JP5891953B2 - 支持部材、加熱プレート支持装置及び加熱装置 - Google Patents

支持部材、加熱プレート支持装置及び加熱装置 Download PDF

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Description

本発明は、加熱プレートの変形を抑制するためのバックアッププレートに用いる支持部材、加熱プレート支持装置及び加熱装置に関する。
従来より、平板状の被加熱物を加熱するために、シースヒータなどの加熱手段を備え平板状に形成された加熱プレートが用いられている。加熱プレートの材質は、金属製、セラミックス製などがあるが、コストなどの理由から金属製のものが多い。中でも銅やアルミニウムは熱伝導率が大きいため加熱面の温度分布が均一になり易く、ワット密度を大きくし易いことから、加熱プレートの材料として広く利用されている。
しかし、これらの材料はヤング率が低いため自重や外力により生じるたわみが大きく、比較的低い使用温度でクリープ変形しやすいことから、変形を抑制するために加熱プレートを剛性の高いバックアッププレートで支持することがある。ここで、加熱プレートの全面をバックアッププレートで支持する場合、面接触が十分でなく接触する部分と接触しない部分が存在すると、伝熱形態が異なることから大きな温度分布、たわみが発生するおそれがある。これにより、加熱プレートの加熱面の平面度が低下するおそれがある。特に真空中で使用する場合は、非接触部の伝熱形態が輻射のみとなるため、接触部との温度差が増大し、より大きな温度差、たわみが発生するおそれがある。
温度分布を改善する方法として、特許文献1に記載の技術のように、バックアッププレートと加熱プレートの間に複数の円柱状の支持部品を設置し、両者の間に空間を設ける方法や、特許文献2に記載の技術のように、先端形状が円錐等の尖塔状または半球状である支持部品を用いる方法が考えられる。
特開平10−95637号公報 特開2002−246286号公報
しかし、特許文献1に記載の技術では、支持部品が設置された部分において加熱プレートからバックアッププレートへの熱の移動量が多くなり、温度分布が局所的に不均一になるという問題がある。
また、特許文献2に記載の技術では、加熱プレートと支持部品の接触部分で熱抵抗を大きくすることにより熱移動を抑制することができるが、加熱プレートを支持する面圧が高くなるため、加熱プレートに支持部品先端が食い込んだり、また、バックアッププレートと加熱プレートの熱膨張差により起こる相対的な移動が阻害され、新たな変形や応力を発生させるという問題がある。
そこで、本発明は、加熱プレートの温度差及び変形を抑制することができるバックアッププレートに用いる支持部材、加熱プレート支持装置及び加熱装置を提供することを目的とする。
本発明では、上記目的を実現するために、請求項1に記載の発明では、被加熱物を載置して加熱する平板状の加熱プレートを、前記加熱プレートの変形を抑制する平板状のバックアッププレートから離間して支持するための支持部材であって、前記加熱プレートよりも小さい平板状に形成された1個以上の支持プレートと、前記支持プレートを支持する1個以上の支持コマと、を備え、前記支持プレートと前記支持コマとは、交互に1層以上積層して設けられており、最上部の支持プレートの上面に前記加熱プレートを載置して支持し、前記支持プレートと前記支持コマとの接触面積が前記載置面の面積より小さくなるように構成されている、という技術的手段を用いる。
請求項1に記載の発明によれば、加熱プレートを支持部材によりバックアッププレートから離間して支持するため、加熱プレートが直接バックアッププレートに接触している場合に比べて、温度差を低減させることができ、変形を効果的に抑制することができる。
加熱プレートは支持プレートにより面で受けて支持されるため、加熱プレートに支持部材が食い込んだり、バックアッププレートと加熱プレートの熱膨張差により起こる相対的な移動を阻害することがなく、加熱プレートの変形を抑制して支持可能である。
更に、支持部材は支持コマにより大きな熱抵抗を発生させることができるため、加熱プレートからバックアッププレートへ流れる熱量を抑制させることができる。
