JP6556669B2 - 板状部材の加工装置、板状部材の加工システム、および、板状部材の加工方法、並びに、板状部材の接合方法 - Google Patents
板状部材の加工装置、板状部材の加工システム、および、板状部材の加工方法、並びに、板状部材の接合方法 Download PDFInfo
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Description
θ=arccos((Y2’―Y1’)/a4 3 )×180°/π
2,102 投入用ロールコンベア
4,104,204 加工装置(加工装置)
6 プレス装置(接合装置、後工程)
8 搬送用ロールコンベア(第1搬送装置)
10 搬出用ロールコンベア(第2搬送装置)
12,112 第1画像センサカメラ(第1検知部)
12a 照明
14,114 第2画像センサカメラ(第2検知部)
14a 照明
16,116 制御装置(制御装置)
20 単板(板状部材、第1板状部材、第2板状部材、第3板状部材、第4板状部材、第5板状部材)
22 スカーフ面(加工面、第1加工面)
24 スカーフ面(加工面、第2加工面、第3加工面、第4加工面)
30 搬送部(搬送部)
32a,32b 鋸装置(加工部)
33 丸鋸
34 駆動装置
35 固定部(固定部)
35a 挟持バー
36 印字装置(印付与部)
38,138 接着剤塗布装置
42a,42b 挟持バー(把持部)
42a’ 側面(搬送部の所定箇所)
82,84,86 センサ
106 プレス装置(接合装置、第1接合装置、第2接合装置、後工程)
106a 側面(第1接合装置の所定箇所)
108 搬出入用ロールコンベア(第1搬送装置、第2搬送装置)
109 第1搬送用ロールコンベア
110 第2搬送用ロールコンベア
111 移送コンベア
121 積層接合体(積層接合体)
121’ 積層体
123 積層接合体(第2積層接合体)
150 第1移送装置(第1受渡装置、第2受渡装置)
152 第2移送装置(第1受渡装置、第2受渡装置)
208 搬送用コンベア(搬送装置)
212 画像センサカメラ(検知部)
342a,342b 第1挟持バー(第1把持部)
343a,343b 第2挟持バー(第2把持部)
M 印(印)
M1 第1印(印)
M2 第2印(第2印)
P1 接合準備位置(接合準備位置)
P2 積層準備位置(積層準備位置)
P3 接合準備位置(接合準備位置)
Claims (27)
- 所定の姿勢で搬入された板状部材に後工程で用いられる加工面を形成する板状部材の加工装置であって、
前記所定の姿勢を維持した状態で前記板状部材を固定可能に構成されていると共に、前記所定の姿勢を維持した状態で前記板状部材を前記後工程に向けて搬送可能に構成された搬送部と、
該搬送部によって固定された前記板状部材の繊維方向に直交する方向に延在する一方の端縁部である第1端縁部であって、前記搬送部の所定箇所を基準として該所定箇所から第1距離の位置に前記加工面を形成するよう構成された加工部と、
前記搬送部によって固定された前記板状部材に、前記搬送部の所定箇所から前記第1端縁部側または前記板状部材の繊維方向に直交する方向に延在する他方の端縁部である第2端縁部側に向かって第2距離の位置に印を付すよう構成された印付与部と、
を備えている板状部材の加工装置。 - 前記搬送部は、前記所定の姿勢を維持した状態で前記板状部材を把持可能な把持部を有しており、
前記加工部は、前記把持部によって前記板状部材が把持された状態で前記板状部材に前記加工面を形成するよう構成されており、
前記印付与部は、前記把持部によって前記板状部材が把持された状態で前記板状部材に前記印を付与するよう構成されている
請求項1に記載の板状部材の加工装置。 - 前記印付与部は、前記加工面に近接した位置に前記印を付与するよう構成されている
