止弁15から下流側において出湯管23が分岐される。
したがって、風呂混合弁22には、給水管4と給水バイパス管20を介して導かれる水と、貯湯タンク10から出湯管14、23を介して導かれる高温の湯とが混合し、設定温度の温水となって、この風呂混合弁22の出口に接続される湯張り配管25へ供給される。その湯張り配管25上にホッパ27と銀イオン発生器28が接続される。
上記ホッパ27内には、流体制御弁30と流量センサー31が設けられ、逆止弁34を介して湯張り配管25が接続される。また、ホッパ27内における湯張り配管25から分岐して逃し部32に接続される逃し配管33が接続される。上記逃し配管33は、メンテナンス時など、必要に応じて開放されるものである。
上記湯張り配管25に接続される銀イオン発生器28の下流側は、湯張り配管35が二股状に分岐される。一方の分岐した湯張り配管35に浴槽36が接続される。さらに、この湯張り配管35には、温水の流れの有無を検知するフロースイッチ37と、浴槽36の水位を検知する水位センサー38が設けられる。
他方の分岐した湯張り配管35に、循環ポンプ40を介して追焚き用熱交換器42の第1流路42aの一端が接続され、その第1流路42aの他端が湯張り配管を構成する湯水管43を介して上記浴槽36に接続される。
また、風呂混合弁22に接続する出湯管23は二股状に分岐され、分岐された出湯管23は、その出湯管23上の逆止弁44を介して出湯管45から追焚き用熱交換器42における第2の流路42bの入口に接続される。第2の流路42bの出口は、湯水管46と、その湯水管46上の循環ポンプ47を介して貯湯タンク10の側部に接続される。
すなわち、循環ポンプ40を駆動することにより、浴槽36内の湯を湯張り配管35(フロースイッチ37と水位センサー38)、循環ポンプ40、湯張り配管35、追い焚き用熱交換器42および湯水管43を介して再び浴槽36に導くよう循環する浴槽側追焚き循環回路Aが形成される。
その一方で、循環ポンプ47を駆動することにより、貯湯タンク10内の高温の湯を出湯管14に取出し、出湯管23、45から追焚き用熱交換器42の第2流路42b、湯水管46から貯湯タンク10に導くよう循環するタンク側追焚き循環回路Bが形成される。
浴槽側追焚き循環回路Aを循環する浴槽36内の温水は、貯湯タンク10からタンク側追焚き循環回路Bに導かれる高温の湯と追焚き用熱交換器42で熱交換し、温度上昇して設定温度の温水となり再び浴槽36に循環する。すなわち浴槽36内の温水が設定温度以下になったとき、貯湯タンク10内の高温の湯によって加温追い炊き(保温)できる。
湯水管43には風呂往き温度センサー41aが取付けられ、追焚き用熱交換器42から浴槽36へ往く温水の温度を検知し、風呂戻り温度センサー41bは湯張り配管35に取付けられ、浴槽36から湯張り配管35を介して追焚き用熱交換器42へ流れる戻りの温水の温度を検知して、それぞれの検知信号を主制御部11へ送る。これら風呂往き温度センサー41aと風呂戻り温度センサー41bで、湯張り配管温度検出手段を構成する。
一方、貯湯タンク10の上端部に接続される出湯管14は、逆止弁15の上流側部位において分岐逃し管48に分岐され、この分岐逃し管48は逃し弁49が設けられるとともに、上記逃し部32に接続される。
上記貯湯タンク10の底部には湯水管(排水管)50が接続されていて、この湯水管50の端部に排水弁51を介して上記逃し部32が接続される。さらに、湯水管50の中途部から湯水管52が分岐されていて、湯水管52上の循環ポンプ53を介して熱源ユニット60の水・冷媒熱交換器62の水側流路入口に接続される。
水・冷媒熱交換器62の水側流路出口は湯水管54を介して、沸き上げ水路切換え弁である三方切換え弁55の一方の接続口に接続される。三方切換え弁55の他方の接続口は、湯水管58を介して上記湯水管52と合流し、三方切換え弁55の残りの接続口は湯水管56を介して貯湯タンク10の上端部に接続される。
