JP5888992B2 - 板状体の搬送装置およびその搬送方法 - Google Patents
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Description
そして、その端縁をジグザグ形状に切削加工した板状体を位置決め用ストッパにより所定の位置に位置決めして停止させる方法については特許文献1に開示されている。
当該従来技術によれば、図24に示すように、ローラーコンベア等の搬送装置(図示せず)により方向aに搬送されてきた搬送方向下手側の端縁がジグザグ形状に切削加工された先行の単板200を、平板等の幅広の面を有するストッパ301に先端部分を当接させることにより搬送角度を整合させつつ停止させる。この先行の単板200は、その後、後続の単板201が待機する接合ラインまで単板200の搬送方向aと直交する方向bに移動され、先行の単板200および後続の単板201について、それぞれの山と谷の部分を検知器302によって光電的に検知し、それを偏差測定器303で測定し、移動補正機構304によって先行の単板200を偏差測定器303で測定された位置ずれ分だけ自動移動させることによって、後続の単板201の山と谷の部分に整合させる方法が用いられてきた。
しかしながら、単板等の先行の板状体を後続の板状体が待機するラインまで板状体の搬送方向と直交する方向に移動させ、板状体の端縁に形成された山と谷の部分を検知器等によって光電的に検知計測した上で移動補正機構によって位置ずれを修正する従来の方法では、搬送装置全体は必然的に大型化・煩雑化することとなる。また、搬送方向下手側端部がジグザグ形状に切削加工された板状体を所定の位置に位置決めして停止させる場合、板状体の山となる部分の頂点が平板等により構成されるストッパの面部分に当接することとなるため、山となる部分の先端が変形してしまうおそれがある。このことは、良好な接合ができずに製品が欠損するなどの品質低下をもたらす可能性がある。
このような板状体の搬送装置によれば、位置決め用ストッパに形成された凸部が、搬送されてきた板状体の搬送方向下手側端部に形成されたジグザグ形状の谷となる部分に入り込む形で当接することにより板状体を所定の位置に停止させることができるため、板状体を停止させたい位置に予め位置決め用ストッパをセットしておくだけで、搬送角度を整合させつつ停止させたい位置に容易にかつ正確に板状体を搬送させることが可能となる。
即ち、少なくとも一端がジグザグ形状に加工された板状体を搬送機構によって搬送し、位置決め用ストッパにより前記板状体を所定の位置に停止させる板状体の搬送工程において、前記位置決め用ストッパとして、板状体の搬送方向と逆方向に突出した二つ以上の凸部を備えている位置決め用ストッパを用いることにより、搬送されてきた前記板状体の谷となる部分に前記位置決め用ストッパの凸部を当接させることによって前記板状体を所定の位置に停止させる方法である。
板状体の搬送方向下手側端部はジグザグ形状に切削加工されているため、板状体の端部の山となる部分の先端付近は非常に薄く脆いものとなっている。上述した従来の位置決め方法によって、端部がジグザグ形状に切削加工された板状体を所定の位置に位置決めして停止させる場合、板状体の山となる部分の頂点が平板等により構成されるストッパの面部分に当接することとなるため、板状体の先端が変形してしまうおそれがある。このことは、良好な接合ができずに製品が欠損するなどの品質低下をもたらす可能性がある。
本発明はこのような点に着目してなされたものであり、このような構成の位置決め用ストッパを有する板状体の搬送装置によれば、板状体の搬送方向下手側端部の山となる部分の先端部が位置決め用ストッパに接触することを回避することができるため、当該先端部が位置決め用ストッパとの接触によって毀損または変形してしまうことを防止することができ、当該板状体を他の板状体と接合する際に、良好な接着面を得ることができる。これにより、製品の品質向上を図ることができる。