請求項1または2に記載の板状部材の加工装置。 - 前記印付与部は、前記搬送部の所定箇所から前記第1端縁部側であって、前記第2距離が前記第1距離の1/2以上となる位置に前記印を付与するよう構成されている
請求項3に記載の板状部材の加工装置。 - 前記搬送部は、前記加工部に前記板状部材を搬送する途中において該板状部材を前記所定の姿勢を維持した状態で位置決め固定可能な固定部をさらに有しており、
該固定部は、前記把持部よりも前記第1端縁部側において前記板状部材を把持するよう構成されており、
前記加工部は、前記固定部によって位置決め固定された状態で前記板状部材に前記加工面を形成するよう構成されている
請求項1ないし4のいずれか1項に記載の板状部材の加工装置。 - 前記把持部は、前記所定の姿勢で搬入された前記板状部材を該所定の姿勢を維持した状態で把持しながら前記加工部まで搬送する第1把持部と、前記所定の姿勢を維持した状態で前記第1把持部から前記板状部材を受け取って該所定の姿勢を維持した状態で把持しながら前記板状部材を前記加工部から前記後工程に向けて搬送する第2把持部と、を有しており、
前記加工部は、前記第2把持部の所定箇所から前記第1距離の位置に前記加工面を形成するよう構成されており、
前記印付与部は、前記第2把持部の前記所定箇所から前記第1端縁部側または前記第2端縁部側に向かって前記第2距離の位置に前記印を付すよう構成されている
請求項2ないし5のいずれか1項に記載の板状部材の加工装置。 - 前記印付与部は、前記搬送部が前記板状部材を前記後工程に向けて搬送している最中に前記印を付すよう構成されている
請求項1ないし6のいずれか1項に記載の板状部材の加工装置。 - 前記印付与部は、前記板状部材の色とは異なる色をもって前記板状部材に前記印を付すよう構成されている
請求項1ないし7のいずれか1項に記載の板状部材の加工装置。 - 請求項1ないし8のいずれか1項に記載の加工装置と、
前記加工装置によって加工された前記板状部材としての第1板状部材および第2加工面が形成された第2板状部材を一体にするよう構成された接合装置と、
前記接合装置よりも搬送方向上流側に配置された第1搬送装置と、
前記接合装置よりも搬送方向下流側に配置された第2搬送装置と、
前記印を検知可能に構成された第1検知部と、
前記接合装置、前記第1搬送装置および前記第2搬送装置を制御する制御装置と、
を備え、
前記加工装置は、前記第1板状部材に前記加工面としての第1加工面を形成すると共に前記印を付すよう構成されており、
前記接合装置は、前記第1板状部材の前記第1加工面と前記第2板状部材の前記第2加工面とを接合するよう構成されており、
前記第1搬送装置は、前記第1加工面側が前記搬送方向下流側を向いた状態で前記第1板状部材が搬入されるよう構成されていると共に前記第1板状部材を前記接合装置に向けて搬送するよう構成されており、
前記第2搬送装置は、前記第2加工面が接合準備位置に位置決めされた状態で前記第2板状部材を設置可能に構成されており、
前記制御装置は、前記第1検知部によって前記第1板状部材の前記印が検知された際、該第1板状部材の該印に基づいて前記第1板状部材の前記第1加工面と前記接合準備位置との第1偏差を算出し、該第1偏差分だけ前記第1板状部材を搬送後に停止するよう前記第1搬送装置を制御すると共に、前記第1板状部材の前記第1加工面と前記第2板状部材の前記第2加工面とを接合するよう前記接合装置を制御する
板状部材の加工システム。 - 前記第1検知部は、前記接合準備位置から前記搬送方向上流側に第3距離の位置に配置されており、
前記制御装置は、前記第1偏差を前記第1板状部材の前記第1および第2距離と、前記第3距離と、に基づいて算出するよう構成されている