熱源ユニット60は、圧縮機61から吐出される冷媒を上記水・冷媒熱交換器62の冷媒側流路、膨張弁63、および空気熱交換器64を介して圧縮機61に戻す冷媒管65を有し、ヒートポンプ式冷凍サイクルを形成する。
空気熱交換器64と圧縮機61との間の冷媒管65には内部熱交換器66が設けられ、圧縮機61に吸い込まれる冷媒ガスを水・冷媒熱交換器62の冷媒側流路から導出される冷媒ガスで加熱し、液分を蒸発させる。
熱源ユニット60は制御部70を有し、外気から熱を汲み上げ、その汲み上げた熱を水・冷媒熱交換器62の水側流路を流れる温水(湯水管52から導かれる温水)に与える。さらに、熱源ユニット60は、外気温を検知する外気温センサー(外気温検出手段)68を備えていて、その検知信号を制御部70へ送る。
給湯ユニット1には主制御部11が設けられ、その主制御部11にリモートコントロール式の操作器(以下、リモコンという)80および熱源ユニット60の制御部70が接続される。リモコン80は、浴槽36の近傍に設置され、給湯ユニット1および熱源ユニット60に対する運転条件を設定することができる。
第1の実施形態に係るヒートポンプ式給湯装置の上記主制御部11は、主要な機能として次の(1)〜(5)の制御手段を有する。
(1)予め定められている時間帯たとえば深夜電力時間帯において、熱源ユニット60の制御部70に運転オンを指令し、かつ循環ポンプ53を運転オンする制御手段。
(2)浴槽36への給湯(湯張り・たし湯を含む)がリモコン80の操作により指示されると、ホッパ27の流体制御弁30を開放する制御手段。
(3)浴槽36内の湯の保温がリモコン80の操作により指示されると、循環ポンプ40,47を運転する制御手段。
(4)流量センサー31が湯水の流れを検知すると、銀イオン発生器28に通電して銀イオン発生器28を動作させる。湯張り量に応じた出力時間を超えたとき、あるいは、流量センサー31が温水の流れを検知しなくなると、銀イオン発生器28への通電を遮断して動作を停止する制御手段。
(5)外気温センサー68からの検知信号を受け、外気温が所定温度以下になり、かつ、湯張り配管温度検出手段(たとえば風呂戻り温度センサー41b)で検知した湯張り配管温度が所定温度以下になったことを検知ときに、ホッパ27の流体制御弁30を、所定条件(たとえば、所定時間または所定流量)を満たすまで開放して湯張り配管25,35,湯水管43に温水を供給し、湯張り配管25,35,湯水管43の凍結を防止する。同時に、給水管4,9に水を通し、これら配管と、給湯弁19、流体制御弁92、給水弁2、減圧弁5、過圧防止弁8の凍結を防止する湯張り配管凍結防止制御手段。
つぎに、給湯装置の作用について説明する。
深夜電力時間帯において、熱源ユニット60の圧縮機61が運転オンし、ヒートポンプ式冷凍サイクル運転が開始される。圧縮機61から吐出される冷媒は水・冷媒熱交換器62の冷媒側流路、膨張弁63、空気熱交換器64および内部熱交換器66を通って再び圧縮機61に戻り、循環する。
これにともない、循環ポンプ53が運転オンし、貯湯タンク10内下部の温水が湯水管50、52を通って水・冷媒熱交換器62の水側流路に流入し加熱される。水・冷媒熱交換器62の水側流路から流出する湯は湯水管54から沸き上げ水路切換え弁である三方切換え弁55に導かれる。
運転当初は、圧縮機が61が温まっておらず、低温のまま戻ってくる温水が三方切換え弁55に導かれてくるので、三方切換え弁55はその冷えた温水を湯水管58から循環ポンプ53に導くよう切換えられている。冷えた温水は、再び湯水管52を介して次第に温まってくる水・冷媒熱交換器62に導かれることとなり、ついには高温の湯になる。
水・冷媒熱交換器62の水側流路から戻ってくる温水の温度が所定温度に達すると、三方切換え弁55は切換って水・冷媒熱交換器62の水側流路と湯水管54および湯水管56を連通する。結局、貯湯タンク10下部の低温の温水が水・冷媒熱交換器62で加熱されて高温の湯となり、三方切換え弁55を介して貯湯タンク10の上部に供給される。こうして、貯湯タンク10に高温の湯が貯えられる。