このような構成の位置決め用ストッパを有する板状体の搬送装置によれば、位置決め用ストッパに形成された凸部の頂点が板状体の搬送方向下手側端部に形成されたジグザグ形状の谷となる部分の底に当接して板状体の搬送が停止した場合、板状体の端部の山の先端部が位置決め用ストッパに接触することがない。
このような位置決め用ストッパを有する板状体の搬送装置によれば、板状体の山となる部分の加工精度が悪くその頂点付近にバリが形成された場合や、位置決め用ストッパにおける連続した凸部の間に形成されることとなる凹部と前記板状体の山となる部分との間に加工屑等が挟まった場合でも、このバリや加工屑等を孔部に逃がすことができるため、正確な位置決めが妨げられるのを防止することができる。
板状体の谷となる部分の加工精度が悪い場合や、位置決め用ストッパにおける凸部と板状体の谷となる部分との間に加工屑等が挟まった場合、板状体を正確に位置決めできないおそれがある。本発明はこの点に着目してなされたものであり、このような形状の凸部を有する位置決め用ストッパを使用すれば、位置決め用ストッパの凸部と前記板状体の谷となる部分とを当接させた際に、加工屑等を凸部と板状体の谷となる部分との間の隙間(間隔)に逃がすことができるため、正確な位置決めが妨げられるのを防止することができる。
このような位置決め用ストッパを有する板状体の搬送装置によれば、位置決め用ストッパにおける前記板状体表面と並行な平面での断面形状が前記搬送方向と逆方向に突出した円弧部の外周部分に、搬送されてきた板状体の搬送方向下手側端部に切削加工されたジグザグ形状の谷となる部分が当接して停止することになるため、板状体を停止させたい位置に予め位置決め用ストッパをセットしておくことにより、搬送角度を整合させつつ停止させたい位置に容易にかつ正確に板状体を搬送させてくることが可能となる。また、位置決め用ストッパと板状体の谷となる部分とが当接した場合、板状体のジグザグ形状に加工された搬送方向下手側端部の先端部が位置決め用ストッパに接触しないので、板状体の山の先端部を変形させることなく、良好な接合を行うことができる。これにより、製品の品質向上を図ることができる。
これらの図に示すように、本実施形態の板状体の搬送装置1は、板状体のおよその載置位置を決定するガイド10、板状体を載置して移動させるコンベア20、コンベア20を作動させるモータ21、板状体の移動距離を測定し、かつ、板状体の停止を検出する送り検知ロール30、板状体を所定の位置に停止させるための位置決め用ストッパ40、位置決め用ストッパを上昇及び下降させるための第一エアシリンダ45およびコンベアの走行と停止を制御する制御装置50、とを有している。
なお、本実施形態における合板100は、図2に示すように、他の合板と接合する際に接着面積をできるだけ広くとれるようにするため、搬送方向の下手側端部が搬送方向と直交する方向にスカーフ状に予め切削加工されており、更に、当該部分がジグザグ形状に切削加工されたものを用いる。そのため、図3に示すように、合板100のジグザグ形状に切削加工された端部には、合板の搬送方向に突出した山となる部分100aと、搬送方向と逆方向に後退した谷となる部分100bとが形成される。なお、図2の合板100はその両端がジグザグ形状に加工されているが、その一端のみがジグザグ形状に切削加工されている合板を用いてもよく、また、図4に示すように、合板の端部はスカーフ状に切削加工されていない合板101を用いてもよい。
位置決め用ストッパ40は、コンベア20に載置された合板の搬送方向であるK方向の下手側に設置されている。この位置決め用ストッパ40は、図5に示すように、合板100の搬送方向であるK方向とは逆方向に突出した凸部を、搬送方向と直交する方向に間隔をあけて備えている。また、図7に示すように、位置決め用ストッパ40の凸部の高さh1は、合板端部の山となる部分100aの高さh2より高く形成されている。
まず、図5に示すように、搬送対象となる合板100をガイド10に沿わせてコンベア20の上に載置し、合板100のおよその載置位置を決定する。コンベアに載置された合板100Aおよび合板100Bの上にはそれぞれ送り検知ロール30Aおよび30Bがそのロール部が合板100A及び合板100Bの表面に当接する形で設置される。また、合板100を停止させたい位置に位置決め用ストッパ40を予めセットする。