請求項9に記載の板状部材の加工システム。 - 前記接合準備位置よりも前記搬送方向下流側に配置された第2検知部をさらに備え、
前記加工装置は、前記第1板状部材の前記第2端縁部であって、前記搬送部の所定箇所を基準として該所定箇所から第4距離の位置に前記加工面としての第3加工面を形成するよう構成されており、
前記制御装置は、前記第1板状部材と前記第2板状部材とが接合された後、前記第1および第2板状部材の接合体を前記搬送方向下流側に搬送するよう前記第1および第2搬送装置を制御すると共に、前記第2検知部によって前記第1板状部材の前記印が検知された際、該第1板状部材の該印に基づいて該第1板状部材の前記第3加工面と前記接合準備位置との第2偏差を算出し、該第2偏差分だけ前記接合体を搬送した後に停止するよう前記第1および第2搬送装置を制御する
請求項9または10に記載の板状部材の加工システム。 - 前記第2検知部は、前記接合準備位置から前記搬送方向下流側に第5距離の位置に配置され、
前記制御装置は、前記第2偏差を前記第1板状部材の前記第2および第4距離と、前記第5距離と、に基づいて算出するよう構成されている
請求項11に記載の板状部材の加工システム。 - 前記加工部は、前記第1板状部材の前記第1加工面および前記第2板状部材の前記第2加工面をスカーフ形状に形成するよう構成されており、
前記第1板状部材の前記第1加工面および前記第2板状部材の前記第2加工面は、互いに平行となるよう構成されており、
前記接合装置は、前記第1板状部材の前記第1加工面および前記第2板状部材の前記第2加工面をスカーフ接合するよう構成されている
請求項9ないし12のいずれか1項に記載の板状部材の加工システム。 - 請求項1ないし8のいずれか1項に記載の加工装置と、
前記加工装置によって加工された前記板状部材を前記後工程に設定された設置基準位置に向けて搬送する搬送装置と、
前記印を検知可能に構成された検知部と、
前記搬送装置を制御する制御装置と、
を備え、
前記加工装置は、前記搬送部によって前記搬送装置に向けて搬送される前記板状部材の前記第1端縁部であって、前記印から前記第1または第2端縁部側に向かって第4距離の位置に第2印を付すよう構成されており、
前記検知部は、前記設置基準位置から第3距離の位置に配置されると共に、前記第2印を検知可能に構成されており、
前記制御装置は、前記検知部によって前記印および前記第2印が検知された際、前記第1、第2、第3および第4距離に基づいて前記加工面の前記設置基準位置に対する状態を推定し、推定した前記加工面の状態に基づいて前記板状部材を搬送するよう前記搬送装置を制御する
板状部材の加工システム。 - 前記板状部材としての第1および第2板状部材それぞれに前記加工面としての第1加工面を形成すると共に前記印を付すよう構成された請求項1ないし8のいずれか1項に記載の加工装置と、
前記加工装置によって加工された前記第1板状部材および第2板状部材を接合するよう構成された第1接合装置と、
前記第1および第2板状部材を前記第1接合装置に向けて搬送するよう構成された第1搬送装置と、
前記印を検知可能に構成された第1検知部と、
前記第1接合装置の所定個所から第3距離の位置に設定された受渡位置に、前記第1および第2板状部材の前記第1加工面を整合させた状態で、前記第1および第2板状部材を前記加工装置から前記第1搬送装置に受け渡すよう構成された第1受渡装置と、
前記第1接合装置、前記第1搬送装置および前記第1受渡装置を制御する制御装置と、
を備え、
前記第1受渡装置は、前記第1板状部材上に前記第2板状部材が積層される態様で前記加工装置から前記第1搬送装置に前記第1および第2板状部材を受け渡すよう構成されており、