厨房、洗面所、もしくは浴室の給湯栓を開放すると、給水弁2が開放されて水が給水管4に導かれ、減圧弁5で減圧される。このとき、流体制御弁30は閉成されているので、水は風呂混合弁22には流れず、給水管9と給湯混合弁13に分流される。給水管9に導かれた水は、過圧防止弁8を介して貯湯タンク10の底部に供給される。
貯湯タンク10への給水量と同量の高温の湯が貯湯タンク10の上端部から出湯管14へ導出され、給湯混合弁13に導かれる。給湯混合弁13では水と高温の湯が混合し、設定温度の温水となって給湯配管17に導かれる。流量センサー18は給湯配管17を流通する温水の流量を検出する。
給湯弁19は開放されていて、厨房、洗面所、もしくは浴室の開放された給湯栓から設定温度の温水が供給されることとなる。
浴槽36への給湯がリモコン80の操作により指示されると、ホッパ27の流体制御弁30が開放されるとともに、給水弁2が開放されて水が給水管4に導かれ、減圧弁5で減圧される。このとき、利用側の各給湯栓は閉成されているので、水は給湯混合弁13には流れず、給水管9と、給水バイパス管20から風呂混合弁22に分流される。
給水管9に導かれた水は貯湯タンク10の底部に供給され、貯湯タンク10への給水量と同量の高温の湯が貯湯タンク10の上端部から出湯管14へ導出されて出湯管23に導かれる。循環ポンプ47は停止していて、高温の湯は風呂混合弁22に導かれて給水バイパス管20からの水と混合し、設定温度の温水となって湯張り配管25に導かれる。
さらに、設定温度の温水は、流体制御弁30、流量センサー31から銀イオン発生器28を介して浴槽36に供給され、湯張りが行われる。温水の流れが流量センサー31で検知されて銀イオン発生器28が駆動され、温水に銀イオンが加えられる。この銀イオンにより、浴槽36に供給される温水の抗菌力を高め、雑菌の増殖を抑えることができる。
浴槽36に供給される温水の量は流量センサー31で検知され、所定流量に達すると検知信号が主制御部11へ送られ、主制御部11は風呂混合弁22および給水弁2を閉成する。したがって、浴槽36へ指定された量の湯張りが終了する。
浴槽36内に溜められた温水の保温をリモコン80の操作により指示されると、循環ポンプ40が運転され、浴槽36内の温水が湯張り配管35、循環ポンプ40、湯張り配管35、追焚き用熱交換器42の第1流路42a、湯水管43、を通って浴槽36へ導かれ、浴槽側追焚き循環回路Aを循環する。
なお、循環ポンプ40から銀イオン発生器28を介して温水が湯張り配管25へ戻ろうとするが、ホッパ27内の湯張り配管25に逆止弁34が設けられているので、湯張り配管25から先には湯が流通しない。
同時に、循環ポンプ47が運転され、貯湯タンク10内の湯が出湯管14、23、45と、追焚き用熱交換器42の第2流路42b、循環ポンプ47、湯水管46を通って貯湯タンク10へ、タンク側追焚き循環回路Bを循環する。
このとき、貯湯タンク10から追焚き用熱交換器42のタンク側追焚き循環回路Bである第2流路42bを通る高温の湯の熱が、浴槽側追焚き循環回路Aの第1流路42aを通る温水に移行する。
風呂往き温度センサー41aは湯水管43を流れる往きの温水の温度を検知し、風呂戻り温度センサー41bは湯張り配管35を流れる戻りの温水の温度を検知する。それぞれの検知信号が主制御部11へ送られ、風呂戻り温度センサー41bで検知する温水の温度がリモコン80に指示した設定温度に到達したとき、浴槽36内の湯の保温が終了したこととなる。こうして浴槽36内の湯が保温される。
つぎに、第1の実施形態に係るヒートポンプ式給湯装置の湯張り配管25に設けられる流体制御弁30の開閉制御である、主制御部11の湯張り配管凍結防止制御手段による凍結防止運転を、図2のフローチャート図にもとづいて説明する。
ステップ100で凍結防止運転がスタートすると、ステップ101で熱源ユニット60に設けた外気温センサー68がT1(たとえば、3℃)と等しい、もしくはそれ以下であるか否かが判断される。