これにより、加熱プレートの温度差及び変形を抑制することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1の発明に記載の支持部材において、前記最上部の支持プレートの上面の端部に、面取り加工が施されている、という技術的手段を用いる。
請求項2に記載の発明によれば、支持プレートに対して加熱プレートが相対的に移動する場合にも、加熱プレートと接触する支持プレートの上面の端部で過大な応力が生じるおそれがなく、好適である。
請求項3に記載の発明では、請求項1または請求項2に記載の支持部材において、前記支持プレートと前記支持コマとが一体的に形成されている、という技術的手段を用いる。
請求項3に記載の発明によれば、支持部材の部品点数を減らすことができ、バックアッププレートに支持部材を配置する工程で省力化が可能である。
請求項4に記載の発明では、請求項1または請求項2に記載の支持部材において、前記支持プレートと前記支持コマとが球座を構成する、という技術的手段を用いる。
支持部材を請求項4に記載の発明のように構成することにより、支持部材に加熱プレートを載置したときに自動的に調心されるので、安定して支持することができる。
請求項5に記載の発明では、請求項1ないし請求項4のいずれか1つに記載の支持部材を複数個と、バックアッププレートと、を備えた加熱プレート支持装置であって、各支持部材の最上部の支持プレートの上面により前記加熱プレートを載置して支持する載置面を構成し、当該載置面の面積及び前記支持部材の前記バックアッププレートにおける配置が前記加熱プレートの変形を抑制可能となるように構成されている、という技術的手段を用いる。
請求項5に記載の発明のように、バックアッププレートに複数個の支持部材を適切に配置することにより、加熱プレートの変形を抑制可能な加熱プレート支持装置を構成することができる。
請求項6に記載の発明では、請求項5に記載の加熱プレート支持装置において、前記加熱プレートが金属材料からなる場合に、前記加熱プレートの重量を前記載置面の面積により除して求めた面圧が、使用温度における0.2%耐力以下である、という技術的手段を用いる。
請求項6に記載の発明のように面圧が使用温度における0.2%耐力以下であるように構成することにより、加熱プレートの支持部材との接触部近傍における変形をより効果的に抑制することができる。
請求項7に記載の発明では、請求項5または請求項6に記載の加熱プレート支持装置と、前記加熱プレートと、を備えた加熱装置、という技術的手段を用いる。
請求項7に記載の発明によれば、加熱プレートの変形及び温度差を抑制することができるので、加熱プレートの平面度が高く均一な加熱が可能な加熱装置とすることができる
本発明の支持部材、加熱プレート支持装置及び加熱装置の構造を示す断面説明図である。 支持部材の構造を示す説明図である。図2(A)は断面説明図、図2(B)は図2(A)のA−A矢視図である。 支持部材の配置の変更例を示す説明図である。図3(A)は断面説明図、図3(B)は図3(A)のA−A矢視図である。 支持部材の構造の変更例を示す説明図である。図4(A)は、上図が第1支持プレートと支持コマとを交互に複数層設けた構成の断面説明図、下図が上図のA−A矢視図である。図4(B)は、バックアッププレート上へ支持コマを直接設置する構成の断面説明図である。 支持部材の構造の変更例を示す断面説明図である。
本発明の支持部材、加熱プレート支持装置及び加熱装置について、図を参照して説明する。
図1に示すように、加熱装置1は、被加熱物を加熱面である上面20aに載置し加熱する加熱プレート20、加熱プレート20の変形を抑制するためのバックアッププレート30及び加熱プレート20を支持する支持部材10を備えている。ここで、バックアッププレート30及び支持部材10が加熱プレート20を支持する加熱プレート支持装置2を構成する。加熱装置1は、チャンバーなどに収容し、雰囲気制御下で被加熱物を加熱することもできる。
加熱プレート20は、平板状に形成されたヒータユニットであり、銅やアルミニウムなどの金属プレートの内部にシースヒータが埋め込まれて、均一な面加熱が可能に構成されている。加熱手段としては、加熱されたオイルなどの熱媒体の循環によるもの、電磁誘導により自己発熱するものなどを採用することもできる。