前記制御装置は、まず、前記第1板状部材を前記第1搬送装置に受け渡すよう前記第1受渡装置を制御し、次に、受け渡された前記第1板状部材を前記第1接合装置の所定個所から第4距離の位置であって前記受渡位置よりも搬送方向下流側に設定された積層準備位置に向けて搬送するよう前記第1搬送装置を制御し、前記第1検知部によって前記第1板状部材の前記印が検知された際に、該第1板状部材の該印に基づいて前記第1板状部材の前記第1加工面と前記積層準備位置との第1偏差を算出して、該第1偏差分だけ前記第1板状部材を搬送後に停止するよう前記第1搬送装置を制御すると共に、前記積層準備位置に位置決めされた前記第1板状部材上に前記第2板状部材を積層するべく前記第2板状部材を前記第1搬送装置に受け渡すよう前記第1受渡装置を制御し、最後に、積層された前記第1および第2板状部材を前記第1接合装置に搬送すると共に該第1接合装置によって前記第1および第2板状部材を積層接合するよう前記第1搬送装置および前記第1接合装置を制御する
板状部材の加工システム。 - 前記第1検知部は、前記第1接合装置の前記所定個所から搬送方向上流側に向かって第5距離の位置に配置されており、
前記制御装置は、前記第1偏差を前記第1板状部材の前記第1および第2距離と、前記第4距離と、前記第5距離と、に基づいて算出するよう構成されている
請求項15に記載の板状部材の加工システム。 - 前記加工装置は、前記板状部材としての第3板状部材に前記第1加工面を形成すると共に前記印を付すよう構成されており、
前記第1受渡装置は、前記第3板状部材の前記第1加工面を前記受渡位置に整合させた状態、かつ、前記第1および第2板状部材の積層接合体における該第2板状部材上に積層される態様で前記加工装置から前記第1搬送装置に前記第3板状部材を受け渡すよう構成されており、
前記制御装置は、前記第1および第2板状部材を積層接合後、前記第1および第2板状部材の積層接合体を搬送方向上流側に向けて搬送するよう前記第1搬送装置を制御し、前記第1検知部によって前記第2板状部材の前記印が検知された際、該第2板状部材の該印に基づいて前記第2板状部材の前記第1加工面と前記積層準備位置との第2偏差を算出して、前記第2偏差分だけ前記第1および第2板状部材の積層接合体を搬送後に停止するよう前記第1搬送装置を制御すると共に、前記積層準備位置に位置決めされた前記第1および第2板状部材の積層接合体上に前記第3板状部材を積層するべく前記第3板状部材を前記第1搬送装置に受け渡すよう前記第1受渡装置を制御して、積層された前記第1、第2および第3板状部材を前記第1接合装置に搬送すると共に前記第1および第2板状部材の積層接合体に前記第3板状部材を積層接合するよう前記第1搬送装置および前記第1接合装置を制御する
請求項15または16に記載の板状部材の加工システム。 - 前記加工装置は、前記板状部材としての第4板状部材の前記第2端縁部であって、前記搬送部の所定箇所を基準として該所定箇所から第6距離の位置に前記加工面としての第4加工面を形成するよう構成されており、
前記第1および第2板状部材の積層接合体のうち前記第1板状部材の前記第1加工面に前記第4板状部材の前記第4加工面を当接させて、前記積層接合体に前記第4板状部材を接合するよう構成された第2接合装置と、
前記第1および第2板状部材の積層接合体を前記第2接合装置に向けて搬送する第2搬送装置と、
前記第1および第2板状部材それぞれに付された前記印を検知可能に構成された第2検知部と、
前記第2接合装置の所定個所から第7距離の位置に設定された接合準備位置に、前記第4板状部材の前記第4加工面を整合させた状態で、前記第4板状部材を前記第2搬送装置に受け渡すよう構成された第2受渡装置と、
をさらに備え、