凍結の虞れのないNoの場合、すなわち外気温がT1より高ければ、再びステップ101に戻るが、凍結の虞れがあるYesの場合はステップ102に移る。このとき、湯張り配管温度検知手段である風呂戻り温度センサー41bの検知温度がT2(たとえば7℃)と等しい、もしくはそれ以下であるか否かが判断される。
検知温度がT2よりも高い、Noの場合はステップ101に戻るが、T2以下のYesの場合はステップ103へ移る。
ステップ103において、流体制御弁30である給水電磁弁をオンに切換え、ステップ104において風呂混合弁22の設定温度を調節する。ここでは、貯湯タンク10から導かれる高温の湯と、給水管4から導かれる水とが風呂混合弁22で混合し、適温の温水となって湯張り配管25を流通する。
すなわち、適温の温水が湯張り配管25を流通するので、湯張り配管25と、ここに設けられる風呂混合弁22、流体制御弁30、水位センサー38および銀イオン発生器28等の凍結による損傷を防止できる。また、このときの風呂混合弁22の設定温度を外気温に応じて調節することで、貯湯タンク10内の湯の使用量を減少できる。
同時に、給水管4、9と、減圧弁5および過圧防止弁8に水が流通するので、これらの凍結を防止できる。
ステップ105へ移って、所定条件である給水終了条件を満たすか否かが判断される。この給水終了条件として、ステップ103とステップ104に切換ってから、所定時間が経過したか、または流量センサー31が検知した流量が所定流量に達したか否かであり、湯張り配管25、35内に充分に温水が行き亘る条件を基準として定められる。
Noの場合はステップ104に戻る。Yesの場合はステップ106へ移って、流体制御弁30である給水電磁弁である流体制御弁30を閉成し、ステップ107に移って凍結防止運転を終了する。
このように、浴槽36への湯張り以外の任意のタイミングで、水もしくは温水を流して、給水管4,9と、出湯管14、23、湯張り配管25、35、湯張り配管を構成する湯水管43およびこれらに接続される給水弁2、減圧弁5、風呂混合弁22、流体制御弁30等、弁類の凍結の危険防止を図る。
このときも銀イオン発生器28を動作させ、風呂混合弁22から浴槽36に導かれる温水に銀イオンを供給するようにしてもよい。すなわち、湯張り配管25等の凍結防止とともに、浴槽36内の湯を安全、かつ衛生的な状態に保つことができる。銀イオン発生器28の動作は、任意に設定することで、この長寿命化を図ることができる。
つぎに、第2の実施形態に係るヒートポンプ式給湯装置の、循環ポンプ40の運転制御および湯張り配管25に設けられる流体制御弁30の開閉制御である、主制御部11の湯張り配管凍結防止制御手段による凍結防止運転を、図3のフローチャート図にもとづいて説明する。
なお、第2の実施形態に係るヒートポンプ式給湯装置の主制御部11は、第1の実施形態に係るヒートポンプ式給湯装置の主制御部11の上記(1)〜(5)の機能に加えて、次の(6)の制御手段を有する。
(6)外気温センサー68からの検知信号を受け、外気温が所定温度以下になり、かつ、湯張り配管温度検出手段(たとえば風呂戻り温度センサー41b)で検知した湯張り配管温度が所定温度以下になったことを検知したとき、浴槽36の湯水による凍結防止が可能か否かを判断する。
判断基準として、浴槽36に残り湯がある場合は可能、それ以外は不可能と判断する。もしくは、浴槽36に残り湯があるとともに、外気温が著しく低くない所定温度以上のとき可能、それ以外は不可能と判断する。
可能と判断した場合は、循環ポンプ40を駆動して湯張り配管35、43に温水を供給し、これら配管と循環ポンプ40等の凍結を防止する。不可能と判断した場合は、流体制御弁30を所定時間または所定流量を満たすまで開放して湯張り配管25,35に温水を供給し、これら配管と流体制御弁30等の凍結を防止する湯張り配管凍結防止制御手段。
ステップ200で凍結防止運転がスタートすると、ステップ201で熱源ユニット60に設けた外気温センサー68がT1(たとえば、3℃)と等しい、もしくはそれ以下であるか否かが判断される。