その後、合板の搬送装置1を作動させると、制御装置50による制御のもと、モータ21が駆動され、コンベア20による合板100のK方向への搬送が開始される。コンベア20による合板100の搬送が開始されると、それに伴って送り検知ロール30が回転する。
従って、合板100が位置決め用ストッパ40に当接する際、位置決め用ストッパ40に形成された凸部が、合板100のジグザグ形状の谷となる部分100bに入り込む形で当接することになる。
そのため、合板100をコンベア20上に載置する際にガイド10からやや離れて合板100を載置したために、合板100が搬送方向と直交する方向に多少ずれた状態で搬送されてきた場合や、合板100を斜めに載置したことにより、合板100が斜め方向にずれた状態で搬送されてきた場合であっても、図6に示すように、合板100の端部に形成された山と谷とを構成する斜面が位置決め用ストッパ40の凸部に接触して滑り込む形で当接するため、位置決め用ストッパ40の凸部との当接が完了した時には、図7に示すように、合板の搬送時におけるずれは完全に補正され、合板100の搬送方向の位置と、搬送方向と直交する方向の位置とが同時に位置決めされる。
合板100の端部は前述のようにスカーフ状に切削加工された上で更にジグザグ形状に切削加工されているため、合板100の端部の山となる部分の頂点付近は非常に薄く脆いものとなっているが、本実施形態の合板の搬送装置によれば、合板100の端部の山となる部分の先端部が位置決め用ストッパ40に接触することを回避することができるため、当該先端部が位置決め用ストッパ40との接触によって毀損または変形してしまうことを防止することができ、当該合板100を他の合板と接合する際に、良好な接着面を得ることができる。
さらに、合板を他の合板と接合する際に、良好な接着面を得ることができるようにするには、位置決め用ストッパの凸部を、合板の谷となる部分と当接した場合、合板のジグザグ形状に加工された搬送方向下手側端部の先端部が位置決め用ストッパに接触しない形状に構成すればよい。この場合、例えば、図8ないし図11に示すような構成の位置決め用ストッパを用いることができる。
このような構成の位置決め用ストッパ41を有する合板の搬送装置によれば、図9に示すように、合板の山となる部分100aの加工精度が悪くその頂点付近にバリが形成された場合や、位置決め用ストッパ41における連続した凸部の間に形成されることとなる凹部と合板100の山となる部分との間に加工屑等が挟まった場合、このバリや加工屑等を孔部41cに逃すことができるため、正確な位置決めが妨げられるのを防止することができる。
このような構成の位置決め用ストッパ42を有する合板の搬送装置によれば、位置決め用ストッパ42の凸部と合板100の谷となる部分100bとを当接させた際に、図11に示すように、凸部と谷となる部分100bとの間には間隙42dができるため、合板100の谷となる部分100bと位置決め用ストッパ42の凸部との間に加工屑等が挟まった場合でも、この加工屑等を凸部と合板100の谷となる部分100bとの間の隙間(間隙)42dに逃がすことができるため、正確な位置決めが妨げられるのをさらに防止することができる。
なお、図示しないが、位置決め用ストッパ42の凸部の先端部分が面取りされており、孔部42cは形成されていない位置決め用ストッパとしてもよい。
この位置決め用ストッパは、二つの丸棒43により構成されている。この丸棒43の直径は、その外周部分と合板の谷となる部分とが当接することができる大きさに形成されている。
このような構成の位置決め用ストッパ43を有する合板の搬送装置によれば、図13に示すように、合板100が位置決め用ストッパである丸棒43に当接した際、丸棒43の外周部分と合板100の谷となる部分とが当接することになる。