前記制御装置は、まず、前記第1および第2板状部材の積層接合体を前記接合準備位置に向けて搬送するよう前記第2搬送装置を制御すると共に、前記第2検知部によって前記第1板状部材の前記印が検知された際、該第1板状部材の該印に基づいて前記第1板状部材の前記第1加工面と前記接合準備位置との第3偏差を算出し、次に、該第3偏差分だけ前記第1および第2板状部材の積層接合体を搬送後に停止するよう前記第2搬送装置を制御すると共に、前記第4板状部材を前記第2搬送装置に受け渡すよう前記第2受渡装置を制御して、前記第1板状部材の前記第1加工面と前記第4板状部材の前記第4加工面とを当接させ、最後に、前記第1および第2板状部材の前記積層接合体に前記第4板状部材を接合するよう前記第2接合装置を制御する
請求項15ないし17のいずれか1項に記載の板状部材の加工システム。 - 前記第2検知部は、前記第2接合装置の前記所定個所から第8距離の位置に配置されており、
前記制御装置は、前記第3偏差を前記第1板状部材の前記第1および第2距離と、前記第7距離と、前記第8距離と、に基づいて算出するよう構成されている
請求項18に記載の板状部材の加工システム。 - 前記加工装置は、前記板状部材としての第5板状部材であって、前記搬送部の所定箇所を基準として該所定箇所から前記第6距離の位置に前記第4加工面を形成するよう構成されており、
前記第2接合装置は、前記第1および第2板状部材の積層接合体のうち前記第2板状部材の前記第1加工面に前記第5板状部材の前記第4加工面を当接させて、前記第1、第2および第4板状部材の第2積層接合体に前記第5板状部材を接合するよう構成されており、
前記制御装置は、前記第1および第2板状部材の積層接合体に前記第4板状部材を接合後、前記第1、第2および第4板状部材の第2積層接合体を搬送方向上流側に向けて搬送するよう前記第2搬送装置を制御すると共に、前記第2検知部によって前記第2板状部材の前記印が検知された際、該第2板状部材の該印に基づいて前記第2板状部材の前記第1加工面と前記接合準備位置との第4偏差を算出し、該第4偏差分だけ前記第2積層接合体を搬送後に停止するよう前記第2搬送装置を制御して、前記第2板状部材の前記第1加工面と前記第5板状部材の前記第4加工面とを当接させ、前記第2積層接合体に前記第5板状部材を接合するよう前記第2接合装置を制御する
請求項19に記載の板状部材の加工システム。 - 搬送部によって後工程に向けて搬送される板状部材に後工程で用いられる加工面を形成する板状部材の加工方法であって、
(a)前記板状部材を所定の姿勢で搬入する工程と、
(b)前記所定の姿勢で搬入された前記板状部材を前記搬送部によって前記所定の姿勢を維持した状態で前記後工程に向けて搬送する工程と、
(c)前記所定の姿勢を維持した状態で前記後工程に向けて搬送される前記板状部材の繊維方向に直交する方向に延在する一方の端縁部である第1端縁部であって、前記搬送部の所定箇所を基準として該所定箇所から第1距離の位置に前記加工面を形成すると共に、前記搬送部の所定箇所から前記第1端縁部側または前記板状部材の繊維方向に直交する方向に延在する他方の端縁部である第2端縁部側に向かって第2距離の位置に印を付する工程と、
を備える板状部材の加工方法。 - 搬送部によって後工程に向けて搬送される第1板状部材に後工程で用いられる第1加工面を形成すると共に、該第1加工面に対応する第2加工面を有し該第2加工面が接合準備位置に位置決めされた状態で設置された第2板状部材に前記第1板状部材を接合する板状部材の接合方法であって、
(a)前記第1板状部材を所定の姿勢で搬入する工程と、
(b)前記所定の姿勢で搬入された前記第1板状部材を前記搬送部によって前記所定の姿勢を維持した状態で前記後工程に向けて搬送する工程と、
(c)前記後工程に向けて搬送される前記第1板状部材の繊維方向に直交する方向に延在する一方の端縁部である第1端縁部であって、前記搬送部の所定箇所を基準として該所定箇所から第1距離の位置に前記第1加工面を形成すると共に、前記搬送部の所定箇所から前記第1端縁部側または前記第1板状部材の繊維方向に直交する方向に延在する他方の端縁部である第2端縁部側に向かって第2距離の位置に印を付す工程と、