外気温がT1より高く、凍結の虞れのないNoの場合は、再びステップ201に戻る。外気温が低く、凍結の虞れのあるYesの場合はステップ202に移って、湯張り配管温度検知手段である風呂戻り温度センサー41bの検知温度がT2(たとえば7℃)と等しい、もしくはそれ以下であるか否かが判断される。
Noの場合はステップ202に戻るが、Yesの場合はステップ203へ移る。ステップ203において、浴槽36の残り湯を用いることができるか否か、すなわち浴槽36の残り湯を用いた配管、弁類等の凍結防止が可能か否かが判断される。浴槽36内に残り湯が残っている場合(もしくは、浴槽内36に残り湯があるとともに、外気温が著しく低くない所定温度以上の場合)に限ってYesとなり、ステップ204に移る。
浴槽36内に残り湯が残っていない(もしくは、浴槽内36に残り湯があっても、外気温が著しく低い)Noの場合は、先に図2のフローチャートで説明したステップ103へ移る。すなわち、湯張り配管25の流体制御弁30を開放し、貯湯タンク10の高温の湯と給水管4の水とを風呂混合弁22で混合し、湯張り配管25から温水を供給する。
先に説明したように、給水管4,9、出湯管14、23、湯張り配管25、35、湯張り配管を構成する湯水管43の配管類と、これら配管に接続される給水弁2、減圧弁5、過圧防止弁8、風呂混合弁22、流体制御弁30等、弁類の凍結の危険を確実に避けられる。
ステップ204において、循環ポンプ40を運転オンとする。浴槽36内の残り湯が循環ポンプ40によって湯張り配管35に吸上げられ、追焚き用熱交換器42の第1流路42aを通り、湯水管43を介して浴槽36に導かれる。結局、浴槽側追焚き循環回路Aの凍結を確実に防止できる
つぎに、ステップ205に移って循環ポンプ40の運転オンの経過時間が計測され、所定時間t2と等しい、もしくはそれ以上あるか否かが判断される。運転オンの時間が短く、Noの場合は再びステップ205へ移る。Yesの場合はステップ206に移って風呂戻り温度センサー41bの検知温度がT2(たとえば7℃)と等しい、もしくはそれ以下であるか否かが判断される。
Noの場合はステップ206に戻るが、Yesの場合はステップ207に移って、循環ポンプ40を運転オフとし、次にステップ208に移って浴槽側追焚き循環回路Aに対する凍結防止運転を終了する。
このように、浴槽36への湯張り以外の任意のタイミングで、浴槽側追焚き循環回路Aに浴槽36内の残り湯を循環させ、この循環回路Aの湯張り配管35、湯張り配管を構成する湯水管43の凍結を確実に防止する。
浴槽36内に残り湯が残っていない(もしくは、浴槽内36に残り湯があっても、外気温が著しく低い)Noの場合は、流体制御弁30を開放し、貯湯タンク10の高温の湯と給水管4の水とを風呂混合弁22で混合し、湯張り配管25へ温水を供給する。
給水管4,9と、出湯管14、23、湯張り配管25、35等の配管類と、給水弁2、減圧弁5、風呂混合弁22、流体制御弁30等の弁類の、凍結危険を確実に避けられる。また、このときも銀イオン発生器28を動作させ、風呂混合弁22から浴槽36に導かれる温水に銀イオンを供給して、浴槽36内の湯を安全、かつ衛生的な状態に保つことができる。
図4は、第3の実施形態に係るヒートポンプ式給湯装置の概略構成図である。
先に、図1で説明した第1の実施形態および第2の実施形態での給湯装置とは、以下の点が相違し、それ以外は同一であるので、同一部位に同番号を付して、新たな説明を省略する。
相違点は、給湯弁19と流量センサー18および給湯混合弁13との間に接続される上記給湯配管17において、可能な限り給湯弁19に近い位置に、分岐管91の一端部が接続される。換言すれば、分岐管91は給湯配管17のほとんど基端部から分岐して設けられる。
分岐管91の他端部は、上記逃し部32に接続されていて、この逃し部32のほとんど直前部位に流体制御弁92が設けられる。また、給湯配管17に給湯配管の温度を検知する給湯配管温度検知手段である温度センサー17aが設けられる。
つぎに、第3の実施形態に係るヒートポンプ式給湯装置の、分岐管91に設けられる流体制御弁92の開閉制御である、主制御部11の給湯配管凍結防止制御手段による凍結防止運転を、図5のフローチャート図にもとづいて説明する。