バックアッププレート30は、加熱プレート20のクリープ変形などの変形を抑制するために用いられる平板状の部材である。バックアッププレート30は、自重、外力、温度差などによるたわみが小さく、熱的に安定である必要がある。具体的には、ヤング率が大きく、比重が軽く、熱膨張係数が小さく、耐クリープ性に優れる性質を有することが要求され、セラミックス材料で構成することが好適である。本実施形態では、アルミナ製のバックアッププレート30を用いるが、加熱プレート20の使用温度や使用環境、材質などを勘案し、材質は適宜選定することができる。例えば、セラミックス材料、特に、アルミナ、ムライト、ジルコニア、窒化けい素、炭化けい素、窒化アルミニウムなど、セラミックス材料の中でも比較的ヤング率が大きく、比重が軽く、熱膨張係数が小さく、耐クリープ性に優れる性質を有するものを好適に用いることができる。また、耐熱合金を用いることもできる。
支持部材10は、バックアッププレート30の複数個所に設けられており、第1支持プレート11の上面11aにより加熱プレート20を載置して支持する載置面Sを構成する。これにより、バックアッププレート30は、複数個所で複数個の支持部材10を介して加熱プレート20を離間した状態で支持することができる。これにより、加熱プレート20からバックアッププレート30への熱伝達は輻射及び対流が支配的となるため、加熱プレート20が直接バックアッププレート30に接触している場合に比べて、温度差を低減させることができ、変形をより効果的に抑制することができる。
支持部材10は、加熱プレート20の上面20aの平面度が所定の精度を維持できる個数でバックアッププレート30に配置する。ここで、支持部材10は、温度分布を改善し、加熱プレート20の上面20aの平面度の維持する観点から、できるだけ少ない数を大きな偏りなく配置することが好ましい。本実施形態では、支持部材10を対称に4個配置したが、これに限定されるものではない。
加熱プレート20とバックアッププレート30との間隙は、外部への放熱を少なくし温度差を抑えるため、できるだけ小さく設定することが好ましい。例えば、両プレート間の間隙を大きく設定した場合は、両プレートの側面全周にある間隙からその周辺への対流、輻射による放熱が多くなり、側面全周の温度が低下して両プレート共に温度分布による変形が生じやすくなる。よって、間隙は小さいほど、変形を抑制できる。また、構造や組み付け上の都合により間隙を大きく設定する必要がある場合は、加熱プレート20とバックアッププレート30との間にセラミックウール等の断熱材を充填し、間隙から周辺への放熱を抑制することもできる。
図2に支持部材10の構造を示す。支持部材10は、バックアッププレート30の所定の位置に形成された凹部または段差を有する貫通孔からなる固定部30bに、上面11aがバックアッププレート30の上面30aからわずかに突出するように位置決めされて配置されている。
支持部材10は、第1支持プレート11、支持コマ12及び第2支持プレート13を備えている。支持部材10を構成する材料は、バックアッププレート30と同様の材料を用いることができ、本実施形態ではアルミナを用いる。
第1支持プレート11は、円板状に形成されており、上面11aが加熱プレート20を載置する載置面Sとなる。下面11bには、支持コマ12を位置決めするための受け部11cが形成されている。
第1支持プレート11の上面11aの面積は、加熱プレート20から支持部材10を介してバックアッププレート30に伝達される熱量を少なくするために小さくすることが好ましいが、第1支持プレート11が高温で軟化している加熱プレート20に食い込む、など加熱プレート20が変形することを抑制するために、面圧が高くならないようにする必要がある。例えば、加熱プレート20の重量を載置面Sの合計面積により除して求めた面圧が、使用温度における0.2%耐力以下となるように設定すればよい。これにより、加熱プレート20の変形をより効果的に抑制することができる。