(d)前記第1加工面側が前記接合準備位置側を向いた状態で前記第1板状部材を前記接合準備位置に向けて搬送する工程と、
(e)第1検知部によって前記第1板状部材の前記印が検知された際、該第1板状部材の該印に基づいて前記第1板状部材の前記第1加工面と前記接合準備位置との第1偏差を算出する工程と、
(f)該第1偏差分だけ前記第1板状部材を搬送することによって、前記第1板状部材の前記第1加工面を前記接合準備位置に位置決めする工程と、
(g)前記接合準備位置において整合した前記第1板状部材の前記第1加工面と前記第2板状部材の前記第2加工面とを接合する工程と、
を備える板状部材の接合方法。 - 前記工程(c)は、前記後工程に向けて搬送される前記第1板状部材に、前記搬送部の所定箇所を基準として該所定箇所から前記第1板状部材の前記第2端縁部側に向かって第4距離の位置に第3加工面を形成する工程を含み、
(h)前記第1板状部材と前記第2板状部材とが接合された後、前記第1および第2板状部材の接合体を搬送方向下流側に搬送する工程と、
(i)第2検知部によって前記第1板状部材の前記印が検知された際、該第1板状部材の該印に基づいて該第1板状部材の前記第3加工面と前記接合準備位置との第2偏差を算出する工程と、
(j)該第2偏差分だけ前記接合体を搬送することによって、前記第1板状部材の前記第3加工面を前記接合準備位置に位置決めする工程と、
をさらに備える請求項22に記載の板状部材の接合方法。 - 搬送部によって後工程に向けて搬送される板状部材に後工程で用いられる加工面を形成すると共に、該加工面が前記後工程に設定された設置基準位置に位置決めされた状態で前記板状部材を設置する板状部材の加工方法であって、
(a)前記板状部材を所定の姿勢で搬入する工程と、
(b)前記所定の姿勢で搬入された前記板状部材を前記搬送部によって前記所定の姿勢を維持した状態で前記後工程に向けて搬送する工程と、
(c)前記後工程に向けて搬送される前記板状部材に、前記搬送部の所定箇所を基準として該所定箇所から前記板状部材の繊維方向に直交する方向に延在する一方の端縁部である第1端縁部側に向かって第1距離の位置に前記加工面を形成すると共に、前記搬送部の所定箇所から前記第1端縁部側または前記板状部材の繊維方向に直交する方向に延在する他方の端縁部である第2端縁部側に向かって第2距離の位置に第1印を付し、かつ、該第1印から前記第1端縁部側または前記第2端縁部側に向かって第4距離の位置に第2印を付す工程と、
(d)第1検知部によって前記第1および第2印が検知された際、該第1および第2印に基づいて前記加工面の前記設置基準位置に対する状態を推定する工程と、
(e)推定した前記加工面の状態に基づいて前記板状部材を搬送する工程と、
を備える板状部材の加工方法。 - 搬送部によって後工程に向けて順次搬送される板状部材それぞれに後工程で用いられる加工面を形成し、該加工面が形成された前記板状部材を第1搬送装置によって第1接合装置に向けて搬送すると共に、該第1接合装置によって前記板状部材同士を積層した状態で接合する板状部材の接合方法であって、
(a)前記板状部材を所定の姿勢で順次搬入する工程と、
(b)前記所定の姿勢で順次搬入された前記板状部材を前記搬送部によって前記所定の姿勢を維持した状態で前記後工程に向けて順次搬送する工程と、
(c)前記後工程に向けて順次搬送される前記板状部材それぞれの繊維方向に直交する方向に延在する一方の端縁部である第1端縁部であって、前記搬送部の所定箇所を基準として該所定箇所から第1距離の位置に前記加工面としての第1加工面をそれぞれ形成すると共に、前記搬送部の所定箇所から前記第1端縁部側に向かって第2距離の位置に印をそれぞれ付す工程と、