なお、第3の実施形態に係るヒートポンプ式給湯装置の主制御部11は、第1および第2の実施形態に係るヒートポンプ式給湯装置の主制御部11の機能に加えて、次の(7)の制御手段を有する。
(7)外気温センサー68からの検知信号を受け、外気温が所定温度以下になり、かつ、給湯配管温度検出手段で検知した給湯配管温度が所定温度以下になったことを検知ときに、分岐管91の流体制御弁92を開放して、給湯配管17と分岐管91に温水を供給する。同時に、給水管4,9に水を通し、これら配管と、給湯弁19、流体制御弁92、給水弁2、減圧弁5、過圧防止弁8の凍結を防止する給湯配管凍結防止制御手段。
ステップ300で凍結防止運転がスタートすると、ステップ301で熱源ユニット60に設けた外気温センサー68がT1(たとえば、3℃)と等しい、もしくはそれ以下であるか否かが判断される。
Noの場合は再びステップ301に戻るが、Yesの場合はステップ302に移って、給湯流量センサー18による流量検知がないかが判断される。Noの場合は、給湯配管17に温水が流通し、給湯弁19を介して給湯栓へ給湯があるのでステップ302に戻る。
すなわち、外気温がT1よりも低い場合であっても、ユーザが給湯栓を開放していれば、給湯配管17から温水が供給され給湯流量センサー18が検知するところとなる。凍結防止運転としては、給湯配管17での給湯終了を待機し、給湯流量センサー18が検知しなくなるのを待つ。
ユーザは給湯中に極端な圧力変動や流量変動を感じることがなく、使用感が不快感に変化するのを抑制できる。給湯配管17に湯が流通せず、給湯流量センサー18が流量を検知していない、Yesの場合は、ステップ303に移って、給湯配管温度検出手段である温度センサー17aで検出される給湯配管17の温度が所定温度T4と等しい、もしくはそれ以下であるか否かが判断される。
所定温度T4は、たとえば7℃であり、それ以上あって凍結の虞れのないNo場合は、ステップ303へ戻る。T4と等しい、もしくはそれ以下のYesの場合は、給湯配管17の凍結の危険があるので、ステップ304に移って分岐管91の流体制御弁92を開放し、つぎにステップ305に移って給湯混合弁13に対する設定温度を制御する。
給湯配管17の凍結を防止するのに必要な設定温度に制御された温水が、給湯混合弁13から給湯配管17に導かれる。このとき、利用側の給湯栓が閉成されたままであるので、給湯弁19の直前部位で温水は分岐管91へ導かれる。そして、分岐管91から流体制御弁92を介して逃げ部32に排出される。
一方、給湯混合弁13から設定温度に制御された温水が導かれるためには、給水弁2が開放され、水が給水管4から減圧弁5を介して給湯混合弁13に供給されるので、これらの凍結が防止される。
また、減圧弁5を出た水の一部は給水管9に分流され、これは貯湯タンク10の側部に供給されるので、給水管9の凍結も防止される。貯湯タンク10の上端部に接続される出湯管14から高温の湯が供給されて給湯混合弁13に供給され、当然ながら、出湯管14の凍結はない。
ステップ305からステップ306に移って、流体制御弁92の閉条件を満たすか否かが判断される。実際には、流体制御弁92を開放してから時間がカウントされ、所定時間が経過した。もしくは給湯流量センサー18が給湯配管17を流れる温水の流量を検知して、積算された流量が所定流量に到達したか、否かで判断される。
いずれも、給湯配管17および分岐管91に充分に温水が行き渡り、給水管9に水が充分に行き渡る条件から判断される。
ステップ306でNoの場合はステップ305に戻り、Yesの場合はステップ307に移って分岐管91の流体制御弁92を閉成する。なお、流体制御弁92は開放から一気に閉成に移るのではなく、徐々に流量が少なくなるよう段階的に絞る。もしくは、一定時間をかけて閉めて行く。次に、ステップ308に移って凍結防止運転を終了する。
次回に流体制御弁92を開放して凍結防止運転を開始するまでの時間は、このとき計測した外気温にもとづく。凍結のリスクが高い極く低温時には、流体制御弁92の開放間隔が狭くなり、徐々にリスクが小さくなる中〜軽低温時には、開放間隔を長くとる。