そのため、合板100の端部の山となる部分100aの先端部が位置決め用ストッパ43に接触することを回避することができるため、当該先端部が位置決め用ストッパとの接触によって毀損または変形してしまうことを防止することができる。また、位置決め用ストッパ自体が丸棒形状となっている本構成によれば、位置決め用ストッパ43と合板100とが当接する際には、合板100の谷となる部分に丸棒形状の位置決め用ストッパ43が入り込み、合板100の端部の山と谷とを構成する斜面が、円の外周に当接して位置決めがなされるため、合板が搬送方向と直交方向または斜め方向に多少ずれた状態で搬送されてきたとしても、位置決め用ストッパ43との当接が完了した時には、合板100の搬送時のずれは完全に補正され、合板100の搬送方向の位置と、搬送方向に直交する方向の位置とが同時に位置決めがなされる。さらに、位置決め用ストッパと合板との間に加工屑等が挟まるおそれもない。
なお、本位置決め用ストッパは、合板端部の山と谷とを構成する斜面が、位置決め用ストッパにおける円弧部の外周に当接して位置決めがなされるものであればよいので、合板の表面と並行な平面における丸棒の断面形状は、楕円や半円となるものでもよく、丸棒の中心は空洞となっている円筒形状のものであってもよい。
これらの図面に示すように、この搬送システムは、第一実施形態で示す構成の二つの搬送装置と、プレス装置上定盤70aおよび下定盤70bからなる二つの合板を接着加工するためのプレス装置70と、プレス装置下定盤70bを上昇及び下降させるための第二エアシリンダ71と、プレス装置70および位置決め用ストッパ60を移動させるための移動フレーム80と、を有している。
位置決め用ストッパ60および第一エアシリンダ45、さらにプレス装置70および第二エアシリンダ71は、移動フレーム80に固定されており、移動フレーム80は、図15に示すように、相対峙する二つのコンベア20Aおよび20Bの間をK1方向またはK2方向に移動できるよう設置されている。
二つの搬送装置で一つの位置決め用ストッパを共有するため、位置決め用ストッパは、図16のように構成されている。すなわち、位置決め用ストッパ60は、その長手方向の両面にそれぞれ複数の連続した凸部を長手方向に半ピッチずらして備えている。また、その凸部の高さは、第一実施形態と同様に、ジグザグ形状に切削加工された合板端部の山となる部分の高さより高い構成となっており、これらの連続した凸部の間にそれぞれ形成されることとなる凹部の底となる部分には、バリや加工屑を収容するための孔部61cが形成されている。
これら二つの搬送装置は、位置決め用ストッパ60およびその位置決め用ストッパ60を上昇および下降させる第一エアシリンダ45、プレス装置上定盤70aおよび下定盤70bからなる予め加熱されたプレス装置70、およびそのプレス装置70の下定盤70bを上昇および下降させる第二エアシリンダ71、それらを左右に移動させる移動フレーム80をその間に挟んで、一方の搬送装置のコンベアの搬送方向の下手側に他方の搬送装置が相対峙して位置するように設置されている。
なお、合板100Aおよび100Bは、それぞれ合板の搬送方向の下手側及び上手側の両端部がスカーフ状で、且つ、合板の搬送方向と直交する方向にジグザグ形状に切削加工されており、合板100Aまたは100Bのいずれか一方の合板の搬送方向下手側端部には、既知の方法により接着剤が塗布されているものとして説明する。
先ず、合板100Aおよび100Bをそれぞれガイドに沿わせてコンベア20Aおよび20Bに載置する。コンベアに載置された合板100Aおよび100Bの上にはそれぞれ送り検知ロール30Aおよび30Bがそのロール部が合板100Aおよび100Bの表面に当接する形で設置される。合板100Aの搬送方向であるK1方向の下手側で、かつ、合板100Bの搬送方向であるK2方向の下手側には、位置決め用ストッパ60が設置されている(図14および図15)。
合板100Bも、位置決め用ストッパ60により、第一実施形態と同様に、合板の搬送時におけるずれが完全に補正され、合板100Bの搬送方向の位置と、搬送方向と直交する方向の位置とが同時に位置決めされる。