(d)前記第1接合装置の所定個所から第3距離の位置に設定された受渡位置に、前記板状部材としての第1板状部材の前記第1加工面を整合させた状態で、前記第1板状部材を前記第1搬送装置に受け渡す工程と、
(e)受け渡された前記第1板状部材を前記第1接合装置の所定個所から第4距離の位置に設定された積層準備位置に向けて搬送する工程と、
(f)第1検知部によって前記第1板状部材の前記印が検知された際に、該第1板状部材の該印に基づいて前記第1板状部材の前記第1加工面と前記積層準備位置との第1偏差を算出する工程と、
(g)該第1偏差分だけ前記第1板状部材を搬送することによって、前記第1板状部材の前記第1加工面を前記積層準備位置に位置決めする工程と、
(h)前記板状部材としての第2板状部材の前記第1加工面を前記受渡位置に整合させた状態で、前記第2板状部材を前記積層準備位置に位置決めされた前記第1板状部材上に積層するべく前記第1搬送装置に受け渡す工程と、
(i)積層された前記第1および第2板状部材を前記第1搬送装置によって前記第1接合装置に搬送して、前記第1接合装置によって前記第1および第2板状部材を積層接合する工程と、
を備える板状部材の接合方法。 - 前記第1および第2板状部材の積層接合体のうち前記第1板状部材の前記第1加工面に前記板状部材としての第4板状部材の第4加工面を接合するよう構成された第2接合装置と、該第2接合装置に向けて前記第1および第2板状部材の積層接合体を搬送するよう構成された第2搬送装置と、を備え、
前記工程(c)は、所定の姿勢で搬入された前記板状部材の繊維方向に直交する方向に延在する他方の端縁部である第2端縁部であって、前記搬送部の所定箇所を基準として該所定箇所から第6距離の位置に前記第4加工面を形成する工程を含み、
(j)前記第1および第2板状部材を積層接合後に、前記第2搬送装置によって前記第1および第2板状部材の積層接合体を前記第2接合装置の所定個所から第7距離の位置に設定された接合準備位置に向けて搬送する工程と、
(k)第2検知部によって前記第1板状部材の前記印が検知された際、該第1板状部材の該印に基づいて前記第1板状部材の前記第1加工面と前記接合準備位置との第3偏差を算出し、
(l)該第3偏差分だけ前記第1および第2板状部材の積層接合体を搬送後に停止すると共に、前記第4板状部材の前記第4加工面を前記接合準備位置に整合させた状態で、前記第4板状部材を前記第2搬送装置に受け渡すことによって前記第1板状部材の前記第1加工面と前記第4板状部材の前記第4加工面とを当接させる工程と、
(m)前記第2接合装置によって前記第1および第2板状部材の前記積層接合体に前記第4板状部材を接合する工程と、
をさらに備える請求項25に記載の板状部材の接合方法。 - (n)前記第1および第2板状部材の積層接合体に前記第4板状部材を接合後に、前記第2搬送装置によって前記第1、第2および第4板状部材の第2積層接合体を搬送方向上流側に向けて搬送する工程と、
(o)前記第2検知部によって前記第2板状部材の前記印が検知された際、該第2板状部材の該印に基づいて前記第2板状部材の前記第1加工面と前記積層準備位置との第4偏差を算出する工程と、
(p)該第4偏差分だけ前記第2積層接合体を搬送後に停止すると共に、前記板状部材としての第5板状部材の前記第4加工面を前記接合準備位置に整合させた状態で、前記第5板状部材を前記第2搬送装置に受け渡すことによって、前記第2板状部材の前記第1加工面と前記第5板状部材の前記第4加工面とを当接させる工程と、
(q)前記第2接合装置によって、前記第2積層接合体に前記第5板状部材を接合する工程と、
をさらに備える請求項26に記載の板状部材の接合方法。
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