この方式を採用することで、極く低温時には確実に凍結防止を行うことができ、中〜軽低温時には過度の貯湯タンク10内の熱量損失を防ぐ。なお、給湯配管の温度が所定温度以下に低下した場合には、待機時間にかかわらず凍結防止制御を開始する。
このように、分岐管91に設けた流体制御弁92を制御することで、給湯配管17と給水管9および減圧弁5の凍結を防止できる。
流体制御弁92は、導かれる温水の量を調整できる。すなわち、凍結のリスクが高い外気温が極く低温時には通水量を多くし、凍結のリスクが小さい中〜軽低温時には徐々に通水量を少なくする。これにより、極く低温時には確実に凍結を防止し、中〜軽低温時には過度の熱量損失を防止する。
結果として、貯湯タンク10から供給される高温の湯の使用量を、より少量に抑えて、熱量の損失を測りながら給湯配管17等の凍結防止を図れる。
分岐管91を給湯配管17の給湯弁19直前の位置で分岐するようにしたから、ほとんど給湯配管17の全長に亘って温水を導き、この凍結防止を図れる。
また、分岐管91の配管径は、給湯配管17の配管径よりも細いものを採用すべきである。流体制御弁92を開放し分岐管91に凍結防止用の温水を導いている最中に、給湯弁19から先に接続される厨房、洗面所、浴室に設けられる給湯栓を開放することがある。
この問題は構造面から解決することができる。すなわち、凍結防止という意味では、必ずしも多量の温水を流す必要がなく、無駄な熱量損失を防ぐ意味でも、分岐管91の配管径は必要以上に太くないことが望ましい。分岐管91と給湯配管17の配管径のバランスは、給湯配管17の給湯圧力と流量が大きく損なわれない程度とする。
なお、ステップ306において、流体制御弁92を閉成するとき、一気に開放から閉成に変わるのではなく、段階的に閉めて行く、もしくは一定時間をかけて閉めて行く。これは、ユーザが給湯栓を開放して湯を使用中に、流体制御弁92を開放して凍結防止を開始することは回避できるが、凍結防止運転中にユーザが給湯栓を開放することは回避できない。
先に説明したように、分岐管91の配管径を給湯配管17の配管径よりも小さくするなど、構造面で工夫をしても、凍結防止運転を行なっていないときと凍結防止運転が行われている場合では、給湯の圧力や流量の点でユーザの湯の使用感が異なる。
以上の2つの動作が同時に行われている状態から、凍結防止運転が先に終了すると、ユーザが感じる湯の圧力や流量などが増え、配管径のバランスや配管負荷によっては使用感の変動が大きく感じる。その点から、流体制御弁92を段階的に閉める、もしくは一定時間をかけて閉めることで、先に述べた使用感の変動を滑らかにできる。
第4の実施形態に係るヒートポンプ式給湯装置の、湯水管(排水管)50に設けられる排水弁51の開閉制御である、主制御部11の給水管凍結防止制御手段による凍結防止運転に係る説明は、図1および図4が適用される。
第4の実施形態に係るヒートポンプ式給湯装置の主制御部11は、第1および第2の実施形態に係るヒートポンプ式給湯装置の主制御部11の機能に加えて、次の(8)の制御手段を有する。
(8)外気温センサー68からの検知信号を受け、外気温が所定温度以下になったときに、排水弁51を開いて貯湯タンク10の底部に接続する湯水管(排水管)50から排水する一方で、上記給水管4,9から貯湯タンク10へ給水し、これら配管と、給水弁2、減圧弁5、過圧防止弁8、排水弁51の凍結を防止する給水管凍結防止制御手段。
すなわち、図1および図4に示す排水弁51は、外気温センサー68が所定温度を検知したときに、開放制御する。貯湯タンク10の底部に接続される湯水管50から、貯湯タンク10内の低温の温水が流出し、湯水管50と排水弁51の凍結を防止する。
そして、排水弁51の開放にともなって貯湯タンク10内の下部の温水が流出し、その分を補給するため給水弁2が開放され、給水源から給水管4、減圧弁5、過圧防止弁8、給水管9を介して貯湯タンク10へ給水される。