上面11aは、加熱プレート20の水平方向の動きを阻害しないような表面粗度に仕上げられている。また、上面11aの端部11dにはR取り加工により面取り加工を施こすことが好ましい。これにより、第1支持プレート11に対して加熱プレート20が相対的に移動する場合にも、上面11aの端部で過大な応力が生じるおそれがない。R取り加工に代えてC取り加工により面取り加工を施してもよい。
ここで、第1支持プレート11の外周形状は、上面11aが平面であれば円板状以外でもよく、楕円や多角形などにすることもできる。
第2支持プレート13は、第1支持プレート11と同様、円形の平板状に形成されており、下面13bにおいてバックアッププレート30により支持される。上面13aには、支持コマ12を位置決めするための受け部13cが形成されている。本実施形態では、第1支持プレート11と同形状とするが、支持コマ12を介して第1支持プレート11を適切に支持することができれば形状は任意である。但し、あまり大きな形状とするとバックアッププレート30の固定部30bを大きくする必要があり、バックアッププレート30の強度低下を引き起こす恐れがあるので、過度に大きな形状とすることは好ましくない。ここで、第2支持プレート13は、バックアッププレート30との間に熱膨張差に起因する応力が発生しないように、バックアッププレート30と同じ材料で構成することが好ましい。
支持コマ12は、第1支持プレート11と第2支持プレート13との間に介在し、支持部材10を介して加熱プレート20からバックアッププレート30へ流れる熱量を抑制する熱抵抗となる部材である。本実施形態において、支持コマ12は、円柱状の本体12aの両端部に突起部12bを有し、その突起部12bが第1支持プレート11の受け部11c及び第2支持プレート13の受け部13cにそれぞれ嵌合され、第1支持プレート11と第2支持プレート13との間に位置決めされて配置されている。
支持コマ12は、第1支持プレート11との接触面積が、第1支持プレート11の上面11a、つまり載置面Sの面積よりも小さくなるように形成されている。加熱プレート20から第1支持プレート11へ伝達されバックアッププレート30へ向かう熱流に対して、大きな熱抵抗として作用するため、支持部材10を介して加熱プレート20からバックアッププレート30へ流れる熱量を少なくすることができる。これにより、加熱プレート20の温度差及び変形を抑制することができる。
加熱装置1の使用環境において、支持部材10として十分な構造強度を有するならば、支持コマ12は、熱抵抗を大きくするためにできるだけ水平方向の断面形状が小さくなるように形成することが好ましい。ここで、本実施形態では、支持コマ12は断面形状が円形に形成されているが、これに限定されるものではなく、各種形状を採用することができる。
支持コマ12は、第1支持プレート11の受け部11c及び第2支持プレート13の受け部13cなどのように互いに設けた凸凹を組み合わせるなどをして位置決めすることが好ましいが、位置決め方法は特に限定されるものではない。支持コマ12を突起部12bのない円柱形状とし、受け部11c及び受け部13cをその円柱形状に合わせた形状に形成してもよい。また、支持コマ12で安定して第1支持プレート11を支持できるならば、必ずしも受け部などを設けなくてもよい。
1つの第1支持プレート11を支える支持コマ12の数は、熱抵抗を大きくするためには少ない方がよいが、安定した支持状態を得るためには複数個用いることが好ましく、図3に示すように、3個の支持コマで支えることが更に好ましい。ここで、複数個の支持コマ12が第1支持プレート11と接触する面積は、第1支持プレート11が加熱プレート20と接触する面積よりも小さい。
加熱プレート20からバックアッププレート30への伝熱を更に抑制するために、図4(A)に示すように、第1支持プレート11と支持コマ12とを交互に複数層重ねて設けることもできる。ここで、1層目の3個の支持コマ12と2層目の3個の支持コマ12とは点対称となるように配置した。
また、図4(B)に示すように、バックアッププレート30上へ支持コマ12を直接設置し、第1支持プレート11を支持する構成を採用することもできる。
支持部材10は、図5に示すように、第1支持プレート11及び第2支持プレート13と支持コマ12とが球座を構成するように形成することができる。これにより、支持部材10に加熱プレート20を載置したときに球座により自動的に調心されるので、加熱プレート20を安定して支持することができる。