また、位置決め用ストッパ60の凸部と合板100Bの谷となる部分とが当接した場合、その凸部の高さは、ジグザグ形状に切削加工された合板100Bの端部の山となる部分の高さより高い構成となっているため、当該山となる部分の先端部は位置決め用ストッパ60に接触せず、良好な接着面を得ることができる。また、位置決め用ストッパ60は、孔部61cを有しているため、合板100Bの山となる部分の加工精度が悪くその頂点付近にバリが形成された場合や、位置決め用ストッパ60における連続した凸部の間に形成されることとなる凹部と合板100Bの山となる部分との間に加工屑等が挟まった場合でも、正確に位置決めされる。
合板100Aおよび100Bは、いずれも上記工程によって図19に示すように一定の間隔をあけて相対峙する状態で既に位置決めがなされているため、合板100Bをかかる間隔の距離分だけK2方向へ移動すると、合板100Aおよび合板100Bは、図20に示すように、合板100Bの端部の山となる部分が合板100Aの端部の谷となる部分に、また合板100Bの端部の谷となる部分が合板100Aの端部の山となる部分にぴったり整合することになる。合板100Bの移動距離は、送り検知ロール30Bによって計測されるが、相対峙して位置決めがなされた合板100Aと合板100Bとの間隔は合板の厚さに応じて定まる一定の距離となっており(図19)、合板100Bがかかる一定の距離K2方向へ移動したことを送り検知ロール30Bが検知すると、制御装置は、コンベア20Bのモータの駆動を停止するよう制御する(図21)。
Claims (7)
- 少なくとも一端が、所定高さの山と所定深さの谷とが交互に表れるジグザグ形状に加工された板状体を搬送するための搬送機構と、前記板状体を所定の位置に停止させるための位置決め用ストッパとを備える板状体の搬送装置において、
前記位置決め用ストッパは、板状体の搬送方向と逆方向に突出した二つ以上の凸部を備えており、前記位置決め用ストッパの前記凸部が前記板状体の谷となる部分に当接する構成となっている、
板状体の搬送装置。 - 前記位置決め用ストッパの前記凸部は、両側に一対の傾斜部を備えて突出方向へ向けて先細りとなる形状を有し、前記板状体の谷となる部分に嵌合することで、前記板状体のジグザグ形状に加工された端部の先端部が前記位置決め用ストッパに接触することを防止する、
請求項1記載の板状体の搬送装置。 - 前記位置決め用ストッパの前記凸部の高さは、前記板状体の山となる部分の高さより高い構成となっている、
請求項2に記載の板状体の搬送装置。 - 前記位置決め用ストッパは、一つ以上の連続した凸部を備え、前記位置決め用ストッパにおける連続した凸部の間に形成されることとなる凹部の底となる部分に、前記凹部と連続し、前記板状体の搬送方向に延びる孔部がさらに形成されている、
請求項1ないし3のいずれかの項記載の板状体の搬送装置。 - 前記位置決め用ストッパの前記凸部は、その先端が面取りされており、前記凸部と前記板状体の谷となる部分を当接させた際に、前記凸部と前記谷となる部分との間に間隔ができるような形状に構成されている、
請求項1ないし4のいずれかの項記載の板状体の搬送装置。 - 少なくとも一端がジグザグ形状に加工された板状体を搬送するための搬送機構と、前記板状体を所定の位置に停止させるための位置決め用ストッパとを備える板状体の搬送装置において、
前記位置決め用ストッパは、前記板状体表面と並行な平面での断面形状が前記搬送方向と逆方向に突出した円弧部を二つ以上備えてなり、前記円弧部における外周部分と前記板状体の谷となる部分とが当接する構成となっている、
板状体の搬送装置。 - 少なくとも一端がジグザグ形状に加工された板状体を搬送機構によって搬送し、位置決め用ストッパにより前記板状体を所定の位置に停止させる板状体の搬送工程において、
前記位置決め用ストッパとして、板状体の搬送方向と逆方向に突出した二つ以上の凸部を備えた位置決め用ストッパを用いることにより、搬送されてきた前記板状体の谷となる部分に前記位置決め用ストッパの凸部を当接させることによって前記板状体を所定の位置に停止させる、
板状体の搬送方法。
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