したがって、排水弁51を開放すると、給水弁2、給水管4,減圧弁5、過圧防止弁8、給水管9の凍結も防止されることになる。
なお、給水管9に温度検知手段を設け、外気温と給水管の温度の両方が、それぞれ所定温度以下に低下したときに、排水弁51を開いて給水管9の凍結防止を行うようにしても良い。
以上、本実施形態を説明したが、上述の実施形態は、例として提示したものであり、実施形態の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
60…熱源ユニット(加熱手段)、10…温水タンク、4,6、9…給水管、20…給水バイパス管、14…出湯管、22…風呂混合弁、30…流体制御弁、25,35…湯張り配管、36…浴槽、50…湯水管(排水管)、51…排水弁、11…主制御部、68…外気温センサー(外気温検出手段)、17a…温度センサー(給湯配管温度検出手段)、42…追焚き用熱交換器、A…浴槽側追焚き循環回路。

Claims (4)

  1. 加熱手段と、
    上記加熱手段で加熱された高温の湯を貯留する貯湯タンクと、
    上記貯湯タンクの底部に接続され、給水源から貯湯タンクへ水を供給する給水管と、
    上記給水管から分岐し、上記貯湯タンクをバイパスする給水バイパス管と、
    上記貯湯タンクの上部に接続された出湯管と、
    上記出湯管から導かれる高温の湯と、上記給水バイパス管から導かれる水とを混合する風呂混合弁と、
    流体制御弁を有し、上記風呂混合弁によって混合された温水を浴槽に導く湯張り配管と、
    上記貯湯タンクの湯と浴槽内の温水とを熱交換する追焚き用熱交換器と、
    循環ポンプを備え、上記浴槽内の温水を浴槽と前記追焚き用熱交換器との間で熱交換させる浴槽側追焚き循環回路と、
    を有する給湯装置において、
    外気温を検出する外気温検出手段と、
    上記湯張り配管の温度を検出する湯張り配管温度検出手段と、
    上記外気温検出手段で検出される外気温が所定温度以下になり、かつ、上記湯張り配管温度検出手段で検出された湯張り配管温度が所定温度以下になったときに、浴槽内の温水による凍結防止が可能か否かを判断し、可能と判定されたときは上記浴槽側追焚き循環回路の上記循環ポンプを所定時間駆動して、浴槽内の温水を上記浴槽側追焚き循環回路に循環させて凍結を防止し、不可能と判定されたときには上記湯はり配管の上記流体制御弁を、所定条件を満たすまで開放し、上記湯張り配管に温水を供給して凍結を防止する湯張り配管凍結防止制御手段を有する主制御部と、
    を具備することを特徴とする給湯装置。
  2. 上記湯はり配管に銀イオン発生器を設け、上記湯張り配管凍結防止制御手段により湯張り配管に温水を供給するときに、上記銀イオン発生器を動作させることを特徴とする上記請求項1記載の給湯装置。
  3. 上記出湯管から導かれる温水と、上記給水バイパス管から導かれる水とを混合する給湯混合弁と、
    上記給湯混合弁によって混合された温水を利用部に導く給湯配管と、
    上記給湯配管から分岐して設けられ、流体制御弁を有する分岐管と、
    上記給湯配管の温度を検出する給湯配管温度検出手段を有し、
    上記主制御部は、上記外気検出手段で検出された外気温が所定温度以下になり、かつ、上記給湯配管温度検出手段で検出された給湯配管温度が所定温度以下になったときに、上記分岐管の流体制御弁を開いて上記給湯配管に温水を供給し凍結を防止する給湯配管凍結防止制御手段を有することを特徴とする請求項1および請求項2のいずれかに記載の給湯装置。
  4. 上記貯湯タンクの底部に排水弁を有する湯水管を接続し、
    上記主制御部は、上記外気温検出手段で検出された外気温が所定温度以下になったときに、上記排水弁を開いて上記湯水管から排水し、上記給水管から貯湯タンクへ給水して凍結を防止する給水管凍結防止制御手段を有することを特徴とする請求項1および請求項2のいずれかに記載の給湯装置。
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