第1支持プレート11または第2支持プレート13と、支持コマ12と、を一体的に形成することもできる。これによれば、支持部材10の部品点数を減らすことができ、バックアッププレート30に支持部材10を配置する工程で省力化が可能である。
(実施形態の効果)
本発明の支持部材10によれば、加熱プレート20をバックアッププレート30から離間して支持するため、加熱プレート20が直接バックアッププレート30に接触している場合に比べて、温度差を低減させることができ、変形を効果的に抑制することができる。
加熱プレート20は第1支持プレート11により面で受けて支持されるため、加熱プレート20に支持部材10が食い込んだり、バックアッププレート30と加熱プレート20の熱膨張差により起こる相対的な移動を阻害することがなく、加熱プレート20の変形を抑制して支持可能である。
更に、支持部材10は支持コマ12により大きな熱抵抗を発生させることができるため、加熱プレート20からバックアッププレート30へ流れる熱量を抑制させることができる。
これにより、加熱プレート20の温度差及び変形を抑制することができる。
また、複数個の支持部材10とバックアッププレート30とを備えた加熱プレート支持装置2は、バックアッププレート30に複数個の支持部材10を適切に配置することにより、加熱プレート20の変形を抑制可能な加熱プレート支持装置として構成される。
そして、加熱プレート支持装置2及び加熱プレート20を備えた加熱装置1は、加熱プレート20の変形及び温度差を抑制することができるので、加熱プレート20の平面度が高く均一な加熱が可能な加熱装置とすることができる
1…加熱装置
2…加熱プレート支持装置
10…支持部材
11…第1支持プレート
12…支持コマ
13…第2支持プレート
20…加熱プレート
30…バックアッププレート
S…載置面

Claims (7)

  1. 被加熱物を載置して加熱する平板状の加熱プレートを、前記加熱プレートの変形を抑制する平板状のバックアッププレートから離間して支持するための支持部材であって、
    前記加熱プレートよりも小さい平板状に形成された1個以上の支持プレートと、
    前記支持プレートを支持する1個以上の支持コマと、を備え、
    前記支持プレートと前記支持コマとは、交互に1層以上積層して設けられており、
    最上部の支持プレートの上面に前記加熱プレートを載置して支持し、前記支持プレートと前記支持コマとの接触面積が前記載置面の面積より小さくなるように構成されていることを特徴とする支持部材。
  2. 前記最上部の支持プレートの上面の端部に、面取り加工が施されていることを特徴とする請求項1に記載の支持部材。
  3. 前記支持プレートと前記支持コマとが一体的に形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の支持部材。
  4. 前記支持プレートと前記支持コマとが球座を構成することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の支持部材。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか1つに記載の支持部材を複数個と、バックアッププレートと、を備えた加熱プレート支持装置であって、
    各支持部材の最上部の支持プレートの上面により前記加熱プレートを載置して支持する載置面を構成し、
    当該載置面の面積及び前記支持部材の前記バックアッププレートにおける配置が前記加熱プレートの変形を抑制可能となるように構成されていることを特徴とする加熱プレート支持装置。
  6. 前記加熱プレートが金属材料からなる場合に、前記加熱プレートの重量を前記載置面の面積により除して求めた面圧が、使用温度における0.2%耐力以下であることを特徴とする請求項5に記載の加熱プレート支持装置。
  7. 請求項5または請求項6に記載の加熱プレート支持装置と、
    前記加熱プレートと、
    を備えたことを特徴とする加熱装置。
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